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相乗りで何処までも 【 〆 】/5496


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自分のトピックを作る
5477: 探偵 [×]
2024-05-17 23:29:07


幽霊の調査ぁ?
(幼馴染に罪を数えさせ互いの大切さを確かめあった日から一週間程、大きな事件が起こるでもなく風.都には穏やかな風が吹いていたがその中で奇妙な依頼が舞い込んできた。真っ青な顔で事務所にやってきたのは大学生くらいの男で気を落ち着かせるようコーヒーを勧めながらソファに座らせて所長と話を聞く。なんでも彼は自称インフルエンサーと言うやつで風都の外れにある有名な心霊スポットに撮影にいったらしい。そこで奇妙な体験をし自分は呪われているかもしれないと気に病んでいるようだ。そこで彼は何を思ったか、本当に幽霊がいるかどうか確認しないと呪われている気がして夜も眠れないが自分で再び心霊スポットに行くのは怖くていけず、結果この事務所に幽霊がいるかどうかの調査を依頼しにきたというのだ。思わず間の抜けた声を出してしまうと彼は『お願いします!お金ならいくらでも払います!』と本気で頭を下げてくる。心霊スポットの調査なんて探偵の仕事だろうかと迷っていると所長に脇をこずかれる。所長が目線でさした先をみれば大学の名前が入ったバッグがあって『あの大学、めちゃくちゃお金持ちが集まる大学よ!依頼料がっぽり貰えるわ!』と耳打ちされると呆れたようにため息をついて)


(/手持ち花火いいですね!ぜひやりたいのでキャンプは季節ものとしてとっておきましょう。そして沢山アイディア出していただきありがとうございます!どれもやりたいものばかりなのですが、ここは心霊スポットを調査しにいくお話でいかがでしょう?ちょっと季節先取りですが二人で騒げるお話ができればと思います。その他のお話もぜひ今後やらせていただきたいです…!ひとまずそれらしく導入おいておきますので、いい感じに改変などして続けていただければ幸いです。今回もよろしくお願いします!)


5478: 検索 [×]
2024-05-18 00:06:42

幽霊に接触できるスポットがあるなんて初耳だ。それに幽霊が実際にいるのだとしたらどういった存在なのかとても興味がある。翔太郎、君が幽霊に接触してその存在を解き明かす為にもこの依頼は受けるべきだ
(相手の幼馴染の欲望を阻止してたっぷり甘やかして甘やかされた日から一週間程。穏やかな気候に合わせて街も平和なようだったが今回の依頼人はそんな春の陽気に似合わない真っ青な顔をしてこの事務所を訪れた。彼の対応は2人に任せて奥のスツールに腰を掛けて近日の依頼をまとめたHOKOKUSYOのローマ字を読んでいたが興味惹かれるワードに思わず反応を示す。今まで夢の国に出かけた時のアトラクションやお化け屋敷などでフィクションの幽霊については体験したが実際の物については触れたことがない。非科学的な存在ではあるがこの街ではメモリがある以上全てが嘘だとも言いきれないはずだ。所長が何やら耳打ちをしてそれでも決めかねている相手の横にやってくればすっかり幽霊の存在に興味惹かれたようで好奇心に瞳を輝かせながら依頼を受けることを勧める。だがその口調は相手一人で調査に行く前提のもので「君なら一通りみて回ってくるぐらい余裕だろう?」と更に煽てるように問いかけ)

5479: 探偵 [×]
2024-05-18 11:39:20


お前もかよ……あのな、幽霊なんているわけ、いった!!……ンなわけねぇだろ!!あ゛ーー分かった分かった!依頼受けてやる!でもお前も一緒だフィリップ!!
(幽霊騒動に金の亡者が近づいてくるとは世も末な状況で、どうやって帰ってもらおうかと考えていたところで相手が隣にやって来る。幽霊なんて非科学的だとか言い出すのかと思えば現実は真逆ですっかり幽霊に心奪われているのかキラキラとした好奇心を目に宿している。完全に自分の好奇心のために依頼を受けるべきだと進言する相手にさらに呆れたようなため息をついた。話を聞く限り彼は遊び半分で心霊スポットなるところにいったはずだ、いい具合にお灸が据えられているのなら手出しも無用だろう。そこで根本的なところを突くように幽霊の存在を否定しようとしたところで所長様のスリッパが飛んできて思わず仰け反った。どうやら相手という味方を得てもう依頼を受ける気満々であるらしい。文句を口にする前に『翔太郎くん怖いの?』とニヤケ顔で聞いてくるものだから思わず言い返し、なぜかそれに乗っかるように『怖いこと苦手なのにすみません』と彼が乗ってくるものだからとうとう我慢が効かなくなった。叫び声を挙げたあとに依頼を受けると返事をする、ただし相手も道ずれだ。幽霊に興味を示しているのにこちらだけで行くなんて筋が通らない。「幽霊に興味があるからお前も依頼を受けるべきだって言ったんだ。ならお前自身が幽霊を確かめなきゃいけねぇだろ?」と煽るようにニヤリと笑って)


5480: 検索 [×]
2024-05-18 13:34:06

えっ、いや…現地の様子は君が調べてメ.モ.リ,ガ.ジ.ェ.ッ.トで情報を得られたら十分だし、外に出て組織の人間に見つかったら危険じゃないか
(幽霊という興味深い存在の調査の機会がやってくれば乗り気で依頼を着けるように提案する。相手は幽霊の存在を否定しようとするが所長がにやけ顔で相手を煽っていれば自分も横に並んでからかうような目を向ける。そこに依頼人の無自覚な追撃が決まれば相手は叫び声をあげて依頼を受けることが決まった。思い通りの展開になればどうやって検証をして貰うかご機嫌に検討しようとしたがその前に相手に同行を命じられて思わず声をあげる。普段の調査なら興味が湧けば喜んで着いていく所だが今回は少し話が違う。例のマンションやお化け屋敷が誇張されたフィクションであるのは理解しているがもし本当に似たような事があるのなら、と考えると尻込みする。思わず目が泳いでしまうがそれを悟られないように自分が直接赴いて調べる必要はないのだと主張する。更に普段相手から外出を禁じられている言い分を自ら持ち出してどうにか一緒に行くことを回避できないか試みて)


5481: 探偵 [×]
2024-05-18 15:07:25


何言ってんだ、こいつが依頼してんのは現地調査なんだから現地の心霊スポットに行かなきゃ意味ねぇだろ?百聞は一見にしかずってやつだ。それにこの心霊スポットは普通人が来るとこじゃねぇからお前を追っかけてるやつらなんかいねぇよ
(相手も所長もひとりで調査に行かせてこちらの様子を高みの見物する気だったようだがそうはいかない。特に相手は幽霊に興味を持っていると発言したのだから尚更だ。連れていくと宣言してやれば相手の目はあからさまに泳いで内心ほくそ笑む、フィクションの幽霊はそこそこ体験しているはずだが、その経験もあってどうやら幽霊は恐ろしいものだという認識を持っているようだ。それならば尚のこと連れていかなければ、暗い場所をひとりで歩くだけなんてつまらないだろう。それに彼が教えてくれた場所は風.都.を少し離れた場所でさすがにそこはこちらの頭の中にもない未知の土地だ。誰も寄り付かない場所ならば逆に安全、といったところだろう。それでも踏ん切りがつかない相手にはさらにニヤリと笑みを向け「もしかして怖いのかフィリップ?臆病なら仕方ねぇ俺がひとりで行ってやろうか?」とさらに煽りつつ余裕な態度をみせて)


5482: 検索 [×]
2024-05-18 16:31:50

…それもそうだけど、…っ、怖い訳ないだろう。 仕方ない、そんなに君が僕に着いてきて欲しいなら相棒として一緒に行ってあげよう
(何とかこの事務所に残る理由を並べて説得を試みたのだが現地調査ならばその足で現場に行かないとならないという地獄真っ当な意見に言葉を詰まらせる。場所的にも人が寄り付くことは無い所らしく相手も一緒となれば外に出れない理由にはならない。歯切れ悪く言葉を探していたが更に相手はニヤリと笑ってこちらを煽ることを告げられると反射的に否定の言葉を返してしまう。他に逃げ道が無くなってしまえば受け入れるしかなく、溜息をつく仕草をすれば“あくまで相手が強請るから仕方なく”という態度で同行を了承する。幽霊といっても所詮死者の魂が具現化したりした存在であり日頃からド.ー.パ.ン.トに立ち向かう自分達の脅威ではないだろう。密かに自分にそう言い聞かせながら方針が決まると『僕が行った時は夜の10時ぐらいだったので同じぐらいの時間に行って調査をお願いします』とちゃっかり夜の時間を指定されてしまって一瞬身を固める。外が明るい内に見て回るという案は出す前に却下されてしまった。依頼遂行に関する手続きや段取りが決まり『報告待ってます』という依頼人を事務所から見送ると「…それでいつ行くんだい?」と相手に視線をやって)

5483: 探偵 [×]
2024-05-18 23:57:26


なら、決まりだな。…あぁ心強いぜ。なんせ、何が出るか分かんねぇところだしな
(怖いのかと煽ってやれば相手は面白いほど簡単にそれを否定してますます自ら逃げ道を無くしていく。普段は理論派の相手に言いくるめられることが多いが今回はこちらのペースのようだ。あくまでもこちらのお願いを受けるという形で話を進めようとする相手にまだニヤケ顔は止まらず、敢えてそれを受け入れつつも不安を煽る言葉を返しておいた。その後依頼の詳細な打ち合わせが進む、夜の時間を指定してくるのもなかなかにちゃっかりしているなと内心思いつつ、その後の事務的なやり取りも終わり男を送り出した。こちらを見て何時やるのかなんて聞く及び腰な相手にまた笑いそうになっているとこちらの代わりに『何言ってるのフィリップくん!そんなの今日に決まっているでしょ!』といつもより多い依頼料の約束を取り付けた所長が鼻息を荒らげて代わりに返事をする。お得意様が見つかってご機嫌なようだ。「アキコが言うなら仕方がねぇな」と芝居がかった調子で返事をして今日の夜に調査をすることが決定し「日が落ちたらバイク乗って出発だ。懐中電灯用意しとかねぇと」と余裕の表情で方針を固めて)


5484: 検索 [×]
2024-05-19 14:15:25

何か直接的な被害がある訳でもないし別に今日じゃなくても…、…分かったよ、それまでその場所について下調べしておこう。
(相手の為に、という形で同行に了承したが何やら不安を煽ることを言われると一瞬固まってしまった。その後依頼人との打ち合わせも終わり依頼の進め方としていつ行くようにするかと聞けば調子の良さそうな所長に今日の実行だと命じられて若干顔を顰めてしまう。話を聞く限りは緊急性や誰かに被害が出ている訳でも無くいつ行ってもいいはずだ。今日となればあと数時間で向かうことになる訳でその心構えや準備が出来ていなければ後日にするように提案するが相手も所長に賛同してしまえば多数決で方針が決まってしまった。何処か楽しげにも見える様子で準備を口にする相手をじっと見てしまいながらあくまで平気なフリをして返事をすると下調べの為にガレージに向かった。その実態を知れば怖いと思うことは無いだろうと心霊スポットについて地.球.の.本.棚で調べてみたが過去に事故が起きて複数人が死亡したことや心霊現象としてどんな事が観測されたかなどの記載を見てしまってますます不安が煽られてしまう。思わず検索を中断していつも通り過ごして気を紛らわせることにした。時は流れて日が暮れた頃に事務所スペースに上がってくるがいよいよ出発となると落ち着かないようにそわそわしてしまう。『私そろそろ帰るから依頼の方宜しくね』と所長が逃げるように帰るのを見送るとゆらゆら視線を揺らしてから相手の方を見て「…そろそろ行くのかい?」と尋ね)

5485: 探偵 [×]
2024-05-19 18:32:41


(/お世話になっております。本日なのですがこの後お返事できそうなさそうなのでご連絡させていただきました……本体のみからのご連絡で申し訳ないです。いよいよ心霊スポット突入という良いところですが、今しばらくお待ちいただければ幸いです。/こちら蹴りで大丈夫です)

5486: 探偵 [×]
2024-05-20 07:47:28


あぁ、いい頃合いだな。……心配すんな、あぁいう心霊スポットは大抵雰囲気に飲まれて怖いと思っちまうだけだ。お祭りのお化け屋敷と変わんねぇよ
(相手は話を進める間も体を固めたり顔を引き攣ったりと中々に忙しなく表情を変えていて正直面白かったのだが、あえてそこには触れずにいつも通りに話を進めていく。途中何かを訴えるようにじっとこちらを見ていた気もするが気づかないフリをしておいた。いよいよ日も落ちて出発の時になると所長はそそくさと事務所を出ていってしまう、どうやら所長は所長で怖いものは苦手らしい。依頼を押し付けていく姿に思わず呆れてため息をついて相手をみれば、こっちはこっちで落ち着かない様子で視線をゆらゆら揺らしている。これ以上怖がらせたっていいのだが流石に不安にさせすぎるのも考えものだ。相手の肩に手を置くと所詮は勘違いの代物なのだと安心させるように言う。幽霊なんているはずがない、本当にいるならきっとそれはメモリだなんだのせいだろう。安心させるように声をかけるも連れていかないという選択はせずにハットを頭へ乗せると「よし、幽霊がほんとにいるか確かめにいこうぜ」と声をかけ相手の手を取る。事務所の扉から階段の下までという短い時間だが過剰に怖がらないようにと手を繋いだまま夜の風.都.へと出ていくと、バイクの元へ歩み寄りヘルメットを相手へ差し出して)


5487: 検索 [×]
2024-05-20 10:51:28

…分かってるよ、君も居ることだしさくっと行って調査も終わらせてしまおう。
(不安が顔にも出ていたのか肩に手を置かれて安心させるような言葉が告げられる。確かに心霊スポットという前提があって夜の薄暗さも相まって悪い方向に想像するからこそ怖く感じるのだろう。相手が例に挙げた夏祭りのお化け屋敷も二人で散々叫んだり怖がったりした気もするが。相手がハットを被って自分の手を取る。その温もりに少し肩の力も抜けると軽く握り返しながら依頼に対して前向きな姿勢を見せた。そのまま階段を降りてバイクの元に向かえばヘルメットを受け取って相手の後ろに乗り込む。夜間に二人でバイクに乗ることは珍しい方でちょっと特別感を覚えると相手の腰に抱き着いて街の中心から離れていく徐々に変わっていく景色を眺めていた。流石に街の外れで夜間の道となれば相手も自信があまりないようで検索結果と現在の位置情報から進むべき道を確かめて進んでいった。やがて人の気配はおろか電灯が一つもない道になり嫌な静けさの中走っていればぽつんと目的の建物が見えてきて「翔太郎、あの建物だ」と相手に知らせる。近くにバイクを停めて降り、持ってきた懐中電灯で入り口の辺りを照らすがいかにもと言った廃墟にしか見えない。無意識にいつもより相手と距離を詰めて隣に立ちながら「30年前ぐらいに廃業したホテルらしいけど…なかなか雰囲気があるね」とぽつり呟いて)

(/昨日はこちらも夜返信が難しそうだったので反応出来なくて申し訳ないです。お互い色々あると思うのでいつも通り余裕のあるタイミングでそれぞれ返信をしてやり取り続けさせて貰えたらと思います。いよいよ心霊スポット内なので存分に怖がったり出来たらと思います/こちら蹴りでお願いします)



5488: 探偵 [×]
2024-05-20 12:32:39


あぁ、心霊スポットって言われるのも分かるな
(相手が怖がるのを面白がって見たいと言えば見たいのだが怖がりすぎてトラウマものになっては困る。それに暗いとはいえ様子を見に行くだけだ、これほど簡単な依頼もないだろう。そうやって楽観的思考のもとバイクを走らせ依頼人が指定した場所へと向かう。風.都ならばどこになにがあるか網羅しているが流石にその外となれば話は別だ。後ろに乗る相手の存在を感じつつ相手の検索と依頼人からの情報を頼りに道を進んでいけばようやく目的地である心霊スポットへとたどり着いた。周囲になにもない場所にポツンと建てられたホテルは何年も手入れされていないのが分かる程には汚れている、バイクのライトが無ければその存在さえ見逃してしまいそうだ。バイクを停めてホテルだというその建物の前に立てばその雰囲気に余裕の表情も少々強ばって、緊張感の纏った声で返事をする。だが立ち止まっていても始まらない。いつもより相手が近くにいることに気づく余裕もなく、むしろその距離感の方が安心を感じながらガラス張りになっている扉に手をかけた。どうやら鍵はかかっていないらしい、ロビーに入り懐中電灯で足元を照らせば床のホコリの中に複数人の足跡があって確かに依頼人達はここに来たようだ。目の前の空間はどうやらホテルのロビーらしく嫌になるほど静まり返っている。懐中電灯で照らしながら周囲を見回していれば、突然背後で窓ガラスガタガタと音を鳴らして思わず「うわっ?!」と声を挙げて)


5489: 検索 [×]
2024-05-20 15:11:17

流石に建物が崩落することは無いだろうけど人の手が入っていないなら気を付けて中に入った方が良さそうだ。わっ!?…建付けが悪いところに風が吹いただけみたいだ。
(いかにもといった佇まいの建物を目の前にすれば相手も圧倒されているのかその表情は妙に硬い。幽霊の存在の有無を差し置いてもこのひんやりとした空気は人を緊張させるには十分だ。老朽化した建物はすぐに崩れそうな程ではないが整備されていない以上何があるか分からない。現実的な警戒を呼び掛けると相手に続いて中へと入っていく。構造的にもホテルのロビーらしき場所は急に人がいなくなったみたいにインテリアもそのままで自分達の足音がやけに響く。依頼人達や他にも来た人がいるのか若干荒れた痕跡や足跡などもあった。光源が手元の懐中電灯と外から微かに差し込む月明かり程度しかないことも不安を煽るが珍しい場所の探索への好奇心も両立してあらゆる所を見渡していた。だが突然背後からガタガタと音がすれば肩が跳ねて咄嗟に近くにいた相手に身を寄せる。同時にそちらを懐中電灯で照らすが特に異常は見られずに外の木の枝が揺れている様子から単なる風のせいだと冷静を装った口調で推測を口にした。だが跳ね上がった心拍はなかなか落ち着かないままで「その、はぐれない為にこうしててもいいかい?」とあくまで迷子にならない為だと建前を言いながら傍に寄った相手の手を取りそっと握りながらお願いして)


5490: 探偵 [×]
2024-05-20 17:39:22


…ったく、初っ端から脅かしてくれんな……ん?あぁ、このホテルではぐれちまったら合流できそうにねぇしな
(ロビーは人の気配がなく静まり返っているが人がいた痕跡はあって、それが余計に『ここになにか居るのでは』という思考を掻き立てられる。そんな思考が過ぎるなか薄暗い空間を懐中電灯の頼りない光で照らしていれば突然の大きな音には当然の如く大きな声が出る、隣の相手へ思わず近寄れば相手もこちらへ移動してきて肩を寄せ合う形になった。音の方を振り返ってみればただ立て付けの悪い窓ガラスが風で揺れただけのようで相手の冷静な解説を聞けば長く息を吐く。それでも心臓が収まらないでいると相手から声がかけられる、相手の方を見たところで手が繋がれた。異様な空気に囲まれたここで感じるいつもの柔らかさはいつもの数倍は心強くてこちらからも手を握り返す。既に廃墟となったここでは何が崩れてくるか分からず咄嗟に行動できるよう手を繋いでいた方がいい、それに山奥とはいえホテルの敷地はそこそこあってはぐれてしまえばもう一度合流するのは骨が折れそうだ。半分ほどは言い訳で半分は心細かったのが本音なのはさておき、懐中電灯であたりを照らしていれば案内図を見つけて相手に目で合図してからそちらへ近づく。元ホテルとあって建物内にはレストランやプールなど様々な施設が揃っている、本来は避暑地として人気のホテルだったのかもしれない。地図を頭の中に入れたあと「とりあえずレストランとか行ってみるか?」と声をかけ)


5491: 検索 [×]
2024-05-20 19:10:08

じゃあこのまま進もうか。…結構広いね。ああ、順番に回って行こう。…ここか、中は意外と綺麗みたいだ
(もっともらしいことを言いながら手を繋ぐと相手からも握り返されてその存在を強く感じるようになる。異様な状況の中ではいつも通りの温度と柔らかさがとても頼りがいがあった。相手からもそれらしい返事で了承されるともう一度強く握ってから奥に進んでいく。相手が照らした壁には案内図のような物があって合図を受けると詳しく見ようと近づいた。前に自分達が泊まったのはビジネスホテルだったがこのホテルはレストランやプール、大浴場などが揃っていてかなり充実した施設だったようだ。素直な感想を零しつつ相手がここから一番近いレストランに行くことを提案してくれば頷いてそちらに向かうことにした。廊下を進んでいくと古びたレストランの看板のついた場所に辿り着く。相手の手を引いて恐る恐る中に入ってみると古びた机と椅子が並んでいて奥には厨房のような施設も見えた。まるで今も使われているような規則的な配置に不気味さを覚えながらゆっくりと進む。半分程進んだところで後ろから静かな部屋に椅子を引くような音がして反射的に振り向いた。そこには二人席があってテーブルに備えられた椅子が他の椅子よりも少しだけ下げられていれば冷たいものを感じながら「…君が動かしたりしたかい?」と恐る恐る尋ねて)


5492: 探偵 [×]
2024-05-20 20:08:21


物がそのまんま置いてあるのがなかなか不気味だな……っ!…ここにきてそんなタチの悪ぃことしねぇよ
(それぞれの施設の場所を確認したところで相手と手を繋いだままレストランへと移動する。相変わらず埃っぽく所々壁が禿げているが装飾品が多く飾られていて当時はそれなりに立派なホテルだったことが伺える。その分廊下に飾られ月光に照らされる絵画は不気味ではあったが。レストランへとやってきてゆっくりと中へと足を踏み入れていく、相変わらずつい先程まで営業していたかのように椅子やテーブルが並んでいて人気がないのに人の痕跡があるのが不気味さを引き立てていた。思わず素直にその事を口にしながら相手と共に歩いていると少し離れた場所から椅子を引く音が聞こえて思わず振り返った。だが当然そこには誰もいない、しかしその音の痕跡かのように後ろに引かれた椅子があって背筋が冷えた。相手の問いに当然違うと答える、こちらが怖がらせるようなことをしなくてもここは十分に不気味だ。だが二人が音を聞いたのならば気の所為ではない、不可解な現象に眉をひそめていれば今度は奇妙で不快な音が奥の厨房から微かに聞こえてくる。金属同士を擦り合わせる鈍い音、その音がキッチンから聞こえてくれば自ずと二本の包丁を擦り合わせるイメージが浮かんだ。嫌な音に相手の方をチラリと見ると「これお前にも聞こえてんのか?」と自分の気の所為ではないことを確かめようとして)


5493: 検索 [×]
2024-05-20 21:19:14

…まあこうして手を繋いでいては君には不可能だ。…聞こえてる。 翔太郎、やっぱりここ…っ!!
(まるで自分達を客を見なして着席を促すように椅子が引かれていて息を飲んだ。綺麗に椅子の位置が整頓されていたのをちゃんと確認したからこそ明確に位置の変わった椅子に背筋が冷えていく。念の為に相手の仕業かと問いかけたがそもそも手を繋いだ状態では二つの椅子を同時に引くのは不可能だ。ならば何故、ということを考えれば必然的に幽霊というワードが浮かんだ。無意識に相手の手を強く握っていると厨房の方から自然発生ではありえない金属を擦り合わせるような妙な音が聞こえてきて懐中電灯でそちらを照らすが勿論人影などない。相手から視線を受けると自分の気の所為でないことに視線を落ち着かないように揺らしながら頷く。心拍数も上がって動揺しきった状態では非科学的な幽霊の存在を信じてしまいそうになって、相手に依頼人の言う通りここに居るのではないかと口にしようとする。それと同時に開けて入ってきたレストランの入口の扉が突然閉まる音がすると声にならない悲鳴をあげて思わず相手の腕に抱きついて)


5494: 探偵 [×]
2024-05-20 22:28:30


……気の所為じゃねぇってことか。……っ!、落ち着けフィリップ。場の雰囲気に飲まれて過敏になってるだけだ。それにメモリの可能性だって、
(まるで二人を招き入れるように引かれた椅子、当然手を繋いだ状態では動かせず同様に相手も椅子を引くことは不可能だ。奇妙な現象に拍車をかけるように不快な金属音が鳴り響きさらに不安を煽る、どうやらその音も幻聴ではないらしい。嫌でも緊張感が高まる中相手は動揺しながら幽霊の存在を肯定する言葉を口にしようとする、その間包丁を擦り合わせる音がだんだん大きく、すなわち近づいてきていて嫌でも心臓は早くなり体が震えそうになった。不穏な空気が蔓延したところで突然レストランの入り口扉が二人を閉じ込めるように音を立てて閉まって一瞬息が止まる。こちらへ抱きつく相手を庇うように反対の腕を向こうの体に回しながら周囲を見回すが当然なにもいない。だが金属音だけは音が大きくなり続けていて今にもキッチンから包丁を持った誰かが出てきそうだ。だが幽霊なんて有り得ない、恐怖に飲まれる前に相手と目を合わせるともっとも可能性のある単語を口にする。大学生に吹き込まれたせいで幽霊の単語がチラつくが風の街でおこる奇妙な現象はだいたいがメモリのせいだ。だがその単語を出した瞬間、金属音はピタリも止んでしまい静寂が場を支配して思わず相手をこちらへ抱き寄せて)


5495: 検索 [×]
2024-05-20 23:36:22

…っ、…メモリ、…消えた?
(異様な環境の中、奇妙なことが立て続けに起こるとすっかりその場の空気に飲み込まれそうになっている。金属を擦り合わせる音が段々大きくこちらに近づいて来るように感じる中扉が閉じる大きな音が響けば思わず目を瞑ってすぐ側の相手の腕に抱きつく。もう片方の腕が体に回されて一瞬安心するも金属音は止まるどころか近づいてくるばかりで更に身を縮こまらせていた。怖いという本能的な感情に支配されそうになるが相棒に名前を呼ばれると恐る恐る目を開いて相手を見る。そしてこの状況を説明する最も現実的なワードが出てきて同じ言葉を繰り返す。依頼人の話とそれらしい状況から幽霊の仕業だと決めつけそうになったが確かに何かしらのメモリの能力なら同じ現象を起こせそうだ。違う可能性が示されて少し頭が冷えた所で今の話を聞いていたかのようにピタリと金属音が止んだ。同時に相手に抱き寄せられ数秒大人しくしているとその場に張り詰めていた気配のような物が去っていったのが不思議と分かった。ぽつりと言葉を零して抱きついていた力を緩めると「…本当に幽霊なのかメモリ使用者かはまだ分からないけど、意思のある何者かが居るのは間違いないと思う」とこちらの見解を示して)

5496: 探偵 [×]
2024-05-21 07:47:21


あぁ、なにかの気配がしやがる。害のねぇやつだといいんだが……
(恐怖で目を瞑り動けなくなっている相手の名前を呼べばゆっくりとその目が開かれこちらを向く。正直メモリの名前を口に出したのも自分が恐怖から逃れるための理由付けでしかないのだが、現実に奇妙なことが起こっている以上メモリの可能性がゼロとは言いきれないだろう。幽霊だなんて未知なる恐怖もタネを理解すればなんてことはない。そう自分に言い聞かせるように言えば相手も頭が冷えたようで強ばった表情は和らいだが、代わりに金属音が止んで警戒するように周囲をみる。だがそれ以上の変化はなく、何かがいるような気配がすっと引いていくのを感じると眉をひそめた。ゆっくりと腕の力を緩めて改めて懐中電灯で周りを照らすがこれ以上の変化はなさそうだ。何かの気配を感じたのならばその正体を確かめる必要がある、それが幽霊にしろ他の何かにしろメモリの可能性があるなら尚更だ。そうなれば先程の気配を追いかけなければならない、体が強ばりそうになってゆっくり息を吐き出すと「このまま帰るわけにはいかねぇ。この現象の正体を突き止めねぇと」と真っ直ぐ相手を見ながら言い)


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