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ここにしか咲かない花を( 〆 )/26


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自分のトピックを作る
7: 源清麿 [×]
2025-03-13 20:00:50



そうだね。水心子の言う通りだ。それに大慶はこれから内番に向かうところだったんだろう?それなら同じく馬当番になった相手によってはもう準備を初めている頃じゃないかな( 隣にいる親友の発言は最もであり自分も同意見だ。主から任された役割を疎かにしてはいけない。羡ましがる彼に諭したが、ふと、もし彼と逆の立場であれば多少同じことを思ったかもしれない──その考えを押し込めるように彼の隣に移動すれば空いている方の手で背中を軽くぽんっと叩いて促してやり )僕も三人で行けたら良いなとは思うけれど、それでも相手を待たせるのはいけないよ。


────


さすがは新々刀の祖たる水心子だね。そこまで考えてくれていたなんて凄いなぁ( つられるように表情綻ばせ )──伝えるのが今になってしまったんだけど、ロルの表現で水心子の確認をとらずに勝手に手を握ってしまってごめんね。あの時は必死に繋ぎ止めようと物理に出てしまったけれど…、確定ロルは良くなかったと思うんだ。他にも苦手なやり方があれば教えてほしいな。
……僕から言った手前だけれど水心子に僕がホラーに飢えていると知られて、今かなり恥ずかしいよ( 受け入れられたことに安堵しつつも口元隠すように手で覆い視線を合わせられず横を向き )今回の任務以降にサバイバルホラー的なものをやれればと思うんだ。もしかすると過去に事例があったかもしれないけど異形と化した本丸からの脱出、とか。あくまで僕のしたいことだから出来ればで無理にとは言わないよ。
僕も大慶も水心子とこうして同じ時間を過ごすことが出来てとても嬉しいよ。返事の方は僕が思っていたイメージ通りだから大丈夫。僕もだけれど、大慶とも話してくれてありがとう( 視線を合わせると笑みを湛え )




8: 大慶直胤 [×]
2025-03-13 20:06:15



むぎゅー…。二人がそう言うなら着いていくのは諦めて素直に内番に行くかぁー…( 双方から窘められるとしょんぼりと肩を落としつつ、気持ちを切り替えるように一つ息を吐いては )その代わり、任務が終わったら俺にどうだったか話を聞かせてよねー。──…あ、正秀ー。主から与えられた任務って俺は詳細は知らないけどさ、気を抜けるときは肩の力抜いていつもの正秀でいてほしいな。清麿くんだってどんな正秀でも応援すると思ーう。それじゃ、行ってらっしゃーい!( 移動するため数歩足を踏み出せば友である相手の前で一度止まると耳元でこそっと呟いて。その後二人が向かう先とは違う反対方向へと向かえば振り向きざまに手を大きく振って駆け出していき )




9: 水心子正秀 [×]
2025-03-16 03:28:49




清麿の言う通りだな。焦らずとも練度が頭打ちになる頃には嫌ってほど出陣に駆り出されるだろう。それまでは本丸で──…? ~~~っ、( すっかりスイッチが入った様子で、自らの体験を元にしたアドバイスという名のお節介を矢継ぎ早に並べるも、自身の耳元へ唇を寄せる友に言葉を飲み込んでこちらからも耳を傾け文字通り聞く姿勢を取り。内緒話をするように告げられたのは、いつか共に出陣した際と同じく自身を慮っての助言で。動揺で箱を支えている手の力が揺らぐと、中の物が動いて静かな廊下に物音が響き──そんな反応に満足したのか定かでは無いが、駆けてゆく後ろ姿にため息混じりの息を吐いた後、隣の親友についつい八つ当たりでは無いにしろ何やら言いたげな視線を一度きり向け、次に進行方向へ向き直れば予定通り歩みを進めふいに独り言のように呟いて )…──はあ、直胤め、言い逃げじゃないか。……清麿、いこ。──肩の力、か。そんなに入ってるかなぁ。

────

んん゙( 褒められつい照れた様子でわざとらしく咳払いを )──…いや、謝る必要は無いと思う。確定を全く使わないようにしたらそれこそ話が進まなくなってしまうし、今まで通りで。……それに、手なんていくらでも握ってもらっていいよ。清麿と直胤にならね( ふ、と安心させるように表情和らげ )今のところ清麿と話してて困ったことは無いから安心して?むしろ清麿が苦手なことも後々教えて貰えると助かるかも。一応、直胤もああ言っているし、これから現代に向かうと少しこう……気を張っていない感じの割合が増えるかもしれない。もっときりっとした私が良ければそのように心掛けよう。
──、清麿が恥ずかしがってる……( 珍しいものを見たとばかりに興味津々な様子で、相手の向く方向へ回り込んでは顔を隠す腕に自身の手を添え覗き込もうとし )楽しそう……。そういうのは寧ろ好きな部類だから次回以降、清麿のやりたい事やってみようよ。ね( ふ )
合っててよかった。………話してくれて──なんてこちらの方が、と言いたいくらいだがこれではお礼合戦になってしまうからよしておこう。私の感謝の気持ちが伝わっていればそれで( 交わる視線に応えるように照れを隠せず、はにかみながら小さく頷いて )




10: 源清麿 [×]
2025-03-17 19:26:33



あぁ、そうか。なるほど( 二歩ほど離れた位置で二人の様子を静観していたが、彼が去ったあとの親友の視線に何を言われたのか想像がつき。おそらく目の前の相手を心配しての言葉だったのだろう。以前彼とは出陣先で親友の資質について議論を交わしたことがあった。お互いに思う所があり意見が分かれてしまったものの次に話した時には和解したが──、支給品の箱を持ち直し隣を歩く相手の独り言に寄り添うように言葉を紡ぎ )…僕は水心子の新々刀の祖として誇りあるべき刀の姿を、主を始めこれまでの刀やこれからの刀に繋いでいる努力、そして真摯に理想と向き合う姿勢をとても好ましく思っている。きっと大慶は息抜きも必要だと言いたいんじゃないかな。幸い今回の任務は内容を聞くに差し迫ったものではないし、僕ら二人だけというのもあるから気を楽にするには丁度良いのかもしれないね。


─────


そっか、確かにそうだね。行動ばかりに目が行っていたけれど、確定なしだとロル内の表現がかなり変わってくる。その可能性を見落とさないなんて水心子ってやっぱり凄いね( 顎に手を添えては感心の眼差しを向け )手を握ってしまったことにも大丈夫そうで安心したよ。…大慶に関しては手を握るだけじゃなくて君に抱きつきそうな勢いではあるけど。僕もそんな彼を見たら同じ行動をしそうになるかな( ぐ )
良かった。僕が苦手な事はとりあえず何もないから大丈夫だよ。水心子が気を張る、肩の力を抜くのことは上記で僕は真面目なことを話しているけど、どんな君でも好感度高く思えて全力で応援したくなるから、楽に感じる方で会話をしてくれたら嬉しいな( ゆるりと )
っ、少し待って、今見せられない顔していると思うから……うん、もう落ち着いたよ( まさか相手が顔を覗き込もうとするとは予想もせず一瞬翡翠色の瞳と視線を交わすも反射的に双眸瞑り数秒後、隠していた口元から手を離して頬に若干赤みが残るものの何とかいつも通りの表情を )水心子…、そうだね。ありがとう。特殊な設定かなと感じていたからそう言ってもらえて良かったよ。他にやりたい事は、僕ではないけれど大慶が水心子と行動したがっているんだ。もしかするとサバイバルホラーの方は大慶と一緒になるかもしれないけど大丈夫?
うん、水心子の感謝の気持ちしっかり伝わったよ。最後にこれだけお礼を言ってもいいかな。──あの状況下の時、君が来てくれて言葉に表せないくらい凄く嬉しかったんだ。僕のことを信じてくれて本当にありがとう。感謝しているよ( 眦下げ見つめて )




11: 水心子正秀 [×]
2025-03-20 18:33:26




──、ありがとう。私自身決して無理をしている訳では無いんだ。私が理想とする私であろうとしているだけで。( 自問自答するように声に乗せた思いは相手の耳にも届いていたようで。頭ごなしに否定する訳でも無く、いつものように寄り添ってくれる思いの温かさに強がるなんて選択肢はすっかり消え。こちらから腕が触れる程までに相手に身体を寄せ小さい声で礼の言葉を。続けて吹っ切れた様子で体勢を戻ししっかりと箱を持ち直し、今度は真っ直ぐ背筋を伸ばしては取り繕うこともしていない等身大の自分として )……でも、──うん、清麿はやっぱり凄いなあ。清麿がこうして隣で応援してくれてるから頑張ろうって思えるんだ。今回の任務も手を抜くつもりは無い。私は私なりに出来ることを全力でしよう。それは変わらないが──…刀剣男士の水心子正秀ではない時くらいは、ね。そうでしょ?( 刀剣男士である、それは変わらない事実ではあるが、あくまで肩書きのひとつとして。最後に肩書きを一旦全て降ろした──ただの水心子正秀、親友としての顔で相手に同意求めた所で自室の前に着き、一度空に視線を移し再度相手へ )……さて、特に準備するものは無いが、どうしようか。箱の中身を改めて確認してから行く?着いてからでもいいけど。

────

も、もう……!褒めても何も出ないって( 言葉ではそう言いつつも背後では桃色の花弁が舞い )っふ……あははっ。清麿ってば結構負けず嫌いな所あるよね。先にしとく?( 冗談交じりに両腕広げて見せたのち、すぐに腕を下ろして )──でも、そうだな。私達はその……親友!なのだから、遠慮しないでいいと思う。清麿が私のことを良く思っているように、私も清麿の事を良く思っているから。…それこそ、どんな姿でも好感度高く。な( こっそりと相手に耳打ちするように手のひらで口元隠しながら、嬉しかったが故に言われたままそっくりそのまま返して )
あっ…──おしい。( 口では惜しむ様子を見せながらも、一瞬だけ見開かれた紅の瞳や今も尚残る頬の火照りに自然と口元が笑みの形に緩み )大丈夫。直胤との任務も楽しみにしてるって伝言をお願いしようかな。いい?( ふ )
……うん、──…うん。( 相手の言葉ひとつひとつに対し自分もだ、と言わんばかりの感謝の気持ちを込めて表情和らげながら視線交わらせ頷き )ちゃんとね、清麿のこと信じて待ってたよ。……今だから言えることなんだけど、本当はね、あの時に僕も通りがかった彼に礼を言いたい気持ちでいっぱいだったんだ。今こうして清麿や直胤と話せて本当に幸せだなって思ってる。…──色んな任務に当たるかもしれないが、どれもこれもきっと清麿と直胤となら頑張れるって思うんだ。──あらためて、これからもよろしく。……なんて、ちょっと照れるね( すううっと一度深く息を吸い相手の手を取り真面目な顔で告げると、急に我に返って照れが勝れば破顔して )




12: 源清麿 [×]
2025-03-23 05:33:35



水心子…──うん。そうだね( 澄んだ水のような心に穢れのない相手の真っ直ぐさを眩しそうに双眸細めゆっくり頷き同意して。理想に向かって着実に歩み進めれる、努力を努力と思わず取り組める、そんな彼だからこそ他の誰よりも一番近くでいつも見ていたいと思い、また力になり助けたいと自分は考えるのだろう。心に広がった親友に対する感情を大切に胸の内に留めておけば、相手の視線につられる様に空を見上げ。日の高さと向きから正午を過ぎたあたりだろうか、相手の言葉に少し思案するように間をおき視線を戻せば )…まだ時間的にも余裕はあるだろうから、一度ここで中身を確認しようか。水心子の渡された支給品の中身が僕のと同じなのかも気になるしね( そう言い自室の襖を引くと部屋の中へ足を踏み入れれば畳の上に箱を置き蓋を開いて。見える範囲から分かるものは制服、生徒手帳、学校のパンフレットくらいだろうか。制服にはカーディガンも一緒に畳まれており今の時期に羽織るのには良さそうだ。徐に生徒手帳を手に取り中を開くと〝 高等部2-A 〝と記載されているのが見え )僕が入るクラスは2-A組みたいだね。水心子のはどうだった?


─────


──っふふ、( 相手の反応に思わず笑みがこぼれると、花弁をふわりと掌に落とし触れた瞬間から雪のように淡く消える様子を見つめ )水心子…──うん、ありがとう。君はどこまでも凄いね。…じゃあ大慶に先を越される前に抱き締めても、いい?( 耳元で告げられた此方の気持ちを見透かされたかのような誠実な言葉に瞳を伏せ、敵わないなぁと思いながらゆるゆると表情を綻ばせれば両手を広げ )
うん、良いよ。──大慶に伝えたら目に見えて分かる程とても喜んで、水心子との任務までに実戦経験をたくさん積んでくるって意気込んでいたよ。この任務の詳細は今の任務を達成できそうだと判断したときに決めたいと思っているけれど、それでいいかな?( 首傾げ )
──大丈夫。きっと言葉に出せなくても、あの時の彼に君の気持ちは通じたと思うよ。もしかすると何処かで見守っているのかもしれないしね。……僕も水心子と出会えて話せて、毎日幸せを実感している。最近はどうしたらこの心情を伝えられるのか、ってそんなことばかり考えているんだ。それに大慶も僕と同じ気持ちみたいでどんな時も君の支えになりたい、共に頑張っていきたいと思っているよ。──うん、こちらこそ改めてよろしくね。大慶の友でもあり僕の親友の水心子( 手袋越しに伝わる温もりと相手の言葉に視線を交わらせ声色柔らかく応えては、双眸閉じつつ顔を近付け自身の頬を相手の頬にすり、とさせ最後の方は愛しむ気持ちを込め囁くように告げて )



13: 水心子正秀 [×]
2025-03-27 01:08:11




そ……っか、同じじゃない可能性があるのか。( 否定されるとは露ほども思っていなくとも、同意されれば素直に口元を嬉しそうに緩めながら自身と同じくして空を見上げた相手と視線が合うのを待ち。やがて交わった視線とともに投げかけられた言葉に一抹の不安覚えては、共に部屋に踏み入れ箱の中身を──、ざっくりと大きなものは同じ。制服の下には靴やネクタイといった学校生活に必要な一式が入っているらしい。続けて促される形で相手が持つ物と同じ手帳を手に取れば中に” 高等部2-A ”の文字。安堵し無意識に息を吐きつつ、続けてパンフレットに手を伸ばせば質の違う紙が抜け落ちて。拾い上げると手書きの連絡事項らしきそれを読み上げ )……よかった、清麿と同じ。僕もそのクラスみたい。──と、なんだろ……えっと、「 消耗品の類は既に拠点に置いてあるものを使用すること。部活に入る場合、必要なものは手配するから連絡するように 」って。清麿は他に何か入ってる?…──あ、これって……( 紙を傍に置いた後、再度箱の中身へと視線を移し。支給品はサイズを確認しなければならない物だけかと思えば、中から手のひらサイズより少し大きな箱が。確かこれは政府の人間が持っていた──そうだ、スマートフォン、だ。使い方はともかくとして真新しいものはどうにも好奇心を擽る。相手にも見えるように片手で手に取り顔の辺りまで持ち上げて )

────

…うん、おいで。──そりゃわかるよ。だって僕が清麿の事をよく見ているんだから( 迎え入れる様なことを口にしつつも待つことは無く。こちらから広げられた腕の中へ身を寄せ、背に腕を回せば甘やかすように相手の背を撫でてどこか嬉しそうに )……直胤より先に僕も清麿を独り占めしちゃったなあ。
勿論だ。まずは私達の任務からしっかりと全うせねば( 張り切っているだろう友の姿を想像し、勝手に頬が緩むのを感じつつ )──そうだ、今回の任務で何かしたい事はあるだろうか?ふんわりと私が想像しているのは、日々昨日と違う違和感とか感じられたら面白いかと思ってはいるんだが──…。例えば、誰かが壊したフェンスが翌日にはきれいさっぱりと直っていて、小さな歴史の改変が次々と起きてる……みたいな……( 上手く伝えられず、難しい顔で空でろくろを回し )
そう…かな、そうだよね( ストンと腑に落ちれば独り言に近い呟きを。続けて告げられる言葉の一つ一つに胸の奥にじんわりとした温かさが広がるのを感じ。きっとこれは幸せという感情。触れ合う頬から自身の体温がいつもより高いことに気付かれてしまうかもしれない──…けれども惜しむことなく注がれる気持ちに応えたい。そんな欲が顔を出し、どうしても離れがたくて自然と握る手にも力が篭もり自らも頬を寄せて )……伝わってるよ。むしろ伝わってるからこそ、ふたりが大切に思えて仕方なくって困ってるくらい。後は僕の気持ちが伝わっていればそれで満足だから、この辺りはすぱっとしていいからね( 少し照れた様子で視線を逸らしつつ告げ )




14: 源清麿 [×]
2025-03-30 13:40:52



本当?よかった、水心子と同じクラスで嬉しいよ( 相手の返答に喜色を浮かべ安心したように胸を撫で下ろし。例えクラスが違うとしても休み時間を利用して側に行こうとはするだろうが、やはり同じ空間にいられる事の方に勝るものはなく。続けて読み上げられた内容を聞き )主はあらゆる面で準備がいいね。僕の方は……あぁ、これかな。「 授業で使用する教科書、ノート、電子辞書などの学習用品は拠点の一室の棚に置いてある。また、調味料、食材なども用意してあるのでどの料理も作ることが可能 」だって。他に入っているものは…水心子と変わらないみたいだ( こちらも確認するため、持っていた生徒手帳を捲っては小さなメモ用紙が挟まれているのを見つけ。それを読み終えたあと再び元の位置に戻していると、相手の何か見つけた声に伏せていた視線を上げて )──それはスマートフォン、だね。もしかして僕らそれぞれに支給されているのかな?まさかここで自分用に持つとは思わなかったけれど、これでお互い何時でも連絡を取り合えるのはいいね。…政府にいた頃から度々目にする機会があったから問題なく扱えるとは思うけど念のため、今動かしてみようか( 同じくして小さな箱に入っていたスマートフォンを手に取りつつ電源を入れてみると低い音と共にホーム画面が表示され。電話、メールアプリなどのアイコンが並ぶなか、起動した時から気になっていたカメラのアプリをタップするとレンズ部分を相手に向け )──水心子、少しだけそのまま…( スマートフォンに対して好奇心を抑えられず瞳を輝かせている相手の姿をどうしても写真として残しておきたい。そんな衝動に駆られるままシャッターマークを押し、写真を確認すると満足そうに口元緩め )


─────


あっははっ。うん、お互いに独り占めしてしまったね。──こうして水心子を抱き締めていると落ち着くなぁ( 思いもよらず来てくれた相手に嬉しくなりこちらも背に腕を回して肩口に顔を埋めると、思いやりのある優しさと温かに幸福をじんわりと感じ )……。…どうしよう。少しだけのはずだったのに、落ち着きすぎて水心子から離れられないよ( 今の体制から微塵も動かずに告げて )
なるほど。…そこまで考えていたなんて流石だね。僕なんて水心子と現代ならではの食べ歩きができたらいいな、くらいしか想像していなかったよ( 居たたまれなく恥ずかしそうに笑い )それなら昨日までは存在していないはずの教室が増えていたり、怪我をしたクラスメイトが翌日には何事もなかった様子で過ごしている、とかそんな違和感あっても良さそうだし、スマートフォンを使って情報収集するのも面白そうだよね。潜入する学校の生徒たちが集う掲示板で、話している内容がこのおまじないをしたら解決したとか、気になる発言を見つけてその場所に行くと僅かに歴史修正された名残があり、おまじないをした痕跡があったとか。そうやって一つずつ辿っていって最終的には確信に迫っていけたらいいのかな。おまじないの方法だけれど、物を使って行うのか、複数人で手順を踏んで行うのか……水心子はどんな感じで考えている?
分かったよ。ではそうするけど、…気持ちが伝わりすぎて心がずっと浮き立って水心子に僕らしからぬ行動をしてしまいそうだったんだ。──…幸せをありがとう( ゆっくり顔を離し再び顔を合わせればはにかんだ様子で微笑み )




15: 水心子正秀 [×]
2025-04-03 01:12:41




我が主は……。本当に用意周到な人だな。…──となると、恐らく予め確認が必要なものだけ入っているのだろう。替えのきかない制服や電子端末を予め確認しておけと言わんばかりだな。では私も起動して──…うん?…清麿、どうし……えっ、……えぇ!?( 相手の読み上げた内容を照らし合わせると、何となく我が主が伝えようとしていることが見えてくる。今すぐにでも開けて確認したい気持ちを抑えまずは箱をぐるりと一周見える範囲で確認を。会話は続けつつも、特に読む必要は無いだろう裏面の記載事項までしっかりと真面目に目を通し──…さて、そろそろ開けてしまおうか。そう気を緩めたところで相手からの声掛けが。ピタリと条件反射で動きを止めるも、続くシャッター音に我に返り視線を箱から離して相手の方へ向けると、既に箱から出されているどころかスマートフォン片手に操作する親友の姿。その口元が僅かに緩んでいる──その事からたっぷり間を開けてようやく理解すれば慌てた様子で )~~待って!今何したの!?ねえ、うそ、僕いまどんな顔してた!?問題なく操作できるどころか使いこなしてるじゃないか……!( すっかり頭の中はスマートフォンの起動どころではなく、過去の自分を振り返れば恐らく打たれた時代から考えれば触れることさえ叶わない未来の機器に相当浮き足立っていたことだろう。見るに堪えないものであることを心配し、両膝着いたまま、相手の方へ身を乗り出すように畳の前の方に片手を着き、逆の手で相手の腕に手を伸ばして )……ずるい。僕も清麿の写真ほしいのに。

────

……うん、僕も。すごく安心するし、落ち着く──っ、ふ、ふふ。じゃあ離れられないかぁ。いいんじゃないか?今は誰もいないんだから、清麿もたまには甘える時間が必要だと思う( 心地よい温もりに双眸伏せてゆったりと過ぎる時間に身を委ねるも、何処かちぐはぐな相手の声に控えめな笑みを零し。どちらかと言えば普段は自身の方が全てにおいて甘やかされている気がする。そんな相手を労りたい一心で唆して )
そりゃあ……私も清麿と食べ歩きだってしたいが、一応任務だからな。きちんと成果をあげねばと思って……( 褒められ照れを隠すように態とらしい咳払いを )──さすがは清麿だな。一気にこんなにも広がるだなんて。私も情報収集、調査、改変を確認……みたいな流れで進めば場面も変わり新鮮味があって面白そうだと思っていたんだ。怪我をしたクラスメイトではなく、怪我をする原因を作ってしまったクラスメイトがおまじないをした……とか( 腕を組み難しい顔で )えっと、あくまで私自身の感覚だが、変えたい過去があるならば、恐らく誰にも知られたくないから一人でおまじないをする……だろうな。大きな改変の時にアタリをつけて現場を押さえてしまうのも楽しそうかもしれない……( ぼそ )あとは……んん、そうだな。世界観を寄せるならば、まじないの依代となるものは歴史修正主義者が持っていた古びた何か、というのもありか……?清麿はどう思う?
ん……、( 相手からも伝わる自身も抱いている感情も大きな感謝も愛しい気持ちも──伝えたいことは山のようにあれども、今は上手く感情を口に出せず。ただただ幸せそうに頷き、安心しきって二人きりの時でしか見せないような緩んだ笑みを返すだけに留めて )





16: 源清麿 [×]
2025-04-06 13:12:24



っふふ、ごめん。とりあえず水心子の心配するような事はないから大丈夫。ほら、僕が好きな君の表情…──、っえ、( 不意打ちに近いかたちで撮影したのだから面食らうのも当然だろう。普段の凛然とした佇まいから一変し、主や他の本丸の仲間には決して見せない慌てている様子に心許されているのかな、とほっこり微笑ましくなり思わず笑みをこぼして。それに初めてスマートフォンで撮影したのにも関わらず綺麗に撮れているのは相手が自分の静止の言葉に信頼し従ってくれたから撮れたものであり、そんな一つ一つの相手の行動に愛おしさがこみ上げ。一先ず撮影した写真を見せようと画面を相手に向けようとしたところ、こちらに向かって自身の腕に手を添え身を乗り出すようにしてくる親友の姿が。そして少しの間をあけて紡がれた言葉に双眸瞬かせると、嬉しいという感情を隠すことなく表情に表し )──じゃあ一緒に写真を撮ろうか。持ち方は…こう変えればいいのかな。水心子、カメラのレンズ部分に視線を向けて。準備ができたら撮るよ( 肩が触れるほどの距離になるまで座り直せば、撮影画面を出してレンズをこちらの方に向け片手で持ち。画面が見れないため、どの範囲まで写るのか不明だが先ほど撮った写真の範囲から推測するに腕を伸ばしたところでおそらく撮影範囲はあまり広がらないだろう。なるべく顔も近づけるように相手の方へ寄せ )


─────


──意識していなかったけれど、僕って今、水心子に甘えていたんだね。自覚した途端に気恥ずかしくなってきたよ( 甘える、その言葉を心の中で何度も繰り返し意味を理解すると、親友に甘えているという現状に落ち着きよりも羞恥心が勝り。離れようとしたが、そうすると顔が赤くなっている様子を見られてしまうかもしれない。何となく親友に自身の表情を見られたくなく、そのまま動かずに抱きつく腕の力をやや強め )……でももう少しだけ、このままでいても良いかな?まだ水心子を独り占めしていたいんだ。
僕が思いつきで要領を得ずに色々話していたことを的確にまとめられていて凄いね。言いたかった事もしっかり伝わっていて、水心子の理解度の高さが分かるよ( 目を輝かせ )改変を行う側への着眼点も僕とは違う角度から物事を見ていて納得させられる。現場を押さえてしまうのもいいね、楽しそうだ。その時にまじないで使う依代を破壊、または無効化したいね( うんうん )まじないの依代だけれど、僕が考えていたのは様々な念とか思いが込められて特殊な力を持った歴史修正主義者の骨が何らかのかたちで現代へと辿り着き、誰かの過去を改変したいという強い気持ちを媒体として効果を発揮していた……とか想像していたんだけど、骨は物騒…だったかな?見た目の感じとしてはお守りの袋の中に入っていて、改変をしていた人物は神社の敷地内、または祠の近くで拾ったとか。お守りなら袋の中を見ることは一般的にはないだろうから自然だとは思う。あとは…骨以外だと歴史修正主義者の薙刀が首から下げているものくらいしか思いつかないよ。あはは、意外と難しいね( 苦笑し )




17: 水心子正秀 [×]
2025-04-11 08:44:31




清麿、いる?返事が遅れちゃっててごめん。……昨日の内に返せるつもりだったんだけど、出陣終わりに気持ちよく寝ちゃって( 全く取り繕ってない素の表情や声色で呟きつつ、最後にやってしまったとばかりに顔を覆い )今日は遅いから、もしかしたら返事は明日になっちゃうかも。もう少し待っててくれる?……──よし、今日も頑張ろう。清麿も頑張ってね( 自身を鼓舞するつもりで、相手にも同じく励みになれば良いときゅっと相手の手を握って )





18: 源清麿 [×]
2025-04-11 21:35:41



大丈夫、返事のペースはお互い様だから気にしないでほしいな。出陣で忙しいだろうにわざわざ教えてくれてありがとう( 握られた手にこちらも握り返して微笑めば相手の瞳を静かに見つめ )……僕のことは気にしないで出陣の疲れを取るためにゆっくり休んでとか、色々と言いたかったのだけれど、…水心子に会えたのが嬉しくてこれ以上言葉が出てこないんだ。待つのには慣れているから問題はないよ( 一度双眸閉じるとゆっくり開けて )──うん、ありがとう。水心子に応援されるとやる気が涌いてくるね。君も無理しすぎないように頑張ってね( ふふ )
これには返事しなくて大丈夫だよ。水心子、いつもありがとう。




19: 水心子正秀 [×]
2025-04-12 19:02:22




~~っ、だって清麿は僕がどんな情けない顔で写ってても大丈夫って言うだろ!全然信用ならないよ…!( つい唇から零れてしまったお強請りに気を悪くするどころか、表情だけでなく纏う雰囲気からも負の感情を感じ取ることはなく。素直すぎる真っ直ぐに向けられた感情に愛おしさが込み上げ、胸が詰まる感覚に襲われながら体勢を相手の隣に腰を下ろす形に戻し。そのまま続けて紡ぐのは照れ隠しに似た可愛げのない言葉。相手の前ではどうしても取り繕いきれない自身の甘さにわざとらしく咳払いと共に言い訳をするべく口を開き )……もちろん、清麿が悪いってことを言いたいわけではなく──…っえ、いいの?……んー、多分もう少し寄った方がいいかも……?( 相手の写真どころかまさか2人での写真を撮ってくれるなんて露ほども思っておらず、呆気にとられた様子で瞳を丸くさせるもすぐに口元を嬉しそうに緩ませて。レンズに視線を向けたところで目視で恐らく範囲は──と脳内でアタリを付けると、今度は相手の腰へ自身の腕を回して軽く引き寄せ画角に入り、少し緊張した様子で )──どうだろ。ちゃんと出来てるといいんだけど……。

────

──ふ、ちょっとあっつい、ね。( 少しだけ強まった腕の力もまた、相手に必要とされているような錯覚を自身に抱かせ妙に調子付いてしまう。広がった襟だからこそ開いた相手の首筋に頬を寄せ、普段より少しばかり高い体温に何とも言えない心のくすぐったさ。──きっとこれが気恥しいというものなのだろう。思わずこぼれた言葉の声色はどこか揶揄うような笑みを含んだもので。相手に甘えていい──なんて言っていても結局自身は恐らくなんでも許してくれる親友に対してこの瞬間も沢山甘えているのだ。相手の言葉に小さく頷き返して )……うん、僕ももう少しこうしていたい、かも。ね、今清麿どんな顔してる?見たいな、だめ……かな?
んんっ……ありがと( 一度瞼伏せて平静を装って )現場を押さえられたらそれだけで手柄だろう?そうすればきっと我が主もまた私達に任務を寄越してくれるかもしれないからな( ふ )──そうだな、私もお守り袋みたいなものをイメージしていたから清麿と同じだ。骨というのは全く考えていなかったが……ここの骨ならさほど大きくもないし……うん、仮に見たとしてもトラウマになるような見た目では無いから賛成だな( ここ、と自身の喉仏の辺りを指さして )流石なのは清麿の方だぞ、私なら考えつかなかった案をすぐに出してくれるんだから……つい頼ってしまう( 眩しそうに目を細めて )せっかくだから依代はどこかの祠にあることにしよう。祠の中からなら誰も持ち出したりはしないだろうし、多感な年ごろの若者ならばある程度はそこでお呪いをしてしまうんじゃないか?……──ほら、いつかの調査のときも地蔵の前で祈っていた人の子もいただろう?きっといつの時代の人も根本辿ればやる事は同じだと思うんだ。──ていうのはどう、かな?( ぺらぺらとイメージを口にした後、少しだけ自信なさそうに相手の様子を伺って )
返事はいいよって言われてるけど、嬉しかったからちょっとだけ許してくれる?……待っててくれてありがと。次の日には返せるし、邪魔って思われるかなって心配だったんだけど、寧ろ喜んでくれたみたいで連絡してよかったなあって──安心と喜びで胸がいっぱいになっちゃった( へへ )僕も清麿がすぐに会いに来てくれて嬉しかったよ。それと同時に好きだなあ……って。毎日楽しく過ごせてるのは清麿のおかげだよ。本当にありがとう。……思ったより長くなっちゃったし返さなくて大丈夫だからね( ふにゃりと緩んで安心しきった笑みを浮かべ )





20: 源清麿 [×]
2025-04-17 20:42:18



あははっ、分かっているよ。でも情けない、なんて事はないと思うけど。どんな表情も君の一面であるからさ。その瞬間を大切にしたいと感じるんだ( 隣に座った相手に双眸緩ませては、思わず笑みをこぼし )──わ、……ああ、そっか。たしかにこれくらい近づいた方が確実だね。──うん、それじゃあ撮るよ( 腰に手を添えられ引き寄せられたことにより埋まった相手との距離。そうなったことで分かったのは帽子と外套から覗く新緑の瞳は僅かに緊張の色を滲ませつつもレンズを見る眼差しは篤厚であること、そしてその横顔は一緒に写ることへの抵抗感がなく朗らかであるのが伺え。相手の何気ない一言一行に心惹かれるのは親友を感嘆し応援したい気持ちと、あとはもっと他に──…押し寄せてくる感情から逃れるように視線を戻しつつ、いつも通りの笑みを意識し、一声かけてシャッターマークがあるであろう場所をタップして。撮影音のあと画面を確認するとフレーム内に綺麗に収まっている写真が撮れており、相手にも見えるように傾けては )綺麗に写っているね。水心子はどう?こんな感じで大丈夫かな。


─────


だめ…ではない、けれど……水心子がそう望むなら( 首筋から伝わる相手の体温と冗談めかした言葉に、先ほどの恥ずかしいとは違うむず痒い気持ちに自身でも分からない戸惑いを覚え。ゆっくりとした動作で体を離し向き合うかたちになると逸らしていた視線を交わらせては、ずっと抱いていたこの感情の正体が何だったのかに気づいてしまい。たまらず顔を伏せ )──水心子、ごめんね。僕は君に親友以上の情を抱いている。だからといって君とどうこうなりたいわけでもなく、この感情を持ったまま、これまでと変わらず隣にいたいんだ。それを君は許してくれるかい?( 口にしなければ今までの関係でいられたかもしれない。けれど自身を純粋に親友として認めてくれる相手に隠し事はしたくない。が、理想に向かって努力する相手の邪魔になるような事もしたくもない。そんな葛藤が声色に表れ )
そうだね。そのためにも、僕らで主の期待以上の成果を持ち帰ろうか( 帽子のつばを掴み意気込んでみせ )ありがとう。賛成だけではなく、どの部分の骨かまで意見をくれて……何度も思うけど水心子ってすごいね。僕も君に頼っているところがあるから、なんだかお互いに頼り頼られている関係なのかな。君とそうなれて嬉しいよ( ふふ )
なるほど、いいね。依代とおまじないをどうやって結びつけようかと考え倦ねていたから、祠の前で願いを請う行為というのは凄くいいと思う。それなら祠の場所は潜入する学校の裏手にある山にひっそりと佇ませるのはどうだろう。この場所なら校舎から近いし学生たちも人目を阻んで行きやすいかなって。あとは──…、直接任務とは関係ないけど、拠点の間取りとか相談した方が良いのかな?そうでないと本丸の自室という文字を見て僕のなかで勝手に同室にしてしまったように、拠点の部屋も同室にしてしまう可能性があるからね( 困ったように相手を見て )
うん、大丈夫だよ( 柔らかく微笑めば相手の言葉にひとつずつ相槌を打ち、ゆるゆると嬉しそうに双眸細め )どういたしまして。……では、僕も嬉しかったから少しだけ。実は水心子の連絡がくる少し前に、あと数日来れなさそうだったら僕から連絡を入れようと考えていたんだ。もし話の方で困っていれば、やり取りをなかったことにしてキリの良いところから新たに始めたり、出陣で忙しいのであれば焦らず自分の来れるペースで、疲労や流行り病に気をつけてねって。けれど…、あの日君からの連絡を見て、自分で思っていたよりも僕の中で君の存在が凄く大きかったんだなぁって、改めて実感したよ。日常生活の中で、ふと君を思い出しては幸せをかみしめるくらいに( 穏やかな眼差しで自身の胸元に手を当てて )君に対するこの気持ちは君とは同じものじゃないかもしれないけど、…大好きだって思う。これは僕の独り言のようなものだから見てくれるだけで満足かな。こちらこそ本当にありがとう、君に出会えて良かった。




21: 水心子正秀 [×]
2025-04-20 01:42:44




……──うん、おねがいね。( 同じ打刀の中でも精神的にも肉体的にも未熟さが残るゆえに、自身の何気無い仕草がどれだけ相手の心を乱しているかなんて露知らず。相手の声掛けにたった一言返せばじきに来るであろうタイミングに気を取られ、無意識に細腰へ回した腕に僅かながら力が篭もり。──不思議なものだ。写真なんて普段の自身ならばきっと緊張してしまって不自然な表情にしかならなかっただろう。けれども隣に心許せる親友が居るからこそ落ち着いて委ねられる。こっそりと横目で盗み見た親友もいつもと違って見え、もしかしたら自分と同じで少し緊張してる?そう思えば自然と表情も柔らかくなり。そして撮影音のあと。小さく息を吐いて今の体勢のことはすっかり頭から抜け落ち、そのままの体勢でこちらへ傾けられた画面へと視線を落とし )……思ったより変な顔してなくて安心したぁ。これ、今から僕の方も起動させるから送ってくれ……る──ッわああ!?ご、ごめん……!無意識で!清麿、嫌じゃなかった!?本当にごめ……ぅわっ!( 安心した様子で本音を口に。続けてせっかく御強請りした写真欲しさに相手へ視線を合わせるように顔を上げ──…そこで漸く今自分が相手に何をしていて、どれだけ接近しているか気付き。どっと心臓が大きく跳ねたような錯覚、それと同時に自分でも察してしまうほどに頬に熱が宿り。相手の腰から手を離し更にあまりに近すぎる体勢を変えようと腰を上げ──…ることは出来ず、長すぎる外套を踏んづけてしまい見事にバランスを崩してその場に尻もちを着いて )

────

ん。……、( 無理強いはせず、自らの意思で顔を上げてくれた相手と視線が合えば無意識で至極幸せそうに微笑んで。それでも直ぐに伏せられてしまった顔に一瞬だけ眉を下げるも、少しずつ打ち明けられる相手の感情に初めは翡翠の瞳を丸く。けれども向けられた想いに嬉しい気持ちを抱くことはあれども、何かマイナスに働く感情なんてひとつも湧いて来るはずもなく。何処か葛藤するような、珍しくも震えているようにも感じられる声に安心させたい一心で頬を包むようにそっと両手を添え、帽子が畳に落ちることも厭わず額を寄せて )…──清麿のばか。許すも何も。清麿が居ない日は元気だしてねって言われるくらいなんだから、居てくれなきゃ困っちゃうよ。……それに、僕だって清麿のことを好ましく思ってる。この気持ちが人の子が持つ恋愛感情なのかは僕にはわからないけれど、今はこの気持ちを育ててみたいなって……一緒に見守ってほしいって……これは我儘かな、( この先を求めてはいないと相手は言うものの、同じだけの気持ちを返せていない自身はもしかしたら酷いことを言っているのかもしれない。けれどもこれから先に育っていくだろうこのあたたかな気持ちを想像して胸がいっぱいになり。やがて瞼を伏せ、まるで芽生えた感情を包み込むかのように──慈愛に満ちた声音で呟き )
ああ、私も清麿とこうして話していて、互いに湯水のように案が出てくるのがすごく楽しい。いい関係だなって……( そこまで話して急に照れが勝りわざとらしい咳払いで誤魔化し )──賛成だな。こうも想像していたことが綺麗に形になっていくのは気持ちがいい( ふ )うん……?ああ、その事か。私も清麿とは同室だろうという勝手な思い込みがあったから、間違いがあってはいけないと様子を見てしまったんだ。狡いことをしてしまってすまない。……むしろ、清麿も同じだったんだなと安心したくらいで……( 固い口調で詫びをするものの、表情は柔らかく笑みを浮かべ。楽しむ様子を見せるこそすれ、声色も反省する様子は無く )拠点もあくまで拠点なのだから同じ部屋でいいんじゃないかと思う。1LDKっていうのかな?──もちろん、清麿さえ良ければ……、なんだけど( ちら、と伺うように視線を向けて )
──どうしよ、いっぱい貰いすぎちゃって、本当におかしくなりそう……( 向けられる想いに胸がいっぱいで思わず両手でそこを抑え、双眸伏せて良いため息を )うれしい。ねえ、本当に嬉しいんだ。清麿にどうしたら伝わるかわかんないけど──……でも多分、この嬉しいって気持ち、びっしり詰まった返事で伝わっちゃうかもね( ふふ )すごい沢山だから適度にね、適度に削ったり短くしてくれて大丈夫。これからもよろしくね( 密度濃い一ヶ月があっという間に過ぎ去ったことに驚きを感じながらも双眸開き、これからを想像し勝手に緩む頬はそのまま、期待に胸を膨らませて )





22: 源清麿 [×]
2025-04-22 04:42:47



いいよ、ちょっと待ってね……、──えっ、水心子、大丈夫!?( どうやら相手も撮影したものに問題はなかったみたいで安堵するように胸を撫で下ろして笑みを浮かべ。とと、とすっかり慣れた手つきで端末を操作し送信一歩手前、というところまで進めると相手の動揺が伝わる声色に顔を上げれば目に見えて分かるほどに紅潮し、尻もちをつく姿が。ここまで狼狽えている様子は珍しく驚きで双眸を丸くさせ。普段なら決して自分の外套に足をとられるなんて事はしないだろう。とても珍しい様子に──可愛い。そんな場違いな感想を抱きながら、相手を安心させたくておもむろに口を開き )えっと…、むしろ僕は、嫌というよりも嬉しかったよ。鼓動がいつもより早くなって…このあたりが幸福感で満たされる感じ、かな?──いや、それよりも打ち付けたところに痛みはある?( 気持ちを顧みるように、心があるとすればこの辺りだろうか。視線を落とし自身の胸に手を添えて先程の体勢で感じていたことを言葉にしては、口に出したことにより更に自覚してしまい羞恥で顔を赤くさせて。もっとくっついていたかった、と思う自分は少し可笑しいのかもしれない。一般的な親友に対しての良識は持っている。これはきっとそういった感情なのだろう。ゆるくかぶりを振り再び視線を上げては端末を畳の上へ置きつつ、心配そうに相手へと自身の手を差し伸べ )


─────


……水心子、…っ、( 心優しい親友のこと。問答無用に否定されるとは思ってはいなかったものの、予期してもいなかった言葉と自身の頬に触れる手袋越しに伝わるぬくもりに目頭が熱くなり震える声で息をのんで。いつも相手の気持ちを察して思いやりのある気遣いができるところも数多くある惹かれた理由の一つでもあり、特別な感情を持ってしまったことに申し訳なさすら感じ始めていた心にじんわりと温かさが広がって。どうしようもなく好き、という溢れる想いを双眸閉じることによって伏せては代わりに控えめに笑い )……ふふ、…その言い方は、少しずるいんじゃないかなぁ。でもありがとう。──うん、僕も見守るよ。これまで通りに水心子の隣で、ずっと。…ただ、気持ちの整理がつく間は距離感をはかりかねて違う感じがするかもしれないけれど、…君への想いは変わらないから安心してほしいな( 自身の気持ちを知っても変わらずにいてくれる大切な存在。心地良い空気感に自然とほころぶ笑みを湛えながら、頬に添えられた相手の両手に自身を手を重ね合わせ )
そうだったんだ。大丈夫だよ、水心子も僕と同じ考えみたいで良かった。元を辿ると先に自室を出したのは僕の方だから、君が様子を見てしまうのは当たり前さ。……水心子と同室という結論に至るまで、一時期とても意識しすぎて混乱して僕の中で自室という名前の居間とか自由部屋にしそうになったのはここだけの秘密で( 照れ隠しに少し笑うと人差し指を立て、口元まで持っていき )それは…もちろん良いよ。拠点先でも水心子と同室で嬉しいな。──任務なのは分かっているけど、何だか旅行でお泊まりするみたいで楽しみだね( 目が合うと優しく微笑み )
貰いすぎているのは僕もだよ。どれだけ返せているか分からないけど、言葉で…行動で、心を尽くしていきたいなって思ってる( 相手の様子に穏やかな眼差しを向けて )──うん、一目見てすぐに嬉しいんだなって分かったよ。ちゃんと伝わっているから大丈夫。僕の方も削ったり短くしたりして、水心子の返しやすいように調整してね。…──実はここまで長く続いたのは水心子が初めてなんだ。だから…なのかな。僕はこの縁を大切に繋いでいきたいなと感じているよ。こちらこそ、これからもよろしくね( 他の誰でもない、目の前の相手だからこそなのだろう。大恩も感謝も好意も親愛も──全て含めて伝えていきたい。そんな温かな感情に満たされながら微笑みを返し )




23: 水心子正秀 [×]
2025-04-26 16:37:31




いっ……たたた。──ごめん、ちょっと取り乱しちゃって……本当、はずかしい…忘れて……( 感じる。──それはもうすごい視線を。どう足掻いてもしっかりと一部始終を見られてしまったことは明白で。あまりにもの居たたまれなさに耐えきれず膝を胸に寄せて三角座りのような体勢を取れば、額を膝に付けて片方の手のひらを前に出すことで心に受けた色んなダメージから距離をとり。けれども相手の反応はいい意味で予想だにしていなかったもので。勢いよく顔を上げて相手と視線を交わらせると、言われている意味はもちろん理解はしている。が、それよりも、いつ如何なる時も冷静さを欠くことのない親友が頬を赤らめている──それって、そういうことなんじゃ──…勝手な想像につられて上がる体温に、今度は自身の顔を隠すようにして利き手の甲を逆側の頬へ当てて冷まし )……そ、そっか。嫌じゃなかったらいいんだ。驚かせちゃってごめん。痛みは今のところないから大丈夫だと思──……う( ついつい妙に意識をしてしまって視線を伏せながら言葉を交わしつつ、差し伸べられた手にはいつも通り……これはパブロフの犬とも言えるが頬に当てていた自身の手を相手に重ね──…触れる寸前でぴたりと動きを止め。挙動不審にちょんと指先だけ重ねて )


────

うん、──うん、( 瞼を伏せたまま触れる額を擦り寄せるとずれた帽子が畳の上に落ち。自身の名を呼ぶ声、震えた息遣い──それら全てが何処かいつもと違う相手の全てを肯定するようにひとつずつ相槌を。漸くそっと双眸開けば視界がぼやける程近くに長い睫毛に縁取られた瞼。揺れる睫毛を優しくなぞって瞼に唇を寄せたら──…なんて、それがとっくの昔に親友としての触れ合いにしては度が過ぎている事には気付かず、ただその衝動を抑え込み。重なる手の温もりは直ぐには離れがたく、頬に触れた手はそのまま指の腹で耳の上の髪を優しく梳いて )──ふふ、ずるいかあ。清麿に似てきたのかもね。……ん。清麿は清麿の思うままに行動して欲しい。こうして触れ合っていると落ち着くんだ。──おかしいのかも、しれないけれど。
っふ、あははっ!もう……清麿ってば面白いなあ。いや、面白いというか、可愛いというか…っ、( 相手の話から想像しいつもより派手に笑って )自由部屋──、ふふ。うんうん、内緒。これはここだけに( どこか笑みを含んだ返しをすると、最後に大きく深呼吸をして気持ちを落ち着かせ。 )僕も同じことを思ってたんだ…!普段から同室とはいえ皆も居るし、遠征も出陣も内番もあるから出掛けたりも難しいし──、なんだか旅行みたいだな、って( 同じだったことに喜びを隠すことなく表情を綻ばせ、声色もどこか浮ついた調子になり )
…──伝わっててよかった( ふ )意外だな、こんなにも清麿は魅力的なのに。はじめてだって、……うれしい( 有言実行とばかりに言葉や仕草一つ一つに乗せられる想いを受け、勝手に緩む頬をきゅっと唇を閉じることで誤魔化そうとするが、きっと隠しきれないだろう。相手の手を取り握った──ところでふと思い出し、気を引くように握った手をくいくいと揺らして )……清麿、大切なことを思い出しちゃった。僕らがそういう関係になったとして──直胤の事はどう見たらいい、だろうか。別として考えた方がいいのか、関係は同じとして見た方がいいのか……。清麿はどっちがいい?( こっそりと耳打ちし )





24: 源清麿 [×]
2025-05-01 04:34:36



うん、それなら良かった。もし痛み出したら無理しないで言ってね( どうやら怪我にはつながらなかったようで安堵し小さく息を吐くと柔らかく笑みを浮かべ、そして───……今は親友として自分はうまく取り繕えているだろうかと不安が過り。相手の反応、表情に、もしかして自身と同じ気持ちがあるのではと胸が高鳴り期待をしてしまう。最初はただ親友として仲良くなれたことに喜びがあり、些細なことでも笑い合えるだけで嬉しかったはずなのに、いつからだろうか。気づけば友情から愛情に変化していて。新々刀の祖としてひたむきに努力している親友の邪魔になるような事はしたくなく、この自身の恋心は相手のためを想い、応援するのを選ぶのなら心に秘めておくべき──…なのだが、どうしても気持ちが溢れてしまう。告げれば最後、関係が壊れてしまうかもしれない……とは思わない。なぜなら、ずっと見てきた相手はそういうことをする人ではなく、真面目で感情が顔に表れてしまうほど素直で穏やかで温かい心の持ち主で、相手の気持ちや状況を理解し、その立場になって考えたり共感できる誰よりもすごい刀だって知っているから。もしかすると自分は相手の意思を尊重し守っているつもりが、勝手に枠に嵌めて決めつけていたのかもしれない。親友は──目の前の相手は、たとえ前を見失ったとしても理想という道標に向かって進んでいけるはずだから。それならば、そんな親友と共にいたい自分は──。触れられる指先を優しく握ると反対の手で包みこむようにして、居住まいを正せば慈しむように真っすぐに相手を見据え )ねえ、水心子。君に伝えたいことがあるんだ。急に言われて戸惑うかもしれないけれど僕は……、僕は君のことが好きなんだ。親友としてじゃなく恋愛対象として。叶うことならそういう意味を持って君に触れたいと思っている。でも気持ちを押し付けるような無理強いはしたくはないんだ。…だから、水心子の正直な気持ちを聞かせてほしい。


─────


水心子はおかしくないよ。触れ合って、僕も落ち着くなって思っているから( 触れる額や指で髪を撫でられる感触はくすぐったく、瞳を閉じている事によってより分かる相手への確かな安心感と優しさはとても心地よく思え。注がれる温もりに応えたく、自らも額を寄せてはただただ幸福を感じ。やがて双眸をゆっくり開いて目の前に広がる翡翠色の瞳を見つめながら )──君に触れられて緊張するのに凄く嬉しいんだ。それに触れたくなる時は大切にしたい、言葉では伝えきれない想いを触れることで伝えたいって。……僕の方がずっとおかしいのかもしれない。
せっかくだから任務の合間に息抜きでどこか出かけてみたいね。僕たちが守る歴史のその先、現代での人々が何を思い、何を感じて今を生きているのか。娯楽施設も江戸時代からは想像もつかなかったくらいにたくさんあるみたいだよ。カフェとか水族館とか、水心子と行ってみたいな( 親友の喜ぶ様子に何だかこちらも心が弾むように嬉しくなり顔を見合わせ )──それと僕のせいで話が脱線してしまってごめんね。少し、本丸の転送装置や帰還の方法、現場を押さえることになる大きな改変の案を思いついたからここで相談してもいいかい?他にも色々と決めておきたい事もあって……とても長くなりそうだからまずは水心子に事前の確認をとりたくて( 申し訳なさそうに相手と視線を合わせて )
( 握られた手に優しく握り返しては寄せられる相手の口元に耳を少し傾けて聞く姿勢をとると、合点が行った様子で一つ頷き )──ああ、…彼はよく僕の想像の埒外にいるから別としての認識でお願いしたいな。ただ、気持ちは共有しているから恋愛感情を持つ──とまではいかなくてもそれに近い感情……友愛は君に対してあるから距離が凄く近くなると思う。例えば話すときに後ろから抱きついてきたりとか、美味しかった食べ物を君に食べさせようと口元まで運んだりとかするだろうね。後者の方はもしかすると僕もやるかもしれないけれど、…こうして大慶のことを考えると彼も僕と同じで水心子が好きなことは一緒なんだなって感じるよ( 双眸伏せ静かに微笑むと愛おしそうに相手の頬に自身の頬をすり寄せ )




25: 水心子正秀 [×]
2025-05-05 01:30:53




( そっと、ひかえめに……それはもう何時になく遠慮がちに乗せた指先は震えてはいなかっただろうか。依然として目を合わせられず、視線は畳の目に落としたままで相手のアクションを待つ──…も、引き上げられる浮遊感は一向に訪れず、恐る恐る伺うように上目遣いになりながら視線を上げた──…瞬間、視線が、合う。何故だろうか、いつにも増して真剣さを帯びた紅の瞳から目が逸らせない。指先が包まれ、上から手が重ねられ──ひとつひとつの行動が逃げ道を塞がれているかのような錯覚を自身に抱かせながらも、不思議とそれを嫌に思わない……それどころか、この先紡がれる言葉を勝手に想像し期待している自身がいることに今この瞬間だけは気付かないふりを。それでもまるきり平静を装うなんて器用な事は出来ず、名を呼ばれた瞬間、ぴくりと触れた指先が勝手に跳ねて )……う、うん、( 改まって声を掛けられると緊張してしまう。こんな状況で、こんな風に切り出すって──、つられてこちらも居住まいを正しながら相手の声に耳を傾ける。やがて告げられた気持ちは、決して自分の都合のいい想像なんかじゃなくて。れんあい、たいしょう……、そういう意味で、触れたい……?脳内で反芻すれば、失礼だと理解していながらも相手の色付いた唇や、白く華奢に見えても刀を握るための男らしく骨張った力強い手──そのひとつひとつを無意識で見てしまって喉が鳴る。最後に双眸一度閉ざしてから改めて視線を合わせ。今までは ” 親友 ” の枠組みに押し込めて向き合おうとしなかったけれど、そんなフィルターを取り除いたことで気付く。今更じゃないか──、自身の抱くこの感情はもうとっくに親友に抱いていいものじゃない。僕は、清麿が──… )……すき。ぼくも……清麿が、好きだよ。無理強いされたとか、言われたから好きになったとかじゃなくて、勝手に考えないようにしてたんだ。さっきとか、隠しきれてなかったと思うけど……。うれしい、思いが伝わるって、こんな感じなんだね……っ( 心臓がうるさくて、身体じゅうの血液がぐるぐると勢いよく巡るのを感じる。初めの一言は心のなかで呟いたはずの言葉、続けて飾らない言葉でひとつひとつ辿々しく胸の内を声に出して積み上げていけば、次第に感極まって視界が揺らめき。瞬きをしたところで大粒の雫が頬をひと粒伝うと恥ずかしそうに微笑んで )

────

~~~っ、( 囁かれる言葉は甘く脳髄を溶かす程で。おかしいなんてはずは無い。そんなふうに言われてしまったら期待してしまう自分の方が──。近い距離も触れ合う額もそのまま、頬や髪に触れていた手だけを下ろしては、相手の手と指先だけ絡めて繋ぎ。はく、と唇を開いては言い淀むようにして閉ざすこと数回。双眸をぎゅっと閉ざして漸く決まった覚悟が揺らぐ前に唇を開いて )──でも、清麿からあんまり触らないじゃないか。せ、…せっかく、その……両思いになったのに( 逃げも隠れもしないものの、恥ずかしさに視界を閉ざしたまま耐えきれずふるりと身を震わせ )
ん、全部楽しみにしてる。デートだって、期待……していいんだよね?( 翡翠の瞳を悪戯っぽく細めて )──もちろん。時間は無限にあるんだから長くなるなんて気にせず、清麿の考えを聞かせて欲しい。一緒に先のことを話してるのも楽しみが増えて仕方ないから( 視線が合えば、心配そうな相手に向けて気にしないでいいとばかりに楽しげな様子で笑みを返し )
ああ、わかった。こちらもその認識でいるようにする、……っふふ( 滑らかな頬が触れると、手のひらに比べて低めの体温が擽ったく感じて小さく笑を零し )まあ……凄い心配してくれているんだなってのは伝わるよ。清麿は後ろから背中を押してくれているって感じが大きいんだけれど、直胤はどちらかと言うとそっちかなって( もちろんそれはそれで悪い気はせず、気恥ずかしさを誤魔化すように咳払いを )僕はそういうスキンシップは大歓迎だから、遠慮しなくて大丈夫。抱く感情に違いはあれども、二人のことは今も昔もずっと好きなことには変わらないからさ。……あ、でも清麿が言うように引っ付いたりしてると、妬いたり……する?──なんて、妬く前に遠征から帰ってきてよ( 声色楽しげに弾ませながら冗談を )





26: 源清麿 [×]
2025-05-08 20:30:11



( 一つずつ紡がれてゆく想いが乗せられた言葉を心のなかで繰り返しゆっくり意味を理解していくと、胸の内に喜悦がじんわり広がっていき。先ほどから早鐘を打つ心臓は相手に聞こえてしまうのではないかと思うくらい大きく、それに伴う体温の上昇で包み込む手のひらから自身の熱が伝わってしまいそうで。きっと今、自分は頬を赤く染めながら幸せそうな表情をしているのだろう。重ねている方の手を相手のこぼれ落ちる雫にそっと優しく指で掬うと )ふふ、水心子が涙流すの、初めてみた気がする。僕の自惚れじゃなければ前から好きだった、って……そう捉えてもいいのかい?だとしたら──…どうしよう。凄く嬉しいよ( 相手のためと思い、一時は自身の恋心に蓋をして親友という立ち位置でいようとしたものの、眩しい存在である相手に惹かれる気持ちを抑えることはできず。溢れてしまった想いを告げて、心が通じ合ったことで抑えていた恋心の蓋が外れると溢れ出してくるのは温かい感情と純粋な愛で。頬に触れる手をゆっくり離し、繋いでいる相手の手を両手でいたわるように軽く触れると双眸伏せながら指先にキスを )好きだよ、水心子。これからは恋仲として、親友としてもよろしくね。──なんて、関係がどちらもあるなんて欲張りなのかもしれないけど、親友としても変わらず君のこと応援し続けたいんだ( はにかみ頬を赤らめる相手と視線を交わらせると喜びに顔をほころばせ )


─────


……水心子、気づいていたんだね( 双眸ぱちりと一つ驚きに瞬かせ、思わず呟きに近い独り言を。けれど恥ずかしくても勇気を出して言葉にする相手の姿になんだか無性に愛おしさがこみ上げ頬を緩ませれば、絡められる指先を密着させるように更に絡まらせて手のひら同士を触れ合わせると、反対の手で相手の輪郭線をなぞるように頬に滑らせて。そして触れ合う額から顔を離し、双眸閉じつつ相手の額にそっと口付けを )──…恋心を自覚してからは触らないようにしていたんだ。この気持ちも誰かに対して持った事がなかったから自分がどうなるのか分からなかった、というのもあるけれど……水心子を大切にしたい想いの方が強くて。自分の中で恋仲になるまでは触れ合うのを控える事に決めていたんだ。でもこれからは君に触れられると思うと嬉しくて…、狡いことをしてごめんね。( 再び顔を見合わせるようにして穏やかな眼差しを向けては、今度は頬に触れる手の指の腹で相手の目の横を優しく撫でて )
もちろん。楽しみだね( 幸せそうに微笑むと相手の頬に唇寄せ )──ありがとう。( 安心するように双眸和らげては )じゃあまずは本丸の転送装置についてだけど、僕のイメージとしては主が審神者部屋で出陣、遠征先をモニターで設定し大まかな指示をして現場の細かい判断は部隊長に任せている…ような感じだと思っているんだ。転送装置の見た目は門になっていて、扉を開けて潜ると主が審神者部屋で設定した目的地に繋がっている。それで帰城方法は目的が達成された時、主の霊力で光に包まれると転送装置の近くに移動している、みたいなのはどうかな?とある本丸では羅針盤のような見た目の転送装置に懐中時計を模した見た目の帰還装置とか、転送用の部屋があるとか、本丸ごとによって特色が異なるみたいだからやり易いように僕らの本丸を形作っていいのではと。ただ僕のイメージの転送装置は一度建物から出て門に向かうため、靴を履くとかのひと手間があるからスムーズに移動するには少し大変じゃないかと思っていて、どうしても現実的に難しく捉えてしまうんだ。水心子はどう思う?( 想像していたことを口に出しては、考えるように帯刀された自身の刀の柄に両手を重ねるように添えて。最後に一度宙を見上げたあと相手に視線を移し )
凄い。水心子は僕と大慶のことをよく見ているんだね。君が優しく受け入れてくれるから彼が調子に乗ってしまいそうだ。…もちろん僕も( 双眸を閉じ、自身の頬を触れさせたまま相手の首元にすり寄せ )──あははっ、そうだね。僕としては水心子と大慶の距離が近くなるのは問題ないけど、僕が居ない間に大慶以外の刀と仲良くしているのはさすがに妬けてしまうから早めに戻るように心がけるよ( 声を上げ笑っては相手の冗談に乗り )スキンシップといえば、水心子はどこまでなら平気?例えば、もしも任務中に負傷して一時的に退却せざるを得ない状況になった場合、僕が負傷した水心子を担いで運んでも大丈夫なのか気になって。




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