TOP >
1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
181:
宮村 湊 [×]
2025-12-31 19:23:55
風邪に限らず困った時はいつでも呼んでくださいよ。俺、大体のことは出来ますから。悠さんの力になれるならなんでも……………なんて、そんな口実で会える日が増えたら嬉しいなって下心でもあるんですけど。
(真面目で責任感の強い彼が多少の体調不良で仕事を放棄している姿は想像できず、なんだか納得してしまった。無論、仕事より彼の方が大事な自分としては休んで欲しい限りではあるのだが、休んで欲しいと言って休む彼でも無いだろう。少しでも彼の力になれればと紡いだ言葉は、ただの友人という関係性の割には少し図々しかっただろうか。照れるように眉を下げて笑いながら人差し指で軽く頬を掻いていると、いつものことながら彼と共に過ごす時間は、その瞬間だけ時の流れが倍速になっているのかと思うほどにあっという間で、いつの間にか目的地の駅に到着していたため、座席から立ち上がり電車から降りてゆっくりと二人並んで改札へと向かっていく。心のうちに残る、多幸感と寂しさが綯い交ぜになったような妙な感覚を覚えながら改札を抜けると、改めて相手の方へと向き直り軽く頭を下げて礼をした)
悠さん、今日は一日付き合っていただいてありがとうございました。本当に、…本当に楽しかったです。次の約束を楽しみにしていますから。どうか体には気をつけてくださいね。
182:
常葉 悠 [×]
2026-01-03 20:52:40
あははっ、考えることは同じですね。私も同じことを考えましたよ。
(会える口実が欲しい──自分も何度も同じことを考えた。彼と考えていることが同じであることに加えて、自分の力になれることなら何でもと彼は言った。そこまで自分のことを思ってくれている。些か下卑た発想だが、彼の思考に自分が占めている面積が小さくなさそうだということが垣間見え、それが嬉しかった。だからこそ電車が目的の駅に着き、改札を出たところで急に寂しさを感じてしまったのだ。こちらへお礼を言う彼を見ていて充実感よりも寂しさが先行したところから、自分の頭の中は彼でいっぱいになっていることが分かる)
ええ……楽しかったですね。湊くんも身体に気を付けてくださいね。じゃあ13日に、また。
(頭に中は彼でいっぱいだから、帰りの挨拶をして彼に一礼を返すとすぐに帰路へ着く。別れを惜しんで雑談に興じたい気持ちもあったが、それをすると彼との別れが苦痛に変わってしまう。だから痛みが浅い内に、逃げるように帰路へ着く。歩みを止めることなく、どんどんと。そうして自宅へ帰った途端に別れ際の態度が彼に不愉快な思いはさせなかっただろうかと不安になり、慌ててスマホで弁解のメッセージを送る。こんな具合だから、自分に外出のプランを滞りなく立てられるだろうかと不安を抱いたが、そのような不安は日々の仕事に忙殺されていく中ですっかり消えてしまった。というのも、そんなつまらない不安を抱いている暇がない。仕事の傍らでプランを考えているので、余計な雑念が入る余地がないのだ。そんな日々を過ごしていると、気が付いたら約束の13日の朝。幸い、プランは立てられた。後は実行するのみ。戦へ向かう武士のような気持ちで身支度をすると、自宅を出て待ち合わせの駅へ向かう)
(/あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします!)
183:
宮村 湊 [×]
2026-01-04 18:24:54
あ、……はい、また!
(急ぎ足でその場を去っていく彼の後ろ姿に手を振り、その姿が見えなくなるまで見送ると、小さく息を吐いて逆の方向へと歩き出す。もう少し話していたかった気持ちはあるものの、多忙を極めている彼のことを思えば、少しでも早く帰って体を休めたかったのだろうと納得し、自室に帰り着くとスマートフォンを取り出した。収穫は無かったと相変わらず嘘の報告を繰り返したが、それもいよいよ限界が近いのか激しく叱責する声がスマートフォンのスピーカーから聞こえて、思わず瞳が暗く沈む。次の報告がまた内容の無いものであるようであれば、この任務から自分を外した上で罰を与えると宣言する声に瞳を細め、上辺だけの謝罪の言葉を口にした後、小さく息を吐き電話を切った。いつまでも隠し通せるわけでは無いことは理解していた。これ以上隠そうとすれば自分がこの任務から外され、別の人間が彼の弱点を探りに入ることになるだろう。自分が罰を与えられることなどは些細な問題だが、そうなれば、真に彼に打撃を与えるような情報すらも漏洩してしまう可能性がある。───情報を取捨選択して、なるべく彼を傷つけない情報を小分けにして出していくしかない。苦しさに思わず表情を歪め自らの胸元を軽く抑えた。このような形でしか愛せない自分の歪さが目につくようで、嫌になる。そんな思考回路から逃れるように、翌月の約束までの間はマカロン作りに没頭した。来る日も来る日も研究を重ねて、漸く満足の行くものを焼き上げられたのは、デートの前日だった。丁寧にラッピングを施して約束の場所へと向かう頃には、大変良い仕上がりのマカロンを手にしていることも手伝ってか暗い気持ちは消え、久々に会えると言う高揚感に満ちた面持ちで到着した約束の場所で先に待つ彼の姿を見つけ、大きく手を振り)
悠さん!こんにちは。お待たせしましたか?
(/明けましておめでとうございます!昨年は大変お世話になりました。日々やり取りを楽しませて頂いていて感謝が募るばかりです!今年もどうぞよろしくお願いいたします!)
184:
常葉 悠 [×]
2026-01-06 07:55:04
あ、湊くん。おはようございます。今来たところですので、お気になさらず。じゃあ行きましょうか。
(事前に指定した時刻の15分程度前に着くつもりが、今日に限って人混みや信号によく引っ掛かったりなどして、10分前になってしまった。たった5分の遅れだとしても、自分にとっては一大事だ。今日は彼をエスコートしなければならない大事な日だ。先に着いて彼を待っていた方が印象も良い。その初動がこんなことで狂う可能性が出てきて、内心穏やかならざるところがあったが、すぐに冷静さを取り戻す。しかし足取りは自然と素早くなる。駅に着いた頃には少しばかり息が切れていた程だった。幸い、駅には彼の姿は見えなかった。これ幸いと駅の壁に寄りかかって、息を整えている時だった。彼の声がし、顔をあげるとこちらへ向かって手を振る彼の姿を認めた。危ない。ギリギリのところだったと安堵しながら、すぐに平静を装って彼に近付き、受け答えをする。今来たところというのは待ち合わせの時の常套句だが、今は本当にそうなのだから気兼ねなく言うことができる)
……今日は私の好きな場所を案内すると約束しました。しかし、実の所、私の好きな場所はあまり多くないのです。退屈かもしれませんがお付き合いいただければ幸いです。
(最初の目的地へは徒歩で行ける範囲なので、歩きながら彼に断りを入れておく。結局自分の本当に好きな場所は片手で数えられるくらいしかないことが分かった。まだ午前中なので、夕方まで持つかどうか。だが彼は言った。自分が好きな景色を隣で見たいと。その告白とも解釈できる言葉は自分の頭の中に残り続け、日々繰り返し再生される。彼の言葉を信じて、本当の自分を知って貰えるようなプランができたと自己評価している。駅から10分程歩くと、目的の建物が見えてきた。建物が視界に入り、暫く進むと彼の方へ視線を遣りながら口を開く)
あのビルの地下1階。そこに私がダーツと同じくらい熱中しているビリヤードができる場所があります。……ビリヤード、興味ありますか?
185:
宮村 湊 [×]
2026-01-06 22:38:32
(穏やかでスマートな笑顔を浮かべた彼がまさかそんな葛藤をしていたとは露とも思わず、安堵したようにひとつ小さく息を吐いてから隣に並び立つ。どこに行くかは当日のお楽しみだったので、一緒に行く場所がアクティブな場所でもフォーマルな場所でも浮かないように、1週間前から必死になって今日のコーディネートを組み立てていたのもまた彼には秘密である)
退屈なんてことは無いですよ!ビリヤード、実は俺、やったことが無くって……。でも悠さんとやってみたいです!教えて貰えますか?
(彼の好きな場所に行くと言うのに、退屈だなどと思うはずが無い。緩く首を横に振りつつ歩いて到着した先はビリヤードが出来る店らしい。以前彼と話をした際にも、たしかに彼は趣味のひとつとしてビリヤードを上げていたし、それをよく覚えている。いつもの自分であれば、標的と話を合わせるために、やったことの無い趣味が出て来たら、しっかりと勉強をした上でいつ誘われても良いようにしていたものだが───かつてダーツの初心者だと偽った時とは異なり、今回は"敢えて"、本当に何もしていない。彼の好きなものを、彼から共有してもらうという経験をしてみたかったのだ。それが如何に不格好になってしまったとしても、彼ならばそんな素の自分も含めて、きっと受け入れてくれる。そんな甘えのような考えが何処かにあるのを感じつつ、思わず緩んでしまっている頬を自覚しながら首を傾げて相手を見つめ)
186:
常葉 悠 [×]
2026-01-08 22:28:11
良かった。じゃあ教えながら遊びましょうか。
(目的のビリヤード場は界隈では初心者が集まりやすい和やかな雰囲気の施設だ。何となく予約をしてから気付いたが、彼がビリヤード初心者だという確信がその時点ではなかった。フットワークが軽く、活発な彼がビリヤードを経験していることは十分に考えられる可能性だったが、どうも自分はその可能性を無視してしまった。だから彼がやったことがないと言った刹那、自分でも分かるくらいに表情が明るくなる。良かった。もしも上級の腕前を持っていたのならば、きっと退屈に思えてしまう程に緩い施設だ。ビルに入り、エレベーターに乗り、地下一階へと降りる。降りた先の受付で名前を告げ、ビリヤードの台が並ぶ部屋へと通される。平日の昼間ということもあり、客は自分たち以外にはいなかった)
では、早速。ビリヤードはいくつか遊び方がありますが、今回はナインボールにしましょう。手球を使って、1~9の数字が書かれたボールを順番に落としていって、最後に9番のボールを落とした方が勝ちです。テーブルの上に残っている最小番号以外を落としてしまったらファウルになります。それから──
(ビリヤードの台に1~9番のボールを菱形に並べながら説明をする。大雑把だが初めから全て教えても飲み込みが大変だろうから、最低限のことを教えていく。ゲームの説明が終わると今度は打ち方の説明をする。ダーツの時と同様に立ち方から始まって、キューの持ち方や初心者におすすめの構え方と打ち方を要点だけを掻い摘んで説明する。詳しいことはやりながら教えていけばいい。一通りの説明を終えると、彼にキューを差し出す)
習うより慣れろということで、ゲームスタートです。先攻は湊くんにお譲りするので、ブレイクショットをしてみましょう。一番最初のショットですから、必ず1番のボールに当ててください。さあ、やってみて。
187:
宮村 湊 [×]
2026-01-09 18:01:25
なるほど……ちょっとやってみますね。
(初めて訪れたビリヤード場で相手の説明を真剣に聞きつつキューを手に取る。今まで人前で何かをする時、「初心者を装う」ことはあっても、本当に初心者の状態だったことが無いので、緊張で僅かに体が強ばった。まずは説明を受けた通りにキューを持ち、基本姿勢を取る。左手を台に置き、見よう見まねで指を広げるが、指の形が定まらず、キューがぐらぐらとしてしまった。真っ直ぐに手球を狙っているつもりなのに、キューの先端はふわふわと左右に動いてしまい、なかなか狙いが定まらない。照準を定めるのに難儀した後、漸く軽くキューを押してみると、手球のやや右側に当たり、手球は左へと逸れるように台上を転がっていく。結局、手球は1番の的球にかすりもしないまま跳ね返って別の球に当たってしまった)
……難しいですね……狙いが全然定まらないです……
(真剣な表情から、やや緊張が溶けたような表情へと変化し、照れたように笑みを零れる。さすがにもう一度最初からやり直させてもらおうと、元々あった通りに的球を並べ直すと、相手の方をちらりと見て緩く首を傾げ)
……フォーム、合ってます?どこを直したら良くなりますか?
188:
常葉 悠 [×]
2026-01-11 19:24:16
悪くないですが……そうですね。強いて言うなら、もっと足を開いて、指でしっかりとキューを押さえた方がいいですね。こんなふうに。
(手球が狙いを外れていくのを見届けたあと、思わず笑いそうになるのを堪えて、代わりに大げさじゃない程度に頷く。失敗そのものが可笑しいのではなく、真剣にやってくれてるのが嬉しいのだ。照れた笑みを向けられて、こっちの胸の方が少しだけ熱くなる。台の端にキューを立てかけたまま、彼の横へ回り込み、視線を落として手元と姿勢を確認する。指の形が迷子になっているのが原因で、キュー先が泳いでる。彼の背後に回ると、後ろから手を伸ばして彼の手に触れる。彼の手を動かし、親指と人差し指で軽く輪を作り、そこにキューが通る“溝”をつくってみる)
親指をここに添えて……そう、輪っかを作る感じですね。キューが通る道を一本にする、みたいな。それと狙いが定まらない時って、目と肩がちょっとだけズレてることが多いです。キューの延長線上に鼻先が乗る感じで、顔を少しだけ落としてみて。
(手の形を作ると、そのままの体勢で視線の説明をする。目線と肩の動きを指摘し終わると、不意に我に返る。自分があんりにも彼に近過ぎることに気付く。手を触れたばかりか、こんな至近距離でまるで密着するかのような体勢になっていた。そのことに気付くとそして慌てて彼から離れ、気まずさを誤魔化すように口を開く)
さ、さあ、もう一度やってみてください。
189:
宮村 湊 [×]
2026-01-12 15:59:46
なるほど………
(相手の指摘を受けて真剣な表情でフォームの改善に努める。さすがに慣れているだけある上に、やはり彼の教え方は理解がしやすい。手本通りに親指と人差し指で輪を作り、肩の位置を調整している時、彼の体温が密着するほど近くにあることに気づき、呼吸が止まった。鼓動がいやに早くなっていくのを感じる。彼はフォームの指導をしようとしているだけで、その気がある訳では無いことなど頭では理解しているはずなのに、今までに無かった距離感に緊張でやや体が強ばった。指導を終えた瞬間、彼もその距離感の近さに気付いたのか、背後から離れていくのを感じ、僅かに気まずさが残るままこくりと小さく頷き、新しく整え直したフォームで手球を弾いた。しっかりと整えられたフォームから放たれた球は先程とは違い目標通り真っ直ぐに転がっていき、真正面から1番の球へと当たって後ろの菱形の球たちを方々へと散らしていく。その球の軌跡を見た瞬間、緊張も気まずさも全てが吹き飛んで湧き上がるような興奮と共に相手の方を振り返ると、散り散りになったボードの上を指さしながら笑顔を浮かべて)
悠さん、見てください!上手く当たりました!全然ポケットはされませんでしたけど……。
190:
常葉 悠 [×]
2026-01-12 22:42:46
おおっ!湊くん、上手ですよ! ははは、私が始めた時よりずっと上手い。こんなに教科書のような綺麗な分散は見たことがないです。ポケットに入らなくても十分凄い!
(自分は何をやっているのだろう──彼から離れてすぐはその事で頭がいっぱいだった。互いの体温が感じられる程の距離で彼も動揺していたではないか。些かテンションがおかしな方向に行っているのではないか。頭の中で早くも一人反省会を繰り広げていると、球の軽いという音で我に返る。顔を上げると、ボードの上で球が散り散りになっているところだった。惜しくもボールはポケットしなかったが、ボールはいい感じに散り散りになっており、ビリヤードのお手本とも言える位に綺麗に分散していた。思わず声を上げると、彼の肩に手を置いて興奮を口にする。彼の笑顔を見る度に自分の胸の中に多幸感が広がる。ああ、この感覚だ──彼と一緒にいると味わうことのできる、この感情がたまらなく好きだった)
さて、次は私の番ですね。
(キューを片手にボードへ向かい、彼に教えたのとは少し違うフォームでキューを構える。ダーツ同様に長年やってきたので、変な癖がついてしまったが、勝率は高い。彼のおかげで随分と落としやすくなった。彼には悪いが、ここは手加減をなるべくせずにやろう。彼も露骨に手加減されると気分が萎えてしまうかもしれない。あくまでも真剣勝負でいきたい。ダーツバーで出会ったあの日、彼と真剣勝負をした時のように。ここで経験者さながらのプレイが出来れば、彼にいい所を見せられる。そんな下心を胸に、手球を弾く。1番のボール目掛けて向かった手球はそのまま1番のボールを弾く──かと思ったが、そのギリギリを掠めただけで、そのままポケットへ落ちてしまった。スクラッチ。今となっては滅多にしないファウルを、まさかこんな所でしてしまうとは。顔が熱い。全身の熱が顔面に集中しているかのようだ。手球を回収すると、彼へ手渡し目を逸らしながら言う)
これがスクラッチというファウルです。この場合は相手の番になり、相手は好きなところに手球を置いてプレーを再開できます。先程の綺麗なブレイクショットを打った君へのご褒美です。決してミスでは無いですよ。マジで。
191:
宮村 湊 [×]
2026-01-14 07:45:20
へへ、悠さんがフォームを整えてくれたので、俺はそのまま突いただけですよ。
(ボードへと視線を移した彼の表情が一気に明るさを取り戻すのを見て釣られるように頬が緩む。ダーツの時もそうだが、相手のプレイを見て心底嬉しそうに笑う彼の笑顔があまりに純粋で真っ直ぐで、それを見る度に心の奥底の方から愛しさが込み上げてくるのを感じる。ひとりであそこまで綺麗に打てる気はしなかったが、褒められ照れくさくも嬉しそうな表情を隠せぬまま相手を見ていると、先程自分がしたのとは違う体勢を取る彼を見て瞳を瞬かせた。彼が編み出した彼の打ちやすいフォームなのだろうが、肩の力は抜けて素人目にも上級者であることがよくわかる。感嘆の息を零しつつその一挙一動を見守っていると、突かれた手球が惜しくも的球をかすりポケットへと落ちていく様子にぱちぱちと瞬きを繰り返した。確か、これはダメなんだっけ、と先程教えてもらったルールを頭の中に思い浮かべていると、恥ずかしそうな、彼らしからぬ少し子供っぽい言い訳が耳に飛び込んできて、そちらへと視線を移して思わず破顔した。彼の純粋さはいつでも自分を惹きつけて離さない。少し意地になったような姿でさえ愛らしく映ってしまうのだから仕方がない。)
あははっ!そうですね、ご褒美、ありがとうございます。じゃあ、えっと…この辺かな。
(受け取った手球を1番の斜め右下に起き、再び教えて貰ったフォームを取ると、キューで手球のやや右寄りを突く。左側へと僅かに逸れながら転がる球は1番の球へ当たり、1番の球が更に奥の球へとぶつかり、ボード上に様々な球が勢いよく散った。1番の球が数回反射してポケットへと落ち、4番の球と5番の球も偶然ながらポケットへ。その様子を見届けて興奮するように瞳を輝かせつつ確認するように首を傾げた)
悠さん!3つもボールが落ちました!狙ってたわけじゃないんですけど……あれ、これって良いんでしたっけ?
192:
常葉 悠 [×]
2026-01-16 23:32:32
(ボールが散って、乾いた音が何度も響く。最後にころん、と小さく転がり、1番がポケットへ消えて、続けざまに4番と5番まで落ちた。思わず息を止めて見てしまってから、遅れて笑いがこぼれる。彼は、やはり飲み込みがとても早い。台の縁に手を置いて身を乗り出し、落ちたポケットを確認してから、彼の方を見る。驚きと嬉しさが半々のまま、眉が上がったまま戻らない)
ええ、手球が最小番号に当たりさえすれば、どの番号の球が落ちても問題ありません。それにしても、飲み込みが早い。嫉妬してしまう程に。君は、やはり器用で優秀なんですね
(彼からの質問に大きく頷きながら、賛辞の言葉を贈る。だが経験者として些かの嫉妬を覚えたのも事実。だからといって彼への賛辞には皮肉や嫌味などはこれっぽっちも含まれていない。純粋な賛辞だが、自分の中の子供心が顔を出す。少しくすぐってあげよう──普段なら彼以外に絶対にこんなことを思う訳ない。彼といる時だからこそ、自分は子供だった頃の純粋な遊び心を取り戻せるのだ。そんな純粋な子供心が口を開かせる)
さあ、球が落ちたならまだ君の番です。次は2番に当てなければなりませんが……随分と壁際にあります。手球からの距離も少し遠い。ふふ……難しい位置ですが、頑張って当てなければなりませんよ。
193:
宮村 湊 [×]
2026-01-17 16:57:17
悠さんが教えるのが上手なんですよ。でも、ありがとうございます。
(相手の賛辞の様子から推察するに、なかなか良い当たり方をしたらしい。素直に喜ぶように表情を綻ばせながら相手を見詰めていると、相手の表情の中に僅かばかり嫉妬の色が滲んでいるのを見付けて小さく瞳を見開く。それを裏打ちするかのように、次に彼の口から零れた言葉にはどこか挑戦的な色が滲んでいて思わず口の端が上がった。彼が時折見せる無垢な子供のような表情───しがらみから解放されて、純粋な素を晒してくれているかのようなそんな表情を見るのがいつの間にか楽しみになっている自分がいた。挑戦を受けるように僅かばかり顎を引いて微笑むと再びボード上に視線を落とす。彼の言うとおり2番は壁際近くでストップしていた。ここから狙おうとすれば2番に的球を当てて、壁に2度反射させた上で的球の密集している箇所を狙うしか無さそうだ。角度を目視で測るように計算しながら、的球を打つ角度を決定する。フォームをしっかりと作ると、その角度のまま真っ直ぐに的球を打ち出した。的球はほぼ計算通りに2番の球へぶつかり、押し出されるような形で2番の球が壁に2度跳ね返る。ここまではほぼ計算通り───しかし、読みは僅かにずれて、次の球のすれすれを通過していってしまう。もう少し鋭角に打たなければならなかったか───そんな反省をしていた時、耳にからんという音が飛び込んできた。思わずそちらへと視線を移すと、先程的球を打ち出して緩やかに転がっていた手球がポケットに落ちた音だった)
……あ。
(思わずと言った風に声が零れる。先ほど教えて貰ったが、これはファウルだ。軽く肩を竦めて相手の方を振り返ると手球を相手に手渡し)
ファウル、でしたよね。次は悠さんのターンですね。
194:
常葉 悠 [×]
2026-01-21 20:21:25
(ころん、と落ちた白球の音が、妙に小さくてくっきり耳に残る。やはり彼には少し難しかったかもしれない。彼の「あ」があまりに素直で、思わず笑ってしまいそうになるのを唇の内側で噛み殺す。しかし、手渡された手球を受け取る指先が触れた瞬間、結局その笑みは隠しきれなかった)
惜しかったですね。しかし、君のことだからもう一度同じ局面になったら、きっと成功するでしょう。
(そう言って手球を受け取ると、2番の球の後ろに手球を置く。彼のおかげで、随分とやりやすくなった。ここからならば、2番の丁度対角線上にある3番の球も狙える。欲張れば、他の球も狙えるだろうが、ここは堅実に行くべきだ。キューを構え、先程彼に指導した通りのフォームを構える。大げさに上級者ぶらない。彼が追いかけやすいように、丁寧な動作で構える。狙いを定めるとキューを押し出す。その刹那、些か力を込めてしまった。やや強めの力で押し出されたキューは勢いよく手球を弾く。しまった、こういう時は大抵上手くいかない──そう思ったが、手球は2番の球に当たり、2番はそのまま3番の球もろともポケットへ落ちる。だが勢いづいた手球はポケットへ落ちる寸前で壁に当たり、反射する。反射した手球がすぐ傍にあった6番の球を弾き、6番の球は7番の球に当たり、7番はポケットへ落ちる。ようやく手球は勢いを失い、静止する。図らずも三つも球を落としてしまった。しかも手球が盤面に残っているため、続いて自分の番だ。これは勝てるかもしれない──そんな希望が見えてくると、僅かに頬が緩む。今彼の方を振り返れば、きっと自分のニヤけた表情を晒してしまうことになると思い、敢えて彼の方を振り向いたりしない。そのままキューを構え、狙いを定めて手球を弾く。手球は6番の球を弾き、9番の球に当たる。勢いよくボードを走る6番は8番を道連れにポケットへ落ちる。残りは9番──これが落ちれば自分の勝ちだ。そう思った矢先、9番は徐々に走るのを止め、ボードの中心部で止まってしまった。落胆したのも束の間、からんという嫌な音が耳に入り、ポケットを覗くと6番と8番の球と共に手球も落ちているではないか。勝利は目前だというのに、ファウル。全身の緊張が解け、思わず溜息を吐いてしまう)
……上手くいかないですね。一人だとファウルなんて滅多にないんですが、君と一緒だと緊張してしまうみたいです。さて、この一球で勝つか負けるかの分かれ道ですよ。
195:
宮村 湊 [×]
2026-01-22 21:48:02
さすがですね、悠さん。番が戻ってこないまま終わっちゃうかと思いました。
(相手のプレイはさすがの一言に尽きた。慣れた手つきで構えて球を打ち進めていくその姿は何処か大人の色気のようなものを纏っていて、勝負も忘れて見蕩れてしまったくらいだ。気付けばボード上の展開は大きく進んでおり、唯一最後の9番の球を残すのみとなっていた。障害も無く、手球も好きな位置に置けるというまさに絶好のチャンス。今までの自分ならば彼の顔を立てるために敢えて外したり、単純ミスを働いて抜けているところを見せて油断させたり、───と様々な策略を巡らせていたのだろうが、今日は一切そのようなことをしようと言う気は起こらなかった。彼との一対一の真剣勝負。それがあまりに楽しくて仕方が無かったのだ。キューを握り締めて手球を置く位置を真面目な表情で慎重に見極める。ポケットと9番の手球とが一直線になる線の先に手玉をそっと置くと、再びフォームを構えて深呼吸を繰り返す。元来の自分が持っている"負けず嫌い"の気性が顔を覗かせていた。集中を高めるように細く長く息を吐き出すと、慎重にキューの先端で手球を突く。突かれた手球は狙い通り真っ直ぐにボード上を転がり、9番の球にぶつかる。押し出されるような形になった9番はそのままポケットへ向かって一直線に転がり、ころんという音を立ててポケットへと落下した。)
……!落ちました!悠さん!!
(その瞬間、張り詰めていた表情が一気に弛緩して、飾り気のない満面の笑みを背後でプレーを見守る彼へと向けた。たまたま彼のミスによって生まれたラッキーではあったものの、最後の一球をミスなく沈められた嬉しさは計り知れない。その勢いのままキューを脇に挟むと相手にハイタッチを求めるように両手を軽く掲げて)
196:
常葉 悠 [×]
2026-01-26 23:47:37
(ころん、と9番が落ちた音がして、次の瞬間には彼の声が弾けた。振り返った顔は、張り詰めていたものが一気にほどけて、子どもみたいにまっすぐで。胸の奥が、ひどく柔らかくなる。負けた悔しさより先に、嬉しさが来てしまうのが自分でも分かって、少しだけ笑ってしまった)
……やられましたね
(言葉だけは悔しがってみせるのに、表情は隠しきれない。掲げられた両手に、迷いなく自分の手を合わせる。ぱちん、と乾いた音がして、手のひらがじんと熱い。彼の笑顔の熱く眩しいこと。その笑顔に照らされていると、これまでの人生の中で蓄積した毒素が抜けていくように身体が軽くなる気がした。この若者の笑顔をもっと見ていたくなるような中毒性がある)
ふふ……しかし次のゲームは私も負けませんよ。湊くん
(そうしてビリヤードを再開する。今度は差を付けて勝つこともあれば、大事な局面で下手を打って負けることもあった。それでも時間を掛けて何度もプレーしていく中で着実に彼は上手くなり、それに呼応するかのように自分のプレーにも無駄がなくなっていった。そうして何度も勝負を続け、最終的な戦績が分からなくなった時、ふと気が付くと既に昼時を過ぎようとしていたところだった。プレーが落ち着いた所で、キューを置いて彼の方へ視線を遣る)
そろそろお腹空きませんか。近くに良い喫茶店があります。ナそこで少し遅めですが、お昼にしましょうか。
197:
宮村 湊 [×]
2026-01-30 07:40:08
……あれ、もうこんな時間……。随分熱中しちゃいましたね。
(ビリヤードに、と言うよりは相手との勝負についついのめり込んでいるうちに、室内の壁に掛かっていた時計は気づけば正午をとっくに過ぎていて、今までは全く感じていなかった空腹感が急に襲ってきた様子で片手で軽く腹部を摩る。初めてプレイするビリヤードをまさかここまで楽しめるとは思っておらず、それもひとえに眼前にいる彼とだからだろうという直感から生まれる幸福感に瞳を細めつつ自らもキューを置くと、名残惜しくはあるものの今日の勝負はここまでにして彼のおすすめする喫茶店へと移動をすることにした)
いやあ、楽しかったですね、ビリヤード。またやりたいなあ……俺も悠さんくらいさらっと打てたらかっこいいんだけどな。
(変に力まず、コンスタントに鋭いショットを繰り出す彼の姿を脳内で想起しつつ、依然として初心者感のある自分のフォームを思い出しては苦笑を浮かべる。ビリヤードを嗜む彼の姿はいつも以上に大人びていて色気に満ちていた。邪な目で見てはいけないと自制こそしていたものの、思い出しただけで若干鼓動が早くなってしまうのを感じつつ、それを隠すように微笑みを浮かべ相手の横顔を見つめて)
喫茶店、行きつけなんですか?オススメのメニューとかってあります?
198:
常葉 悠 [×]
2026-01-31 13:51:20
ええ。休日はよく行きますよ。おすすめは、どれも美味しいですが……そうですね、ナポリタンが絶品ですね。溶き卵の上にナポリタンが乗ってるんですが、程よく甘みもあって美味しいんですよ
(彼の疑問に答えながら店員に礼を言って店を出る。会計は事前に払っておいたので迷うことなく外へ出る。店を後にすると、喫茶店の方向に向かって歩きながら、思い出したように言葉を続ける)
そうそう。それから、スイーツも美味しい喫茶店なんですよ。私はどちらかと言うとそちら目当てで行きます。スイーツは……定番のショートケーキが美味しいですが、私はモンブランが一番だと思いますね。好きなんですよ、堪らなく。
(普段ならば聞かれてもいないのにスイーツのおすすめを喋るのはどうかと思って言うか言わないかで無言になっただろう。しかし今は彼に色々なことを知って欲しいと思い、言葉を続ける。自分の好きなことも、苦手なことも知って欲しい。その上で今夜──想いを聞いて欲しい。数時間後に訪れる"その時"を想像するだけで身体が震えそうだった。だが深く考えると良くない。考え過ぎは身体に毒だ。頭の中からその光景を想像する行為を消して、歩くことに専念する。やがて5分程度歩くと目的の喫茶店に着いた。迷うことなく店内に入ると、手近なテーブル席に座る。店内を窺うと、珍しいことにあまり人は居なかった。最近この近くにできたチェーン店のカフェのせいだろうか。彼を待たせることがないので人数が少ないことは喜ばしいが、常連としては寂しい気持ちの方が大きい。メニュー表を開くと彼の方に差し出す)
何にしますか。私はもう決めてあるので、ゆっくり選んでくださいね。
199:
宮村 湊 [×]
2026-02-01 17:12:54
ナポリタン……良いですね。最近めっきり食べてなかったので、悠さんのオススメなら食べてみたいなあ。
(彼の言葉を聞いているうちに空腹感はますます増してきて、彼の勧める料理であれば間違いは無いだろうと確信めいた直感があり、喫茶店に辿り着く前から密かにナポリタンをオーダーすることを心に決めていると、更に続く言葉に思わず口元に笑みを引きつつ相手の横顔へと視線を移す。スイーツの話をする彼の表情は非常に生き生きとしていて、それを見ているのが好きだ。モンブランに対して掛けられる言葉を聞きながら、その言葉がそっくりそのまま自分に向けば良いのに、なんて考えてしまう自分がいて、その強欲さに驚いてしまう。モンブランに嫉妬するなんて。内心苦笑を零しつつ相手に続いて喫茶店に入店すると、着席しつつメニュー表を受け取り視線を落とした。喫茶店としても売り出そうとしているのか、先程彼の話していたナポリタンは1ページ目に写真とともに大きく掲載されている。それから数ページめくるとスイーツのページへと辿り着き、ショートケーキの写真もモンブランの写真も、確かにどちらも魅力的に映って少しばかり悩んでしまった。数分ほどしっかりと時間を使って悩んだ挙句、やはり彼と"好き"を共有したいという気持ちが強く、モンブランを選ぶことにしてメニュー表を閉じて)
それじゃあ、おすすめして頂いたナポリタンとモンブラン、それからアイスティーにしようと思います。悠さんが好きだって言うものを、俺も食べてみたいなって。
【お勧め】
・初心者さん向けトピック
[0]セイチャットTOP
[1]1対1のなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle