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 ハーデンベルギアを夢に見て / 〆 /31


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自分のトピックを作る
21: アルフレート [×]
2025-08-05 09:29:31




 ( 相手の顔、眼差しを真正面から見れば、勿論彼女の心情は容易に察せられるが、この国ではあまりない顔立ち、黒髪、よく見れば服装は寝巻のようで、足元は靴を履いておらず素足が晒されていた。何処から逃げ出してきたにしては足元も転んだせいで土がついている程度であまりに綺麗だった。そしてこの世界の人間の殆どが魔力を持っているのだが、彼女からは微塵もそれが感じ取ることができない。不思議な点ばかりで、それ以上は聞き出さない事には分からない状況だ。此方の問いかけから間が空いて、首元に手を当て聞き慣れない発音をする彼女に、更に謎は深まり、困ったように眉を寄せ口元を手で覆い。ただ、先程彼女から発せられた言葉は、自分の知らない別言語だからなのかとその一点については理解ができた。そこで片膝を付いて相手と出来る限り目線を合わせれば、指を彼女の方へ向けて彼女の言葉を此方もゆっくりと繰り返してみて。 )『…メ、イ?お前の、名前だな?メイ』



 ありがとうございます!こちらこそ主様との出会い、素敵な物語を紡いでいけること、とても嬉しく思います…!
 ここら辺で一度、背後は下がろうと思いますっ。改めて、アルフレート共々これからよろしくお願いいたします…!!!




22: 鹿嶋 芽衣 [×]
2025-08-05 21:39:26




 ( 真正面ほんの少し上方の、グレーの中に澄んだ青が混ざったような、これまで見たこともない程に美しい色合いの瞳。雄大な天空を思わせる虹彩に、自身が置かれているこの不可解な状況をつい忘れ、思わずほうわりと見惚れてしまう。しかしこちらに向けられた指先の動きで、まるで魔法が解かれたようにはっと我に返って。続く彼の言葉の中にしっかりと「 メイ 」という音を聞き取ると、表情が純粋な明るさをじんわりと取り戻し。とても微かなものではあるけれど、お互いに通じ合えた感覚がとても嬉しかった。首を何度も縦に振り、これでもかと肯定の意を伝え )メイ…!…………あなたは?( 彼の動きの真似をして、人差し指の先を控えめに相手へと向けては、問いを手渡すようにゆっくりと首を傾げてみせ )


 至らない点の多い芽衣背後ですが、こちらこそどうぞ今後とも宜しくお願い致します…!!ではではこちらも一旦退かせていただきます!何かありましたらまたいつでもお声がけくださいね*




23: アルフレート [×]
2025-08-05 23:48:14




 ( 何度も頭を振るということは彼女の名前は「 メイ 」で合っていたらしい。通じた事で緊張と恐怖で強張っていた表情が、微かに柔らかくなったように見える。酷く怯えられては何も聞き(出すこともできないし、悪い事をした気にもなるので、その様子に少し安堵する。そして今度は彼女も此方を指して首を傾げてみせたので、自分が指を向けて尋ねたのと同じように名前を尋ねているのだろう。本来、侵入者には親切丁寧に教えてやる必要はないが、彼女の様子を見ているとどうも哀れみが勝ってしまう。例えるなら親から逸れてしまった雛を見つけた時と似たような感覚だ。右手を胸元に添えて、分かりやすく口を大きめに動かしゆっくりと名を名乗り ) 『ア、ル、フ、レー、ト。…アルフレート。』( そしてリピートしてみろと言うように相手の顔を覗いて )




24: 鹿嶋 芽衣 [×]
2025-08-06 21:33:53




 ( 彼の口の動き、発せられる音の一欠片たりとも取りこぼしてしまわないよう、じっと神経を集中させる。そしてゆっくりと、耳に残る響きをなるべく正確に口に出してみて )……アル、フ、レート……アルフレートさん…!( 分からないことばかりの状況の中で知ることが出来た彼のお名前。1つの小さな小さな情報だけれど、そこに確かに存在する揺らぎのない重みと温かさに、自分でも不思議な程に大きな安堵感を覚え。とは言いつつ、聞きたいこと知りたいことはまだ山程ある。ここはどこなのか、どうして自分はこの場所にいるのか、どうすれば自宅へ帰れるのか…。けれど今は、尋ねたい思いを必死で堪えるしかない。言葉にしたところで、結果彼を混乱させるだけに違いないのだから。軽く見た限りでは、周りの木立ちを抜けられそうな箇所は2つ。先程彼とその他の人達がやって来た方向。あるいはその反対側、ぽっかりと口を開けた木々の先、景観に良く合った整備が施された小道が続いている方向。自分はどちらに行くべきかを知りたくて、それぞれを一度ずつ指差してから、少し心細そうに彼を見つめる。それにしても目の前の彼は非常に顔立ちが整っていて、服装がどうも現代のものではないように見える。右頬に走る傷跡は特殊なメイクで、もしかして映画か何かの撮影中だったのかもしれない。そんなことを思いながら彼からの反応を待って )




25: アルフレート [×]
2025-08-06 23:00:11




 ( 彼女が自分の名を繰り返せたのを確認し、名前という1つの小さな情報ではあるが、大きな一歩を歩み寄れた気がしたのは奇遇にもこちらも同じで、『 上手だ。 』と一言添えてゆっくり頷く。しかし、彼女は依然として心細そうに此方を見つめ、今度はそれぞれの道を指差した。どちらに進むべきかを尋ねているのだろうが、この場合は連行する手筈になっている。仮に今逃したとしても王宮内で他の部下に捕まるだけ。それであれば自らの足で連行された方が幾らかマシであろう。 )『 俺とメイ、向こうへ行く。…立てるか? 』( まず右人差し指を自身へ向けてから彼女へ、次に小道の方へとトントンと2回程指し。そしてその掌を上に向けて上へと軽く仰ぎ、左手は相手の方へと差し出して。共に王宮内へ向かった後は、言語に精通した学者を通して(物騒な言い方だが)尋問をする必要がある。それから議会にかけられ、措置について言い渡される。本来であればこれらの説明義務があるが今の彼女には伝わらないし、またパニックになられても困るので伏せておくことに。 )





26: 鹿嶋 芽衣 [×]
2025-08-07 16:16:16




( 彼のジェスチャーのひとつひとつを真剣な眼差しで真っ直ぐ見つめ。一切の無駄が無いテキパキとした指先の動きは、このようなやりとりが不慣れな自身が見ても非常に分かりやすく、行くべき道は小道であると容易に理解が出来た。その方向をじっと見遣り、小さく何度か頷いてから、長く静かな深呼吸を1つ。差し出された逞しい手に気持ちを鼓舞され、両足でしっかりと地面を踏みしめる。力強さが滲む掌にそっと自身の手を重ねては、ふわりと柔らかくワンピースの裾を風に揺らしながら立ち上がり。この先に自身を待ち受けていることについては、もちろん知る由もない。未だ温もりの残るその手を顔の横に持ち上げ、もう一方の手の人差し指で指し示しながら、幾分和らいだ表情で感謝を述べて )手を、ありがとう、アルフレート。




27: アルフレート [×]
2025-08-09 16:56:46




( 相手のタイミングを見て一緒に立ち上がり、問題無いと分かれば支えていた手を下ろす。先程触れた手を指して名を呼ぶ表情から、恐らく支えた事に対して何か述べているのだろうと、コクッと頷き返して。この状況でなければ、花畑の真ん中で柔らかい黒髪とワンピースを風にたなびかせる姿は絵になりそうだとふと考え。立った状態で不審な点や怪我等ないか目視し、問題無しだと判断すれば、自分に付いてくるように片手で進行方向に向かって一度仰いで )『メイ、ついてこい。』
( 十数メートルに一度、チラッと振り返り彼女がいる事を確認しつつ、歩く速度を合わせて。舗装された小道の脇には丁寧に手入れされた花々や低木に色鮮やかな蝶達が優雅に舞っている。穏やかな風景の中、特に会話をする事も無くただ目的地へと向かう。数分歩いて見えてきた木々で囲まれた白いアンティーク調のアーチは庭園と王宮を繋いでおり、通り抜けると視界に収まりきらない建物と、その入り口には自身と似た制服を着た部下達が出迎えていて。バッと足音を合わせて敬礼する彼等の前をいつも通り顔色ひとつ変える事なく通り過ぎ、とうとう王宮内へ。絢爛豪華な家具や照明、隅まで埃一つない複雑な廊下を慣れた足取りで進み、他より控えめな装飾の扉に立ち止まり軽くノックをする。中から返事がある前にドアノブに手を掛け開けると、如何にも研究者や学者らしい長身でひょろっとした男が本を片手に立っていて、此方に気付けば『君ってやつはいつもいつも突然に…。全く…。』と小言を垂れる。開いたドアを抑えながら先ずは眉を顰める彼に、そして次に今まで素直に後ろを付いてきた彼女の方を見て、中へと促すように軽く首を傾げ )『すまない。ただお前以上の物知りを俺も知らないんだ。…メイ、中に。』





28: 鹿嶋 芽衣 [×]
2025-08-10 08:06:50




 ( 少し先を行く彼の後ろを、大人しく従順に付いて歩く。時折さり気なくこちらを振り返っては、都度歩調をあわせてくれているようで、無理のないペースで進むことが出来た。初めは眼前の姿勢の良い背中にそっと視線を向け、彼自身について、彼の心中について考えを巡らせていたものの、次第に目線は小道を彩る花々へと落ちて行き。細部まで丁寧な手入れが行き届いていて、とても美しい。けれど何か払拭し難い違和感がある…。どのお花も確かに見たことがあるようで、しかし全く初めて見るもののようでもあって。その一つ一つを間近でじっくりと眺めてみたい衝動に駆られながらも、彼との適切な距離を一度も崩さぬまま歩み続け。思わずその足を止めてしまったのは、上品なアーチを潜った先に、荘厳かつ豪壮な建築物を見た時であった。ただただ目を奪われて立ち尽くしていたところ、ふとその建物が、幼い頃夢中になって読み進めたファンタジー小説に登場するとあるお城の姿と重なった。守りや探知を担う結界や、惜しみない祝福の魔法がかけられた、あのお城。何故か目の前の建物の窓や装飾にも、そんな魔法が本当にかけられているような気がした。短くも重厚感のある音に我に返ると、慌てて彼の後を追い。敬礼の姿勢を保つ彼らは一体どのような眼差しを自分に向けているのだろうか。それを知るのが怖くって、顔を俯けたまま足早にその場を通り過ぎて。さてもうそこは宮殿の中。目に映るもの全てが想像を遥かに超えた絢爛さで、再びその場で圧倒されてしまう。上下左右のあらゆるものに目を奪われながら、何とか彼の後を付いて行き、とあるドアの前に辿り着く。彼の背後からこっそりと中を覗くと、新しい声の主はまさに「 学者さん 」という言葉がぴったりな男性であった。アルフレートの指示に素直に従い、おずおずと室内へ足を踏み入れては )……こんにちは、メイです…( 不安げな面持ちで、学者風の男性を上目に見つめながら、か細いながらも良く澄んだ声で短く挨拶を。直後、深く頭を下げてから、まるで臆病な小動物のような素早さでアルフレートの背後へと隠れると、そこから顔だけを覗かせ状況の把握に努めて )




29: アルフレート [×]
2025-08-10 22:38:54




( ちょこまかと動く彼女を目で追っていれば、背中側に隠れる姿に、子供の頃に飼っていたペットをふと思い出す。そして学者風の男は短い挨拶を聞いただけで初めて聞く言語だと気付き訝しげな表情を浮かべ、説明を求めるように背中に隠れる彼女と自分を交互に見て。)『言葉が通じないせいでこんな調子なんだ…。庭園に居たが目的も何も一切分からない。だから、お前に翻訳を頼みたい。』( 困ったと肩をすくめて簡単に状況を説明してやると、学者の表情は一変して目と唇が綺麗な弧を描き )『いいね、楽しそう。私のところに来て正解だよ。』( そう言って壁一面に敷き詰められた本の背表紙を一列ずつ指して、何かしらの資料を探し出し。王宮内には数人お抱えの学者や研究者がいるが、恐らく彼が一番の頭脳の持ち主である。きっと彼ならば何かを導き出してくれるだろう。後は結果を待つのみで手持ち無沙汰になってしまったので、端にあった一脚の椅子を軽く持ち運び部屋の中心に置けば、彼女を見て手招きして、背もたれをトントンと叩き )『メイ、座るといい。』




30: 鹿嶋 芽衣 [×]
2025-08-14 15:31:53




 長くお返事をお待たせしてしまっており、大変申し訳ございません……!!背後の事情によりお返事の投稿までもう少し時間がかかってしまいそうなのです……。もうあと2、3日ほどお待ちいただけると幸いです…(>ω<、)




31: アルフレート [×]
2025-08-16 15:29:41



 とんでもございません!お盆ですし、ゆっくりいきましょ~^_^もし返信しにくければ変更もしますので、その時はまたご連絡ください…!!




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