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アリスは憂鬱な夢をみる / 半無登録、指名制 / 再建/354


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自分のトピックを作る
321: チェシャ猫 [×]
2025-11-24 21:08:16



>ロメオ

……俺より少し若いくらいだろ、落ち着きはあるけど目元や笑った顔にはあどけなさがある。───まだ二十代だとみた。外れてたか?(笑いを交えて伝えられたその内容には今一度彼の姿をまじまじと見つめる。それは観察をするようなそんな眼差しで、同時に彼と話してきたこれまでの時間を振り返るようでもあり。十分時間を使ってから満足した様子でにんまりとした笑みを浮かべ、自信満々といった様子で観察結果を言葉にして。大体の来客が興味を持ってくれるその遊具は彼も例に漏れずといった様子らしい。しかし予想と違ったのは彼が一番最初に問うたのがメリーゴーランドそのものへの質問ではなく、それを使うのかどうかという自らに向いた内容だったこと。だからこそ最初は瞳を丸くしてきょとんとした表情を浮かべ、それからすぐに予想外の内容が面白いという様子で軽さを含む声色で「まさか!家にあると乗らないもんだよ。これは部屋の飾り、あとたまに洗濯物干しになってる」男同士と言うのが気取らずにいられるのか、隠すこともせずにこの遊具の使い道を教えると彼が洩らしたそのアイディアにナイスアイデアだと乗りかかり「それ。本気でいいかも。結構前向きに美味いもん揃えて仕事頼んじゃおうかな」ぴ、と伸ばした人差し指の先を彼へ向けてこちらもまたチャンスを逃すまいと口にして。それから遅れて持ってきたのは夜明けの色をそのまま閉じ込めたようなグラデーションがかかる、約20cmの高さと8cmほどの幅がある蝋燭で。それを手にして彼の元に戻ると、少し頭を傾けてから片方の目を細めて)うちにあんのこれくらいかも。普通のやつの方が良かった?

(/黒兎、赤の騎士、ムカデ、その三名でしたらどれでも相談で頂いている内容で提供可能です!黒兎でしたら交流する場所が黒兎の部屋となり、赤の騎士でしたらユリーシャちゃんの部屋、ムカデでしたら城内の薬品調合用の部屋になるかなと考えております。この中で気になるのが有りましたらその役持ちにてお城を彷徨うユリーシャちゃんのお迎えに向かわせて頂きます…!)




322: ロメオ、ユリーシャ・ゼレンカ [×]
2025-11-24 22:30:09



>チェシャ猫様

……やるなぁ。俺の事ちゃんと見てやがる。アリス時代に探偵稼業でもやってたんじゃないか?
(当てられっこないだろうと高を括っていたから、ドンピシャの回答に目を丸くして一瞬息を詰まらせて。驚きは水面の波紋のように胸に広がり、片眉を上げて挑発的に見せながらも自分の若さを見抜かれた口元には照れ隠しの笑みが溶け出し、指先で無意識に耳の後ろを掻く仕草と抜群の観察眼を茶化すことで気恥ずかしさを誤魔化して。「ハハ!随分贅沢な物干し台だ。ここじゃ違和感ゼロだけどな」飾り気のない素直な物言いで明かされたそれの用途に思わず肩を軽く揺らして笑って。こんな立派なメリーゴーランドも彼らの生活の一部になっているのだと想像すれば微笑ましくて、軽やかに草原を駆けるような恰好の白い馬に片腕を預けるようにして寄りかかって。白馬の頭を指先で掻くような仕草で撫でながら「流石、話が早いね。俺の食欲は君の想像よりちょっと派手だぜ。遠慮なくテーブルを埋め尽くしてくれよ」口角を片方だけ高く上げ、人差し指を空中に掲げ大きな円を描くようにして〝食卓いっぱいに料理を並べてくれ〟と視覚的に訴えるようなジェスチャーを。彼が蝋燭を探してくれている間は物珍しそうに部屋の中を見て回って、戻ってきたその手にあったものの大きさに思わず目を瞠り「でけぇな!」と笑い交じりに率直な感想を。困った、これほどの立派な蝋燭を一夜にして燃え尽くしてしまうのはもったいない。問い掛けに対して口ごもる様子を見せたのは、彼に遠慮しているわけではなく蝋燭と火を欲した用途を伝えることを躊躇していたから。数秒の逡巡の後、覚悟を決めるように軽く深呼吸をして「…こんな立派な蝋燭、一晩で燃やしちまうのは忍びねえな」声は低く、冗談めかす明るさもなく口元に浮かばせる笑みもどこか弱々しさを帯びて。普段の儀式で使う小さな蝋燭なら眠る前に燃え尽きるのが当たり前だが、この特別な蝋燭を一晩で溶かしてしまうことに抱いた引け目がじわりと苦々しく表情に滲んで。まるで友から贈られた宝石をただの石ころのように扱ってしまうのではないかという不安にも似て、蝋燭に視線を落としたまま「蝋燭に火を灯して、燃え尽きるまで眺める。そうやって自分に過去を刻まないと、俺は夜を越えられない。そんな都合に付き合わせるには、こいつはちっとばかし特別すぎねえかな」自分をさらけ出すのは誰に課されたでもない十字架に縛られ縋り生きる自分の弱さまでをも白日に晒してしまわないか心配で、どうにも苦手。だから堂々とした自信に満ちた語り口調は鳴りを潜めて、軽々しく蝋燭に手を出せずにいて)



>黒兎様

(すっかり夜も更けたのに、一向に誰も部屋を訪ねてこない。十二分の時間を費やして、ようやくこの広い部屋にひとりきりで眠らなければならないのだと勘付いて、胸の奥がひやりと凍りついた。でも女王様やダムがくれた祝福を反芻するようにそっと額を撫でてから、彼が預けてくれた帽子を抱きしめてまるで温もりを繋ぎ止めるようにぎゅっと目を閉じてみる。けれど静寂は冷たく孤独は布団の隙間から忍び込む風のように足先を震わせ、胎児のように縮こまる身体は安心感とは程遠く、到底眠りは訪れなかった。夢遊病者のようにのそりとベッドから起き上がって、お願いどうか守ってね、という益体もない祈りと共にサイズの合わない帽子を頭にかぶり、深夜の廊下へひたひたと足を踏み出す。お日様が入っている時間帯はそんなこと思わなかったのに、ちらちら揺れる蝋燭の灯りと壁に伸びる影が孤独や恐怖心を刺激して、心細さを紛らわせるように歩を進める内にいつしか道を見失い迷子になってしまって。その場でしゃがみ込み、帽子のつばを両手で持ちながら「…ダム」と小さく呼んでみる。ただ広い城の静けさだけが逃げ場など無いと言うように自分を包み込んでいるように感じて、冷えた足先をきゅぅと重ね合わせるようにして縮こまり)

( / ロケーションのご紹介、ありがとうございます!赤の騎士様やムカデ様はお城の外でもお会いする機会がありそうなので、今回は黒兎様にお迎えをお願いできればと思います…!交流文を提出させていただきましたが、広げにくい等ありましたらご遠慮なくお申し付けください。)




323: フラミンゴ [×]
2025-11-25 19:04:32



>オルカード

(此方の存在に気づいた彼がパッと花を開かせるように喜びを咲かせると、おどけるように迷子であることを肯定して見せる彼のその様子に押されるようにパチパチと瞬きを数回繰り返して。そんな彼が行き先として口にした場所が自身にとって一番過ごす時間の長い“遊園地”とあれば口下手のせいもあり流暢に言葉が流れる彼の合間に口を挟むことができずに一先ずは彼が喋り終わるのをそのまま大人しく待つことにして。そんな彼が一つの疑問にぶつかるように徐々に言葉が止まるとそこで漸く閉じていた口が開き「花に相談したろ。花が蝶に伝えて、蝶が鳥に伝えた。そして鳥が俺をここまで連れてきた。……から、お前が迷子だって知ってんだョ」自らの口元を指先でポリと引っ掻くように掻いて、眉尻を下げた困り眉でここに来るに至った理由を、順を追って口下手なりに説明をする。顔にかかる髪をその指を使って耳にかけてから「感謝ならお前が迷子を伝えた花に言ってやったら喜ぶぜ」自身が彼を知る切欠となった花へのアドバイスを添えてから彼が行き先として選んだ遊園地へと足を進ませて、問いかけるように口にして)なァ、なんで遊園地?



324: ダリア、タスク [×]
2025-11-25 19:52:07



>有咲

(背後から捕まえるみたいに抱きしめていた彼女が体の向きを変えて、伸びた手が頬に触れる。甘やかしてくれているのが表情や話す声の音、瞳動きからさえも伝わると彼女が此処に残ることを決めたことが確りと伝わって心が奥の底から満たされた。芋虫に対しての優越感も生まれてのことなのか、不敵に口端を持ち上げながら見送りをしようとする彼女のことを腕の外へ自由にすることはせず、依然変わらずに彼女のことを胸元に閉じ込めたままマイペースな雰囲気で片手をゆらゆらと左右に振り「いってらっしゃい。急いで帰ってこなくていいよ」なんて調子づく言葉も添える。芋虫より『彼女のことを困らせてはいけないよ。』と注意に似た言葉を受けるも、気にしない様子でばいばいと手を振って。そんな彼が彼女には『すぐに戻るつもりだが、何かあればダリアを頼るように。家の物は好きに使ってくれ』と一声を掛けてから扉の奥へと消えてしまった。そこまでを見送ってから今度はもう一度両腕で彼女のことを抱きしめてから「お仕事おつかれさま。……俺がいなくて寂しかったでしょ」なんてからかいを含んだ声で口にして)


>陸

(この短い間にすっかり彼の信用を得たらしい、ということが無防備に距離を近づける彼から感じ取ることができた。近くに寄せられた顔はその様子からも何か秘密ごとでも話すかのように至近距離の顔に少しも動じることなく向けた視線はそらさず、その解答を待った。交わるように互いの瞳が同じものを映す中で、彼が口にした答えは納得いくものだった。更にはその武器をどう使うか、そうして得た場所でどう生きるかまでを発展させた彼にくっくと喉の奥からこみ上げるような笑い声をあげて「よう出来ました。」とその答えを認める発言を先に返してから近いままの彼の頭を犬にそうするような手つきで数度撫でて。それから向けられたのはシンプルな疑問、“あー”と間延びする声をあげてから「そん時に手が空いてるやつがまとめて作っとった。けど別に全員料理が好きな訳とちゃうし、買ってきたもん食うことも多いで」これまでの食生活を振り返りながら一つの扉を開く。そうしてこれから彼が使う部屋だと紹介するように声をかけて)ここ、好きに使ってええよ。クローゼットの中の服も着てええし。



325: チェシャ猫、黒兎 [×]
2025-11-25 19:52:34



>ロメオ

オニーさんを舐めんなってこと。興味ないことは少しも見ようとしないけど、興味あることは細かく知りたい。知るためには余所見をしないでそれだけを観察するんだ。俺の世界はさ、俺の好きなもので埋め尽くしたいから。好きなものからは目を離さないんだ(瞳に浮かんだ驚きや照れを隠すような笑い方が言葉よりも正解を教えてくれていた。だからこそその正解に満足する様子で自身の持つ考え方を口にして。ふと目にした彼は白馬がよく似合っていて、その場を切り抜くだけで絵になるようだった。かと思えば大ぶりなジェスチャーで身振り手振りの訴え方をするのが面白くてその様子を見ながら楽しそうに笑い声をこぼし、そう思えば?燭を受け取った彼がほどなくしてもごもごと言葉を詰まらせたことに耳の先をぴくぴくと動かし、真剣な姿勢で彼が言葉を選ぶのを口をはさむことなく大人しく待って。彼が蝋燭を求めるその理由を聞いてから、改めて少し強引に彼の手へ自らが持つ蝋燭を握らせてしまって。「ロメオ、時計は持ってるか?無いならそれも今あげるからさ、……燃え尽きるまで、じゃなくて眠る前の五分間をその時間にしろよ。長くても短くてもダメだ、ぴったり五分間。その五分間はその日一日の振り返りでもいいし、男前の俺に思いを馳せたっていい。その五分が終われば火を消して、また次の夜を待つ。……この蝋燭、少しずつ朝を迎えるみたいに色が変わるんだぜ。」伝える声はできるだけ説教臭くなってしまわないようにだけ気を付けて、そして彼の思いや考えを無下にしてしまわないように丁寧に受け止めていることを第一に乗せた口調を選び。最後には悪戯な笑顔を見せて“どうだい”と提案をするように持ち掛けて)一日五分間じゃそう簡単に朝は迎えられないけど、その日を迎えた時は夜を超えることができてるかも。

>ユリーシャ

(日の高い日中よりも静かな夜のほうが息がしやすくて居心地がいい。両耳がペタリと垂れ下がるのはもとからの癖らしく、顔にかかるうねうねと癖を持った黒髪が近づきにくい陰鬱な雰囲気に拍車をかけていた。そんな男が静寂の中を誰も引き連れずに歩いていれば、廊下のその先に見覚えのある帽子を被る見覚えの無い少女の姿あった。怪訝がるように双眸を細めて眉間に皺を寄せる姿はわかりやすいほどの警戒心があり、小動物が恐怖心の中で体を小さくしてこの瞬間を耐えているかのような様子の彼女をこのまま放置して部屋に戻ることも頭に過る。途中まで、本気でそう思っていたがそれをそうしきれる程、冷酷にはなれなかったらしい。「アリス。……あなた、こんな夜更けに何をしている。」かける声は棘は纏わないが、優しさが溢れている訳でもない、そんな淡々とした感情の乗らない音をしている。しゃがみ込み、目線を合わせるでも手を差し伸べるでもないが、彼女が顔をあげて困っていることを訴えるならそれに応えるつもりの寄り添いを持って瞳を向けて傍に立ち)

(/交流文の先出をありがとうございます…!いかんせん人付き合いが苦手な癖のある役持ちとなってしまいますので、もし交流の中で相性が合わないなどありましたら遠慮なく伝えていただいて大丈夫です!すぐに引っ込めますのでご安心くださいませ。それでは改めてよろしくお願いいたします!)


326: 赤の女王 [×]
2025-11-25 19:54:49



■ はじめに / 物語、説明、規約 ■
https://alice.mamagoto.com/%E8%A8%AD%E5%AE%9A/%E4%B8%96%E7%95%8C%E8%A6%B3

■ 優遇冷遇 ■
https://alice.mamagoto.com/%E8%A8%AD%E5%AE%9A/%E5%84%AA%E9%81%87%E5%86%B7%E9%81%87

■ 提供① ■
https://alice.mamagoto.com/%E8%A8%AD%E5%AE%9A/%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AE%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BD%8F%E4%BA%BA%E2%91%A0

■ 提供② ■
https://alice.mamagoto.com/%E8%A8%AD%E5%AE%9A/%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AE%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BD%8F%E4%BA%BA%E2%91%A1


■ 手紙 ■
https://alice.mamagoto.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/%E6%89%8B%E7%B4%99


■ 常時イベント ■
https://alice.mamagoto.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88

■ 倉庫HP ■
https://alice.mamagoto.com/


これから迷い込むことを検討してくださっているアリス様も、以前はご一緒できたけれど都合でキャラリセになってしまったアリス様も、どうぞ遠慮なくお越しくださいませ。

また、過去に別な場所で使っていたお子様、行き場を失ってしまったお子様も、ここで再び息を吹き返させていただければ幸いです。

皆さまとまたこの不思議な国で出会い、お話できる日を心より楽しみにしております。



>どのお時間でも登録アリスをお待ちしております。
>只今の時間リアルタイムでの反応が可能なので、無登録アリスも大歓迎です


327: ロメオ、ユリーシャ・ゼレンカ [×]
2025-11-25 22:32:17



>チェシャ猫様

(彼の世界との向き合い方を聞いて、胸のとても奥深くで何か音が鳴った気がした。"好きなものからは目を離さない"という考え方は自分にとってただの性格の説明ではなくて、世界の見方そのものを示す哲学のようにも響いて。まるで夜空を見上げた時、星座の一つだけを選んでずっと追い続ける天文家のような──そこまで考えて、なんだか自分とも重なる気がした。彼は好きなものだけを見つめ、片や自分は暗い過去を見つめて生きている。どちらの方が美しいか、そう反射的に比較してしまいそうになってぶるっと首を振り「良いね、好きな考え方だ。俺も見習うよ、でなきゃきっと炎に気を取られて本当に好きなモンを見落としちまう」頬から余計な力が抜けた笑みは、新たな選択を静かに受け入れるような穏やかな決意と納得に満ちて。手に収まった蝋燭はずしりと重い気がして、自分がそれに見合うか戸惑うように彼の目を見て。伝えられた言葉は滑稽なルーティンに対して親身になってくれていることが伝わるだけでなく、最早訪れる事を諦めていた長い長い夜の末の朝焼けの可能性を思わせるような、希望や救いの類の光を彼の笑顔に見出した気がして、ぐっと口元を引き結ぶようにして一瞬呼吸を止めてから「……ありがとな」彼の言葉、気遣い、真心、その全てにまずは噛み締めるように感謝を。それから、ふっといつも通りの勝気で余裕のある微笑みを戻して「少しだけ、夜を迎えるのが楽しみになった。こんな感覚…ガキの頃以来だ。なあ時計もくれよ、俺の夜を区切るためにチェシャの時間を貸してくれ」自分の弱さを少しだけ認め、受け入れる事が出来たのは紛れもなく彼のお陰。この儀式はもう自分一人のものじゃなくなったと感じられて、夜を越えるための灯りが彼との絆の証に変わったような感覚に胸の底がじんわりと熱を帯びるような気がして。瞳にはまだ弱さを受け入れきれない迷いが残っているものの、その奥に前向きな光を確かに宿しながら彼を見つめて)炎じゃなくて、君との馬鹿話と笑い声で一日を刻む。いつか、そんな風に夜を越えてやるぜ



>黒兎様

(さむい、こわいとそればかりに気を取られていたからか近付いてくる足音は耳に入っておらず、明確に自分を指す声が突然静寂を切り裂いたように感じてびくりと肩を震わせ反射的に帽子をぎゅっと握りしめて。でも、呼びかけられた”アリス”の響きに、自分の存在を見つけてもらえた安堵がすぐに胸に広がる。この国で出会った人はまだ数少ないけれど、アリスと呼んでくれるならばきっと悪いようにはされない。そんな自分勝手な解釈は愛されて当然という歪んだ驕りの延長線上に実ったもので、声の主を伺うようにそろりと顔を上げて「……兎、さん?」問い掛けに対する答えを忘れたのは視界に入った垂れ耳があまりに可愛らしかったから。声にはほんのりと灯りが宿るような、わずかな光を滲ませながら、でも困った様子で眉尻はしゅんと落とし「ユリはね、ひとりじゃ眠れないの」助けを求めるように、でもほんの少し拗ねたように顔を正面に戻して「ほんとは女王様と一緒に寝たいの。だけど、ゆっくり身体を休めて欲しいから…我儘、言わないの」明け透けなほど自分目線の本音を並べながら、冷えた足先を重ね合わせたまま彼の存在に寄り添うように身体を少し傾けて)


( / 細やかにお気遣いいただきありがとうございます。こちらこそ、息子・娘ともども何かございましたらいつでもお伝えください。是非、今後ともよろしくお願いいたします!)



328: 天女目 有咲、芹沢 陸 [×]
2025-11-25 23:33:32

   
   
>ダリア

(依然、彼の腕にやわらかく捕らわれたままであったけれど、芋虫を見送るべくまたくるりと身体の向きを変えて。彼らしい軽口混じりの見送り方とそれに対する芋虫の反応を見ては、矢張り仲が良さそうだと微笑ましさが胸に灯りくすくすと小さな笑み声が漏れた。此方へ一声掛けてくれた彼に微笑を向けては「ええ、ありがとう。気を付けていってらっしゃい。…ダリアといい子で待ってるわね」そう言葉を返しゆるりと手を振って。扉が閉まる音と共に訪れるほんの一瞬の静寂。てっきり解けるかと思った腕に再度抱きしめられると、思わず甘えるように軽く体重を預けてしまい。心地好い温もりに双眸細めていたところへ、頭上から降るからかいめいた声。口元には自然と笑みが浮かぶ。からかっているのは明らかだけれど、先程迄の彼の様子や発言で双方同じくらい寂しく思っていたかもしれないと分かったからで。)

……ええ。ダリアと同じくらい、寂しかったわよ。

(”やっと会えたのに”先程彼がこぼした言葉を思い返しながら、腕の回る位置へ甘えるようにそっと擦り寄るとゆったりとした口調で答えて。彼がすぐに腕を解いてしまわないように、そして此処は自分の特等席であると今だけでも独占するかのように、両腕に指先を添えると唇を開き。)

図書館でも、なんだかんだダリアのことばっかり考えていたわねぇ。……あまりにも寂しくなってしまったから、今日はお泊まりさせてもらう事にしたの。

(予想外の自分の変化に、観念したように小さく微笑みながら、それでも楽しげに言葉を紡いでいく。泊まることを今になって伝えては、彼がどんな反応をするのか見たいが為に僅かに身を捩って見上げようとして。)


   
   
>タスク

(解答に対する反応に心の中で安堵したも束の間、撫でられるとは思っていなかったようで双眸は微かに瞠目。されるがままに撫でられつつ、視線は戸惑うように下がり彷徨ったが最終的には心地良さそうに、ほんの少しだけ目元が和らいで。さて、彼の後を歩きながら以前の食生活事情を聴くと「ほぉん。……そういやぁここってコンビニやらあるん?」なんて、全く知らないからこそ今更ながらに問いかけた。ついでにさり気なくボトムスのポケットを探るも、財布もスマホもないことに気付き一瞬眉間に皺が寄る。何処かで落としたろうかと不安が過ぎったものの、扉が開かれた音に視線は其方に吸われて。彼の言葉を耳にしてから、ひょこっと部屋を覗き込むと第一声は「ぅおっ」なんて品もなく。優しい木漏れ日のような光と水のゆらめき。反射した光は波のような揺らぎを創り出し、穏やかな海に包まれているような心地好い浮遊感すら覚えて。今までの重厚感溢れる部屋や音とは一変する雰囲気に、誘われるように室内に入ると視線はゆっくりじっくりと内装に向けられる。繊細な装飾と柔らかな色調を眺めては「……お洒落な部屋じゃの。こがいにええ部屋を好きに使わしてもらえるなんて……ありがとの」ぽつぽつと感想を零しつつ、部屋を宛がってもらえたことに感謝し。どこかそわっとした空気を漂わせつつ、彼の言葉に誘導されるかのようにクローゼットにも足を向けるとそっと開く。現れた海賊風の衣装やペンダントを一目見ては一瞬 コスプレか と、どう扱うべきか分からず少し固まってもしまって。此処は海賊船で、彼も海賊風の服を着用していると思えば別になんてことは無いのかもしれないが、気恥しさはどうしても拭えず。この世界ではきっとこれが普通なのだと、たった数秒の間に受け入れることにすれば試しに衣装を手に取り。トップスを体に宛がってはサイズ感を確かめる。)

すご……サイズも合いそうじゃの。……タスク兄さんみたいに華やかじゃったらなぁ。よう似合うたかもしれんけど……

(服を胸に宛がったまま、彼を見てはそう言葉を零して。)




329: チェシャ猫、黒兎 [×]
2025-11-26 02:03:31




>ロメオ

…………よーし。大事な友人のために人肌脱いでやる。出世したら恩を返せよ(良くもあるが悪くもある、そんな生き方も存在すると選択肢を一つ得た彼の表情にはどこか清々しく何かを一つ振り切った事が伝わる。そんな彼から時計を介して時間を貸してほしと頼まれれば断るなんて選択肢は存在せず、むしろ誇らしくすら感じた。彼のことを抱きしめるように片腕を彼の背に回して身を寄せてかパシっとその背を叩き、彼の隣を通り過ぎる際に「ちょっとだけ待ってな。すぐに戻るから」と期待を煽るように舌先をべと出してから自室に向かうべく煙に巻くようにその姿を消して。それから数分、彼をリビングに残したまま時間が過ぎると消えた時と同様に突如としてその姿を表して「お待たせ。俺の時間を貸すに相応しい時計を持ってきた」ニヤニヤとした笑顔は正に童話の中に出てくるチェシャ猫そのままのようで、はいどうぞと差し出したのは一つの懐中時計。一見すると黒いそれは彼が手にしたならその体温を受けて鈍い紫色が浮かび始めるもの、チェーンは猫の尻尾を思わせるS字にくねるもので、揺れる際には金属が擦れてくすくすと笑うような音がする。煌びやかな物ではないが、チェシャ猫と言う自身の名前に相応しいそんなデザインをしていた。年代物のような雰囲気が感じられるが、丁寧に扱われてきた事が伝わるそんな使用感の時計を彼へ向けて自慢をするような口振りで声を添えて)これ、俺がここぞって時に使ってきたやつ。中々イカすだろ

>ユリーシャ

……………。話がちぐはぐだ、あなたが眠れないことと廊下で縮こまることの何が関係している。(驚いたように大袈裟なほど肩を振るわせた彼女が顔を上げた。その際に目視した帽子は見覚えのあるもので間違いが無いらしいと改めて判断し、幼い子が一生懸命に言葉を探して現状を教えてくれているかのようなその喋り方を黙ったまま表情を変えずに最後まで聴き終えて、それから更に時間をかけるように無言を貫いてから漸く開いた口が告げるのは厳しい指摘だった。そこに悪意も意地悪も存在せず、ただ率直にそう感じたからそれを言葉にしただけにすぎないと「ここは冷える。風邪を引いてしまうことを陛下は望まない。あなたが愚か者でないならば、部屋に戻り朝が来る前で布団の中で過ごすべきだろう」違うかと問うような声で言葉を全て言い終えればその口を閉じ、彼女の口から女王様と言う言葉が挙がった時点で彼女のことをこのまま此処に放置する未来なんてすでに消えており。何よりも見上げた彼女のその瞳の色が女王陛下のその色と似ていたから、それに気づいてしまった時点で「眠れないなら、ついて来るといい。私もまだ眠れないからあなたの夜更かしに少し付き合ってやる」そう声をかければ彼女の返事を待たずにカツ、カツ、と靴の音を立てるように先を歩き進めてしまって)



330: ロメオ、ユリーシャ・ゼレンカ [×]
2025-11-26 18:51:43



>チェシャ猫様

任せろ。チェシャがヨボヨボになっても俺が面白おかしい日々を送らせてやる
(人のように見えて人間の域を外れた存在である彼らに果たして寿命や老いの概念があるのか定かではなかったが、等身大の大切な友人に信頼を置くあまりそれを疑いもせず自分も同じようにこの不思議の国で時を重ねると暗に示し、まるで激励のような暖かさを感じさせてくれる背中の衝撃の名残を感じながら消えゆく彼を見送って。メリーゴーランドの白馬に寄っかかり、手の中のファンタジーな色合いをした蝋燭を持ち上げじっと眺めて。溶ければ溶けるほど朝に近付くと彼が説明してくれたそれを羊のイヤーカフと同じくらい大事にしようと心に決め、ふと近くの陶器の馬と視線がかち合えばニッと口角を上げて近寄り、物言わぬ馬の鼻先を撫でて「お前らのご主人様はこの国一番の良い奴だな」彼の知己にでも語り掛けるような軽さで言うと、彼の神出鬼没な登場に慣れ始めてきたのか今度は驚く素振りは見せず「ハードル上げるねえ」彼の特徴的な笑顔と温度感を合わせるように、揶揄い交じりに言ってから楽しそうに近寄りそれを受け取って。自身の保有する一般よりも高い体温に触れるとたちまち紫を帯びるそれにぱっと目を瞠って「すげえ!」と無邪気な感想を。色んな角度からまじまじと観察して、尻尾のシルエットをした造形も金属が囁くような音も全てを発見し、その度に何だコレだのどうなってんだだのと楽しそうな独り言を零して時計に夢中になって。とっておきの品であることが伝わる言葉を聞けば、今度は蝋燭の時のように引け目を感じることなく胸を張って「成程、君も本気ってことだ。だったら俺も全力で応える、この最高に洒落た時計に笑われないようにな」生来持っている情熱的な面を隠そうともせず、男くさい台詞を臆面もなく吐き勇ましく眉尻を上げて「グラツィエ。チェシャだと思って大事にするぜ」母国語で最上の感謝を告げ、ひとまず首から懐中時計を引っ提げて。ふと針の現在地を見れば思っていたより時間が経っていた事に驚き、それだけ充実していた時間なのだと嬉しく思いながら、次の約束を取り付けるように彼の肩を数回穏やかに叩いて)そろそろ帰らなきゃメリーが心配…はしねえか。次は遊園地に連れてってくれよ、俺の未来のボスに紹介してくれ。



>黒兎様

(彼の淡々とした言葉に一瞬きょとんと目を瞬かせる。まるで自分の心情を説明する糸が途中でぷつりと切られてしまったような感覚は全く身構えていなかったこともあって心に衝撃を与え、でも悲哀や不快の類ではなくただただ不思議の国という世界の新たな側面を受け入れるように「…ユリにそんな冷たい言い方をする人もいるのね」とぽっかり目を丸くしたまま呟いて。ここでいう一人称には〝アリス〟という意味合いも込められていて。ダムも女王様も自分のペースに合わせて優しく柔らかく会話をしてくれていたのだと気付けるほど内省能力があるわけでもなく、都合よく彼の最後の一小節だけを拾い上げ「夜更かし、しても怒らないの?」既に歩き始めた彼の背中に向けて意外そうに問い掛け、歩くべき道を見つけたことで心細さは霧散しゆっくりと立ち上がり急ぐ素振りもない足取りでゆったりと後を追いながら、脅すわけでも不満を訴えるわけでもなく、ただ良い事を教えてあげると言った調子で)せっかちな兎さん。ユリを置いていったら女王様が悲しむのよ




331: オルカード・エリス [×]
2025-11-26 20:16:41



>323 フラミンゴさん


あ、あの可愛いフローラちゃん?そっかあ、あの子伝えてくれたんだ。
(彼の言葉を最後まで確り聞き、浮かんできた心当たりに人差し指をぴっと立てて表情から疑を晴らす。「ふーん……なんか良いね、何処に居ても見っけてもらえそうで。」あの地に根差した花から森を舞う蝶へ、更に空を駆ける鳥から目の前の彼まで――順繰りに視線と想いを馳せた後に頬を弛めた顔は、嬉しいようなやっと安心したような、そんな柔らかさが含まれていて。「そりゃ勿論。今度はちゃんと、“ありがとう”ってお顔合わせて言わなくちゃね。」助言には自らの胸を掌で叩き当然と、一度は冗談にしてしまった詫びも籠めて、真摯に向き合う約束をする。「ん?んー……そうだなあ、今知ってる中で一番楽しそうなとこだからかな。まあ遊園地って仕事でしか行った事無いから、想像だけど。」それから歩き出した彼の隣に歩調を揃えつつ、問いへ第一に挙がったのは稽古勉強仕事と子供時代を積み上げたが故の純粋な遊び場への興味。「それと、いずれは其処で働きたいから、関係者さんにご挨拶しとこうかなって。いきなりだから話は無理だろうけど、この顔覚えてもらうくらいは出来んでしょ。」ついでと続くのは働く大人としての礼儀。仕事は下積み地固め必須と、それすら楽しむ一つとして歌うように語りながら前髪を掻き上げ、戯れに自分の顔を陽差しに晒して笑い。そのまま額を通り過ぎた片手の平で彼の方を差し、「オレからも質問。お兄さん、お仕事は?イカした格好してっから、モデルさんとかデザイナーさんとか、そういうファッション系?」さて今度は此方の番と、軽やかに問い掛けるのは彼自身に関するもの。チュチュに踵の高いミュールと、彼によく似合う瀟洒なその服装に、此方からの予想も一緒に幾つか並べて、「モデルさんだったらオレとほぼ同業じゃんね。親近感湧くかも。」答えを貰うその前にもう一つ、少しばかり先走った期待もそこに添えた後、答えに耳を澄まさんと一旦口を閉ざして眼差しを彼へと向けて首を傾いで。)




332: ダリア、タスク [×]
2025-11-27 01:19:01



>有咲

じゃぁ、すごく寂しかったんだ(“同じくらい”と言う言葉を使って寂しさを教えてくれた彼女にその言葉を使うからこそ伝えやすい自らの気持ちを伝えればくすくすと柔らかい音で楽しそうに笑って。そして思いがけず彼女がこの家に泊まるのだと言うことを教えてくれると睫毛を震わせるように瞳を少し大きく開いて驚いた様子を目元に浮かべ、それから嬉しさを浮かべた表情で静かに笑みを深めて「それって最高」と歓迎の声を口にしながら身を捩る彼女が動きやすいように少しだけ腕の力を緩めて「仕事、楽しかった?今度は俺が一緒の時にまた働きにきてね」彼女がこちらを向いてくれたならその顔を覗きながら今日一日をどんな風に過ごしたのかを問いかけるように声を送り、ちゃっかりと次の希望を載せれば“いいでしょ”とでも言うように彼女の瞳と自身の視線を交わらせるようにして)


>陸

コンビニ?……なんそれ。(彼が口にした単語が自らにとって知らない単語だった。その単語自体初めて口にしたと言う様子で彼が口した通りの音を繰り返すように知らないと言うことを伝えて。彼に続くように部屋の中に入れば素直に感謝の声を口にする彼にその部屋の中をぐるりと一瞥してから「ええねんええねん、最後に使ったんがわからへんくらい昔やから部屋も喜んでるわ。」それはアリスを部屋に迎えたことが記憶の遠くになるくらいないと言う事で。クローゼットの中にある服は訪れたアリスのために用意されたものであり、彼がこの部屋に踏み入れた時点で彼のための服に変わっている。サイズが合っているのもそのため、その服を当てがったままどこか困惑をするように躊躇うその様子に僅かに頭を傾けて「別に制服とちゃうし着たい服があるんやったらそれ着てかまへん。これは俺らが好きで着てるもんやし、大工は着てへんやろ。」そこにコスプレを感じ取ってのこととまでは気づいていないが、躊躇いを見せていることまでは感じ取る事ができた。強要をするつもりはないと実際海賊船らしくない服装を纏う同居人の名前をあげることで具体性を出しながら自由を与えつつ、当てがうそれを一瞥して)でも似合うてるよ。うちの子って感じでええやん。



333: チェシャ猫、黒兎 [×]
2025-11-27 01:19:57



>ロメオ

それ、俺がジャバウォックに頼んで作って貰った“俺のための時計”なんだぜ。同じものはこの国に存在しない。……あ、俺が格好つけなきゃいけない大事な時は返してもらうかも(渡した時計に対して期待以上のリアクションを貰えばその反応が見たかったからこそ満足するように鼻高々と数回うんうんと頷いて見せて。オーダーメイドの時計は彼が話すことも強ち嘘では無いくらい“片割れ”であり、しかしそれを聞いた彼が遠慮をしてしまわないように冗談めかすように言葉を添えて。時間を確認した彼の発言に楽しかったからこその時間の経過に驚きながら「仕方無いなあ、迷子になって帰るのが遅くなったら怒られるの俺になりそうだからメリーの家まで送ってあげる。久しぶりにハンプティにも会いたいし」もう少し彼と一緒にいたいと思ったのは胸中に収めつつ、羊邸へ彼のことを送り届けようか──。)


>ユリーシャ

怒る?どうして。……眠れない夜は誰にでもある、それを怒る権利は、私には無い。(カツ、カツ、と静かな靴の音が廊下を叩く度に小さく鳴る。背中に向けられた問いかけを拾うのは耳、視線や顔は彼女に向けられることが無いまま正面を向いて言葉を返した。しかし続けられた、まるで導きを与えるように伝えられたその内容にはすぐに言葉を返す事ができずに浅い呼吸を落とし「……黒兎。私のことはそう呼ぶように。」何よりもまず先に伝えたのはこの世界における自らの呼称、彼女が“兎さん”と呼ぶのは今後他の兎と出会ったときに誤解を招きかねないからだと言う理由を添えることはしないまま「その帽子はトゥイードル・ダムの物だろう、なぜあなたが?」アリスの部屋の並ぶ場所に連れて行くのが正しい道なのだが、思いやりに欠けるこの男は躊躇いなく自室へ向かっている。この場所からはアリスの部屋よりも自室の方が違いと言うことと、他の誰かに遭遇してしまう可能性の高さから無意識に逃げているからで。その道中、彼女には些か大きすぎるサイズの帽子、彼女に意識を向ける切欠の一つのそれについて触れるように声を投げて)

(/チェシャ猫との交流をありがとうございます!ロメオさんのテンポの良いやり取りにチェシャ猫もとても楽しませて頂きました…!キリが良さそうでしたのでこのまま〆とさせて頂きましたが次の交流で興味のある役持ちはいらっしゃいますでしょうか…!)


334: フラミンゴ [×]
2025-11-27 01:20:30



>オルカード

今回は俺がたまたま近くにいたからよかったんだぜ。誰もいなかったら、おめーが先に言ってた通り今夜はここで過ごすことになってたカモ。(ほっとするのが彼の声や表情から伝わると慣れない環境下でこの森の中、どう動いて良いかもわからないその不安を思うと近くにいられた事に此方もほっと胸を撫で下ろすこととなる。どこにいても、と言うのは誰かが近くにいれば確かにそうかもしれないが、そうじゃなかった時の事を考えて少しばかり脅しかけるように言葉を返して。楽しそうな場所だから遊園地に、そう伝えられただけではなく働きたいとまで聞けばパチリと瞬きを行なって。自身が正に遊園地の住人だと言うことを答えるよりも先に軽やかに伝えられたその問いかけに「………俺は、デザイナーだけど服飾系じゃねェよ。建物とか、内装とか、そっちのデザインをしてる。」人見知りの自身にモデルとは似合わないけれど、悪い気はしなかった。もぞりと口元に小さな笑みを浮かべて)イカしてるし、似合ってるだろ、──これは趣味なんだ。




335: 赤の女王 [×]
2025-11-27 01:27:47



◆12月/赤の城クリスマスイベントのお知らせ◆


冷たい風が頬をかすめる季節となりました。
背後さま方も、どうぞお体にはお気をつけくださいませ。
12月1日から31日までの一ヶ月を、赤の城では大規模なクリスマスイベントとしてお楽しみいただけます。

※参加は自由です。参加される場合は一言お知らせください。※



◆ 下記、イベント概要(ミニゲームのイベントも考案中)


● 城内の飾りつけ
赤の城は12月とともに一変し、国中がクリスマスの色に染まります。
特に城の中、大広間の巨大ツリーは朝も夜もきらきらと輝き、いつ立ち寄っても幻想的な光景が広がります。


● 立食パーティ
毎日、立食会場にはクリスマス料理とデザートが並びます。
住人が自由に厨房を使い、手の空いた者から腕前を披露。
アリスの皆さんも厨房はご自由に。大人向けアルコールの用意もあります。

● ゲームルーム
隣の部屋にはダーツ、ボードゲーム、そしてクリスマスや不思議の国をテーマにしたパーティゲームが。
住人と気軽に交流するにはぴったりの空間です。

● 雪の庭園散策
普段は真っ赤な薔薇の庭園も、冬だけは真白な雪に覆われます。
酔いを醒ます散歩に最適のスポットです。

● 宿泊・休憩スペース
期間中、全住人は城に滞在します。
アリスの居室は別のエリアにご用意していますので、いつでも好きなタイミングでお戻りください。
仮眠室・休憩室も自由に利用できます。

● 城外への外出もOK
イベント中も、お好きな場所へ外出できます。
多くの地域がクリスマスカラーに染まっております。

● 仕事はお休み
この期間は役持ちは全員“仕事休み”扱いとなり、自由に過ごすので多くの役持ちがアリスとの交流を楽しんでいます。
仕事だらけの役持ちとの交流もこの機会にぜひ。

◆ ドレスコード
交流希望時、または初回ロル内にて、パーティに相応しいドレスまたはスーツなどの簡単な描写をお願いします。


◆ イベント中の新規参加

新規参加も歓迎しております。
プロフィールに「イベントスタート」または「通常スタート」のどちらを希望するかご記載ください。
迎えに向かう住人がそれに合わせて登場します。


◆ プレゼントについて
イベント期間は長めのため、序盤に住人へ贈り物をいただいた場合、よほどの不義理な者でなければ後日お返しを持って伺います。
もし期間中に間に合わない場合も「誰が何をあなたに贈ったか」を頂ければ、イベント終了後に必ずお礼をお渡しに向かいます。
すでに親しいアリスに関しては、役持ち側が先にプレゼントを用意している場合もありますが、お礼は強制ではございません!。

◆◆◆

長くなりましたが、ご不明な点があればお気軽にお尋ねくださいませ。
それでは引き続き、どうぞ不思議の国で心温まる冬をお過ごしください。



336: 天女目 有咲、芹沢 陸 [×]
2025-11-27 19:04:26

   
   
>ダリア

(なんだかんだ仕事中も彼のことを考えていた事を再度自覚しては、胸の奥がじんと甘くなる。柔らかなその声につられるようにして笑みを零すと「そう。すごぉく、ね」と付け加えて緩まった腕の中で其方を向き直り。改めてしっかりと彼をその瞳に映しては、楽しげに口角を上げながら「ええ。あんなに楽しかったお仕事は初めてよ!今日は他のアリスが読んでいった本を、元に戻す作業をしたの。」ざっくりと内容も語って。視線が絡めば双眸は甘く細まり、頷く代わりに自然と彼の背に腕を回してぎゅうっと抱き締め返す。「先生に褒めてもらえたから、それなりに役に立てると思うわ。ダリアとお仕事できるの、楽しみにしてるわね」ぽんぽん、と優しく背を軽く撫ぜてから名残惜しそうにゆっくり抱擁をほどいていき。すると何か思い出したように「あ」と声を漏らして。自分より背の高い彼を見上げたことで、蜂蜜色の双眸は光を受けきらりと蕩け。)

そうだわ。先生から聞いたの、ダリアは楽器が得意だって。……良かったら、聴かせてくれる?

(楽しげに声を弾ませては、最後には甘えるような声色で言葉を紡ぐ。「お仕事、いっぱい頑張ったんだもの。ご褒美に……いいでしょう?」そうして小さく首を傾げて。)

   
   
>タスク

え、24時間営業の……マジか

(漏れた声は、予想外の反応に素で出たもので。コンビニの説明を試みようと口を開きかけたが、ここは薔薇が喋り、時間を小瓶に詰めることができる世界__元いた世界とは完全に別物として捉えた方が良いだろうと結論に至って小さく頬を掻いては断念し。部屋を見渡す彼の言葉を聞きながら、改めて部屋を見渡す。誰も使っていなかったとは思えぬほど埃ひとつ無く、_マメな人達やな_と自然とそんな感想が胸の中に浮かんで。彼の言葉を聞きながらぱたぱたと服を畳み定位置に戻すと、ぽやぽやとここへ連れて来てくれた男のことを思い出す。「確かに着とらんかったな……制服か思うたけどそがいな訳でもないんか。」と納得したように言葉を零して。着慣れていて、且つ拾ってくれた彼と同じスーツか海賊服か。非常に悩ましいところではあるが、彼から”似合う”なんてお世辞だとしても言われてしまえば、自然と答えはそちらに寄ってしまう。実際”海賊船のアリス”だとわかった方が良いだろうと判断すると「ん。兄さんが似合う言うてくれたし、用意してもろうた方で過ごすわ」と、今後の服装が決まり。さて、クローゼットを閉じては近くの棚に置かれた見慣れぬものに視線を滑らせてから彼を見遣る。そのまま微かに首を傾げては、ここでやらかさぬよう問い掛けて。)

兄さんらの部屋やら、キッチンやらは何処にあるん? ……入ったらつまらん部屋もあるなら教えてほしいんじゃけど
   


337: オルカード・エリス [×]
2025-11-27 20:27:29



>334 フラミンゴさん


それはカンベン、気を付けるよ。……なるべくね。
(覚悟を決めていたとてやはり避けられるなら避けたいもの、それが再び自分に返ってくれば顔は思い切り渋く顰められて、何とも形容し難い濁った呻きを引き連れ文字通りお手上げの仕草と共に頭を振る。萎れた反省の言葉もそこそこに、問いに答える声へ耳を傾けて、「建物の方かあ、惜しい。…でもなーんか、納得のお仕事かも。」所謂建築デザイナー、というものらしい。この国の建物をそう多く見てはいないが、思い出すものと目の前の彼とを結び付けるには充分で、悔しがる以上に腑に落ちた頷きを。それから、「趣味?良いなあ、最っ高にセンスあんじゃん。オレもお洒落好きだけど、こういうんは天賦のもんだよなあ。はー…羨ましい……」何処となく距離を感じていた彼が笑う姿に此方も嬉しげに輝かせ、改めてその姿をまじまじ眺めては、しみじみ感嘆を溢しつつ一度自らの服の襟を摘まみ弄った後、「なあ、今度オレの服も見繕ってよ。暇な時で良いからさ。そんで一緒に遊び行こ。」まるっきり友人に掛けるような親しい音色を纏い、自分と彼とを交互に指してからから楽しげに強請りと誘いを紡ぐ。「まあでも、まずは遊園地行かないとね。……お兄さん、この後予定ある?無かったら案内ついでに一緒に園内回ろうよ。」一周回って話は現在の目的へ。そこにほんの数秒考え込む顔が空を仰ぎ、しかしまた明るさを眼差しに伴って彼の元へと帰れば、不意にそんな提案を一つ投げ込んで。)




338: プロ [×]
2025-11-27 20:41:42

参加希望です。素敵ですからね。なかなかに。

339: ユリーシャ・ゼレンカ [×]
2025-11-28 09:11:53



>黒兎様

夜に子供がいつまでも眠らないと、先生のお仕事が片付かないって怒ってた。…先生は夜を否定して雷みたいな声を出すけど、あなたの声は夜の湖そのものみたい
(退屈だった孤児院時代、なかなか寝付けずに何度も夜の廊下を徘徊してその度に職員に冷えたベッドへ連れ戻された嫌な記憶が蘇り、むぅと表情を曇らせて。ベッドで孤独に耐えじっと静かに夜を凌ぐなんて我慢強さを持ち合合わせていない事が伺える内容を恥ずかしげもなく明らかにしつつ、まるで夢の中で語りかけるような静謐を持った調子で先生と彼の違いを表しながら、懐かしさと不思議さが混ざり合った無垢な柔らかさで表情の陰りを取り払い「黒兎はお城に住んでるの?」与えられた呼び方はダムとは少し毛色の違うものだったけれど、違和感を抱く事なく素直にすんなりと受け入れて。彼は自分よりずっと前からお城に居るから道に詳しいのかしら、と興味本位で問い掛けて、帽子について触れられては陽だまりを思い出したようにふっと表情を柔らかくして「大切なものだから、次に会うまで持っていて、って。ダムが預けてくれたの」嬉しそうに語る声には誇らしさも含まれて、これは自分が此処にいていい証でありダムが夢の終わる朝のように消えてしまわない事を証明する物だと帽子の縁を両手できゅっと掴み「女王様がね、言ったの。ユリはダムの大切で、女王様もユリを見守ってくれるって。だからユリもダムの大切を大事にするし、女王様のために頑張るのよ」ダムの帽子に触れると、まるで小さな灯火を両手で守るような心地になる。自分を"大切"と呼んでくれたことの余韻がまだ胸の奥で静かに燃えていて、無垢な決意と危ういほどの無力さが同居する感情をうまく言葉にできないまま、ただ"頑張る"と抽象的に宣言するしかなく、どこに向かっているかなんて気にも留めないまま無防備に彼の背を追う歩みを重ねて)



(/こちらこそありがとうございました!とっても親切で頼れるのに精神的な不安定さも持ち合わせるチェシャ猫様の魅力にお返事を頂くたび惹きこまれました。〆ありがとうございます、次の交流について少し迷っておりまして恐れ入りますがご相談させていただきたく。紅茶を淹れるのがお上手だとお名前を挙げてくださった方の内どなたか(帽子屋様以外)にレッスンを受けさせていただくか、もしくはチェシャ猫様に遊園地へ案内してもらい悪魔様かその他の遊園地で働いておられる方に取り次いでいただくか…。帽子屋様とは、もう少し国に慣れてから、チェシャ猫様のアリス時代の名前に近付く足掛かりとしてコンタクトさせていただけたらなとふんわり思っておりますが、上記いずれも主様や不思議の国の世界観にとって不都合ありましたらお手数ですがご指摘ください。また別件ですが、素敵なクリスマスイベントに心がほんのり華やぎました!大食い息子は立食会場に入り浸って良い気分で酒の飲み比べを申し出しそうですし、娘は初めて見る雪に胸を打たれいつまでも庭園を眺めていそうです。質問なのですが、イベント中にドレスコードを満たすためのお洋服や役持ち様にお渡しするプレゼントは既に持っているという前提で自由に描写して問題ないでしょうか?)




340: ダリア、タスク [×]
2025-11-28 11:48:50



>有咲

へぇ、……ありがと、助かるよ(こちらに向き直った彼女が声色からも楽しかったことが伺えるそんな様子で今日の仕事を教えてくれれば相槌をするようにコクコクと浅い動きで頭を縦に振り、彼女が行ってくれた仕事は大切だけどどうしても優先順位としては後回しにしてしまう内容だから、彼女が進めてくれたとあれば伝える感謝は心からのもの。それから彼女が何かを思い出すように声を上げるときょとんとした眼差しで彼女のことを瞳に写し、それから情報源は聞かずともわかるその内容を伝えられるとぱちぱちと瞬きをしてどこか照れくささを隠し切れずに両方の瞳を細めて「得意っていうほどじゃないよ、好きでちょっといじるだけ」まずは彼女の期待値を下げるように素人が趣味として行う腕だということを伝え、とはいえ自身の特技を彼女に求められてしまえば悪い気もせずに何処となく得意げな雰囲気でふ。と笑みを見せて)それでも良いなら聞かせてあげる。きみは俺の特別だから


>陸

そらええ、俺とリトと同じ格好してればそれだけで舐められることは少なくなるんとちゃうかな。いま着てる服はアリスだけのやろ、失くさへんように気ぃつけや(彼が何かを言いかけて言葉を途中で切ればそれを追いかけることは一旦しなかった。また何処かのタイミングで掘り下げれば良いと彼が口にした“コンビニ”という単語を頭に刻む。そして彼がここで過ごすにあたっての服装を決めれば、彼が選んだ服装が自身ともう一人と同じ物だということが嬉しいとまでは言わずとも悪い気がしなくて無自覚に口端が持ち上がり。そして同時に彼がいま身にまとっているその服装を改めてみればそれもまた、彼と元の世界をつなぐ糸の一つだからこそ理由は伏せて忠告だけを添え。問いかけが戻ればああ、と声を上げてから「この隣が俺の部屋やで。飯作ったり食ったりするんはこの並びの奥んとこ。行ったらあかん場所は無いけど、この船の一番奥にある金庫室、債務の心臓は別に行かんでもええよ。あんたみたいなのが見て心が折れても敵わんわ」ぽん、ぽん、ぽんとテンポよくある程度の情報を与えれば会話の中から感じる彼の人の好さを思ってか、そこに溢れんばかりに置かれるたくさんの“時間”はきっと彼にとって荷が重いはずだと言葉を締めくくり。)




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