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思春期の少年と少女(nl)/72


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53: 粟飯原綾 [×]
2013-10-09 07:29:14

えっ・・・!はぁ・・・。あーもうっ!!わかったよっ!!(相手に呼び止められたことに驚き、思わず声を漏らしてしまう。この空気が嫌だから教室に行こうとしたのに、止められてしまったら、教室に行くにいけない。相手が気遣っているのがわかるからこそ、その誘いを振り切り、教室に帰るなんて・・・出来ないのだ。しばらく立ち止まり、悶々と考えた末、イライラをふっ切るように上記を言い、相手の隣までつかつかくると、フェンスの音を鳴らしながら座り込み

54: 神奈藍樹 [×]
2013-10-09 19:11:56

…ん…その…無事だと良いな(相手が隣に来れば少しうっ、となり僅かに距離を開けてしまう。その後、無言が続いてしまい、普段気の利いたセリフなんて言ってこなかったせいかあまり良いとは言えない普通の言葉しか出てこない)

55: 粟飯原綾 [×]
2013-10-09 22:24:52

へっ・・・?あ、ああ、ま、まあ簡単な手術だって言ってたし・・・。
あの時に比べたら・・・。
(そこまで言ってハッとする。なんでこんな男にペラペラしゃべってんの私・・・!顔をぶんぶんと振ると、『ま、まあとにかく、なんか変な話聞かせちゃって・・・悪かったわね。』そっぽを向いてそう言えば『は、はやく昼ご飯をたべよっと・・・。』とお弁当を広げて

56: 神奈藍樹 [×]
2013-10-09 22:36:21

…そうか、いや、大丈夫だ。…家族思いなんだな(俺もこいつみたいな姉が居れば面白かったかもなぁ、と思いながらご飯を食べる。相手のお母さんが心配だがきっと無事であることを他人ながらも願い)

57: 粟飯原綾 [×]
2013-10-09 23:38:15

・・・家族思い・・・ね。
(相手の優しい言葉に少しどぎまぎしつつ、言われて嬉しかったのか、呟くように繰り返した。『・・・うちはもう長くお母さんが入院してるから。』ゆっくりとご飯を咀嚼し、飲み込むと憂いを孕みながらそう呟くように言う

58: 神奈藍樹 [×]
2013-10-10 02:05:38

…そんなに重いのか…(相手のつぶやきを聞きなんとなく落胆、というか落ち込みそうになる。それでも彼女は元気に振る舞い、弟妹の世話をしていると思うと自分も力になれないかと思うが言い出すことが出来ず、ただ彼女の頭を無意識に撫でて)

59: 粟飯原綾 [×]
2013-10-10 08:21:54

っ!さ、触らないでっ・・・!あ・・・、ごめん・・・。男に頭撫でられたことなんて一度もなくて・・・。
(相手の突然の行動に酷く驚き、思わず払いのけてしまう。変な静寂が二人の間にながれ、やってしまった・・・!と思い弱々しく顔を逸らしながら弁解し

60: 神奈藍樹 [×]
2013-10-10 11:36:20

う…俺の方こそ、悪かった…(拒否される、そんなのは当たり前のことだがなんとなく、やらずにはおれなくて。若干気まずくなったせいかしゃべりかけるのも減り、「それじゃな…」と先に食べ終われば相手より先に教室へ向かい)


61: 粟飯原綾 [×]
2013-10-10 12:27:08

・・・ありがと。
(撫でられた頭に手を当てると、自然と顔が熱を帯びる。反射的に払いのけてしまったが、不思議と元気が出た気がした。遠ざかる相手の背に呟くように言う。相手に届いているのかわからないけど。『――よしっ!』顔をパンッと叩くとお弁当の残りを掻き込み、急いで教室に戻る

62: 神奈藍樹 [×]
2013-10-10 12:46:09

…ふぅ…どうにもな、変だな俺…(今日の自分は何だか変だ、そう思いながらもあの時の胸の高鳴りは心地悪いものではなかったと思う。そうこう考えているうちの学校は終わり下校を始める)

63: 粟飯原綾 [×]
2013-10-10 13:06:22

―――あ。
(帰り際、下駄箱で再び彼に出会ってしまった。けど、今朝のような険悪な雰囲気ではなくて。
軽く会釈をして通り過ぎ、歩きながら家に電話をかける。
『もしもし、おじいちゃん?』
弟の迎えを頼むためだった。今日は病院に直接向かう旨を伝え、迎えを頼むと、「すまんが・・・実はギックリ腰になってしまったようでの・・・。」
と随分苦しそうな様子。
『・・・ギックリ腰!?それって、病院には行ったの!?』と思わず叫んでしまった。どうやらお迎えにはいけないらしい。とにかく迎えは自分でなんとかすることを伝え電話を切り、『参ったな・・・。』と呟く

64: 神奈藍樹 [×]
2013-10-10 13:10:51

…?どうかしたのか?(会釈をしたあと、いきなり聞こえてきた大声に少し驚きながら、声の主が彼女だとわかるとどうしたのか、と思い声をかけて)

65: 粟飯原綾 [×]
2013-10-10 13:42:13

っあ・・・。いや、何も・・・、・・・。あ、あのさ・・・。
(背後から話しかけられ、びくっとし、なんでもないとごまかすが、ピンッと思いつき少し考えこむ。――今は藁でも掴みたい。思いきった表情で、上記のように話しかけ、『弟を・・・迎えに行って・・・ほしいんですが・・・。』と緊張により敬語になりながらも若干必死に頼み

66: 粟飯原綾 [×]
2013-10-11 00:36:26

(上げ!)

67: 神奈藍樹 [×]
2013-10-11 01:23:40

(/すいません!寝た後バイト行ってました…)

…弟か…わかった、行けば良いんだな(こくんと何の迷いもなく頷いて、「あんたの家は?」と尋ねる。彼女の役に立ちたい、なぜそう思うかはわからない)

68: 粟飯原綾 [×]
2013-10-12 01:25:05

・・・え、ほ、ホントに・・・!?
(断られる、と思っていたのに。意外にもあっさりとした承諾に拍子抜けし、思わず再度聞き返す。『え、あ、ちょっと待ってて!』と相手を待たせれば、簡易地図を書き、説明する。なんで私、この人頼んでるのだろう。つい昨日まで仲は最悪だったのに。しかし、何故か彼は信用できる。と、奇妙に信頼感を寄せはじめていたようだった。『では、よろしくお願いします・・・!』相手にペコッと頭を下げれば、時間を見る。面会終了時間が刻々と近づいている。やばい・・・!と焦りはじめ、改めてて頼むように言い、病院まで駆け出す

69: 粟飯原綾 [×]
2013-10-13 01:41:58

(上げます。)

70: 神奈藍樹 [×]
2013-10-13 12:05:51

……………(そのまま弟の迎えに向かう。何となく相手の役にたつことが嬉しいと思いながら初対面の弟と一緒に帰っている)

71: 粟飯原綾 [×]
2013-10-14 00:27:04

あ・・・!ありがとう・・・!
(病院で一通り話を聞き終わると、母の元へ顔をだし、家へ向かう。すると、タイミングよく彼らにあい、上記のように気づいて声を漏らし近寄れば、本当に嬉しそうな顔でお礼を述べ

72: 神奈藍樹 [×]
2013-10-14 19:58:16

ああ、どういたしまして…母親の方はどうだった…?(弟は先に家に入る。その、後母親はどうなった?と尋ねて)

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