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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
186:
常葉 悠 [×]
2026-01-08 22:28:11
良かった。じゃあ教えながら遊びましょうか。
(目的のビリヤード場は界隈では初心者が集まりやすい和やかな雰囲気の施設だ。何となく予約をしてから気付いたが、彼がビリヤード初心者だという確信がその時点ではなかった。フットワークが軽く、活発な彼がビリヤードを経験していることは十分に考えられる可能性だったが、どうも自分はその可能性を無視してしまった。だから彼がやったことがないと言った刹那、自分でも分かるくらいに表情が明るくなる。良かった。もしも上級の腕前を持っていたのならば、きっと退屈に思えてしまう程に緩い施設だ。ビルに入り、エレベーターに乗り、地下一階へと降りる。降りた先の受付で名前を告げ、ビリヤードの台が並ぶ部屋へと通される。平日の昼間ということもあり、客は自分たち以外にはいなかった)
では、早速。ビリヤードはいくつか遊び方がありますが、今回はナインボールにしましょう。手球を使って、1~9の数字が書かれたボールを順番に落としていって、最後に9番のボールを落とした方が勝ちです。テーブルの上に残っている最小番号以外を落としてしまったらファウルになります。それから──
(ビリヤードの台に1~9番のボールを菱形に並べながら説明をする。大雑把だが初めから全て教えても飲み込みが大変だろうから、最低限のことを教えていく。ゲームの説明が終わると今度は打ち方の説明をする。ダーツの時と同様に立ち方から始まって、キューの持ち方や初心者におすすめの構え方と打ち方を要点だけを掻い摘んで説明する。詳しいことはやりながら教えていけばいい。一通りの説明を終えると、彼にキューを差し出す)
習うより慣れろということで、ゲームスタートです。先攻は湊くんにお譲りするので、ブレイクショットをしてみましょう。一番最初のショットですから、必ず1番のボールに当ててください。さあ、やってみて。
187:
宮村 湊 [×]
2026-01-09 18:01:25
なるほど……ちょっとやってみますね。
(初めて訪れたビリヤード場で相手の説明を真剣に聞きつつキューを手に取る。今まで人前で何かをする時、「初心者を装う」ことはあっても、本当に初心者の状態だったことが無いので、緊張で僅かに体が強ばった。まずは説明を受けた通りにキューを持ち、基本姿勢を取る。左手を台に置き、見よう見まねで指を広げるが、指の形が定まらず、キューがぐらぐらとしてしまった。真っ直ぐに手球を狙っているつもりなのに、キューの先端はふわふわと左右に動いてしまい、なかなか狙いが定まらない。照準を定めるのに難儀した後、漸く軽くキューを押してみると、手球のやや右側に当たり、手球は左へと逸れるように台上を転がっていく。結局、手球は1番の的球にかすりもしないまま跳ね返って別の球に当たってしまった)
……難しいですね……狙いが全然定まらないです……
(真剣な表情から、やや緊張が溶けたような表情へと変化し、照れたように笑みを零れる。さすがにもう一度最初からやり直させてもらおうと、元々あった通りに的球を並べ直すと、相手の方をちらりと見て緩く首を傾げ)
……フォーム、合ってます?どこを直したら良くなりますか?
188:
常葉 悠 [×]
2026-01-11 19:24:16
悪くないですが……そうですね。強いて言うなら、もっと足を開いて、指でしっかりとキューを押さえた方がいいですね。こんなふうに。
(手球が狙いを外れていくのを見届けたあと、思わず笑いそうになるのを堪えて、代わりに大げさじゃない程度に頷く。失敗そのものが可笑しいのではなく、真剣にやってくれてるのが嬉しいのだ。照れた笑みを向けられて、こっちの胸の方が少しだけ熱くなる。台の端にキューを立てかけたまま、彼の横へ回り込み、視線を落として手元と姿勢を確認する。指の形が迷子になっているのが原因で、キュー先が泳いでる。彼の背後に回ると、後ろから手を伸ばして彼の手に触れる。彼の手を動かし、親指と人差し指で軽く輪を作り、そこにキューが通る“溝”をつくってみる)
親指をここに添えて……そう、輪っかを作る感じですね。キューが通る道を一本にする、みたいな。それと狙いが定まらない時って、目と肩がちょっとだけズレてることが多いです。キューの延長線上に鼻先が乗る感じで、顔を少しだけ落としてみて。
(手の形を作ると、そのままの体勢で視線の説明をする。目線と肩の動きを指摘し終わると、不意に我に返る。自分があんりにも彼に近過ぎることに気付く。手を触れたばかりか、こんな至近距離でまるで密着するかのような体勢になっていた。そのことに気付くとそして慌てて彼から離れ、気まずさを誤魔化すように口を開く)
さ、さあ、もう一度やってみてください。
189:
宮村 湊 [×]
2026-01-12 15:59:46
なるほど………
(相手の指摘を受けて真剣な表情でフォームの改善に努める。さすがに慣れているだけある上に、やはり彼の教え方は理解がしやすい。手本通りに親指と人差し指で輪を作り、肩の位置を調整している時、彼の体温が密着するほど近くにあることに気づき、呼吸が止まった。鼓動がいやに早くなっていくのを感じる。彼はフォームの指導をしようとしているだけで、その気がある訳では無いことなど頭では理解しているはずなのに、今までに無かった距離感に緊張でやや体が強ばった。指導を終えた瞬間、彼もその距離感の近さに気付いたのか、背後から離れていくのを感じ、僅かに気まずさが残るままこくりと小さく頷き、新しく整え直したフォームで手球を弾いた。しっかりと整えられたフォームから放たれた球は先程とは違い目標通り真っ直ぐに転がっていき、真正面から1番の球へと当たって後ろの菱形の球たちを方々へと散らしていく。その球の軌跡を見た瞬間、緊張も気まずさも全てが吹き飛んで湧き上がるような興奮と共に相手の方を振り返ると、散り散りになったボードの上を指さしながら笑顔を浮かべて)
悠さん、見てください!上手く当たりました!全然ポケットはされませんでしたけど……。
190:
常葉 悠 [×]
2026-01-12 22:42:46
おおっ!湊くん、上手ですよ! ははは、私が始めた時よりずっと上手い。こんなに教科書のような綺麗な分散は見たことがないです。ポケットに入らなくても十分凄い!
(自分は何をやっているのだろう──彼から離れてすぐはその事で頭がいっぱいだった。互いの体温が感じられる程の距離で彼も動揺していたではないか。些かテンションがおかしな方向に行っているのではないか。頭の中で早くも一人反省会を繰り広げていると、球の軽いという音で我に返る。顔を上げると、ボードの上で球が散り散りになっているところだった。惜しくもボールはポケットしなかったが、ボールはいい感じに散り散りになっており、ビリヤードのお手本とも言える位に綺麗に分散していた。思わず声を上げると、彼の肩に手を置いて興奮を口にする。彼の笑顔を見る度に自分の胸の中に多幸感が広がる。ああ、この感覚だ──彼と一緒にいると味わうことのできる、この感情がたまらなく好きだった)
さて、次は私の番ですね。
(キューを片手にボードへ向かい、彼に教えたのとは少し違うフォームでキューを構える。ダーツ同様に長年やってきたので、変な癖がついてしまったが、勝率は高い。彼のおかげで随分と落としやすくなった。彼には悪いが、ここは手加減をなるべくせずにやろう。彼も露骨に手加減されると気分が萎えてしまうかもしれない。あくまでも真剣勝負でいきたい。ダーツバーで出会ったあの日、彼と真剣勝負をした時のように。ここで経験者さながらのプレイが出来れば、彼にいい所を見せられる。そんな下心を胸に、手球を弾く。1番のボール目掛けて向かった手球はそのまま1番のボールを弾く──かと思ったが、そのギリギリを掠めただけで、そのままポケットへ落ちてしまった。スクラッチ。今となっては滅多にしないファウルを、まさかこんな所でしてしまうとは。顔が熱い。全身の熱が顔面に集中しているかのようだ。手球を回収すると、彼へ手渡し目を逸らしながら言う)
これがスクラッチというファウルです。この場合は相手の番になり、相手は好きなところに手球を置いてプレーを再開できます。先程の綺麗なブレイクショットを打った君へのご褒美です。決してミスでは無いですよ。マジで。
191:
宮村 湊 [×]
2026-01-14 07:45:20
へへ、悠さんがフォームを整えてくれたので、俺はそのまま突いただけですよ。
(ボードへと視線を移した彼の表情が一気に明るさを取り戻すのを見て釣られるように頬が緩む。ダーツの時もそうだが、相手のプレイを見て心底嬉しそうに笑う彼の笑顔があまりに純粋で真っ直ぐで、それを見る度に心の奥底の方から愛しさが込み上げてくるのを感じる。ひとりであそこまで綺麗に打てる気はしなかったが、褒められ照れくさくも嬉しそうな表情を隠せぬまま相手を見ていると、先程自分がしたのとは違う体勢を取る彼を見て瞳を瞬かせた。彼が編み出した彼の打ちやすいフォームなのだろうが、肩の力は抜けて素人目にも上級者であることがよくわかる。感嘆の息を零しつつその一挙一動を見守っていると、突かれた手球が惜しくも的球をかすりポケットへと落ちていく様子にぱちぱちと瞬きを繰り返した。確か、これはダメなんだっけ、と先程教えてもらったルールを頭の中に思い浮かべていると、恥ずかしそうな、彼らしからぬ少し子供っぽい言い訳が耳に飛び込んできて、そちらへと視線を移して思わず破顔した。彼の純粋さはいつでも自分を惹きつけて離さない。少し意地になったような姿でさえ愛らしく映ってしまうのだから仕方がない。)
あははっ!そうですね、ご褒美、ありがとうございます。じゃあ、えっと…この辺かな。
(受け取った手球を1番の斜め右下に起き、再び教えて貰ったフォームを取ると、キューで手球のやや右寄りを突く。左側へと僅かに逸れながら転がる球は1番の球へ当たり、1番の球が更に奥の球へとぶつかり、ボード上に様々な球が勢いよく散った。1番の球が数回反射してポケットへと落ち、4番の球と5番の球も偶然ながらポケットへ。その様子を見届けて興奮するように瞳を輝かせつつ確認するように首を傾げた)
悠さん!3つもボールが落ちました!狙ってたわけじゃないんですけど……あれ、これって良いんでしたっけ?
192:
常葉 悠 [×]
2026-01-16 23:32:32
(ボールが散って、乾いた音が何度も響く。最後にころん、と小さく転がり、1番がポケットへ消えて、続けざまに4番と5番まで落ちた。思わず息を止めて見てしまってから、遅れて笑いがこぼれる。彼は、やはり飲み込みがとても早い。台の縁に手を置いて身を乗り出し、落ちたポケットを確認してから、彼の方を見る。驚きと嬉しさが半々のまま、眉が上がったまま戻らない)
ええ、手球が最小番号に当たりさえすれば、どの番号の球が落ちても問題ありません。それにしても、飲み込みが早い。嫉妬してしまう程に。君は、やはり器用で優秀なんですね
(彼からの質問に大きく頷きながら、賛辞の言葉を贈る。だが経験者として些かの嫉妬を覚えたのも事実。だからといって彼への賛辞には皮肉や嫌味などはこれっぽっちも含まれていない。純粋な賛辞だが、自分の中の子供心が顔を出す。少しくすぐってあげよう──普段なら彼以外に絶対にこんなことを思う訳ない。彼といる時だからこそ、自分は子供だった頃の純粋な遊び心を取り戻せるのだ。そんな純粋な子供心が口を開かせる)
さあ、球が落ちたならまだ君の番です。次は2番に当てなければなりませんが……随分と壁際にあります。手球からの距離も少し遠い。ふふ……難しい位置ですが、頑張って当てなければなりませんよ。
193:
宮村 湊 [×]
2026-01-17 16:57:17
悠さんが教えるのが上手なんですよ。でも、ありがとうございます。
(相手の賛辞の様子から推察するに、なかなか良い当たり方をしたらしい。素直に喜ぶように表情を綻ばせながら相手を見詰めていると、相手の表情の中に僅かばかり嫉妬の色が滲んでいるのを見付けて小さく瞳を見開く。それを裏打ちするかのように、次に彼の口から零れた言葉にはどこか挑戦的な色が滲んでいて思わず口の端が上がった。彼が時折見せる無垢な子供のような表情───しがらみから解放されて、純粋な素を晒してくれているかのようなそんな表情を見るのがいつの間にか楽しみになっている自分がいた。挑戦を受けるように僅かばかり顎を引いて微笑むと再びボード上に視線を落とす。彼の言うとおり2番は壁際近くでストップしていた。ここから狙おうとすれば2番に的球を当てて、壁に2度反射させた上で的球の密集している箇所を狙うしか無さそうだ。角度を目視で測るように計算しながら、的球を打つ角度を決定する。フォームをしっかりと作ると、その角度のまま真っ直ぐに的球を打ち出した。的球はほぼ計算通りに2番の球へぶつかり、押し出されるような形で2番の球が壁に2度跳ね返る。ここまではほぼ計算通り───しかし、読みは僅かにずれて、次の球のすれすれを通過していってしまう。もう少し鋭角に打たなければならなかったか───そんな反省をしていた時、耳にからんという音が飛び込んできた。思わずそちらへと視線を移すと、先程的球を打ち出して緩やかに転がっていた手球がポケットに落ちた音だった)
……あ。
(思わずと言った風に声が零れる。先ほど教えて貰ったが、これはファウルだ。軽く肩を竦めて相手の方を振り返ると手球を相手に手渡し)
ファウル、でしたよね。次は悠さんのターンですね。
194:
常葉 悠 [×]
2026-01-21 20:21:25
(ころん、と落ちた白球の音が、妙に小さくてくっきり耳に残る。やはり彼には少し難しかったかもしれない。彼の「あ」があまりに素直で、思わず笑ってしまいそうになるのを唇の内側で噛み殺す。しかし、手渡された手球を受け取る指先が触れた瞬間、結局その笑みは隠しきれなかった)
惜しかったですね。しかし、君のことだからもう一度同じ局面になったら、きっと成功するでしょう。
(そう言って手球を受け取ると、2番の球の後ろに手球を置く。彼のおかげで、随分とやりやすくなった。ここからならば、2番の丁度対角線上にある3番の球も狙える。欲張れば、他の球も狙えるだろうが、ここは堅実に行くべきだ。キューを構え、先程彼に指導した通りのフォームを構える。大げさに上級者ぶらない。彼が追いかけやすいように、丁寧な動作で構える。狙いを定めるとキューを押し出す。その刹那、些か力を込めてしまった。やや強めの力で押し出されたキューは勢いよく手球を弾く。しまった、こういう時は大抵上手くいかない──そう思ったが、手球は2番の球に当たり、2番はそのまま3番の球もろともポケットへ落ちる。だが勢いづいた手球はポケットへ落ちる寸前で壁に当たり、反射する。反射した手球がすぐ傍にあった6番の球を弾き、6番の球は7番の球に当たり、7番はポケットへ落ちる。ようやく手球は勢いを失い、静止する。図らずも三つも球を落としてしまった。しかも手球が盤面に残っているため、続いて自分の番だ。これは勝てるかもしれない──そんな希望が見えてくると、僅かに頬が緩む。今彼の方を振り返れば、きっと自分のニヤけた表情を晒してしまうことになると思い、敢えて彼の方を振り向いたりしない。そのままキューを構え、狙いを定めて手球を弾く。手球は6番の球を弾き、9番の球に当たる。勢いよくボードを走る6番は8番を道連れにポケットへ落ちる。残りは9番──これが落ちれば自分の勝ちだ。そう思った矢先、9番は徐々に走るのを止め、ボードの中心部で止まってしまった。落胆したのも束の間、からんという嫌な音が耳に入り、ポケットを覗くと6番と8番の球と共に手球も落ちているではないか。勝利は目前だというのに、ファウル。全身の緊張が解け、思わず溜息を吐いてしまう)
……上手くいかないですね。一人だとファウルなんて滅多にないんですが、君と一緒だと緊張してしまうみたいです。さて、この一球で勝つか負けるかの分かれ道ですよ。
195:
宮村 湊 [×]
2026-01-22 21:48:02
さすがですね、悠さん。番が戻ってこないまま終わっちゃうかと思いました。
(相手のプレイはさすがの一言に尽きた。慣れた手つきで構えて球を打ち進めていくその姿は何処か大人の色気のようなものを纏っていて、勝負も忘れて見蕩れてしまったくらいだ。気付けばボード上の展開は大きく進んでおり、唯一最後の9番の球を残すのみとなっていた。障害も無く、手球も好きな位置に置けるというまさに絶好のチャンス。今までの自分ならば彼の顔を立てるために敢えて外したり、単純ミスを働いて抜けているところを見せて油断させたり、───と様々な策略を巡らせていたのだろうが、今日は一切そのようなことをしようと言う気は起こらなかった。彼との一対一の真剣勝負。それがあまりに楽しくて仕方が無かったのだ。キューを握り締めて手球を置く位置を真面目な表情で慎重に見極める。ポケットと9番の手球とが一直線になる線の先に手玉をそっと置くと、再びフォームを構えて深呼吸を繰り返す。元来の自分が持っている"負けず嫌い"の気性が顔を覗かせていた。集中を高めるように細く長く息を吐き出すと、慎重にキューの先端で手球を突く。突かれた手球は狙い通り真っ直ぐにボード上を転がり、9番の球にぶつかる。押し出されるような形になった9番はそのままポケットへ向かって一直線に転がり、ころんという音を立ててポケットへと落下した。)
……!落ちました!悠さん!!
(その瞬間、張り詰めていた表情が一気に弛緩して、飾り気のない満面の笑みを背後でプレーを見守る彼へと向けた。たまたま彼のミスによって生まれたラッキーではあったものの、最後の一球をミスなく沈められた嬉しさは計り知れない。その勢いのままキューを脇に挟むと相手にハイタッチを求めるように両手を軽く掲げて)
196:
常葉 悠 [×]
2026-01-26 23:47:37
(ころん、と9番が落ちた音がして、次の瞬間には彼の声が弾けた。振り返った顔は、張り詰めていたものが一気にほどけて、子どもみたいにまっすぐで。胸の奥が、ひどく柔らかくなる。負けた悔しさより先に、嬉しさが来てしまうのが自分でも分かって、少しだけ笑ってしまった)
……やられましたね
(言葉だけは悔しがってみせるのに、表情は隠しきれない。掲げられた両手に、迷いなく自分の手を合わせる。ぱちん、と乾いた音がして、手のひらがじんと熱い。彼の笑顔の熱く眩しいこと。その笑顔に照らされていると、これまでの人生の中で蓄積した毒素が抜けていくように身体が軽くなる気がした。この若者の笑顔をもっと見ていたくなるような中毒性がある)
ふふ……しかし次のゲームは私も負けませんよ。湊くん
(そうしてビリヤードを再開する。今度は差を付けて勝つこともあれば、大事な局面で下手を打って負けることもあった。それでも時間を掛けて何度もプレーしていく中で着実に彼は上手くなり、それに呼応するかのように自分のプレーにも無駄がなくなっていった。そうして何度も勝負を続け、最終的な戦績が分からなくなった時、ふと気が付くと既に昼時を過ぎようとしていたところだった。プレーが落ち着いた所で、キューを置いて彼の方へ視線を遣る)
そろそろお腹空きませんか。近くに良い喫茶店があります。ナそこで少し遅めですが、お昼にしましょうか。
197:
宮村 湊 [×]
2026-01-30 07:40:08
……あれ、もうこんな時間……。随分熱中しちゃいましたね。
(ビリヤードに、と言うよりは相手との勝負についついのめり込んでいるうちに、室内の壁に掛かっていた時計は気づけば正午をとっくに過ぎていて、今までは全く感じていなかった空腹感が急に襲ってきた様子で片手で軽く腹部を摩る。初めてプレイするビリヤードをまさかここまで楽しめるとは思っておらず、それもひとえに眼前にいる彼とだからだろうという直感から生まれる幸福感に瞳を細めつつ自らもキューを置くと、名残惜しくはあるものの今日の勝負はここまでにして彼のおすすめする喫茶店へと移動をすることにした)
いやあ、楽しかったですね、ビリヤード。またやりたいなあ……俺も悠さんくらいさらっと打てたらかっこいいんだけどな。
(変に力まず、コンスタントに鋭いショットを繰り出す彼の姿を脳内で想起しつつ、依然として初心者感のある自分のフォームを思い出しては苦笑を浮かべる。ビリヤードを嗜む彼の姿はいつも以上に大人びていて色気に満ちていた。邪な目で見てはいけないと自制こそしていたものの、思い出しただけで若干鼓動が早くなってしまうのを感じつつ、それを隠すように微笑みを浮かべ相手の横顔を見つめて)
喫茶店、行きつけなんですか?オススメのメニューとかってあります?
198:
常葉 悠 [×]
2026-01-31 13:51:20
ええ。休日はよく行きますよ。おすすめは、どれも美味しいですが……そうですね、ナポリタンが絶品ですね。溶き卵の上にナポリタンが乗ってるんですが、程よく甘みもあって美味しいんですよ
(彼の疑問に答えながら店員に礼を言って店を出る。会計は事前に払っておいたので迷うことなく外へ出る。店を後にすると、喫茶店の方向に向かって歩きながら、思い出したように言葉を続ける)
そうそう。それから、スイーツも美味しい喫茶店なんですよ。私はどちらかと言うとそちら目当てで行きます。スイーツは……定番のショートケーキが美味しいですが、私はモンブランが一番だと思いますね。好きなんですよ、堪らなく。
(普段ならば聞かれてもいないのにスイーツのおすすめを喋るのはどうかと思って言うか言わないかで無言になっただろう。しかし今は彼に色々なことを知って欲しいと思い、言葉を続ける。自分の好きなことも、苦手なことも知って欲しい。その上で今夜──想いを聞いて欲しい。数時間後に訪れる"その時"を想像するだけで身体が震えそうだった。だが深く考えると良くない。考え過ぎは身体に毒だ。頭の中からその光景を想像する行為を消して、歩くことに専念する。やがて5分程度歩くと目的の喫茶店に着いた。迷うことなく店内に入ると、手近なテーブル席に座る。店内を窺うと、珍しいことにあまり人は居なかった。最近この近くにできたチェーン店のカフェのせいだろうか。彼を待たせることがないので人数が少ないことは喜ばしいが、常連としては寂しい気持ちの方が大きい。メニュー表を開くと彼の方に差し出す)
何にしますか。私はもう決めてあるので、ゆっくり選んでくださいね。
199:
宮村 湊 [×]
2026-02-01 17:12:54
ナポリタン……良いですね。最近めっきり食べてなかったので、悠さんのオススメなら食べてみたいなあ。
(彼の言葉を聞いているうちに空腹感はますます増してきて、彼の勧める料理であれば間違いは無いだろうと確信めいた直感があり、喫茶店に辿り着く前から密かにナポリタンをオーダーすることを心に決めていると、更に続く言葉に思わず口元に笑みを引きつつ相手の横顔へと視線を移す。スイーツの話をする彼の表情は非常に生き生きとしていて、それを見ているのが好きだ。モンブランに対して掛けられる言葉を聞きながら、その言葉がそっくりそのまま自分に向けば良いのに、なんて考えてしまう自分がいて、その強欲さに驚いてしまう。モンブランに嫉妬するなんて。内心苦笑を零しつつ相手に続いて喫茶店に入店すると、着席しつつメニュー表を受け取り視線を落とした。喫茶店としても売り出そうとしているのか、先程彼の話していたナポリタンは1ページ目に写真とともに大きく掲載されている。それから数ページめくるとスイーツのページへと辿り着き、ショートケーキの写真もモンブランの写真も、確かにどちらも魅力的に映って少しばかり悩んでしまった。数分ほどしっかりと時間を使って悩んだ挙句、やはり彼と"好き"を共有したいという気持ちが強く、モンブランを選ぶことにしてメニュー表を閉じて)
それじゃあ、おすすめして頂いたナポリタンとモンブラン、それからアイスティーにしようと思います。悠さんが好きだって言うものを、俺も食べてみたいなって。
200:
常葉 悠 [×]
2026-02-03 22:51:26
私が好きなものを? はは、それは嬉しいですね。じゃあ注文しますね。
(わざわざ律儀に自分がおすすめとして挙げたものを食べたいという彼のことを、可愛いと思ってしまった。胸が少し高鳴った気がして、少し返事が遅れてしまった。誤魔化すように笑うと、いつもの調子で店員を呼ぶ。彼の注文に加えて、自分にはブラックコーヒーとバタートースト、食後のデザートにはモンブランを注文する。彼におすすめした手前、ナポリタンを注文しようかと思ったが、ここのナポリタンは存外に量が多い。まだ20代の彼には十分だろうが、30を過ぎると不思議なもので途端に一度に食べられる量が減ってきた。いつもはゆっくり時間を掛けて食べているので辛うじて腹に入るが、彼の手前そんな姿を見せる訳にはいかない。だから泣く泣くバタートーストを注文した。バタートーストならば、丁度良い具合に食べることができる。注文を終えると用意されたお冷の入ったコップを傾ける)
私が好きなものを食べてみたい、と言いましたね。君は以前も同じようなことを言っていました。……もしも、私が好きなものが君にとって受け入れ難いものだった時、君はどうしますか。
(なぜこのようなことを言ったのか自分でも分からず、言った後で些か後悔した。きっと自分は不安になってしまったのだ。彼は何でも自分の好きなものを吸収しようとしてくれる。まるでスポンジのように。そのこと自体は嬉しい。だが何故にそこまで彼が自分に対して興味を持つのだろうか。自分のことを良き友人と思ってくれているからだろうか。それとも別の理由があるのだろうか。それが知りたくて、つい口を突いて出てしまったのだ)
201:
宮村 湊 [×]
2026-02-03 23:48:42
悠さんが好きなものが俺にとって受け入れ難いものだった場合、ですか……。
(まとめてオーダーをしてくれた彼に対して礼を述べつつどこかそわそわとした様子で食事が提供されるのを待っていると、不意に相手から投げられた問い掛けに瞳を瞬かせた。即答するには少しばかり難しいその質問の内容に、相手の意図が読めず僅かに押し黙ってしまう。だが、きっと彼の前では何も偽らなくても良い。『彼が望む答え』など探さなくても良いのだから。テーブルに置かれたグラスに手を添えてそっとその表面を人差し指でなぞると、暫しの沈黙の後ゆっくりと唇を開く)
どれだけ受け入れがたかったとしても、あなたが好きだと言うなら一度は試してみたいと思います。その上で、それでもやはり俺には受け入れ難いものもあるでしょう。それを無理に好きになろうとはしません。でも、それを好きなあなたのことを絶対に否定はしません。それを好きな悠さんも、俺の好きな悠さんの一部ですから。
(少しばかり、踏み込みすぎただろうか。冷静を装おうとはしたものの、わずかばかり心臓の鼓動が早くなっているのを感じる。まだ、かろうじてこの好きは「友人」の範囲内として捉えてもらえるだろうか。それとも、もしその種の好意ではないという自分の気持ちを察されたとしたら───それはそれで、構わないと今は思えた。相手の解釈に委ねるようにそれ以上は口を開かず静かに笑みを浮かべると水をひとくち口に含んだ)
202:
常葉 悠 [×]
2026-02-07 19:46:36
……っ……そうですか。ふふ、変な質問をしてすみませんね
(こちらを見つめるその瞳があまりにも綺麗で、こちらへ掛けられる言葉があまりにも優しくて、胸がどうにかなりそうだった。胸が高鳴り、鼓動が早くなる。どうしてそんな表情で、そんな優しいことを言うのだろうか──うるさいくらいに鳴る胸を鎮めるように水を飲むと、言葉を絞り出す。なるべく悟られないように平静を装って表情を作る。だが一方で安心した。受け入れられないものは受け入れられないとはっきり言ってくれたから。その上で、彼は自分を尊重すると言ってくれた。こんなに誠実な人は初めてだった。そして次第に一つの欲が湧き上がってくる。彼を、自分ものにしたい──今までは想いを伝えられれば、彼の返答が例え否定であっても構わないと思っていた。しかし、今の返答を聞いて、そんな誠実な彼を離したくないと思ってしまった。自分だけのものにしたい。そんな想いが胸中にまるで水に溶ける墨汁のように、広がっていた。そんな時、丁度店員が注文した品を持って戻ってきた。二人分の注文が机に置かれる音ではっと我に返る。そして、先程までの想いを忘れようとするかのように、目の前の料理に意識を向ける)
さあ、そんな話より料理です。絶品ですから味わって食べましょう。
203:
宮村 湊 [×]
2026-02-12 18:46:09
わあ…確かにどれも美味しそうですね。熱い内に頂きましょう。
(相手の表情の変化を静かに観察していたものの、悪いように受け取られなかったことは確かなようで、安堵したように小さく息を吐いていると、ちょうどその時運ばれてきた料理へと意識が逸れる。哲学めいた不思議な質問を彼が行った真の意図は分からなかったものの、それを無理に探ろうと思うことも無く、テーブルに並べられた料理から漂う美味しそうな香りに素直に感嘆の息を零した。目の前に置かれた彼のオススメのナポリタンはもちろんのこと、彼の目の前に置かれたバタートーストもまた厚切りの食パンにしっかりとバターが染み込んでいるのが遠目でも分かり、非常に美味しそうに見える。一瞬忘れかけていた空腹が再度襲ってくる感覚に抗うこと無く両手を合わせて頂きます、と呟いてからフォークを手に取り溶き卵の絡まったナポリタンを一口分取り口元へと運ぶと、昔懐かしいトマトケチャップの効いたナポリタンの味と卵のまろやかさとが合わさって口の中に美味しさが広がる。思わず表情を綻ばせながらしっかりと味わうように咀嚼すると眼前の彼に笑顔でやや興奮気味に話しかけ)
本当に美味しいですね…!しっかりしたナポリタンって久しぶりに食べたかもしれません。卵の味とトマトケチャップの味が合わさって絶妙で……こんなに美味しいお料理を教えてくださってありがとうございます、悠さん。
204:
常葉 悠 [×]
2026-02-17 00:04:44
あははっ、そんなに喜んでいただけるとは思いませんでした。ふふ……連れてきて良かった。
(興奮気味に感想を伝えてくれる彼に目を細める。そして食事をする様を目で追ってしまう。かわいい。率直にそう思った。表情を綻ばせながら食事をする様は、まるであどけない少年のように思えた。ナポリタン一つでこんなに嬉しそうにしてくれているという事実に心が高揚していく。ふと視線を逸らすと常連故にすっかり馴染みとなった店員が、ニヤニヤとしながらこちらを見ていた。ここに来る時は大抵休日であったが、そんな時でも仕事のことを考えてしまい、眉間に皺を寄せながら料理を食べていることが多かった。いつの日かそれを揶揄われたことがある。そんな自分が今では目の前の純朴な青年に頬を緩ませているのが、珍しい光景に映ったのだろう。店員に一瞬だけ眉間に皺を寄せ、視線を戻す。流石は20代といったところで、既に1/3は食べただろうか。自分も食べなくては──そしてフォークを手に取った時、一つの考えが浮かんだ。この店はナポリタンが絶品だと彼に伝えたが、実は自分が注文したバタートーストも中々のものだ。折角だからこれも食べてみて欲しい。そしてまた感想が欲しい。彼の目の輝きをもう一度見たい。そんな思いから、トーストのバターが多い部分をフォークで一口サイズに切り分ける。そしてその内の一欠片をフォークに突き刺すと、ゆっくりと彼の前に差し出す)
これも美味しいんですよ。ほら、一口食べてみてください。
205:
宮村 湊 [×]
2026-02-19 23:08:29
え、良いんですか?それじゃあお言葉に甘えて……頂きます。
(少し子供じみたリアクションを取ってしまっていることなど、疾っくに気にならなくなっていた。飾らぬ自分を彼にだけは晒しても良いのだという安心感が徐々に蓄積されて、今まで隠しながら生きていたものがゆっくりと溶けていくように自然と滲み出ていく。不意に目の前に差し出されたトーストを見てナポリタンを無心に口へと運ぶ手をピタリと止め、その先にある彼の顔へと視線を移すと、その表情が余りにも穏やかで優しくて、思わず口に入っていたナポリタンを大きく喉を上下させながら飲み込んでしまった。口元をおしぼりで拭いてから差し出された厚切りの食パンを一口で含むと、ゆっくりと噛み締めるように咀嚼しながら思わず幸せそうに瞳を細める)
ん~…!ほんとですね、凄いバターが染み込んでて、外はカリッとしてるのに中はふっわふわで…、うわ、凄い美味しい、この食パン。
(噛み締める度に中から溢れてくるバターの風味に舌鼓を打ちつつ片手で頬を抑え率直に感想を述べる。実際にこの店の料理のレベルが高いというのは勿論なのだが、彼と共にこうして食べていることこそが美味しさを感じさせる要因になっていることには当然気付いていて、その幸福を噛み締めるようにゆっくりとパンを飲み込むと、思い立ったように自らの皿に視線を落とし、スプーンの上でくるりとフォークを回して一口分のナポリタンを取り相手の口元へと運んだ)
悠さんも……良かったら、一口どうですか?ナポリタン、お好きなんですよね。
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