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満たされるまで構って 、《ブルーロック也》/38


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自分のトピックを作る
21: 凪誠士郎 [×]
2025-10-12 07:29:07



ん…レオリムジンー、、
( 前屈みになる彼を見れば記憶が蘇る、どうするのが正解だったんだろ、離れない方が良かったのかな。自分の選択が間違っていたのか、だが今の実力もこの道を選んでいなければ手に入らなかったかもしれない、悔しさの正体を知るために頑張ってみたかった、一度違う道に進んだとしても彼ならきっとまた先で逢えると、そう信じていたからこその行動でもあった。俺をおぶる事がなかった期間、誰かをおぶったりしてたのかな。そんな事を考えながら貴方の首元に両腕を回しそのまま貴方に乗っておぶって貰えば上記を。そして肩に顔を伏せてみれば、凄く懐かしくて落ち着くような彼の匂いが。すると不思議なもので締め付けられるような胸の痛みが引いていき、”離れてごめん”そう心の中で謝る、流石の彼にも伝わらないだろうと分かっているけど、口に出して言う事が出来ずに。今は彼の顔を見れそうになく、肩に顔を伏せたまま。 )



22: 御影玲王 [×]
2025-10-12 12:12:29

はいはい。
( あの時、引き止めていればどうなっていただろう。彼からなんて言われていただろう。考えてもわからない。悔しさを知って変わった彼が 俺に向けてかける言葉は冷たくて、反対されているように感じた。俺は1人で行く、なんて俺は置いてけぼりで彼の視野にも入れなかったような。彼の視野には 潔世一 だけしかいないとわかっていたから、余計に。思い出すと数えきれないよな。高校のサッカーの時とか 御前は毎日俺に頼ってさ。ナギ オブ ザ デット 、だっけ 愛用してた言い訳。仕方ねーヤツって思ってた。最後にしたのは チームZとの試合前だ。おんぶ 、今すると懐かしい感覚。彼が乗って 筋肉が増えたからか前より重くなった実感がある。身体も大きくなって、随分と成長したなと心の中で ふと思った。同じく此方もトレーニングには手を抜いていなかった為、彼を持ち上げるのには苦労しなかった。ほんの少しだけ、嬉しさで胸が楽になった。もっとこうできる時間が増えれば、なんて考え乍ドライヤーがある洗面所へと足を運んでは 彼に 下ろすぞ 、と声を掛けた。)

23: 凪誠士郎 [×]
2025-10-12 13:37:00



…うん。
( 暑苦しいヤツはあまり好きじゃないし一緒に居るのが面倒臭いと感じるけど、レオはやっぱりそういう人とは違った。確かにいつも明るくて周りには人が集ってた、でも、それだけではない。面倒見が良くて、何事にも面倒臭いと言ってしっかり向き合おうとしない俺に、嫌な顔一つせずに傍に居てくれた。そんなお前だったから俺は変わりたいと思った、もっと強くなって、お前と世界一を目指したかった。それだけの事なのに、歯車がずれているように感じる。器用な貴方だから顔に出していないだけでとっくに自分の事が嫌いなのかもしれない、もしかしたらこの期間で俺よりもいい奴を見つけたりしたのかも、そうなったら今度こそレオと疎遠になってしまう、それは、イヤだな…。そこまで考えた所で声をかけられてゆっくりと顔を上げる、表情筋が動きやすければこの気持ちも伝わったのだろうか、むしろ今は表情筋が動かない方が好都合なのかも。らしくないと思われたりそれこそ呆れられてしまったら、今よりもっと感情がぐちゃぐちゃになってしまうだろう、そんな思考を巡らせながら貴方から下りて。 )



24: 御影玲王 [×]
2025-10-12 15:28:08

ここ、座れるか ?
( 何もかもが懐かしく感じる。練習終わりに2人でお風呂に入ったのも、髪を乾かしてやったのも、全部嫌いじゃなかった。いや、寧ろ 宝物という存在の人間に頼ってもらって嬉しかった。彼を下ろしては椅子に座るよう上記を述べ、自身はドライヤーを手に持った。自身の髪が濡れていることなんて気にせず、兎に角彼を優先した。俺がいないところで風邪を引いてしまったりしてほしくないから。体調が心配だったし、崩してしまったら他のヤツが看病する事になる。それを想像しただけでも何故か反吐が出てしまいそうな程嫌だった。知らねぇヤツが凪に触れるのが嫌なのかもしれないし、凪がもし他のヤツに心を開いて 俺と関わらなくなって…潔や違うヤツの隣で試合や練習をするようになるかもしれないのが嫌だったのかもしれない。でも 心ではわからない。ただ頑なに拒否しようとする心とモヤモヤがあるだけだ。もし凪に 、この変な気持ちを言えたら 彼はどう答えてくれるのだろう。)

25: 凪誠士郎 [×]
2025-10-12 15:59:57



ん、…うん、、
( 彼に話しかけられるまでの数秒、その瞬間まで頭の中には彼しかおらず。明るくて人と関わるのが得意な貴方はきっと今のチームメイトとも親睦を深めているだろうな、あれ、何でだろ、心做しか空気が薄い気がする、少しばかり息がしづらい。返事をしてから言われた通り椅子に腰掛けて、眠っていた時の余韻が完全には抜けていないようで眠気覚ましに軽く目を擦り。この後、レオがもし暇だったら…俺の部屋でいいから話したいな、そう思い。先程直接言う事が出来なかった「ごめん」の一言を言えたら、何かが変わるのかもしれない。今その事を聞くのはタイミングが違う気がするので何も言わず、ドライヤーをして貰ってから聞こう、そう静かに決意を。貴方の髪も濡れているのに自分を先に座らせたという事は、優先してくれている、もし貴方がもう既に自分よりも気が合って一緒にサッカーをしていて楽しいと思えるような人と出会ってしまっていたとしても、たとえそれを目撃してしまっても、平常心でいるように、取り乱さないようにと深呼吸をして一度感情を整理して。 )



26: 御影玲王 [×]
2025-10-12 16:43:41

……
( ドライヤーの風を彼の後ろ髪に当てる。温風がゆるやかに流れて、ふわりと香るシャンプーの匂いが鼻先をかすめる。あの合宿の夜も、練習帰りのロッカールームでも、同じ香りがした。その記憶が一瞬で心の奥を締め付ける。いつも、髪を乾かす時も話してた。あぁ…自分で思い出して悲しくなってきたなんて言えねぇ。すげぇ惨めでダサいな…俺。過去のことを思い出しても何も変わらないのに。何度も何度も記憶を甦させて、自分の首だけを締めて、莫迦みたいだ。こんな自分が嫌になる。この暗い気持ちからどうやって抜け出せばいい。わからない。頭が回らない。あのモヤモヤした気持ちがこみあがってくる程何も考えられなくなって、苦しくなる。……駄目だ。考えれば考えるほど悪化するのだから。考えるのはやめよう。だって___深掘りしてもこの気持ちはわからないのだから。)

27: 凪誠士郎 [×]
2025-10-12 19:49:00



…レオ、あのさ、この後ってなんか用事あったりする?、
( 温風と共に手慣れた手付きで髪を乾かしてくれる貴方に、この後予定があるかどのように聞こうか考えて。馴れ馴れしいのもアレだし堅苦しいのも違う気がした、ならあえて以前と同じように話しかけよう。そう思えば「あのさ」と話を切り出して、こうして自分から話しかけるのは本当に珍しく、貴方が思っているよりずっと勇気を出したので、少しの不安から目を合わせる事が出来ずに。話せる機会が儲けられたとして何を優先して話すべきだろう、貴方と再会してからのこの曖昧な感情の事も、話すべきなのだろうか、話しておいた方がいいのだろうか。話を切り出してから返事が返ってくるまでの時間が異様な程に長く感じる、その度不安は渦を巻いていく。するとまた空気が薄くなったように苦しくなってきて、貴方におんぶして貰っていた時には完全に引いていた胸を締め付けるような痛みも再びやってきた。何、この感情…さっきと同じ。レオが嫌いな訳じゃないのに…。何とか顔に出さないように視線を落として、痛みを我慢して目を瞑る。 )



28: 御影玲王 [×]
2025-10-12 21:00:48

…え?…ぁ…平気……、
( ふわりと乾かした髪を整えては自身の髪を乾かす。彼の声がした。ドライヤーの温風のせいか あまり聞き取れなかったが、微かに聞こえた"用事"という言葉である程度予測をつけて 何となく曖昧な返事を。聞き返すのは折角彼から話しかけてくれたのだから遠慮してほしくないと思い やめた。自身の髪がある程度乾くとドライヤーを消し、髪を整える。全て終わると あまり状況を把握していないのか、彼が何を聞いたのかわからず、取り敢えず無言でいるのは気まずい為、座る彼に 連れてってくんねーの? と聞いてみる。何処に?と問われたら彼と行きたいところでもプライベートで行こうと考えて。まぁとにかく、凪に合わせる事を第1に、この時間を大切にしないとな。次 こうやって会える日が1年後だったり、何ヶ月後かもしれないし。)

29: 凪誠士郎 [×]
2025-10-12 21:48:38



…じゃあ、俺の部屋来てよ。レオに話したい事とか、色々あるから。
( 乾いた自分の髪はもう既に数箇所跳ねていて、返事が返ってきて”連れてってくんねーの”そんな言葉を聞けばちらりと視線を送って、少し何かを考えているような素振りを見せてから再び貴方に目をやり、話せるうちに話しておこうと思い上記を述べて。髪を乾かしている最中だった為自分の言葉が聞こえていたという確証はない、だからもし聞こえておらずあえて聞き返さないでいてくれた場合の為に凄く簡易だが説明を交えて言葉にした。ゆっくりと椅子から立ち上がって洗面所の出口を見据えれば、視線を貴方に戻してから”ドライヤー、ありがと”、そう述べて。今までの当たり前が最近では当たり前じゃなくなっていた、だからこそ、しっかりと彼の目を見てお礼の言葉を。次会えるのは果たしていつなのだろう、会えた所で今日のように言葉を交わせるかどうかなんて分からない。レオと居るのは面倒臭くない、もっと、一緒に居たかったな。でもきっと、レオなら…またいつかチームメイトになれたり一緒にサッカーだって出来るはずだ。それまでは、このままで。 )



30: 御影玲王 [×]
2025-10-13 07:27:54

部屋……?
( 彼の言葉を聞いては目を見開き、驚いたような顔を。まぁ驚くのも無理はない。ルームメイトとして話すことはあったけど、ルームメイトじゃなくなってから、呼ばれたことなんて1度もなかったから。それが寂しかったり待っていたという訳ではなかった。彼は、そういう性格だと知ってたし、高校での時とは違く、練習に費やさねばならない時間が大幅に増えていたから。俺が凪の部屋に行ったとしても、急用なんてなかったし、話しかけに行く時間も殆どなかった。もし行ったとして、いなかったり ルームメイトと話しているところを見たらどうだろう。耐えられなくなる?寂しくなる?そんな事ばかり考えていた。少し考えているうちに彼が立ち上がっては ありがとう という言葉が耳に聞こえた。何故だろう。ありがとうなんて他の人にも言われたことがあるのに、彼に言われた時だけ胸に温もりのようなものが宿った感覚がした。)

31: 凪誠士郎 [×]
2025-10-13 18:36:05



うん、…レオが良ければ、だけど。
( レオと話したい事は日に日に増えていったけど、それ以上に練習量も増えたから話せなかった。話したかったからという理由だけで彼の部屋に行くのも気が引けたし、何よりそんな時間がなかった。突然の提案だったため断られても仕方ないか、そう割り切って少し小さな声で上記を。洗面所には二人しかおらず静まり返っている為、多少声が小さくてもお互いに聞き取れるだろう。貴方がルームメイトや同じチームの仲間と親しくしている所を想像すると、複雑で曖昧な感情に駆られそうだ。今まではこんな事なかったのに、無論、隣に並んでサッカーをしていたあの頃の彼を自分のものだとは思っていなかった、離れるという道を選んだのは自分で自業自得なのは分かっているが、どうしても苦しくなってしまう、空気が薄いなと感じつつも酸素を体内に取り込む。彼からの返答が返ってくるよりも前に視線を逸らして時計に目をやりまだ時間に余裕がある事を確認する、でもおそらく断られてしまうだろうからきっとこんな事をする意味もないのだが。 )



32: 御影玲王 [×]
2025-10-13 19:09:52

…わかった。
( 彼が誘ってくれた。何をするのか、何を話されるのかはわからない。もし仮に 嫌いだと言われたら ?もう俺を宝物扱いしないでほいと言われたら ?なんて答えればいい。なんて答えれば凪は傷つかずに話せる?…あぁ クソ、俺が1番凪を見てきた、彼奴の事を誰よりも知ってるはずなのに。わからない。頭がぐちゃぐちゃになって、偏頭痛がする。はぁ…どうでもよくなってきた。どうせ 話を後回しにしても、彼が関係を崩すと決めたらそうするしかないから。引き止められない。宝物に傷をつけるのが嫌で、嫌われるのが怖いだけなんだ。そんな事ならいっそ、彼から関係を無くして欲しいと言われた方が気が楽なのかもしれない。秒針が進む。こんな所で彼を待たせても無駄だから、口を開いて上記を述べた。その時の表情は 全てを語っていたようで、虚しそうで惨めっぽくて あの日 、彼に捨てられた時のような…今にも1人で泣いてしまいそうな表情だった。)

33: 凪誠士郎 [×]
2025-10-14 07:07:19



、、レオ。
( 時間に余裕があるとはいえ明日もトレーニングがある為、あまり夜ふかしし過ぎると明日に支障が出てしまう。だからなるべく早く部屋に行きたい所存なのだが、急ぎすぎても彼に迷惑をかけてしまうかなと思い冷静さを保って。彼の横を通って洗面所の出口に向かおうとしていればふと視界に今にも泣いてしまいそうな顔をしている彼が、少し目を見開いて一瞬驚いたような顔をしてから思わず立ち止まってぽつりと彼の名前を呼ぶ。名前を呼んだ理由なんて一つだった、”そんな顔しないでよ”。レオの事が嫌いとかそういう事を話したい訳じゃない、実際レオの事は嫌ってないし一度離れてしまったのは自分だが彼に嫌われたいとは一切思っていない。だからこそ彼にそんな顔をしてほしくはなかった、どれだけ気持ちがすれ違えばいいんだ、今の彼を放って部屋に向かう事など出来るはずもない。 )



34: 御影玲王 [×]
2025-10-14 09:53:27

っ…ほら、行くぞ ?凪。
( 彼が自分の名前を呼んで、見開いた。目尻に涙が溜まりそうで情けない自分の顔を見られた。さいあくだ。ナギはどう思ったんだろう。そんな事をずっと考え 彼を待たせて突っ立っていられる訳もなく、一旦腕で目を擦っては俊に平然とした顔で上記を述べた。なるべく顔が見られないように、彼の後ろで着いていこうと足を運んだ。何を考えても暗い方向へと傾いてしまう自分。今だってそうだった。表情に出してしまった。ナギは俺の事、面倒くせぇヤツって思ったのかな。ただの思い込みで泣くのはみっともないって思ったのかな。あぁ やっぱ、気持ちを吐き出せるのは1人でよかった。泣く時も 1人でよかったんだ。誰にもバレないし 、そもそもこんな年の男が泣くなんて 引くだろうし。迷惑しかかけてないよな。俺って 何のために凪の傍にいるんだっけ。)

35: 凪誠士郎 [×]
2025-10-14 19:41:54



うん、行こっか。
( 軽く催促されれば今はあまり顔を見ない方がいいんだと気付く、それと同時に彼が心の中で不安定なってしまっていそうだと確信的に感じて。俺に面倒くさいって思われたのかなとか…思ってそうだな。彼の事は傍で見ていたし自分の面倒を見てくれていたのも全て彼だった為此方もそれなりに彼の事を分かっているつもりで、嫌ってもないし面倒くさいだなんて思ってないよ、不器用なりにその意思表示か す、と優しく彼の服の袖を掴んで自分は彼の前を歩く。今はとにかく顔を見ない方がいいだろうし突然距離を詰めすぎても逆に気を使わせてしまいそうで出来ない、だからこれくらいがちょうどいいはず。自分の髪は彼が乾かしてくれたおかげでそよ風に靡いて、初めて青い監獄に来た時よりも背丈が成長しただろうか。もし彼が泣いてしまったとしても、少なくとも今は服の袖を掴んでいる手を離すつもりはなく。彼との出逢いを思い出して”パートナーがレオで良かった”そう頭によぎるも、それを口にする事はなく。 )



36: 御影玲王 [×]
2025-10-14 20:34:06

……あぁ、
( ほんの少しの間が、いつもより長く感じる。会話がないわけじゃない。ただ、言葉を選びすぎて、喉の奥で溶けてしまうだけだ。彼の後ろ姿を見てふと考える。背が伸びた。髪が伸びた。筋肉も前よりずっとついた。そんな些細な変化ばかり目につく。そのどれもが、時間の進む感覚を教えてきた。
何だか少しだけ服が引っ張られたような気がした。目線の先にはそんなに強くは握らず そっと服を摘んでいる彼の手があった。柔らかい指で優しく触っているのにも関わらず、離そうとはしないのがわかる。きっと 彼は 、ナギは まだ俺たちは繋がっているよ とでも伝えようとしているんだろうと感じたからだ。言葉ではなく 、行動で示そうとする不器用な彼らしさが 自身の胸の奥をゆっくりと温めた。)

37: 凪誠士郎 [×]
2025-10-14 21:31:30



…サッカーを教えてくれたのが、俺に初めて興味を持ってくれたのがレオで良かった。
( 彼の前を歩いているので表情までは見る事が出来ないが返事をしてくれた時の声色から、俺が伝えたかった事 伝わったんだな、と顔には出ないものの安心して。服の袖を掴んでいる手とは違う片方の手でほっと胸を撫で下ろす、そして言うかどうか悩んで少し躊躇った後に口を開く。発した言葉に偽りはなく心から思っている事、ただ、不器用で伝えられていなかっただけ。これまで彼だって思った事を素直に伝えてくれた、それなのに俺ばっかり本音を言う事から逃げるのは違う気がした。ましてやルームメイトでもなくなった今、次いつ話せるかなんて分からない故、今言わなきゃきっと後悔する。この言動で変なヤツだと思われたならもうそれでいい、彼に誤解されたままよりかは何十倍もマシだ。歩みを進めていれば遠目に自室が見えてきて、話したい事を頭の中で整理する。 )



38: 御影玲王 [×]
2025-10-15 06:27:09

……凪。
( 名前を呼んだ声は、ほんの少し掠れていた。そのまま何かを言い足そうとしたけれど、喉の奥で言葉が形を失う。ずっと前から聞きたかったような言葉だった。だけど実際に聞いてみると、どう返せばいいのか分からない。心臓の鼓動がいつもより早い。何度も頭の中で先程の言葉が繰り返される。何度思い出しても、胸の奥がざわついて落ち着かなかった。でも、それは苦しさじゃなくて 、どこか優しい痛みだった。
" …そういうこと、急に言うなよな。"
少し先程の言葉より時間が経って述べた。彼の肩に腕を掛け、思い切って彼の隣に並んでみた。いざ 言葉にしてみると、なんだか笑うような響きになってしまった。けれど、それは照れ隠しでもあって、どうしようもなく嬉しさを隠せない声でもあった。宝物から求めていた言葉が本当に言われる日が来るなんて。本当に変わったよな。前は無関心で、どこか世界から半歩離れたところにいたのに。前の彼を思い出しながら通る道は 明るく感じて 寂しささえもどこかにいってしまったような感覚がした。)

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