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宵待月(〆)/26


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7: 名無しさん [×]
2024-10-28 13:21:47


了承ありがとうございます。それでは和泉守兼定(もれなく堀川国広をセットで)を提供させて頂きますね!
兼さんのレベルや審神者さまとの関係性等はどの辺りから始めていきましょうか?想定していた事項あれば教えて頂きたいです。こちらとしては顕現から少し経って体制など整った辺りからが進めやすいかなと勝手に考えていましたが…



8: さすらいの旅人さん [×]
2024-10-28 15:04:11


そうですね、こちらもその想定でした…!兼さんのレベルは20~30、関係性は審神者と打ち解け始めた辺りを想定しております…!

9: 名無しさん [×]
2024-10-28 16:48:08


了解致しました。それでは兼定のレベルは25、顕現して半年程で如何でしょうか。初回ロル、出来ればお相手さまの方から進めて欲しいのですが、可能ですか?



10: さすらいの旅人さん [×]
2024-10-28 17:20:22


了解致しました…!審神者の設定は後々記載させて頂きますね…!

──

…兼定。
(夕暮れ時、開いた窓から吹き抜ける風の心地良さにうたた寝をしていたが─ふと、目を覚ます。開口一番、短刀や脇差達ばかりの、どちらかと言えばほのぼのとした本丸の中で─唯一の打刀かつ近侍─和泉守兼定の名をぽつりと呼んでは布団の横に置いてある白杖を掴み、白杖片手に自室を出た。壁伝いに廊下を歩き、彼を探す─つくづく、不便な身体だ。一人で歩けない訳では無いのだが、隣に誰かが居なければ歩くにも一苦労─かと言って、自身より背丈の低い短刀や脇差達に頼るのも心苦しい。自身の不甲斐なさに少しばかり歯噛みしつつ、彼の名を呼びながら本丸の中を歩き回って)

11: 和泉守 兼定 [×]
2024-10-28 18:17:07

了解です。初回絡み分ありがとうございます!此方も後々確認事項等あれば、背後は顔を出す形で行きますね!改めてよろしくお願い致します。


ーーー


(夕暮れ時、縁側に座って中庭の様子を眺める。その傍らには自身より少し前にこの本丸に顕現した脇差であり相棒である堀川国広が淹れた茶が置いてあった。この本丸は自分の他には短刀と脇差ばかりで、どちらかと言うとほのぼのしている。そしてなんか全体的に、ちまちましている。そのちまちました短刀と脇差達は今、中庭で鬼ごっこをしたり、内番をしている他の男士を手伝ったり。実に穏やかだな、と自身が1番活躍していた頃の記憶と照らし合わせて苦笑すると、長い廊下の奥から規則正しく床を叩く音が聞こえて来た。その音が段々と近づいて来て、丁度自分の2歩程手前に来た時に声をかけた)

…主、あんたが探してんのはオレか?



12: 審神者 [×]
2024-10-28 18:37:42



…ああ、そこに居たのか。
(掛けられた声に足を止める。疑うわけでは無いが確かめるようにこつ、こつと白杖で廊下を叩き─音の反響から、大まかに身長を推測した。どちらかと言えば小柄な短刀たちとは違って、比較的大柄な体格に低めの声─間違いない、和泉守兼定だ。何処となく不安げだった表情を綻ばせ、声の聞こえてきた方に顔を向けて微笑む。中庭の方から短刀達の足音が聞こえてきたかと思えば、腰の少し上辺りに衝撃が飛んできた。自身を見つけた短刀達が飛び付いてきたらしく、楽しげにはしゃぐような声がいくつも耳に飛び込んでくる。そんな短刀達の頭を撫でつつ、彼に会いに来た目的を思い出したように口を開いて)
…少し、散歩がしたくてね。兼定が嫌でないなら、付き合って欲しい。

13: 和泉守 兼定 [×]
2024-10-28 19:50:23


散歩ォ?…オレは別に良いが…
(自分の存在を確かめる様な仕草をする相手をじっと見つめていると、中庭から短刀達が主の元へ飛び込んできた。危険だから止めろとこれまで何度も言っているのに聞かないものだから、半ば諦めた様に溜息を付いて短刀たちの間を縫って手を伸ばすと少し強引に自分の方に引き寄せて。すると相手から提案された内容には少し首を傾げて上記を言い、辺りを見回して国広を見つけると『主と出かけてくる』と声を投げ。幸い今日の献立は然程時間のかかるものでは無かったので、少し外に出るくらいなら大丈夫だろうと考えるとゆっくり立ち上がって)

…ここで待ってろ。履き物をとって来る



14: 審神者 [×]
2024-10-28 21:25:41


…うん、ありがとう。
(短刀達と戯れているといきなり引き寄せられ、危うくバランスを崩しそうになる─が、手にしていた白杖を支えにして何とか持ち堪えた後、彼の言葉に頷いて感謝の言葉を述べた。履物を取りに行ったらしい彼を待つ間、縁側に腰を下ろし─彼らの様子こそ見えないが、何ともしゅんとした声色で「主、ごめんなさい…」と謝ってくる短刀達を宥めるように彼らの頭を撫でてやり、吹き抜ける風を浴びながら彼の帰りをのんびりと待ち始めて)

15: 和泉守 兼定 [×]
2024-10-28 22:16:28


…なんっ、だかなぁ…
(ずかずかと玄関へ向かいながら、空を見上げため息をつく。どうにも自分は周りの男士や主相手に上手く振る舞う事が出来ない。元来自分には、元の主人と似て短気なところがある。それは相棒である国広から都度指摘されるので自覚はしているが、性格故中々上手い方へ転がらず頭を悩ませる日々だ。そんな日々でも楽しいと感じてしまうのだから、人の身、その思考というものはまっこと不思議だとまた、ため息をつき。玄関に辿り着き主と自分の履き物を抱えるとまた縁側へ戻って来て。先程自分が突飛な行動に出た為かそれに影響を受けて若干空気が重いのを感じれば、決まり悪そうにゆっくりと目線を逸らし)

…そんな顔すんな、お前ら。主はちゃんと解ってるぞ。…ほら主、履かせてやるから足、貸せ



16: 審神者 [×]
2024-10-29 00:05:12


ありがとう、助かるよ。
(まだ落ち込んでいるらしい短刀達を撫でたり、はたまた優しい言葉を掛けたり─とあの手この手で慰めていたがふと、廊下の向こう─玄関の方から聞こえてきた彼の少々乱暴な足音に顔を上げて手を止め、そちらを向く─と言ってもまあ、見えはしないのだが。聞こえてくる声だけでも分かる、妙に居心地の悪そうな彼にくすりと微笑んで─短刀達の頭をもう一度撫でて、彼の言葉を肯定するように軽く頷いてやった。途端に漂っていた湿っぽい空気が少しだけ和らぐのを感じつつ、彼の言葉に従って、自身の足を彼の方へと緩く差し出して)

17: 和泉守 兼定 [×]
2024-10-29 13:24:21


ん、先ずは右からな
(すっと差し出された足と、場の空気が少し変わった事に安堵すれば、しゃがんで履き物を主の足に履かせてやる。人の身を得てからいつの日からか、自分が主の身の周りの世話をしたり代わりに書類を片したりする様になった。難しいことはよくわからないが、それがこの場所ー本丸では“近侍“というらしい。まだこの場には打刀が自分だけというのもあり、他の男士ー短刀や脇差達も自分の仕草を怖がりながらも何かと頼ってくる。それが嬉しくもあり気恥ずかしくもあり、そういう意味でその場にい辛くなると、自分は決まって国広の居場所を探し匿ってもらうのだった。主のを履かせ終えると自分もよそ行きのものに履き替え、杖を主の手に持たせる様にして)

…履けたぞ。杖はここに有るからな



18: 審神者 [×]
2024-10-29 16:02:47


うん。
(男性にしては長めのまとめ髪を風に靡かせ、されるがままに靴を履かされていたが─ふと彼から手渡された白杖をしっかりと握り込み、何処となく満足げに頷いてみせた。下駄を履いた足で中庭の土を踏みしめつつ、彼の腕をそっと握る。─彼にだけ負担を掛けるのも申し訳ない、せめて少しでも見えていれば─自身への僅かな苛立ちを込め、視力を無くして白濁した瞳を開いた。当然だが、視界は帳が下りたままで何も見えはしない─小さなため息と共に足を踏み出した後は、自身の足先を探るように白杖で地面をこつこつ、と規則的に叩いて)

19: 和泉守 兼定 [×]
2024-10-29 16:47:31


ーーん、じゃあ行くか
(白杖を握ってゆっくりと立ち上がり、自分の腕を掴まれるとぴく、と体が動いてしまう。今の自分にとって今の主は元主と違い無造作に触れたら壊してしまいそうな位で。ーだから先程の様にいきなり腕を掴んで引く様な事も出来ればしたく無いのだが、言葉が上手く出ないのでは仕方ないーそんな事を考えていてふと横で小さな溜息が聞こえたかと思うと、主はどこか浮かない顔をしていた。こういう時、周りの他の男士なら簡単に主の懐に飛び込む様な真似も出来そうなものだが、自分はそうはいかない。口に手を当てて咳払いを一つすると、『次、花壇を曲がったところの公園で少し休むか』と声をかけて顔を見て)



20: 審神者 [×]
2024-10-29 19:11:38


…ああ、そうしよう。
(夕暮れ時の冷たく心地良い風に身を委ねつつ、自身の瞳に想いを馳せていると─ふと、彼の声が聞こえてきた。随分と近くで聞こえた所を見るに、自身の顔の近くで話してくれているらしい─彼の配慮にくすりと微笑みながら、白杖でその花壇を探る。2度ほど白杖を振ったところでこつん、と先端が硬いものにぶつかる─恐らく、これが彼の言う花壇だろうか。聞くところによると、主に短刀達が季節によって違う花を植えたり、栄養剤を与えたりと交代で世話をしているらしいが─如何せん、見ることが出来ないのが残念だ。音の反響で花壇の形を大まかに把握し、念の為少し余裕を持って花壇を曲がり)

21: 和泉守 兼定 [×]
2024-10-29 20:49:31


…ここ、あいつらが主の為に少し匂いの強いものを植えてるんだとさ。…お陰で俺の髪からも同じ匂いがする様になっちまったが…
(一緒に花壇を曲がるとすぐに公園が見えて来た。上記を言いながら空いている方の手で自身の髪を持ってその匂いを嗅げば、苦笑して。このところ出陣や近侍の仕事で色々な事について頭を使う事が多く、慣れない事の連続で外側からは見えずとも人の身が疲労しているのを感じていたが主や他の男士の手前中々言い出せずにいたところで。今日は非番を貰えたので主の世話をしつつも比較的のんびりと過ごせていて、偶にはこんな日があっても良いのかも知れないとゆるく長く息をつくとベンチの前で主が止まれる様に合図をして)

ここ、座るぞ。目の前にベンチが有るからな



22: 審神者 [×]
2024-10-30 21:48:19


…うん。
(目の見えぬ自身への、短刀達の気遣いが有り難い─自身の鼻を擽る花の香と彼の髪の香りに小さく微笑みつつ、彼の腕を掴んだまま─彼の声で示されたベンチにすとん、と腰を下ろす。耳を擽る烏の鳴き声、心地よい冷たさの風、風に乗って鼻を刺激する花の香─逆行軍との血腥い戦闘とは対照的に、何とも穏やかな時間に暫く無言で身を委ねていたが─ふと思い出したように彼の方へと顔を向けた。─自身は普段、こうして彼を連れ回しているが─彼にとっては迷惑であったりするのだろうか。そんなことを考えつつ、ぼんやりと口を開いて)
…兼定。…付き合わされて、嫌じゃないかい?

23: 和泉守 兼定 [×]
2024-10-30 22:58:00


(主がベンチにすとん、と座るのを見届けて、自分もそのすぐ隣に腰を下ろす。いつもの癖で腕組みをし、 悠々と背もたれに背中を預けるが、万が一の為に警戒線は解かず。だが強張り過ぎるのも良くないと国広に言われたばかりだったので、思い切って身体を休めようとしてみる。そうして暫く座っていたが、唐突に質問を投げかけられた。自分が付き合わされている?主には、自分が嫌々付き合っている様に見えているのだろうか?主に限ってそんな事は無いと思いたいが、人の心というものが未だはっきりと理解し切れていない今は、どうしたって真意の確かめようが無い。だが一先ず自分の思っている事を伝えようと口を開いて)

嫌だったら、そもそもこんな事しねぇよ。オレははっきりした刀だからな。嫌なら嫌って、誰でも口に出すぜ?



24: 和泉守 兼定 [×]
2024-11-03 23:34:51


(上げておく。折角顕現したのに暇になっちゃ、張り合いねぇなぁ…国広ォ、茶ァ淹れてくれ~)



25: 審神者 [×]
2024-11-05 16:45:38


…そう。それなら、いいんだ。
(自分が問えば、彼は自分の相手が嫌ではない、と答えた─彼がどんな表情でその言葉を喋っているのかは分からないが、その声に嘘は無さそうだ。彼の言葉にゆっくりと頷き、彼の方へ向けていた顔を正面へと戻す。顔を動かした拍子に束ねている髪が揺れ、普段寝室で焚いている白檀の香りが漂う─虫の美しい鳴き声や子供たちが楽しげにはしゃぐ声に表情を緩め、暫しの間涼やかな風に身を任せた。─風が冷たくなり始めた頃、握っていた彼の腕を引いて声を掛け)
…兼定、帰ろうか。

(上げ感謝です…!)

26: 和泉守 兼定 [×]
2024-11-05 20:00:05


…ぉ、おう…
(思い切ってこちらが返答した割には素っ気なく感じる返事に煮え切らない様子で答えて。主が自分から顔を逸らし暫しの間風や周りの音たちに耳を傾けている姿を眺めていて、ふわ、と髪が風に舞ったかと思うと微かに香の香りが鼻をつく。確かーー白檀だったか。国広が前に、主が寝室で焚いていると言っていた。自分は余り匂いに強い方では無いのか嗅ぐ度に少し鼻の奥がツンとするので顕現してすぐは避ける事もあったが、今は慣れて心地良いと感じている。そうして香りへ少し思いを馳せていると腕を引かれて『帰ろうか』と言われ、もうそんな頃合いかと首を傾げ。自分が先に立ち上がると主を立たせようと手を伸ばす様にし)
…ん、そんな時間か?…ん、と…ほら、手


(/大丈夫です!お待ちしてました!)


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