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胡蝶と古き夢の亡者(nl小説)/4


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■: YUKI [×]
2016-11-12 01:31:14 

・此処は【胡蝶と古き夢の亡者】の小説トピです

・作者は私、YUKIのみですので荒らし・なりすまし・マナー違反等はご遠慮願います

・内容はスランプに陥った女性小説作家とバーで働く新人店員の話です

・ご意見・ご感想等はend後にお願いします


では、はじめさせていただきます


1: YUKI [×]
2016-11-12 23:10:06




     プロローグ

始まりはいつか終わりを迎える。
出会いの先には別れがある。
そんな事は誰もが知っているはずなのに、何故僕らはソレを経験するまで気づかないのだろう。
『あの人』を失った僕には、この世に存在する理由のない亡者のようなもので、そんな存在を思う彼女の時は意味のない時間でしかない。
しかしそれでも、彼女は傍らに居てくれる。
こんな僕に返せるものは何もないというのに。

2: YUKI [×]
2016-11-13 01:14:14

     、、、

その日、園崎茅人(ソノザキカヤト)は僅かな緊張感を抱いていた。
茅人のいる店内の様子は薄暗いとはいえ、決して敷居の高さなどはなく、老若男女入り乱れている静かなバーといった感じの店である。
しかし普段の茅人は客としてしか出入りしない為、カウンター内は落ち着かない。
持ち前の軽いノリと、人好きする性格でごまかしてはいるが、やはりバイト初日の緊張感は拭えそうもない。
(やっぱ、断れば良かったかな)
なぜ茅人がバイトをする羽目になったのか、それは隣にいる友人のせいである。

3: YUKI [×]
2016-11-13 04:52:20

茅人は友人を流し目で睨み、グラスを磨く作業を続けた。
これはそんな園崎茅人と、このあと出会うスランプ中の小説作家との甘く、ほろ苦いカクテルのような物語である。




     一時芽 夜の出会い

4: YUKI [×]
2016-11-19 22:15:33

新たに立て直しました

ちなみに、私自身一筆書き派なので、内容は多少(?)変わりますが、基本は同じですのでよろしくお願いします

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