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27919: 通りすがりさん [×]
2021-10-04 09:45:39

…xxx年、とある王国の診療所にて。

「さて…と、どうしたものかな…。」

煌びやかな城下町。その裏路地にひっそりと佇む診療所を営む男は、ベッドに座らせた少女を看ながら頭を悩ませていた

数時間前___。

「エルフの奴隷…だって?」

いつものように診療所で事務仕事をしていると尋ねてきた初老の男。彼はかつて、この診療所で命を救われたという。たしかに見覚えがある。

その男は、その時の礼をしたいと言ってきたのだが、その内容に耳を疑った。

エルフの奴隷を譲るというのだ。彼は奴隷商であり、様々な種族の奴隷を取引しているらしい。

悠久の時を生きるというエルフの肉体は、良薬の材料になるとされており、闇市場では血液や内臓が高値で取引されることがある。

当然、私は断った。命を救う立場にある私が、そのような非道に手を染めることはない。

丁重お帰り頂こうと、男を外へ出るよう促すと、診療所の前に止めてある荷車に、穴だらけのボロ切れを羽織ったエルフの少女が乗せられているのが見えた。

次の瞬間、私は凍りつく。

彼女の身体に見える無数の傷跡。切られ、叩かれ、焼かれ、撃たれ…、ありとあらゆる暴力の痕跡が刻まれているのだ。

奴隷商の男は言う。彼女は数多の「飼い主」下を転々とし、散々「玩具」にされた挙句捨てられたのだと。

言い表せないような、何に向けてかわからないような怒りで、私は無意識に拳を握った。

この男はとどのつまり厄介払いがしたかったらしい。奴隷として売り物にならない彼女を処分してくれそうなあてを探していたのだ。

結局、私は彼女を引き取ることにした。この後の彼女の行く末は想像に難くない。どこかのイカれた医者に売られて薬の材料にされるか、その辺の獣の餌にされるのが関の山だろう

彼女を救えるのは私しかいない。そう、思っての事だった。

______。

「引き取ったのはいいものの…、大変だぞこれは…。」

ベッドに座らせたエルフの少女を改めて観察すると、想像以上に悪い状態だった。

まず目が見えていない。その他の感覚は問題ないが、彼女視界はおそらく真っ暗闇だ。元に戻すにはかなりの労力がいる

次に手足。腱が切断されたり、骨が異様な形に固まっており、両手両足共に機能していない。これも完治は難しい。切断して義手義足にした方が早いが…。

そして皮膚。傷は折り重なるように刻まれており、これも完全に消すには時間がかかる。

他にも、内臓の状態が気になる。殴打の跡もあるし損傷しているかもしれない。

それから言葉を話せないようだ。おそらく精神的な問題だろう。彼女の過去を思えばそうなってもおかしくはない。

しかし、体付きは正常だ。痩せ細っているわけではない。何かしら栄養になるものは摂取されられていたのだろうか?

兎に角、問題は山積み。何から手をつけて良いやら。

そうだ、口が聞けないのでは名前も分からない。いつの日か彼女の口から本当の名前が聞けるまでの間、こう呼ぼう。

輝ける星に願いを込めて、「ステラ」と。

__________________

此方は、心を無くしてしまった傷だらけの奴隷と医者の男のオリジナルなりきりです。ファンタジー要素を多分に含みますのでご注意下さい。

医者の男
 とある王国で診療所を営む男。裏路地の小さな診療所だがその腕は確かで、その名は他国にも知られている。


奴隷の少女
 エルフの奴隷。数多の拷問の末感情をなくし、身体は酷く傷ついている。


当方基本的には医者の男を提供させていただくつもりですが、希望があれば逆でも大丈夫です。

細かなところは話し合いながら決めていければと思います。


それでは良縁を願って。長文失礼致しました。








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