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ラ二の部屋/23


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5: ラニ [×]
ID:d10cc4730 2025-03-30 08:44:03

<クソ短編小説>※小説かわからないぐらい下手です

タイトル: 失われた王国の詩
かつて、広大な大陸の一角に「アウリス王国」という国が存在した。この国は、魔法と科学が共存する奇跡のような場所であり、世界の中心として栄えていた。しかし、ある日突然、王国はその姿を消した。魔法が暴走し、王国は空へと消え去り、すべての痕跡は消え失せた。人々はその消息を「失われた王国」と呼び、語り継いだ。

その王国の遺産を追い求める者たちがいた。彼らはその王国が残した力を手に入れることで、新たな時代を築こうとしたが、失われた王国の痕跡は見つかることなく、何世代も時が過ぎていった。

第一章: 夢の中の声
リディアは普通の村娘だったが、彼女には誰にも話せない秘密があった。幼いころから、夢の中で「アウリス王国の王女」と名乗る声を聞くのだ。王女はいつもリディアにこう告げる。

「私の国を探して。君にはその力が宿っている。」

その夢は彼女が成長するにつれ、ますます鮮明になり、リディアは次第にその夢の意味を理解し始めた。だが、どこから手をつければいいのか分からなかった。

ある日、リディアは村の広場でひとりの老賢者と出会う。その男は、彼女の夢の話を聞いてから驚きの表情を浮かべ、こう言った。

「お前がアウリス王国を探し出す者か。待っていたぞ。」

賢者は自らの知識と、長年探し続けてきたアウリス王国の手がかりをリディアに渡した。そして、王国の復活には「失われた王国の詩」を集める必要があることを告げる。この詩には、王国の秘術が隠されているという。

リディアはその瞬間、決意を固めた。彼女は王国の遺産を探し、王女の声に導かれ、冒険の旅に出ることを決意した。

第二章: 詩の断片
リディアの旅は、予想以上に過酷だった。彼女は幾度となく、王国の痕跡を求めて世界を巡るが、どこに行っても「失われた王国」の痕跡は見当たらなかった。しかし、ある日、古代の遺跡の中で、一冊の古びた書物を見つける。その書物には、詩の断片が記されていた。

「天空を舞う星たちの歌、
その輝きは未来を照らし、
大地に眠る王の力を呼び覚ます。」

リディアはその詩の一節を心に刻み、それが示す場所を探し始める。詩が示す場所は、王国の崩壊と関係の深い場所、天空に浮かぶ島だった。

第三章: 空の島
リディアは仲間を得ながら、空の島への旅を続ける。途中で出会ったのは、風の精霊を使いこなす青年カイル、失われた技術を追い求める少女マリア、そしてかつてアウリス王国に仕えていたという謎の剣士、ゼン。彼らはそれぞれ異なる目的を持ちながらも、リディアの冒険に共感し、共に旅をすることになる。

そして、ついに天空の島にたどり着いたとき、リディアは恐ろしい真実に直面する。アウリス王国が消えたのは、魔法の暴走ではなく、王国を守る力を宿した「王の血」を持つ者が、他の力を欲しすぎたためだった。そして、その血を受け継ぐリディアが、王国の復活を導く者であることが、運命づけられていた。

だが、王国を再生させるためには、リディアがその血を使って最も重要な選択をしなければならない。王国を復活させるか、それとも王国の力を永遠に封じるか。

最終章: 王国の詩
リディアは悩み抜いた末、決断を下す。彼女は王国を復活させることで、過去の過ちを正すとともに、王国の力を新たな形で使うことを決意した。しかし、その決断を下した瞬間、王国の魔法が解放され、空の島に再び王国が現れた。

リディアはその後、アウリス王国の新たな女王として、民を導くこととなる。しかし、王国の力はリディアの手により慎重に使われ、彼女は過去の悲劇を繰り返さぬよう誓った。

「私はこの王国を、過去の過ちから学んで守り続ける。」

こうして、失われた王国の詩は再び世界に響き渡り、新たな時代が始まったのだった。



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