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暗い美術館の音色。//“Ib”/14


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■: 美術専門学校生 [×]
2017-08-08 16:55:39 




   昼下がりの 灰色の空の下……

       とその両親は
  美術館に向かっておりました……


   「忘れ物 ないわよね   ?」

  「そうだ     は持ってきた?
    ほら 誕生に あげたやつ」

 「ちゃんとポケットに 入れておくのよ?
      なくさないようにね」






1: カイ・フォルトナー [×]
2017-08-08 17:00:36



只の停電、か……?

(昼下がりの美術館にて、大学を早々に抜け出し念願のゲルテナ展を楽しんでいたその矢先。蛍光灯が切れる音がして突然館内がふっと暗くなり、密やかにさざめいていた人の気配もTVの音を消したかのようにぷつりと途絶え、しかし奇妙に耳障りな足音だけがどこからか聞こえ始めて。
 違和感から辺りを見渡しても、めいめい鑑賞を楽しんでいたはずの観衆は神隠しにあったかの如くだれひとりとして見当たらない──まるでこの美術館には最初から自分独りしか存在しなかったかのようだ。
 何が起きた? 何故急に客が消えた? 不可解な唐突の異変に内心異常事態を悟りつつ独り言を呟きながら、靴音を鳴らして館内を歩き回る。男の肖像画の前を通りすぎた時急にわざとらしく咳き込む音が聞こえ、ばっと背後を振り返るが、やはりそこには誰もいない。
 訝りながら、前方にある巨大な真紅の薔薇のモニュメント『精神の具現化』に何とはなしに目をやった時、視界の隅に人影を捉えてはっとそちらを見やれば、そこには驚くべきことに見覚えのある茶色い髪の少女がひとり。華奢な体つきをしたかつての高校時代の後輩が、床に描かれた巨大な絵画『深海の世』の前に佇んでいるのを見つめ、呆然と問いかけて)

……クレア? おまえ、何してる?



(/クレア嬢背後様、お声がけありがとうございました。初回ロルゆえ、雰囲気作りやら何やらと冗長になってしまったことをお許しください。当方、最短で段落ひとつ分〜最長で今回の全文量ほど回せますが、250字〜とのことで次回からはふたつ分を目安に回させていただきます。背後様初回ロルは今回の量に合わせる必要は全くございませんので、書きやすい文量でのみ回してくださいませ!
  また、最初のうちにできるだけ背後様の要望を把握しておきたいので、カイに対する要望、ストーリーに対する要望(目指すENDなど)を教えてくだされば幸いです。)




2: クレア・オルコット [×]
2017-08-08 18:18:37




此処に絵なんてあったかしら。……停電…?

(昼下がりの美術館、両親に連れられ開催期間中二度目のゲルテナ展へと足を踏み入れたのは数時間ほど前のこと。美術品の事となれば連れてきた娘さえも放ったらかしにしてしまう両親とは早々に別れ館内巡りももう直ぐ二週目に突入しようかという頃、何も絵の飾っていない場であったはずの所に一枚の絵が展示されている事に気付き。題名を見るとそこには『絵空事の世界』と書かれている。それに魅入っているとと電球が切れるような音を立て館内中の電気を消したかのように闇に包まれ、それだけならまだしも先程まであった人の気配まで消えてしまっている。どういう事かと眉を潜めつつ片手を壁へと付け壁伝いに階下へと足を進めよう。コツコツとローファーで地を踏む音を響かせながら階下へ辿り着けばそこはこの美術館に居たのは元から一人きりだと感じるような異様な程静まり返った空間で。恐る恐る『深海の世』が床へと描かれているフロアへと立ち入れば、周りが全て柵で覆われていたはずの一部が無くなっておりその前には一揃いの靴跡が。不自然に思い開いている場へと立ち中を覗き込めば不思議な事に絵の中に入れるような、そんな気がしてきた。そんな気を起こすのと同時に澄んだ青色の瞳は暗く虚ろに濁り、もし今の瞳を誰かに見られれば不気味な印象を与えるのであろう。一歩絵の中へと足を踏み入れようとした時に聞こえてきた聞き覚えのある声にふっと顔を上げれば少し距離があるながらもかつての先輩である彼の姿を視界の中に捉え。ゆらりと瞳を揺らした後に我に帰るも絵の縁へと置いた足は先の驚きで平衡感覚を失い。口に出した言葉の正誤など分かるはずも無くぎゅっと目を瞑ればすぐに訪れるであろう床へ倒れ込む衝撃を待ち)

カイ先輩、なんでここに…?……やだ、落ちる


( / 先に希望者様がいらっしゃった中お選び頂き有難うございます。ロルの件ですが私の方も考えている内に段々と長くなっていってしまったのでお気になさらないでくださいませ!先方の板で書かせて頂いたのは最短ロル数の為に長ロルだと軽く1000文字を超えてしまうこともありますし、普段より500文字程度はあるかと思いますのであまり考えずとも主様の回し易い長さにてお願い致します!
息子様に関しましては、クレアよりも先に背後が惚れ込んでおりますのでぜひそのままでお願いしたく。目指すENDに関しましてはハッピーエンドで、脱出後は原作で言う『再開の約束』辺りを目指しつつ可能な限りのフラグも回収もしっかりとしていければなと思っております。
当方も主様の考えるストーリーや、クレアに対して要望等御座いましたら仰っていただければ幸いです。 )




3: カイ・フォルトナー [×]
2017-08-08 19:29:26



ッ!? おい、危な──!

(不気味な程に静謐な、薄闇に浸る館内。深海魚がおぞましい牙の並ぶ口を大きく開けた絵を見下ろす彼女、美術関連の職につく両親を持つクレア・オルコットの青い瞳はひやりと背筋が凍るほど虚ろで、彼女がどこか得体の知れない異界に引きずり込まれようとしている、そんな現実離れした恐ろしい予感を覚えたが、実際彼女が1歩足を踏み出したのを見た瞬間それは強固な確信に変わり。
 進学による別離で会わない時期があったとはいえ、かつての後輩を見捨てられる筈がなく。彼女を現実に繋ぎ止めなければ──脳裏が警鐘を強く発したと同時に、初めてこちらに気づいた彼女が名を呼びながら驚きのためかバランスを崩し転倒しそうになったのを見て、即座に本能から身体が動く。だが、巨大な絵に土足で踏み入る最短距離では向かわず、迂回するようにして彼女の元へ走り寄ってしまったのは、やはり巨匠の大作を踏みつけになどできない画家の端くれのさが故か。駆けつけるや否や彼女の華奢な腰を支えようとするも、遅れたためか自身もバランスを崩し──或いは、すぐそばにあった底知れぬ深海の絵の引力に引っ張られ。
 彼女の下に回り込む体勢で目を瞑り、鈍い痛みを覚悟したが、しかし次の瞬間体感したのは、ざぶん、と冷たい水の中に飛び込んだような奇妙な感触、そして湧き上がるいくつもの泡の音。……いったいどこにこんな空間があったのか、気づけば自分は、奇妙に空気の張り詰めた、一面が真っ青な部屋の床に彼女と共に倒れ込んでいた。
 ──息はできる、そうわかってほっとすると、まずは周囲を見渡して。おかしなことに、飛び込んだはずの水面は見当たらず、赤と青の2枚の絵画が飾られている壁の間には、まるで塗料を塗り込んだように階段も何も無い。次いで自分の上にいる彼女を見、頭を衝撃から守れたであろうことに安堵すると、まだあんな瞳をしているだろうかと気にかかりながら声をかけて。)

……おい。おい、クレア。大丈夫か? なあ、起きろ。



(/ロルの件了解しました!長ロル派の方と知り内心狂喜乱舞している背後です。では、お互いに回しやすいだけの長さで自由に書くということで!
  嬉しいお褒めの言葉をありがとうございます。当方もしっかり原作ゲームのフラグを回収しつつ『再開の約束』ENDにできたらと思っていたので、そのお言葉に安心しました。随所でフラグ立てを行いつつ、上記ロルで階段を失くしたように、進行上取り立てて問題がなさそうであれば、原作を意図的に省略することもしていこうかと思います。

  ストーリーについては、灰色の間クリアのあの悪夢→休憩のシーンで、原作でもイヴとギャリーの関係が大きく深まっていた為、此処では不安なクレア嬢をカイが男として支えたいと欲するほどの大きな進展があると良いなと思っています。出来れば色々な口実から抱きしめたりするくらいには……(小声)
  その為、まずはそこを目標にふたりで探索しつつ仲を深めていきたいです。
  クレア嬢自身については当方も同じくそのままの彼女に惚れ込んでおります。が、彼女との間接的な関係についてご相談です。
  カイの両親が芸術家、クレアの両親が美術品鑑定士や美術商であり、両親同士仲が良かった。故に、高校時代あまり関わりがなかったものの、カイとクレアは互いのことをかねてから知っており、カイが進学するまで、時々は両親同士の本の貸し合いの代理人として話す仲だった……という、近いようで遠い微妙な距離感だった設定にさせていただいても宜しいでしょうか?
  美術館に閉じ込められたことで、知ってるようで実は殆ど知らなかった互いのことを知り合うようになり、そこから恋に落ちていく……という物語にさせて頂けたら幸いです。
 また、クレア嬢のオリジナルの過去設定などが取り立ててありましたら、そちらも進展の題材にしたいのでそのうちにでも……!)




4: クレア・オルコット [×]
2017-08-09 08:29:39




(目を瞑りやがて来るであろう衝撃を待つ時間は凡そ数十秒ほどのものだったが体感的にはその数倍近くに感じ。腰の辺りに微かな体温を感じるも先程居た場から慌てて来てくれたのであろう彼よりも転倒する力の方が強いのか、はたまた自身が"絵の中に入れる"と思ったのと同じ様に何らかの力が働いているのか。二人して絵の中へと倒れ込んだ筈が待ち受けていたのは床と衝突する衝撃ではなく、水の中に飛び込んだかのような感触。耳元でとぷん、という水に浸かるような音が響いた後頬を気泡が撫でていく感覚は宛ら水中の様。どれだけ思考を巡らせても倒れ込んだのは絵の上であり、水場では無い。幾ら考えてもこの可笑しな状況に対しての説明など思い浮かぶはずも無く。暫く思考を馳せた後にそれを放棄するかのように意識を手放し)

──んん、カイ、先輩…?……ッ!ごめんなさい、すぐ退きますね。

(暫く混濁した意識の中を彷徨うも、彼の名を呼ぶ声が聞こえてくれば小さく呻くような声を短く発した後に薄っすらと瞳を開き。──それはまだ視界が定まっていないも先刻のような濁った瞳では無く、普段通りの済んだ青色をしているはずであり。数回瞬きをした後に彼の上へと乗っている事に気が付けば瞳を少し見開き慌てた様子で彼の上から退けばぐるりと辺りを見回し。美術館の内部とは違った一面が青い室内、通り抜けてきた水面は疎か、出入り口や外との繋がりを感じる窓さえも見当たらない閉鎖的なこの場に少しの恐怖に似た感情を抱き。壁に近づき触れてみるも隠し扉のようなものがある訳でもなく単に左右へと繋がる廊下のような場である事は確認が出来る。水の中を潜り抜けてきたとは思えぬほど全く濡れていない服や髪に加え見覚えの無い場という混乱もあってか上手く思考は働いていない様で。軽く眉を潜め壁へと不自然過ぎるくらいの──丁度扉や階段がありそうな隙間を開けて並んでいる二枚の絵を眺めつつ)

……階段か扉くらいあっても良さそうなのに。


( / なんと、主様も長ロル派の方でしたか!長さについては了解です。あまり長さが安定せず極端に短かったり長かったりする可能性も御座いますがあまり気になさらないでくださいね。
物語進行についても同じような考えであったことにホッとしております。省略の件も了解です、始めから二人いるという事で原作通りの進行だと上手くいかない場面も出てくるかと思いますので適度に省略も挟みつつ重要な場面はしっかりとしていければなと思います。ストーリー展開に関しましてもかしこまりました。灰色の間をクリアするまでに何かしらのアクションを起こしつつ、と言ったような感じでよろしいでしょうか?一つ我儘を許してくださるのであれば、それまで気丈に振る舞いつつも灰色の間退出後蹲ってしまう娘を息子様に包み込んで貰えればな、なんて考えております(小声)
関係性に付きましても賛成でございます。どの様にして関係を持っていたことにするのか悩んでおりまして…。互いの両親の仕事関係であれば双方ともに知っていても違和感がありませんし、娘の両親が美術鑑定士であれば芸術家である息子様宅に訪れる事も幼い頃はあった。なんていう事も可能かと思います。その恋に落ちるまでの物語、物凄く好みです…!是非ともそれでいきましょう!

娘の過去設定や先方の板では記載させて頂かなかった細かい設定等も少し練り始めておりますので後々記載させて頂きますね。息子様の方も何か過去設定等御座いましたら教えていただければ幸いです! )




5: カイ・フォルトナー [×]
2017-08-09 11:50:31



お前、相変わらず軽いのな。ちゃんと食ってるのかよ?
……全くだ。そもそも、ゲルテナ展に地下なんてなかった筈だけどな。

(小さく唸ってから長い睫毛を震わせて目を開き、状況に気づくなり慌てて退いた彼女を見て、昔から変わらない彼女の様子にこんな時でありながら懐かしさで思わず笑い軽口を叩きつつ、その青い瞳が先程のように微かな狂気を孕んでおらず、よく見知った澄み切った瞳なのを見て、力が抜けるようにほっとしており。
 クレアがやや怯えたように発する声を聞きながら、上半身を起こし、片膝を立てる形で座りながら、自身も改めて周囲を見渡し。色が違うだけで壁紙や床の材質は同じだが、やはり自分たちはゲルテナ展の“存在しない筈の場所”に迷い込んでしまったのではないか、そんな突拍子もない仮説が脳裏にぼんやりと浮かんでくる。
 何故そんなことになったのかは分からないが、長居は危険なような気がする。クレアを連れて早くここを出なければ。
 ──そう思い立ち、彼女が壁を調べている間、左奥の記帳台に気がついて身体を起こし、そこに歩いていってみれば、すぐ側に青いドアが。まさか出口かと思ってドアノブを回そうとするが、ガチャガチャと空回りするばかり、鍵がかかっているようだ。記帳台のノートを捲っても、まっさらで何も無い。
 諦めて彼女のいるところに靴音を鳴らし戻ってくると、しかし今度は右奥の方に何やら花瓶が置かれた台があることに気が付き。……だが、壁際には“おいで”“おいで”と何者かが妖しく手招きする文言。ぞくりと鳥肌が立ち、いよいよ自分たちは異界に迷い込んだのだと自覚すると、右奥の台を見つめながらクレアのすぐ側にやって来て)

……クレア。あっちに扉があったが、鍵がかかってた。もしかしたら、そこの台にあるかもしれない──ただ、何が起こるかわからない。
とりあえず、一緒に来られるか? 警戒する人間が多いに越したことはないだろ。



(/畏まりました、こちらも同様です……!
  はい、あのシーンに至る前、男女の仲に踏み込む前にまずカイとクレア嬢の間の信頼関係を築けたならと。例えば次の緑の間で蟻の絵を橋にするシーンがありますが、原作で幼い子どもの体重に二度しか耐えられない強度だったあの絵に己が乗れば確実に踏み破るだろうと見て踏んだカイが、自分より体重の軽いクレア嬢に橋を渡ってもらうよう依頼。ところがクレア嬢が一度通っただけで通過後に絵は割れてしまい、カイは新しい橋にする絵を探しに。しかし鍵を見つけたクレアが無個性に追いかけられてきたのに気づいてすぐ戻り、飛んでこちらに来るよう指示して彼女を抱きとめる、或いは落ちかけたところを引き上げる……等。必ずしもという訳ではありませんが、原作との相違を活かしつつふたりで乗り越えて行けたらなと!
  灰の間後の展開について、勿論了解です。というかその頃にはカイがとうにクレア嬢に惚れ込んでいると思うので、むしろそうさせていただきたかった所です(大歓喜) 次の紫の間ではメアリーと出会って3人パーティーになってしまいますが、その前に丁度ショッキングなシーンもありますし、また紐のあった小部屋で休めそうですしね。更なる願望を伝えさせていただくと、灰の間クリア前のクレア嬢が実は無理して明るく気丈に振舞ったり、青い人形の部屋で狂ったカイの頬を叩いて正気に戻して以降、彼女もまた精神的に強くなったりしていたら嬉しいです……! カイについてのご要望もまたいつでも、いくらでもお聞かせくださいませ。

  そのように仰っていただけて良かったです。幼い頃に交流があったというのもたまりませんね! ではこの線で宜しくお願い致します。
  畏まりました、楽しみにおりますね。こちらも今Pfを加筆修正しております、出来上がり次第投下させていただきますね!
  また毎度長々とすみません、背後会話であまりご負担をかけてしまってはいけないので、適当な箇所を遠慮なく蹴って頂けたら幸いです……!)




6: クレア・オルコット [×]
2017-08-09 15:41:35




心配されなくてもしっかりと食べてますよ。……確か美術館の地下にもこんな場所は無かったはずです。

(こんな不気味、としか称せないような場であるにも関わらず以前と変わりない様子で笑いながら軽口を叩く彼につられるように小さく笑い声を溢しながら返す様は互いが学生の時に親のお使いの際に一言二言話していた時かのように錯覚し。壁へと触れ触った感じは美術館のそれと似ているのだが、そもそもの色が違う。どこか現実とは違う場所へと来てしまったのではないか、という突拍子も無い考えが浮かぶと共に何か言葉で説明出来ない事が起こる、そんな嫌な予感のようなものを感じ。壁へと手を当てて調べている間に左奥を調べに行ったいたのであろう彼の靴音が帰ってくるのを聞きつつ、飾られているそれぞれ赤と青が基調となり均一になるようにと意図して描かれたような印象を受ける絵を見つめ。側へと寄ってきた彼の気配にそちらへと視線を向けるもすぐに台がある方へと顔を向けて。壁に書かれている文字を目視する事ができれば、嫌な感覚がぞくりと背筋を通り抜けていくのを感じ。誰かの悪戯、そう考えればそれで済むことではあるがここまで嫌な雰囲気が漂うこの空間ではそんな事で完結できるわけも無く。普段であれば何ら疑うこともなく快諾しついて行こうとするのだが一度生まれた感覚はそう簡単に拭える訳でもなく。ただ、ここで断ってしまえば自分一人でここで待っていなくてはならない事になる。小さく頷いた後、前へと踏み出す事を本能的に止めようとする為か竦む足を無理矢理動かし)

……わ、かりました。


( / そうですね、恋仲へと進む前に信頼関係を築いておかなければメアリー加入後がスムーズに進まなさそうですし…。緑の間での事も了解致しました、確かにあの場面ではイブが二回通って絵が割れてしまいますし娘をやや小柄に設定したとしても高校生ともなればあの程度のものだと一度通れば割れてしまいそうだと思っておりましたので…!一人ではなく二人だという点に加え原作とは年齢の違いもありますし臨機応変に乗り越えていきましょう!
おお、それは良かったです!娘の方も息子様に対して恋愛感情だと気がついていないにしろ似たような感情を抱いているのは確かなので優しくされればされる程に息子様へと惚れ込んでいくと思います。あのシーンは実際にあったら軽くトラウマ並みのものですしね、小部屋で少し休憩した後メアリーと出会う道へと進めれば!娘の精神面での成長につきましても了解です。私もそのように、と考えておりましたので安心致しました。息子様への要望等は今のところ思い浮かびませんのでまた出てきた時にでもお声掛けさせて頂きますね。

お気に召して頂けたようで幸いです。はい、了解致しました。
当方もしっかりとしたものに書き換えている最中ですので完成し次第投下させて頂きますのでロルとは別々になるやも知れませんがご理解くださいませ。
いえいえ、主様との会話が楽しく当方も返す際につい長文で返してしまっておりますので…!不要だと思ったところは主様も遠慮なく蹴ってくださいませ! )




7: クレア・オルコット [×]
2017-08-10 15:15:59




クレア・オルコット
/17歳/女/159cm/高校生
/毛先が内側へと向いた鎖骨辺りまでの長さの髪で色は茶色。前髪は瞳と眉の間程度の長さで右側流し/二重瞼の瞳、色は青/顔のつくりは清楚系のもの/体質により肌は白い/華奢な体型をしているものの年頃の女性らしい凹凸はある/白のブラウスに膝が隠れるくらいまでの長さの濃紺のフレアスカート、靴は黒のローファー/首元には小振りのリングがペンダントトップのネックレス
/柔和で温厚/争い事をあまり好まない/感情に身を任せ声を荒げる事も少ない/周囲への観察力が鋭い/良くも悪くも素直で人の言う事を信じる傾向にある/弱いところを見せることを嫌い、強がってみせる
/美術鑑定士の両親を持つ。母親は彫刻系、父親は絵画が主/その為、美術品に対しての知識、興味は人並み以上にはある様子/体力は同年代と比べればやや少なめ


オルコット夫妻の実子ではなく、養子。その為、実の親は他にいるという事は高校進学時に夫妻から知らされた。実の両親の姿は写真で何度か見たことがあるのみで実際に会ったことは一度も無く、育ての親である夫妻の事を本当の親のように慕っている。自分が養子である事は周囲には言っておらず、それを知っているのは居間のところ自身と夫妻のみ。首に掛かっているネックレスは実の親から9歳のときに誕生日プレゼントとして贈られたもの。


( / 連投並びにスラッシュで区切った簡素なPFで申し訳御座いませんが加筆修正が完了いたしましたので提出させて頂きます。PF下に過去を記載させて頂いております。最後の脱出の場面等を考えていたらやや重たくなってしまいまして…。もし、変更した方がよい箇所等御座いましたら遠慮なく仰って頂ければ幸いです! )




8: カイ・フォルトナー [×]
2017-08-10 22:25:42



◆カイ・フォルトナー

◆18歳の美大1年(油絵専攻)

◆短い黒髪、三白眼気味の緑色の瞳。黒シャツの上からやや暗めな赤のシャツジャケットを羽織り、ジーンズとスニーカーを履く。背中が広く、痩せ型で手足が長い。顔色が元々悪く、真顔だと人相もやや怖め。

◆ジャケットの右ポケットには銀のライター、煙草、薄紫色の包み紙に包まれた葡萄味のキャンディ。左ポケットには黒の財布。

◆口が悪く、足癖も悪い。場合によっては態度も悪い。ぶっきらぼうで荒事を躊躇わない傾向。それもこれも己に忠実に生きているからであり、自由に生きてこそ人生だと考える。そのため周囲からはしばしば破天荒だと見なされがち。しかし美術へ寄せる愛情と知識は深く、特に我流を貫く芸術家への敬愛が顕著。クレアだけは(多少皮肉などつぶやくものの)暴言や乱暴の対象外でありむしろ守るべき対象と見なしているが、そのことは無自覚。

◆両親とオルコット夫妻の交流を通じてクレアと知り合い、妹とも従姉妹ともつかぬ、しかしかといって友人でもない、奇妙な近さにある少女という認識をしてきた。
 高校でクレアが後輩として入学してきたと知った時母親は大喜びし、「オルコットさんのところのクレアちゃん、どうだった? 大きくなってた?」「もう綺麗な娘さんになったでしょうねえ!」「あなたたち話したりはしないの? せっかく知り合いなんだから、少しくらいは……」「何か困っていたら助けてあげなさいね」等と珍しく干渉されまくって毎回うるさがるも、無意識下で影響され、必要以上の交流はしないもののそれとなく気にしていた。
 親のお使いでものの貸し借りをしていた時も、「あの子誰?」「彼女?」「違うなら紹介してくれよ」「おまえあの子には優しいよな」「俺達には雑なのにな」等と同級生の男子たちにまた散々せっつかれ、その度に追い払っていた様子。

◆モダンアートを専門とする彫刻家の父親、コンサートなどで制作を行う映像クリエイターの母親を持つ。幼少期から自由な環境で育てられたため、自立的な強い自我が育ち、また刺激が多かったためか良心と同じ芸術家の道に。
 両親の教育方針がやや放任主義かつ良くも悪くも“自主性を重んじる”“子供を一個人として扱う”というものであったため、精神的な成長が早い一方、教師等の大人との衝突も数知れず。
 大学では自由に生きられるだろうと思っていたが、伝統や格式を重んじる美術連盟や大学上層部に作品が認めらず、個展開催に必要な補助金が降りない、単位を与えられない等の出来事が相次いでおり、現在懐かしいクレアの前ではかつてのように振る舞いつつも、最近は酷くスランプ気味で落ち込んでいた。夜も眠りにつけないことが多く、目の下にはクマができている。
 そのため『青い人形の間』で狂ってしまった時、そのことを示唆する負の感情がこもった本音を吐露する。
 ゲルテナ展には、時代に流されず我流を貫いた不遇の芸術家ゲルテナの作品を観ることで気分を変えようと来展。「大学を早々に抜け出し」たのも、大学上層部にいる頭の硬い教授に反発してその教授の講義を自主休講した為。


(/少々ロル返しが遅れそうなため、先に半ば書き上げていたPF加筆版をあげさせていただきました! 申し訳ございません、ロルの方はもう少々お待ちいただけたら幸いです……!
 クレア嬢の詳細、特に過去について把握しました。最後のあの場面、果たしてどちらの母親が現れるのかなど今から楽しみで成りません! じっくり目を通しましたが変更希望箇所は特にないです……が、質問がひとつ。ネックレスの“リング”は、原作におけるハンカチのように、脱出後に記憶を思い出す鍵となるものなのでしょうか……?
こちらについても質問や変更希望などありましたらお願い致します……! )




9: クレア・オルコット [×]
2017-08-11 09:14:45




( / お忙しい中、ありがとうございます。ロルにつきましてはゆっくりで構いませんのでお気になさらず!
どちらの母親にするかはその時の状況よりけりにしようかな、と。そうですね、脱出後の記憶を思い出す鍵となるものにしようかなとは考えているのですが如何せんハンカチよりどのようにして鍵にするかが難しく…。もしかすると原作通りにポケットからハンカチを取り出したりするかも知れません事もご理解いただければなと。
こちらも、変更希望箇所などは御座いません!同級生の男子たちに娘の事でせっつかれて追い払っている息子様、最高かよと一人で悶ております。

既に背後会話がいくつかに分かれてしまっておりますのでこちらの返信は主様が返信するところが無いと判断した場合は蹴って頂いて構いませんので!それではロルの方のんびりとお待ちしてますね )




10: クレア・オルコット [×]
2017-08-15 16:57:17




( / 大分と下がっておりましたので上げさせて頂きますね。催促では御座いませんのでロルはゆっくりとお待ちしております。 )




11: クレア・オルコット [×]
2017-08-23 20:57:00




( / お忙しいのでしょうか、もう一度上げさせていただきます。いつ頃までお待ちすれば良いのか教えていただけばいつまでもお待ちします故…! )




12: クレア・オルコット [×]
2017-09-10 22:50:09






( / 久しぶりに上げさせて頂きます )







13: クレア・オルコット [×]
2017-09-15 22:57:08






( / 何度も上げ申し訳ありません、Ibの世界観も息子様も素敵でしたので諦めきれず上げることお許しくださいませ。もしこちらをまだ見られているようでしたら打ち切り等のご連絡でも受け入れますので何か仰って頂ければ幸いです。 )






14: クレア・オルコット [×]
2017-12-01 12:55:28






( / 上げです。何度も未練がましい上げ行為申し訳ありません。 )







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