TOP > オリジナルキャラなりきりチャット

冒険者ギルドの日常 外伝/114


最初 [*]前頁 50レス ▼下へ
自分のトピックを作る
95: フラト [×]
2025-11-27 22:44:10

「へへっ、お代は見てのお帰り、ってな。そんじゃあ行くぜ…"我が身に宿れ、大赤竜の力"」
(フラトが呟くと、手に持つ珠が、炎の如く真っ赤に光り、次の瞬間にはその光がフラトの中に吸い込まれる。すると、フラトの瞳は珠の光が宿ったかのように真紅となり、尋常ならざる力が全身にみなぎっている様子が、傍らで戦うアロイジウスにも伝わってくる。)

「要ハ、落盤並ミニブッ叩キャ済ムッテコトダロ?覚悟シロヨ、樽人形。」
(声も、どこか大きな獣の唸り声が混ざったように変わっている。先ほどの玄妙な動きとはうって変わって、獲物に襲いかかる野獣のようにゴーレムに突進し、自身の頭部を掠める敵の腕も意に介さず、渾身の一撃をゴーレムの胴体部分に打ち込む。ガギィン、と鈍い音が響き、ゴーレムの胴体には僅かに亀裂が走っている。)

「今ノ打チ込ミデコノ程度カヨ。モウ少シ気合イ入レネェト…ナァァッ!」
(所々から血を流しながら、再びゴーレムに攻撃しようと身構える。)

96: アロイジウス [×]
2025-11-28 20:24:48

「何がしかの身体強化魔術か……?」

(フラトの豹変したその姿や戦闘法に、アロイジウスは驚いた。しかし同時に、納得感をも感じていた。数々の冒険者が現れては散っていくこの業界において、突出した特技や力が無ければ生き残る事は容易ではない。彼はあの力を切り札にして、今まで生き残ってきたのだろう。あの様子から見ると理性がどれほど残っているかは分からないが、戦いというものは最後に立っている事こそ、勝利条件なのだ。)

「確かに修羅場を潜り抜けるための実力はある、様だが……ッ!」

(一方でアロイジウスの方は、ゴーレムの攻撃を避けるのみで手一杯であった。繰り返し振るわれる拳の鉄槌は、アロイジウスに触れる事なく地面や壁へと叩きつけられる。)

「剣で傷を付けられるならまだしも……!」

(今度は横薙ぎが繰り出された。身体を捻り、地面にへばりつく様に体勢を変える。頭上を通り過ぎる剛腕の後、風圧によって髪と軍帽が揺れた。ゴーレムの腕が壁にぶつかり、また轟音が響く。そして身体を起こそうとした瞬間、"それ"に気づいた。ゴーレムの腕の稼働部……肘関節に小さな隙間が空いている。その隙間の奥、僅かに見える暗闇の中に鈍く光った、金属か何かで出来た太い糸。)

「……なるほど。人の形をしている以上、そういった構造になるのは確かに自明の理、というわけか」

(アロイジウスは身体を起こし、再び両手の剣を構える。勝機が、見えた。)

97: フラト [×]
2025-11-29 11:15:33

(剣を構え直すアロイジウスを横目に見て。)
「イイネェ、旦那モヨウヤク乗ッテキタミテェジャネェカ。」
(ゴーレムに首から肩を掴まれたまま、胴体の亀裂に鐵棍を突き立てるフラト。メリメリと鐵棍が刺さっていく。とどめを刺そうとするフラトと、引き剥がそうとするゴーレムのせめぎ合い。)

「ウォラァァァァァァァッッッ!!!」
(フラトは、一際高く吠えると鐵棍を突き立てままゴーレムの巨体を持ち上げ、そのまま壁まで突進し、串刺しにする。ゴーレムの四肢からは力が失われ、そのままダラリと地面に横たわる。)

「ヘッ、落盤ヨリ効くダロ、俺ノ鐵棍ハヨ。」
(フラトの鎧のゴーレムに掴まれていた部分は変形し、所々から血が滴り落ちている。)

98: アロイジウス [×]
2025-11-29 18:56:26

(フラトがゴーレムを倒した瞬間と、アロイジウスが目の前のゴーレムに向かって走り出したのは、ほぼ同時だった。ゴーレムは再びアロイジウスに向かって、左の拳を振り下ろす。しかしそれをターンするように素早く避けると、アロイジウスは肘の関節、そこに僅かに空いた隙間を見逃さない。)

「捉えたぞ…!」

(アロイジウスはその隙間に向かって、右手に持ったロングソードを勢いよく突き刺し、まるでかき混ぜるかのような動作で剣を捻り回した。その瞬間、バチン、と何かがはち切れる音がゴーレムの左腕から響くように聞こえる。すると突然、ゴーレムは左腕から"地面に引っ張られるように"膝をついた。)

「重かろう、神経が断たれた腕は」

(アロイジウスがゴーレムの腕の隙間の内に見つけたのは、体内に伸びる金属製らしき綱だった。おそらく人体における神経や筋肉と同じように、ゴーレムもその綱を伸ばしたり縮ませたりして手足を動かしているらしい。であれば、その綱を絶ってやれば動きは止まる。だが、ゴーレムもただやられているばかりではなかった。空いている右手でアロイジウスを掴もうとしたが、アロイジウスはそれをするりと避けると、跪いたゴーレムの膝を足掛かりに、空中高く飛び上がる。)

「その首……!」

(刀を逆さまに突き立てるようにして、そのままゴーレムの首元へ、落下軌道のまま迫る。そしてやはり見つけた、首元の"隙間"を。ゴーレムが頭上のアロイジウスに向かって右腕を伸ばそうとしてくるが、鈍重な動きでは間に合わない。狙うは首と胴体を繋ぐ関節部に空いた、左肩の隙間。人間で言う左鎖骨の部分だ。)

「貰ったァッ!」

(刀がまるで吸い込まれるように簡単に刺し込まれた。そのまま刀をテコのようにして、隙間から胴体外側へと傾ける。するとゴーレムの頭部は、追随するかのように右へと傾いた。アロイジウスは左手でゴーレムの頭を掴み、右手で刀を力いっぱいに傾ける。ブチブチ、と細かな糸や綱がはち切れる音がしたかと思うと、アロイジウスは左手で掴んだ頭部を更に強く引っ張る。やがてバツン、と大きな音を立てて、文字通りゴーレムの首がもげた。)

99: フラト [×]
2025-11-29 20:28:35

「旦那ノ方モ終ワッタミテェダナ。サテ、残ルハアト1匹カ。」
(肩で息をしながら、ゴーレムを仕留めたアロイジウスを見やる。自身とは対照的な戦い方に感嘆し、フゥ、と1つ息を吐いて残る1体のゴーレムに視線を移す。)

「サスガダゼ、旦那。残リノ1匹、俺ガナントカ動キヲ止メル。ソコヲ旦那ガ仕留メ、ッテノハドウダイ?」
(流れ落ちる血を気にすることもなく、ゴーレムに視線を向けたままアロイジウスに話しかける。)

100: アロイジウス [×]
2025-11-29 22:49:29

「………」

(フラトに話しかけられているにも関わらず、アロイジウスは黙り込んでまま。ただ右手を見つめながら、その場で固まってしまっている。しかしよく見ると僅かに手が震えている上に、その目は普段よりも見開かれていた。アロイジウスの心中では、ゴーレムの首元に刀を刺した時の感触が、今もまだ残っていた。敵の首元に、剣を突き刺す感触。)

「何故………!」

(今更思い出すのか。敵は人間ではなかった。明らかに敵はモンスターで、しかも機械仕掛けのゴーレムだ。そんな相手から人と同じ色の血が出るはずがない。それだと言うのに、何故。
…………私の手は、赤黒い血に塗れている?)

「ッ」

(これは幻覚だ、ありもしない光景に惑わされるな。だがそれでも、あの感触は未だに手に残ったまま、薄れることがない。左の鎖骨を真上から剣で突き刺した時の、肺を貫き、心臓を抉り、内臓を刃が斬り開くあの感覚。吹き出した生暖かい血が、冷えた体に付着して感じる気色悪さ。敗戦から、あの国が地図から消えてから15年が経った。それでもまだ、あの感覚は心の内から出て行かない。)


(/久しぶりの戦闘により、アロイジウスのトラウマが発病した形になります。ここらで一発、フラトから気合を入れて頂きたく思うのですが……)

101: フラト [×]
2025-11-30 09:21:31

「旦那?…怪我!?ヤラレチマッタノカ!?」
(敵はもう1体、しかし問いかけに反応しないアロイジウスを心配して、彼の元にかけよるフラト。最後のゴーレムは、無機質な視線を2人に向け、まるで観察するように佇んでいる。)

「旦那、大丈夫カ?…震エテンジャネェカ。オイ、旦那!」
(目を見開き、じっと動かないアロイジウスを前に、不意に記憶が蘇る。戦場で、命を奪う重さに足が止まった時、かけられた言葉。目の前のアロイジウスが、ぼんやりとした記憶の中の自分と重なる。)

「シッカリシネェカ、旦那!テメェハ生キテンダロウガ!ダッタラ!奪ッテキタ命ヲ背負ッテ、前ニ進ムシカネェンダヨ!!あろいじうす!前ヲ向ケェェッ!!」

(/なんというドラマチック!気合いの入れ方、難しいですね。うまくできていれば幸いです。便乗して、フラトの記憶イベントも入れちゃいました。)

102: アロイジウス [×]
2025-11-30 18:42:34

(フラトの声にハッとして、アロイジウスは顔を見上げた。僅かに汗をかいているが、目はようやく正気に戻ったようだった。)

「…………すま、ない。こんな時に」

(最後のゴーレムの方を一瞥すると、鉄の巨人はただこちらを見つめるように立っている。攻撃される事もなく、まるであのゴーレム相手に心中を見透かされている様な気分だった。しかしやがてこちらが正気を取り戻したと見ると、ゴーレムは腕を構え、攻撃体制を整えた。)

「……はは、やけに気前のいいゴーレムだな、彼は」

(敵の会話が終わるまで待つとは。あのゴーレムにも感情や理性というものが存在するのではないか、と思いかけたが、攻撃体制をとったことを見るに、話し合いは無用らしい。空いた右手に、今度は腰からククリナイフを抜いた。左手に刀、右手に大身のナイフという奇妙な装備の仕方ではあるが、ロングソードを回収させてくれるほど、あのゴーレムの気前は持たないだろう。)

「………」

(チラリ、と右手に視線をやると、やはり血など一切付いていない。それもそうだ。あれはただの幻覚だ。)

「フラト君が前衛し、あのゴーレムが隙を見せたら私が仕留める、だったな?」


(/気前の良いご協力ありがとうございます……!いずれアロイジウスの口から過去について話させようと思いますので、それまでお楽しみに(?)して頂ければ幸いです!)

103: フラト [×]
2025-11-30 20:43:43

「目ガ覚メタカイ、旦那。話ハ聞コエテタミテェダナ。済マネェガアンマリ時間ガネェ。手ッ取リ早ク済マセヨォゼ。向コウモヤル気ニナッテルヨウダシナ。」
(アロイジウスが正気を取り戻したことにホッとしたものの、竜力付与の身体への負担が限界に近づいている。戦闘態勢のゴーレムに目を戻し、鐵棍を構える。)

「旦那、突ッ込ムゼ。準備ハデキテンナ?」

(/はい、楽しみにしてます!フラトも記憶を取り戻していってるので、こっちも楽しみです笑)

104: アロイジウス [×]
2025-11-30 21:35:29

「心配を、かけたな……」

(フラトの問いかけに対し、アロイジウスは両手に握った刃を構え、息を軽く整えながらも準備が整った事を示す。表情の中、僅かに曇った様子は見受けられたが、それもこれから起きる戦いに支障のない程度だった。)

「……いつでも好きなタイミングで行くと良い」


(/暖かいお返事、とても嬉しいです!過去を背負った男二人……ハードボイルドだなぁ笑)

105: フラト [×]
2025-11-30 21:51:05

「ソンジャ、行クゼ…ウォラァァッッ!!」
(アロイジウスの言葉を受け、ゴーレムに猛然と突っ込む。迎え撃つゴーレムの左の膝に渾身の突き、間髪入れずに右の膝に突きを撃つ。グラリとバランスを崩しながらも右腕を横薙ぎに振るうゴーレム。その一撃を鐵棍で受け流し、頭上で鐵棍をくるりと回転させ、左の肩口に強烈な打ち下ろしを浴びせる。完全にバランスを崩したゴーレムは、地面に跪く格好になっている。)

(/ハードボイルドコンビですよね笑アロイジウスと組めて、フラトも喜んでます!)

106: アロイジウス [×]
2025-11-30 22:38:15

(隙を見せたゴーレムに、アロイジウスは駆け向かう。ゴーレムもそれに気付いたのか、左腕をアロイジウスに伸ばそうとするが、フラトによる左肩への攻撃のせいであろう、左肩の可動が思うようにいかず、中途半端な位置までしか左腕を上げることしかできない。するとゴーレムが顔を背けた。それにより首周りに存在していた僅かな隙間は完全に埋まり、アロイジウスの剣が刺し込めるようなスペースが完全に無くなってしまった。)

「……ッ、流石に分かるか」

(先程までのゴーレム2体との戦いを見て学んでいたのであろう。フラトのような力押しによる戦法には打ち勝てなくとも、アロイジウスのような隙を突く戦法には、対処のしようがある、と。)

107: フラト [×]
2025-12-01 19:41:15

「コォノ野郎ォォ!!」
(アロイジウスの狙い、そして瞬時に防御姿勢をとったゴーレムを感じ取り、ゴーレムの胴体に鐵棍を押し当て、渾身の力を込めて壁に押し込もうとするフラト。攻撃の手を休めれば、一気に攻勢に出られる、それを避けるためにも攻める。しかし、ゴーレムもそんなフラトを止めようと拳を振り下ろす。)

「旦那!ちゃんすハ一瞬ダ!絶対逃サネェデクレヨ!」
(ゴーレムの攻撃で鎧は変形し、フラトの流血はひどくなる。しかし、フラトの勢いは衰えず、ついにゴーレムを壁に激しく叩きつける。轟音と土煙が部屋を包む。)

108: フラト [×]
2025-12-03 22:19:19

(/大丈夫ですか?なにかあったんでしょうか。)

109: アロイジウス背後 [×]
2025-12-04 06:19:00

(/返信できずに申し訳ありません……私生活の方が忙しく、返信が遅れます……)

110: フラト背後 [×]
2025-12-04 07:40:57

(/そうでしたか。わかりました!ゆっくりいきましょう。)

111: アロイジウス [×]
2025-12-07 12:55:50

「無茶をする……!」

(満身創痍と言って過言では無い相棒の姿に、アロイジウスは心配と感嘆の混じった声を漏らした。壁に追い詰められたゴーレムの鎧は大きく歪み、腰と胴を繋ぐ位置に大きな隙間が生じている。土煙が舞う中見えたそれに向かって、剣を構えながら突進する。)

「だが、よくやってくれたッ!」

(一閃の剣光。鈍く光りながら走った剣影が、ゴーレムの鎧に吸い込まれた。鉄と鉄がぶつかり合って甲高く響いた音に、いくつもの綱が断ち切られる音が混じる。アロイジウスがさらに左の手元を捻ると、その音はさらに強く聞こえた。)

「眠れ、鉄人兵……ッ!」

(アロイジウスのその言葉が聞こえたのか、そもそもゴーレムに言語を解する事は可能なのか。それはアロイジウスには分からなかったが、ゴーレムはその言葉を聞いた後、まるで眠るようにぐったりと身体の力が抜けていく。やがて力が抜け切った後、ゴーレムはそのまま動かなくなった。
ゴーレムが先程見せた、こちらを伺うような、あの視線。まるで人間のように、感情を持っていると錯覚してしまうあの行為。
しかし、あれは人間ではない。あのゴーレムに人間を重ね見てしまっても、話し合いが通じる相手では無かったはずだ。
だがそれでも、アロイジウスの心の内に顔を覗かせた過去の断片は、心臓を鷲掴みにしたように呼吸を浅くさせる。)

「……ッ、フラト君、無事かね?」


(/大変返信遅れました、申し訳ありません!)

112: フラト [×]
2025-12-07 13:42:25

「ブハッ…ガハッ…。ふぅ、やれやれ。へっ、あんまり無事じゃねぇなぁ。まぁ、慣れっこだがよ。いてて…。」
(鐵棍を杖代わりに立ち上がり、口元の血を拭う。見た目ほど酷い怪我ではないのか、首を2、3度ゴキゴキと鳴らし、革袋から水を飲む。)

「旦那、お見事な剣さばき、さすが俺の相棒だな。それにしても、馬鹿力で殴りやがって、樽人形がよ。おかげで鎧がボロボロだぜ。旦那は怪我なかったかい?」
(ガシャガシャと鎧をはたき、土汚れを取る。自身の血をぬぐいながら、アロイジウスに近づき、怪我の様子をうかがう。)

(/おかえりなさい!)

113: アロイジウス/依頼主 [×]
2025-12-13 11:52:23

(フラトの気遣いに対し、アロイジウスは手を挙げて応えた。身体のどこにもそれらしい怪我はない。が、息は浅く、また視線も下に向いたままだった。先程の血濡れた手の幻覚はすでに消えているが、それでもやはり心の内はネガティヴな感情に未だ支配されていた。)

「……あまり無理をして、君にもしもの事があるとこちらも寝覚めが悪い。もちろん侮っている訳ではないが……」

(その瞬間、拍手の音が部屋中に響いた。手を叩いているのはアロイジウスでも、フラトでもない。洞窟内でもあるこの部屋は、音をゆっくりと反響させる。そのため、聞こえてきた拍手の音には、嫌な滑り気が含まれているように思えた。先程まで緩みかけた二人の雰囲気が、一気に引き締められる。)

「お見事でした、お二人とも。いやはや、今まであのゴーレム達を倒せる者は皆無でしたのでね」

(ゆらり、と影の揺れ動きと同じくして現れたのは、まさしく死人のような風貌の男。酷くへこんだ頬に、露わになった頭皮と短い髪。紫に変色した唇と、飛び出たかのような目玉。この男には、アロイジウスも、フラトも見覚えがあった。)

「あなた方がこの依頼を受けてくださって、非常に感謝していますよ」

(この男こそ依頼の主。あの豪勢な館に住み、そして今もなお側に佇む多くの傭兵を従えている男であった。随伴している傭兵の数は6人。みな殺気立ちながら、自らの主人の背後に控えている。)

「まさか本当にあのゴーレム達を倒し切るとは。最初に会った時には不安でしたが……結果的には、こうして依頼を達して頂きました。素晴らしいの一言に尽きますよ」

(飛び出た目玉がギョロギョロと動き回り、アロイジウスとフラトを見定める。疲れ果てた二人の表情を見て、依頼主は館で見せた笑顔とは違う、下卑た笑みを浮かべた。本人の体調が悪そうな顔つきも相まって、やけに嫌味たらしく見える。)

「私はこの状況を待っていたんです」

(依頼主が手をかざすと、側の傭兵達が依頼主の前に出て、それぞれ武器を構えた。傭兵達は口も開かず、何も言わない。だが彼らが構えている武器の反射光は、今よりアロイジウスとフラトに敵対する事を雄弁に物語っていた。つまり。)

「……ご苦労さまでした、フラトさん、アロイジウスさん。あなた方もこの地下墓で眠ってもらいますよ。永遠に、ね」



(/またもや遅れました!申し訳ありません!12月中は、年末近くにならない限り忙しく、返信が大変遅くなると思います…。それでも良ければお付き合い頂けると幸いです。どうかよろしくお願いします。)

114: フラト [×]
2025-12-13 22:16:00

「だよなぁ、まー、そう来ると思ってたぜ、ったくよぉ。旦那、もう一仕事だなぁ。ま、タダ働きになりそうだがよ。」
(アロイジウスとフラトの前に現れた依頼主と6人の傭兵を見渡し、不適な笑みを浮かべる。もう一度顔の血を拭い、鐵棍を握る手に力を込める。)

「旦那、そのまま下向いてんだったら、後ろに下がってな。俺がこいつら片付けてやるからよ。その後、湯治場でゆっくりと俺の戦いっぷりを聞かせてやるからよ。」
(下を向き、浅い息遣いのアロイジウスを守るように前に出る。相手は、手練れの傭兵たち。ただでは済みそうにないが、やるしかない、と決意を固め、再び竜珠を握る。)

「さて、依頼主さんよ。報酬払ってとっとと帰るってんなら、旦那も俺も手は出さねぇが、どうする?誰も潰せなかった樽人形どもを潰した俺たちと、本当にやるつもりかい?」

(/どうぞお気になさらずー。こちらは、こうやってお相手いただけるだけでうれしいです!お互い無理せず、楽しみましょう?)

最初 [*]前頁 50レス ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]オリジナルキャラなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle