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Open the gate of heart(〆)/18


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■:    [×]
2024-10-04 19:32:56 



待人有 ! 乱入禁止





1: 匿名さん [×]
2024-10-04 20:20:00


こんばんは、トピ作成ありがとうございます!
当方もパソステの把握漏れなどあるかと思いますので、気楽にお話していただけたら嬉しいです。
関係性についてですが、原作軸であるイデア3年・ジェイド2年時はオバブロ事件などで激動の年かと思いますので、差し支えなければイデア2年・ジェイド1年時の設定でやりとりするのはいかがでしょうか?
イデアの2年時はまだ生身で授業に出席していたという設定にして、席が隣になるなどで交流を深めていければと思っているのですが、どうでしょうか……?
ご指摘や意見などありましたらご気軽に仰っていただけると幸いです!



2:   [×]
2024-10-04 21:14:16


こんばんは!改めましてこの度はお声掛けいただき誠にありがとうございます。
お優しい…!お心遣い感謝いたします。お互いに楽しみながら会話できますと幸いです。
イデア2年・ジェイド1年時の設定とても良いですね…!是非そちらの関係性で進められたらと思います。開始時はまだ恋愛感情は抱いていないものの、よく授業が被り認知しているジェイドの方から声を掛けるというのはいかがでしょうか…?
その他予め決めておくべきこと等ございましたらそちらもお気軽に仰ってくださいませ!



3: 匿名さん [×]
2024-10-04 22:46:40


イデアから積極的に関わりに行くのは考えづらいので、歩み寄ってくださるご提案とてもありがたいです……!
性格上、序盤は特にロル内での悪態などネガティブな描写を避けるのが難しいかなと思うので、その点ご留意いただけますと幸いです。程度は気をつけますが、もし今後ご不快にさせてしまうようなことがあれば申し訳ありません……。
とはいえいつまでも受け身のままでいるつもりはないので、ある程度距離が詰まってきたあとはこちらからも歩み寄れたらと思っています。がんばります……!
事前に共有しておきたいことはこんなところでしょうか。初回ロルはどちらからでも大丈夫です。やりやすい方を仰っていただければ合わせます!



4:   [×]
2024-10-04 23:55:40


では少々執拗い程度にこちらから歩み寄っていく形にいたしますね…!◎
ロル内での悪態やネガティブな描写については全く問題ございません。寧ろ萌えポイントですありがとうございます……!
がんばってくださる背後様が可愛すぎて驚きました、癒し…。負けじとがんばります…!
お言葉に甘えて初回ロルはお任せしても宜しいでしょうか?今後とも何か疑問点など浮かび次第ご相談させてください!これからよろしくお願いいたします~!



5: イデア・シュラウド [×]
2024-10-05 02:31:27


( 統計学は得意だ。占星術などという、一見オカルトじみた授業を選択した訳はその一点に尽きる。くだらない内容だろうと想像はついたが、根本が統計学に基づいているらしいのでテストで苦労しなさそうだと打算で履修を決めたのだ。外での授業があるなんて、知っていたら絶対選択しなかったのに……。そんな風にぼやきながら、占星術の一環と銘打って行われる"天体観測"へ参加するため重い足取りで中庭へと赴いた。ネトゲのコアタイムである夜に行われるということも、他寮他学年と合同であるということも何もかも不満でため息が出る。広い中庭で無意味に身を寄せ合い、友人同士固まってノートを取る生徒たちを通り過ぎ後ろの方でひっそりとしゃがんだ。一人一つ配布されたちゃちな望遠鏡をよそに、肉眼で夜空をじっと見上げる。ひそひそ声と衣擦れの音。それから紙に書き付けるペン先の響きで、中庭は静かに満ちていた。僕にはしなければいけないことが山のように存在し、天体観測など心の底から時間の無駄だと思っている。だが選んでしまったものは仕方がないとようやく諦めをつけ、他の生徒たちにならって望遠鏡を覗き込んだ。周囲と違う点があるとすれば、一人でいる者はあまりいないということか。別に、そんなのはいつものことだが。
そういう訳なので、突然名前を呼ばれてぎょっとしてしまったのは仕方がない。大げさに肩を跳ねさせ声のする方へ視線をやると、べらぼうに背の高い男がこちらを見下ろしていた。……誰!?はじめに思ったことはそれである。胸の前で両手を握り、自分を守るよう無意識に体を縮こめた。記憶力はいいはずなので、半ばパニックになりながら必死に頭を回転させて……うん。少しも思い出せない。 )

ヒ、い、一年生? なにッ、なにか……御用でしょうか……?



(/大変助かります、お心遣いありがとうございます……!
問題ないと仰っていただけてホッとしました。こちらも何かあればまた相談させてください。
初回ロルはこんな感じでよろしかったでしょうか……?
イデアは授業が終わったらそそくさと帰ってしまいそうなので、廊下等で捕まえるのは難しいかなと思いまして……。となると周囲と話してもいい雰囲気の授業はないかなと思い、占星術の課外授業を描写させていただいた次第です。
初回なので長めですが、普段はもう少し短めの文量になるかと思います。相性不安やご指摘などありましたら遠慮なく仰っていただけると幸いです……!)



6: ジェイド・リーチ [×]
2024-10-05 10:04:32


突然すみません。よく授業でお見かけするものですから、以前より気になっておりました。イデアさんは占星術について詳しいんでしょうか?宜しければご教示いただきたく存じます。

( 一目見たときから芽生えた好奇心を今でも抱いている。人間にしては珍しい、ホタルイカのように煌めく髪。その持ち主の彼がどんな風に陸で生きているのか少し興味があった。しかし授業が終われば話しかける間も無く行方を晦ますばかり。学年も違うため、出くわすのは週に数回と限られた時間のみ。一体いつ接触できるのやら…と困り果てていると、幸運にも中庭で行う占星術の課外授業で姿を発見。他の生徒が身を寄せ合う中、絶好の機会を逃すまいと音を立てずに忍び寄り、貴方が望遠鏡を覗き込んだ瞬間───“イデアさん” 。事前調査で把握した名前を呼んでみる。すると返ってこちらが驚いてしまいそうなほど大げさに跳ねた肩を視界に捉え、くすりと小さく笑みを零した。面白い人だ。どうにか関係を築けないものだろうか、なんて思考を巡らせながら隣に腰かけて上記)


(/初回ロルありがとうございます…!解像度が非常に高くまるでストーリーを読んでいるかのような錯覚に陥りました。
当方長文は不慣れな故、お返事が短めになってしまったかもしれません…。そちらも相性不安やご指摘などありましたら遠慮なく仰ってくださいね。問題なければこちらは蹴っていただいても大丈夫です…!)



7: イデア・シュラウド [×]
2024-10-05 18:12:04


( 以前より気になっておりました……これまでの人生で言われたことがなければ今後言われることもないであろう台詞が耳を通って頭の中をかけ巡る。相手が異性だったのなら何それ僕はいつから恋愛漫画の主人公に!?!?と心の中で悲鳴をあげただろうが、言ってきた彼も言われた僕も大男ゆえ"そういう意味"であるはずもなく。オタク特有の独り言が漏れ出ないようきつく唇を引き結び、隣に腰掛けた彼の顔を恐る恐る確認する。鋭い目、つんとした鼻、上がった口角、細い顎。夜の影を帯びていたが、それでも洗練された顔つきだということははっきりわかった。生命力の強い人だなとぼんやり思う。嘆きの島出身である僕にしかない感覚だろうが、彼は成長しきっていない子供にありがちな弱々しさのようなものを一切その身に纏っていない。強くて賢い男。一体何を教えることがあるのかと心の中で文句を垂れた。口には出せない。怖いので。 )
くわッ、詳しくなんか……それなりです。な、なんで、僕なの……
( よく授業が被るやつも、勉強ができそうなやつも他にいくらでもいるだろうに。つっかえつっかえやんわり抗議するが、この程度の拒絶で立ち去るような人間はそもそも僕なんかに話しかけてこないだろうなとわかってもいた。逃げる隙もなくあっという間に横を陣取られてしまったので、適当に広げていた教科書やらを自分の前に密集させる。馬鹿そうには見えなかったが、教えるにしてもまず進捗を把握しなくてはならないためちらりと彼のノートへ視線を向けた。見せて、とは言えない。怖いので。 )



8: ジェイド・リーチ [×]
2024-10-06 01:56:42


( 大男な容姿とは裏腹、思いのほか臆病な彼の挙動に首を傾げた。面と向かって言葉を交わす前は冷静沈着な人物かと思っていたが、もしや誤解があるのかもしれない。薄い唇から紡がれる控えめな台詞。それを拒絶には感じられず、寧ろ予想外の反応に益々知的探究心が唆られて。とはいえ表情から察するに、相手には顔すら覚えられていなかった模様。現時点での大胆な行動は恐らく逆効果。まずは警戒を解きつつ徐々に距離を詰めようと )
おや、そんなに謙遜しなくてもいいんですよ。所属するイグニハイド寮生からは強く慕われるほどの成績優秀者だとお伺いしています。ぜひとも勉強の秘訣をと……ああ、もちろんタダで教えろとは言いません。代わりに貴方の望みを何でもひとつ叶える、という条件でいかがでしょう。
( 対価の提示を口実に望みを聞き出せば内面を知るキッカケになるんじゃないかとひらめき、貼り付けたような笑顔で提案…しているうちに、彼が教科書などを密集させていることに気付く。視線の先には手にしたノート。どうやら中身を見たいらしい。ぺらりと指先でページを捲り、授業内容が丁寧に纏められた紙面を露呈させて眼前へと差し出した )



9: イデア・シュラウド [×]
2024-10-06 06:46:50


( 謙遜するなと言われてしまったので、彼の褒め言葉に微妙な顔をして曖昧に頷いた。成績優秀な自覚はあったが、強く慕われているやつがこんな隅っこに座ってるわけないだろなんて心の中で自虐する。初対面のオクタヴィネル生に警戒心を抱くのは当然のことで、返事に困っていると視線に気づいた彼がノートを開いてこちらに示した。あまりの鋭さに頬を引きつらせつつ、中を覗いて驚愕する。美しい字、適切な余白、理路整然と並んだ要点。板書をそのまま写しているのではなく、見出しを活用した階層構造の手本みたいな書き取りだった。明らかに優秀な人間のノートで、その隙のなさに閉口する。一体何を教えろと?……が喉元まで出かかったところで、目的は教えを乞うことではなく接近することそのものなんだろうなと察しがついた。たまにいるのだ。シュラウドの名にゴマをすり、何かを得ようと近付いてくる欲の深い人間が。彼もそんな一人なんだろうか。僕が与えられるものなんて何もなく、いずれはそのことに気付いて去っていくに違いない。打って変わって表情を暗くすると、投げやりな様子で口を開いた。 )
君に勉強の秘訣は不要だと思うけど……。授業の秘訣なら教えてあげる。授業ってどんなに要領よく課題をこなしても、そうでない奴らときっかり同じ時間拘束されるでしょ。その無駄な時間を有効に使う方法を考えるといい。僕には思いつかなかったから、来年からリモート参加してやろうと思ってる。
( 早口で皮肉たっぷり言い切ると、再度望遠鏡を覗き星星の位置と名前を素早くノートに書き込んだ。あっという間に作業を終えると持ってきたものを全て抱え、ちらりと教師の位置を確認する。静かに立ち上がると悪い顔をして囁いた。 )
名前も知らないオクタ生くん。僕の望みを叶えてくれるんでしょ。バレやしないからついてきて。



10: ジェイド・リーチ [×]
2024-10-06 21:23:02


( ノートの字を目で追われる最中、こちらは大人しく彼を観察することに。色白い肌、ハの字眉、通った鼻筋に瑠璃色の唇。一部髪に覆われているものの、顔の造形は美しく整っていると窺える。隙間から覗く鋭い歯は自身のそれとよく似ており、どこか親近感を覚えた。露骨な表情変化を眺める時間も退屈しない。きっと今頃、何を教えることがあるのか、とでも思っているのだろう。二人の間に暫しの沈黙が流れる。数分後、先程までと一転し暗い表情を浮かべる顔を見詰めれば、気分を損ねてしまったかとやや不安げな心情。この様子では断られても致し方ない。後日また……ところが開口した彼から発せられたのは意外な言葉だった。 )
授業の秘訣…なるほど、時間の有効活用が重要である点については同意します。ですが現状リモート参加は認められていないはずでは?まるで自分が特別待遇を受けられる前提のような物言いですね。
( 目には目を歯には歯を、眉を下げ意地悪そうに皮肉を皮肉で返す。ただの小心者ではないとなれば肉食魚の血が騒ぐのも必然で、彼から目が離せない。素早く作業を終える手際の良さに感心していると突然の囁きに瞼をぱちくり。これから起こる出来事への期待を胸に貴方の誘いに頷いて。 )
!…わかりました。



11: イデア・シュラウド [×]
2024-10-10 03:57:59


僕は正当な評価を望んでいるだけだけど、それを特別待遇と呼ぶのかな。これから案内する場所も……
( 負けじと返ってきた棘のある台詞。リモート参加を特別なことだと認識していなかったため、そんなふうに思われるのかと眉を上下する。何なら今彼を連れて行こうとしている場所こそ特別待遇以外の何物でもないなと初めて認識し、どこかぼんやりとした口調で返事をした。
目立たないよう隅の方へ寄り、急ぎ足で中庭を抜け振り返る。彼がついてきているのを確認すると、校舎を出て植物園へと歩き出した。やがて到着すると、迷いのない足取りで温帯ゾーンへ歩を進める。生徒が立ち入らないような奥の方まで来ると静かに口を開いた。 )
君ってさあ、植物の世話が好きだったりしない? もしそうなら双方にメリットのある話になってくるんだけど……
( 久々に声を発したかと思えばそんなことを尋ね、様々な植物が植えられた煩雑な薬草畑の前で立ち止まる。広く隔離された特別な区画だが、素人目で見ても手をかけられていないとわかる荒れようだった。眉間にシワを寄せると、荷物を持っていない方の手を振りかざし魔法でざっと水を撒く。身体だけ振り返ると面倒そうに話しだした。 )
色々と研究に入用でさ……施設の一角を個人的に貸りたはいいものの、毎日様子見になんか来てらんないんすわ。何か育てたいものがあったら空いてるスペース使ってもらって構わないんで、暇なときにでも水やりしてくれたら大助かり~……ってハナシ。以上。OK?



12: ジェイド・リーチ [×]
2024-10-13 16:59:23


( 授業を密かに抜け出しどこへ向かうのかと思えば校舎から離れた植物園の方。迷いなく前進する彼を見失わないよう足早に歩を進めていくと、温帯ゾーンを通り──やがて辿り着いた薬草畑には初めて見る景色が広がっていた。まともに手入れされておらず酷く荒れていて、何が何やら判別し難い。裏を返せば未知との遭遇や新しい発見の可能性を秘めているということ。こんな場所があったとは…思わず心が躍る。辺りを眺めながら、投げかけられた質問に意識を向け )
ええ、植物の世話は好きですよ。奇遇にもテラリウムが趣味でして。
( 珊瑚の海出身の自分にとって陸に在る植物や動物は興味深いものであり、時折想像の範疇を超えた反応が見られるため非常に惹き付けられる対象。続く相手の話を聞くなり顎に手を添え上機嫌で口角を上げた。近頃は新種のキノコ栽培に手を出したいという願望も。言わば利害の一致、この好機を逃すはずもない。 )
よろしいのですか?ちょうど栽培に適した場所がないか探しているところだったんです。お言葉に甘えて空きスペースを使わせていただきますね。水やりの件も承知しました、僕で良ければ喜んでお引き受けします。



13: イデア・シュラウド [×]
2024-10-20 02:33:44


そスか……。ま、他のを駆逐しちゃうくらい繁殖力が強い植物だけ避けて貰えれば基本何植えてもらってもいいんで……。
( テラリウムが趣味とはなんとも都合のいい偶然だ。栽培の知識がある者には余計なお世話やもと思ったが、これ以上めちゃくちゃにされては困るので念の為最低限の注意事項を伝えて。何やらウキウキとしている彼を無言で一瞥すると、来た道を引き返し植物園をあとにした。日中どんなに騒がしい学び舎も、夜になれば静寂に包まれる。聞こえるのは草むらで鳴く虫の声と、規則正しく石畳を打つ品の良い革靴の音。僕は彼に何も与えていないのに、トントン拍子で話がついてちょっと恐ろしいような気持ちがした。 )
僕もたまには顔出すから、ホント暇なときだけで大丈夫。後が怖いし……
( 鏡舎に向かって歩きながら、今更になってそんなことを付け加える。なんてったってオクタヴィネルだ。タダより高いものはないというし、後日とんでもない対価を要求されてはたまらない。それぞれの寮へ飛ぶ鏡の前に辿り着くと、立ち止まってちらりと彼を見る。「じゃ、Win-Winということで……」念には念を入れそう告げると、そそくさと自寮戻って行った。)


(/お返事お待たせしてしまい申し訳ございません……!少々立て込んでおりました。
今回は、初対面の夜が一区切りついたかなと思いお声がけさせていただきました。イデアの一方的な提案に乗ってくださってありがとうございます、大変スムーズにお話が進んで助かりました……!
今後の接点についてですが、二人ともなんとなく初めて会った日の夜と同じような時間に水やりに赴き、会えたり会えなかったりしながら交流を深めていくのはどうかなと考えております。
差し支えないようであれば、イデアが久々に水やりに行ったところ随分回復した薬草畑とジェイドくんの姿を見つけ声をかけ……みたいな場面から始めるのはどうかなと思っておりますが、他に何かご提案がありましたらぜひお聞かせ願いたいです!
上のロルは締め気味に回したので蹴っていただいても大丈夫です。次の開始ロルもどちらからでも大丈夫なので、都合の良い方を仰っていただければと思います!)



14: ジェイド・リーチ [×]
2024-10-27 17:31:33


生育旺盛なものは他植物の繁殖を妨げるだけでなく一度増えると地中で広がることもあり、時間と労力をかけて除去しなければなりません。我が子同然に愛情深く育てた芽を摘むのは忍びない。草木が伸び伸びと成長できるよう、植物選びは慎重にと心得ております。
( 栽培の知識はあれど、まだ見ぬ植物も多いゆえ全ての種類や生態を把握するのは難しい。中でも情報量の少ない珍種は油断していると突如変貌を遂げる可能性も。緑をこよなく愛する身として、判別には十分気を配る所存。とはいえ…凶暴化した植物も観察甲斐がありそうだ。なんて考えながら来た道を引き返す彼の背を追う。出入口を通る際、静かに一度振り向くと鮮やかな景色に会釈し植物園をあとにした。コツコツと響く二人分の足音。長い髪が視界の中心で揺れる。世界を包む闇と蒼い煌めき、その様は深海の光芒と重なり何だか懐かしい気持ちになった。 )
そんなに警戒されると悲しいです。純粋な植物への興味関心と、イデア“先輩”に敬意を払っているだけだというのに。
( 後が怖いと言う貴方に微塵も感じ取れない声色で悲しいと告げれば、わざとらしく眉を下げて。何はともあれ接点を持つことに成功したのはこの上ない収穫と言って良いだろう。オクタヴィネル寮へ飛ぶ鏡の前へ辿り着くと、相手の言葉に視線を送り返し。 「はい、Win-Winです。では良い夢を」どこか含みのある笑みを浮かべ、自寮へと戻って行った。 )


(/いえいえ!日が空いても丁寧にお返事してくださるので嬉しいです。こちらも少々立て込んでおり、長らくお待たせしてしまい申し訳ございません…!遅い時は一週間前後、早くて数日以内を返信頻度の目安として把握いただけると……無言失踪はしません!絶対に!!
イデアからの提案助かりました、ありがとうございます…!
今後の接点と開始場面について賛成です。二人だけの特別な空間という感じがして凄く素敵ですね…。主様の表現や綴り方が非常に好みでして、拝見する度に想像力が掻き立てられるため、良ければ次の開始ロルもお任せして宜しいでしょうか…!)



15: イデア・シュラウド [×]
2024-10-27 22:26:26


( 結果的に言うなら、名前も知らない他寮の後輩は想像以上に働いてくれたらしい。ここへ案内してからちょうど一週間後の今晩咲くはずの花を採りに行くと、彼がそこに立っていたので驚いた。真っ直ぐ伸びた背中に恐る恐る近づくと、足音に気付いた彼が振り返ったから気まずそうに挨拶をする。「あ、ドモ……。ほんとに世話してくれたんだね」つやつやとした葉をつける薬草畑に視線をやって、7日ぽっちでここまで回復させた彼の手腕に感心した。最低限しか手をかけられず、くすんでいたいのちが今は嘘のように美しい。「月下美人が今夜あたり咲く予定で……調合用に採りに来たんだ」そう言ってその姿を目だけで探した。ご丁寧に囲いまで作られて、完璧に管理されたその土壌にふっと笑う。彼が植えたのであろうデータ上でしか見たことがない植物もあって、本当に様変わりしたなと実感した。「……あった、綺麗に咲いてる」お目当ての花が爛々と開花しているのを発見し、膝を付いて視線の高さを合わせる。腕を伸ばして確かめるように葉を撫でると、言うつもりのなかった言葉がぽろりと口から溢れ出た。 )
君って本当に優秀なんだね。僕一人で育てたんじゃ、きっとここまで立派にはならなかった。


(/とんでもないです!こちらこそ毎度素敵なお返事をいただけて嬉しい限りです。レスペースに関しても承知いたしました。当方も早ければその日のうちに、遅ければ1週間ほどと大分ムラがある方かと思いますのでご了承いただけると幸いです。
嬉しいお言葉をありがとうございます……!伸び伸びと書かせて頂いたので、何か不都合やご指摘などありましたら遠慮なくお申し付けください。今後ともよろしくお願いいたします!)




16: ジェイド・リーチ [×]
2024-10-31 23:59:31


!お待ちしていましたよ。
( 一週間前の同時刻、ここへ案内された翌日から早速作業に取り掛かることに。土を耕し、肥料を植え、植物たちを適切な場所に植え替える。無論、山で採ったキノコも仲間に入れて。植木、花、野菜は毎日、畑や観葉植物には週一回程度の水やり。光の当たり具合や温度確認も忘れずに行う。やはり面白い。様々な顔を見せる植物の成長過程が実に興味深く、毎晩足を運ぶことも厭わなかった。──そして今。いつものように畑を見に来ると、背後から近づく小さな足音。すかさず後ろを振り返れば待ち侘びていた彼の姿が。左右異色の双眸を細め、こちらも挨拶を。どうやら月下美人を採りに来たらしい。辺りを見渡し探す様子を眺めていれば、ふっと笑った顔にドキリと大きく鼓動が脈打つ。…そんな表情もするなんて。うずうずと踏み込みたい気持ちをグッと堪えるも、目当ての花を発見した彼が意外な言葉を口にするものだから。「お褒めに預かり光栄です」一言礼を述べ、そっと背後に歩み寄り。「“ただ一度だけ会いたくて”博識な貴方なら花言葉もご存知でしょうが……」落ち着いた低音を響かせながら続けて、 )
僕は何度でもイデアさんに会いたい、と。そう思っています。ですから…今後ともどうぞ、よろしくお願いしますね。


(/開始ロルありがとうございます!そちらのレスペースに関して承知いたしました。今回のジェイドですが、やや強引に距離を詰めに行ってしまった気もするのでもし不都合やご指摘などありましたらお気軽にお申し付けください…!こちらこそよろしくお願いいたします!良いハロウィンを!)



17: イデア・シュラウド [×]
2024-11-15 01:56:27


( 背後に立つ彼の落ち着いた低い声が、夜の隙間を通り抜けて降りかかる。風にそよいで曲がったりしない。意志の強い人間特有の、光に似た声だなとこっそり思った。目当ての花を丁寧に手折って、「……僕口説かれてる?」なんてジョークを返す。花言葉なんて洒落たものを引用して、わかりやすく距離を詰めようとする彼に戸惑い居心地悪そうに立ち上がり。振り返って、自分より少し上にある端正な顔を怪訝そうに見つめたのち口を開いた。「"シュラウド"に何かを期待して近づいてくる人ってたまにいるんだ。僕が何も与えないと知ると、その内消えていくんだけど……」彼が何を思って僕との接点を望んだのか全く検討もつかないが、悪意でないことだけは、この薬草畑を見てなんとなくわかった。左右で色の違う不思議な双眸がたたえる海のような底知れなさを前に、腹の探り合いは面倒だなと素直に思う。しかし彼は、無視をするにはあまりに大きな不穏だった。左手に持つ月下美人の茎をくるくると弄びながら、つとめて冷静な声で問いかける。 )
君もそういう一人なのかな。違う?

(/お返事大変お待たせしてしまい申し訳ございません…!仕事もプライベートも忙しい時期に差し掛かってしまい、思っていたより時間が縫えず……。今後もしばらくはお待たせしてしまうことになるかと思います。本当に申し訳ないです……。
ジェイドくんの対応に不都合なんてとんでもない!むしろ場を動かしてくださってありがたい限りです。もし今後もお付き合いいただけるのであれば、ぜひご自由に動かしていただけたら幸いです……!)



18: ジェイド・リーチ [×]
2024-11-24 19:55:38


( 夜風に靡いて波打つ髪と、丁寧に花を手折る細長い指。一挙一動を見逃すまいと視線を縫い付けたまま「ふふ…貴方が“口説かれている”と思うのなら、そう捉えていただいても構いません。」と相手のジョークに難なく返す。事実、彼の気を引きたいと願う心に偽りはない。故郷で伝わる逸話に登場する人魚も、恋に落ちた時こんな気持ちだったのでしょうか。儚く咲き誇る月下美人の放つ上品な香りが、次第に辺りへ充満し鼻腔を蕩かす。途端…立ち上がったかと思えば、こちらを振り向く彼が怪訝そうに口を開いた。紡がれる言葉の意味を理解して、先程まで綻んでいた唇をきゅっと一文字に結ぶ。なるほど──陸のみならず海の世界でも、愚者の考えは似たり寄ったりだ。己の力では何かを成し得ることが出来ず地位ある者に近づき見返りを求める。まだ稚魚だった頃から、父に媚びを売る大人達の姿を何度も見てきた。きっと彼もそんな光景を飽き飽きするほど目の当たりにしたのだろう。しかし、退屈極まりない輩と同類に思われるなど以ての外。ここはハッキリと弁明しなければ。月下美人の茎を弄ぶ手の甲を、覆い被せるように手袋越しの掌で包み込み、そよ風の如く囁いた。 )
とんでもない。純粋に、貴方…イデアさん自身の人となりに興味があるんです。そこに家柄の善し悪しなんて関係ありませんよ。

(/今年も残すところ一ヶ月で忙しい時期になってまいりましたね…。当方もしばらくお待たせしてしまうことがあるかと思いますので、どうぞお気になさらず…!
ジェイドの対応に不都合がないようで安心いたしました!ありがとうございます。今後ともぜひ何卒よろしくお願いいたします……!貴方の動かすイデアくんからしか得られない栄養素が…ある…!)



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