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アリスは憂鬱な夢をみる / 半無登録、指名制 / 再建/253


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自分のトピックを作る
221: 芋虫 [×]
2025-11-05 02:06:57



>有咲

君はダリアのことをまだよく知らないな。ふふ、あいつは可愛いけど案外だらしない男だよ(小さな笑みを浮かべながら自身を含めた三人の評価を与えられると″おっと″と眉を持ち上げながら喉の奥を鳴らすようにクックと含ませるように笑って見せて。両方の瞳を細めて含みを持たせるように彼女へ目を向け、「そしてムカデもそうだ。ムカデなんてガサツもガサツでね、城の調薬室では図鑑を開いたまま反対にして置くんだよ」今度は眉間に皺を作るようにむむむとこの場にいない彼への不満を言葉にして。すっかりやる気に満ちた彼女に頼もしさを抱きながらまっすぐに建てた人差し指をくるくると動かして。そうするとどこからともなく複数の本が入った小さなラックがそばまでやってきて。そのラックに指先をかければにこりと笑みを深めて「今ここに有るのはこの国にある建物や危険をまとめたそんな本たちでね。アリスが読んではそのままになってしまった子たちなんだ。」それは彼女も欲している情報だろうか。知識に対して貪欲さを感じさせる聡明な彼女だからこそ選択肢に入れたその本を向けては視線を彼女へ向けて)

(/早速素敵な息子様をお連れしてくださりありがとうございます!不備などございませんのでぜひこのまま登録をさせて頂きます。有咲ちゃんと陸さんで交互に交流をとらせて頂くでも大丈夫ですし、もし背後様にご負担がなければこのまま同時進行で有咲ちゃんとも陸さんとも別の交流を行えますのでどちらでもお好きな方を選んでいただけると嬉しいです。ご相談にありました陸さんの初回交流ですが、同じように方言を使って話すタスク、大工、もしくは帽子屋の3人のいずれかを考えておりました。この中に気になる役持ちはいますでしょうか…!希望を聞かせていただけると嬉しいです。)



222: 天女目 有咲 [×]
2025-11-05 03:47:14

   
   
>芋虫

あら、それは宜しくないわねぇ~。もう、ダリアもムゥちゃんも優しいからって油断しちゃったわ。私に優しくしてくれたみたいに、本にも優しくしなきゃダメよね。今度会う時にはその辺りのお話もしないと

(彼の言葉に双眸瞠目、腕を組んでは「ほほぅ」と目を細めて。ぷくぅ、と頬を膨らませてはぷんぷんと小さく怒ったような声色で、けれどどこか楽しげな色も滲ませて言葉を紡ぐ。ただ、悪いことは悪いので確り注意喚起を行う旨を確り口にしており。「ダリアに関しては意外だったわ。本が好きって言っていたから、ちゃんと戻すと思ったのよ?…ゆっくり時間をかけて、みんなのことをちゃんと知らないとね」小さく肩を竦めつつ、頭に彼を思い浮かべては小さく笑みを零す。これからのことを語る時の双眸は柔らかく、その顔には愛おしげな微笑も浮かんでいて。さて、彼の指先ひとつでラックが登場したことに瞬きひとつ、更に紡がれた言葉を聞いてぱちぱちと瞬きを繰り返し。ラックが自立して此方に来たり、欲していた情報に関する本の配架を任せてくれたり…そのことを思うと「先生は心が読める魔法使いさんだったのね。ふふっ、大先生とお呼びした方がいいかもしれないわね」軽口を交えつつ、同じように並ぶ本に視線を落としてから彼を見遣り。)

ねぇ先生。今日のお手伝いのご褒美に、先生の時間を少しいただきたいの。 お手伝いが終わったらこの子達を読むつもりなのだけれど、折角なら物知りな先生に色々と聞きながら読みたくて。…如何かしら?

(本が好きすぎて作業が滞ってしまうと口にしたダリアを咎めた立場であるが故に、本を読みながら作業したいなんて言えず。ジャンル毎に別れた配置なのかは不明だが、本を戻す際に類似のものが見つかる可能性は高い。更に配下作業を終える頃にはこの図書館のことも少し理解しているだろう。選ぶ幅が広がり目当てのものを探しやすく、場所を知った後故に読後直ぐに戻せると考えれば作業後に読むつもりであることを口にして。願いを柔らかく包んだ声色で告げては、祈るように両手を組み小さく首を傾げた。その仕草は、何かを頼む時の癖らしくほんのり甘えた気配が滲んでいて。)


( / 確認と登録もしていただきありがとうございます…!此方同時進行でも、交互での進行でも問題ございません。現在主様も素敵な住民さんを複数動かしていらっしゃいますし、ご負担がない方を選んでいただければと思います…!同時進行なら楽しさ2倍でしょうか?交互での進行ならじっくりキャラ同士のやり取りもできそうで魅力的ですし…!返信に無理がない方でお願いいたします…!
交流につきまして、悩んだ結果大工様でお願いいたします~…!どんな物語を紡いでいくのか今から楽しみです。何卒、宜しくお願いいたします…!)


   


223: 芋虫、大工 [×]
2025-11-05 12:09:23



>有咲

あの子が本を好きだというのは嘘じゃないよ。ただね、好きすぎて読んでる途中に関連する違う本も気になってしまって、いくつも溜め込んでそのままにする癖がある。それを良しとして俺が甘やかしてしまった結果だな(頬を膨らませながら自身の気持ちに寄り添ってくれる彼女に頭を縦に振ることで同意を示し、しかし纏う雰囲気に柔らかさが加わった彼女がダリアについてを話すと自然と自らの表情にも身内を可愛がる時のような愛おしさが浮かんで。彼女と話をしながら抱いた感想を元に彼女という人柄を組み立てて行う会話を魔法使いのようだと称されると含みを持たせてふふふ。と笑って「俺に心を読むことは出来ないが、君を知りたいと思う気持ちがそうさせるんだろうな。……俺の?、それは構わないが。ダリアにやきもちを妬かれるかもしれないな」それから甘えるように伝えられた申し出に少しだけ頭を傾ければ今この場にいない男のことを頭に描いて少しだけ考えるように口にして。それから自らがリボンタイとして首に回すリボンを解いてからすっと立ち上がり彼女の元へ、それから自分がそうしていたように”失礼”と声をかけてから華奢な首にリボンを回し、慣れた手つきでそれを結び)アリス、さっき俺がやったみたいに人差し指を伸ばして。あのラックをここに移動するように頭にうかべてごらん


>陸

 おいおい、あんた……何しとんの、そんなとこで。(滅多に出向かない赤の城からの帰り道、気が合うコックから沢山の手土産を渡されたようで両手一杯に甘いものから塩っぱいものまでたくさん入った紙袋を持ちながら庭を進む。そんな時に控えめな声が風に乗って届いた。声の元を辿るように振り返ると、そこには一人の男性が。薔薇の赤が照り返して顔はよく見えなかったけれど、聞こえた声は自分よりも幾分か若いものに感じた。その声は気怠げな調子だが、どこか放っとけないような響きがある。きっと聞き取れた発言が今まさにこの国に選ばれたアリスのように思えたからだろうか。「あんた。その蔓、触らんほうがええって。見た目きれいでも、根っこの性格が悪いんよ、そいつら。……こら。あかんよ。アリスに意地悪する子ぉはお仕置きされんで」気さくな声で話しかけながら一輪に絡まれる彼の様子に、ずかずかと近づいて手首を絡めとる蔓を軽く叩き。すると、まるで叱られたみたいに蔓がするりとほどけていき。「な?言うたやろ。──血ぃ出ぇへんかったか?」そこで見せるのは愛想のいい笑顔、人のいいそんな雰囲気で心配を見せて。)

(/優しく暖かいお気遣いをありがとうございます…!何よりも私自身が陸さんともお話をしたかったので一旦同時にやりとりをさせて頂ければと思います!もし私生活の多忙などでお返事に時間が取れにくいなど見られた場合は都度御相談をさせて頂けると嬉しいです!早速大工にてお迎えに上がりましたが、ダリアや芋虫に比べると少々癖のある役持ちになりますのでもし相性に不安が見られたなどあればいつでもお声がけ下さい…!)




224: ユリーシャ・ゼレンカ、ロメオ [×]
2025-11-05 18:34:25


>トゥイードル・ダム様

ユリが、アリス…?
(まんまるに目を開いて、でも大きくは開かない口から零れたのは驚きよりもくすぐったいような照れが混じっている呟き。自分が誰かの“探していた人”だったという事実は、空虚な生を歩んできた自分にとって初めての選ばれた感覚だった。それはずっと抱いてきた願いの一つを甘く深く満たすもので、先程まで心に影を落としていたものは杞憂に終わり途端にいとも容易く多幸感が心を埋めていって。「……嬉しい。自分が溶けるみたい」幸せ、戸惑い、期待、高揚、複雑な心境を簡潔に言葉に出来ない代わりに抽象的な表現と共に力の抜けたような柔らかい笑みを咲かせて。「ダムはなんでも知ってるのね」違う場所からここに来た、そんなこと言っていないのにどうしてわかったの?、不思議そうに小首を傾げ、頼もしいのねと腕に添えた手にきゅっと力を込めて。でも頬を包んでくれた手が離れていくのを寂しく感じるのと同時に、分かりやすく表情はしおしおと活気を失っていき「今のユリにはダムしかいないの。だから、ダムが夢じゃないのを証明して」言い終えては口をへの字に曲げて彼を見上げながらそっと両腕を開いて、喧嘩した子供同士が仲直りのハグを求めるような無垢さを持った仕草を。それは孤児院での遠い記憶、寂しくなったら先生にハグしてもらっていた時の名残で。)



>チェシャ猫様

(エキゾチックな宝石のような猫の瞳が零れ落ちてしまうと錯覚するほどのリアクションに思わずこちらもそんなに驚くような事かと一瞬目を瞠って身じろいで。でもすぐにふふんと自慢げに顎を逸らせて「そう。俺はメリーに選ばれたアリスさ」驚きと興味が混じった反応が返ってきたことに、どこか誇らしげな気持ちが胸の奥でふわりと膨らみ軽やかに言葉を紡ぎながら自分をアピールするように胸元に手を添えて。貰った回答にはゾッとする通例が含まれていて、うげ、と苦々しい表情を浮かべ「そりゃ猶更メリーに頭が上がらないな。赤に囲まれた暮らしは俺には不向きだ、三日と経たず逃げ出すよ」最後には自嘲するように空元気の笑みを残して、でも獣を真似るような仕草には可愛げを感じてクスッと笑って。「チェシャ猫、……なるほど不思議の国のトリックスターと来たか。イカす名前だ。メリーのそういう所はきっと俺と相性が良い、それにどうしようもなくなった時の対処法は授かってるさ」昔、弟と一緒に見た映画で聞いたことのある響き。それについては特に解を求めず独り言として呟いて、羊の優しさを主張するように付け足して。初対面なのに親切に忠告してくれる彼のことも優しいのだなと感じ、ふと微笑んで「優しいチェシャ猫、君は誘えば付き合ってくれるのかな?」言い出しっぺの彼にちゃっかり甘えられないかと、片方の眉をひょいひょいと上げながら右肘でちょんと彼をつついて。差し出されたランチボックスと彼の顔を交互に見て、ふむと考えるように顎髭を擦り「一目見りゃ分かる、これを作った人は君に食べて欲しくて心を込めたんだ。それを俺が平らげちまうとその人に顔向け出来ない。ここは半分こといこうぜ、ちょうどピクニックもしたかったところだ」直感だが彼が異常なほど痩せていることと無関係ではない気がして、重さを引き受けるようにそっとランチボックスを受け取りその流れでガッシリとしてホカホカと熱を持つ筋肉に覆われた腕を彼の首に回し肩を組むようにして)



225: オルカード・エリス [×]
2025-11-05 19:02:01



>218 タスク


アリスの……?そっかあ、残念。
(そういえばこの国や住人については昨日そこそこ尋ねた気はするが、己が此処でどんな立ち位置かはさっぱりであった。それ故自身以外の“アリス”の呼称に戸惑って、だがすぐに飲み込んでしまえば納得と消沈を混ぜた声を落とす。しかし目の前の彼と話せるとなっては気分など単純に直って、「あー良いねえ。真似っこすんのも、それが可愛い気持ちも解るなあ。オレもシャチさんに憧れてコレ付け始めたかんね。」彼とリトルオイスター、どちらにも同調出来るだけの経験に笑み、今度は光に晒されたその牙を強調するように唇を軽く押し上げた後、「それに純粋に“好き”とか、“尊敬してる”とか、見て解るレベルで自分に向けられっとさ、何も無くても構って可愛がりたいっていうか……こう、守ってやりたくなるよなあ。居た居た、そういう後輩。」掌を下にした片手を目線の高さまで上げ、何も無い中空を撫でて可愛がる仕草を具体例として出すなど、少しだらしないくらいに頬を弛めながら身振り手振りをふんだんに話を続ける。――さて、「オッケー、タスクさん。アダ名はカンベンしてあげる。」対面の彼は何処を切り取っても見覚えがある、己も作り覚えのある整いきった笑顔。此方も表は変わらず屈託無く、けれども心中はじゃれつく物を見付けた犬の気分。「んでアクセさ、タスクさんのも良いよなあ。オレも眉んとこ開けたい、……」滞らない声はまた装飾品の話を持ち込んで、「…って、ダーメだ。まず金稼がないと買えないし開けらんない。」そこに残念さを装った駆け引く蜘蛛の糸を巻く。それは、出会い頭の“利子”の単語から大まかに予想を付けた彼の仕事にも絡めて、「なあ、お兄さん。どっか稼げそうな良い所とか、解る?」一瞬にやりと悪戯に口の端を裂いて、表情へ含みを持たせたのは、至って大いにわざと。“騙り欺く仮面を己も知っている”と伝えるつもりの故意的な隙の後には、けろっと軽やかな態度と悪意の無い笑顔で、その悠々完璧に図られた彼の自然体をつつく問いにて遊びに誘い。)




226: トゥイードル・ダム、チェシャ猫 [×]
2025-11-05 19:45:00



>ユリーシャ

溶ける?……溶けちゃ駄目です、僕と出会ったばかりなんですから。(元より大きな瞳が更に大きく、そしてまあるく開かれた。長い睫毛がより際立って見えるような彼女の表情が、次第に嬉しさを花咲かせるようなそんな暖かい表情で見せる笑みに目を奪われてしまう。目を奪われて、どきん。と心臓が一つ高鳴るようなそんな思いは伏せてゆると頭を左右に振ってから返事を口に。続けられる発言はまるで薄い硝子の上を割ってしまわないように恐れながら歩くようにも見えて、そんな彼女のことをそのままにするなんて事は出来るわけがなかった。と、言い聞かせるのは自分への言い訳なのかもしれない。両腕を開くように自身に向けるその仕草が何を意味しているのかと知らない訳が無くて、だから少しだけ考えるように企む表情を見せて。その笑みがほんの一瞬、悪さを含むものになれば差し出される腕に自らの手を宛がう様に、そして彼女の体を子供に高い高いでもするように抱き上げて。違うのはそのまま彼女のことを抱きかかえてしまったから。今度はこちらが彼女のことを見上げながらたずねかけて)………どうですか?僕は夢じゃないでしょう

>ロメオ

逃げ出すなんて勿体ない!あそこは窮屈なのさえ我慢できればこの国で一番いい暮らしが出来んのに。──でも、わかってきた。メリーも変だけど、アリスも変わりもんだろ(その窮屈さに耐えられない男が何を言うのか。城での暮らしに対してというよりも赤に対するストレスを見せたことを記憶に留めて。しかし最後には失礼にもにんまりと笑う大きな笑顔で彼のことを指さしつつ言い切って。勿論、端からそのつもりだったからこそ特に考えるような間もなく答えるように先に“いいよ”と返事を与えて。それから拒否をする必要の方が無いのだと言うことを説くように声を上げて「俺はさ、特別な仕事は受け持ってないから。ヒマしてると周りの目が痛いんだよ。でも、アリスを隣に連れてるなら話は変わるんだ。この国一番の働き者だって目で見られんだぜ。だから大歓迎」肩の力を抜きながら口にする声は何だか少し国の仕組みを斜に構えて見ているような、そんな皮肉にも似た思いが潜められていて。ピクニックと楽しそうな響きと共に捕らえられるように肩を組まれるとギャッと鳴き声に近い声を反射的に落とし、完全な承諾ではないが他の誰かがみていればチェシャ猫に食べる言質を取ったという十分上出来といった着地をして)耳に痛い言い方すんなあ。半分も食えないから少しだけね



227: ジュード・ホーキング [×]
2025-11-05 19:47:16




>トゥイードル・ディー


__ディーに従うか。ここであーだこーだ考えてても何も始まらねえしな。それに、お前は人を落ち着かせる才能があるよ。( 肩を軽く叩いて能天気なことを言う彼を見つめれば先程まで乱雑にかいていた後頭部をひと撫でして。一つ深い息をついては眉間にあった皺を伸ばし落ち着いた表情で彼に従う意思を示す。それに合わせて彼へ感じた思いを伝えれば続けて歩き出し。彼のハンドサインに笑みを浮かべるくらいには余裕が出てきて、悪戯な彼の笑みを横目で見ながら「 そうか、優しい男で助かった。聞きたいことは山ほどあるしな。お前のこととこの場所のこと、理解するまで付き合ってもらうからな。 」指折り数えながら表情は何かを探究するような真剣な表情で。今まで緩かった彼の表情に変化が見られれば興味を示すように顔を見ため、彼の言う逃げてきた相手について聞けばパンツのポケットに右手を突っ込み、左手は自身の首根っこに触れながら逃げている理由を問い )逃げるには理由があるだろ、悪いことでもしたか?






228: タスク [×]
2025-11-05 20:21:11



>オルカード

(一見すると派手な要素は薄いが隠された部分は随分遊んでいるのだと目の前の彼の動きを見ながら感想を落とす。そしてこれまた随分と人好きをする懐っこい男が来たもんだと次から次へと話題が変わるのを一通り落ち着いた様子で耳にしていると、次第に話の方向が変わったことに片方の眉を僅かに上げて「仕事場なんか吐いて捨てるくらいあるんちゃう?。俺は斡旋所やないから知らんけど。」少しだけ頭を傾けながら先ずは手広く風呂敷を広げて。少しだけ考えるように目の前の彼を見つめてから「うちのこと言ってるんやったらごめんけど、あかんで。」双眸がにっこりとした笑顔を見せる。それは少し会話をしただけでも彼が賢い男だというのを見抜いてのこと、改めて少し考えて見せる様子を作ると自身が知る仕事場をいくつか頭の中でピックアップして)きみやったら事務作業よりも人とする仕事の方が向いてそうやね



229: トゥイードル・ディー [×]
2025-11-05 20:27:21



>ジュード

そうそう。難しいことを考えたって明日には立場が変わるかもしれないんだし、簡単に考えるのが一番いいよ(どう振舞ったらいいのか、何をすればいいのか、ここに来たばかりのアリスは戸惑いが大きいのだ。そんな中で自分のように能天気にお気楽な発言をすると嫌な顔を見せられることも多々あるようで、それを落ち着かせる才能だと言われてしまえば思わず声を上げてあははと楽しそうに笑ってしまって。それから頭を大きく縦に振って、彼の真面目さが十分に伝わるその様子に頭の中ではやはり暢気にからかいがいがあるなぁだなんて思ってしまう。数分ほど薔薇に囲まれた道を歩けば少し開けた場所に出たようで、そうなると籠っていたような濃い匂いも幾分かマシになり。改めて彼へ向きなおれば屈託なく笑って見せながら悪びれる様子もなく口にして)今日はトランプ兵の訓練を見る日だったんだ。でも、それは心が惹かれなかったから抜け出したら仕事の鬼に見つかって、今に至る。ってとこ。でも抜け出したからきみに会えた、って思ったら抜け出して良かったよ


230: ユリーシャ・ゼレンカ、ロメオ [×]
2025-11-05 20:36:50


>トゥイードル・ダム様

――――きゃ、
(小さくか細い悲鳴は唐突な浮遊感に吃驚したのと、この世界にやってくる時の宙に放り出されるような感覚がフラッシュバックしたから。〝あっち〟に帰されるのは嫌――!、反射的に浮かんだ元いた現実への拒否感と、対照的に膨れ上がった彼と離れたくないという本音が身体を強張らせて、でもちっとも怖くない安定感で王子様のように自分を抱えながら笑ってくれる彼の顔を見れば氷のように固まっていた表情はゆるゆると溶け出し春が息を吹き返すようにふふと零れるように笑って「…ええ。ダムは夢じゃない。ユリはダムのアリス、ダムはユリの…?」証を欲しがる面倒な性分を疎まれた記憶があるからこそ、望んだものを魔法のように叶えてくれた彼にはすっかり信頼を寄せて、犬や猫が信愛を表すようにこちらを見上げる彼の額に自分のそれを淡くくっつけ、一度だけ摺り寄せて。「ユリは子供じゃないから、自分の足で歩けるの。…でも、今日はこのままがいいわ」彼の肩に手を添え、抑揚に欠ける声とは裏腹に表情はぽわぽわと満たされたように頬をほんのりと色付かせて。視界が高くなったことで開けた空がよく見えて、それを楽しむようにゆっくり辺りを見回すと赤い城のような建物が見える気がして。とんとん、と彼の肩を叩いて注意を引き、自分の目線はお城の方に向けたまま)あっちに見えるのはお城…?王様が住んでいるの?



>チェシャ猫様

じゃあ君は赤の城が家?……どうかな、あまり言われた事は無いけど。ああでも、今この国で一番蝋燭と火を欲しがってるアリスって自信はある
(そんなに人に言うならば、さぞ彼もそこでの暮らしを気に入っているのだろうと邪推して特段深い意味もなくただの興味で問い掛けて。変わり者、の評価には肩を竦めて覚えがないという仕草を、顔いっぱいで笑うような表情は見ているこっちもつられて口角が上がるようで、にんまり様子を伺うような含みのある笑みで〝持ってないか?〟と問い掛けるような視線を向けて。予想に反した快諾に肩透かしのような気分でぱちりと瞬きをして、続けられた言葉にちょっぴりトゲを感じた違和感は見過ごすことなく心に留め置き「なるほどなあ。特別な仕事って、ハンプティで言う所のパティシエとか?」働かざる者食うべからず、という社会通念はこの夢のような国でも適用されるらしい。世知辛いねえと腕を組んで深く吐息して、改めて彼の細い体を見ると特別に働いてはいないけどそれ以上に食べていないんじゃ、と懸念が胸を過ぎる。声色は明るく、組んだ肩をぱしぱし叩きながら「君さえよけりゃいくらでも俺を免罪符に使ってくれよ、暫くはこの国の色んな所を見物したい。…と言っても、親切なチェシャ猫は連れるアリスに困らなさそうだな」ガハハと陽気な笑い声と共に大股で歩き始めて。といってもどちらに行けばいいかなんて分からないため進み始めた方向は適当だが、彼と一緒ならどこでも正解さというように明るい調子で)チェシャ猫は小食か?ま、大口開けてうまいうまいって食ってる俺を見てたら、君も君のお腹も羨ましくなってくるかもしれないぜ。



231: 天女目 有咲、芹沢 陸 [×]
2025-11-05 21:06:08

   
   
>芋虫

ふふ、興味を持って行動できるのは良いことね。悪いことでは無いし、先生が甘やかしてしまう気持ちもわかる気がするわ。きっと私もそうしてしまうでしょうし。

(彼の表情に滲む愛おしさを感じ、その溺愛っぷりを犇々と感じて。本の片付けられない彼の、片付けられない可愛らしい理由に笑みを零しては肯定するように口にする。彼の長所に加え、猫のような可愛らしさを想像しては自分も厳しく言えないかもしれないと肩を竦めもして。悪戯っぽく笑う顔も、なんだかんだ放って置けず且つ全て許してしまいたくなるような雰囲気も、思い出せば思い出すほどに瞳は和らぎ。「…でも、”使ったら戻す”は基本よ。先生の代わりに私がよぉくダリアのことを見るわ」お仕事のサボりも許さないわよ、なんて。最早彼に懐ききっている本心が駄々漏れな発言も確り残しており。彼の上品な笑みに釣られるようにして口元に笑みを浮かべつつ、紅茶をひと口飲んでは「あら、先生に興味を持っていただけているなんて光栄ね」嬉しげな表情でひとこと。「ダリアがやきもちを?…妬くより妬かれる方かと思っていたけれど…でもそうね、自分を溺愛してくれる人が他の人に時間を割いたなんて分かったら、確かにちょっぴり妬いてしまうかもしれないわ」意外そうに呟いてから、ふむと納得したように唇に触れては続けて口にした。_溺愛してくれる先生の貴重な時間を、ぽっと出の私が貰ってしまうのだから当然か_そんな風に考えながら。さて、無抵抗に首元を差し出しては結ばれるリボンの感覚に不思議そうな表情が浮かぶ。彼の言葉を聞き届けては、素直に頷き人差し指を伸ばして。ラックがコロコロと自分の方へ来てくれる様子を思い浮かべては、視線は自然とラックへと向かい。)



   
   
>大工

(不意に呼び掛けられ赤の上を泳いでいた視線が止まると、緩やかな仕草で瞬きひとつ、その後其方へ振り向いて。カジュアルなスーツに藍の色眼鏡と堅気に見え難い姿とは裏腹に、馴染みのある言葉遣いや気さくな声色、それと手に持つ紙袋で必要以上の警戒はせずに済み。ただ、現状が未だ掴めておらず混乱しているせいか上手く言葉が出ない。何か言いたげな、けれど言えないもどかしさが瞳に浮かび、その奥は微かに揺れて。ずかずかと近付いてくる彼を野良猫のようにじっと見詰めつつ、忠告とその後の行動を見届けて漸く声が出たらしい。「…は?根っこの性格て……おぉ。」怪訝そうに眉間に皺を寄せ口を開いたと同時に、彼の言葉に呼応するようにするりと解けた蔓に気付くと感嘆の声が漏れた。瞳もやや見開かれる。解放された手首に触れ、数度回すと手の平をグーパー。随分不思議な体験をしたもんだと夢見心地なまま彼を見遣り。優しげな表情と、此方を気遣う言葉…見ず知らずの人間に優しくできる良い人なんだろうなぁとぼんやり考えて。)

……血、…血ぃは出とらん。ありがとの

(彼の言葉を咀嚼しながら考え事をしていたせいで、暫し間が空いてしまう。時差を経て彼から自身の手首へ視線を落とすと、くるりと手のひらを返して傷がないか確認。それから漸く素っ気ない声色で短く言葉を返しては、再び視線は戻る。)

薔薇と仲ええんじゃな。……なァ、あんたさっき俺のこと”アリス”呼んだじゃろ?悪いけど、人違いじゃ

(「助けてもろうたのに、悪いの」そんな言葉を付け加えながら、視線はほんの僅かに泳ぐ。なんだか気まずさを感じつつ、律儀にも助けてもらったお礼は何かしらしたいものだと考えてもいて。)




( / 嬉しいお言葉、ありがとうございます…!陸も喜んでおります…! お返事の相談についても、いつでも仰っていただければと思います…!
お迎えいただきありがとうございます!此方こそなんだか無愛想な子で申し訳ないです…!何かございましたらいつでも、何なりとお申し付けください!)

   


232: トゥイードル・ダム、チェシャ猫 [×]
2025-11-05 21:27:29



>ユリーシャ

(抱きかかえた体は見た目から想像していたよりもずっと軽くて、自身がそれなりに鍛えているとは言えどもその軽さに胸中ではひっそりと驚きを抱き。でもそれを言葉にすることはしない。それは自身の同居人がまさに拒食症を患っており、食べられない辛さや太ることのできない苦しさを時折吐露しているのを聞いていたからかもしれないけれど。実際にはそんなことを思う暇が無いくらい、顔を寄せる彼女の魅力に参っていた。どちらかと言えばよく動く口が言葉を出せられなかったのも、不思議な感覚だったけれど。そんなこともこんなことも、全部が二の次になるくらい見上げた彼女の見せる笑みが奇麗だった。「ちゃんと捕まってて。……落とすからじゃないですよ、僕がそうして欲しいから」満たされたように微笑む彼女が伝えるその声に応えるように承諾を自分なりの言葉で伝えて。それから歩き始める先は正にその城だった。だからそれを隠さずに先に伝えてしまう。視線は前を向きながら、隙さえあれば彼女を見上げるように見上げて)城には女王陛下が住んでます。そしてアリス、貴女も。だからあれは、これから貴女の家だと思ってください


>ロメオ

まぁさか。俺は至れり尽くせりの不自由は苦手だから。俺はディーとダムって双子と一緒にこの近くの家で暮らしてるからいつでも遊びにおいで(問いかけられたその内容に屈託なく暢気な笑い声をははっと上げればゆるゆると頭を左右に揺らして否定を。持て成して貰うことは居心地が良いかもしれないが、それが与える不自由の方が苦手だ。城での暮らしは向き不向きがあるのだと改めて感じ、そんな彼が求めている蝋燭と火という言葉にピクピクと耳の先が震えた。それは単純に興味本位からで「来て早々だろ?蝋燭と火なんて何に使うんだ?面白い理由だったら俺ん家にあるからあげてもいーよ」ただでさえ持ち上がる口角がさらに持ち上がるようだった。にぃんまり、そんな風に笑顔を見せるのは完ぺきに面白がっている証拠で、今までのアリスから求められたことのないその物に好奇心を光らせて。口を出るのはそうそう、と言ったマイペースな返事。肩を叩かれれば大げさに痛い痛いと騒ぎ立てつつ悪い気のしない強引な様子に最初は短く息をついて、それから腹をくくるみたいに笑みを戻し)見てもないのに説得力を感じるよ。仕方ないなア、俺の腹を減らしてくれるくらい美味そうに食ってね


233: ジュード・ホーキング [×]
2025-11-05 21:47:23




>トゥアードル・ディー


マイペースなやつだ。__おい、こんなおっさんに会ったことをいいことみたいに言うな。( 薔薇園が開ければ先ほどまで鼻をついていた香りも遠のき、少し名残惜しさもあれど鼻が効かなくなる前に出られたと言ってもいい。そう思えば丁度よくこの薔薇園を後にできた。悪びれもなく自分が逃げている理由を告げる彼を見ればふっと鼻で笑い、その仕事の鬼に同情すらしながらも他人事とも取れる一言を。この短時間でわかったが、彼はきっと裏がない。今見ているまんまが彼なんだと思えば猫をかぶるような人よりよっぽど信頼できそうだと。続けて告げられた彼の言葉に先程までの笑みは消え、眉間に力が入れば仏頂面へと戻りはっきりした口調で不満を伝える。変なやつだ、と思った。美女に会えたならば喜ぶべきところだろうが、こんな三十路のおやじに会えたことを喜ぶなとばかりに「 俺はな、可愛いお嬢さんでもなけりゃ絶世の美女でもねえ。なんの取り柄もねえおっさんだ。早いとこここの話して放り出してくれ。俺に関わったっていいことねえよ。 」最後は自分自身に悪態をつくように )





234: ユリーシャ・ゼレンカ、ロメオ [×]
2025-11-05 22:20:42


>トゥイードル・ダム様

(こちらを見上げてくれる眼差しの優しさは、見つめられるだけでとくんとくんと鼓動が熱を持ちそれだけで幸せな心地にさせてくれる力があった。ずっと見ていてね、そんな願いを込めて彼の言葉に甘えるようにおず、と首に手を回すようにして幸せそうにそっと頬を赤らめて瞳を伏せて。ふと聞こえて来た単語に思わず「女王陛下様が…?」と期待に色付く声で呟いて。おとぎ話で読んだ中には意地悪なお妃さまもいたけれど、多くは優しくて賢くてとびきり美しい、全ての女の子が憧れるような存在。こんなに素敵な彼が住んでいる国の女王様なんて、素晴らしい方に違いない。そんな期待を膨らませ、目の中にたくさんの小さな星のようなきらめきを瞬かせながら「…うそ、」信じられないくらい嬉しい、というように両手の指先を揃えるようにしてそっと口元を隠し「じゃあ、ユリはこれから毎晩、女王様と一緒に眠れるの…?」お城がアリスの家になる、女王様と一緒に住む、それらの情報を足りない頭で組み合わせた結果、自分をお姫様のような存在だと盛大な勘違いをして。自分に甘い夢のようなこの世界だからこそ、一人で眠ることが嫌いだからそういった発想と自然と結びついたという背景もあり、嬉しい、しあわせ、と嬉々として語る顔は、一挙に押し寄せた高揚感を処理しきれずどうしよう、と慌てているようにも見えて)


>チェシャ猫様

チェシャ猫らしい答えだ。…!なんだ、じゃあご近所さんか。双子ってのも賑やかでいいね、君らのところにもアリスがいるの?
(囲われる暮らしより不自由な自由を。そんな風に笑う彼の顔は爽やかに見えて、ああこういう男は好きだなと思う。まだ彼の事を何も知らずに、何にも縛られていないように見える彼を羨ましいと勘違いをしたこちらの方がよっぽど暢気だなんて知るきっかけもなく、これまた深い意味もない問いを泡が浮かんでは弾けるように投げて。欲しがる物の理由を問われれば、何かを悩むように不自然な沈黙。まさに猫の持つ無邪気な好奇心なようでいて、ロメオという男の深層に鋭く踏み込むその問いに対する答えを待たせた時間はきっとほんの数秒で「…そうだな。俺にとっては眠るための鍵みたいなもんだ」元の世界にいた頃の自分なら、ここぞ好機とばかりにお涙頂戴の過去物語を哀愁たっぷりの顔で聞かせるところだが。なぜか彼を前にしたら、突然の火事で孤児となった過去を武器に同情を引いて懐に入ったのでは意味がないと思わせられる。だから抽象的に、でも端的に、それがないと眠れないのだと答えるに留めて。それからドンと厚い胸板を拳で叩いて「任せとけ」と男らしく啖呵を切って、その勢いのままずんずんと進んで。ふと水の流れる音が聞こえた気がしてそちらに方向転換を、もし小川でも流れているならその畔でランチなんてどうだろうという意図で)




235: 芋虫、大工 [×]
2025-11-06 03:44:13



>有咲

(時折みせる言葉から、この場にいない該当の男に対する親しみや信頼を感じる。そしてそれだけではなく、正に目は口ほどにと言うべきか、自身の考えと同様に彼女からダリアへの甘さを感じた。その共感性が彼女への親しみとして姿を変えれば「アリスは随分とダリアを甘やかしているね。なるほど、……俺も周りから見たらこうなのか」それか揶揄うと言うよりも新たな発見のように口にしていると言う方がニュアンスに近く「これからもダリアと仲良くしてやってくれ。ダリアも君のことを話す時に君と同じような顔をしていた」昨日十分話を聞いた際にまだ見ぬアリスについて語る彼がとても楽しそうで、今思えば今の彼女と似たような目をしていたものだと思い出す。それから彼女の発言によって勘違いをしていることに気が付けば今度は屈託のないからりとした雰囲気で声をあげながらアッハッハと吹き出すのに似た笑い声をたてて「違うとも!ダリアがやきもちを妬くのは君が俺と仲良くするから君にじゃなくて、俺が君と仲良くするから俺にだよ。俺に君を取られたと思って妬くんだとも!」ああ、おかしい。と笑いの余韻を残しながら「とはいえ、ダリアに嫌われるのは嫌だなあ。……ダリアも同伴してもいいかい?」口端をクイっと持ち上げながら少し頭を傾けて確認を取るように添えて。彼女の思いは通じたようで先ほどそのラックがここにきた時と同じように道をすう、と滑り転がるように今度は彼女の元へと近づいていく。それを確認してから笑みを深めて「よくできました。今貸したリボンはね、俺が前任の芋虫から貰った物なんだ。それがあれば今みたいにここの物が言うことを聞いてくれ易くなるんだよ」パチパチと拍手を送りながら図書館での仕事の際に良いサポートをしてくれるだろうとそのリボンの効果を教えて)


>陸

そらえぇこっちゃ。……勘弁してぇや、この薔薇あんま好きやないねん。赤うて、なんや目が刺される気ぃするわ。(血が出ていないと確認をした声を聞けばうんと頷いてにこと笑みを見せて。しかし、その表情は束の間となれば嫌がるような素振りで片手をひらひらと手払いをするような動作をして。それから何処か居心地の悪さを見せるように泳いだ視線と反射的に口にしたアリスの響きに対する発言にやはり見せるのはどこまでも持った落ち着いた余裕で「あ~、ちゃうちゃう。言葉が足りんかったわ。早とちりせんといて。あんた、ここに来たばっかりで戸惑ってるんとちゃう?違うんやったらこの話は終いや。……せやけど、当たっとるなら、このまま続けさせてもらうで」気まずい雰囲気を持っている彼を励ますつもり、というと語弊がある。ただ、彼の不安を拭うことで彼の信頼を得たかった。だからこそ簡潔に、そして間違いではないことを説くように言葉を伝えて「兎は耳が長くて、猫は気まぐれ。そういうもんやろ?耳が長い生き物を見つけたら兎って呼ぶやんか。ほんで、あんたみたいに突然この国に突然呼ばれたもんを──アリス、言うんや。」色眼鏡越しに彼の顔をしっかりと見つめる。それから愛想良く片手を差し出せば誘いかけるように声をかけて)困ってるんとちゃうか?俺は優しい男やで、困ってる人をそのままに出来ひん。あんたが嫌やないなら助けたる




236: トゥイードル・ディー [×]
2025-11-06 15:50:37



>ジュード

そりゃ嬉しいよ。アリスが女の子じゃなきゃいけないなんて決まりは無いでしょ。俺より年上でもきみは可愛いアリスだよ(薔薇の匂いが強かった分風が吹いて濃厚な香りが澄んだものに変化をすると和らぐ表情で否定をすることなく彼の言葉を肯定して。自分自身への悪態に頭を傾けると純粋な疑問を持つように変なのとでも言う様子で彼のことを目に映し「確かに、可愛いお嬢さんでも絶世の美女でも無いかも。でもさ、渋くて男前にだったらいくらでも関わりたいよ。だからそんな寂しいこと言わないで」悪戯をする時のように口端を持ち上げてからディスプレイ用なのか、それとも休憩に使えるようなのか、置かれたおしゃれなガーデンチェアのうちの一つに腰をおろして)そんなに急いで何が聞きたいの?

237: トゥイードル・ダム、チェシャ猫 [×]
2025-11-06 15:51:21



>ユリーシャ

女王陛下のいる城で眠る、と言う意味ではそうなります。……それに、アリス。貴女が次の女王陛下の候補の一人なんですよ(大体は城に住むと聞けばそれだけで気負けしてしまうことが多かった。彼女の声にもその表情にも強がるのでもない純粋な喜びが見えると彼女への興味がより濃くなった。楽しそうに双眸を撓めると更なる情報をポツリと落とす。彼女が何かを口にするよりも先に再度開かれた口は「でも、アリスのまま僕と遊んでくれるのでも嬉しいんですけどね」アリスは女王を目指すもの、前提としてあるそれに国に対する忠義が薄い男だからこその視点での意見を口にすれば普段仕事を抜け出す時の隠れ蓑として庭園を利用するから道に関しては詳しいようで、遠く見えた城はあっと言う間にすぐ側に。軽い彼女では腕に抱いていたとて重さを感じられず、疲れもたいして生まれなかった。門番をするトランプ兵へ″やあ″と声をかけてから「今日も頑張ってますね。えらいえらい。」と評価するようなその発言は彼らの上司であることが窺えて。上品で豪華なそんな城内に踏み入れば抱えていた彼女のことをそぉっと降ろして「ようこそ、アリス。不思議の国へ」片手を彼女へ差し出しながら改めて歓迎をするように彼女のことだけを見つめながら挨拶をして)

>ロメオ

今は誰もいないかな。前はいたけど、うちって秩序がないから城に逃げちゃった(″チェシャ猫らしい″と話すそのチェシャ猫は自分のことを見ているようで自分じゃない何かを示しているような不思議な感覚があった。そんな疑問を言葉にするよりも先に彼が質問をくれれば恥じるというよりも笑い話のような雰囲気で今は誰もいないことを伝えて。それよりも気になったのは眠るための鍵として物を欲しがっているという事実、フゥンと鼻を潜らせるような声をあげてから「いーよ。メリーに恩も売れるだろうし、メリーの家に帰る前にうちに寄りな。蝋燭もマッチもあげる。」彼が口にしたのは抽象的な内容だったけれど、だからこそ言葉をしっかりと選び抜いて答えてくれたのだということが伝わった、それが好感だったのだ。ただ承諾をするのは柄に合わなかったから、飄々とした雰囲気で約束をして。彼が気まぐれで向かう場所が涙の湖に繋がっていることを知っているからか「ねえねえ、涙の湖行くならさ。良いこと教えてあげよっか。そこ行ったら海賊船があるけど、お金に困ってもそこで借りちゃだめ。あそこに携わったら行く先は地獄だ」チラリと一瞥するように彼へ目を合わせてから伝えるのは余計なお節介にも似た忠告で)



238: 天女目 有咲、芹沢 陸 [×]
2025-11-06 19:02:26

   
   
>芋虫

(気付きのように漏らされた言葉に、はたと瞬きひとつ。彼の溺愛っぷりには到底敵わない自信があったからこそ、その人から指摘されると割と重症かもしれないと自覚したようで。ただ、そんな自分と似た表情で此処に居ない彼が話をしてくれたと聞くのは嬉しくてたまらず。頬を朱に染め、幸せそうに双眸を細めては「ふふっ、ダリアも私のことを甘やかしてくれてるわけね?…もちろん、此方こそ末永ぁく仲良くして欲しいくらいなの。芋虫先生も含めて、ね」親しげな笑みを浮かべそう口にした途端、胸の奥で僅かに引っかかりが生まれて。口から自然と出た言葉とはいえ、自分は一体いつまで此処にいられるのだろうかと疑問が過ぎる。けれど、それを吹き飛ばすように彼の笑い声が響けば、その言葉にぶわあっと一瞬で顔が真っ赤に染まった。「なっ…ぅ、…ち、違うのっ。今のは忘れてちょうだいっ」思いっきり勘違いしていたし、何も違くない。勘違いは誰にでもあることなのに、必要以上に赤くなってしまう。それはきっと、心のどこかで”妬かれるかも”という期待があったことに気付いたからで。息を整えて小さく深呼吸をし、気を取り直してから彼の提案に嬉しそうに瞳を煌めかせ頷く。「! ええっ、勿論よ。ぜひそうしましょ!」3人集まれるなんて嬉しい、その喜びが声にはしっかりと滲んでいて。さて、此方に来てくれたラックを可愛がるようにひと撫でしては、彼の言葉に耳を傾ける。聞いてくれる訳ではなく、聞いてくれ易くなる。ふむ、と頷いてはそこがまたこの不思議な国らしく思えて楽しげに笑みを零し。)

なるほど…あくまでも”耳を貸してくれる”のね。…前任についてのお話も、お仕事が終わったら聞かせてもらおうかしら。…ねぇ先生、ここの物ってことは、扉も本も、本棚も全てってこと…よね?今座っている椅子も含まれるのかしら?

  
   
   
>大工

なんじゃ、ここの管理人か思うたけど…ちゃうみたいやな。まあ分からんでもないの。匂いも色も、何もかも濃すぎるけぇ。

(色眼鏡で目元が遮られようと、笑った気配は濃く伝わる。一変して嫌そうに手を払う仕草を眺めては_表情豊かな人じゃの_と感想を抱いて。病院の無機質な匂いとはまるで違う、鼻の奥に残る強烈な甘い香りと赤の眩しさに己も少し辟易していたからこそ、彼の言葉には共感も覚えており。そのまま大人しく彼の簡潔な説明に耳を傾けては、やけにすんなりとこの事象を受け入れたらしく「…なるほどの。そがいなことなら、俺が”アリス”ってやつで間違いないんじゃろな」とひとこと。何食わぬ顔をしていても、頭の中では彼の言葉がぐるぐると回っていた。赤い薔薇にアリス…それだけでも有名な御伽噺が脳裏を過ぎるが、この場所に呼ばれるような心当たりはない。彼の口振りから、自分のように呼ばれた人というのは何人もいるのだろうと推測もし。その間涼し気な目で彼を見詰めていたが、差し出された片手に一瞬の戸惑いを見せるように瞳が揺れる。それは優しいを自称する人ほど、存外優しくないことを知っているからで。彼の風貌も相俟って何か裏があるような気もしなくもない。けれど、二度も助けようとしてくれているのは事実。言葉だけでなく手を差し出してくれている…そんな彼に疑いの言葉をかけて、傷付けるのは本意ではなく。「助ける言ぅてくれるのはありがたい思うとる。でもな、俺みたいなもん拾うても何も得せんで」そんな奴に手を差し出すなんて本当に良いのかと、その目が問いかける。)

分かっとるじゃろうけど、今の俺は赤子みたいなもんじゃ。礼に差し出せるんは、せいぜい時間とこの身体くらいのもんよ。…釣り合わん話じゃろ?

(とはいえ、頼りきりになる覚悟は決まっているのかもしれない。労働でも雑用でも構わない、動ける限り恩は返していこうという気はあることを確かに伝えて。そのまま真っ直ぐに眼鏡奥の彼の瞳を見詰めては、先にその手を握ってしまう。割としっかりと。それから、嫌なら振り払っても構わないと言うかのように確認をひとつ。)

それでもええか?


   


239: オルカード・エリス [×]
2025-11-06 19:06:26



>228 タスク


ありゃ、フラれちまった。可愛いskintちゃん口説くの、面白そうだしやってみたかったけどなあ。
(見詰め合って数秒、笑う双眸と同時に此方は息を吹いて、言葉の形だけは残念そうに惜しんで肩を竦め、あっさりと身を引く。それから彼の観察眼には自慢げに胸を張って、「そりゃ人と関わるのは得意も得意、天職だね。でも色んな所に顔売っといて損も無い。何の関わりも無さそうな所でも、根回しって大切じゃん。ほら、」ふふんと嬉しさも混ぜた声が堂々と得手を宣言した後、自らの膝に頬杖を突いて彼との視線の距離を詰め、「Prepare for “fire” day――楽しい人生の為、大事な人の為、火避けはいっぱい作った方が良い。恵みの雨なんて当てになんないんだから。……ね?」念には念を。己の火事の過去と引っ掛けて捩ったその慣用句へ、明け透けに後付けするのはトラブルを防ぐ周到さ。それに、必要なら己と大事なもの以外を“物”と切り捨てるような冷たい俯瞰。姿勢を崩した事で彼をやや下から掬い上げる形になった瞳は、笑んで尚少し濁る色を瞬きの内に隠して。「ごーめん、話逸れたね。まあ、仕事なら遊園地に行くって決めてっかんね。その内ショーに出るから、みんなで見においで。」閑話休題、また背を伸ばし直して朗らかに語るは今後の予定。この船に居る人数を把握しても居なければ遊園地の住人にも会ってはいないが、兎に角自信満々に勝手な招待をして。それからふと気が付いた様子で言葉を止めた数秒後、「……ついでに此処の宣伝もして回って良い?遊ぶ所はそういう巡りが良くなるもんだし。」名案、なんて単なる思い付きの軽さでそんな一声を告げて、その許可に彼を窺うのは期待のうっすら乗った眼差しで。)




240: ユリーシャ・ゼレンカ、ロメオ [×]
2025-11-06 23:41:51


>トゥイードル・ダム様

…、それじゃあ、本当にユリはお姫様なの?
(空想の世界でしか見えたことのない女王様の像をふわふわと思い浮かべ、どんな方かしらと夢想に夢中になる幼い思考回路を遮断したのは候補という単語が聞こえたから。穏やかに呼んでくれる彼の呼称が徐々に固有の名前から〝アリス〟に切り替わっている事にも気付かずに、いずれ女王になるのかもしれないという情報を単純にお姫様という属性に繋げて、期待というよりも浅慮ながらもきちんと正しく現状を理解しようとする真剣な瞳をじっと彼に向けて。随分と高くなった目線に気分を良くして周囲の色んなものを見下ろしてみるも、目前に控えたお城の立派さには思わず最大限に顔を逸らせて仰ぎ見て「きれい…。」と恍惚とした呟きを。彼に運んでもらった時間は長いようであっという間、名残惜しそうにしゅんと眉を下げるも駄々をこねるような真似はせず素直に地に足をつけ、差し出された手を見つめてから彼の顔に目線を移し「ありがとう。ダムも偉かったわ」不遜な物言いなのは悪意も故意もなく心のままを囀っているから。さっきの彼を真似するように告げ、背伸びをして彼の頭を帽子越しに撫でてから手を取って改めて夢の中のような光景を見上げ)ユリ、お城ってはじめて。ねえ、これから女王様に会えるの?



>チェシャ猫様

ハハハ!いいねえ、無秩序。俺にはその方が呼吸がしやすい。
(彼の喋り方が上手いのだろう、しっかりとオチを付けるような語り口に思わず朗らかな笑いを弾けさせて。ますます興味を引かれるご近所さんの家、後日遊びに行くために場所を教えてもらわなければと思っていたところに渡りに船。玄関先へ寄らせてくれるだけでなく、目下最大の懸念事項も解決してくれるという彼の申し出にほっと胸の中の痞えがとれた心地で、心の最奥から大事に両手で差し出すような母国語のお礼を。「グラツィエ。――おいおい恩なら俺に売ってくれよ、腕っ節には自信があるんだ。それにトランプも強けりゃ酒も強い、大食いだって敵はいねえ。あらゆる場面でチェシャ猫の用心棒として出張るぜ」両手を大袈裟に広げるようにして彼の顔を覗き込み、メリーの手を煩わせたくない一心で、しかし焦りや狼狽の色は見せずあくまで楽し気に自分を売り込んで。ふと聞こえた場所は羊の彼も言っていた〝過去にアリスが身投げした〟湖。きちんと忠告を最後まで聞き届けてから口を開き「地獄か。チビの頃に片足突っ込んだからもう二度と踏み込み気はないさ。それに、幸せな事に俺には帰る場所がある。白くて良い匂いのメリーの家ってやつがね。だから借りるより先にちゃんと稼ぐさ」語る声には冗談めかした軽さと過去を知る者の重さが同居して。チェシャ猫の目線を感じながら右耳のイヤーカフに触れて、メリーの“印”を確かめるように指先でなぞり、それから顔を向けてカラッとした笑みを浮かべ「優しいダチにも出会えた。今日は最高の一日だ」港育ちの気安さで勝手に彼を友人認定して、改めてこの国に来たばかりでも多くのものに恵まれた幸運に内心で深く感謝して。ああ今日も義務を果たせた、反射的にそう感じてしまうのは生き方も考え方も過去に呪縛されているからだが、悲壮感はなく清々しい達成感と共に小川の傍に見つけた木製のベンチの端へどっかり腰掛けて)水はきれいで空気もうまい、横には男前の友人。ランチするには最高の条件が揃ってる。そうだろ、チェシャ?




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