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ここにしか咲かない花を( 〆 )/26


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自分のトピックを作る
21: 水心子正秀 [×]
2025-04-20 01:42:44




……──うん、おねがいね。( 同じ打刀の中でも精神的にも肉体的にも未熟さが残るゆえに、自身の何気無い仕草がどれだけ相手の心を乱しているかなんて露知らず。相手の声掛けにたった一言返せばじきに来るであろうタイミングに気を取られ、無意識に細腰へ回した腕に僅かながら力が篭もり。──不思議なものだ。写真なんて普段の自身ならばきっと緊張してしまって不自然な表情にしかならなかっただろう。けれども隣に心許せる親友が居るからこそ落ち着いて委ねられる。こっそりと横目で盗み見た親友もいつもと違って見え、もしかしたら自分と同じで少し緊張してる?そう思えば自然と表情も柔らかくなり。そして撮影音のあと。小さく息を吐いて今の体勢のことはすっかり頭から抜け落ち、そのままの体勢でこちらへ傾けられた画面へと視線を落とし )……思ったより変な顔してなくて安心したぁ。これ、今から僕の方も起動させるから送ってくれ……る──ッわああ!?ご、ごめん……!無意識で!清麿、嫌じゃなかった!?本当にごめ……ぅわっ!( 安心した様子で本音を口に。続けてせっかく御強請りした写真欲しさに相手へ視線を合わせるように顔を上げ──…そこで漸く今自分が相手に何をしていて、どれだけ接近しているか気付き。どっと心臓が大きく跳ねたような錯覚、それと同時に自分でも察してしまうほどに頬に熱が宿り。相手の腰から手を離し更にあまりに近すぎる体勢を変えようと腰を上げ──…ることは出来ず、長すぎる外套を踏んづけてしまい見事にバランスを崩してその場に尻もちを着いて )

────

ん。……、( 無理強いはせず、自らの意思で顔を上げてくれた相手と視線が合えば無意識で至極幸せそうに微笑んで。それでも直ぐに伏せられてしまった顔に一瞬だけ眉を下げるも、少しずつ打ち明けられる相手の感情に初めは翡翠の瞳を丸く。けれども向けられた想いに嬉しい気持ちを抱くことはあれども、何かマイナスに働く感情なんてひとつも湧いて来るはずもなく。何処か葛藤するような、珍しくも震えているようにも感じられる声に安心させたい一心で頬を包むようにそっと両手を添え、帽子が畳に落ちることも厭わず額を寄せて )…──清麿のばか。許すも何も。清麿が居ない日は元気だしてねって言われるくらいなんだから、居てくれなきゃ困っちゃうよ。……それに、僕だって清麿のことを好ましく思ってる。この気持ちが人の子が持つ恋愛感情なのかは僕にはわからないけれど、今はこの気持ちを育ててみたいなって……一緒に見守ってほしいって……これは我儘かな、( この先を求めてはいないと相手は言うものの、同じだけの気持ちを返せていない自身はもしかしたら酷いことを言っているのかもしれない。けれどもこれから先に育っていくだろうこのあたたかな気持ちを想像して胸がいっぱいになり。やがて瞼を伏せ、まるで芽生えた感情を包み込むかのように──慈愛に満ちた声音で呟き )
ああ、私も清麿とこうして話していて、互いに湯水のように案が出てくるのがすごく楽しい。いい関係だなって……( そこまで話して急に照れが勝りわざとらしい咳払いで誤魔化し )──賛成だな。こうも想像していたことが綺麗に形になっていくのは気持ちがいい( ふ )うん……?ああ、その事か。私も清麿とは同室だろうという勝手な思い込みがあったから、間違いがあってはいけないと様子を見てしまったんだ。狡いことをしてしまってすまない。……むしろ、清麿も同じだったんだなと安心したくらいで……( 固い口調で詫びをするものの、表情は柔らかく笑みを浮かべ。楽しむ様子を見せるこそすれ、声色も反省する様子は無く )拠点もあくまで拠点なのだから同じ部屋でいいんじゃないかと思う。1LDKっていうのかな?──もちろん、清麿さえ良ければ……、なんだけど( ちら、と伺うように視線を向けて )
──どうしよ、いっぱい貰いすぎちゃって、本当におかしくなりそう……( 向けられる想いに胸がいっぱいで思わず両手でそこを抑え、双眸伏せて良いため息を )うれしい。ねえ、本当に嬉しいんだ。清麿にどうしたら伝わるかわかんないけど──……でも多分、この嬉しいって気持ち、びっしり詰まった返事で伝わっちゃうかもね( ふふ )すごい沢山だから適度にね、適度に削ったり短くしてくれて大丈夫。これからもよろしくね( 密度濃い一ヶ月があっという間に過ぎ去ったことに驚きを感じながらも双眸開き、これからを想像し勝手に緩む頬はそのまま、期待に胸を膨らませて )





22: 源清麿 [×]
2025-04-22 04:42:47



いいよ、ちょっと待ってね……、──えっ、水心子、大丈夫!?( どうやら相手も撮影したものに問題はなかったみたいで安堵するように胸を撫で下ろして笑みを浮かべ。とと、とすっかり慣れた手つきで端末を操作し送信一歩手前、というところまで進めると相手の動揺が伝わる声色に顔を上げれば目に見えて分かるほどに紅潮し、尻もちをつく姿が。ここまで狼狽えている様子は珍しく驚きで双眸を丸くさせ。普段なら決して自分の外套に足をとられるなんて事はしないだろう。とても珍しい様子に──可愛い。そんな場違いな感想を抱きながら、相手を安心させたくておもむろに口を開き )えっと…、むしろ僕は、嫌というよりも嬉しかったよ。鼓動がいつもより早くなって…このあたりが幸福感で満たされる感じ、かな?──いや、それよりも打ち付けたところに痛みはある?( 気持ちを顧みるように、心があるとすればこの辺りだろうか。視線を落とし自身の胸に手を添えて先程の体勢で感じていたことを言葉にしては、口に出したことにより更に自覚してしまい羞恥で顔を赤くさせて。もっとくっついていたかった、と思う自分は少し可笑しいのかもしれない。一般的な親友に対しての良識は持っている。これはきっとそういった感情なのだろう。ゆるくかぶりを振り再び視線を上げては端末を畳の上へ置きつつ、心配そうに相手へと自身の手を差し伸べ )


─────


……水心子、…っ、( 心優しい親友のこと。問答無用に否定されるとは思ってはいなかったものの、予期してもいなかった言葉と自身の頬に触れる手袋越しに伝わるぬくもりに目頭が熱くなり震える声で息をのんで。いつも相手の気持ちを察して思いやりのある気遣いができるところも数多くある惹かれた理由の一つでもあり、特別な感情を持ってしまったことに申し訳なさすら感じ始めていた心にじんわりと温かさが広がって。どうしようもなく好き、という溢れる想いを双眸閉じることによって伏せては代わりに控えめに笑い )……ふふ、…その言い方は、少しずるいんじゃないかなぁ。でもありがとう。──うん、僕も見守るよ。これまで通りに水心子の隣で、ずっと。…ただ、気持ちの整理がつく間は距離感をはかりかねて違う感じがするかもしれないけれど、…君への想いは変わらないから安心してほしいな( 自身の気持ちを知っても変わらずにいてくれる大切な存在。心地良い空気感に自然とほころぶ笑みを湛えながら、頬に添えられた相手の両手に自身を手を重ね合わせ )
そうだったんだ。大丈夫だよ、水心子も僕と同じ考えみたいで良かった。元を辿ると先に自室を出したのは僕の方だから、君が様子を見てしまうのは当たり前さ。……水心子と同室という結論に至るまで、一時期とても意識しすぎて混乱して僕の中で自室という名前の居間とか自由部屋にしそうになったのはここだけの秘密で( 照れ隠しに少し笑うと人差し指を立て、口元まで持っていき )それは…もちろん良いよ。拠点先でも水心子と同室で嬉しいな。──任務なのは分かっているけど、何だか旅行でお泊まりするみたいで楽しみだね( 目が合うと優しく微笑み )
貰いすぎているのは僕もだよ。どれだけ返せているか分からないけど、言葉で…行動で、心を尽くしていきたいなって思ってる( 相手の様子に穏やかな眼差しを向けて )──うん、一目見てすぐに嬉しいんだなって分かったよ。ちゃんと伝わっているから大丈夫。僕の方も削ったり短くしたりして、水心子の返しやすいように調整してね。…──実はここまで長く続いたのは水心子が初めてなんだ。だから…なのかな。僕はこの縁を大切に繋いでいきたいなと感じているよ。こちらこそ、これからもよろしくね( 他の誰でもない、目の前の相手だからこそなのだろう。大恩も感謝も好意も親愛も──全て含めて伝えていきたい。そんな温かな感情に満たされながら微笑みを返し )




23: 水心子正秀 [×]
2025-04-26 16:37:31




いっ……たたた。──ごめん、ちょっと取り乱しちゃって……本当、はずかしい…忘れて……( 感じる。──それはもうすごい視線を。どう足掻いてもしっかりと一部始終を見られてしまったことは明白で。あまりにもの居たたまれなさに耐えきれず膝を胸に寄せて三角座りのような体勢を取れば、額を膝に付けて片方の手のひらを前に出すことで心に受けた色んなダメージから距離をとり。けれども相手の反応はいい意味で予想だにしていなかったもので。勢いよく顔を上げて相手と視線を交わらせると、言われている意味はもちろん理解はしている。が、それよりも、いつ如何なる時も冷静さを欠くことのない親友が頬を赤らめている──それって、そういうことなんじゃ──…勝手な想像につられて上がる体温に、今度は自身の顔を隠すようにして利き手の甲を逆側の頬へ当てて冷まし )……そ、そっか。嫌じゃなかったらいいんだ。驚かせちゃってごめん。痛みは今のところないから大丈夫だと思──……う( ついつい妙に意識をしてしまって視線を伏せながら言葉を交わしつつ、差し伸べられた手にはいつも通り……これはパブロフの犬とも言えるが頬に当てていた自身の手を相手に重ね──…触れる寸前でぴたりと動きを止め。挙動不審にちょんと指先だけ重ねて )


────

うん、──うん、( 瞼を伏せたまま触れる額を擦り寄せるとずれた帽子が畳の上に落ち。自身の名を呼ぶ声、震えた息遣い──それら全てが何処かいつもと違う相手の全てを肯定するようにひとつずつ相槌を。漸くそっと双眸開けば視界がぼやける程近くに長い睫毛に縁取られた瞼。揺れる睫毛を優しくなぞって瞼に唇を寄せたら──…なんて、それがとっくの昔に親友としての触れ合いにしては度が過ぎている事には気付かず、ただその衝動を抑え込み。重なる手の温もりは直ぐには離れがたく、頬に触れた手はそのまま指の腹で耳の上の髪を優しく梳いて )──ふふ、ずるいかあ。清麿に似てきたのかもね。……ん。清麿は清麿の思うままに行動して欲しい。こうして触れ合っていると落ち着くんだ。──おかしいのかも、しれないけれど。
っふ、あははっ!もう……清麿ってば面白いなあ。いや、面白いというか、可愛いというか…っ、( 相手の話から想像しいつもより派手に笑って )自由部屋──、ふふ。うんうん、内緒。これはここだけに( どこか笑みを含んだ返しをすると、最後に大きく深呼吸をして気持ちを落ち着かせ。 )僕も同じことを思ってたんだ…!普段から同室とはいえ皆も居るし、遠征も出陣も内番もあるから出掛けたりも難しいし──、なんだか旅行みたいだな、って( 同じだったことに喜びを隠すことなく表情を綻ばせ、声色もどこか浮ついた調子になり )
…──伝わっててよかった( ふ )意外だな、こんなにも清麿は魅力的なのに。はじめてだって、……うれしい( 有言実行とばかりに言葉や仕草一つ一つに乗せられる想いを受け、勝手に緩む頬をきゅっと唇を閉じることで誤魔化そうとするが、きっと隠しきれないだろう。相手の手を取り握った──ところでふと思い出し、気を引くように握った手をくいくいと揺らして )……清麿、大切なことを思い出しちゃった。僕らがそういう関係になったとして──直胤の事はどう見たらいい、だろうか。別として考えた方がいいのか、関係は同じとして見た方がいいのか……。清麿はどっちがいい?( こっそりと耳打ちし )





24: 源清麿 [×]
2025-05-01 04:34:36



うん、それなら良かった。もし痛み出したら無理しないで言ってね( どうやら怪我にはつながらなかったようで安堵し小さく息を吐くと柔らかく笑みを浮かべ、そして───……今は親友として自分はうまく取り繕えているだろうかと不安が過り。相手の反応、表情に、もしかして自身と同じ気持ちがあるのではと胸が高鳴り期待をしてしまう。最初はただ親友として仲良くなれたことに喜びがあり、些細なことでも笑い合えるだけで嬉しかったはずなのに、いつからだろうか。気づけば友情から愛情に変化していて。新々刀の祖としてひたむきに努力している親友の邪魔になるような事はしたくなく、この自身の恋心は相手のためを想い、応援するのを選ぶのなら心に秘めておくべき──…なのだが、どうしても気持ちが溢れてしまう。告げれば最後、関係が壊れてしまうかもしれない……とは思わない。なぜなら、ずっと見てきた相手はそういうことをする人ではなく、真面目で感情が顔に表れてしまうほど素直で穏やかで温かい心の持ち主で、相手の気持ちや状況を理解し、その立場になって考えたり共感できる誰よりもすごい刀だって知っているから。もしかすると自分は相手の意思を尊重し守っているつもりが、勝手に枠に嵌めて決めつけていたのかもしれない。親友は──目の前の相手は、たとえ前を見失ったとしても理想という道標に向かって進んでいけるはずだから。それならば、そんな親友と共にいたい自分は──。触れられる指先を優しく握ると反対の手で包みこむようにして、居住まいを正せば慈しむように真っすぐに相手を見据え )ねえ、水心子。君に伝えたいことがあるんだ。急に言われて戸惑うかもしれないけれど僕は……、僕は君のことが好きなんだ。親友としてじゃなく恋愛対象として。叶うことならそういう意味を持って君に触れたいと思っている。でも気持ちを押し付けるような無理強いはしたくはないんだ。…だから、水心子の正直な気持ちを聞かせてほしい。


─────


水心子はおかしくないよ。触れ合って、僕も落ち着くなって思っているから( 触れる額や指で髪を撫でられる感触はくすぐったく、瞳を閉じている事によってより分かる相手への確かな安心感と優しさはとても心地よく思え。注がれる温もりに応えたく、自らも額を寄せてはただただ幸福を感じ。やがて双眸をゆっくり開いて目の前に広がる翡翠色の瞳を見つめながら )──君に触れられて緊張するのに凄く嬉しいんだ。それに触れたくなる時は大切にしたい、言葉では伝えきれない想いを触れることで伝えたいって。……僕の方がずっとおかしいのかもしれない。
せっかくだから任務の合間に息抜きでどこか出かけてみたいね。僕たちが守る歴史のその先、現代での人々が何を思い、何を感じて今を生きているのか。娯楽施設も江戸時代からは想像もつかなかったくらいにたくさんあるみたいだよ。カフェとか水族館とか、水心子と行ってみたいな( 親友の喜ぶ様子に何だかこちらも心が弾むように嬉しくなり顔を見合わせ )──それと僕のせいで話が脱線してしまってごめんね。少し、本丸の転送装置や帰還の方法、現場を押さえることになる大きな改変の案を思いついたからここで相談してもいいかい?他にも色々と決めておきたい事もあって……とても長くなりそうだからまずは水心子に事前の確認をとりたくて( 申し訳なさそうに相手と視線を合わせて )
( 握られた手に優しく握り返しては寄せられる相手の口元に耳を少し傾けて聞く姿勢をとると、合点が行った様子で一つ頷き )──ああ、…彼はよく僕の想像の埒外にいるから別としての認識でお願いしたいな。ただ、気持ちは共有しているから恋愛感情を持つ──とまではいかなくてもそれに近い感情……友愛は君に対してあるから距離が凄く近くなると思う。例えば話すときに後ろから抱きついてきたりとか、美味しかった食べ物を君に食べさせようと口元まで運んだりとかするだろうね。後者の方はもしかすると僕もやるかもしれないけれど、…こうして大慶のことを考えると彼も僕と同じで水心子が好きなことは一緒なんだなって感じるよ( 双眸伏せ静かに微笑むと愛おしそうに相手の頬に自身の頬をすり寄せ )




25: 水心子正秀 [×]
2025-05-05 01:30:53




( そっと、ひかえめに……それはもう何時になく遠慮がちに乗せた指先は震えてはいなかっただろうか。依然として目を合わせられず、視線は畳の目に落としたままで相手のアクションを待つ──…も、引き上げられる浮遊感は一向に訪れず、恐る恐る伺うように上目遣いになりながら視線を上げた──…瞬間、視線が、合う。何故だろうか、いつにも増して真剣さを帯びた紅の瞳から目が逸らせない。指先が包まれ、上から手が重ねられ──ひとつひとつの行動が逃げ道を塞がれているかのような錯覚を自身に抱かせながらも、不思議とそれを嫌に思わない……それどころか、この先紡がれる言葉を勝手に想像し期待している自身がいることに今この瞬間だけは気付かないふりを。それでもまるきり平静を装うなんて器用な事は出来ず、名を呼ばれた瞬間、ぴくりと触れた指先が勝手に跳ねて )……う、うん、( 改まって声を掛けられると緊張してしまう。こんな状況で、こんな風に切り出すって──、つられてこちらも居住まいを正しながら相手の声に耳を傾ける。やがて告げられた気持ちは、決して自分の都合のいい想像なんかじゃなくて。れんあい、たいしょう……、そういう意味で、触れたい……?脳内で反芻すれば、失礼だと理解していながらも相手の色付いた唇や、白く華奢に見えても刀を握るための男らしく骨張った力強い手──そのひとつひとつを無意識で見てしまって喉が鳴る。最後に双眸一度閉ざしてから改めて視線を合わせ。今までは ” 親友 ” の枠組みに押し込めて向き合おうとしなかったけれど、そんなフィルターを取り除いたことで気付く。今更じゃないか──、自身の抱くこの感情はもうとっくに親友に抱いていいものじゃない。僕は、清麿が──… )……すき。ぼくも……清麿が、好きだよ。無理強いされたとか、言われたから好きになったとかじゃなくて、勝手に考えないようにしてたんだ。さっきとか、隠しきれてなかったと思うけど……。うれしい、思いが伝わるって、こんな感じなんだね……っ( 心臓がうるさくて、身体じゅうの血液がぐるぐると勢いよく巡るのを感じる。初めの一言は心のなかで呟いたはずの言葉、続けて飾らない言葉でひとつひとつ辿々しく胸の内を声に出して積み上げていけば、次第に感極まって視界が揺らめき。瞬きをしたところで大粒の雫が頬をひと粒伝うと恥ずかしそうに微笑んで )

────

~~~っ、( 囁かれる言葉は甘く脳髄を溶かす程で。おかしいなんてはずは無い。そんなふうに言われてしまったら期待してしまう自分の方が──。近い距離も触れ合う額もそのまま、頬や髪に触れていた手だけを下ろしては、相手の手と指先だけ絡めて繋ぎ。はく、と唇を開いては言い淀むようにして閉ざすこと数回。双眸をぎゅっと閉ざして漸く決まった覚悟が揺らぐ前に唇を開いて )──でも、清麿からあんまり触らないじゃないか。せ、…せっかく、その……両思いになったのに( 逃げも隠れもしないものの、恥ずかしさに視界を閉ざしたまま耐えきれずふるりと身を震わせ )
ん、全部楽しみにしてる。デートだって、期待……していいんだよね?( 翡翠の瞳を悪戯っぽく細めて )──もちろん。時間は無限にあるんだから長くなるなんて気にせず、清麿の考えを聞かせて欲しい。一緒に先のことを話してるのも楽しみが増えて仕方ないから( 視線が合えば、心配そうな相手に向けて気にしないでいいとばかりに楽しげな様子で笑みを返し )
ああ、わかった。こちらもその認識でいるようにする、……っふふ( 滑らかな頬が触れると、手のひらに比べて低めの体温が擽ったく感じて小さく笑を零し )まあ……凄い心配してくれているんだなってのは伝わるよ。清麿は後ろから背中を押してくれているって感じが大きいんだけれど、直胤はどちらかと言うとそっちかなって( もちろんそれはそれで悪い気はせず、気恥ずかしさを誤魔化すように咳払いを )僕はそういうスキンシップは大歓迎だから、遠慮しなくて大丈夫。抱く感情に違いはあれども、二人のことは今も昔もずっと好きなことには変わらないからさ。……あ、でも清麿が言うように引っ付いたりしてると、妬いたり……する?──なんて、妬く前に遠征から帰ってきてよ( 声色楽しげに弾ませながら冗談を )





26: 源清麿 [×]
2025-05-08 20:30:11



( 一つずつ紡がれてゆく想いが乗せられた言葉を心のなかで繰り返しゆっくり意味を理解していくと、胸の内に喜悦がじんわり広がっていき。先ほどから早鐘を打つ心臓は相手に聞こえてしまうのではないかと思うくらい大きく、それに伴う体温の上昇で包み込む手のひらから自身の熱が伝わってしまいそうで。きっと今、自分は頬を赤く染めながら幸せそうな表情をしているのだろう。重ねている方の手を相手のこぼれ落ちる雫にそっと優しく指で掬うと )ふふ、水心子が涙流すの、初めてみた気がする。僕の自惚れじゃなければ前から好きだった、って……そう捉えてもいいのかい?だとしたら──…どうしよう。凄く嬉しいよ( 相手のためと思い、一時は自身の恋心に蓋をして親友という立ち位置でいようとしたものの、眩しい存在である相手に惹かれる気持ちを抑えることはできず。溢れてしまった想いを告げて、心が通じ合ったことで抑えていた恋心の蓋が外れると溢れ出してくるのは温かい感情と純粋な愛で。頬に触れる手をゆっくり離し、繋いでいる相手の手を両手でいたわるように軽く触れると双眸伏せながら指先にキスを )好きだよ、水心子。これからは恋仲として、親友としてもよろしくね。──なんて、関係がどちらもあるなんて欲張りなのかもしれないけど、親友としても変わらず君のこと応援し続けたいんだ( はにかみ頬を赤らめる相手と視線を交わらせると喜びに顔をほころばせ )


─────


……水心子、気づいていたんだね( 双眸ぱちりと一つ驚きに瞬かせ、思わず呟きに近い独り言を。けれど恥ずかしくても勇気を出して言葉にする相手の姿になんだか無性に愛おしさがこみ上げ頬を緩ませれば、絡められる指先を密着させるように更に絡まらせて手のひら同士を触れ合わせると、反対の手で相手の輪郭線をなぞるように頬に滑らせて。そして触れ合う額から顔を離し、双眸閉じつつ相手の額にそっと口付けを )──…恋心を自覚してからは触らないようにしていたんだ。この気持ちも誰かに対して持った事がなかったから自分がどうなるのか分からなかった、というのもあるけれど……水心子を大切にしたい想いの方が強くて。自分の中で恋仲になるまでは触れ合うのを控える事に決めていたんだ。でもこれからは君に触れられると思うと嬉しくて…、狡いことをしてごめんね。( 再び顔を見合わせるようにして穏やかな眼差しを向けては、今度は頬に触れる手の指の腹で相手の目の横を優しく撫でて )
もちろん。楽しみだね( 幸せそうに微笑むと相手の頬に唇寄せ )──ありがとう。( 安心するように双眸和らげては )じゃあまずは本丸の転送装置についてだけど、僕のイメージとしては主が審神者部屋で出陣、遠征先をモニターで設定し大まかな指示をして現場の細かい判断は部隊長に任せている…ような感じだと思っているんだ。転送装置の見た目は門になっていて、扉を開けて潜ると主が審神者部屋で設定した目的地に繋がっている。それで帰城方法は目的が達成された時、主の霊力で光に包まれると転送装置の近くに移動している、みたいなのはどうかな?とある本丸では羅針盤のような見た目の転送装置に懐中時計を模した見た目の帰還装置とか、転送用の部屋があるとか、本丸ごとによって特色が異なるみたいだからやり易いように僕らの本丸を形作っていいのではと。ただ僕のイメージの転送装置は一度建物から出て門に向かうため、靴を履くとかのひと手間があるからスムーズに移動するには少し大変じゃないかと思っていて、どうしても現実的に難しく捉えてしまうんだ。水心子はどう思う?( 想像していたことを口に出しては、考えるように帯刀された自身の刀の柄に両手を重ねるように添えて。最後に一度宙を見上げたあと相手に視線を移し )
凄い。水心子は僕と大慶のことをよく見ているんだね。君が優しく受け入れてくれるから彼が調子に乗ってしまいそうだ。…もちろん僕も( 双眸を閉じ、自身の頬を触れさせたまま相手の首元にすり寄せ )──あははっ、そうだね。僕としては水心子と大慶の距離が近くなるのは問題ないけど、僕が居ない間に大慶以外の刀と仲良くしているのはさすがに妬けてしまうから早めに戻るように心がけるよ( 声を上げ笑っては相手の冗談に乗り )スキンシップといえば、水心子はどこまでなら平気?例えば、もしも任務中に負傷して一時的に退却せざるを得ない状況になった場合、僕が負傷した水心子を担いで運んでも大丈夫なのか気になって。




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