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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
61:
宮村 湊 [×]
2025-09-24 23:09:19
え、俺ですか?うーん……したたかっていうのはどうだろ。俺、そんなに器用じゃ無いですよ。
(相手が自分を過大に評価していることに、思わず肩を竦めて小さく笑った。素直さ、したたかさ──まさに狙って使っている部分でもあったが、それを正面から指摘されると一瞬だけ動揺が走る。胸の奥で見抜かれたか、という警戒がかすめたが、表情は崩さない。困ったように眉を下げ、人差し指で頬をかく仕草は、自然体を装うためのものだった)
あんまりこういう経験ってなかったので、地味にショック受けちゃって。でも、会社の人の愚痴ってなかなか同僚にも言いづらいじゃないですか。俺以外には普通にいい先輩なんです。だから、余計に。
(グラスを両手で包み、指先で水滴をなぞる。吐き出す言葉とは裏腹に、頭の中では別のことを考えていた。──目の前の男は、やはり普通の経営者とは違う。若くして社長という重責を背負い、誰にも見せられない重圧と孤独に押し潰されそうになっている。それが滲む表情を何度か目にしてきた。任務のために観察するはずが、気付けばその"痛み"に無意識に引き寄せられてしまっている自分がいることに気付き、誤魔化すようにパッと笑顔を作り直すと相手を真っ直ぐに見詰める)
でも……逃げ続けてても何も変わらないですしね!だから、少しずつでも向き合わないと。こうして言葉にしてみたら、ちょっとだけ気持ちが軽くなりました。
62:
常葉 悠 [×]
2025-09-25 20:52:59
(器用ではないと聞くと意外そうに"そうですか"と声を漏らす。ただの謙遜だろうか、それとも事実なのだろうか。一見器用そうに見えたが、自分の思い込みだったのだろうか)
逃げても変わらない……確かにそうです。でも一度立ち止まって様子を見るのもいいんじゃないですか。湊くん以外には対応の良い先輩なんだったら、尚更。人間関係で辛く苦しい思いはしたくないでしょう?
(笑顔で真っ直ぐに見つめられると、少したじろいでしまう。なぜ彼は、こんなにも屈託のない笑顔と真っ直ぐな瞳を向けることができるのか。心が和らぐも、少しだけ危機感を覚える。この真面目で純朴な青年が、人間関係で傷付く様を想像すると胸が痛む。何にも傷付かない、誰も傷付けない、そんな人生は欺瞞だ。しかしつまらない出来事で彼が傷付くのならば、なるべくリスクとなるようなものは避けて欲しい。縁もゆかりも無い赤の他人になぜここまで肩入れするのか、自分でも分からなかった。だが不思議と彼は放っておけない、彼のことをもっと知りたい──そんな想いが胸の中を渦巻いている。こんな感覚は生まれてこの方初めてだった。その感覚に戸惑いつつも、口はしっかりと彼に無理に立ち向かわなくていいと告げる。だが告げた後、我に返ったようにハッとし、彼から目線を逸らす。人間関係で辛く苦しい思いをしたくないのは自分だ。彼がどう思っているかなど彼にしか分からない。自分が勝手に思っていることを、彼に肯定させようとしてしまった。"○○でしょう?"と聞かれて、面と向かって否定できる人間は少ない。ましてや相手が年上ならば、尚更だ。少し一個人の領域に踏み入り過ぎたかもしれない。反省と後悔の念に胸の中が荒れる。そして気まずさを払拭しようと、再び口を開く)
まぁ……ここまで話しておいてなんですが、酔っ払いの戯言だと思って聞き流してください。
63:
宮村 湊 [×]
2025-09-25 22:59:29
(不意に、相手の言葉に芯のような強さが宿ったのを感じた。ほんの一瞬だけ、彼の中の何かがこちらを守ろうとする方向に働いたのが分かる。自分はまだ彼にとって特別な存在ではないはずだ。それでも彼からは、余計なトラブルに巻き込まれそうな自分を止めようとする、その意志が言葉の端々から確かに伝わってきた。けれど、それはほんの一瞬のこと。合わせていた視線をすぐに逸らし、取り繕うような調子で自ら打ち消してしまう。その姿に、根本的に彼は善良な人間でありながらも、どこか不器用なのだと感じる。あるいは、彼の双肩にのしかかる余計な重圧が、そうさせているのかもしれない。彼の会社の業績や立場を思い返せば、若くして社長に就きながらも堅調な経営を維持している。だからこそ、ライバル企業は危機感を覚え、組織にハニートラップの依頼をしたのだろう。だが当の本人は、自分の優秀さに無自覚なままだ。その事実に気付いた瞬間、思わず胸の奥の緊張がふっと緩み、抑えていた笑いが零れてしまった)
……っふ、あはは!あ……ごめんなさい。こんな大事な話をしてくれてるのに、笑っちゃって……でも、なんかすごく嬉しくて。
(慌てて人差し指で目尻を拭う。こんなに素で笑ったのはいつぶりだろう。というか、こんな場面で笑ってしまっては、標的の機嫌を著しく損ねる恐れがあるのに。感情のコントロールを芯まで叩き込まれた自分らしからぬ振る舞いに、自分が一番異常を感じ取ってはいたが、その異常の原因が何であるかももう理解していた。笑顔のまま息をひとつ吐いて相手を見上げ)
ありがとうございます、悠さん。"心から"元気が出ました。酔っぱらいの戯言だなんてとんでもない。
64:
常葉 悠 [×]
2025-09-27 21:56:25
嬉しい……? ああ、そう捉えていただけたのなら良かった。ふふふ……心から、ですか。そんな風に感謝されたことはなかったので、尚のこと嬉しいですね。とにかく、元気が出たのなら良かった……。
(急に彼が笑い出すものだから、一瞬何が起きたのか分からず、目が点になってしまった。笑いには二通りある。相手の言ったことや自分の行動に面白さを見出し、笑うパターン。そして怒りを通り越して笑うパターン。父親が後者だったため、他人の笑いには敏感になっているきらいがある。だが暫く笑った後の彼の口調からして前者なのだろう。そして"嬉しい"という彼の言葉を聞くと、胸に安堵感が広がる。良かった。自分の言ったことが彼の地雷を踏むような結果にならなくて幸いだった。そして安堵するとこちらも自然と笑みが零れる。なんだか彼の"素"が垣間見えた気がした。別に今までの彼が自分を偽っていたと思っているわけではない。ただ人間、知り合って間もない他人と完全に打ち解けられるわけではない。相手の反応を見ながら徐々に自分を出していくものだ。今日はその彼の見えていなかった部分が見えた気がする)
君の力になれたのなら良かったです。そうですか、湊くんは、そういう顔で笑うんですね……ふふ、もっと君のことを知りたい。君さえ良ければ、今度食事でもいかがですか?
(予想もしていなかった彼の心からの笑顔を目にすると、心に張り詰めていた緊張の糸が切れたように感じる。そして思い切って正直な気持ちを伝えてみる。別に劣情を抱いて誘ったわけではない。単純に一人の人間として、彼と接してみたい。心からそう思った。普段ならばそんな誘いは自分からしないのだが、彼の笑顔が妙に印象に残り、拒否されるんじゃないかなんて余計な予想は、微塵も頭を過ぎらなかった。ただ感じたことをそのまま口に出した。こんな風に何の思惑もなく他人とコミュニケーションを取りたいと思ったのは、何年ぶりだろうか)
65:
宮村 湊 [×]
2025-09-27 22:40:05
食事ですか?喜んで!俺もちょうど誘おうと思ってたんです。
(まさか先に声をかけられるとは思わず、瞳が自然に見開かれた。驚きは一瞬、すぐに胸の奥でじわりと温かいものに変わっていく。任務のことが完全に消え去ったわけではない。背中の奥深くに重石のような影がまだ横たわっている。だが、その重さを抱えたままでも心はゆっくりと別の方向へ引かれていく。理由は分からない。ただ彼の前に立つと、鎧の隙間から空気が流れ込むように、自分の内側が自然と剥き出しになっていく。長年、獲物と自分を隔てる壁を築くことだけを教え込まれてきたというのに。標的に肩入れすることは、決して許されない。幼い頃から幾度となく、情を持つことは破滅だと教えられてきた。それなのに、いまここで胸に芽生えているものはなんだろう。まるで凍った水面にひびが入るように、冷たく均衡していたはずの心が音もなく揺らいでいく。ミイラ取りがミイラになる、そんな陳腐な比喩がふと頭をかすめる。それでもなお、この感情を手放せば大切な何かを失うのではないかという、かすかな危機感が心の底で芽吹いていた。危ういのは分かっている。理性は必死に危険信号を灯しているのに、心はどこか安らぎに似たぬくもりを求めて手を伸ばしてしまう。ふと、彼の顔に視線を向ける。光を受けた輪郭は穏やかで、けれどどこか孤独を孕んでいるようにも見える。その影の気配が、知らず胸の奥をかき乱す。もっと知りたい──この人の歩んできた時間を、背負ってきたものを。単なる情報としてではなく、人として触れたいという衝動がじわじわと膨らんでいく。任務と自分を繋いできた鎖が、音を立てずにほつれ始めるのがわかる。次に彼と食事へ行く時は、もうただの仕事の顔ではいられないだろう。任務の線を断ち切り、対等な一人の人間として語り合いたい。そんな危うい望みが、胸の奥で静かに芽吹いてしまっている。気づけば、目元がふっとゆるんでいた)
俺ももっと悠さんのこと、知りたいです。
66:
常葉 悠 [×]
2025-09-27 23:46:00
では、また都合のいい日、連絡しますから。……ああ、もういい時間ですね。今日はお開きにしましょうか。
(食事を快諾してくれたことに、喜びを隠しきれず喜色満面といった風な表情を無意識に浮かべる。年上らしく、努めて冷静に日程調整を連絡したいのだが、彼の言葉がずっと胸に広がっていた。"もっと悠さんのことを知りたい"。それは自分が喉から手が出るほどに欲しかった言葉の一つだった。今まで自分と関わりを持とうしてきた人間は、誰も彼もが自分を見ていなかった。自分の持つ財産やコネクションが目的だった。利害関係を否定するつもりはない。世の中は綺麗事だけでは動いていかない、利益があるところに人は集まる。それは分かっていた。だがたった一人でもいいから、純粋に交友関係を続けられる友人が欲しかった。趣味の話をしたり、くだらない話に花を咲かせたり、それだけで良かった。だから彼の言葉を聞いた時、本当に嬉しかった。長年待ち望んだ言葉を聞けたことが、隠しきれない喜びとなって表情に現れる)
ああそうだ。食事の場所ですが、どこかおすすめの場所はありますか? 湊くんの馴染みの店などがあったら、ぜひ行きたいですね。
(カバンを手に持ちながら彼に問い掛ける。どうせなら彼が落ち着いて話ができる店にしたい。それに彼がどのような店を選ぶのか、どのような店に行っているのか興味がある。思えば誰かと食事なんて久しぶりだった。他社の経営陣や各界の有名人たちと、会食でレストランに赴くことはあれど、あのような場で料理を楽しめたことは一度もない。料理を楽しめなければ食事とは言えない。今度は何も不安に思うことなく、楽しめそうだ。期待に胸を膨らませながら彼の返答を待つ)
67:
宮村 湊 [×]
2025-09-28 09:26:19
はい、待ってます!俺の方は合わせられると思うんで。
(即座に返しながらも、胸の奥がわずかに熱を帯びていくのを感じた。彼の顔にふいに浮かんだのはあまりにも無垢な笑顔で、作為も計算もなく、ただ心からの喜びが零れ落ちたような笑顔だった。思考の隙間をこじ開けるようにその光景が入り込み、胸の奥の静かな場所を乱暴に掻き混ぜる。これまで"宮村湊"という役を丁寧に設計し、相手が欲しがる言葉を選んできた。だが今の笑顔は、仮面越しの自分ではなく、自分の奥に眠っていたほんのひとしずくの本音に触れて生まれたものかもしれない──そう気付いた瞬間、喉の奥で音のない息が詰まり、慌てて笑顔を作り直す。震えかけた心を必死に整えるように、わざと大きく頷いてみせた)
俺の、おすすめですか?……ちょっとここから二駅くらい離れちゃうんですけど、すごく美味しい定食屋さんがあって。悠さんさえ良ければ、どうでしょう?
(おすすめの店を聞かれた瞬間、様々な考えが頭をよぎる。いつもの自分ならば、相手が安心して足を運べそうなお洒落なビストロか、若い社会人が選びそうなカジュアルイタリアンを選ぶはずだった。安全で、嘘をつくにも都合のいい場所。けれど、唇からこぼれたのはまるで違う答えだった。駅から少し外れた裏通りの小さな定食屋。古い木の引き戸と擦り切れた暖簾、店主である年配の女性が一人で作る家庭料理。味は素朴だが心をほどく温かさがある。何度か独りで足を運んで、忙しさの合間に小さな救いをもらった場所だ。自分の素の行動範囲を晒すことは、この仕事において致命的なリスクだ。標的に自分を結びつける手掛かりを渡すようなものだと知っているのに。それでも今、彼とその店に座り、同じ湯気を分かち合いながら笑う未来を想像してしまった。その想像が、任務で培った冷たさをほんの一瞬だけ裏切ったのを自覚する)
68:
常葉 悠 [×]
2025-09-28 22:05:04
定食屋ですか。いいですね、普段中々そういった所へ外食に行きませんので、新鮮で面白そうですね。それに湊くんのおすすめならば、とても楽しみです。
(定食屋と聞いて眉が微かに上下する。人生で数える程しか行ったことがなかったので、どういった場所かを思い出すのに若干の時間を要した。だが彼のおすすめとあれば期待できる。どういうところなのか想像するだけでも胸が踊るような気分だった。同時に意外にも思う。彼だったら、イタリアンのレストランなど洒落た店はいくらでも知ってそうなものなのに、敢えて定食屋を選んでくるとは。"まだ"親しい訳でもない年上の人間を連れて行くのだから、レストランが無難に思われる。だが敢えて定食屋。そういう所へ連れて行ってくれるということは、少なからず自分に心を開いてくれている証拠なのだろうか)
私は場所を知りませんので、当日はここの駅に集合しましょう。では追って連絡しますね。おやすみなさい、湊くん。
(そう言って彼に微笑みながら一礼すると、店員に声を掛け会計をする。この時、彼が飲んだ酒も一緒に会計しておく。稀に見るダーツの勝負で自分を楽しませてくれたことと、短期間で上達したことへの敬意を込めての行動だった。やや足早に店を出たのは、内ポケットのスマホが振動していたからだった。店を出て暫く歩いた後、スマホを取り出す。画面には秘書の名前が表示されていた。用件を尋ねると先程までの時間が夢に思えるくらい、現実的な業務連絡だった。いつも通り感情を殺した声で指示を出す。しかしその表情は彼と過ごした時間がまた暫く来ないことに寂しさを感じていた)
69:
宮村 湊 [×]
2025-09-28 23:20:15
わかりました、じゃあ連絡待ってますね。おやすみなさい、悠さん。
(少しだけ柔らかい声色を混ぜて言葉を返すと、軽く会釈してその背中を見送る。去っていく姿が店のドアの向こうに消えるまで、無意識のうちに視線を追っていた。他人に対して、ましてや標的に対して、必要以上に知りたいという感情をここまで強く感じたのは初めてだった。それがどれ程の禁忌であるか、当然理解していないわけではない。こんなことが組織に露見したら、忠告程度では済まないかもしれない。今ならまだこの気持ちに蓋をして、冷静に任務を進めていくことが出来るだろうとも思う。だが、この胸に残った、初めて感じた温かさを知ってしまったら、元の冷たいだけの世界に戻ることは酷く辛いことのように感じてしまった。誤魔化すように店員を呼び止めて会計を済ませようとしたとき、告げられたのは彼がすでに支払っていったという事実だった。その一言が、胸の奥を不意にかき乱す。嬉しいはずのささやかな優しさが、計算の上に立っていたはずの自分を不意打ちで揺らす。親しみを示す何気ない行動一つで、こんなにも心が乱されるとは。次に会う時は何か礼になるようなものを持参した方が良いだろう。それは相手に取り入りたいという打算ではなく、純粋に彼の好意に返したいと思う、ただそれだけの発想だった。程なくして帰宅した後、暗い部屋の灯りを点けると、スマートフォンを取り出して組織への定例の報告を始める)
もしもし、宮村です。──はい、作戦は順調です。食事の約束を取りつけることに成功しました。継続して信頼を得て、情報を引き出すフェーズへ随時移行します。
(淡々と、いつものように。本当は胸の奥で様々な感情が渦を巻いている。だが、感情を封じ込める訓練を受けてきた自分にとって、それを表に出さずに言葉を並べるのは容易い。いや、今ほどこの訓練をありがたいと思ったことはないかもしれない。電話を切ると、机の上にスマートフォンを置き、深く息を吐く。この仕事を何度も繰り返してきた。次は距離を詰め、信頼を餌に心を揺らし、恋情を匂わせながら相手を絡め取っていく、いつものパターン。だが、今回はその未来がどうしても想像できなかった。今回はその未来がどうしても想像できなかった。右手で前髪をかきあげ、天井を仰ぐ。たったひとつの笑顔に、計算を狂わされた自分がいる。再度小さく息を吐いた後再びスマートフォンを手に取ると、今日の礼と会計の礼を手早く彼に送信し、瞳を閉じた)
70:
常葉 悠 [×]
2025-09-30 21:39:41
(彼と食事の約束を取り付けた翌日から、心落ち着かない日々が始まった。毎日スケジュール帳に書かれたタスクをこなし、それが終われば次のタスクへ──そうやって仕事に終われる日々を過ごす。そしてようやく食事の時間を確保できる日程を見つけることができ、彼へ連絡を取る。前回の約束から時間が経ってからの日程調整だったが、彼は快諾をしてくれた。丁重にお礼のメールを送り、スケジュール帳に赤字で○をつけておく。それからは彼との食事の日を心待ちにし、その日を無事に迎えるために仕事をこなす。今まで無味乾燥としていたプライベートに、花が咲いたかのように鮮やかな色がついた。仕事から解放されると、毎日彼のことばかり考えて、次は何を話そうか、何を聞いてみようか──そんなことばかり考えている。だが何の因果かプライベートが充実してきたと思った矢先、仕事の方は徐々に暗雲が立ち込めていた)
……今日、楽しめるかな
(食事会当日。待ち合わせの時間より15分ほど早く到着し、彼が来るのを待つ。腕時計に目を下ろしながら、不安げに呟く。この日までに自分は仕事でのトラブルを多く抱えていた。一つは役員の一人が自分の解任動議を提出しようとしたということ。これは本人に人望がなかったがために、自滅という形に収まった。問題はもう一つの問題だった。秘書が辞職したのだ。ただの辞職ではなく逃亡同然の辞職。自分が社長になった当時から働いてくれていた秘書だったので、それなりに情もあった。だが秘書には自分の感情は伝わっていなかったようで、電話で辞職の意思を伝えた後、一切連絡が取れなくなった。今は他の課から緊急で人を回して貰っているが、いずれ近いうちに正式に秘書を再雇用しなければならない。彼との約束の前に、自分のせいで問題を起こしてしまったことに対する申し訳なさ、洞察力のある彼に見抜かれてしまわないかという不安が、胸中に広がる)
71:
宮村 湊 [×]
2025-09-30 22:15:33
あ、悠さん!こんばんは、お久しぶりです!お待たせしちゃいましたか?
(食事会当日。二人でダーツの対決をした日から食事の日程調整の連絡が来るまではかなり時間が空いていたが、相手の多忙な様子については調べがついていたため、あまり不安は無かった。直近の調査から窺うに、社内の彼を取り巻く環境はあまり芳しくないらしい。もしかしたら今日も直前に断られてしまうかもしれないと考えもしたが、そんな多忙な中でも時間を割いて来てくれるというのだから、少し浮ついてしまっても仕方ないだろうか。前回は自分より彼の方が早く着いていたので、今日こそはと意気込んで10分前に駅に到着したものの、既に彼の姿が待ち合わせ場所にあるのを見て、瞳を一度瞬かせてからすぐに人懐こい笑顔を浮かべて早歩きで彼の元へと歩み寄る。相変わらず───いや、ダーツバーの暗い照明の下で見た時よりほんの少し疲労が色濃く見えた。本当は彼の仕事のことについて探りを入れないといけないのだが、今日は出来るだけ仕事のことを思い出さずに楽しんで帰って欲しいという思いもあり、敢えてその点には触れずに謝罪をひとつ。右手に持った紙袋を後ろ手に持ち直しつつ、空いている左手で1番線のホームに続くエスカレーターを指さした)
1番線から出る電車で2駅です。今だったら……あ、3分後にはもう電車が来るみたいです。行きましょうか。
(スマートフォンで乗換案内アプリを起動して素早く電車の時刻を調べると相手の方へと視線を投げて先導するように歩き始める。こじんまりとした個人経営の定食屋なので、ちょうど夕食どきに差し掛かってはいるものの、満席で入れないということは無いだろう。どちらかと言えば、彼はあまり定食屋などに足を運んだことが無さそうだったので、驚いてしまわなければ良いが、と思いつつも、あの店主の作る優しい味は疲れている彼にこそ食べて欲しいという気持ちの方が強い。近くに少し広い公園もあるので、帰りにちょっとだけ歩いて帰るのも良いかもしれない。そんなことを考えながらホームの乗車列に並ぶと彼の方へ視線を送りほほ笑みを浮かべた)
…今日、すごく楽しみにしてました!今週一週間はほとんど悠さんとのご飯のために乗り切ったみたいなものですよ。
72:
常葉 悠 [×]
2025-09-30 23:30:34
湊くん、お久しぶりですね。私も今来たところです。待ってなんていませんよ。
(彼の姿を認めると、自然と口角が上がり笑顔で対応する。先程までの不安はどこへやら、彼と少し言葉を交わしただけで、胸の中に充足感が広がった気がした。ふと、視線を下にやると、彼の手に何かが握られている気がしたが、詮索するのも野暮だと思い、気のせいにしておく。電車の待ち時間を事前に調べたりはしなかったため、どれくらい待つのか、待っている間に何を話そうか考えていたが、待ち時間がわずか3分と知って拍子抜けする)
私もとても楽しみでした。一週間どころか、湊くんと約束した翌日から、ずうっと楽しみでしたよ。ふふ……君のおすすめですから、きっととても美味しいんでしょうね。
(少なからず同じ思いだということを再確認することができると、いつもよりも少しテンションの上がったような声色で返答する。自分だけが盛り上がっているのではないかと、心のどこかで不安に思ってもいたのだが、それは杞憂だったようだ。そしていまだ馴染みのない定食屋というものを想像してみる。彼がわざわざ指定した店なのだから、きっと自分が想像するよりも魅力的なところなのだろう。彼がおすすめしているという情報だけで、十分に信頼できそうに思う。本人に言ったらあまりハードルを上げないで欲しいと謙遜するかもしれないが、事実自分はそう思っている。時には正直な気持ちを伝えなければ、彼も秘書のように離れていって──そこまで考えて思考を強制的に止める。仕事のことは、今は忘れろ。自分に必死で言い聞かせ、電車の到着を待つ)
73:
宮村 湊 [×]
2025-10-01 00:17:39
あ、ずるい!俺もですよ!…俺の好きなお店なんです。今流行りの映えるような華やかさがあるわけじゃないんですけど……どこかほっとする味っていうか。だから、悠さんにも食べてみて欲しくて。
(声をかける直前まで相手の瞳はどこか鋭く、未だ職場という戦場に立つ者のそれだったが、こちらを向いた瞬間その双眸がふとやわらぐ。細く、やさしく笑うように細められた瞳が自分を捉えている、その事実だけで胸の奥がじんわりと満たされるのを感じた。口から零れたのは、もはや"宮村湊"という仮面のための台詞ではなかったのかもしれない。いつの間にか、演じているはずの無邪気さと本当の自分の境界があやふやになっているのを自覚する。仕事の一環として選んだ笑顔のはずが、今はただ心の底から湧いてしまう。彼といると、なぜかいつもそうだ。そんなことを考えながらふと視線をやると、彼の表情がほんの一瞬だけ翳る瞬間を捉えてしまった。きっとまた仕事のことが脳裏をかすめたのだろう。プライベートの時間にさえ入り込んでくる責任や重圧、孤独。芳しい状態とは言えないと分かっているからこそ、今日くらいはそれを追い出したいと思った。任務としても、そしてそれ以上に、個人的な願いとして。タイミングよく、ホームに滑り込んできた電車が夜気を揺らす。車両に乗り込み、反対側のドア付近で手すりを軽く握った。車窓の外で左から右へと流れていく街の灯りを眺めながら、視線をそっと彼の方へ戻す。仕事の重圧を少しでも遠ざけるために、ふと気になっていた問いを相手にぶつけてみる)
今日は俺が勝手に店選んじゃいましたけど……悠さんって、好きな食べ物、ありますか?
74:
常葉 悠 [×]
2025-10-01 12:16:40
……ほっとする味、ですか。なるほど、それはいよいよ楽しみですね。
(ずるいと抗議する彼に目を細めていると、聞き慣れない言葉に眉を僅かに上下させる。"ほっとする味"というのは、どういう味なのだろうか。ほっとするというのは、安心する様を言うが、食事においてそれはどういう状態なのだろうか。家庭的ということなのだろうか。しかし別に自分の家庭はトラブルを抱えていた訳でもない。父親は厳しい人間に違いなかったが、理不尽な人間ではなかった。母親も同様だった。だから家庭は安らぎの場であることに違いなかった。しかし自分には、ほっとする味が分からない。なぜ? どんどん広がっていく疑問を解消するためにも、彼の定食屋に行くのが俄然楽しみになってきた。気分は新しいゲーム機を買いに行く道中の小学生のようだった)
ううん……好き嫌いが全くないので、これといって好物もありませんね。何でも美味しく頂きますよ。……ただ私、甘いものに目がなくて。休日は……スイーツ巡りなどしたり、三食を疎かにしてケーキとか、そういうものばかり食べてます……ははは。三十過ぎて子供っぽいですよね。
(彼からの問いに少し悩む。好きな食べ物を意識したことは全くない。幼い頃から出されたものを何でも食べていたので、特定の好物がない。嫌いなものもなければアレルギーもないので、何でも食べることができる。元々食に興味が薄いのかもしれない。だがそんな自分でも病的なまでに好きなものがある。スイーツだった。なにかきっかけがあった訳ではないが、幼い頃から甘いものばかり欲しがっていた。自分で自由に金銭を使えるようになったら、多くはスイーツに費やした。だがそれをそのまま伝えるのは気恥しく、少し歯切れ悪く、照れながら彼に告げる。顔が熱くなるのが伝わる。恥ずかしさを紛らわせるように愛想笑いをしてみるが、顔の熱さは中々収まらなかった)
75:
宮村 湊 [×]
2025-10-01 18:25:21
甘いもの………………
(彼の好物についての情報は組織のデータベースにも載っていなかったので、単純に興味本位ではあったのだが、返ってきたのは予想だにしていなかった返答で思わず瞳を瞬かせる。だが本人はそれを気恥ずかしく思っているのか、見る見るうちに頬が赤く染まっていく。その様子があまりに無防備で、思わず「可愛い」と零しそうになった唇を、辛うじて噛んで堪える。年下の男にそんなことを言われたら、余計に羞恥心を感じてしまうのが分かっていたからだ。思わぬギャップに動揺を覚えつつも、直ぐにパッと表情を明るくして相手を見つめるとぶんぶんと音が出そうなほど大きく首を横に振ってみせた)
そんなことないですよ!俺もスイーツ好きです!甘い物食べてる時って幸せな気分になりますよね。それにしてもスイーツ巡りかぁ……悠さんがカフェでケーキを食べてるところ、見てみたいかも。
(実のところ、自分も嘘偽りなくスイーツは好きだ。ケーキのために3食を抜くという彼ほどでは無いが、たまの甘味というのはやけに美味しく感じる。そして、同時にふと一つの光景を思い浮かべてしまう。小さなカフェの窓際で、静かにケーキを選んでいる彼。ナイフを入れるときの慎重さや、口元にこぼれるかすかな笑み。そんな想像が胸の奥をやわらかく撫で、無意識に口端がほころんだ。もし美味しいカフェを見つけたら彼は一緒に来てくれるだろうか。そんな淡い期待を胸の片隅で転がしているうちに、車内アナウンスが流れた。やや小さめの駅は人も疎らで、すんなり改札から外へと出ると、夜風を含んだ静かな空気の中を二人並んで歩き出す。彼も少しは落ち着いただろうか、とちらりと覗き見るように視線を送った)
76:
常葉 悠 [×]
2025-10-01 21:15:56
はははは、三十路過ぎた男がケーキを食べているところを見たいなんて、存外湊くんも物好きですねぇ
(彼の反応が一拍遅れたので、もしや引かれたかとギョッとしたが、すぐにそれが面食らっていただけだと反応し、内心胸を撫で下ろす。そして彼の一言に思わず声を出して笑ってしまう。自分がケーキを食べているところが見たいなどと、どのような物好きなのだろうか。どんな意図があるのか聞いてみたくなる。彼は自分が思っている以上に変わった人間なのかもしれない。むしろ、自分は彼のような華のある若者がオシャレなカフェで優雅にケーキを頬張っているところを見てみたい。きっととても画になるだろう。それに「可愛い」とも思う。だが年上の男にそんなことを言われたら、きっと軽蔑の目で見るに違いないだろう。ここは胸の奥にしまっておく方が良い)
うん……ここら辺は静かで気持ちがいいですね。普段はずっと周りが煩いので、たまにこういう所へ来るとすごく落ち着けますね……。
(車内アナウンスが流れ、彼の後に続いて電車を降りる。どうやらあまり人が多くない駅のようで、疎らになった駅を進むと解放感が身体を包む。改札を抜け外へ出ると、今度は夜風が身体に触れてくる。丁度いい風と静かな空気。それらを身体で存分に感じ、深く深呼吸をする。そして彼からの視線を感じると、彼の目を見て微笑みながら言う。なんてことの無いただの道を二人で歩いているだけなのに、何故か心が癒されていく感覚がある。まるで温泉に入った時のように疲労が癒えていく感覚に似ていた。自分は彼と一緒にいることで安らぎを感じているのだろうか)
77:
宮村 湊 [×]
2025-10-01 22:25:27
この駅って各駅停車の電車しか止まりませんし、乗り換える路線とかもないので、利用者が少ないんですよ。都会の喧騒から少し離れると落ち着きますよね。
(視線に気づいたのか、こちらを見つめ返す表情は穏やかで、張り詰めたものが解ける瞬間の柔らかさがあり、胸の奥でそっと安堵した。周りを見渡しても、会社帰りのサラリーマンや学校帰りの男子高校生がちらほらと点在して歩いているくらいだ。日々仕事に追われている彼にとっては、この駅の空気感すらも心地よいものなのかもしれない。やはり、今日は都会のオシャレなレストランよりもこちらを選んで正解だったかもしれない、と思いつつ道なりに少し歩いていくと、その食堂はすぐに姿を現した。古い木造家屋の一階を店舗にした小さな定食屋で、年季の入った暖簾が風に揺れている。白熱灯のあたたかな明かりが格子窓から漏れ、外の暗がりにぽうっと浮かんでいた。引き戸をがらりと開けると、どこか懐かしい匂いが鼻先をかすめる。煮物と焼き魚、味噌汁の湯気が入り混じった匂いだ。店内にはスーツ姿の先客がひとりだけ。奥では腰の曲がった年配の女性が黙々と仕込みをしており、顔を上げると柔らかな笑顔でこちらを迎えてくれた。テーブル席へ通されると、肩からバッグを外して脇に置き、座席の古びたクッションに体を預けながら少し年季の入った手書きのメニューを手に取った。黒々とした墨字の書体にどこか人の温もりが宿っていて、それだけで心がほどけていくようだ。ふと厨房の方を見やると、腰が曲がった店主が水を汲もうとしているのが目に入り、すぐに立ち上がって声をかけた。手際よくグラスを受け取り、二人分の水を注いで戻る。)
どれも美味しいんですよ!俺もどれにしようか迷っちゃうなあ……
(テーブルにコップを一つずつ置きながら、自然に笑みがこぼれる。以前は脂ののった鮭の塩焼き定食に舌鼓を打った。ふっくらと焼き上がった身に箸を入れた瞬間、湯気の奥から香ばしさが立ちのぼったのを今も覚えている。その前は旬の野菜の煮物を選び、じんわりと染み込んだ出汁の味に舌鼓を打った。今日は野菜炒めを頼んでみようか。そんなことを思いながら、目の前の相手をそっと窺う)
悠さんはどれにします?
78:
常葉 悠 [×]
2025-10-02 21:13:16
(暫く歩いていると目的の店が見えてきたようで、ほんの僅かだけ彼の後ろに下がる。全く初めての店なので一抹の不安があった。だが店内に入ると、想像よりも穏やかな空気に驚く。店はもっと混雑していると思っていたが、彼と自分の他に客は一名だけのようだ。ずいぶんと風情のある店だった。目に映るもの全てが物珍しく、視線を忙しなく移動させる。定食屋とは、こんなにも落ち着けるところなのか。自分が知っている世界とは全く違う世界に、興味がどんどん湧いてくる。仕込みをしていた年配の女性の反応と彼の行動から察するに、ここは彼にとって馴染み深い店なのだろう。確かに彼のような純朴な青年にぴったりな店だ。彼の後に続き、カバンを脇に置いて彼の向かい側に着席する)
おお……定食屋とは存外メニューが多いのですね。ううん……色々あって迷ってしまいますね。
(元来優柔不断なところがあるので、予想よりも豊富な品数にたじろいでしまう。腕を組んで虚空を睨みながら、どれを食べるべきかと頭の中で何度も自問自答する。こんなことで思考を働かせるのはどうかとも思ったが、折角彼と来たのだからじっくり悩んで決めたい。料理は美味しいか否かで決めるものだ。だが彼がどれも美味しいと言うので、優柔不断が発症してしまった。そうして悩むこと数分。いい加減彼も痺れを切らしてくるだろうからと、そろそろ決めろと自分を叱る。そして一つのメニューが目に止まった。唐揚げ定食だった。最近は健康を気にして、脂っこいものは控えていたが、せっかくの機会だから、久しぶりに食べても大丈夫だろう)
じゃあ私は、唐揚げ定食をいただきましょうかね。
79:
宮村 湊 [×]
2025-10-02 22:20:33
(彼が思案に沈んでいる間、メニューの端を指先でそっと撫でながら、その様子を横目で盗み見る。普段は決断力のある大人という印象だったのに、こうして「何を食べるか」で真剣に悩んでいる姿がどこか愛おしく映る。仕事の世界では即断即決を求められる立場の人間が、たかが夕食のことで数分も逡巡している──その小さなギャップに心惹かれている自分がいることに気づき、僅かに瞳を細める。ずっと眺めていたい、と思った矢先に彼がようやく決断を下したのを察し、名残惜しさを押し隠すように微笑みを整えた)
唐揚げですか、良いですね!それ、俺も結構前に頼んだんですけど、すごく美味しかったです。ここの唐揚げは衣がカリッとしていて、中はびっくりするくらいジューシーなんですよ。初めて来るなら絶対に外さないと思います!
(声に自然な弾みを乗せながら告げる。自分が通う場所で、彼が初めての一皿を選んでくれたことが、なぜだか妙に嬉しかった。まるで自分の小さな世界に彼を招き入れたような感覚が胸の奥を温める。距離が、ほんの少しだけ近づいたような錯覚さえした。ちょうど手が空いた様子の店主に片手を軽く上げて合図を送り、唐揚げ定食と野菜炒め定食をひとつずつ頼む。厨房から聞こえてくる油のはぜる音やまな板の軽やかな音に耳を澄ませながら、使い込まれたお品書きを丁寧に端へ寄せた。自分の知っている温かい世界を、いま彼と少しだけ共有できている──そんな実感が、ひどく心地よかった)
悠さん、普段は定食屋さんとかはあまり行かないんですか?
80:
常葉 悠 [×]
2025-10-03 23:05:23
それはいい注文をしましたね。とても楽しみです
(声を弾ませて説明してくれる彼に自然と笑顔が浮かび上がる。同時に空腹も意識した。健康面を考えて肉類はあまり食べないようにしていたが、今日は朝からろくに食事を取っていないため、小さく腹が鳴った気がした。最近は一日一食で、しかもカップ麺を啜る生活が続いていた。何が健康面を考えてだ──なんて思われそうだが、仕事を終えて帰宅すると途端に身体が脱力し、カップ麺に熱湯を注ぐことすらも重労働のように感じてしまうのだ。それに元々小心者なので、仕事がある日はあまり食欲が湧かない。高級なマンションに住んでいても、どんなに良いブランドのオーダーメイドスーツを着ていても、自分の内面は所詮そんなものだ)
そうですね。外食に行くことはあっても、こういったお店にはほとんど行ったことがありません。それに食欲も忘れて仕事をしてしまいますから、あまり食事にもこだわることもないですね。
(厨房から聞こえてくる調理の音や、それに伴って漂ってくる香りに体をリラックスさせながら、彼の質問に答える。あくまでも仕事熱心で食事を疎かにしているので定食屋には行かないという設定で話す。彼には悪いが、自分がどういう立場の人間なのかは気付かれたくない。だが彼とは腹を割って話せる友人になりたい。この二つの願望を叶えるために、あえて嘘の理由を告げる。ポジティブな内容に変換したのは、後ろめたさを緩和するためだった)
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