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恋とキズナ/2


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■: こよみ [×]
2013-06-20 15:03:48 

終わるまで書込みしないでくださいお願いします。


1: こよみ [×]
2013-06-20 15:27:53

私の親友ののみは、隣のクラスの聖君に片思い中。
実は、私も聖君のことが好きでののみに「私も好きなの聖君のこと」と言いたいけれど
ののみの恋は応援したいし。
う~んどうしよう
「…り…ゆか……ゆかりー!」
「え!?あ、ののみごめん」
「どうしたの?ボーっとして」
「ううん、なんでもない」
「あのさ、ののみに言いたいことが…」
「ん?」
「なんでもない」
「えー気になる~」
会話をしながら私たちは廊下の前を通った。
すると聖君が私たちの横を通っった。 
茶色い瞳はまるで女の子を虜にするようなきれいな瞳。
ブロンドの髪形は歩くたびにゆれ、綺麗だ。
「ねぇねぇ私聖君に告白する!」
「え!!」
「え…ダメ?」
「あ、いいんじゃない?」
「だよねー言ってくれると思ったよ~」
胸がズキンと痛む
(なんだろ?この気持ち。)
放課後になると皆は校門の前をざわめきながら通る。
私はいつもはののみと帰るが今日はののみが部活で一人で帰ることになった。
横断歩道を通ろうと思ったら後ろから
「あぶない!!」
「え?」
そこには私のお腹を持ち上げて焦ったような聖君がいた。
「今、赤信号だったんだよ?大丈夫?顔色悪いけど…」
(やだ、顔が表に出たのかな、聖君の前で!)
「ありがとうございます。大丈夫です。」
言ったとたんにおでこに聖君の手が触れた
「うん!熱はないね、よかったら一緒に帰る?」
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

つづく

コメントよろしくお願いします

2: こよみ [×]
2013-06-20 15:45:11

「え?あ」
「あ、ごめんね嫌なら…」
「あ、の!私も一緒に帰りたいです」
聖君は子供みたいにとびきりの笑顔を見せた。
すると、ののみが
「あ!ゆかり~部活おわ…た…」
ドスンとののみはかばんを落とした。
(やだ、なんで聖君とゆかりが?)
次の日
「おっはよーののみ~」
プイッとののみはゆかりを無視した
(あれ、私何かした?)
ゆかりは自分の机に戻ると、悪口が書いてあった。
(やだ、なんで)
「ののみ!」
涙目になりながらののみの方を見ると笑っているののみの顔が私の瞳に映った。
(ののみ?なんで笑ってるの?親友でしょ!明日には元に戻るよね…)
すると次の日いじめはひどくなった。
バシャァ
「きゃーきたな~い」
「やだぁトイレがゆかり菌で汚くなったぁ」
「あ!ののみ」
ビクッと私、はののみの方を見た。
「あ、ののみもやらない?楽しいよぉ」
ののみは私の方を見て笑った
(いつもの笑顔だ、よかった。)
「やる!」
「え」
ビシャァ
ポツリ…ポツリとゆかりの髪の毛からしずくがたれる
「やだ、ゆかり私何かした?」
「見たのよ」
「え?」
「昨日の放課後聖君と帰ってたでしょ!好きなんでしょ?!」

つづく

コメントよろ~

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