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悪縁、契り深し。( 非募 )/12


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■: 燭台切光忠 [×]
2015-07-25 21:54:48 



_悪縁?…さて、何の事だろう。


(/募集板にてお声かけくださった10605様をお待ちしております^^)




1: 10605 [×]
2015-07-25 22:00:26


(/鶴丸にてお声を掛けた者です、結果的に長谷部で参りました…!
お見掛けした時にもう既に建っていらしたので気持ち悪い程の長谷部並みの機動でお顔を出してみました。
どうぞ、宜しくお願い致します。)

2: 燭台切光忠 [×]
2015-07-25 22:19:45


(/ようこそいらっしゃいました^^
機動が高いとはなんと羨ましい…!
若しくは私と燭台切が早く貴方と長谷部くんに会いたくて呼び寄せてしまったのかも知れませんn((
此方こそ不束者ですが宜しくお願い致します。

さて。早速ですが書きやすいロルの長さと希望する二人の関係を伺ってもよろしいでしょうか?
また、最初の絡み文は物語の始め(此方が長谷部くんを攫う場面)からと途中(長谷部くんがある程度状況を把握した所、異空間で暮らし始めて数ヶ月後など)から、どちらがいいですかね?

私はどの場面、どの関係でも喜んでお相手させていただきますので貴方のやりたい設定をお教えいただけると嬉しいです。



3: 10605 [×]
2015-07-25 23:20:51

(/お邪魔致します。
おお、呼び寄せてくださりありがとうございます…!きっと長谷部くんも逃れられないと思ってこの際早く着いてしまおうというあれですね(

こちらが書きやすいロルの長さは分かりやすく相手に伝えるため、意識しないうちにいつの間にか中~長のような長ったらしいロルになってしまいます…。
希望する二人の関係は始めからが都合良いと思います、小ネタ的なのを提案させていただきますと、其方の燭台切くんとうちの長谷部は日常的でもお互い信頼を寄せていた関係という事を前提にしていただいて、闇堕ちした燭台切くんを何とか説得しようとするもどの言葉も無意味、という感じはどうでしょう…?
厚かましくて申し訳ないのですが、検討をしていただけたらなと思います。)

4: 燭台切光忠 [×]
2015-07-26 00:03:47


(/流石長谷部くん、潔い。正に男前な決断力ですね…!
うちの燭台切は何を勘違いしたのか「長谷部くんも早く僕と会いたかったんだね」とか目を輝かせているのでちょっと手刀で眠らせてきます b

長ったらしいだなんてとんでもない。貴方がきちんと相手を気遣っている証拠、言わば思いやりの塊ではないですか!
私は私で思った事を表現しようとしてつい長くなってしまう事が多いので、長さに関しては気にする必要は有りませんよ^^
それでは、ロルは中~長でやっていきましょうか。

おおお、素敵なネタ提供有難うございますっ。喜んで採用させていただきますね!
説得が無意味との事ですが、我が家の燭台切は説得されてる最中も「説得してる長谷部くんも可愛いなぁ」と聞き流していて、かといって返事を求めれば歪んだ答えしか返ってこない、という感じになると思われますが、大丈夫でしょうか…?

返答をいただき次第、長谷部くんを誘拐し異空間の本丸に連れ込んだ場面から絡み文を出させていただきますね。



5: 10605 [×]
2015-07-26 00:30:14

(/「男ならば潔く決めるべきだろう」とうちの長谷部は申しております…!
勘違い燭台切くん、それ誤解だから…!

いえ、そんな…まさかそのようにお捉えなさるとは、恐縮です…!
そうですね、長さに関してはこちらはいくらでもロルを回せますので実質無制限という事で。長さに関してのお気遣い、ありがとうございます。

採用ありがとうございます、歪んだ返答しか返って来ない感じでOKです。なにせ闇堕ちしていらしてるものね、まっとうな思考回路というのは…と考えれば納得できます。そんなこんなで説得しようと噛み付きますが、そのどれも歪な返答で構いませんよ。お任せします!

長々とお待たせいたしました、刀剣乱舞…始めましょう。絡み文宜しくお願い致します、お待ちしております。)

6: 燭台切光忠 [×]
2015-07-26 09:57:03


(/お優しい背後様とまだまだお話したい気はありますが、ここはうちの燭台切に譲って退散すると致しましょう…
改めて、これから宜しくお願い致します!
_それでは、続きは2205年の世界にて。


(バタバタと支度をする者やそれを手伝う者、朝の挨拶や雑談を交わす声。それはいつもの朝餉の前と変わらぬ風景だ。いつもと違うのはこの膳を運ぶ己のポケットに入っている粉末と、自分自身のみ。昨夜計画した内容を頭の中で復唱しつつ膳を運ぶ道中、万屋で手に入れておいた睡眠薬を取り出せばそっと彼の水の中に溶かしておき。相手の行動パターンを計算して丁度相手が彼自身の部屋にたどり着いた頃効果が出るように仕向けたそれは正に見えない時限爆弾だ。いつも彼が座る位置に膳を置けば確かに相手はその場所に腰を下ろし、第一段階を問題無く終えた事に人知れず口角を上げた。数十分後、後片付けを終えゆったりとした歩調で相手の部屋へ向かえば最後の確認として声をかけて。少し待ってみても相手からの返事は無く、薬の効果が出た事がわかるとふわりと表情を緩め。今は出陣や遠征の準備、内番の確認などで本丸中が忙しい時間なのは身を持って把握済みだ。だからこそ、この時間を狙った。相手の部屋に入りもう一度相手が眠っている事を確認すれば起こしてしまわぬよう細心の注意を払いながら相手を抱き上げて。相手の部屋から直接庭に出て持ってきておいた靴を履く。様々な聞き慣れた音を聞きつつ最後に一度振り返ると何の未練も無い様子で一言、ばいばい、とだけ告げその場を去って。
無事到着したその場所は彼が不自由しないようにとつい今朝まで居た本丸と全く同じ外観、全く同じ内装にしておいた。記憶から物を作れるとは何とも使い勝手の良い力だと改めて実感しつつ縁側から直接彼の部屋へ相手を運びこめばその体をそっと畳の上に下ろして。空にドーム状の結界が貼られまるで空全体を曇りガラスで覆っているように見えてしまうが、まぁ、彼を護るためのバリケードだと思えば澄んだ青空などいくらでも切捨てられる。数度相手の髪を撫でてからにこりと普段どうりの笑顔を作れば優しく肩を揺らしつつ声をかけて。)
長谷部くん、起きて。



7: へし切長谷部 [×]
2015-07-26 18:46:32


(/それでは私めも、此処は長谷部に成り代わってもらいましょう
こちらこそ宜しくお願いします!)

(早朝から慌ただしく行き交う刀剣らが廊下を走っていれば注意をし、通りすがりに挨拶をされればおはようと挨拶を返す。いつもと変わらぬ風景とともに庭先へ立ち止まって視線を向ければこの時期は滅多に吹かれない風が妙に妖しさを漂わせて素肌に絡み付き、嫌な予感が背筋を震わせるがどうか気のせいであって欲しいと願いながら止めた足を再開させ、庭先から朝餉を頂くために居間に向かう。すっかり定位置と化した自分の座席に腰を背筋を正して落ち着け、この場にいる刀達と同じくしていただきますの合図。全ての朝餉に出された食事を平らげ、最後に咥内を潤わせようと傍らに置かれた水をぐい、と半分くらいにまで呷ってごちそうさまと呟き。膳を元ある場所に置いて自室向かい、さて近侍の務めである執筆の仕事をこなそうと筆先に墨を付けた矢先に重い程の睡眠欲に駆られ、指に持った筆はそのまま寝かせて下睫毛と瞼が今にもくっつきそうな程の眠気に襲われ、やらなければいけない執務が残っていると言うのにすでに畳んで傍らに置いておいた布団に身を預け、腕を枕にするように静かに眠りについて。
何時間眠りについていたのだろう、肩を揺する揺さぶりに意識は自然と引き戻されるように浮き上がるとぼんやり、鈍い思考回路で傍にいる相手の元へと視線を上げ。確か自分は今朝朝餉を食べ、配膳を片して自室に戻り、執務があったはずだ。ここまできてはっ、として勢い良く起き上がり、辺りを見回せばゆったりとした時間の流れを感じさせる不気味なほどに静かな本丸風景。違和感を抱かずにいられない状況、眩しい日差しに両の貌を細めながら黒い人物を認識すると自室を見渡しては何ら変わりない光景に溜息を少し吐いて自己嫌悪を露わに。)
燭台、切…?俺としたことが…、主の命である執務を放って眠りこけてしまうなど…!

8: 燭台切光忠 [×]
2015-07-26 21:59:43


そんな、君が気に病む事無いよ。
(ぼんやりと開かれた瞳は穢れひとつ無く本当に綺麗だと思う。本体の斬れ味を思わせる鋭い光も寝起きだからか今はなりを潜め、なんだか普段よりも幼い印象を受けた。今しがた引越しを済ませた所なのだと相手に説明をしようとしたのも束の間、今度こそ覚醒した様子で慌てて辺りを見回す姿を見れば思わずくすくすと笑い声を上げて。それなりに効果のある薬を選んだから、相手はきっと突然襲った睡魔の理由もわからぬまま夢の世界に旅立ってしまったのだと思う。だとすれば状況を飲み込めず混乱するのも納得だ。始めこそ普段とはまた違う相手の姿を見れた事に喜びを感じ笑みを浮かべていたが、続けて発された相手の言葉を聞くと僅かに眉を下げて。目覚めて直ぐに彼の口から主という単語が出てしまったのも残念と言えばそうだが、今回の状況では仕方ないとも言えるため気にしない。問題なのは、自分を責め立てるようなその言葉だ。君はとても素敵な人なのだから、自己嫌悪などしないでほしい。そんな気持ちを込めつつ相手の顔を覗き込むようにして上記述べれば「_睡眠薬を飲んだら眠くなるのは当然だろう?」などと言葉を続けて。何はともあれ、今日からは余計な事で彼に気を使わせる事は無くなる。そうすればきっと、彼は自分だけを見てくれるようになる筈だ。だから仕事の事も、主の事も、彼の脳内を埋め尽くす自分以外のものの事は全て忘れてしまえばいい。歪みきった思考回路ではその結論の異常さになど気付く筈もなく、ただただ慈しむように目を細めればじっと相手を見据えて。「これからは辛い仕事の事なんて…ううん、僕以外の事は何も考えなくていいからね」短刀達をあやすような手付きで相手の頭を優しく撫でながら幸せそうにふわりと笑顔を浮かべればまるで砂糖菓子のような声音でそう言ってみせ。)



9: へし切長谷部 [×]
2015-07-26 22:38:37



__睡眠薬だと?燭台切、つかぬ事を聞くがおまえが俺に一服盛ったのか?だとしたら、何故だ。
(意識を呼び起こしてもぼんやりとした霞む視界が開ける事は無く、それは眉根を寄せながら数度瞬きをする事で段々と目の前に映る景色を鮮明にさせようとして。執務に取り掛かる前に急激に自分を襲った酷い睡魔と眠気、それと気怠さの真意を見出す事が未だに出来ないでいる脳内は幾ら整理しても謎が謎を呼びつけ、幾ら考え出しても纏まらない頭に僅かな苛立ちを密かに持つものの不意に覗き込まれる整った隻眼の男の言葉に明確に引っ掛かるものを耳にすると真っ先にその単語を復唱し。自分が隊長、彼が副隊長だった場合は何度も作戦を見直しながら練った日々を痛む頭の中で微かな断片として思い浮かべ、普段優しい身なりで物腰の柔らかさと柔軟さで物事をこなす相手の事しか知らないためこういった毒を盛ったりすることはしないと信じ。だがそれではらちが明かない、細やかな疑問を晴らすために迫るような質問を繰り返す。いつもは短刀達で賑わう声も、さざめく喧騒の声も、何一つ聞こえない、まるで自分と相手だけの空間を思わせる異常な事態に訝しげな視線を送りつけるもこちらを射抜く勢いで見据える柔らかい金の瞳さえも違和感を感じずにいられない。すると意味深にも取れる言葉にも疑問が自分の中で芽を出し、何処か幸福さを滲ませる笑顔にぞくりと今朝に感じたものと類似しているそれに思わず頭を撫でる手を掴み、払ってしまう。「どういう、事だ。」見目はいつもの彼であることは間違いなく、だが決定的に何処かが違ってはいけないものを違えてる気がしてならない雰囲気に厳戒態勢は怠らず、冷静に言葉を吐き出して今度はこちらが相手の事を見据え。)


10: 燭台切光忠 [×]
2015-07-28 11:56:54


え?うん、そうだよ。ちょっとしたサプライズってやつだね
(自分達以外誰も存在しないこの空間。心地良い静けさに包まれた中ではこれまでよりも格段に相手の声だけを鮮明に拾う事が出来、幸福感から鼓動が少しばかり早くなる。高すぎず低すぎず、凛としたよく通るその声に嗚呼、やはり君は声も綺麗だと心の中で賛辞を送る。この場所に相手を連れ出したのは正解だったと内心満足気に口角を上げつつ、不意に彼から問を投げかけられると笑顔から一転、驚きと困惑が半分ずつ表れたような表情になり。きょとん、とひとつ瞬きをした後そのまま相手の問に答えるべく一度頷けば全くと言っていい程悪気のない様子で上記述べ。実際本人に悪気など無いのだから当然と言えばそうだが、他人の気持ちに敏感な筈の人間が相手の気持ちを読み取ろうともせずに楽しげに話すその姿はまさに異質な光景と言えるだろう。さっきは言いそびれたけれど、お引越しをしたんだ。あの本丸とそっくりでしょう、などと部屋を見回してから相手に視線を戻せば同意を求めるように首を傾け、この場の雰囲気にそぐわない邪気の無い笑顔を作って。どういう事、とは。何故彼はそんな事を聞くのだろう。てっきり喜んでくれるとばかり思っていたために相手に質問された事に対して純粋に疑問を抱けば頭上に疑問符を並べて。相手を連れ出せた事の喜びとこれからの生活に対する高揚感とでお花畑と化した頭でよく考えてみるものの、やはりと言うべきか答えは出なかったようで、未だ困惑しているように相手を見つめ返す。「どういうって…此処に存在しないものについて考える必要は無いでしょ?」と当たり前の事を聞くように相手に質問を返せば相手からの返事を待って。)



11: へし切長谷部 [×]
2015-08-01 16:55:36


くだらん。
(本来は賑わうはずの中庭や本丸の炊事場と思わしき場所は今は不気味なほどになりを潜めている、その事実に未だに置かれた状況を理解できずに苦しみながら相手の悪びれた様子も無い姿勢には少しばかり溜息を吐き出してから一つの言葉に纏めて一蹴。腕を組みながら姿勢を正座に正し、背筋を迷いなく伸ばして執務と向かい合うときのような体勢になると眉根の皺は理解不能な事ばかりで深く刻まれるばかり。この置かれた状況にも拘らず何処か楽しげに、晴れやかな表情で語り出す相手の姿は異質とも言え、違和感が矢張り付き纏って離れない現実に心の中が黒い靄で付き纏うのを何処かで感じ。引っ越し、といった単語に倣って首を少々動かしてみる。一つ一つ隈なく部屋の構造を確りとこの目に見たが此処は相変わらずに自室とそっくりで、そうでない事を思い知らされると同意には応じずにただ目の前にある邪気のない表情を訝しげに見つめるだけ。徐に立ち上がり、障子の方へと歩み寄って僅かに廊下へ顔を出すと何も聞こえない空気だけが流れる世界と、まるで時が止まったような静寂さは不気味なもので。「…俺と貴様以外にこの本丸には存在しない、と?」投げられた歪んでいて極まりの無い言葉に耳を澄ませるが信じられないとでもいったようにその部屋から足を一歩縁側に踏み出し、相手の前から姿を晦まそうと動き。)



12: 燭台切光忠 [×]
2015-08-05 23:25:03


あはは、君らしいね。…でも、今日くらい喜んでほしかったなぁ
(短く返されたまるで相手を斬り捨てるようなその口調は正に相手らしいと言えるもの。照れ隠しの類いならば可愛らしいものだが、今の発言がそうか否か見分けがつく程度には自分は相手を見てきた。これは完全に呆れられている。それがサプライズに対してのものならまだいいが、もしかして相手はこの引越し自体が何かの冗談だとでも思っているのだろうか。その可能性が浮かんだ瞬間苦笑を浮かべれば上記述べた後どこか悲しげに眉を下げて。今日はせっかく相手との新しい生活が始まった、記念すべき日なのだ。驚いてもらおうと前もって相談しなかったのは悪かったかもしれないがもう少し彼にも自分と同じような気持ちを抱いてほしかった。しかし、すぐに後悔するのは格好悪いと首を緩く振れば再び顔を上げて。気を取り直して視線を向けた相手はいつも執務室で見せるような姿勢で自分を見つめていた。彼のこの隙のない真っ直ぐに伸びた背筋が自分は好きだったりするのだが、今はそんな場合ではない。透き通るような澄みきった藤色が自分を捉えている、それだけでひどく動揺してしまい心臓は早鐘を打った。相手の純粋そうな瞳に耐えきれず前髪を直すふりをして視線を逸らせば不意に相手が立ち上がる気配を感じ、急いで顔をそちらに向け。見れば、相手は早々に立ち上がりそのまま縁側へと行ってしまう所で。相手の後を追うべく慌てて立ち上がりながら相手の問に頷き返せば「そうだけど…って、待って長谷部くん、どこ行くの」と何処かへ行ってしまう様子の相手の手を引きつつ首を傾けて。少しでも気を抜くとすぐこうなんだから。機動に見合った行動力のある彼に内心ため息をつきながらも相手の隣に立てば勝手にふらついてしまわぬようにとしっかり手を繋ぎなおして。)



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