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語り手 [×]
2017-02-12 09:29:57
これは、永遠に語り継がれる【英雄王】の物語。
>>1世界観
>>2用語
>>3規則
>>4募集
>>5pf
1：
語り手 [×]
2017-02-12 09:56:49
>>世界観
神と呼ばれる存在が在った遥か遠い古の時代、一つの闇が生まれた。人の心から生まれるその闇は人々を支配し、やがて濃い闇を持つ1人の青年を闇の王【覇王】とした。
王は、その闇の力で恐怖と力を支配し王国を築き侵略を進めた。大陸は紅き炎に包まれ、悲しみと絶望、死に呑み込まれていった。
しかし、そんな闇にも光が差した。大陸の果てにある聖剣を授かりし【聖王】が闇に立ち向かった。
長きに渡る戦いの末、【覇王】の闇を解き放ったことで長かった暗黒の時代に幕が降り、【聖王】は英雄王として讃えられ、慈しみと平和の女神【メレシア】からも加護を授かった。しかし、覇王の闇を自身の内に力で封じ込めていた【聖王】は、日に日に内側から闇が力を取り戻しつつあることを感じていた。
それを知った【メレシア】は、闇に負ければ再び同じことが起る、と予言を告げた。そして、【聖王】は自身を聖なる森の奥にあるかつて神々が地上に住まったといわれる神殿へと向い、そこで聖剣と共に永遠の眠りにつくことを選んだ。それは、【メレシア】の力と聖剣により、【聖王】を闇と共に封印するということだった。
【聖王】は聖台に横たわり、永久の平和と人々の平和を祈りながら眠りについた。その時流れた一滴の涙が、落ちた時神殿を守り抜くかのように蔓や草木が生い茂り、永遠に枯れることない花々が咲き誇った。
これで、世界は1人の【英雄王】によって永久の平和を取り戻した。はずだった──
それから、幾千年の時が流れ数多の歴史が生まれ語り継がれ、時は2xxx年。繁栄と衰退の混沌に満ちた世界で、1人の青年が力を求めた。
他国の侵略により家族を失った青年は、その悲しみを憎しみへと変え、全てを奪った力を欲を、人間を憎んだ。それはいつしか青年の心を蝕みやがて闇が生まれた。
時を同じくして、歴史を研究するとあるチームが多くの書物に登場する【英雄王】の伝説を調べるため神殿があるといわれる場所へと向かっていた。
そして、神殿で草花に囲まれ眠る1人の騎士を見つけ、その聖剣に触れた時、チームの人々は女神【メレシア】の声を聞いた。
『再び闇が世界を支配するでしょう。どうか、英雄王が描いた世界を、貴方達の未来を守って下さい』
全てがそこから始まる。
眠りから目覚めた英雄王は、女神より力を得た新たな仲間と共に再び強大な闇へと立ち向かう。
全ては儚き未来の為に──。
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