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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
■:
人間 [×]
2024-09-29 13:36:37 ID:88fede34f
お相手様決定済み。
1:
匿名さん [×]
2024-09-29 16:00:54
トピックの作成ありがとうございます!呟きトピでお声掛けさせていただいた2585です。
感情が異形部分に現れる異形頭や人間よりも明らか背が高い人外が好きで、板主さんの嗜好と合っていたら幸いです。
也について世界観や関係などで既に考えられているものがあればぜひお聞かせください…!
2:
人間 [×]
ID:88fede34f 2024-09-29 17:12:11
改めましてお声がけ頂きありがとうございます、異形頭好きで欲望を書き置いていた者です。こちらでの也は不慣れなため、色々ご迷惑おかけしてしまうかもしれませんが何卒よろしくお願いいたします!
あああどちらともとても好きです!人間からかけ離れたシルエットを持っている子とか好きで、大きさは大きい程うはうはなので癖です、ありがとうございます……
也について、こちら側でふんわりと考えていたもので恐縮なのですが…あちらの板で書かせて頂いた通り人間が人外さんに興味津々で困らせるようなシチュエーションが出来たらなと思っております。なので以下の二つのような関係性は如何でしょうか…?
①…人外の世界に人間が迷い込んだか、或いはその反対かでどちらかが匿うような状況下で軽い主従のような関係性。
②…人外も人間も共存している世界で、同族以外からは近寄られることがなかった人外さんにこれでもかと構われに来る人間。(種族間による不和があるなしは後々)
どちらにしても人間は人外さんをどうしようもなく愛でたい(?)、というのが主になりますかね。
人外さんからは人間から懐かれることにうんざりしているのか、はたまた興味を抱いているのか…どちらも美味しいため、お好きな方お聞かせ頂ければと思います。勿論、2585様の考えていた設定やお好きなことなども教えていただけると嬉しいです。
3:
匿名さん [×]
2024-09-29 19:09:34
好みの傾向が合っているようで良かったです!
こちらこそ、よろしくお願いします。
提示頂いた関係もどちらも楽しめそうで迷ってしまいますが…強いて挙げるなら②の方により惹かれました。
市街地の外れにある森に住む人外と、その街からわざわざ訪れにくる人間さんでお話が紡げたら良いなと思ったのですがいかがでしょうか?
好みとしては人外側が興味から徐々にそれ以上の感情も抱くようになることや、魔法、それこそ人外のようなファンタジー要素が好きです。展開もほのぼのしたものからシリアスっぽいものまで楽しめます…!
4:
人間 [×]
2024-09-29 21:43:33
的外れな提案になってないようで安心しました、ありがとうございます…!
とても素敵な広げ方…その感じで是非お願いしたいです!
ファンタジーがお好きとのことだったので、世界観は剣や魔法が当たり前で、人間以外は動物と同じくらい魔物が多く生息する。人にとっては危険な種が多い魔物に警戒が続く中、人のような肉体なのに明らか人と違う部位を持ち、魔物とは違い意思疎通の出来る知能を持った人外さんの存在を人類が知って百数年。時の流れによって警戒や偏見こそ多少は薄れ軋轢も緩和され始めてきてはいるが親交に対して前向きに捉える者は少ない。…という感じの世界観で、このくらいの種族間での距離があるのは如何でしょう?人外さん(ここでは大まかに人間と魔物以外の存在)との共存がまだ慣れきってはいないような中、徐々に関係を育んでいけたら嬉しいなと思い…問題等ありましたらご指摘頂けますと有難いです。
段々と見たことの無い感情表現を見せてくれる人外さん可愛すぎてたまらない……ほのぼのからシリアスまで承知いたしました!展開の流れによっては色々出来たら楽しそうですね。
そういえば3Lどれも大丈夫とのことでしたが、こちら如何いたしましょう…どれも捨て難いのですが、ご希望ありますでしょうか?
5:
匿名さん [×]
2024-09-29 22:46:18
凄い…!!好きな要素を取り入れてくださってありがとうございます。とても素敵な世界観に関係性で、ぜひその設定を元に也をしていきたいです!
周りが何となく抱いている人外への忌避感を一切抱えていない人間さん、可愛らしいですね…。
そうですね、也中の展開に関してはその都度、背後間で相談をして希望などお互い伝えられたら幸いです。
お話しをしていて炎の異形頭がしたいなぁと気持ちが傾いていて…首から下を男性の体つきで想像しているため、BLかNLができたら嬉しいです。どちらにするかは板主さんのやりやすい性別やご希望に一任させて頂いてもよろしいでしょうか…?
6:
人間 [×]
2024-09-30 01:14:52
まとめ方が変じゃないようで良かった…ありがとうございます、ではこちらの設定でお願いいたします!
人外さんの方がむしろ人間への接触を遠慮してるところへ無遠慮にどこからが人の肉体でどこからが違うのかを観察したり触ろうとしたりするかと思うので遠慮なく叱ってくださいね大歓迎です。
要相談大変助かります、是非その進め方でよろしくお願いいたします!
うおおお炎の異形頭さん~!!いいですね素敵…男体も承知いたしました。ご提案頂けてとても有難いです!BLもNLも捨て難い……!とても悩ましい…。あまり経験がなく不慣れでご迷惑おかけしてしまうかもしれませんが、NLに挑戦させて頂いてもよろしいでしょうか…?
7:
匿名さん [×]
2024-09-30 15:08:23
か、かわいい~っ……異性だと尚更、人間さんから触られることに不慣れで戸惑い甲斐があります。
是非NLで、私も人外のロルが初めてになるのでお互いゆっくり進めていきましょう。
そろそろキャラを練っても良い頃と思っているのですが、ご希望の逆に避けてほしい要素はございますでしょうか…?
8:
人間 [×]
2024-09-30 17:08:57
困らせ甲斐あり過ぎで逆に困ってしまうくらいかわいいですね…!そしてお互い不慣れ同士と分かり安心しました。練習とでも思ってゆっくりお相手頂けましたら幸いです、よろしくお願いいたします…!
そうですね、萌は前述した通り大きい子で、萎えは最強設定、過度に女々しい…でなければ大丈夫かと思われます。此方も作成していこうと思いますが、萌萎はありますでしょうか?現時点ふわっと想像しているのは、30代前半のダウナー寄りな長身の魔術研究者、みたいな子を作成しようと思っております。どこか気になる点ありましたら遠慮なくご指摘の程よろしくお願いいたします…!
9:
匿名さん [×]
2024-09-30 19:27:06
萌萎、了解しました。私も板主さんの挙げてくださった様な極端な設定やあとは受け身がちな子に苦手意識があるのですが、板主さんの提供される人間さんなら大丈夫かと思っております!
萌は提示いただいた人間さんがちょうどで、高身長の女性キャラが大好きです。大人らしい落ち着きが研究職にぴったりだと思いますし、特に気になる点もございません。
ではこちらの人外のプロフィールの方を作成して参ります!でき次第投下しますので、少しの間お待ちください…!
10:
人間 [×]
2024-09-30 20:56:51
ご返答ありがとうございます。問題なさそうでよかった…といいつつ、実際書き起こしてみたらなんとも利己的な人間が出来上がってしまった為お手隙の際にでもご確認いただけますと幸いです…!
_________________________
名前:オバナ
種族:人間
性別:女性
年齢:32歳
性格:
マイペース且つ楽観主義。何かに興味を持ったり作業に熱中しだすと周りへの注意が散漫になる。その為頻繁に道に迷ったり、体の限界に気がいかず食事もせずに夜通し活動して体力が尽きるなど自己管理能力が非常に頼りない。話し方に覇気は無く物言いも無遠慮なところがある為、人との付き合いは得意な方では無いが本人がそこまで気にしていない。
容姿:
淡い黄褐色の髪は肩甲骨あたりまで無造作に伸びており邪魔な際は手首に巻いて常備させてる髪ゴムでひとつに束ねる。
瞳は苅安色で脱力したように重たく伏せ気味の目付き。自分から見て左目元にある縦に二つ連なった黒子が特徴的。
176cmと長身な体。動きにくくならないようサイズがちょうどの暗い臙脂色のタートルネックに下は黒のタイトな7分丈のズボン、ショート丈のブーツを履いている。上からはお世辞にも清潔とは言い難い、薄汚れ着古された白衣を羽織っている。白衣には町の人の善意で縫ってもらった痕があり、所々継ぎ接ぎになっている。
備考:
人外さんの住む森から少し離れた小さな町で魔物に対する防衛系統の魔術や魔道具の開発や研究を行うしがない研究者。決して優秀なわけでも秀才なわけでもありはしないが熱意がある分、時間を費やして生み出される術や道具の数々は数を打てば当たるのと同じで稀に人の役に立ったりもする。人付き合いは記述した通り上手くは無い為、町の人からは悪人でないことは分かるが関わりにくい人物程度の認識で留まっている。ちなみに本人としては「人の役に立つ<<<<魔物への好奇心」の方が強いため善人気質でもない。
ここ百数年の間で突如見かけることとなった魔物とも人とも違う存在、人外に強い興味を抱き、近くに住んでいる人外さんを知るやいなや都合がいいと言わんばかりに足繁く通うようになる。
引きこもっている分、当然ではあるものの体力や腕力は皆無に等しい。魔術は人より多少扱える程度で、壊滅的な運動神経を補う程度にしか能力はない。
_________________________
問題や不備、気になる点などなど何かありましたら遠慮なくご指摘ください…!
人外さんのプロフィール、楽しみにしております!
11:
匿名さん [×]
2024-10-01 12:07:54
名前:フレイ・デュー
種族:人外種/異形頭
性別?男性型
年齢:71歳 同族内では若い方
容姿:首から下の身長が220cm、異形部分も合わせると240~260cmほど。頭部の箇所には大きな赤い炎が灯っており、首元とは数cm離れて存在している。体は高密度のガスを人型に形成し保っていて一見すると空洞だが、体内へ触れると空気の重みによるぬるい感触が感じられるとか。襟元に金糸の刺繍を入れた白いシャツに黒いベストと同色のスラックス、焦げ茶の革靴とフォーマルで露出の無い格好が多い。手の形が分かるよう革の黒手袋をし、彼から見て右手に2つと左手に1つ、古びて光沢を失った金の指輪を手袋の上から嵌めている。
性格:他人に流されない軸を持った芯のある性格で、街の近くに住み続けたり偏見を気にしなかったり自信のある振る舞いを見せる。それが傲慢に偏ることはなく、人間に崩される分には気にせず窘める程度。人が犬猫に邪魔をされても怒らないような気が立つほどのことではない。誰かといると気丈に振る舞おうと弱みは見せず、一人で過ごしたほうが気が楽。自ら人脈を広げる事もしないためどちらかというと内向的。
人間というより人間の手工芸に興味があり、アンティークや骨董品集めが趣味。好き嫌いは無いが、美しいもの見たさで長生きしてほしいと願い魔物から守ってあげている。
備考:有機物と魔力の反応で生まれるガスと、そのガスで燃える炎が彼の種族の実体。そのため頭部の部品は付け替えが可能で、彼は底の空いたガラス製のランタンか南瓜を顔型にくり抜いた置物を主な異形部にしている。
中で灯る炎は触れても仄かに暖かい程度だが、意思やガスの量次第では業火にも変えられる。水や風に晒されても簡単には消えないため一部の人間には便利がられ、火を分け与える商売が成り立つほど。だが客の民家で火事が起き、人間側の不信感から商売は衰退。他の種族のように街と距離を置いて過ごすようになる。彼はその商売を一番長く続けていた家の生まれで、人間の近くの森に住んでいるのもその名残り。小さな屋敷に住み、危険性を自覚して火を売ることはしなくなったが、代わりに魔力による薬品の生成、森の管理などで生活費を得ている。
「ねぇお嬢さん、それは売れ残りかな?なら僕に買い取らせてくれ。あぁ…埃は被っているけれど良い品だ。」
「……フレイは家を留守にしています、また今度お越しくださーい。」
プロフィール拝見しました!オバナちゃんかわいい…質問や不備等特に無く、お話しできることが楽しみです!
こちらの人外のプロフィールについても、何かあればお伝えくださいませ…!!
12:
人間 [×]
2024-10-01 16:39:48
素敵な人外さん…!!フレイさんに居留守使われたい~!
こちらのプロフィールの確認もありがとうございます、問題なさそうでよかったです…!フレイさんの方もプロフィール拝見させて頂きましたが不備や問題等ありません。とても詳細に素敵な設定ありがとうございます!
では早速物語の方始められたらと思うのですが、始まり方は出会いからか、それとも既に出会って暫くしてからの日常からのどちらかになるかなと思うのですが、どちらにいたしましょうか?もし他に導入のご希望ありましたら仰ってください!
あと続けてで申し訳ないのですが、先ロルは特に希望なければオバナの方から始めさせて頂こうと思いますがよろしいでしょうか…?
13:
匿名さん [×]
2024-10-01 17:25:47
確認ありがとうございます。問題無さそうで安心しました!
既に出会って暫くの方が“困る困らせる”に躊躇いが無さそうで良いかなと気になっております。オバナちゃんの雰囲気も知りたかったので、ぜひ出だしのロルをお願いしたいです…!
14:
オバナ [×]
2024-10-01 20:54:18
承知いたしました、では出会ってから1ヶ月程経ってる、くらいの時期を想定して先ロル投下させていただきます!
また分からないことなどありましたらお互い遠慮なく相談できますと幸いです。改めて、よろしくお願いいたします!
____________
(町から陽が隠れ始め、焼けた色から夜空の色へと変わる刻。昼間の活気は徐々に静まっていき、道沿いに構えていた商いの灯りが落ちた代わりに民家の窓から温かな光が滲み始める。いつもと変わりない町の風景を眺め、対照的に冷たく見える灯りも何も灯されていない自身の家を一瞥すれば、季節の変わり目を感じる夜風の心地いい冷たさに外套代わりに羽織った白衣を揺らして足先をいつもの場所へと続く道へ、慣れた様子で進ませる。手に握らせている籠は中身がある様子で、重みのあるような揺らした方でふらふらと歩くも中身は差程大事そうに扱うでもなくごろごろとぶつかるような音を微かに立てている。この中身は誰のためのものか、それは町の人なら誰でも知っている。だがその手土産を渡す相手には、この町の者は誰も近寄りはしない。)
___こんばんは。私だ、オバナだよ。この扉を開けてはくれないかい。
(町から少し離れた森の入口、振り返れば小さな規模の町灯りがぼやりと浮かんで眺めはいいだろう。暗く、心做しか町よりも冷えた空気を感じる森の奥へと歩みを進め暫く。木々の中、少し拓けた場所があったなら小さな屋敷が顔を覗かせるだろう。町の方と同じく窓から溢れる光を確認すると玄関の戸を空いている方の手を擡げととん、と適当なリズムで指の背を使って音を奏でる。薄らと浮かべた弧を描く口元がいつもと変わらぬ挨拶を告げたのなら、その扉越しから返ってくるだろうか反応を待つように半歩ほど下がって応答を待ち。)
15:
フレイ・デュー [×]
2024-10-01 21:40:22
(ぜひぜひ、相談していきましょう。こちらこそ、よろしくお願い致します…!/返信不要)
…悪いけれど家主は留守なようだ。もうすぐ日も落ちるし早めに街へ帰ることをおすすめするよ、お嬢さん。
(昼のうちに製薬を終え書斎で買い取ったアンティークの指輪を磨いていた頃、次第に自身の頭の炎が強い光を放つようになり、窓から差し込む陽が落ちていったことに気付く。既に磨き終えたものをしまい作業を中断し夕食でも作ろうと部屋を出たところで、玄関の向こうからノックの音が聞こえた。この家の扉を叩く者は最近だと彼女しかいない。扉の向こうに構える面倒事を予測してしまい、拒否するように居間のカーテンを閉めつつ煌々と燃えていた炎は少し背を小さしていた。案の定聞いたことがある声が名乗りを上げていて、自身の予想が当たったことが何だか癪に思える。彼女を覚え始めるなんて、自分にとっては少しも嬉しくない。それに、もう日が落ちるというのに今彼女を迎えると帰りが危ないだろう。人間を真夜中の森に放るわけにはいかない。なんでこの日暮れ頃に訪れるのかという文句が出かけるも、それだと話を続けて少しでも彼女の相手をしてしまう。ぐっと言葉を飲み込み、それよりも早く帰らせたほうが良いと扉へ向けて居留守を使って。)
16:
オバナ [×]
2024-10-01 22:35:08
(戸の奥から返ってくる、最近聞き馴染んだその声は存在を証明していると同時に矛盾な言葉を連ねていて思わず息が零れる。すんなり中へと招いてくれたことは今まで一度だってない。否、あったのは最初の訪問の時だけだったか。今ではすっかり馴染みあるこの返しが板についてきたと、思い返してまた浅く笑みを浮かべ。)
ああ……ふふ、それは残念。
では不思議で親切な声のお方。いつも通り、君が私の話し相手になってはくれないだろうか?
(窓から滲んでいた灯が淡くなったのを視界の端に感じ、拒まれていることを察してはいるもののこうして返答はしてくれるのだから拒絶まではされてないだろうと、都合のいい解釈で話を繋げていけば籠を持つ手を掲げ、再び声をかける)
君の食事姿が見たくてね、少しではあるが手土産もある。今日は夕食を一緒にどうだろう?…それとも、重たい荷物を持たせてこのまま外で待ちぼうけにさせるつもりかい?
(自分にとっての重たい、の基準が一般的にいえばそうでもないことは相手にも知られているやもしれないが、そう彼の良心へ訴えかけるよう、微塵も気にはかけてもいなさそうな活気のない声色が姑息な言葉を投げ。相手からは見えもしないだろうが、首を傾げ問いかけるように戸の方へと気力のない瞳がじ、と視線を注ぎ続けるだろう)
17:
フレイ・デュー [×]
2024-10-01 23:26:10
へぇ…魔が悪い。待つんじゃなくて大人しく帰れば良いのに。
(彼女の誘いを耳にすると、扉の向こうで聞こえないくらいの小声で呟く。彼女くらいになればこちらの生活リズムでも把握していそうだが、話を聞くに偶然自分の食事前に訪れることができたのだろう。夕食の準備が手短で済むことは悔しいけれど好都合で断りにくく、彼女がいる扉の前に立つと腕を組んでは片方の手で頭を抱え己のランタンを小突いて悩む。少し話を呑みそうになるが、負けじともう一度、今度は聞こえるような声で改めて帰宅を促すことにした。だがこれで諦める奴ではないこともこれまでの行いで何となく察せられる。このままだと外の明かりが一層無くなっていくばかりで危ない、指を止めては諦めてドアノブへ手を伸ばした。)
仕方ない……なら、その手土産だけ頂いておこうか。重いものが無くなって良いだろ?
(だが、扉を開けるも素直に出迎えるつもりは無かった。ドアノブから扉へ手を移し、中途半端に半開きにしては頭を覗かせる。半分とはいえ暗い森の中で炎の光を拡散するランタンは明るく、見下げた彼女の顔が照らすには十分。予想していた相手がいたことが明らかになり、炎が不満を示すように膨らみぼふりと空気を取り込む音が鳴った。彼女、そして手土産の包まれた篭へ首を俯かせていくとしばらく籠を眺め中身を見定める。小ぶりのものだとは思うが、何を持ってきたのかまでは分からない。歓迎の意を示さず籠へ手を差し出せば揶揄うように首を傾げて。ランタンの持ち手が共に傾き、ガラス面に当たって笑い声のような軽い音を立てた。)
18:
オバナ [×]
2024-10-02 03:51:00
(先日、彼との他愛もない会話で出た食事を摂ることがあるというほんの些細な話。それを聞いて好奇心が疼かないはずもなく、一般的な家庭ならば日が落ち食事の支度を始める時間に訪れれば食事がまだの彼と会えるだろうと踏んで来た訳だが、言葉から察するに自身の予想は当たっていたようだ。どのような食事を摂るのかは詳しく聞いてもきっと答えてはくれないだろうと聞かなかった為に想像で選択した、なんの関連性もないような突拍子もない物達が幾つか入った混沌とした籠の中を整理するように手先で弄っていると、帰そうとする返事が扉越しに聞こえ視線を少し向けたも顔は籠の方へと向けまま。「食事姿を見たいと言ってるだろう?帰ってしまっては見れないじゃないか」と彼の想像通り頑なな意志を示す。籠から顔を上げたのは、すぐ前方にある扉がキィ、と音を立てて開いたと気付いた時。)
こんばんは、フレイ。今日はランタンか。可愛いね。
(彼の縦に長い体躯に合わせるように少し大きく設計されたその扉から覗く顔は人間とは違う、炎の頭。その灯りは町で見たものとは異なり命を感じる。何よりも温かく美しいと感じ見ていて心地がいい。ランタンの中で感情を表すようにして小さく爆ぜるような音が聞こえるもそれがどのような感情を意味するのか察する努力や気は微塵もなく興味深そうに覗き込む。揺るがない意志への返事よりも先に、頭部を飾る物が時折違うことに注意が行き彼なりのお洒落なのだろうかと考えると特に脳を介さずに愛らしいと言う旨を思ったままに送り。そして後から遅れて、彼からの帰宅を促す返答に漸く言葉を紡げば乏しい表情筋でもわかる程度には眉をやや下げ、まるで困ったかのような表情を作り)
なら…そうだな。私が今、君にその籠を渡して帰ったとしよう。そしたら私は後日、空になったその籠を受け取りにくる口実を作れてしまうのだけれど…それでも良かったかな?……なに、食事姿を見させてくれれば帰るから。頼むよ。
19:
フレイ・デュー [×]
2024-10-02 14:03:26
………分かったから、その顔を辞めてくれる?
(差し出した手に彼女の持つ籠が移されることはなく、ちらりと顔を窺うとどうやら自身の頭部に釘付けで。可愛い という言葉は弱々しさも含まれているみたいであまり好きではなかったが、瞳に己の炎が写り褒め言葉を伝えられるのに悪い気はしなかった。どれくらい前かは忘れてしまったが、古物商から見繕って使いやすいよう改良をした大きめのランタン。今尚手入れをしている分思い入れがあり、その魅力が彼女にも少しは伝わったのだろう。なんて、まさかその言葉が自分自身に贈られているとは普段言われないためか気付くことがなかった。まるで自分の来訪が面倒がられていることを自覚しているような口ぶり、それすらも利用してくる諦めの悪さにまた片手で頭を抱えると、数秒黙り込んで思考を巡らせる。今回で彼女が満足すれば暫くは安寧が保たれるかもしれない。埒が明かない話に仕方が無く折れる動機ができてしまい、半開きの扉を人一人通れるほどに開け直した。彼女を部屋へ招きつつ、下がり眉を見兼ねては眉間に人差し指の腹を当てる。まるでこちらに非があると言われているようで気に食わない表情をそのまま軽く額へ指を上げて無理矢理直してから、中へ案内するため彼女へ背を向けて。)
それと、街ならまだしも明かりのない森に人一人を放るわけにはいかない。…食べ終わった後、どうしようか考えよう。
(屋敷の中へ招き玄関から居間へ、そこに置いているソファーに座るよう彼女を促す。屋敷にしては小さく、部屋数も少ない。そこで此処は本来はホールとして扱うべき空間だったが、家具を置いて広々と寛げるようなリビングとして整えた。とはいっても次第に自分が集めた絵画や振り子時計、置物類に段々と占拠され始めているのだが。ソファーや机は自分に合わせたもので、彼女にしては大きいかもしれないが、まぁ使えるだろう。それに話を聞いてる限り彼女自身が食事をする訳では無さそうだ。自分も向かいのソファーに座れば背凭れに背を預け、先程の閉めたカーテンを見やり空の具合を窺った。彼女は用が済んだから帰ると言うが、自分の管理する森は時折魔物の目撃情報や痕跡が見つかる場所。土壌が豊かで良い野草や果実が採れるということでもあるのだが、危険性も充分ある。視界の悪い夜は尚更。発言を窘めてはどうしようか考えるが、浮かんだ選択肢はどれも彼女の興味を引きそうで口を閉じる。うっかり話して、今みたいに好奇心から行動を起こされては堪らない。「ところで、その籠の中身は?結局何を持って来たんだ。」誤魔化すように改めて彼女の抱える籠を指差した。)
20:
オバナ [×]
2024-10-02 17:29:14
(悩む姿を見ると気苦労する彼の気も知らず、おかしげに唇同士のほんの少し開いた隙間からふっと吐息が漏れ出て微かな笑みを零す。人と同じように表現しないだろう、自分と異なる頭がうんうんと唸ってるように悩んでいる姿は眺めていて面白い。などと正直に言った日には、暫く扉越しにも返事をしてくれなくなるだろうから言わないでおこうと、滲み出ている面白がっている自身の態度には気づきもしないまま胸の内に言葉は秘め。好かれたいなど贅沢なことは思わないが、ただ突き放されてしまうのは嫌だとそれは明確にわかっている。少しきつく脅せば払えるだろう厄介も、この人外は威嚇すらする気配もない。高い位置から見下ろされる瞳のない視線も、眉間の間へと触れる指先の感触もどれも威圧的なものは感じれず、正された眉の位置を確かめるように自身の指先でなぞるように触れると、「わかったよ」と生気のないやや低い声色が緩んだ口元から返事をし。ようやく見えた全身は人の形といえど大きなもので、少なくとも町でこの大きさの人間はまず居ないだろう高さに視線が不躾にも舐めるように彼を見詰め、案内されるままに玄関へ進むと扉を締める。何度か文字通りに邪魔しに来ている為、徐々に見慣れてきてはいるも彼の私生活を汲み取れるほどに知りはしない。促された先の比較的大きなソファにほんの少しだけ気をつけながら腰を下ろし、前に来た時から何かコレクションは増えてるだろうかとゆっくりとした動きで視線を室内へと彷徨わせた)
私が魔物から怪我を負わされたとしても、それはこの時間に来た私の自己責任であって君のせいじゃない。町の人も分かって……、…否、少し軽率だったね。すまない。
(座る際、巻き込んだ白衣の裾を正しながら彼の話に耳を傾ける。大半の人間が抱く人外への印象というのは“意思疎通が可能な人間では無い謎の何か”。根も葉もない噂などすぐに発生しては根強く残るものもあれば泡のように儚く消えるものもありなんともいい加減で、彼の不安要素を消すつもりで連ねていた言葉だったが続けようとしたところで声は止まった。有害な魔物もいれば無害な個体だっている。それは人間も同じことで、未知へ対する漠然とした不安感を向けている者が多いのは事実だろう。それを痛いほど感じとっているのは彼らのはずだと思い返せば軽はずみな発言であったと体を向き直して謝罪を添え。「そうだね、後で少し考えようか」と掠れた声で彼の提案に同意を示すと、ふと膝上へと乗せていた籠の中身を問われ、特別勿体ぶるわけでもなくすんなりと籠の中身を彼と自分の間に置かれたテーブルの上へ披露するよう置いていき。)
人外がどのような物を食べるのか知らないからね。人間が食べる一般的な食事と、人間も魔物もよく好む食材と…あとは火に入れるようなものを。
(焼きあがってから少し時間が経っているだろう半分のサイズのバケットに、その中へ挟むための具材だろうハムやチーズ、そしてレタスの入った入れ物。それと別の入れ物の中には、生肉がサイコロ状と薄くスライスされたものと2種類の形状が詰め込まれた物。続いて出てきたものは細い枝木、そして最後に赤ワインの入った小さめの瓶を置けば「さ、どれが好き?」と、卓上へと並べられた混沌な食材達を前にやや弾んだ声で問いかけ)
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