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創作小説置き場。 /<>/8


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自分のトピックを作る
■: 絹たまご。 [×]
2015-02-06 18:15:36 

創作小説置き場。
/ 衝動的に書きたくなった物
/ シリ-ズになるかもしれない(?)物。
注意。
/ 批判コメ禁止。
/ コメントはok.創作の励みになります。
/ 希望されるシチュがありましたらお声掛け御願いします。 ( 恋人設定で教師と生徒のカップリングを書いて欲しい、等。 )
/ それ意外は書き込み不可 。


1: 絹たまご [×]
2015-02-08 18:47:19

「 黄泉の島について 」
今回の調査で調べたのは我々の国から離れた小さな島、黄泉の島/ヨミノシマ/だ。
黄泉の島は数年前は住居や小さなコンビニエンスストア等も並んでおり、活気溢れた小さな島だったが、今から約五年前に台風が島を直撃し、島の住人はその影響により亡くなった__というのが表に通られている話だが、調査の結果、それは嘘話だと分かった。
 
黄泉の島は台風等には遭っていなかったのだ。
まず約五年前に台風が発生した時期に島が潰れたという情報は無く、台風が過ぎ去ってから2ヶ月後に報道されていた事が分かった。
だがその台風は黄泉の島には当たってはいなく、主な被害を受けたのは大阪や和歌山等の近畿地方。
黄泉の島は生きているのだろうか..今も活気あるのだろうか。
それを調べる為、調査しようと思う。

 
2月3日。
黄泉の島に付いた。
辺りは街灯等無く真っ黒な草原になっていた。
人の活気は無し、やはり何かが可笑しい。
船から降りてから頭が重たい。
思わぬ体調不良だが調査を続けて行きたいと思う。
2月5日。
建物を見つけた、「花畑」という旅館だ。
中を見た所、人は居なく、部屋内のものは荒れ果てていた。
空気が重たい、私しか居ないのに視線を感じる。
二階に上がるととある一角の部屋から足音が聞こえたが気の所為にしておこう。
2月6日。
旅館を全て探したが手がかりになる物は無かった。
次は百合の紋章が書かれていた地図を頼りに「緑丘病院」に行こうと思う。
この島に付いてから頭が重たい。
視線を感じるし、何か心中をえぐられるような感覚がある。
私が私ではなくなっていく気がする。
2月8日。
病院に着いた。
外壁は綺麗ではあるが中身は酷く荒れ果てている。
この病院は精神科しか取り扱っていないらしい、何故、島唯一の病院が精神科なのだろうか..?
病院二階にて女に遭った。
此方を見て口角を緩めた女を見たら途端に顔が痛くなった。
昨日に増して頭が重たい、手がふるえて字が見えなくなってきていた。
2月14日。
頭が重い、顔がみれない。
これは私ではないのに、見たくなってしまう。
 
顔がいたい、頭がいたい。
妻が、ワタシを呼んでいた。
崖下から笑顔で。 
 
ああ、会いにゆきたい。
2がつ??にち。
 
アアア、よんでいる。
ワタシを、空がよんでいる。
 
早く行かなければ、
はやく向かわなければ。
 
ワタシがわたしではなくなるまえに。
?月?にち
 
顔がかわ る。
笑みが崩れ る。
 
ワタシをかえせ。
ワタシを 
 
おんながきた、
おんなが、ワタシを。
 
____ここから手記は読めなくなっている。
/ こんな感じのホラー挑戦。
一応場面設定は某テ□モさんゲームの物をお借りしたいと思っております。

2: 絹たまご。 [×]
2015-02-09 17:47:03

/ 人形-ヒトカタ-の巫女。
時代設定: 1970年代の日本_ 前後有。
主人公:4人のキャラ。
縁 奏-ヨスガカナデ- 、永井 凛音-ナガイリンネ-
的場 灯-マトバアカリ-、 篠碕 祀-シノザキ マツリ-
詳細:
縁 奏 / 物語の重要人物。
身長153cm、誕生日4月3日。
血液型 A型。
何事にもこだわらなくさっぱりとした性格をしている。過去に自殺願望があり、自殺しようとした所を篠碕が救出。それ以降は篠碕と共に生活をしている。
篠碕が勤める写真家の助手をしている。
永井凛音 /
身長 163cm、 誕生日1月6日。
血液型 A型。
几帳面な性格をしており、黄泉の島に来たのは父を探す為。
父は永井友永、人形-ヒトカタ-の製造者。
黄泉の島で奏と出会うが別行動を。
的場 灯 /
身長 143cm 誕生日 5月18日。
血液型 O型。
おっとりとした性格で自分の道を行く人。
黄泉の島に来た理由は不明。
強い霊力を持っており、霊を呼ぶ程、霊を引き寄せる力を持っている。
篠碕 祀 /
身長 183cm、 誕生日 8月30日。
血液型 AB型
物事には厳しい性格をしているが、奏には優しめ。黄泉の島へ行ってしまった後、篠碕も後を追うように黄泉の島へと向かった。
写真家、主に風景画や人物画を扱うさなか、裏では人形-ヒトカタ-の写真も扱っていた。
4人は黄泉の島の近くの松果村住。


3: 絹たまご。 [×]
2015-02-09 18:32:22

-あらすじ-
篠碕と行動を共にしていた縁だがある日、篠碕の撮影終わりに不思議な少女に出会う。
少女は口角を上げ、歪んだ笑顔で縁に告げた。
「待ってる。」そう一言だけ告げて姿を消した少女。
その少女を見てから縁は彼女の言葉の真意を探す為、そして篠碕の書斎から見つかったある手紙。
2つの鍵を握り締めて縁は黄泉の島へと向かった。
__________
「 零の破片 - 人形-ヒトカタ - 」
_____。

4: 八代目やしろ [×]
2015-02-09 20:44:10

気になるトピック…!!
支援で上げさせて下さい(><*)

宜しければ、
自分のトピックでURLを添えて
紹介をさせて頂けますと、
嬉しいです..*



5: 絹たまご。 [×]
2015-02-10 02:49:34

_基礎知識と用語の解説。
•人形-ヒトカタ-について書かれた文。
 
人形-ヒトカタ-、それは人の形を司った言わば身代わりの様な物。
本州では飾り物にされている他、裏では人を殺める呪い道具としても使われていたが黄泉の島では政に使われていた事が判明。
人形-ヒトカタ-は魂を宿してしまうと災厄が起きてしまう。
その為、所有から2ヶ月経てば本州の人形-ヒトカタ-は黄泉の島へと送られていた。
黄泉の島ではその人形を供養する政をしており、その政を「供祀祭」と称される。
政の内容は、人形の呪いを鎮める為に巫女を柱に、供養するというもの。
政の内容は詳しくは分からない為、一般的な供養祭としては少し違った様子だということだけ記載しておこう。
人形-ヒトカタ-と巫女の関係は不明瞭だが、確実に関係していると断言してしまっても良いだろう。
現在、人形-ヒトカタ-は製造を中止されている。
 
/ 八代目やしろ様。
素敵な応援コメント有難う御座います! 作成の励みになります^^
こんな駄文の塊のようなトピでも宜しければ紹介してくれると嬉しいです!!
有難う御座います ^^ )

6: 絹たまご。 [×]
2015-02-10 03:29:36

-零の破片- 人形-ヒトカタ-____。
 
懐かしい夢を見た。
幼い頃の夢。
あれは、 __私が五歳の時の記憶な気がした。
_____ 縁 奏。
見知らぬ森の中、只ひたすら歩くだけ。
時折止まっては木々から差し込む光に眉を寄せて。
母も父も、近くに居ない。
そして、必ず最後には青年が現れて笑顔でこう言うのだ。
「待ってるよ。」
その言葉でいつも目が覚めてしまう。
そう、また今日もそうだった。
___自室にて、特に意味も無く壁を見つめながら大きな欠伸をして立ち上がった。
「___篠碕先生のとこに行かないと。」
昨日、呼ばれていたのにも眠っていたから用件を聞いて、そして向かわなければならない、___私はあの島に行く。
____黄泉の島。
名前の通り、近寄る者は黄泉に連れて行かれるらしいがそんな物に怖気付いてはいられなかった。
あの少女の言葉、そして篠碕先生の部屋から見つかった古いぐちゃぐちゃの絵が書かれた子供の手紙。
__この2つが私を呼んでいる気がしたのだ。
取り敢えずこのまま考えていても埒は空かない。
眠気から思考しか浮かばない頭を振り払い、ベットから立ち上がれば篠碕先生の部屋へと向かった。
 
「__失礼します、おはよう御座います、要件は 」
「 纏めて云うんじゃねえよ、聞き取れねえだろ。 __取り敢えず座れ、奏 」
相変わらずの低温にこくりと首を頷かせれば近くのソファ-に座り、彼を見つめる。
するとどこか困ったように特徴の有る少し生えた髭を触りながら立ち上がり、様々な文献が並ぶ本棚へと向かい合う彼。
「___篠碕先生、用件は、」
「__黄泉の島に行くのは辞めろ。」
質問をまた繰り返そうとした所で聞こえてきた制止の声。
彼ならこう言うだろうと思っていた__けれど、こればかりは止められない。
帰ってこない両親、戻らない記憶。
__これらを掴む鍵がこの島にあると思うから。
「___それは無理です、御免なさい 」
「 ッ、行って帰ってこれる保証はあんのか!? 死にてェのか、奏 ! 」
室内に響き渡る怒声は初めて聞く声質で、事の重大さに気付く。
確かに帰れるのかと問われれば分からない。
でもきっと帰れるのは半分も満たさない確率だろう。
_それでも、行かないといけない気がした。
「___御免なさい、」
「__ッ勝手にしろ、もう止めねェよ」
本棚を見ていた篠碕先生は手に持っていた文献を床に投げつけて部屋から出て行った。
__ゆっくりと立ち上がれば、本棚に近寄り落ちた文献を本棚に戻そうと思ってかがめばその本のタイトルがふと見えて思わず中身を開いた。
 
黄泉の島の伝承と人形-ヒトカタ-についての因果関係。
 
黄泉の島に人形あり。
人形は黄泉の島にて生を迎え、そして死を訪れる。
死に怯えるのは人間と同様、災厄を起こしてしまうものもまた必然。
 
人形は常に血を欲している。
人形の製造時には巫女の髪と血を人形内部に紛れさせ、そして完成させる。
人形は巫女の身代わり。
__そして、人形と共に終わりを向かえるのもまた巫女なのだ。
黄泉の島は供養、そして儀式を行う神聖な場。
儀式には柱となる巫女が必要となる。
巫女は背を切り裂かれ、人形と共に箱へと奉納する
そして清火を炊き、焼き上げるのだ。
これにより人形の呪いは防がれるのだ。
 
本を閉じれば少し埃っぽいペ-ジが埃を生み、咳をする。
その古い文献はやはり、黄泉の島の事。
人形と関わりがあるのなら、やはり行ってみる価値は有るだろう。
参考になるかと文献を持って立ち上がる。
「___行かないと。」
やはり、行って確かめてみなければ。


7: 八代目やしろ [×]
2015-02-11 15:07:20

>>5
駄文だなんて、とんでもない!!
展開が楽しみです..*

紹介の許可を
有難う御座います♪



8: 絹たまご。 [×]
2015-02-12 00:24:26

 
「 __無事に帰ってきなさいねェ.. 」
「__ 有難う御座います 」
 
日没と共に黄泉の島に来たものも、初めて来たその光景にはどこか見覚えがあった。
貸し出してくれた白髪混じりの叔母さんは船を止めれば皺だらけの目を細めて薄く笑う。
「 __この島に訪れる物好きもあんたさんくれえだよ、頼むから無事に帰っておいでねえ 」
「 有難う御座います 」
 
きっとこのお婆さんは優しい人なのだろう。数回皺を寄せるように目を曲げれば船の中に入っていたお婆さんを見て軽い会釈をした。
____ついに来た、黄泉の島。
鴉が鳴き声を発するその海岸は不気味でしか無いけれど私にすると懐かしくて仕方ない。
その波音、そして時折鳴く鴉。
___やはり私は幼い頃にも此処に来たんだ。
確信を一つしてから、持ってきていた懐中電灯の電源を付ける。
暗くなった浜辺を一部分だけ光らすその光はどこか安心出来る。
 
さく、と足音がして一歩、一歩とまた島の内部へと足を進ませていたら、ふわりと香った線香の匂いに視線を香りの方向へと向けた。
「___ こっちだよ、おねえちゃん。 」
白い着物を着た少年が数回手招きをすると島奥に走って行く。
「___あ.. 」
待って、と言う間も無く少年の姿は消えた。
 
__あの少年は誰なのだろう。
まるで着いてきてとでも言う様に走っていたその姿。
誘なわれるように島奥へと脚を進めた。
___この奥に、私の記憶が有る気がした。
 
数歩先に進んで行くと錆びた看板が有ったのが分かる。
看板の内容は「知らずの森」。
 
この先は草原になっているのだろうと思考を浮かべてからまた一歩一歩と踏み出す。
__早く、行かないといけない気がした。
 
大分歩いていたら錆びた扉がある。
_きっとここに入ると、帰れない気がしたけれど手はドアのノブを勝手に掴んでいた気付けば手前に引いていた。
 
森、というだけあって何か重たい空気が漂っていた。
扉の中へと入ればカチャンという音と共に閉まった扉。
その音に我に帰ってしまったのか急に心細くなってしまう。
「___ 行かなきゃ。 」
心細くなってしまったけれどここで立ち止まってしまっては駄目だと思うから先にと足を進ませた。
_____ 後ろから見られているとは知らずに。


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