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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
61:
オバナ [×]
2024-12-26 17:10:08
(表情筋など持たないその南瓜の被り物がもし生きてでもいたなら、今はきっと“呆れ”を表現していたことだろうか。彼の想像は大方合っている、杞憂だと信じたいだろう部分も含めてだ。だがまさか自分が自己管理の行き届かない成人済の人間だという頼りのない生物だという事実を相手は知らないだろうし、己も相手から疑いを持たれていると知るはずは無い、言葉にしていないのだから当然だろう。いつもなら揺れ動く炎の大小や揺れ方に注目していたが、今はそれが南瓜に囲われやや視認し辛く。これでは相手の表情が読み取りにくいかと思われたが、その長い手脚が少し動くだけでも十分に感情表現を補ってるように見え、案外彼の仕草を観察しているだけでも多少の感情を汲み取れる気がすると特徴的な頭部ばかりにいっていた視線が徐々に首元から肩、腕へと視線が伝っていく。最中、竦んだ肩の動きに気付いてふと顔を上げると別段時間に追われている訳でもないらしい反応が返ってきてほんの僅かに張っていた気が緩むのが分かる。随分と今まで彼に対し好きにしていたにも関わらず、素直に頼ることができなかった物言いによって無意識に相手から拒まれることを恐れでもしていたのか。中々にらしくないと、彼からの返答によって滲む安堵感に疑問は残るも不思議と心地が悪くない。「なら良かった」彼に聞こえるかも分からない、まるで自分に対して言ったようにも聞こえる程度の声で呟くと白衣の裾が心做しか軽やかに揺れ動き)
ん…?………っふ、はは…そうかい?じゃあ、遠慮なく見させてもらうとしようかな。
(かかった声に反応して顎を上げ視線を其方へ再び向けると、離れていた距離が一時的に詰められやや驚いたように見詰め返す。今し方話していた歩幅の配慮だろうかと考えるも、それにしては此方の様子を伺うようにして覗き込んでくる南瓜の堀り跡を見つめながら少し首を傾げさせ、此方も様子を伺ってみる。直後、用が済んだのか相手の方から背を向けられ視線は途切れ、その行動の意味を理解しようとしたものの続いた言葉が解となり思わず笑みが溢れてしまう。また離れた距離は先程と比べれば短いもので、一歩踏み出せば彼のすぐ隣へと並べるだろう。マシ、そう言われただけで許可を得た訳では無いのだろうがまるで言質はとったと言いたげに目を細めて愉快気に笑みを浮かべ。屋外で見る相手は屋敷の中で見た時よりやや高く見える気がするのは天井という制限がないからか、あの室内も人からすれば高い天井のように感じはしたがそこは素人目、実際の内部構造や寸法は分かりやしない。外から見た限り規模は大きくないのだろうが一般的民家と比べれば広く高さもあるあの屋敷内で見かけた埋め尽くさんばかりの古い物品の数々を思い返すと、今回の寄り道というのはそれに関連しているのか、はたまた別の趣味でもあるのか。まだ何と聞いていない行き先は着いていけば何れ正解を知ることになるが、彼個人を知る為の良い機会だと普段なら自ずと聞くこともない質問だが自然と口をついて質問を紡ぎ)
ところで、今向かっているのはどういった店なんだい?君から頂いた櫛を迎えたお店だったりする?
(/お世話になっております、お疲れ様です。大変お待たせいたしました…!年末年始でまたもしかすると1/5以降までは返信が遅れてしまうやもしれませんが、その際は都度連絡させて頂きます。スローペースでのお返事ばかりで申し訳ありません…。年末多忙な時期かと思われますが体調気をつけてお過ごしくださいませ。(こちらに対して特にお返事は不要になります…!))
62:
フレイ・デュー [×]
2024-12-30 20:33:03
(/お疲れ様です、ご連絡してくださりありがとうございます。お返事不要とのことでしたが、連絡を兼ねて返信させていただこうかと。お気遣いありがとうございます…!
年明けにお返事させていただくことになると思いますのでお待ちいただけると助かります。また此方の返信頻度が疎らなときもあり、お互いのやりやすい形で也を進めていしたいと考えています。あまりお気になさらず、気を楽に続けていけたら幸いです。
今年…とはいえ数カ月ですが、オバナちゃんとのお話を続けられて嬉しいです。板主さんもお体を大事に、来年も引き続きよろしくお願いいたします…!)
63:
オバナ [×]
2024-12-31 20:24:20
(/お疲れ様です、ご連絡ありがとうございます…!
年明けにお返事とのことで承知いたしました!お忙しいかと思いますので、本当にお暇出来た時にでもゆっくり考えていただければと思いますのでご無理なさいませんよう…楽しみにお待ちしております。返信頻度についてもお気遣いありがとうございます、そう言っていただけると大変助かります…お言葉に甘えて今まで同様、マイペースなお返事になってしまいますがお付き合い頂ければ幸いです。
そうか、数ヶ月…!まだ少ししか経っておりませんが、素敵な物語を紡いでくださりありがとうございました!来年も人外さんとの日常を過ごせますことを楽しみにしております。お互い無理のない範囲で、ゆっくりのんびりと楽しめましたら幸いです。
今年は大変お世話になりました、来年もオバナ共々何卒よろしくお願いいたします!)
64:
フレイ・デュー [×]
2025-01-08 23:28:12
そう、そのお店。蒐集家のお嬢さんが営んでいる骨董屋で、並んでいるものは雑貨が多いかな。…僕が来なかった間に品揃えががらりと変わっているかもしれないけどね。
(先に歩みを進めるものの歩幅は小さく、後ろの彼女が少し駆け出すと丁度自分の隣に並ぶくらい。下へ意識を向けると端に頭のてっぺんが見え、心做しか機嫌が良さそうに思える足取りの軽さをしていた。これまでも遠慮無く観察してきただろうにまだ喜ぶことがあるのか、不思議に思いつつ後ろで忙しなくついて来られるよりも、今の方が共に歩いていて気分は良い。変な気遣いをされることもない。間近で向けられる好奇心に満ちた目も、以前彼女を泊めたときのことを思い出せばもう慣れたものだった。とはいえ外で人間と並んで歩くことを、きっと市街地では物珍しく見られるのだろう。周囲を見遣り、すれ違う人々の目線を寄せず景色に馴染めていると分かると気が緩み安堵のため息が漏れた。商店の並ぶ通りを暫く進むとそこまで来る人は少ないのか、自然と落ち着いた町並みへと変わっていく。その中にある小さな店構えの骨董屋の前で足を止めると、端にいる彼女へ南瓜のくり抜かれた穴越しに炎を揺らし。)
_せっかく訪れたんだ、君も僕ばかりではなく見て回ってごらん。君は何に惹かれるんだろうね。
(扉を開けると上に付けられていたベルが揺れ、軽い音で出迎える。被り物がぶつからないように背を曲げながら入りつつ、彼女が着いて来るのか後ろを見遣っては様子を窺った。が、すぐに前へと向き直った。彼女はあくまで勝手に着いて来ただけで、いちいち気にかけてやる必要はない。来客に気付いた店主へ一瞥すれば軽く会釈をして、雑貨に囲まれ細まった道を抜けつつカウンターへと向かった。今の品揃えや彼女の具合の様子を聞き、話していれば自然と口元に手を運んで笑みが溢れる。人間の歳の違いだろうか、自分と同じくらいの歳の店主は落ち着きがあり、ゆっくりと仕入れた品が持つ思い出を語ってくれる。それに合わせ炎の揺れも小さくなっていったところで、今日は一人で訪れたのではないと思い出し、1つ咳払いをしてカウンターに凭れていた姿勢を正して。店主へ短く礼を言うと、自分も店内を見て回ろうとまずはアクセサリーの並ぶ棚へと足を向けた。)
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