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22297: 名も無き者 [×]
2017-11-01 18:21:08

とある田舎町では毎年冬になると、春の訪れを祝う祀りがひらかれている。
その祀りは何百年も前から続き町の守り神と言われる、鬼を奉る祀りでもあった。

そんな、ある年の祀りの日に1人の少年が森に迷い込んだ。少年はひどく疲れ雪が薄く積もった石階段に腰掛けた。
そこで私と出会った。こんな真冬に薄い着物で素足の私をみて、キミは驚いていたね。
でも、私の正体を知ったところでキミは私が冗談を言っているのだろうと言って、怖がりもせず笑顔で話してくれた。
キミは都会から来て、しばらくすれば帰らなくえはならないと言った。だから、約束を交わしたんだ。

「また、会いにくるよ!来年もその次も!」
『そうかい、期待せずに待っているよ』
「期待してよー!じゃぁ、約束のゆびきり!」
『何?』
「ゆ・び・き・り!ほら右手の小指と小指を…」

キミと約束を交わした。私の氷のように冷たい指にキミは一瞬驚いた顔をしたっけ。
また会いに来る、そう言い残してキミは年を越して数日後に帰っていった。私は、キミとの約束を忘れなかった。人と戯れたことが嬉しくて早くキミが来ないかと1日1日がすごく長く感じた。
でも、キミは来なかった。その年も次の年も、キミが再びこの町に来ることも、祀りに来ることもなくなった。

それから、10年の月日が流れた。人にとっての10年は長くとも私にとっては一瞬。また、祀りの季節。白い雪がチラチラと降る中、提灯に灯が灯る。
そこに、キミの姿はあるだろうか──


妖怪×人間×NL
切なく美しい、そんな話しにしたいです。

募集/10年ぶりにきた青年(高校生)

規則/セイチャ規則守る、裏行為禁止、絵文字や顔文字などは禁止、ロル200~(長文歓迎)小説風でも大丈夫です、中級者以上、長期・設定等話し合える方歓迎、無言7日でリセ(それ以上来れない時は一言お願いします)

(/長々とスペース失礼しました。良縁願います。)

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