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Beautiful Rose/28


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自分のトピックを作る
21: 創作執事 [×]
2017-12-22 23:11:12



(相手が助手席に就いたのを確認してから運転席へ。車内は原形が既にメカメカしくその上に何か飾るとごちゃごちゃする為敢えて物はあまり置かない仕様にしているが、助手席の背中ポケットには車雑誌、運転席と助手席の間にあるドリンクホルダーにはフリスクと手のひらサイズの色のくすんだ猫のぬいぐるみが鎮座している。さてと自分の右手にあるシートベルトに手を伸ばすも隣を見れば動作と口がバラバラに動いている相手の姿があり「器用ですね」と意地悪じみた口調で呟くと少し身を乗り出して相手が掴んでいるシートベルトの先端を手を重ねる様にして持ちながらホルダーに嵌め込み。体勢を元に戻してから両手でハンドルを握れば「では、出発します」の声と共に緩めにアクセルを踏み出し)プレゼントのお話ですが、私なら普段から身に付けられる時計はとても嬉しいです。お揃いのアクセサリーを購入してお互いに身に付けるのも素敵かと。……あの、緊張していらっしゃいますか?




22: 西条 葵 [×]
2017-12-23 00:00:30



(重ねられた骨張った手に、不意に近づいた距離に鼓動が早まり顔に熱が集まるも、直前に聞こえた内容にむっと唇を尖らせ「自分でやれると思ったのよ」とぼやき)
だ、大丈夫よ。少し、いつもと違うから慣れないだけ。
確かに良いかも知れないわ。でも、お揃いの物なんて身につけてくれるかしら?
(強気な口調で誤魔化そうとすれも、やはり落ち着かず、窓の外を流れる街並みを他所に視線は車内を彷徨い、ふとドリンクホルダーに置かれたぬいぐるみに目を止め。明らかに車内の様子から浮き上がっており、この執事がまさかこんな可愛いらしい代物を自ら購入する筈もなく、予想される答えにハンドバッグを握る手に力が入り)
それ、可愛いわね。
でも、桐山がぬいぐるみを大切にしているなんて意外だわ。
(「どなたかのプレゼント? って聞くのは無粋かしら?」と相性を見上げる傍ら、頭にふと過るのは先程の会話出て来た彼の『憧れの人』という言葉で)




23: 創作執事 [×]
2017-12-23 07:51:10



お嬢様がお慕いする殿方ならきっと喜んで受け取ってくださると思いますよ(根拠や自信はあまりなかったが少しでも前向きにプレゼント選びを楽しんでもらおうと振舞う最中、相手がドリンクホルダーのぬいぐるみに気づけば、一瞬ハッとして此方もぎゅっとハンドルを握り締め)っ、それは!い、頂き物です。ちょうど今から、10年前の…。




24: 西条 葵 [×]
2017-12-23 19:41:16



そう……そうね。
ならお揃いのアクセサリーで何か良い物がないか探してみるわ。
(こちらを気遣う言葉に、それ以上の意味はないと思うも本人に言われるのは嬉しく、そっと口角を上げ、フロントガラスの向こう側少し離れた場所に馴染みの宝飾用品店を見かけ、そこに止めるように言い)
そ、うなの。そんな前の物を今も置いているなんて、余程大切な方から頂いたのね。
(相手の焦った様子を気にかける余裕がない程、動揺し一瞬言葉を失うも、贈り主への嫉妬よりそんな相手がいたのかと苦さと息苦しさを感じ、次第に視界が滲み。10年前といえば、相手と初めて出会った頃だと、もやもやしたものを感じ)


ーーーーーーーーーー

(/背後失礼します。無粋な確認で申し訳ありませんが、ぬいぐるみの贈り主は幼い頃のお嬢様で良いのでしょうか? もしそうなら、ロルで簡単な過去エピ入れさせて頂いても良いでしょうか? 違うならスルーして頂いて構いません。失礼しました)




25: 創作執事 [×]
2017-12-23 21:35:54



いえ、それは…(古いぬいぐるみを置き続けている理由を言うか言うまいか迷っている間に相手から示された店舗が近くなれば車を端に寄せて停車させ、無言の空気を振り払うように車外に出て助手席側のドアを開け。妙な雰囲気にしてしまったが仕事中には変わりなく咳払いをひとつ落とすと何事もなかったかのように柔らかな笑みをつくって手を差し伸べては相手を社外へと促し)私は車を移動させてからすぐに参ります。ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さいませ。


ー ー ー ー ー ー ー ー ー

(/こんばんは。お察しの通りです!勝手に設定してしまったのでお嬢様は忘れてしまっていてもいいかなと思っていたのですが、過去描写をくださるのでしたらぜひお願いします。お声掛け感謝します)




26: 西条 葵 [×]
2017-12-23 22:43:10



(差し出された手にそっと手を重ね、潤んだ目に気付かれないように少し目を伏せ、車から降り)
ええ、ありがとう。
それじゃあ、先に見てるわね。
(ちらりと車内のぬいぐるみを振り返り、何か引っかかる気がするも、それが何か分からず、車から離れ店内へと入り)

(店内はクリスマス間近ということもあり、庶民的な店のような謳い文句はないものの中央には、ペアの指輪やネックレスなどのアクセサリーが並んでおり)
お揃い……ペア……。
(何かが引っかかるとじっとそれらを見つめ、次の瞬間はっと息を飲み。まだ彼が自分の執事になって間もない頃、幼い時分には両親のいない日は酷く心細く、『あなた、私の執事なのよね。なら、ずっと私の傍にいなさい。お父様やお母様がいない時も、あなただけは私を一人にしないで』と『その代りにこれをあげる』と少し強引に当時お気に入りだったぬいぐるみを押し付けたことを思い出し。そう、あれもペアのぬいぐるみで、リボンの付いた女の子側の猫は、今も箪笥の中で眠っている筈で。そんな昔の物をまだ持っていてくれたことの嬉しさで、潤んでいた目からついに雫が一筋流れ)




27: 創作執事 [×]
2017-12-24 07:53:00



(相手を見送ると車に戻り少し離れた所定の場所に停車させ。ハンドルを放してどんと身体をシートに預ければ左手でドリンクホルダーのぬいぐるみを取り上げ目前に持ち上げると見つめ合うように目を細め)一人にしないで、か。

(降車の際に黒いコートを羽織りポケットの中にはあのぬいぐるみを忍ばせて。店内はそう広くなく見渡した先に相手を見つけるとそっと背後から近寄り)お待たせ致しました。…葵お嬢様、先程のぬいぐるみの件なのですが。昔の事ですのでお嬢様はお忘れで当然かと思います。実は-。




28: 西条 葵 [×]
2017-12-24 09:46:53



え?
(背後から聞こえた声に少し驚いて振り返れば、つうっと流れた涙が頬を伝い落ち、慌てて微笑みながらゆっくりと首を横に振り。あのぬいぐるみを今も持ってくれていた意味を、それがただの執事としての忠誠心からだけではないことを期待してしまいそうになる気持ちを抑えるように胸元で手を握り)
いいえ、今思い出したわ。
あのぬいぐるみをあげたの、私よね。
まさか、まだ持っていてくれてると思わなかった。
……あの約束、まだ有効だと思っていても良いの?




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