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 傷口の毒味 [ 指名制 / NL BL / 吸血鬼 ]/489


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21: 匿名さん [×]
2018-01-01 13:51:06




[ 名前 ]アーシャ・ブラッド・ブレイスガード
[ 性別 ]♀
[ 年齢 ]15歳

[ 性格 ]大変心が寛大であり大抵の事はまあそれも一興だと一言で済ませ笑い飛ばしてしまうほどの心の広さの持ち主。また外見にそぐわず紳士的であり男前なところから老若男女問わずによく人に好かれそうであるが趣味が生き物の解剖、細胞の研究などと言うために変人扱いをされることのが多く人が寄って来ないに加え陰口を言われることのが多い。そんな奴らとも是非とも分かち合いたいと思っている平和主義者。また正義感が人一倍強く、なんでも率先して人前に立ち指揮を執るリーダー気質も有り。もちろん面倒見がよく世話焼き。だが相反して自分のことになると滅法だめだめ。自炊はできない生活力はないで食事を摂らないだなんてことはしょっちゅうのこと。お洒落のセンスもなく私服はダサいの一言。モットーは他人に甘く自分に厳しく、なので所謂押しに弱いタイプ。

[ 容姿 ]アイボリーカラーの白髪を自由に伸ばしっぱなしにしていて肩甲骨よりも下ぐらいの長さの髪はサラサラストレート。アーモンド型の形の良い瞳。色は黄色。肌の色が白いのは普段研究室に篭っているから。学生のため白シャツに深緑のベスト、赤リボンという制服スタイルの上から似合わない白衣を着ている。普段から着替えるのが面倒で家でもこの格好である時がしばしば。黒タイツに黒いローファー。

[ 備考 ]その実両親が学者である。最近はカエルの解剖をするのにハマっているらしい。名前のブラッドは文字通り"血"という意味である。一人称が「僕」

[ ロルテ ]


...ったた、あれ?
( 研究室に籠って夢中になりすぎてしまいぶっ倒れてしまうだなんてことはよくあること。今日だって学校帰り友人達からの誘いを見事全て断ればすぐさま帰宅しそのまま研究室へと直行。母から何だか世にも奇妙な新しい新生物なる物が手に入ったと聞き解剖したさにいてもたってもいられず鼻歌交じりに解剖していたところだった。解剖し終わってしまった後はホルマリン漬けにして観察を行うためにその液体を取りに行こうとした時、不意に立っていられなくなるほどの激しい頭痛に襲われる。自身は偏頭痛はないしましてや頭痛持ちだなんてもってのほかの超健康体。頭痛に襲われるだなんて珍しいこともあるものだと冷静考えていたのもつかの間、視界が暗転すればそのままブラックアウトし意識を手放した。__どのくらい時間が経ったのか時間感覚の狂った頭を抱えながら起き上がってみると目の前に広がるのは遊び慣れた研究室ではなくどこか古びた洋館の暖炉の手前。立ち揺らめく炎に心を奪われたのかじっとその炎を見つめたまま半身を起こした状態で固まる。以前父親か母親のどちらかが言っていた気がする。人は死を前にするとどうやら冷静になることのが多く、妙に頭の中は落ち着いているのだと。もしや自分はどういうわけか死んでしまったのだろうかだなんてぼんやり考えつつ炎からは瞳を逸らさずに。)



( / 主様の素敵な設定に惹かれてやって来てしまいました…!とても変人な子ですのでもしも相性が合わないと判断された場合はばっさりと切り捨ててくださいませ!不備等ありましたらお手数ですがお教え願います。)









22: >21の者です [×]
2018-01-01 13:51:58




レス消費申し訳ございません…!希望はエデン様でよろしくお願い致します…!






23: 主. [×]
2018-01-01 14:17:02

>>アーシャ様


(/ pfの提出ありがとうございます!不備等ないのですが、何やらこちらの不手際があったようで…。

名前に血を組み込んでと言うのはニックネームに血を組み込んで、という意味で、PC様のお名前でなくても大丈夫です。こちらの書き方に不備があったのですが…。

なのでアーシャ様のお名前はご希望があれば変更して構いません。再三の言葉ですが不備はありませんので、お時間ある時にぜひお相手していただきたいと思います!)

24: 匿名さん [×]
2018-01-01 14:28:04




>23 主様

(  / わざわざお返事頂きましてありがとうございます!元からこの娘の名前はブラッドにしようと思ってましたのでもし主様がよろしければこのままで大丈夫でございます!!即レスになってしまい申し訳ございません…私めも主様のお時間ある時にお相手していただけたら光栄です!!)








25: 主. [×]
2018-01-01 15:25:27





>>お相手募集



これからお1人お相手の募集を致します。
新規の方はpfの提出をお願いします。


pfの提出や質問などはお相手中でも受付。
ぜひお越しください。


>1 世界観
>2 ルール、テンプレート
>3 提供吸血鬼

26: 血の匿名さん [×]
2018-01-01 15:28:09





[ 名前 ]李 暁蕾( リ シャオレイ )
[ 性別 ]女
[ 年齢 ]17y

[ 性格 ]年齢の割に大人びており節々で何処か達観した様子を見せる。順応性も高く、どんな状況下であれ物事を冷静に見据える等賢く聡明な頭脳を持つ。然し容姿からも想像のつく通りやや強気な姿勢が目立ち、意地も虚勢も度々張る。高飛車や傲慢という程礼節を弁えていない訳ではなく、無闇に突っ掛かったりはしない。大人びてはいるが年相応な面も幾つか見られ、負けず嫌いで頑固だったりと子供らしさが出て来る。又、色恋沙汰に興味はないという素振りを見せておき乍実際は運命的な恋愛に憧憬を抱いていたりと、リアリストを装った唯のロマンチストな事が窺える。素直に気持ちを顕にする事は滅多にないが、案外表情に出易い質な為非常に分かり易い。

[ 容姿 ]宵闇にも勝る深みのある黒髪は艶やかに腰まで伸び、両サイドで団子状、所謂シニヨンに纏めている。纏めた髪を覆う白いシニヨンキャップには赤く細いリボンがアクセントとして付いている。前髪は見事なまでのパッツンであり毛先は綺麗に一直線、又左右の耳前に後れ毛を垂らしている。瞳は眦の微かに釣り上がった強気な印象を与える形で凛とした長い睫毛が更に其の印象を強くする。虹彩は澄んだ青灰色。衣服はノースリーブタイプの金で刺繍や縁取りの施された赤いチャイナ服を着用しており太腿付近までスリットが入っている。身長は163糎で細身でありながら減り張りの有る体躯。白い肌と薄紅色の唇が特徴的。

[ 備考 ]其処まで位は高くないが良家の出である一人娘。基本的に欲しい物求める物は与えられて来たが、反して愛情は余り貰わなかった。教養はとても高く様々な国の言語を話せるが反面家庭的な事は一切出来ない。身体を動かす事は得意ではあるが好きではないらしい。甘い物可愛らしい物を本来好む性質。然し隠す事が多い。

[ ロルテ ]

( 薄らと目蓋が開いて行く。__背中に伝わる温度や感触は、毎晩己が身を委ねている弾力の有る寝台とは明らかに違う。未だ明瞭に映らない視界が捉えた物は、矢張り自室の白い天蓋ではなく見慣れぬ天井。夢現の境界の縁を彷徨っているのだ、と上手く稼働しない脳で勝手に自己完結をしようと再び双眸を閉じ掛けるが然し、掌や背中越しに伝わる諸々の感触は妙にリアルで鮮明、到底夢の世界とは思えない。ふと肌に感じた優しい温もりに緩りと発生源へ目線を遣ると、小さな灯火を燃やすアンティーク調の暖炉が朧気に見え。鉛の如く重たくなった倦怠感を主張する身体に鞭打って、懸命に上半身を起こすとシニヨンを携える頭部を緩慢な動作で左右に動かし周囲の確認をする。然し暖炉以外に突出した物は何も見当たらず、ロビーのような空間が広がっているだけだ。今の所は人の気配も感じられない。起こしていた上半身を再度床へと投げ両腕を精一杯に広げて遣れば、この際夢でも現実でも瑣末な問題だろうと聡明な彼女にしては楽観的に考えを展開し、燻る橙の温かな炎に照らされ乍悠々と時が過ぎるのにその身を任せて。 )



( / 一先ずはあけましておめでとうございます…!幻想的で素敵な世界観、是非参加希望させて頂きたく思います。不備等の有無や相性の事も踏まえてご検討宜しくお願い致します。 )





27: 主. [×]
2018-01-01 15:34:25

(/ こんにちは、あけましておめでとうございます!
pfの不備等ございませんので新しいお客様としてお迎えしたく思います。

本日このままお相手が可能ですが、いかがいたしましょうか?)

28: 血の匿名さん [×]
2018-01-01 15:41:43




( / タイミングが被り即レスの様な感じになって仕舞い申し訳ありません…!

はい、それではお言葉に甘えこのままお相手して頂ければと思います。指名はPFには書き忘れてしまいましたが、ギルさんかイヴさんのどちらかで迷っておりまして、此方伽羅との相性が合いそうだと思われました方でお相手をお願いしても宜しいでしょうか…? )





29: 主. [×]
2018-01-01 15:48:24

(/ いえいえ、実を言えば即レスもありがたかったりもしています…。

でしたらイヴでお迎え致しますね。少々お待ちください。)

30: イヴ [×]
2018-01-01 16:03:17

(ルーネリコだったかルーネラだったかはたまた別の人間だったか、とにかく同居人である女児から貰った食い物はいつも通り無味だった。柔らかみのあるプラスチックを食べているような感覚にその場では吐き出しはしなかったものの、1人だったら文句のひとつでも言って吐き捨てていた。それほどまでに己らにとってただの食物は不要なもので、やっぱり腹を満たせるのは人間の血液のみだ。久々に身をもって改めて実感したのである。)
……お、
(そんな時に暖炉の前を通りかかったのは単なる偶然だったけれど、不思議にも誰かが横たわっていたのが悪かった。口の中にまだ嫌な感触が残っていたのも、横たわる姿に興味を惹かれたのも全てが悪い。その横たわるのが人間であると気付けば、きっとそんな気持ちになるだろう。「おい」と声をかけた自分の声色はどこか苛立っているようだった。さっきの食い物がよっぽど嫌だったのだろう。自分のことなのにも関わらずそう考えて納得し、寝転がる彼女の頭元にしゃがみこんだ。「貸せ。首」それは自分なりの吸血を求める合図で。)

31: 李 暁蕾 [×]
2018-01-01 16:24:40




>イヴ

__、!?
( 灯火の温もりに身を預けてから一体何分経ったのだろうか。夢現の最中にだからか如何にも時間感覚が掴めない。然し何故だか自宅の豪奢な寝台に寝転がっているよりも何倍も心地好く感じて仕舞っている自分が居る事に何処か驚愕を覚えた。そのまま安堵感を伴う快楽に身を任せ青灰色の双眸を徐に閉じ掛けた刹那、唐突に苛立ちを孕んだ男性と思しき声音が鼓膜に響き最大限に目を瞠る。__如何やら第三者の出現で此の空間が夢現だという確率と可能性は一気に降下したようだ、と変に冷静さを保つ思考回路で考えるが、タチの悪い明晰夢の可能性も捨て切れないと一旦思考を中断させ。完璧に気を抜いていたのが起因して直前まで気配に気付けず、人影が此方の首元にしゃがみ込むと倣うように上半身を僅かに起こす。眼前の男性は銀髪に赤い虹彩と生身の人間には余り存在しない色彩を放っており、又酷く端正な面持ちだ。暫し凝視するように其の顔を眺めていたものの、彼の端的な言葉を皮切りに再び思考を展開する。首を貸せとは一体如何ような意味を含んでいるのだ。物理的に、という意味なのならば不自然だろう。見ず知らずの男の人に首を貸せと申し込まれた所で二つ返事する程阿呆ではない自覚がある。怪訝そうに目元を細めさせ乍凛とした態度を見せ。 )
__此処が夢か現実かは置いといて…首を貸せというのはどういう意味?そもそも、貴方は誰?



( / 本当ですか、良かったです…!有難う御座います、イヴくんですね。畏まりました。それでは此処から宜しくお願い致します。/ 蹴り可 )





32: イヴ [×]
2018-01-01 17:12:28

(大人しく首を貸さない目の前の彼女。ここまで来て反抗かと目を細め、舌打ちを堪えて小さくため息を吐いた。ただそうしている間にも体は血液を求め、欲も募る。流石に待ちきれない。もう面倒だから無理矢理にでもやってやろうかなんて考えも頭を過ぎったところで夢だ現実だなんて言葉が耳に入り、今までの不思議な行動の訳を一瞬で理解した。……この直感が正しければ彼女は素直に首を貸さない輩より面倒で、己に自然と仕事を課してくる傍迷惑な存在だ。…まあでも見つけてしまったものは仕方なく、ギルやビビに怒られたら何より怠い。強気な印象を受ける彼女の瞳を捉え、面倒だけれど取り敢えず言葉は返してやることにした。)
夢じゃねぇよ。…ほら、感情も感覚もある。
(手取り早く物を分からせるには言い聞かせるより体に教え込んだ方がいい。そんなことはもう何年も前から知っていて、もう何年も前から種族問わずやっていることだ。今回も例に漏れずその必要があるらしく、その面倒さにやっぱりため息を吐く。渋々、といった様子ではあるが否定の言葉を述べて手を伸ばしてやり、痛覚を感じさせるよう彼女の首元に人差し指の爪を立ててやった。触れた首元に特徴的な牙の後はなく、疑惑が確信に変わる。彼女は間違いなくここに来て間もない人間だ。「…運が悪りぃな。送り込まれたんだ」全く残念だとも可哀想だとも思わないけれど。運が悪いと言った己の表情はきっと無表情で。)

33: 李 暁蕾 [×]
2018-01-01 17:44:54




( 返答が来るまでの間、眼前の男を観察するように見詰める。一重に人間という一言で片付けられるような者では無い、と雰囲気な面持ちから何となく察する事は可能だった。然しまるで現実味がない。仮に夢現の最中ではないとしたら、先程迄真白な寝台に身を預けて居た己は夢遊病にでも掛かって仕舞ったのだろうか。__否、そもそも自宅の近辺に大きなアンティーク調の館等存在しなかった筈。醸し出すのは他国の雰囲気であり危うく飲み込まれそうになる温かさだ。思考の渦に陥りそうに成った所、彼の紅い瞳と視線が交わり言葉を投げ掛けられるだろうと僅かに身構えた。 )
___ふうん、どうやら本当みたいね。
( 面倒臭い、というオーラを一心に放っているが、此方の身としては知った事ではない。青灰色の奥底で煌めく強い光を湛えた侭彼の言葉を聞き届ける。否定的な内容に思わず反論すべく薄紅色の唇を開き掛け、そして噤む。ゆらりと蜃気楼の如く伸ばされた掌に警戒心を顕にせんと身体を硬直させ僅かに身動ぎをするが、此処が夢ではないと証明する為の動作だったようで首元に感じる微かな感触にぽそりと感想を漏らす。次いで、無表情に告げられた同情の台詞に一先ず夢遊病でないと分かり心中で安堵。不安が全く無いわけではない、然し尚も冷静且つ強気な姿勢を崩さず一蹴してみせ。 )
別にどうってことないわ。家に居ても退屈だもの。




34: イヴ [×]
2018-01-01 18:31:21

(警戒心は十分、強気な性格も苦手なわけではない。釣り上がる目と口調には合わず、可愛らしく頭に乗る団子のようなものはどこかに秘めたものを表しているようで好ましい。面倒でかったるくてパスすべきだと思っていた初対面への説明業務だけれど、こんなに個性がある者だらけなら定期的にやるのも暇潰しにはなるだろうか。少なくともここに突然来たことへ大した驚きを見せようとしない者はわあわあ泣き喚く餓鬼よりかは珍しく、興味を惹くものだった。その驚きが例え本心でなくとも、だ。)
…ならお前はここにいるべきだ。……奉仕も悪くねえからな。
(胸の奥がくすぶり、彼女の首元に触れていた手を左頬に移動させた。にやりと笑ったのは無意識で、彼女の発する言葉が、態度が何処と無く気に入ったからだろう。笑った口元から覗く特徴的な八重歯は久方ぶりに肌を裂く感覚を求めている。そして未だ血液を欲せんとしていて、対象は言わずもがな目の前の彼女になった。「いいか?」頬にやった手で彼女を軽く引き寄せ、青灰の瞳には自分だけしか映させない。ただの仕事を課す存在だった者は興味がある者になり、吸血鬼は日常の退屈さから興味を持ったものには良くも悪くも構いたがる癖がある。館の人間共はおどおどして女々しい奴ばかりで面白味がなく、己もそれに飽き飽きとしていた吸血鬼の1人であるわけで。)
…お前はな、俺に血を吸わせるためにここに来た。帰れはしない。
(端的に、ほんの少しの自己満足と捏造を加えて。彼女はどうするだろう。ほんの少しでも興味を持てば構い過ぎると呆れられたのは何年前だろうか。きっとそれは悪癖なのだろうけれど、結局は楽しいからの一言で終わらせてしまうのも悪癖だ。)

35: 李 暁蕾 [×]
2018-01-01 19:02:06




( 今回は虚勢を張った心算は毛頭ない。欲しい物も求める物も万物全て与えてくれる、傍から見れば正に夢のような家庭環境ではあった。然し楽しい、という感情を抱かなくなったのは一体何時頃だっただろうか。少なくとも幼少期と呼ぶ時期には未だ無知で幼気な子供だった気がする、と柄にもなく昔日を懐古するのも束の間、受け取り方によっては己を歓迎しているのではとさえ思う言葉の羅列たち。彼の本心か否かは依然として定かではない。嗚呼、然し虚空に満ちた空っぽの自宅以外にも居場所が在るのだと言われているようで、余り悪い気はしなかった。すると、何処か冷たさを含む彼の掌が緩りと左頬へと移動し、伴って口角が釣り上がる。ぞわりと背筋に得体の知れぬ何かが電流の如く駆け抜け、びくりと震えそうになった両肩を寸でで堪えては覇気の有る双眸で睨める様に見詰める。一瞬光を放った八重歯が垣間見得る刃は彼の不自然な行動と相俟って酷く不気味だった。__そして引き寄せられる。勿論双眸は彼の姿しか映し出さない。 )
___…、血?
( 理解が追い付かない。生身の人間かどうかは疑わしい存在ではあったが、その言動からして導き出される結論は一つ。そう、空想上伝説上の生物とされる吸血鬼だ。好奇心は有るほうだった筈だが、今の状況下であると彼が吸血鬼であるという事実を脳は拒否している状態にある。嘘だと否定する気になれないのは彼の妖しく光る双眸が理由か、それとも別の何かか。然し此処で怖気付いた態度を無様に露呈させるのは己のプライドが許さない。スリットから伸びる白い脚を徐に組めば、微塵の動揺も恐怖心も見せる事なく、何時まで続けられるかも分からぬ強気な姿勢を維持する。次いで彼が本当に吸血鬼であるという事を確かめるべく試すような発言を。 )
そう、帰れないのは少しだけ悲しいわね。…貴方が何者かなんて今更野暮な事は聞かないけど、__吸いたいなら吸えば?本当に吸えるのならの話だけど。




36: イヴ [×]
2018-01-01 19:43:17

(あまり己が天真爛漫な者を好まないのは、大抵において面白みがないからだ。行動が率直で素直なのは素晴らしく良いことだけれど、話し相手としては足りない。話すのならとんでもなくぶっ飛んだ奴だったり、行動や感情が読めない意外性のある奴が良い。そんな己だから館にやって来る女々しい奴では不足する。次第に面倒になって新しい奴の迎えは他のに任せていたけれど、血を吸ってみろと言う奴は他のどんな吸血鬼でも多くは迎えていないのではないのだろうか。少なくとも己には意外に見える。そんな者の挑発とも聞こえる発言を、どうして無視することができるだろう。挑発だという意識がなくとも願いには答えてやるべきだ。)
……お前が求めたんだ。…俺は応えてやる。
(強気な表情が苦痛に変わる瞬間を、普段は隠れたあどけない一面を。そんな言葉には強く興味を惹かれる。掌の上でくるりとひっくり返すような、そんな感覚を堪らなく好むからだ。足を組んだ彼女の表情にはまだ余裕が見える。すぐくたばるような柔いものではなく、それはつまりまだ遊び甲斐があることを示している。最後に頬に当てた手を離し、彼女の首筋に顔を寄せた。その首筋に小さく軽いリップ音、舌を這わせて熱を与えれば、今度は吸い付くように唇を重ねて。遂に口を開いて牙を立たんとしたところで彼女を見上げ、「…なあ、責任は取んねえよ、」返答や拒絶の間を与えるはずもなく、鋭い牙でその肌にキズを付けた。)

37: 李 暁蕾 [×]
2018-01-01 20:16:18




( 直感が告げている、彼は紛れもなく吸血鬼であると。然し決定的な何かをこの目で確かめない限りは絶対に認めはしない__否、何故か認めたくない。疑いの色を孕んだ青灰色で一回も瞬かせる事なく彼を見据えては、さて如何出るかと見物気分に毅然と待ち構え。事実、彼が吸血鬼であったとしても挑発的な言葉を投げ掛けた程度で唐突に血を吸うとは微塵も思っていない。即ち心中の一隅には変な余裕が有る。「有り得ないだろう」といった類の。然し其の甘ったれた思考を一刀両断するかの如く彼は首筋へと端正な面差しを寄せた。 )
ちょ、何して…!__ッ、ん、
( 幾ら大人びた少女とは云え、実体は意地と見栄と虚勢で塗り固めた齢十七の小娘。加えて俗世について触れる機会の少なかった箱入り娘と来ては、異性と密着する事は疎か真面に言葉を交わす事もなかった。詰まる所、耐性や免疫は皆無に等しい。こういった己の境遇を恨む日は無かったが、今首筋に感じた唇の感覚に意図せずとも顔全体が烈火の如く熱を孕み、一気に集うのが分かれば之までの自分自身の境遇を酷く呪った。慌てて抗議しようと開いた口でさえ、這うような彼の舌によって音を紡ぐ事なく小さな吐息を漏らすだけ。此処で漸く悟る、彼は本気なんだと。幾度となく吸い付く未知の感触に必死に耐えんと掌でチャイナ服の生地を強く千切れんばかりの勢いで握り締める。軈て赤い双眸と視線が交わり、辛うじて聴こえた呟きに答えを返す暇もなく鋭利な牙が皮膚を貫くと、体感した事のない迸るような痛みに思わず表情を崩す。弱さだけは見せまいと唇を真一文字に結び、如何にか声を漏らさない様にと片手で口元を覆った。 )




38: イヴ [×]
2018-01-01 21:22:31

(舌を這わせ、唇を重ねたその首は十分な暖かさを持ち、濡れた皮膚は吸血鬼からして非常に魅力的になる。ただの食事としての吸血ではなく遊びを入れて自分自身をも焦らす余裕があるのも良い。本能的に牙を立ててやるのもいいけれど、やはりこうしてゆっくりと楽しむのが本来の吸血だ。牙を立て、血液を求める最中視界の端に見える彼女の顔が赤みを帯びているのも己を煽った。__そうだ、その顔が良い。照れではない何か、恐らくは高揚で牙は更に皮膚を裂く。)
…ッ、は、…ッん、
(力を入れるごとに血液は喉を潤し、叫び出しそうなほど求めていたソレを体内に入れ、急激に体内のボルテージを上げる。環境、悪戯、血液。どれをとっても素晴らしく最高の舞台で、比例するように赤く鮮やかな血液は酷く良い味だった。時折酸素を求めるように呼吸が荒くなり、その度彼女の首筋や鎖骨に血液が流れる。それもどこか艶やかに見えて仕方がなく、自分でも目がギラリと輝いたのが分かった。そんな艶めかしい状況に牙を立てることを止められるはずもなく、腹は満たされ喉は潤っても心が満たされぬ歯痒さに無意識に牙に力が入る。と、口に入る血液の量が急に少なくなった。理由は考えなくても明白、単純に体内の血液が少なくなったのだ。さすがに血液がなくなれば、どんな生物であろうと動きを止めてしまう。それは流石にマズイ。無意識に皮膚を噛み千切る勢いだった口から力を抜き、牙を首筋から離し残った傷跡を慰めるように舐める。彼女にとって初めての吸血痕になるモノだ。)
…どーすんの?逃げんの?お前。
(血を余すなんて勿体無いことはしない。舌舐めずりで唇に付着した血を舐め取り、手の甲で口元を拭った。次いで彼女に視線をやり、随分痛みに耐えていたらしい彼女を思い返して上記を淡々と口にし。大抵初めての吸血を終えた人間共は放心するか泣き喚くかがほとんどで、その大半が走ってどこかへ逃げて行く。この館には終わりも出口もないのだから結局ライブやビビに捕まって、それでも逃げ出そうとする奴はライブが体内の血を全部吸って始末だ。どうせ逃げたって怯える時間を増やすだけだし、結局最後まで抵抗すればこの暖炉に亡骸を放り込まれる。「…どーせ逃がさねーし。馬鹿共と暮らす?」何より生き延びることができるし、先ほど自分が逃がさないと言ったばかりだけど気が変わったら帰ることもできるやもしれない。己がお勧めできるのは間違いなく後者だ。それでも楽になりたいと言うのならもう一度牙を立てるだけだけれど。)

39: 李 暁蕾 [×]
2018-01-01 22:08:47




( 今迄歩んで来た十七年間、蝶よ花よという訳ではなくとも思う存分我儘を言い大層謳歌させて貰った故に、痛みを感じる場面は一度たりとも無かった。じり、と火に炙られている様な継続的な痛みが牙を突き立てられた部位から身体全身に伝達していき、充分に酸素を取り入れる事さえ侭ならない。全ては己の考えの甘さから来る物だと今更ながらに後悔と反省をする。至らない己を戒めるかの如く細く鋭い牙は柔肌を裂いていくが、伴って掌に力を込める。朦朧とする意識でも血液が次々と喪われていく感覚を掴むと、見栄で固められた殻を破るように恐怖心がじわりと滲み出し。拍車を掛けるように視界が捉えたのは、首筋から鎖骨へと伝う鮮やかな赤い液体、未だ年端も行かぬ小娘だと自覚していたが、僅かに乱れた襟元に滴る其の血液を一度見遣れば愈々取り返しの付かない、否後戻りの出来ない所迄来ているらしいと漠然と思考を巡らせる。抵抗しようにも激しい脱力感に襲われた身体は言う事を聞かず、服の一端を掴むだけと酷く無力な状態にあった。状況を打破する最善策はどれだと必死に模索している途中、徐に牙が抜かれたのを感じ取ると其れを引き金に筋肉が弛緩する。確かな慰めの意を込めて一舐めされると僅かに肩を揺らしつつ、浅く吐息漏らすと口元を覆っていた掌をだらりと床へ放り投げ。 )
__ッ、逃げないわ。こんなの、痛くも痒くもない。
( 口端に微かに付着した赤い血を舌舐めずりする様は素直に言いたくはないが酷く様になっていて、そして妖艶さを含んでいた。どくり、と心臓が跳ねる。先程迄牙が突き立てられていた、今は吸血痕が見られるであろう首筋に手を持っていき傷の状態を確認しつつも、半ば食って掛かる勢いで彼の言葉すらも遮るように声を発す。依然として強気な姿勢は崩すまいと、未だ微かに紅潮した頬であり乍も射抜くような視線を寄越すと選択権はないとでも言わんばかりに問いを投げ掛けられる。正常に機能し始めた脳で考える、雰囲気から察するに矢張り選ぶべき道は一つしかないようだ。尤も、言われなくとも逃げる何て醜態を晒す心算は更々ないのだが。軈て己にも言い聞かせるように凛と再度同じ内容のものを繰り返す。それと同時に後半部分に関しても触れ。 )
…言われなくても逃げない。__馬鹿共って、貴方以外にも誰かいるの?




40: 主. [×]
2018-01-02 10:42:24

(/ 昨日は背後落ちすみませんでした…!!

素敵なお相手をありがとうございました。またお相手募集の時にお声掛けいただければと思います。)

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