枯れた世界に理を。【ポストアポカリプス/人数制限有】/15

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5：名無しさん　[×]
2025-07-30 02:00:11

《MAIN PROFILE》

【名前】？？？/アンジー（Angie）

【性別】女

【容姿】11歳のほどの少女の姿。腰まで伸ばした黒髪を左右に垂らし、前髪はセンター分け。右側頭部から左側頭部にかけて撃たれた跡が隠れている。青い虹彩に下がった目尻はどこか儚げ。左目下に小さなホクロが一つ。年相応の幼い風貌である。肌は色白く、146cmほどの小柄で一見華奢な体つきなため、弱々しい印象を受けるが、相応に筋肉はついており、非常に柔軟。膝丈の黒いワンピースを着ている。靴も靴下も履かず、常に裸足だが地面を歩いても汚れることはない。

【種族】人間（死人）

【思想】中庸

【力】自分のいる場所を中心にあらゆる攻撃手段を不能にすることができる。

例　殴りかかろうとしても腕が動かない。剣を鞘から抜くことができない。すでに抜かれている場合は刃を相手に当てようとしたところで止まる。銃の引き金を引いても弾が出ないなど。

【詳細】人間界で稀に目撃される謎の少女。混沌も秩序も選ばない特別な者の前に現れ、第三の道に関する意味深な言葉を残す。正体は中庸側の中心人物であり、死人である。中庸を求める者が自力で辿り着けるようにするのが役目。普段は結界内で仲間たちと世界を見守りながら暮らしているが、たまにふらりと人間界を散策に行く。表情の変化が少なく、非常に無口。性格は無害でどの種族にも敵意はないが、関心もない。中庸側の者たちには心を開き、大切に思っている。彼らに対してはほんのり笑みを見せたり、少しだけ喋ったりする一面も。とくに車椅子の紳士を父のように慕っている。歌とバレエに才があり、たびたび響く歌声や、踊っているかのような影は人間界で噂となっている。

《生前》とある田舎の小さな村に生まれた。大人びてはいたものの、バレリーナになることを夢見るごく普通の少女で、毎日練習の日々を送っていた。しかし、天使と悪魔が人間界で争うようになったほんの二ヶ月後、村の住人たちは両陣営が掲げる理想のどちらが優れているのかを主張し、対立。多くの血が流され、命は簡単に奪われていった。アンジーは混沌と秩序、どちらの側につくのかを迫られ、様々な意見を聞きながら葛藤していくが、やがて中庸の立場を選ぼうとしていた。そんな矢先、支えてくれた友たちが両陣営の者たちによって殺害された。深い絶望と空虚に陥りながら、友たちの鎮魂のため、村を焼くことを決意。そして、実行した。偶然か必然か、燃え盛る火に追いつかれ、誰一人逃れられなかったのを見届けながら、銃を手に死去。

その後、生前の姿そのままの形をした魂として目を覚まし、車椅子の紳士たちと出会う。