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76: 五月 [×]
2020-12-22 20:44:12


>63六笠


『 …………くそ、間違えたんだよ。
( 六月の瞳。反射的に目を逸らす。
オレは答えを知りたくないのか?

子どもの頃に思っていた事。
もしもカーテンを開けてみて、幽霊がいたとしたらどうしよう。やけに静かな部屋の中、もしも姉が死んでしまっていたらどうしよう。怖いから見ないでおこう。怖いから何もしないでおこう。

同じだ。
もしも、彼女の瞳を見て、六笠が「 政府の目 」だと確信してしまったらどうしよう。
その言葉も表情も仕草も、何もかもが政府に教え込まれた、心理統制術のモノでしかないとしたら。

こわい。
だから、目を逸らして、彼女の動向への関心を投げ捨てて、止めた足を動かすんだ。
次に六笠が何を言おうと、どんな態度を取ろうと無視する。見ないでおく。知らないでおく。その方が幸せだから )
オレ、先行く 』

( しかし、歩みは止まる。
道の途中で止まった車。そこから男が出てきた。黒スーツの中年男性。防衛課よりも、もっと上級の職員だろう )

「五月蝿(うるさ)、さつきくん 」

あ、五月蝿(さばえ)です

「 あーー五月蝿(さばえ)くんね。すまないね。独特な名前だから分からなかった。そんなことより、君ね、今回の件はとても重大だよ。君は様々な法律に違反した。国民安全法だとか、政令事項だとかにね 」

はい、反省してます

「 君が公の存在でなくてよかった。
ただ、規則を破ったことについて内閣府の人間たちはとても重く受け止めている。それで、どんな処遇にするかも決定した」

はい、

「 とにかく、一緒に来てもらおう。
その方が話も早いし、合理的だ。
しばらくの間は防衛課には戻れないが自分の招いた結果として受け入れるんだ。いいね?」

行きたくないですけど、はい、分かりました 』



>70 四ツ路


( 目の前には風になびくチュールスカート。
ボーーッとソレを眺めて、彼女に尋ねた答えをしばらく待っていた。

「 くだらないこと 」 「 能力を扱う練習 」

あぁーそりゃそうだよな。
相手の現実的な回答を前に、おどろおどろしく上を見上げた。冷たい色の瞳がこっちを見下ろしている。下から見るとあんな色してんのか。綺麗だな。まあもう、どうでもいいか。沈黙の中で、四月は消え去っていくのだろう。

「 強くなれば・・・ 」

予期せぬ言葉。
否応なく耳に入ってきたその言葉の羅列に、困惑した)

強く?
なんか本で読んだことがあるぞ。
人って守るものとか、目標がないと強くなれないって。
人の活動条件には、そういう薪が必要なんだって。でも、オレには薪なんてくべられてない…オレは空虚で空っぽなんだ。四ツ路には薪がくべられてるのか?

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