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_  パ ラ レ ル ワ ー ル ド  _  ( 3L / 特殊 )/26


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自分のトピックを作る
21: Caim [×]
2016-08-29 19:47:43


*己




( 自分の領地をバラモスに預けると人間界へと戻る。再び森の奥にある魔界へと通じる扉の前に姿を現し辺りを見渡すといつの間にか空が暗くなり始めている。暗闇に包まれ始めた森は何処か薄気味悪い雰囲気を纏う。もう用はないと来た道を戻っていく。城に着くと片付けていなかった食器やケーキスタンドを片手に玄関を通って中へと入っていく。厨房に入り食器を洗って丁寧に皿を拭く。シルバーやカップは元の位置に置いてケーキスタンドは適当な場所にそっと置いた。自室へ戻ると其処は比較的他の部屋よりも多少狭い造りになっている。無駄なものは倉庫や別室に置いているせいなのか、狭いはずが何処か広く、寂しく感じられる。閑散とした空気にふと孤独が蘇ればハッと息を呑む。ベッドに腰をストンと下ろすと同時に頭を抱える。そして数ヶ月前に風の噂で耳にした事を思い出す。" エレナ=フランエドワーズが年老い、もう半年の命しかない。" 彼女への想いは完全に断ち切っていたつもりだった。だがその噂を耳にしてから、心が揺れた。もし今契約しなければ、彼女とはもう永遠に会えない。分かっていた事だ。自分より彼女が先に死ぬ。だからこそ何も言わず彼女の前から姿を消したのだ。然し唯一自分を愛し、孤独を癒してくれたのは紛れもない、彼女だけだ。勝手に離れておいて、勝手にまた会いに来て、契約してくれと懇願する。余りにも身勝手過ぎる行動だとは自分でも十分に理解している。だが、時間が無い。答えを出すのに随分と無駄な時間を費やしてしまったが、彼女を自分の眷属にすると決心した。その為に自分は先程魔界へ行き、皇帝の元へ自分の領地を返すよう要求したのだ。スッと立ち上がりクローゼットを開けて中を漁る。キチッとした礼服を着なければ。まるでデートをする前の時のように少し頬を緩めながらどの服がいいか選んでいき )



22: 匿名さん [×]
2016-08-29 21:09:48




( / 素敵なトピですね…! 質問なのですが、他トピで創作したキャラを使ってもいいのでしょうか? )





23: Caim [×]
2016-08-29 21:33:35



>22


( / お褒めの言葉、感謝致します! 全然構いませんよ。どうぞお好きなようになさってください。 )





24: 匿名さん [×]
2016-08-30 00:07:06



名前 / Gilleaul Allantoin ( ジルオール・アラントイン )
本名 / Gilleaul de Gérard-Allantoin ( ジルオール・ド・ジェラール=アラントイン )

性別 / ♂

年齢 / 24


性格 / どこか飄々としたオネエ。物事を軽く捉えているかのような言動が目立つが、実際は慎重に深く考えている。冷静沈着な判断ができるのも特徴で、緊急時においては頼りになる。誰に対してもフレンドリーであり、誰彼構わず話しかけたり激しいボディタッチ(←)を加えるが、ある一定のライン以上は親しくしようとしない。心の奥に入り込んでこようとする者には遠回しに拒絶する。ずる賢く腹に一物を持っている印象を受けるが、僅かながらではあるが騎士道精神を持ち合わせており、多少の礼儀は重んじる。女子力が異様に高く、赤のネイルを塗ったりメイクをしたりするなど、男子らしからぬ行動をする。非常に好戦的であり、売られた喧嘩は必ず買う主義だがその際に衣服が汚れたりネイルが剥がれたりすることを嫌う。恋愛においては人一倍一途であり、一生をその者に捧げる。然しその一途さは時として狂気となりうることも。

容姿 / ツバの長い白の帽子。髪は薄紫色で腰まで伸ばしているが、巻いているため胸辺りまで上がっている。前髪はアシメにしており、右が短く左になるにつれて長くなっている。右耳には黒いハート型の小さなピアスを1つつけている。元の瞳の色は黒だが、カラコンを入れているため青色。鼻筋は高く、薄い唇をしている。左頬には悪魔のペンタクルの様な模様が刻まれている。一見、ゴスロリやロリータファッションを思わせる服装を多く持ち合わせており、日によって様々な服に変わる。基本はフリルのついた黒のロングコートの中に白いフリフリのブラウス、その上に上品なジャボを付け、膝が隠れる長さのレースのついた黒いパニエに黒のピンヒールを履いている。気分でコルセットやミニハットをつけるときも。たまに汚れるのが嫌なせいか、白い手袋を着用。身長178cmと長身。


種族 / 人間


備考 / フランスのとある地方の貴族の息子として生まれた。貴族であり軍人。男爵という地位と所領の名前レイを合わせ、レイ男爵と呼称されていた。父であるジェラールはジルオールが幼少の頃に実母と離婚、数年後に中等貴族の娘と再婚した時に姓を「レファル」と改姓し所領を拡大する。その際に父は実家を離れレファル家に住み、ジルオールは山一つとその周辺の二つの川を跨る広い領土を受け継ぐことになった。アラントイン家には捻くれた、そして問題のある人物が多く、その中でも特別酷かったのがジルオールの祖父であった。祖父の素行の悪さは目に余るものが多く、その悪行の数々は幼少期のジルオールに影響を与えるのはそう難しいものではなかった。歪んでしまった性格を治す事ができないまま成長していったジルオールは悪辣な行動を好み、一時期荒んだ生活を送るも14歳の時、実母の死によって少し落ち着くこととなる。それからは母を捨てた父や異母を心の中で激しく嫌いながら、金や権力だけでなく、力も手に入れたいと強く願う。何故かオネエになってしまったのは本人でもよく分かっていないが、この様に過ごしていると落ち着くのだという。何故か頬に刻まれているペンタグラムは生まれつきのものであり、悪魔に魅入られたのだと噂する者も居て現在も少なからず不気味がる者が僅かに存在する。アラントイン家は代々サヴォワ=ヌムール領主に仕える家柄であり、アラントイン家現当主となったジルオール自身もサヴォワ=ヌムール家現当主であるシモン・ド・サヴォワ=ヌムールに仕えている。仲はそこまで良好とは言えないものの、険悪という訳でもなく、友人のような関係を保っている。シモン子爵はジルオールを信頼しているようだが、当の本人は己よりも年下である主人に忠誠を誓ってはいなく、あわよくば己が爵位を上げられる機会を狙っている。


世界観 / 西欧の貴族が権力を掲げ、国同士が騎馬戦争を起こしている時代の世界。貧富の差が激しいその時代では爵位の高さが重要とされる。現在は世界が1つとなった影響か、貧富の差はあまり無くなり、爵位もそれ程重要視されなくはなったが、それでもやはり強い影響力はあるようだ。


( / 22の者です!質問にお答えいただきありがとうございます!! pfを少し修正&追加した物を提出させていただきます!不備がありましたらご指摘お願いします! )



25: Caim [×]
2016-08-30 13:09:08



>24


(  / 素敵且つ斬新な設定に惚れ惚れ致します…!! 不備はありませんのでこれからはご自由に出入りしてくださいませ。 )





26: Caim [×]
2016-08-30 13:46:29


*己




( 着る服を選び終わると早速その服に着替える。珍しくジャボ付きの礼服スタイルに身を包めばマントを羽織る。肩から踝まである長いマントはさながら騎士の様。手袋をしていて見えないが、左手の薬指に嵌めている指輪を上からそっと指でなぞる。目を細めてキュッと口を結ぶとマントを翻し自室を出ていった。玄関を抜けて外へ出ると森から町の方向へ足を運ぶ。英国はそろそろ秋風が吹く季節になってきたせいか、夜は少し肌寒く感じる。フゥ、と自身から出す息も微かに白みを帯びている。彼女は自分を受け入れてくれるだろうか。僅かに残る不安を取り除くかのように頭を横にブンブンと振れば、空を飛ぶ。悪魔特有の力なのか、翼を広げずにその身を空中に浮かべられる。そのまま浮遊し移動すると町が見えてくる。久しぶりに見る多くの人の気配、夜の光。自身にはその光は少し眩しいと感じる。然しこの町に彼女は居ない。もう少し遠くの、小さな町にある民家で暮らしていたはずだ。残り僅かな命の彼女、ゆっくりしてはいられない。そう思い直すと飛力を上げるため、自身の穢れの証であり象徴とする大きな両翼を広げて )




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