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個人用・練習用
自分のトピックを作る
1561:
桜欄樂 [×]
2014-10-05 20:34:01
それより今日さぁ
めっちゃ可愛いくてしかもセールで1000円だったフラットシューズ見つけたんだけど
サイズが0.5cm小さくて店員さんに「これの24.5cm置いてありますか?」って訊いたんだけど
「申し訳ありませんがこの一点しかおいておりません」って言われた。
死にたくなった。
1562:
桜欄樂 [×]
2014-10-05 21:01:49
なんなの
楽天でめっちゃ可愛いフラットシューズ(しかも安い/送料別だけど)を見つけたんだ。
24.5cm全部売り切れ。何なの。
1563:
桜欄樂 [×]
2014-10-05 22:27:12
貞カヲは「あはっ」て笑って
庵カヲは「ふふっ」て笑うらしい
1564:
桜欄樂 [×]
2014-10-05 23:09:16
基本自分ってなりきりしか行かないんだよねーww
あとあまり名前を知られたくないかなw
1565:
桜欄樂 [×]
2014-10-06 10:40:24
避難勧告出ちゃった…
近くの小学校にでも行くかなぁ
1566:
桜欄樂 [×]
2014-10-06 13:14:05
結局行かないまま晴れてきたwww
1567:
桜欄樂 [×]
2014-10-06 14:19:28
いつ出会っても彼女は苦手だ。美しい顔立ちをしておいて中身はとんでもなくサイアクな惣流・アスカ・ラングレー。そしてその彼女が今、僕の部屋にいる。
「…ねぇ、君なんで僕の部屋にいんの?シンジくんは?」
「喧嘩したのよ。ガキシンジと…」
意外だ。誰よりも「碇シンジの幸せ」を密かに願い誰よりも碇シンジに対して優しい彼女が彼と喧嘩することなんてなかなかないのではないか。少し目を丸くさせて彼女を見つめたあと動じなかったようにいつもの表情にすぐに戻す。
「ならファーストのところにでも行けばよかったろ。わざわざ此処を選ばなくても…」
この世界では彼女とファーストは仲が良い。別にうふふなんて笑いあう仲でもないけどお互い自然な関係、という意味で仲が良いのだ。だから僕は提案してみたが言い切る前に彼女は僕の言葉を遮り言った。
「だって…いっちゃあ悪いけどあの子の家寒いし何もないじゃない。そういうのも踏まえてNERVの寮に住んでるあんたの家が一番良いの!」
「ああ、成程」
少し理解できたかもしれない。ぶす、と機嫌悪くしている彼女を見つめてから頭を掻く。
「それにこの世界での記憶の共有者としてあんたと居るのが都合いいのよ」
「…そうだね」
何故彼女が記憶を引き継いでるのかは分からない。僕たちは何度もこの世界を少しずつ変化をして繰り返し繰り返し生まれては死んできたのだ。普通はこの記憶は誰にも宿らないもの、神であるアダムとリリスを除いて。ただ、リリスの魂を持っている綾波レイはクローンであるから結局記憶がなくなっちゃうわけ、なんだけど最近は少し微妙。覚えているのか覚えてないのか分からないことを時々見せるのだ。で、まぁファーストのことは置いといて。何故かセカンドチルドレンである彼女に引き継ぎの記憶が宿っているんだ。そのおかげで性格は割とマシになってきたしファーストと仲はいいしシンジくんとだって仲が良いんだ。僕にだけは例外だけど。
「ねぇ、僕らは一応ずっと知り合い同士なんだしそろそろ名前で呼ばない?」
「はぁっ?あたしが、あんたを、カヲルって呼ぶわけェ?有っり得ない!!」
ふと思ったことを口にしたところ全力で断られてしまった。どうしてここまで否定するのだろう。少しむ、と来て硬い声色で尋ねてしまう。
「なんでさ。ファーストのことももうレイって呼んでるのにどうして僕だけフィフス呼びなのさ!」
「そんなの、あんたが大嫌いだからよ!」
「なんで」
「なんでなんで、てうるさいのよ!!あんた、いっつもシンジを置いて死ぬくせに!自分が居ない方がシンジを幸せにできるって勘違いして、結局あんたが一番シンジを苦しめてんのよ!シンジに幸せになって欲しいなら生きなさいよ…」
ああ、そうか。気が付かなかった。彼女は先程のとおりもしかしたら僕よりも一番にシンジくんの幸せを考えているんだ。だからシンジくんの絶望である元凶の僕は恨まれるしかないのだ。少し寂しくなって俯きがちになる。
「ちょ…、あんた、何泣いてんのよ…っ」
そこでセカンドの困惑した声が聞こえてきた。同時に彼女によってぱたた、と布団に染みてく自分の涙に気が付いた。温かくてしょっぱい。
「なにこれ、何で出てくんの?」
「あんたバカァ!?なんでって…そんなの悲しいからに決まってるじゃない」
「悲しい?悲しいって何?何に対しての悲しいで僕は泣いてるの?」
「悲しいって…あーその…なんていうか胸が締め付けられる感情よ。て、いうか何に対してなんて知らないわよ!むしろがあたしが訊いてんじゃない」
ガミガミ怒る彼女を余所に僕はただ考えていた。何に対しての悲しいなのか。こんな感情初めてだ。あのファーストもこんな感じに戸惑っていたのかな。
「悲しい…そうか、僕はシンジくんを幸せにできないって気づいたから悲しいのかな」
「…あっそ」
「ああ、でも君と分かり合えないのも悲しいのかもしれない」
独り言を言っていると彼女は最初は反応したのに彼女自身のことになると急に黙り込んだ。不思議。するとそ、と彼女の手が伸びてきて僕の頬を伝う涙を拭った。彼女のさらりとした髪の毛が僕に当たって少しくすぐったい。
「バカじゃないの。…あたしじゃシンジを幸せにできないのに。泣きたいのはこっちだってーの。本当カヲルのバカ」
「え、あ…」
今、名前で呼ばれた。小さな声で言う彼女の顔をまっすぐに見ると少し歪んたひどく寂しそうに笑う表情が見えた。ぎゅ、と胸が締められてこれが悲しいなんだと改めてわかった。僕じゃ何も彼女には出来ないけどただ抱き締めることは出来た。これもまた温かくて小さな体だった。僕に対しては強気な彼女が一気に小さな女の子だと思った。
「…泣いてもいいんだよアスカ」
「何よ、いきなり…。気持ち悪い」
気持ち悪い、と言われたのに何だかその言葉は優しくて傷つかなかった。僕の肩に顔を埋めてくる彼女が可愛くてシンジくんが「アスカは優しくて…その、可愛い子だよ」という意味もわかった気がする。ぐす、という鼻をすする音が耳元で聞こえた。
「…今度こそ君を幸せにして見せるよ。碇シンジくん」
いつか二人で笑えるよう。いつか二人が笑えるよう。そのために僕は最善を尽くす。死にたがりよりも生きたがりの方が本当は良いのかもしれない。
シンジくん、君はどの世界でも変わらなかった、優しくて誰かを傷つけるのを拒み自分を傷つくのも拒むまるで赤子のよう。でもそんな君がどうしようもなく愛しかったんだ。
「僕はいつでも傍にいるから」
1568:
桜欄樂 [×]
2014-10-06 15:31:41
うるさい…
ボカロは高ければいいってもんじゃないでしょ
歌詞も聞き取りづらいくらい高いのは機械音過ぎて好きじゃないね
ボカロが嫌われる理由も分かるよ
1569:
桜欄樂 [×]
2014-10-06 16:56:53
体積=V、底面積=S、高さ=h
角柱
V=Sh
角錐
V=1/3Sh
円柱
V=πr^2h
(表面積の場合、側面積+2底面積)
円錐
V=1/3πr^2h
半径=r、中心角=a°、円周率=π、弧の長さ=L
扇の弧
L=2πr×a/360°
面積
S=1/2Lr(πr^2×a/360°)
1570:
桜欄樂 [×]
2014-10-06 17:04:42
球の体積=V、半径=r、表面積=S
V=4/3πr^3 S=4πr^2
1571:
桜欄樂 [×]
2014-10-06 17:11:21
Hi! What are you doing now?
You have to study!
mustn't~=~してはいけない
don't have to~=~しなくてもよい、~する必要は無い
1572:
桜欄樂 [×]
2014-10-06 17:43:50
円錐の表面積
(表面積)=(側面積)+(底面積)
扇の面積は1/2Lrで求められる
また円周=弧の長さということに注目する
半径をxだとすると円周は2πx
L=2πxを扇の面積の公式に当てはめると
1/2×2πx×rとなる。
よって上記+πx^2=表面積となる。
1573:
桜欄樂 [×]
2014-10-12 00:08:32
貞カヲアス可愛い。
庵カヲシン可愛い。
Qカヲシン可愛い。
1574:
桜欄樂 [×]
2014-10-12 21:04:06
うわあああああ!
カヲアスもあってシンアスもあってアスカちゃんとレイちゃんが仲良くしているSS見つけたよー!
本当ならカヲシンもあっても良いと思うけど切なくて可愛くて最高だよー!
アスカちゃんとレイちゃんまじ仲良くして
1575:
桜欄樂 [×]
2014-10-14 01:17:41
カヲル「シンジくんシンジくん(ちゅっちゅ、)」
シンジ「わぁ、もうカヲルくんくすぐったいよぉ(ふふ、)」
アスカ(だ・ま・れ・!)
シンジ「あれ、カヲルくんお弁当忘れちゃったの?」
カヲル「え、ああ…うん。少しね」
レイ、ハイアーン アーン...
アスカ「あんたお弁当忘れたの?だったら特別にあたしの一口あげても良いわよ(卵焼きひょい、)」
シンジ「あ、……えっと僕もおかずあげるよ」
カヲル「…有難う、シンジく
アスカ「食えっていってんだろがぁあああああ!!!!(捩じ込み)」
カヲル「……今晩僕の家に来ない?、と…」
カヲル「お、返信早いな…。どれどれ…」
To:カヲル
From:アスカ
本文:
あんたシンジに何するつもりよナルシスホモ野郎。
p.s.送る相手間違えてるわよ。
カヲル「うわぁああああああああああ、僕としたことがあああああああああああああ!!!!!!!!!」
シンジ「カヲルくんって鼻高いし綺麗な瞳だし肌も白いし髪の毛もサラサラしていて本当に美形だね」
カヲル「何を言っているんだい?シンジくんの方が可愛いよ」
シンジ「カヲルくんっ…(ドキドキ、)」
アスカ「きもっ(白目)」
レイ「…碇くんといるとポカポカする」
カヲル「それは好意に値するよ」
レイ「どういうこと…?」
カヲル「好きってことさ」
アスカ「うちの子(レイ)に手出さないでもらえる?」
カヲル「ひどいなぁ、ただ単に好きという気持ちを教えてるだけじゃないか」
アスカ「あんたとレイが関わる時点で汚れんのよ!」
ギャーギャー ワーワー
レイ「好き、好き…ぽかぽかする。好意に値する……」
レイ「…碇くんと渚くんが一緒にいると心がぽかぽかする」
シンジ「綾波…?」
カヲル「え…っ」
アスカ「はぁっ!!?」
レイ「碇司令と冬月先生が一緒にいてもぽかぽかする」
マヤ「パターンレインボゥ!!!!腐女子です!!!!!!」
一同(なんだって!!!?)
レイ「碇くん、今度お味噌汁の作り方教えて欲しい」
シンジ「別にいいよ、でもどうしていきなり…?」
レイ「…式波さんにいつものお返ししたいの」
シンジ「そっか、頑張ろうね綾波」
レイ「うん、そしたら式波さんにもぽかぽかしてもらえる…」
貞の世界/
アスカ「…ねぇ、苦しいんだけど」
カヲル「え?ごめん、よく聞こえなかった」
アスカ「抱き締めてるのが苦しいのよ!離れろバカ!」
カヲル「ちぇ…(ショボン、)」
シンジ「アスカ、おかえり!(パァ、)」
アスカ「ただいま」
カヲル「ただいま!!!シンジくん!!!肉じゃが食べたい!」
シンジ「え?ごめん、よく聞こえなかった( シラッ)」
カヲル「…(ショボン、)」
アスカ「あれ、あんたお箸使いおかしくない?」
カヲル「そうなの?」
シンジ「本当だ、直しときなよ渚」
アスカ「ほら、人差し指はこうで…そう支えるだけ…」
カヲル「難しいよ」
シンジ(アスカはいいお嫁さんになるなぁ…)
カヲル「ねぇ、暇…」
アスカ「……(テレビ鑑賞中)」
カヲル「ねぇってば、外行こうよ、外ー(ゴロンゴロン、)」
アスカ「…」
カヲル「…(ウトウト、)」
アスカ「あれっ?なんで此奴寝てんのよ…」
カヲル「…」
アスカ「…し、仕方がないから一緒に寝てやるだけ!べべべ別に添い寝とかじゃないわよ!!(布団潜り込み)」
アスカ(本当違うんだから…、それにしてもカヲル…暖かいわね)
カヲル「僕と君は同じだね」
レイ「違うわ、貴方と私は似ているけど違う…」
カヲル「…」
レイ「それより貴方折角会えたんだからいつか言おうと思ってたこと言わせてもらうわ。どうして貴方リンゴ食べたりしたのよ本当有り得ないサイテーね、それとうちの子(リリン)に手出さないでもらえる?特に碇くん碇くん碇くん」
カヲル「え、ちょ、なに(狼狽え)」
レイ「あーあ、いっつも思ってたのよ。ちょっと美形だからっていい気になっちゃって、本当アダムとリリスなんて関係破棄したいくらいよ。碇くん、たぶらかしてくれちゃって。ビンタビンタビンタビンタビンタビンタビンタビンタビンタ」
カヲル(ファーストってこんなに喋る子だったっけ!?あと痛いとてつもなく痛い!)
シンジ「アスカ」
アスカ「何よ」
シンジ「その…渚は元気?」
アスカ「はぁ?あー……この前両頬腫らして帰ってきたわね」
シンジ(何があったんだ!!!?)
レイ「碇くん…」
シンジ「あ、綾波。偶然だね(ニコ)」
レイ「そうね…」
(碇くんは何しに来たの?って言わなきゃ、じゃないと…話す機会無くなってしまうわ。行くのよレイ、さぁ呼吸を整えて…せーのっ)
レイ「何か用?」(Σ間違えた!!!)
シンジ「へっ!?い、いや…なんでもないよ、それじゃあね(オロ、)」
レイ「」
アスカ「…ねぇ、バカヲル」
カヲル「何?」
アスカ「…キス、しよっか(ポツリ、)」
カヲル「えっ」
アスカ「…えっ?」
カヲル「えっ、い、今、キスって…」
アスカ「…ちちちち違うの!!間違えたの!!!!!本当に違うの!!!(カァァ、)」
カヲル「間違えたって何だよ。しかもなんでそんなに狼狽えるわけ?僕とキスするのがそんなに嫌なんだ(ム、)」
アスカ「ちがっ、嫌じゃないわよっ…(赤面、)」
カヲル「………ふぅん?じゃあ…(ちゅ、)」
アスカ「っ~~!!!!?な、ななななっ」
カヲル「嫌じゃない、て言ったからしてもいいだろ?」
アスカ「…バカ」
1576:
桜欄樂 [×]
2014-10-14 01:23:17
イチャイチャカヲシンくれ。
まじくれ。
1577:
桜欄樂 [×]
2014-10-20 20:15:08
綺麗な小さい花を見つけた。藍色から紫色をした花弁は光に透かしてみれば美しさのあまりカヲルの目を奪った。花のサイズに似合う空の瓶を探しては水を半分まで入れ花を何本か差した。それを静かにシンジが眠っているベットの小脇の机に置いておいた。
「…綺麗だね、シンジくん」
カヲルの言葉はシンジの耳には届かずに静寂の中に消えていった。何も返事がないシンジはまるでそれこそ死んでいるようだが規則正しく聞こえてくる寝息がそうではないと安心させてくれる。しかし逆に言えば、寝息が聞こえるだけでありずっと目を覚ましていないいわば植物人間状態。カヲルがNERVに来た時からすでにそうだったのだ。
カヲルは寂しそうに微笑んでから病室を出ようと振り向いたとき、アスカが病室にやってきた。二人とも病室で鉢合わせるのは初めてだったためか目を丸くしてしばらくの間見つめ合っていた。しかし先に口を開いたのはアスカだった。
「…あんた此処に何の用よ」
「シンジくんに会いに来たんだよ。寧ろそれ以外に何があるというんだい」
「ふん、あんたのことだから何か裏でありそうよ」
「失礼だな、君は」
つくづくカヲルには厳しい態度をとるアスカにカヲルは半ば呆れ状態だった。
「…今日も来たわよ」
一方のアスカは、カヲルとの会話を切り上げてシンジの方に返って来もしない挨拶をした。
カヲルはなんとなく彼女が気になりその場に立ち尽くしてした。同時に、セカンドはいつも来ていたのか、と思ってもいた。そう思うのも無理はない、カヲルとアスカの時間帯はかなり差があったので今までカヲルがこの病室で誰かと出会うのはなかったことなのだ。
ふと、彼女の腕の中にある、モノに気付いた。訝しげにそれを見つめているとアスカがカヲルを見もしないで呟いた。
「絵本よ」
「絵本?」
「そ。シンジが退屈してたら可哀想だから物語読んであげてるの」
成程、とカヲルは思った。実際シンジには退屈も何も無いのだが。
アスカは近くにあったイスに腰を掛け絵本のページを開いた。絵本、とはいってもそこまで幼稚なものではなく小学生低学年までの子も好んで読むようなだった。
カヲルも少し気になりアスカの隣にイスを持ってきて腰を掛け絵本を覗いだ。それには気にも留めずにアスカは物語を読み始める。
「-ある冬の日のことです。小さな女の子は暖かい部屋の中ぬくぬくと過ごしてました。……」
その声はまるでお母さんみたいな優しさが含まれており温かった。アスカはどんどん読み進めていき、カヲルはどんどんとそのページを目で追っていった。
後半に差し掛かるとアスカは読むのを止めて絵本を閉じた。カヲルはその行為に小首を傾げてアスカを見た。
「続きは?」
「今日はここまで」
「読まないのかい?」
「ええ。だってシンジがもしかしたら続きが気になって起きてくるかもしれないじゃない」
「それは残念だよ」
そそくさと絵本を鞄にしまい、アスカは立ち上がった。
「…綺麗ね」
おそらく瓶の花に目が奪われたのだろう。アスカは花を見つめて言った。
「そうだろう?さっき見つけたんだ、シンジくんが喜ぶと思って」
「あ、そ」
きっと彼女は「綺麗」と言うつもりはなかったのだが漏れてしまったに違いない。が、カヲルを口を挟んできたためアスカはいつもどおり不機嫌そうに返事をしてからシンジの方を向き直し
「ばいばい、シンジ。また来るわ」
と言って去ってしまった。
白い病室に取り残されたカヲルはただ、あの物語の続きはどうなるんだろうと考えていた。多分彼女は明日来る、その時に物語続きは読めると思ったカヲルは帰ろうとしてアスカと同じく
「また来るよシンジくん」
と言って病室を去った。
窓から見えた景色は随分暗くなっていた。
カヲルが綺麗なシンジの寝顔を眺めていると病室の扉が開いた。
「!、セカンド」
「何よ、フィフス」
つい彼女を読んでしまったがこれといった用はなかった。実を言えばシンジの見舞いのついでにアスカを一日中ずっと待っていたのだ。気まずそうにカヲルは頬を掻いて謝る。
「あ、いや…ごめんよ。なんでもないんだ」
「なら呼ばないで」
ごもっともだ。しかしカヲルはそれよりも絵本が気になった。
「ねぇ、今日は絵本は読むのかい?」
「ええ。…何よ、あんた、まさか絵本楽しみにしてたわけ?」
ズバリの指摘を貰いカヲルは口ごもる。
「え…その、…まぁ」
「あたしはあんたの為に読んでるわけじゃないっつーの」
「別に君に読んでもらいたいわけではないよ、ただ単に続きが気になるだけだ」
溜息を吐いてからアスカはシンジに挨拶していないことに気付いた。
「あ、ごめん。シンジ、忘れていたわけじゃないのよ」
以前の彼女なら絶対に有り得ないような優しさ。その後アスカはまた絵本の続きを読んだ。
読み終えるとカヲルは静かに言った。
「…可愛らしいお話だね」
「そうね」
「その絵本はどこかで借りたものなんだい?」
「あたしが小さな頃に持っていたものよ。特にこの話は好きなの」
珍しくアスカはカヲルに突っかからずに答えた。後はただ沈黙が流れるだけ。アスカもカヲルも喋ろうとしなければ帰ろうともしなかった。
寂しそうな目でシンジを見つめるアスカにカヲルは話しかけた。
「僕も、君のその絵本一緒に聞いてもいいかな」
「はぁ?」
「だから、シンジくんと一緒に聞いていてもいいかなって言っているのさ」
「…勝手にすれば」
ぷい、と顔を逸らしアスカは答えた。でも、アスカの言葉には刺はなかった、今日の彼女は上機嫌なのだろうか。
「じゃ、ばいばいシンジ」
いつもどおりに挨拶をしてアスカはその日も病室を去っていった。
1578:
桜欄樂 [×]
2014-10-30 19:47:58
テストも嫌!期末も嫌!入試はもっと嫌!!
暗記も嫌!計算も嫌!
でも将来ニートは一番イヤ!
もぉぉ、嫌!覚えられない!!
1579:
桜欄樂 [×]
2014-11-06 17:27:46
貞シンジくん ブラックコーヒー・紅茶好き
庵シンジくん 加糖コーヒー好き・紅茶
Qシンジくん 紅茶好き
貞カヲルくん ミルク砂糖たっぷりコーヒー(シンジの真似)
庵カヲルくん 紅茶好き
Qカヲルくん コーヒー可・紅茶好き(コーヒーは好んで飲まない)
1580:
桜欄樂 [×]
2014-11-06 17:51:16
貞/
シンジ「渚、砂糖入れすぎ。入れすぎは体に良くない」
カヲル「でもこれ砂糖もミルクもたっぷり入れないと苦くて飲めないよ」
シンジ「子供舌。苦いなら飲まなきゃいいだろ」
カヲル「いいや、シンジくんが飲んでるから僕も飲む」
シンジ「…あ、そ」
庵/
カヲル「シンジくん、どうしたんだい?」
シンジ「…なんでもないよ」
カヲル「紅茶でも飲もう、きっと気が落ち着くはずさ」
シンジ「…、ありがとう…」
カヲル「どういたしまして。その紅茶僕のお気に入りなんだ。味はどうだい?」
シンジ「おいしい…、温かくてすごく、安心するよ」
カヲル「…ふふ、良かった」
Q/
シンジ「あれカヲルくん、珍しいね。コーヒー飲んでる」
カヲル「今日はたまたまコーヒーしかなくて」
シンジ「そうだったんだ!すごいねコーヒー飲めるなんて…僕なんて苦くて飲めないや」
カヲル「随分可愛らしい理由だね」
シンジ「!?か、からかわないでよ、もう」
カヲル「そうやって恥じる顔も可愛いさ」
シンジ「だ、だからカヲルくんってば…!」
カヲル「…シンジくんが傍に居てくれるからコーヒーも甘くなるんだよ。一人じゃ寂しいよ」
シンジ「……ずっと、傍にいるよ」
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