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１対１のなりきりﾁｬｯﾄ
自分のﾄﾋﾟｯｸを作る
■：
[×]
2025-02-18 10:40:40
Per ardua ad astra
── 困難を乗り越え、星々へ
1：
30214 [×]
2025-02-18 10:44:01
（／募集板でお声がけいただいた 30225様 をお待ちしております。以下に簡易設定の加筆修正ver.を再掲致しますので、まずはご一読いただけますと幸いです。書いているうちに冗長になってしまい、さらっと読み流していただければと思います…！）
◆舞台
西暦2XXX年代──人類がかつて夢見た未来都市が、理想のままに発展したかのように見える世界。しかし、その輝かしい表層の裏には技術の進歩が生み出した歪みや社会の格差が広がっている。地球は国家間の争いを超え「地球連邦国家」として統一されたが、宇宙規模で見れば発展途上の星に過ぎない。銀河社会の主導権を握る「星間統合議会（インターギャラクティック・アセンブリー）」に正式加盟したのも、ここ四半世紀以内のことにすぎず、地球はまだ新参者として扱われている。火星や木星圏には独立したコロニーが築かれたものの、経済・技術力は他の進んだ星間国家に大きく後れを取っている。地球の政府や巨大企業は何とか銀河経済に食い込もうとし、異星種族との交易や技術導入を進めているが、星間市場では地球製品の需要は低く、主な輸出品は生体労働力や希少資源に限定される。一部の企業国家は独自の影響力を持ち始め、地球連邦の権力を脅かしつつある。
◇マンハッタン・オービタル
物語の幕開けは、1960年代のレトロフューチャーデザインと最先端技術が交差する、ネオンノワールな衛星都市「マンハッタン・オービタル」から。地球の静止軌道上に築かれたこの巨大都市は、人類の宇宙進出の象徴とされ、無数の摩天楼が漆黒の宇宙に向かって聳え立つ。上層階には富裕層や企業エリートが暮らし、天空に浮かぶ庭園や人工の太陽光が降り注ぐ豪奢な居住区が広がる。
一方、都市の下層へ降りれば光の届かない暗闇にスラムが広がる。そこでは経済的に切り捨てられた労働者や密輸業者、電子麻薬に溺れる者たちが密集し、独自の文化と秩序を築いている。違法なサイバネティクスの取引、闇市場での情報戦、そして企業間抗争が日常的に繰り広げられる無法地帯。監視ドローンが空を飛び交い、企業警察が鉄の掟で秩序を維持しようとするも、腐敗は根深く、正義はもはや幻想に過ぎない。かつての理想が形骸化し、進歩と退廃が同居するこの都市で、一つの物語が動き出す。
◇修理工の少年
マンハッタン・オービタルの小さな修理屋で働く、若きメカニック。機械に対する深い愛情と天才的な技術を持ちながら、貧しい生活に縛られ、宇宙を自由に旅する夢を抱いている。生まれながらに下層のスラムで育ち、生きるために日々の仕事をこなすが、内には強い反骨心を秘めている。
◇AIドールの少女
1969年、未知の異星技術を用いて造られた、唯一無二の少女型AIドール。長い凍結状態から目覚めたばかりで、人間と同等の知能と感情を持つ一方、自分自身の正体や目的を覚えていない。彼女の心にあるのは、ただ「宇宙の果てを見たい」という強い願いだけ。彼女を利用しようとする政府組織からの逃亡を企てる。
──彼女はかつて極秘プロジェクト「オラクル計画」によって生み出された存在である。「人類を宇宙の果てへ導く」ことを目的とし、NASAの一部科学者が異星文明から供与された技術を基に開発。しかしその技術は地球人類の手に余るものであり、その体には人類が解析不能な未知の合金と量子メモリが組み込まれている。彼女の「量子メモリ」には星間文明の膨大なデータが記録されており、当時の人類にはそれを理解することができなかったが、ある重大な事実に気づく。「この情報が明らかになれば、人類の宇宙観が崩壊する」──政府はこれを機密とし、AIドールを凍結させ、封印した。
◆政府組織の陰謀
地球連邦政府の影に潜む諜報機関「オメガ・ディレクティブ」は、AIドールの存在を極秘裏に追跡し、彼女が持つ未知のデータの回収を画策している。彼らは表向きには政府の科学技術研究機関として振る舞いながら、その実態は異星技術の独占と利用を目論む秘密組織である。彼らの最終目的は、AIドールの量子メモリを解析し、地球に優位な星間技術を獲得すること。
2：
さすらいの旅人さん [×]
2025-02-19 17:23:20
（/お返事が遅くなってしまい申し訳御座いません、募集板の方で声を掛けさせて頂いた者です。この度は素敵なご縁がありました事、大変嬉しく思います…！どうぞ宜しくお願い致します。
そして舞台設定及び、各詳細の記載を有難う御座います。隅々まで読ませて頂きました。まるで壮大な映画の脚本のようで感動しております…！把握し切れていない部分もあるかと思いますので、物語進行中に解釈違いがありましたら指摘して頂けますと大変助かります。
早速ですが、いくつか質問が御座います。お手隙の際に教えて下さると非常に有難く思います…！お手数おかけします。)
1. 地球の静止軌道上に築かれた衛星都市はマンハッタン・オービタルのみとの解釈で宜しいでしょうか。
2.また、星間統合議会の加盟の代表格たる惑星（もしくは衛星…？）は存在するのか。それともそれぞれが競争化にあり、中でも地球が遅れを取っているという解釈で宜しいでしょうか。
3. AIドールの少女は記憶が無いとの事ですが、簡単な自身の名前は覚えていますでしょうか。
4.また、人類と同様の食事や睡眠は可能か。それとも出来るけど不要か、全くもって不要でしょうか。
5.量子メモリについて、少女自身も何らかの鍵がなければデータを開く事が出来ないのか。（例えば組織官のみが知るパスワードが必須など…。)
(/一旦は以上となります。)
3：
30214 [×]
2025-02-20 17:10:14
（／ご移動ならびにご確認、ご質問頂きありがとうございます！
世界観につきまして、好きなところから突貫で造ってしまったため、穴だらけの設計で誠に申し訳ありません…。
以下にて各ご質問にお答えさせていただきますね（お恥ずかしながらツッコんでいただいてから考えたものが大部分なのですが…）。
またも書いているうちに長くなってしまいましたので、お時間の許す時にご確認いただければと思います…！）
1. マンハッタン・オービタル以外の衛星都市の存在について
マンハッタン・オービタルは地球の静止軌道上における最も象徴的かつ規模の大きな衛星都市（コロニー）ですが、唯一のものではなく、他にも複数の衛星都市や軌道ステーションが存在します。人が生活する都市の他にも、軍事拠点としての軌道基地や、月や火星など惑星（衛生）に築いた採掘ステーションなどがある想定です。
2. 星間統合議会の構成と地球の立ち位置について
星間統合議会は複数の先進的な星間国家や連合体によって構成されており、その中でも特に影響力を持つ「代表格」とされる惑星がいくつか存在しています。具体的な名称や詳細は未定ですが、銀河交易の中心地となる経済特化型の惑星、学術・技術研究の拠点となる惑星、軍事力を背景に影響力を持つ星間国家などがその中に入ってくると考えております。地球はこの星間社会の中で遅れを取っており、正式加盟しているとはいえ新参者扱いされている状況です。統一国家である地球連邦が一枚岩ではなく、政府内の派閥争いなどによってさらに地位が不安定になっています…。
3. AIドールの少女の名前について
名前については何かしら記憶が残っていても良いかもですね！回答というよりご提案という形になってしまいますが、以下に思いついた展開を記載させていただきます。
・断片的な記憶（あるいは解析されたプログラムの一部）として開発時のコードネームや型番が残っており、そこから少女自身あるいは少年が仮の名前をつけるという展開。
例：コードネーム『ORACLE-α』の場合、OracleとAlphaの組み合わせで オルフィア（Orphia）など。
・科学者たちが親しみを込めて呼んでいた名前（ニックネーム）の微かな記憶を覚えており、それを少女が名乗る展開。
政府機関からは便宜上、彼らの中で新たに作ったコードネームで呼ばれているというのが自然かもしれません。
4. 食事や睡眠の必要性について
生理的な意味での食事や睡眠は必要ない想定ですが、外見上は食事を取ることも可能で、消化・処理機能も備えている（ただし、エネルギー源としてはほぼ無意味）という設定でも良さそうですね！どこまでも人間に近く、それでも完全な人間ではないという曖昧さが物語の良きスパイスになってくれそうです。
睡眠と類似の行動としては、データの整理やシステムの安定化のために「休眠モード」に入ることはありそうです。この際、内部でデータが飛び交うことで夢のようなものを見ているかもしれません。
5. 量子メモリの解読条件について
AIドールの量子メモリは通常のコンピュータで解析できるようなものではなく、高度な暗号化と未知の技術によって保護されていて、少女自身も自由にデータへアクセスすることはできない想定です。
量子メモリの開放には特定のデバイスが必要で、1969年のオラクル計画に関わった一部の開発者が一度だけ使用しましたが、AIドールの封印とともに異星に返還しています（この異星が具体的にどの星であるのか、当時の記録から読み取ることができません）。政府機関はこのデバイスの行方を探すと同時に、デバイスを使わない解除方法を模索しています。
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