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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
20257:
名も無き者 [×]
2016-12-21 11:21:32
『私が見えるのかい?』
「……、ぅ、うん」
その声は、どこか震えていた。
『そうかい。君は不思議な力を持っているんだね』
「で、でもっ……みんな、僕が変だっていう……みんなには見えないから……僕は、他のみんなと違うんだって……」
握りしめるその小さな手は震えていて、ポツリと涙が零れた。
『違うのは当然だろう。“私達”と同じように、人間もまた、いろんな人間がいるのだから…何も、気に病むことはないんだよ』
その言葉を聞いた時、君はどんな顔をしていたのだろうか。もう一度、君に会えることはできるのだろうか。
妖や妖怪が見える少年は、ある日冬休みの間だけ田舎の祖母の家に来ることになった。
そこで出会ったのは、土地を守り遥か昔から祖母の家を守ってきた妖。
少年がまだ幼かった頃に一度出会ったことのある2人だが、少年は高校生になりその事をわすれていた。
それどころか、妖との関わりを断ち切りたいと思っていた。
生きる時間も生き方も違う妖と人間、だからこそ、絆が生まれた時尊さと儚さを知る──。
▫人間×妖 切ない NL
ルール
▫セイチャルール厳守
▫ロル(100~)
▫上級者向け
▫長期できる方
スペース失礼しました。良縁願います。
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