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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
61:
アロイジウス [×]
2025-11-08 12:11:11
「……念の為事前に準備しておいて良かったと思うよ」
(アロイジウスがコートの内側に手を入れると、小ぶりな木の棒を取り出した。胸のポケットからマッチを取り出して火をつけると、暗い坑道がオレンジ色の光で照らされる。)
「簡易的ではあるが、これを使ってくれ」
(そう言うとアロイジウスはフラトに向かって小ぶりな松明を差し出す。ギルドを発つ前に市場で物資を準備していたのはこのためだったのだ。)
(/お褒めのお言葉大変恐縮です!フラトが思い切り戦うシーンが楽しみです!)
62:
フラト [×]
2025-11-08 13:53:59
「さすが旦那、抜け目がねぇや。さぁて、そんじゃあ行きますか。」
(アロイジウスから松明を受け取り、坑道を進み始める。坑道の壁は、松明の灯りを受けて所々キラキラと淡い光を放っている。どうやら、この鉱山にはまだミスリル銀鉱が残っているようだ。)
「旦那、廃坑って割には、まだ銀が残ってるように見えねぇか?」
(松明で壁を照らし、反射する銀鉱をアロイジウスに見せる。)
63:
アロイジウス [×]
2025-11-08 23:20:53
「ミスリル銀は抽出が難しい上に工数がかかると聞く。低い純度の所は掘らない事が多いそうだ。無闇矢鱈に掘り進めると落盤の危険性もある」
(そう言いながらアロイジウスは、壁の銀鉱を指でなぞる。たしかに、光に照らされて白く反射した銀があちこちに見受けられるが、そのどれもが細かい。)
「鉱山労働の従事者は皆短命だ。採掘の際に出る粉塵が肺に入って、致命的な炎症を起こす。また今のように低い姿勢を長年続ける事で、骨が曲がり血の巡りが悪くなる。落盤だけではなく、それらのリスクを負っている以上、下手な掘り方は時間と命を無駄にすることに繋がる」
64:
フラト [×]
2025-11-09 11:44:44
「なるほどねぇ、命懸けの仕事ってわけだな。俺たちも、落盤に巻き込まれねぇうちに、終わらせねぇとな。」
(アロイジウスの話を聞きながら、キョロキョロと周囲の岩肌を見渡す。)
「しかし、旦那は色々と物知りだな。ほんと、頼りになるぜ。うおっ!見なよ、旦那。落盤してやがるぜ、ここ。ん?なんか下敷きになってねぇか?」
(フラトが松明で照らすと、崩れ落ちた天井が地面に積み重なっているのが見える。見ると、瓦礫の下に、何かが埋まっているようだ。)
65:
アロイジウス [×]
2025-11-09 12:52:03
「長く生きているとその分知識を得る機会が多くなって…………この下敷きになっているのが、ゴーレムだということが分かるくらいにはなる」
(物知りだ、というフラトの言葉に返答しながら、松明で照らされた先を見た瞬間、アロイジウスは足を止めた。前にいるフラトを手でそれ以上進まないように制止しながら、瓦礫の下の存在が何なのかを観察する。)
「ゴーレム?……いや、それに近いがいわゆるガーディアンと呼ばれるものだな。古い時代の人工生命体だよ」
(アロイジウスは地面から小さな石ころを一つ拾い、潰れたガーディアンに向けて放り投げる。小石はガーディアンに当たって、硬い物同士がぶつかる甲高い音を坑道に響かせたが、ただそれだけでガーディアンが動く気配は一切無い。どうやら完全に機能を停止しているようだ。)
「……落盤に巻き込まれたのか、これは?」
66:
フラト [×]
2025-11-09 13:16:10
「ゴーレム…!へぇ、初めて見たぜ、ほんとに居るんだな。ぶっ壊れてるみてぇだな。」
(アロイジウスに制され、足を止める。様子が見やすいように松明を掲げ、アロイジウスの肩越しに落盤の下敷きになったガーディアン・ゴーレムを見ている。)
「人工、ってことは、誰かが作った、ってことだよな?それがなんでこんなとこでぶっつぶれてんだろな。ちょいと掘り起こしてみるかい?」
67:
アロイジウス [×]
2025-11-09 14:20:03
「……動く心配はなさそうだが……なぜここに?」
(アロイジウスはガーディアンを見つめながら考え込む。ガーディアン・ゴーレム。もといゴーレム族は、言うなれば無機物に魂が入り込んだ存在だ。ゴーレム族の生態は謎めいており、なぜ人型であるのか、繁殖方法はどうしているか、未だに解明されていないという。が、しかし。)
「……ゴーレム族の中には、人が作ったとされるものも存在している。あのガーディアン・ゴーレムが最たる例だ。その多くは、古代文明の遺跡に生息し、遺跡を荒らそうとする者を排除しようとするという」
(アロイジウスが、フラトを制する手を下げる。周囲を確認したところ、他のガーディアンが居る心配は無さそうだ。)
「掘り起こしてみてくれないか、フラト君」
68:
フラト [×]
2025-11-09 15:46:01
「てことは、なんだ、ここにその遺跡でもあるってことか。あの館の古物商野郎、ますます胡散臭ぇな。旦那、ちょいとこれ頼むわ。」
(松明をアロイジウスに渡し、鐵棍を壁に立てかけ、潰れたガーディアン・ゴーレムに近づく。瓦礫に手をかけ、一気に持ち上げる。)
「おーらよ、っと。へー、こん風になってんだな。これが生き物なんて、ちょいと信じがたいぜ。」
(軽々と瓦礫をどかすと、腹部に薔薇と十字架のレリーフが描かれた胴体部分があらわになる。所々、歯車やバネが剥き出しになっている。)
69:
フラト [×]
2025-11-09 15:46:02
「てことは、なんだ、ここにその遺跡でもあるってことか。あの館の古物商野郎、ますます胡散臭ぇな。旦那、ちょいとこれ頼むわ。」
(松明をアロイジウスに渡し、鐵棍を壁に立てかけ、潰れたガーディアン・ゴーレムに近づく。瓦礫に手をかけ、一気に持ち上げる。)
「おーらよ、っと。へー、こん風になってんだな。これが生き物なんて、ちょいと信じがたいぜ。」
(軽々と瓦礫をどかすと、腹部に薔薇と十字架のレリーフが描かれた胴体部分があらわになる。所々、歯車やバネが剥き出しになっている。)
70:
フラト背後 [×]
2025-11-09 15:46:59
(/あ、あら?すみません、なぜか連投になってしまいました…。)
71:
アロイジウス [×]
2025-11-10 00:30:03
「……生き物、と言うよりかは魔法現象に近いらしい。物を浮かせたり、操ったりする方式のな。一応は魂が宿っているから、便宜上生き物として扱っているだけだと聞くが」
(押しつぶされたガーディアンの全貌が晒され、アロイジウスは体勢を屈めて松明で照らしながらその姿を見つめる。)
「薔薇と、十字架?」
(それは見覚えのない紋章だった。十字架は一般的に聖教が用いるモチーフだが、それに薔薇が加えられているのは見たことがない。また歯車やバネも、現代では使われていないような形をしている。)
「……この紋章は私も見たことがない。だが、依頼主はおそらくこの坑道に埋まっている物を知っているらしいな」
(そう言うと、アロイジウスは体勢を戻す。どうやらあの依頼主を怪しむのは正しかったようだ。)
「この鉱山には、何かしらの古代遺跡が埋まっている」
(/以前自分もなぜか連投されたんですよね。何かしらのバグでしょうかね?)
72:
フラト [×]
2025-11-10 14:48:52
「へっ、こんな胡散臭ぇ仕事、初っ端からいいヒキしてるぜ、俺たちゃ。それにしても、旦那と組んでるとこの先も退屈しそうにねぇな。まだこの仕事も終わってねぇけど、俺たち、いいコンビなんじゃねぇか?」
(松明を持ち、ガーディアン・ゴーレムを見下ろすアロイジウスの肩をポンっと叩き、ニヤリと笑うフラト。立てかけていた鐵棍を手に取り、先へと続く坑道を見やる。)
「とりあえず、こいつはこのままにして、先に進むかい?」
(/バグかもしれませんね。またきっと起きるでしょね笑)
73:
アロイジウス [×]
2025-11-10 19:23:15
「……まぁ、君の言う通り、退屈はしないかもしれんな。この歳になって心躍ることになるとは思わなかったよ」
(ニヒルな笑みを向けたフラトに対し、アロイジウスは呆れたように、だが嫌味を感じさせない穏やかな抑揚のまま皮肉を返した。男同士でこんな会話をするのは彼にとって15年振りだったが、まだこういった会話が出来ることにアロイジウスは内心喜んでいた。フラト・ジェネゲート。何やら不思議な魅力のある男だ、とアロイジウスは内心独り言を呟く。こんな男に出会ったのは、アロイジウスにとって初めての事だった。確かにフラトの言う通り、自分達は良いコンビなのかもしれない。そう思いながら、アロイジウスはフラトの方へ向き直った。)
「さて、では君の言う通り奥へ向かうとしようか」
74:
フラト [×]
2025-11-10 20:19:24
「なに言ってんだ、旦那。俺が見たところ、まだまだ老け込むような男にゃ見えねぇよ。よーし、こっからはちょいと気合い入れていくぜ。旦那、そのまま松明持っててくれ。旦那にゃ悪ぃが、一番槍は俺がいただく。」
(記憶を失い、ずっと1人で依頼をこなしてきたフラトに、奇妙な、しかし懐かしい高揚感が湧き上がっている。背中を預けるに相応しい相棒との出会いに、心の奥が喜びに打ち震えている。再び鐵棍を腰に構え、奥へと進んでいく。)
(/ちなみに、フラト・ジェネゲートって名前は、平将門を文字ったものなんです。平はフラット、将はジェネラル、門はゲート、でフラト・ジェネゲートです!)
75:
アロイジウス [×]
2025-11-11 01:25:27
「……なんとも頼もしい背中だよ」
(だからこそ、こちらも安心して背中を預ける甲斐があるというものだ。アロイジウスはそう思いながら、つい最近出来たばかりの相棒に向かって信頼の言葉を小さく呟いた。まるで恐れを知らぬと言わんばかりに突き進むその背中は、側から見れば無謀かもしれない。だがアロイジウスには、この相棒が多少の事では動じない、それこそ鉄のような心を持っている事が分かっていた。)
(/なんと!実在の人物の名前を翻訳するとは!自分には思いつかない巧みなネーミングセンス……非常に勉強になります。自分なんて実在の名前を組み合わせるくらいしか思いつかないもので……)
76:
フラト [×]
2025-11-11 17:00:15
「旦那、見てくれ。こっちは坑道じゃねぇよな。塞いだ壁が崩れた、って感じだぜ。やべぇ感じがプンプンしやがる、が、当然行ってみるよな?」
(坑道をしばらく進むと、壁の一部が崩れ、坑道とは違った道があらわれている。アロイジウスに松明で照らしてもらうように声をかけ、崩れた壁を指差す。)
(/そんなに褒められると照れますね笑アロイジウスの名前は、実在のものなんですね!わたしは、名前考えるの割と好きです。)
77:
アロイジウス [×]
2025-11-12 17:33:05
「ここまで来たからには、私も気になるとも」
(崩れた壁とその先の道を松明で照らしながら、依然進み続けることをアロイジウスは明示する。この先がどうなっているのか知りたい、という冒険者らしい探究心などアロイジウスはここ数年間持ち合わせていなかったため、久しぶりに感じる高揚感が体を支配するのを抑えられなかった。)
78:
フラト [×]
2025-11-12 21:09:16
「へへっ、そうこなくっちゃよ。お、こっからちょいと広くなってんじゃねぇか。こいつぁいいや。旦那、鐵棍に巻き込まれねぇよぉにしてくれよ?へへへっ。」
(横道の奥へと進む、アロイジウスとフラト。横道は、明らかに採掘のために掘られた物ではなさそうだ。坑道よりも天井が高く、道幅も広く作られている。進むにつれて、香を焚いているような香りが漂ってくる。)
79:
アロイジウス [×]
2025-11-14 02:22:19
「やはり何かしらの遺跡のようだな」
(フラトに続いてアロイジウスも道を進む。その途中、道端に吊るしてある燭台のような皿を見つけた。)
「………油か」
(皿の中の粘性の液体を指先に付けて擦り、匂いを嗅いでみると、それが古い時代に使われていたであろう油である事が分かった。皿の中に松明をほんの少し浸けてみると、勢いよく炎が付き、松明よりも明るい火が周囲を照らし始めた。)
「これは良い、松明だけでは心許なかったからな。フラト君、これを使え」
(アロイジウスは燭台の皿を外すと、持ち手をフラトに差し出した。ティーポットの上半分を切り落としたような形のその燭台にも、先程見た薔薇と十字架の紋章が刻んである。)
80:
アロイジウス背後 [×]
2025-11-19 11:28:58
(/お久しぶりです。長らく返信頂いておりませんが、返信は難しい状況でしょうか?とりあえずご返答だけ頂ければ幸いです。)
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