TOP > 個人用・練習用

雛菊 ロル練習場/3


▼下へ
自分のトピックを作る
■: ひなき [×]
2022-03-15 14:25:02 

版権、創作込。
アドバイスのみ受付

バレたら消えてやる


1: _芥川. [×]
2022-03-15 14:54:18




ゴホッ、ゴホ……。潮風が、胸に毒だ。
僕は芥川龍之介。
そこな黒服と同じく、卑しきポートマフィアの狗__

( 口許を押さえ、幾度か咳きつつ其方へ歩み寄り。片手間仕事と蔑して来たが、思って居たより此奴は逃げ足が速い。小癪な、と眉を顰めるが、然し少しは張り合いが有るものだと考え直す。コツ/\と靴音を鳴らして直ぐ其処迄来ると、咳を止めて双眸を向け。
刹那。膨大な殺気が放出されると同時に、外套が変形した黒刃が相手の頚を掴む。その儘倉庫の壁に叩き付ける。更に顱を潰そうと飛び掛る黒獣は相手の鼻先で止まり

「貴様で間違い無いな? 
此処数日、我がポートマフィアの縄張りを荒らす、北米より流れて来た無法者共の長と云うのは」

静かだが鋭い殺気の混じった声が空気を震わす。辺りに転がる、先程黒服が殺したと思われる十は超えた死体を一瞥し、それから相手の反応から肯定と受け取り

「一人は生かして、尾崎さんの拷問班に引き渡せと云われているが、その必要は無かろう。
貴様は今、僕が此処で殺す」

此処に残った通信記録で充分情報は引き出せると考え、黒獣を再び動かす。血と脳漿を撒き散らして喰い千切られる男の様子を、何度見ても食欲が無くなる光景だと思いつつ目を伏せて )





2: 桂.(僕) [×]
2022-04-04 15:44:51





貴方のその言葉を聞いたとき、
何故か安心した。
そうだ、貴方は、貴方の理想は――
誰にも打ち破れないのだ。

・.―――――――――――――――――――――――――――――.・

こんな心算じゃ無かった。
僕は貴方を殺したかったのでは無かった。
貴方の理想が壊れるその時を見たかった。
貴方も僕と同じ人間に過ぎないと、
其れだけ証明して欲しかった。

・.―――――――――――――――――――――――――――――.・

仮令、貴方を殺しても、
僕は何も嬉しくなかった。

・.―――――――――――――――――――――――――――――.・

そうだ、やっと気付いた。
僕が二年間、貴方を追い続けた訳は__、

・.―――――――――――――――――――――――――――――.・



//桂国

3: 創作(記録) [×]
2022-05-24 20:26:05

似合いますかね、

(本を捲る手を止め、貴方の方へ視線をふと向けた。手にしていた本をカウンターに置けば、ことり、と柔らかに音が鳴る。流れているジャズ音楽が一瞬止まった様に感じた。
お前には本と珈琲が似合う、と言われ、不思議そうに上記を尋ねて首を傾げる。耳に掛けた前髪が少し落ちた。それを払おうと手を伸ばす貴方を、抵抗もせず見詰め返す。普段はこんなことしてくれないのになぁ、とぼんやり考えつつ

「 どちらも好きですよ、似合うか如何かは別にして 」

撫でる様に髪を直してくれる貴方に、如何して良いか判らず目を細めて何と無く、と云った風に答える。貴方の前では御愛想等は振り撒く気にならず、本を置いて持て余した手でコーヒーカップの持ち手を指先でなぞり

「 貴方だって似合ってるんじゃないですか? 」

兎に角話の落ちが見えずに貴方に返す。手を離されそうになって、コップの縁を滑って居た自らの手を離して相手の手に触れ、微かに頭を擦り寄せる。
然し不審に思われないように直ぐに手を離して素っ気ない振りを

「 __ほら、珈琲冷めますよ 」

似合うと言い返されて笑う貴方を見ていると、急に恥ずかしくなって話題を無理矢理に逸らし、内心慌てて手に取ったコーヒーカップに口を付けて。ちらと横目で貴方を見た)


▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]個人用・練習用
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle