□■： -- 海枯終見底 -- ：■□/25

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自分のﾄﾋﾟｯｸを作る
2：＿＿忘八　[×]
2025-02-24 00:03:18

さて、この場所は遊郭《　海枯　》。突然こんな場所に堕とされたあなたはさぞ不安なことでしょう。
そこで、あなたに世話係をお付けいたします。行っておきますがこれは特別待遇。あなたに《　見込み　》があるからこそ、彼らは手を挙げたのです。
とにかく、あなたには彼らと行動を共にしていただきます。とは言ってもぞろぞろ引き連れていると目立つもの。お一人、お選びください。

◆　提供　※変動および追加の可能性有
◇　彼らは世話係兼護衛として傍に控えます。

【　天八 / アメヤ　】

「　俺を護衛にしたのか？アッハハ、酔狂なもんだ　」
「　天下の花魁様が俺の手で汚されるのか……はは、唆るな　」

彼は身体に六つの蛇を飼っている。噂によれば緑髪の中に死にかけの一匹が眠っているだとか？いつも飄々とした態度で煙に巻き、年長者ぶってはあらゆる質問を躱しているようだ。赤い瞳はゆらがない。

【　伯奇 / ハクキ　】

「　……おはよう。……これだけでいいだろう？いったん、寝ていいか　」
「　どうした？早く布団に入って来い。安心しろ、まだ手は出さない　」

彼の蒼い目は髪に隠れて見えづらい。けれどもちゃんと見通しているはずだ。突然あなたの目の前で眠りこけるかもしれないが、あなたの声もちゃんと聞こえている。……頭を向けろと言われた？ふむ、ではもう手遅れだ。

【　攫 / サラ　】

「　私にとって娯楽とは君そのものだ。この意味が分かるなら重畳　」
「　此方を見ろ。そして手を重ねろ。私は私の持てるすべてで君を追い詰める　」

彼は無表情の中でもあなたをからかうのが好きだ。黄金色の瞳はきっとその目から逸らされないだろう。ぱちんと扇子を閉じたなら、それが彼にとっての遊びの合図。付き合う以外に道はない。

【　啾啾 / シュウシュウ　】

「　布取らないほうが良いよ。精神衛生上ね？あーあ、おれ優しい　」
「　おれの傍に近寄ってくるなんて、食べられたいとしか思えないんだよね。いただきます　」
　
彼はぼろぼろの布と角を持っている。角は取れては生え変わるのを繰り返しているようだ。たまに色素が抜けるから、と笑っていたのはなぜなのか？無邪気に笑っているようで、その茶色い瞳は何処も捉えていない。

◆　彼らのことを勝手に描いた誰かがいるらしい……

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