■ 収容者:『ヒト』の形をしているが、ヒトではない。その内には得体の知れない『ナニか』を秘めた怪物。全世界的に、不規則に観測される。何とか捕獲まで至った個体を収容しているが、個体ごとの消滅条件や能力の詳細な発動条件など、不明な点は多い。
ここではヤツらのことを、人を模する怪物──『Anomalies that imitate people 』、略して『 Aip 』と呼ぶ。また、万が一に備えて首輪型の爆弾を常に着用させている。首が吹っ飛ぶ程度では死なないが、怪物と言えど再生にはある程度時間を要するためその隙に逃げるように。
■ 職員:Anomalies that imitate peopleを対象とした研究員たち。志望理由は興味本位、正義感、身近に被害者が居たなど様々。実験により命を落とす可能性も0ではなく、常に危険が付きまとう職業である。