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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
12:
鬼崎レン [×]
2025-06-20 04:21:03
( 取り敢えず寝る場所を確保しようと自室の片付けを始めた直後、魔界の引っ越し業者と入れ違いに天界の引っ越し業者が来訪し、部屋の外が一気に騒がしくなった。…『 わー!良い部屋っすね~!あ、これどこ運びます? 』『 オレ人間界初めて! 』『 ワタシも~ 』『 オレらは何回か来たことあるけど 』『 そうだ、“ くれーぷ ”ってやつ食べて帰りません?! 』…天使族というのはみんなこう ( お喋り ) なのか?同居人になるやつもそうだし。しかしその喧騒も一瞬。途端に家の中がしん…と静かになった。喋っていたわりには迅速に作業を終えたらしい業者達がさっさと引き上げたようである。恐らく“ くれーぷ ”を食べるために。───間もなくして自室のドアを叩く音に続き、聞き慣れた声がした。荷解きの手を止めて扉を開くと目の前に天使。易易とルームシェアの話に乗っかったちょろいやつ。男として見られていないのか、単に何も考えていないだけなのか、とにかく警戒心が無い。呼称も然り。全てにおいてあまりにも無防備な彼女の、その柔らかな髪にいとも容易く触れながら軽く注意を促して )
……ここでは鬼崎レンだから。人間界で悪魔くん呼びすんなって、“ スズ ”。
13:
八乙女 鈴 [×]
2025-06-20 06:54:55
(ノックしてから数秒後、開かれたドアから馴染み深い彼が出てきて自身の髪に触れられる。彼に髪を触られるのは好きだ。自身の髪を触る手つきは優しく、とても心地がいい。彼にもっと触れて欲しいがためにこの髪の長さを維持しているのだから。先程自分がした、彼に対しての呼び方について軽く注意され、あ、そうだったと思い出す。にへ、と擬音語がつきそうなほど緩い笑顔を浮かべると、軽く謝って。人間界に来るにあたってヘマをしないよう気合いを入れてきたのだが、長年付き添ってきた彼といるとどうも安心して気が緩んでしまう。)
あ、ごめんなさい、気をつけます。今までずっとしてきた呼び方を変えるのは難しいですね…。あく、いやいや!レンくんの顔が見れて良かったです、荷解き、頑張ってください!
(なんでも完璧にこなしてしまう彼にとって、呼び方を変えるくらい造作もないことなのだろう。今は特に用事もなく彼に会いたかった為来たが、あまり長話をして荷解きの邪魔をしてはいけない。そう思ったのか早めに切り上げようと、彼に背を向けて向かいの自室に戻ろうとして。)
14:
鬼崎レン [×]
2025-06-20 21:24:57
( 髪に触れた、ただそれだけで首元の “ 違和感 ” がピクリと反応を示した。彼女とルームシェアすることが決まった時に女神から無理矢理装着された、忌々しい《 制裁の首飾り 》。天使に対して “ 不適切な感情や行動 ” を抱いた瞬間、装着者の喉を絞めて警告するという───いわば “ 見張り役 ” 。 いかにも女神らしい、嫌がらせのような予防線だった。…ババァのくせに勘が鋭過ぎるんだよな、ク ソが。堪らず眉を顰めながら内心で悪態をつく。だが、途轍もない魔力が込められた首飾りに抗う術がない現在、彼女と距離を置く他ない。こんなに近くに居るのに。やっと手に入ると思ったのに…。計画が思い通りにいかないことに苛立ちを覚えつつ、女神と首飾りへのささやかな反抗として彼女の髪を梳くように撫で、それから名残惜しそうに手を離して )
あと3回呼び方間違えたら罰ゲームな。……あ、重いもの運ぶときは呼べよ、手伝うから。そんである程度片付けが済んだら、人間界の飯食いに行こうぜ。
( いつもならお喋り天使による怒涛のお喋りタイムに突入する流れなのだろうが、今は引っ越し直後とあって遠慮したのか顔出しのみに留めたらしい。それも彼女なりの気遣いだと分かってはいるものの、何だか少し物足りなさを感じては、自室へ向かおうとしている華奢な背中に声を掛けて )
15:
八乙女 鈴 [×]
2025-06-20 22:35:40
(まだ彼が自身の髪に触れる、そんな些細で心が満たされる時間が続くと思っていたが髪を梳くように撫でられた後、離れていった彼の手を見てもう終えてしまうのかと寂しさを感じて。天界や魔界で会った時は今以上に触れてくれたのに。そう思いながらも、口に出すなんてことはせずに本人は気がついていないだろうが眉を下げて如何にもしょんぼりしたような表情で彼を暫し見つめていて。彼に背を向けると、掛けられた言葉は“罰ゲーム”。そんなの余りにも自分が不利ではないか、なんて思いムッとした顔をする。だが、その次に聞こえたのは“ご飯”で。人間界の食べ物には以前から興味があったものの、実際に口にすることはなかった為、今にも待ちきれないといった表情で目をきらきらと輝かせる。瞬きをする間にコロコロと表情を変える姿はまさに子供のようで。)
ば、罰ゲーム…。内容は優しいものにしてください。あ、レイくんも私のこと前みたいに呼んでもいいんですよ?はい、ではお言葉に甘えて、何かあったら声を掛けますね。…!もちろん、!行きます!すぐに終わらせますね!
(“ご飯”の言葉一つでこんなに心躍るのは初めてだ。バタバタと自室に戻るなり早速荷解きを始める。寝具類が入っているであろうダンボールをカッターで開封し、ばらばらになったベッドのパーツを組み立て、完成させれば、白の円状のカーペットの上に折りたたみ式のローテーブル、壁側には小物などを入れる棚を設置して。小物や服などは後程ゆっくりやればいいだろう。自室から出て、大方終わったことを伝えるべく再び彼の部屋のドアを2回ノックして。)
16:
鬼崎レン [×]
2025-06-21 01:20:17
“ レイ ” ねぇ……ほぉ~ん……?早速名前間違えるとか、なかなかいい度胸してんじゃん。てか、もうわざとだろお前?俺の名前ちゃんと覚えるまで、今夜は寝かさねえからな。…それじゃ、またあとで。
( もちろん、わざとじゃないってことくらい分かってる。コイツがそういう “ 天然事故 ” を起こすのは昔っからの仕様だ。けど、だからこそ、ちょっとからかいたくなる。本気で怒ってるわけじゃない、ただ俺の前で慌てふためくコイツは正直ちょっと可愛いからイジメてやりたくなるってだけ。…際どい発言ではあったもののやましい感情は無かったからか、首飾りは反応しなかった。どうやらこれはただの軽口と判定されたらしい。そこに気づいて内心で舌を出す。ざまみろ女神!セーフだろ、これくらい!───そうして見事飯に釣られた彼女は、急いで自室へと戻っていった。その後ろ姿を見届けてから、静かに部屋の扉を閉めて片付けを続開。無駄のない動きで手当たり次第に荷物を解いていって )
( ──学校指定の制服に、モノトーンで揃えた私服、黒ベースのジャケット類。畳まれたそれらを手際よくクローゼットへ放り込んでいく。次に手を伸ばしたのはロック付きの黒いケース。これは引っ越してきて最初に組み立てたベッドの下、その奥へ滑り込ませた。中には魔界製のオーブ、悪魔文字が刻まれた古書、封印済みの指輪型アイテム、アイツのあんな姿やこんな姿が写った秘蔵写真など、彼女には絶対に見せられない代物ばかり。それからも黙々と片付けをこなしていき、荷物が入った箱も残り1つになった頃。コンコン、と控えめなノックの音がドア越しに響いた。休憩がてらベッドに寝転がっていたのだが、その状態のまま気怠げに返事をして )
開いてる。入れ。
17:
八乙女 鈴 [×]
2025-06-21 06:47:08
(名前の呼び方について注意された数秒後に見事に名前を間違えてしまうという並外れた天然**が炸裂し、バタバタと部屋に戻っていった彼の言葉なんてまるで届いておらず。――彼の部屋のドアをノックすれば、中から彼の返事が聞こえてきて。どうやら入ってもいいようなのでドアを開け、中を覗いて見るとベッドに彼が横になって寝転がっていて。外ではこんなに締りのない姿は見せないのにな、と思うと笑みが零れて。部屋の内装は至って普通で、魔界で彼の部屋にお邪魔したことは数え切れないほどあるが、その時の仕様とほとんど同じであることから自室よりも安心感を抱いて。)
わ、もうほとんど終わってる…進みが早いですね!私の方はまだ終わっていませんが、大方片付きましたので、早速食事に――ぅわ!?
(自室の荷解きの進捗を伝えつつ、部屋を見渡し彼のいるベッドに近付いていけば、足元にある一つの箱の存在を見落としていて。その箱に見事に躓き、このまま倒れ込めば彼にぶつかってしまう、ごめんなさい悪魔くん、と思いながらもなにもすることができずただ目をぎゅっと固く瞑って。)
18:
鬼崎レン [×]
2025-06-21 08:17:54
( ドアが静かに開き、金の巻き髪がそっと覗いた。澄んだ緑の瞳と目が合って自然と口元が緩むのを自覚しつつも、ベッドに寝転がった姿勢は崩さない。……こんな無防備な姿を見せられるのはコイツだけ。そもそも、昔から俺の “ 内側 ” に迷いなく踏み込んでくるのは、他でもないこの天使だけだった。───窓から差し込む夕焼けが部屋を橙色に染める。差し詰め手伝いを頼みに来たのだろうと思っていたが、口振りからして向こうの片付けも一先ずは一段落した様子で。のろま天使にしてはいつになく俊敏。どんだけ飯行きたいんだよ、と思わず吹き出しそうになった…そのとき。彼女がこちらへ歩み寄る途中で何故か突然バランスを崩した。反射的に腕を伸ばし、倒れ込んできた身体を抱き止めて )
……人の部屋に来て、いきなり突っ込んでくる客があるか?
( 箱ひとつに躓いて転ぶという相変わらずのドジっ子っぷり。柔らかな重みが胸にぶつかり、彼女の香りがふわりと鼻先をくすぐって。そのままベッドに押し倒されるような形になり、距離が一気にゼロになる。いろんな意味で心臓がうるさくなるのを誤魔化すように冗談めかして言葉を投げながらも、無意識のうちに彼女を抱く腕に力が入って )
19:
八乙女 鈴 [×]
2025-06-21 16:02:08
(どうすることも出来ず彼の胸に飛び込む形になってしまい、気がつけば彼の腕の中にいて。幼い頃からずっと共にいたが、距離がこんなにも近くなったことは今までで一度もない。体は隙間がまるでないほど密着しており、悪魔である彼の少し低い体温を感じて。怪我はないか、飛び込んだのだから痛かっただろう、そう言いたいのに顔を上げれば彼の端正な顔が鼻どうしがくっついてしまいそうなほど近くにあり、自身の熱が顔に集中するのを感じ、一気に顔を耳まで真っ赤に染め上げる。今すぐ離れなければ。何故こんなにも簡単なことが思いつかなかったのだろう。離れてしまえばなんの問題もないのだから。そう思い自身の体を彼から離そうとすれば、背中に回された彼の腕がそれを妨害する。“離して”なんて、怪我をしないように受け止めてくれた彼を拒否するようで言いたくない、言えない。為す術なくどうにかこの赤くなった顔を隠さなければと考え、彼の胸に顔を沈める。)
ご、ごめんなさ…!わたし、そんなつもりじゃ、なくて…!
20:
鬼崎レン [×]
2025-06-21 22:44:25
( 慌てて顔を上げた彼女と思いきり視線がぶつかった。息がかかるほどの距離。……近い。ありえないくらい、顔が近い。おまけに状況を察したらしいコイツの頬が、みるみる赤く染まっていくのが分かる。おい、なんだその顔……!てか軽い、柔らか……ッ、じゃねえ!やめろやめろ落ち着け俺。これは事故、ただの事故!───意識しないように、と思えば思うほど五感が過敏になり、要らぬ単語が脳内をちらつき始める。すると、 “ 忘れるな ” とばかりに首飾りが熱を帯びた。思わず喉の奥で息が詰まり、顔がわずかに歪む。……動揺を悟られてはいけない。首飾りにも、コイツにも。眉間がほんの少しだけ引きつるのを感じながらも、無理やり平静な顔を貼り付ける。そして、背中に回していた手を彼女の頭にそっと添えて )
分かってる。お前、昔からドジだもんな。……ほら、ぶつけなかったか?どっか痛ぇ?
( 一見、落ち着いたトーン。けれどその実、必死だった。自分の心臓の音が耳の奥で大きく響いている。……いい加減離れなければ。彼女の身体を支えながら、ゆっくり上体を起こして )
21:
八乙女 鈴 [×]
2025-06-21 23:27:14
(自身の不注意のせいでこうなってしまったことに彼はどのような反応をするだろうか。“ドジ”と言って怒られ呆れられるか、何事も無かったかのように注意されるか…彼からの反応を身構えて待っていると、先程自分が発した“そんなつもりじゃない”という言葉に対する肯定と此方の身を心配する言葉をかけられ、彼の優しさをひしひしと感じて。背中に回されていた手がいつの間にか頭に添えられており、自身を支えながら体が起こされ、それに合わせて此方も体を起こす。彼が離れなければと必死になっていることになんて、もちろん気が付かないまま、頭に添えられたその手の大きさと温かさに先程までの強ばっていた体の力がどっと抜けていくのがわかる。大きく息を吐くと彼の肩口に額をこつんとつけ、まるで甘えているかのような様子を見せて。)
ん…ありがとうございます。はい、私はもちろん大丈夫ですよ。あくま…、レンくんが受け止めてくれましたから。逆にレンくんが怪我をしていませんか?重かったでしょうし、勢いもあったので…
(彼からの心配の言葉に感謝と自分は大丈夫だということを伝える。彼の肩口から額をゆっくり離せば、じっと彼を見つめて申し訳なさそうに眉を下げながら彼の身の心配をする。)
22:
八乙女 鈴 [×]
2025-06-25 19:28:46
上げておきますね!悪魔くん、私はいつでも待っていますから!
23:
鬼崎レン [×]
2025-06-28 18:26:27
( 体勢を整えてベッドに座り直した直後、思いがけず肩に彼女の温もりを感じて、ぴたりと動きを止めた…というよりは動けなくなってしまった。僅かに目を見開いたまま、動かざること山の如し。全神経が肩に集中する。今までになく、なんというか、甘い空気が流れている気がする。ここで気を抜けば首が逝く。首も逝くし、いろいろ終わる。人 ( 悪魔 ) の気も知らずに呑気なヤツめ。…緊張が走る中、そのうち彼女が離れると、自然に、さり気なく拳3個分くらいの距離を開けて座り直して。それから冷めたような、でもどこか優しさを滲ませた声色で )
なら、いい。……別に重くねぇし、俺も平気だよ。だから気にすんな。───それより飯食いに行くんだろ?何食べに行くか決めようぜ。
( この甘い空気を変えようと、本来の目的を話題に挙げながら、人間の男子高校生としてより馴染めるようにと父親に買ってもらった秘密兵器… “ 人間界のスマホ ” をポケットから取り出して起動させる。使い方はこっちに来る前に予習済み。画面をタップして、周辺の食事処を検索し始めて )
ーーーーーーーーーー
………だいぶ遅れた。連絡するっつってたのに。人間界の時間の流れ、思ってたよりも魔界と違い過ぎたというか。…ごめん。( 聞こえるこえないかくらいの小さな声。けれど、本心からの謝罪を )
お前がまだ待ってるかどうか分かんねぇけど、俺は此処に居るから。…だから、また顔見せてくれると嬉しい…、かも。
24:
八乙女 鈴 [×]
2025-06-29 01:43:58
(いつもより、どこか少し冷ややかな声のトーンで言われると、ぴく、と肩が控えめに跳ね、戸惑いを隠すのに必死になりながら普段通りにこにこと口角を上げて。物理的に距離を詰められるのは苦手なのだろうか。そんなことを考えるとあそこまで近付いてしまったことが申し訳なくなってくる。だが、幸いにもどうやら彼に怪我はないらしい。それに安心した後、いつまでも彼の膝の上に乗っているわけにはいかないと思い急いで降りる。隣に座れば彼が操作している‘’すまーとふぉん”の画面を覗き込むようにしながら何を食べようかと考える。)
そう、ですか…よかったです!これから気をつけますね。…レンくんはどんなものが食べたい気分ですか?
(自分も女神様から“すまーとふぉん”…略して“すまほ”というものを得たが、未だに使い方が理解できず、使い物にならなくても困るのであまり触らないようにしている。今度彼に教えてもらおうか、なんて考えながら此方は人間界の食べ物ならどんなものでも興味があるため決められず、彼に決定権を委ねて。)
ーーーーーーーーーー
いいんですよぉ、私は悪魔くんが無事に(?)戻ってきてくれたことが嬉しいです!
今回のことなんて水に流して、人間界でたくさんのことを学んで立派な魔王様になれるように頑張らないとですよ!私は悪魔くんに何度も助けられてきてるので偉そうなこと言えませんが…
と、とりあえず!悪魔くんが嫌じゃなければこれからも末永くよろしくお願いします!
25:
鬼崎レン [×]
2025-06-29 20:26:59
( さっきまで赤くなってたくせに、今は何事もなかったような顔で隣に座ってきて、こっちのスマホ画面を覗き込んでくる鈍感天使。……距離が近い。( 2回目 ) さっきからずっと近い。折角距離をとったのに。ほんのり甘い匂いが鼻先を掠めて、さっきまでの全力で抑え込んだ動揺がまたじわじわと蘇ってくる。横目で見ると、柔らかい金髪が肩越しに流れ込んできそうで、なるべくそっちを見ないようにスマホの画面に集中するフリをして─── )
……そうだな。俺らくらいの年齢層が行きそうな場所っつったら……この “ふぁみれす ” ってとことか良いんじゃねぇの。いろんな料理があるっぽいし。
( それなりに慣れた手付きで画面をスクロールしながら、なるべく平常心を装って、近所のファミレス ( ☆4.1 ) の評価なり外観なりが分かる画面を彼女に見せてやって )
ーーーーーーーーーー
………くっ…、屈辱……。まさかコイツに上から目線で説教される日が来るとは。……次から気を付けよ。うぜーもん。待ってたことには感謝してるやるけど。
でも、うん。…こちらこそよろしく。地獄の果てまで。
( ※蹴り可 )
26:
八乙女 鈴 [×]
2025-06-29 23:58:05
(先程までの至近距離に比べたら、隣に座って少し肩どうしが当たるくらいの距離なんてどうってことなく、彼が自分の身から発せられる甘い香りを意識してしまっていることはこのお気楽天使に考えが及ぶはずもなく。操作しているスマホの画面から彼の横顔へ視線を移動させ、整った目鼻立ち、薄く綺麗な唇を捉えれば、彼は俗にいう“イケメン”とやらに分類させるのではないか…―いけないいけない、幼なじみなのにそんなことを考えては。彼はただの幼なじみだ、それ以上でもそれ以下でもない。そう自分に言い聞かせ、異性としてのかっこいいという感情に蓋をして、彼の話に耳を傾ける。)
はい、ぜひそこに行ってみたいです!そうと決まれば早く行きましょう!私の準備はばっちりです!
(此方に向けられた画面にはお店の外観、評価などが載っており、それを見るなりきらきらと目を輝かせる。バッと勢いよく立ち上がったかと思えばまるで散歩を期待する犬のように彼の手をぐいぐいと引っ張る。もちろん、財布もスマホも既に持っている。そのくらい人気界の食事に興味があるのか、ただ単に腹を満たしたいのかは分からないが、顔を真っ赤に染め上げていたのが嘘だったかのような振る舞いで。)
27:
鬼崎レン [×]
2025-06-30 19:57:50
( 隣から視線を感じる。すっげぇ感じる。えっ、まさか動揺しまくってんのバレた…?なんかすごいこっち見てくんだけどコイツ。そんなことを頭の中でぐるぐる考えながらも、目線はスマホの画面に落としたまま。ひたすら謎の視線に耐え忍ぶ。が、ファミレスの画面を見せた途端。急に立ち上がったかと思えば、いつもの調子で手を掴んでぐいぐいと引っ張ってきた。それも、無垢な瞳をきらきらと輝かせながら。……おい、俺まだスマホ閉じてねぇんだけど。画面開いたままだぞ。つーか手、手ェ! )
ちょ、ちょっと引っ張んなって。……わかったから。落ち着け、犬かお前は。
( 呆れた声を出しつつも、手を振り払うことはしない。というか、今は振り払えねぇ。今離したら不自然過ぎる。顔が熱くなるのを誤魔化すために、つっけんどんな態度を取るしかないのが我ながら情けないけれども。そのままスマホをポケットに戻し、机の上に放り出していた財布ももう片方のポケットに突っ込んで、引っ張られるがまま玄関で靴を履いて家を出た。……と、そこまでは良かった。問題はこの “ 手 ” 。コイツに引かれるがまま並んで歩く、この手をどう処理するかってことだ。鈍感なコイツに、まったく意図なんてないのは分かってる。けど、俺は─── )
……なぁ、これ、もう離していいか?人の目が気になる。
28:
八乙女 鈴 [×]
2025-06-30 23:06:48
(彼のスマホの画面を閉じていないことも、掴んだ手を過剰に意識していることには目もくれず、外まで引っ張って来てしまったがどこにその店があるかなんて分からないまま歩いて。“犬”と言われるのは心外だが、今はそんなの関係ない。自分の今の意識は全てファミレスに集中しており、どんな料理があるのか、どのような味付けなのか、など色々妄想しては頬が緩んでいくのがわかる。そんな中、彼からはこの“手”のことを気にしているようだ。どうやら人目が気になるから話してほしいらしい。彼の手は幼少期の頃から好きだ。体温は少し低いため冷たいもののずっと握っているとじんわり温かさを感じることが出来て、なりより大きく安心感がある。天界や魔界では手くらい握っていてもなにも言われなかったのに…なぜ今になってそのようなことを言うのだろう。だが、彼が離して欲しいというならそれを断る理由もなく、少し寂しさを覚えながらも素直にぱっと手を離して。)
あ、すいません、つい…。レンくんの手って大きくて冷たくて、私好きです!レンくんからしたら、私の手は熱くて煩わしいでしょうが…。
(並んで歩いていれば、彼の手が好きだということを隠すことなく伝えて。彼にとっては自身の手は熱いだろうが、それでも嫌な顔せずに手を握ってくれた彼は間違いなく優しい人(悪魔)だ。そういえば、と彼が見せてくれた店はこの道であっているのだろうか、自分は道案内ができる性分ではないため、彼の方を見て尋ねる。)
…引っ張って連れてきた私がいうのもなんですが、この道で本当にあっているのでしょうか?
29:
鬼崎レン [×]
2025-07-01 22:54:41
( ファミレスへと向かう途中、俺の手をぐいぐい引っ張っていた彼女が、ふと何かを察したのか、あっさり手を離した。拍子抜けするほど自然な仕草。でもそれ以上に、次に出た言葉の破壊力がすごかった。「 レンくんの手って大きくて冷たくて、私好きです! 」…いやいやいや言葉の選び方が直球すぎる。誰にでもそう言ってんのか、それとも俺だけにか、そんなことを考える間もなく、喉元がひときわ強く締めつけられる感覚が襲った。首飾りの反応。ぎりぎりまでセーフを攻めてた俺の思考が、ついにアウトと判定されたらしい。顔には出さないけどマジで痛い、ヤバい。てか女神!俺はまだ何もしてねえ!お前んとこの鈍感天使が好き勝手やらかしてるだけ!しかし喉まで出かかった不満は心の中で留める他なく、こほん、と咳払いひとつで取り繕った後、恰も興味のなさそうな相槌を打っておき )
……あっそ。
( そしてふと顔を横に向けると、心なしか不安げな彼女がちらちらと俺を見上げていて。……だろうな。そんなことだろうとは薄々思ってたよ。ただ、何気ないやり取りの中でもこうして信頼を向けられるのは、悪くない。少し得意げに笑って )
あってる。俺が下調べしたんだから間違いねぇよ。信じろ、俺を。
( そうして歩き続けるうち、目的のファミレスが見えてきた。ちょうど夕焼けが店のガラス窓を照らしていて、思ったより雰囲気のある外観。人間の客もそこそこ入っているようで )
30:
八乙女 鈴 [×]
2025-07-02 21:00:40
(まさか、彼の首元に尊敬している女神様から見えない首輪をつけられているなんて思いもせず、軽々しく天界にいた時のように“好き”という言葉を使って。その言葉によって彼の首が締め付けられていることも、それを必死に堪えているのも気がつくはずもなく。道が合っているのかということ尋ねると自分を信じろと口角を上げて笑う彼は夕陽に照らされて輝いていて、思わず見蕩れてしまうほどだ。他の人と接するときの人柄で取り繕った笑顔よりも、ツンケンした本性のときの笑顔の方が魅力的だ。)
…!はい!───あ、ここですか?オシャレですね、人も多いですし人気なんですね!
(歩いていると自分たちの目的地であるファミレスであろう店が見えてきた。趣のある空気感を纏うその店は制服を着た若者や家族連れが多いようで気軽に通える店のようだ。今すぐ走り出して行きたい気持ちを抑えながら店のドアを開け、定員さんに案内をしてもらう。)
31:
八乙女 鈴 [×]
2025-07-07 20:50:59
あげておきます!気が向いたらまた会いましょうね!
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