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その眩しさに〆/182


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自分のトピックを作る
81: 住岡 美風 [×]
2024-07-06 01:42:12




( 彼の返答を待っていると、唐突に腕を引かれて彼の楽屋らしき部屋に連れ込まれる。いったい何事かと予想外の出来事に驚くが、声を出す間もなく胸倉を掴まれた。これは相当怒らせてしまっている。きっと僕は一発殴らなきゃ気が済まないような悪事を犯してしまったんだ。サッと血の気が引いて反射的に目を瞑ったが、覚悟していた衝撃はやって来ない。その代わりに、唇に柔らかい感触。えっ、と目を見開くと、すぐに唇は離れていった。掴まれて胸元がしわくちゃになったシャツなど気にもせず、彼の温度が残る口元にそっと手を添える )


陽斗さん……い、今のって……


( わざわざ僕にキスをした意図がまったく理解できず、困惑しながらも問いただそうとした。しかし、早口で捲し立てる彼の圧に負けて、押し黙る。そして彼の話を聞いて、ゆっくりと咀嚼して、ようやくあの晩の記憶が呼び起こされていった。僕はあの日、陽斗さんと……。思い出すと彼がここまで感情的になる理由も明確になり、申し訳なくて返す言葉も見つからない。ふと顔を上げて彼を見ると、今にも泣きそうな顔で震えていた。その表情に心臓が締め付けられ、何か言葉をかけようと口を開いたが、彼はそのまま顔を背け部屋を出て行こうとした。それを引き止めようと「待ってください!」と叫んで彼の腕を掴む。その勢いのまま強引に自分の両腕と壁の間に彼の身体を挟み込むと、ひどく真剣な眼差しを向ける。酔った勢いの冗談だとか、そんな誤解を解かなければならないし、あの時のように立ち去ろうとする彼を、今度ばかりは逃すわけにいかなかった )


……今、思い出しました。陽斗さんを呼び出したことも、告白したことも、……キスしたことも。陽斗さんが勇気を出して僕を受け入れてくれたのに、全部忘れちゃって……本当に、ごめんなさい。でも、僕は本気です。本気で、陽斗さんのことが好きです。……ねえ、陽斗さんは、僕のこと嫌いになっちゃいましたか……?




82: ユキ(雪田 陽斗) [×]
2024-07-06 17:32:47


思い出すの遅いわ。
それに…嫌いになってたら、こんな不機嫌にはならへん。


( 先程の体制から形勢逆転され相手の両腕により逃げ場を失うと、ちらりと自分よりも背の高い相手の顔へ視線を向けた。やっと思い出したらしい彼は改めて謝罪の言葉を述べ、再度この気持ちが本気だと伝えてくれる。しかし、未だその顔はむくれたままで、彼へ向けていた視線を逸らすと 遅い、と不服そうに小さく呟いた。だが、それは単に機嫌が直っていないだけではなくて、改めて向けられた気持ちが恥ずかしくてまともに顔が見れないのである。続けて、嫌いになったのかと問われるとうぅ、と小さく唸った後に、嫌っていたら不機嫌にはならない、とこれまた素直になれずに回りくどい言い方をする。要するに、相手の事が頭から離れず不貞腐れて臍を曲げてしまうぐらいには大好きなのだ。)


83: 住岡 美風 [×]
2024-07-06 23:00:31




……それって、どういうことですか?はっきり言ってくれないと分かりませんよ


( 決して彼が絞り出した言葉が理解できなかったわけではない。見下ろした彼の表情を見れば、考えていることなど手に取るように分かるのだが、そんな露骨に恥ずかしがられると加虐心が芽生えてしまって、しっかり言葉にしてくださいと意地悪く問いただす。つい先ほどまで、陽斗さんに嫌われてるかもなんて必死な顔をして焦り倒していたくせに、我ながら切り替えが早いなと内心笑っていた。しかし、目の前の彼が可愛すぎるのがいけないんだ。こんな姿、僕以外には見せたこともないんだろうと考えると優越感で頭が沸騰しそうで、顔を背けてしまう彼をぎらりと獲物を狩るような視線で捉える。壁に押し付けた彼の太ももの隙間に自身の膝を挟み込んでさらに密着すると、彼の耳元で「陽斗さん」と急かすように繰り返し囁いた )




84: ユキ(雪田 陽斗) [×]
2024-07-07 11:04:12


( 遠回りに伝えるだけでも今は精一杯だと言うのに、はっきり言ってと言う彼の言葉に視線を上げると、ぎらぎらとした鋭い視線に捕まってしまう。胸の鼓動は高鳴っていく一方で顔に熱が集まるのを感じるのだが、密着され名前を囁かれると、ぴくりと反応し、その熱が身体全体にまで広がってしまう。ズルすぎやろ…と内心悔しそうに呟くが、いよいよ耐えられなくなったのかやっとのこと白状して。)


……せやから、好きなんやって。
…わざといじわるすなよ。


( 言い終わる前にはもう恥ずかしさで再び視線が下がるが、今度は顔を背けようとはせず、すぐそばにある相手の肩へ自身の頭を預けると首筋に甘えるようにして擦り寄った。伝わる体温と相手の匂いに頭がクラクラしてくるが、不思議と気持ちは落ち着いてきて、やっぱり好きなんだな、と実感する。この気持ちは伝え合って良かったものなのか、成就して良いものだったのかは分からない。それでも、今は深いことなど考えずに彼の体温を感じていたかった。自分を逃がさんとする相手の両腕にゆっくりと自分の手を添えると、顔は彼の首筋に埋めたまま小さく呟いた。)


また忘れたら、許さへんからな。



85: 住岡 美風 [×]
2024-07-07 19:27:48




はい。もう絶対に、忘れません。


( ようやく直接的な言葉で彼の想いを感じ取り、顔がにやけていくのを抑えられないでいると、首元に擦り寄ってくる彼には驚いて少し硬直した。しかし、髪の毛があたるとくすぐったくて、小さく笑い声をあげながら彼の呟きに返事をする。爽やかな新人アイドルとは到底思えないほど余裕がなくて雄くさい顔をしていた自覚があるが、彼はそんな顔を向けられながらも僕を信用して身を預けてくれた。もういっそ好きにしろーなんて思ってそうだが、もっと自分を大事にしてほしいと思い始めてきて、興奮も遠慮に変わり張り詰めていた肩の力が抜けていく。そして彼の背中に腕を回すと、ぎゅっと身体を抱きしめながらゆっくりと話し出した )


……ずっと、後ろめたい気持ちがあったんです。世間体とか、お互いの立場もあるし、この気持ちは迷惑になるんじゃないかって。でも、もう陽斗さんの前では隠し事をしなくていいんですね。それが、嬉しくて…。


( ぽろぽろと溢れ出てきた涙が頬を伝ってむず痒くなる。軽く鼻を啜りながら話を続けた。……ただ"好き"を伝えるだけなら簡単だった。誰かに好意を伝えることは本来誰にも咎められぬものだからだ。しかし、僕達は違う。芸能界に身を置く僕達は、常に人の目に晒されている。それこそアイドルの色恋沙汰なんて週刊誌の恰好の餌食になる。僕の身勝手な感情で、ファンにグループに事務所に、そして恋した相手にも迷惑をかけることは容易に想像がつく。ゆえに怖気付いていた。それでも、彼は僕の手を取ってくれた。今はただ場の空気に流されているだけで、冷静になった時にどう思われるか未だに不安ではある。しかし一瞬でも、僕と心を通わせたことは事実だ。勇気を出して言葉にしてくれたのに、少しでも疑ったりしたらまた拗ねてしまうかもしれない。だから今は、目の前の彼だけを信じよう。いつまでも大人しいままなのもいいが、そろそろいつもの調子に戻ってほしくて、彼の肩口に置いていた顎を引いて顔を覗き込む。涙のあとで湿った瞼と少し赤い目尻はそのままに、わざと揶揄するような言い方をするその表情は、さながら大人の目を引く為に悪戯をする子どものようだ )


……というか、陽斗さん絆されすぎじゃないですか?僕以外に優しくされたらコロッとそっちにいっちゃいそうなくらいちょろいじゃないですか。僕心配ですよ。





86: ユキ(雪田 陽斗) [×]
2024-07-07 20:15:18


( 抱きしめてくれる力強さと伝わってくる体温をゆっくり感じながら、相手の言葉を静かに聞いていた。震える声と鼻を啜る音から察するに彼は泣いているんだろうか…腕に添えていた手を背中に回すとゆるく抱きしめ返し、心の中でホンマにア ホやな と呟いた。──彼の気持ちはよく分かる。というのも、彼らアイドルは暗黙の了解として恋愛は御法度的な空気がある。正式に恋愛禁止という訳では無いが、たくさんのファンに夢と希望と愛を届けている以上、それ等を壊すようなことは彼らのイメージダウンに直結する。しかも、よりによってこんな年上のお笑い芸人、おまけに男に告白するなんて。…まぁ、それに応える自分も相当馬鹿だとは思うが、好きになってしまったのは仕方ない。隠してたって、きっとどこかでボロが出る。不安がないと言ったら大嘘になるが、この温もりがあれば、超、頑張れる。本人には言わないけど。)


俺がチョロいんは相手がお前やったからやろ。
そんな単純やったら、とっくにヤマちゃんと結婚しとるわ。アイツ、俺にめっちゃ甘いからな。


(顎を掬われ相手の顔を見ると、やはり泣いていたらしく赤くなった目尻と涙の跡が視界に入る。其れにそっと触れながら子どものように此方を揶揄う彼に、むっと目を細めてチョロいのはお前のせいだと言わんばかりに褒めているのか非難しているのか分からないことを言って。しかし、直ぐにふっと笑うと相方の名を口に出し言い返した。「 ま、心配せんでええって 」と言葉を続けると、もう癖になってしまったように自然と手を伸ばして頭をぽんぽんと撫でる──が、その時、スマホの着信音が鳴り響き慌てて取り出すとマネージャーの名前が表示されている。─…やば、マネのことすっかり忘れとった。電話に出ると、『 あ、ユキさん?打ち合わせ今終わったので、3階の会議室来れます?』との事だった。)



87: ユキ(雪田 陽斗) [×]
2024-07-08 22:54:58


(/結構下がっていたので一度上げておきます!)


88: ユキ(雪田 陽斗) [×]
2024-07-12 11:54:32


( /久しぶりに上げておきますね!)

89: 住岡 美風 [×]
2024-07-28 21:36:37




( / お久しぶりです。事前連絡もなしに長い間お返事ができず、誠に申し訳ありません。まだ背後様がいらっしゃいましたら、陽斗さんと美風の物語をぜひ共に紡いでいきたいと望んでおります。ですが、しばらく失踪した身ですので信頼に至らないと判断された場合、解消し再募集をかけていただいても構いません。お返事いただければ幸いです。




90: ユキ(雪田 陽斗) [×]
2024-08-03 10:46:08


(/こんにちは。お久しぶりです!せっかくお声かけ頂いていたのに気付くのが遅くなり申し訳ありません…!
此方の至らない点があったばかりに不快な思いをさせてしまったのでは無いかと不安になってはいましたが、そのように言っていただけて安心しました。此方からもぜひ、お相手継続をお願いしたいと思います。
それぞれ諸事情もあるかと思います!あくまでリアル優先で、のんびりと続けて頂けたら嬉しいです。あまり気になさらないでくださいね!)

91: 住岡 美風 [×]
2024-08-03 14:21:50




( / 暖かいお返事、本当にありがとうございます。今後はレスが遅れる際には必ず連絡いたします。ご心配をおかけしました……!

>86に続く返信をお待たせしているところ大変恐縮なのですが、ここで心機一転、新しい展開に移るのもアリかなと思っておりまして…。

無事想いを通わせた2人が交際を始めることになり、マネージャーに呼ばれた陽斗さんと楽屋で別れた後の話になるのですが、

・美風が雪山のお笑いライブを、または陽斗さんが美風のライブをお忍びで見に行く話

・どちらかの自宅に集まり、いわゆるお泊まりデートをする話

以上2つの案がありまして、背後様のご意見をお聞きしたいと思っております。
もちろん、>86の続きからレスが欲しいということであれば応えますのでなんでも仰ってくださいね…!




92: ユキ(雪田 陽斗) [×]
2024-08-03 15:06:09


(/ 心機一転、とても良いと思います。提案もしていただいてありがとうございます!
そうですね、どちらかのライブをお忍びで観に行くのもすごく興味をそそられる内容なのですが…お泊まりも捨てがたいです…!甘々な雰囲気に全然慣れなくてヘタレ全開になるユキを動かしたいです()

ただ、お泊まりとなると、ユキの自宅はセキュリティも何も無いボロアパートの設定ですので、美風くんのお家にお邪魔する形になるかと!
その後に、互いのライブを観に行く描写を取り入れつつ進めていけたら良いのかなぁと思っております。

また、甘々展開の後は少しシリアスな展開があっても楽しいのかなと思いまして…。例えば、どちらかに熱愛報道(もちろん誤報道)がでてしまい、芸能界にいる以上仕方の無い事だとは思いつつもやはり距離を置いてしまい喧嘩になる、などなど、いかがでしょうか?)




93: 住岡 美風 [×]
2024-08-03 15:27:36



( / 美風の家にお泊まりしてタジタジになる陽斗さん絶対可愛いですね((
ライブ参戦の展開も視野に入れつつ、ぜひその方向で進めていきましょうか!

シリアスも大好物です……!
美風を密かに狙っている女性モデルが2人の恋路を邪魔して~的な展開を個人的に考えていたので、そのモデルと美風の熱愛報道が出て……すれ違って……というのも良いですね!

あと陽斗さんのお兄さんについても深掘りエピソードが聞きたいですし…やりたいことたくさんありますね(笑)ゆっくりお付き合いいただけるとうれしいです。




94: ユキ(雪田 陽斗) [×]
2024-08-03 15:46:26


(/ありがとうございます。ではそのように進めましょう!恐れ入りますが、先スレをお願いしてもよろしいでしょうか?
 
すれ違い編も楽しみです…!必要であれば私も女性モデルを動かしますので、展開に応じて協力させてください!

そうですね…!兄の件についてはお泊まりしながらゆっくり話をするのも良さそうです。
それでいて、スタッフのミスにより兄と共演することになってしまい怒り心頭なユキもいつかは動かせたらと思っています。笑)


95: 住岡 美風 [×]
2024-08-03 17:02:24



……よし、陽斗さんが来るまでに終わらせよう。

( 自宅のリビングに1人、腕捲りをしながらゆっくりと深呼吸をする。ヘアクリップで前髪を留め、かちりと掃除機の電源を入れると、家中を駆け回る大掃除が開始された。必要最低限の家具しかない室内は散らかってこそいないが、少々埃が目立つ。最近、仕事で遠征があり家を空けることが増えたため、掃除を怠っていたのだ。今日は客人が来る予定があるため、隅々までピカピカにしようと気合を入れていた。掃除に洗濯、夕飯の支度を済ませて一息つくと、洗面台の鏡の前に立ち自分と向き合った。動き回っていたからか、それともこの後の彼との時間を想像してなのか。おそらく後者の理由で紅潮していた顔にばしゃばしゃと冷水を浴びせ、心を落ち着かせようとした。彼に会う前からこんな調子の自分が、泊まりに来てください、なんてよく誘えたものだ。陽斗さんも何故OKを出してくれたのだろう。交際を始めてからというもの、彼はとことん僕に甘い気がする。……否、出会った頃から彼は優しかったけど。ぐるぐると考えながら、思考だけでなく体も動かそうとシャワーを浴びて髪を乾かし、予定の時間まで待機していた )


そろそろ陽斗さん来るかな……。迷ってないといいんだけど。


( 自宅マンションのロビーで彼が来るのを心待ちにしながら、何度も時計を確認する。住所はメッセージで送ったし、彼のようなちゃんとした大人が迷子になるとは考えにくいはずなのに、何故だか心配になってしまう。落ち着かない様子でぐるぐる歩き回っていると、警備員のおじさんに不審な目で見られたので大人しく腰を下ろした。その姿はさながら飼い主の帰りを待つ大型犬だろう。5秒に1回のペースで時計を見ては、外の様子を確認して寂しそうに眉を下げていた )



( / お泊まりをする当日、陽斗さんと会う前から始めさせていただきました。またなにか展開のご相談があればいつでも出てきますのでお気軽にお呼びください!あらためて今後ともよろしくお願いします。




96: ユキ(雪田 陽斗) [×]
2024-08-03 19:32:13


『ユキー、今日一緒にご飯行かへん?』

( 夕方までかかった収録を終えスーツから私服に着替えていると、マネージャーと共にご飯へ行こうと話が盛り上がっていた相方から声を掛けられる。それに対して即座に「今日は行かれへんわ」と答えると、いつもよりも一回り大きい鞄とスマホを手にし2人に手を振ってそそくさと楽屋を後にした。急いでいる理由は1つ。今日はアイツの家に泊まる予定があるからだ。想いを伝え合ったあの日以降付き合い始めたはいいものの、お互い仕事が忙しいのもあり、正直あまり実感が湧いていなかった。それ故、泊まりに来てと誘われた時は深く考えておらず二つ返事でOKしたが、今になって初お泊まりだという事実に緊張してしまっている自分が情けない。帽子を深く被りマスクをすると、テレビ局から出てスマホの通知を確認する。相手からのメッセージを開いて送られてきていた住所を確認すると、緊張の他に嬉しさや期待も込み上げてきてなんだかそわそわしてしまう。高鳴ってくる鼓動を深呼吸でなんとか落ち着かせると、すぐさまタクシーを拾い乗り込んだ。)


──…みっちゃん!ここで待っててくれたん?遅なってごめんな!ちょっと道が渋滞しててん。


( 約束していた時間を10分ほど過ぎた頃、小走りでマンションのロビーへ駆け込むと、座って待っている相手の姿を発見する。時間に遅れてしまったことを顔の前で両手を合わせ詫びる。そして、鞄の他に何も持っていないことに気が付くと、あぁ!と声を上げる。)


家に上がらせてもらうからなんか買うてこようと思っとったのに…コンビニ寄るの忘れてもうた!





(/こちらこそ、よろしくお願いします!ではでは、一度背後はお暇しますね!)



97: 住岡 美風 [×]
2024-08-03 20:36:52



陽斗さん!大丈夫ですよ、お仕事お疲れ様です。手土産なんていらないから、さっ、とりあえず家の中入りましょ!

( ちらちらと眺めていた窓の外から待ち望んだ姿が見えたかと思えば、焦った様子で走り込んできた彼が目の前に現れ、ぱっと顔を輝かせると高揚したテンションで挨拶をした。彼は少しばかり遅刻したことや手土産を忘れたことを気にしているようだが、彼の身ひとつが僕の前にあるだけでこちらとしては大満足だから気にしないでほしい。ロビーに長居するのもなんだし、彼の片手を引っ張りながらエレベーターに乗り込み、自室がある階へ移動して。部屋の前に着くと、「あ、僕やりたいことあるんですよ」とにんまり笑いながら玄関の扉を開ける。そして先に室内に入り込み、ごほんと咳払いをして相手の方へ振り返って )

おかえりなさい!ご飯にしますか?お風呂にしますか?それとも、僕とのハグにしますか?

( 精一杯の笑顔でお決まりのセリフを言いながら、両手を広げて彼を出迎えた。自分から仕掛けておいてなんだが、これは結構、恥ずかしい。変なところから汗が噴き出す感覚がするが、アイドルたるものキメるところはキメていきたい。それに、わざとらしくないことをして陽斗さんからのツッコミを期待しているのもある。さあさあ、彼はどんな反応をするのかなーとわくわくしながら体を揺らして )




98: ユキ(雪田 陽斗) [×]
2024-08-03 21:13:30


(手ぶらで遅刻したにも関わらず明るく許してくれたのだが、それに関してお礼を言う暇もなく手を引かれ、危うく足元がもつれそうになりながら共にエレベーターへと乗り込んだ。先程のロビーといい、やはりセキュリティのしっかりした上等なマンションに住んでいるんだなぁと改めて感じながら、隣に立つ相手へちらりと視線を移した。なんだか落ち着かない様子の彼を見て、自分と同じように楽しみにしてくれていたんだろうかと少し期待する。そして、そんな事を考えている間に部屋の前へと辿り着くと、にんまりした笑顔を浮かべながら玄関の戸を開ける彼に対し、ハテナを浮かべたまま首を傾げる。だが、両手を広げて発せられた言葉によってその意図を理解すると、ぶふ、と吹き出して大きな口を開け愉快そうに笑った。)


あっはは、やりたいことってこれやったんかい!
めっちゃベッタベタな台詞やん!今どき恋愛ドラマでもやらへんやろー!


( 上記を述べながら続けて笑うが、ゆっくりと鞄を下ろした後に「まぁでも、とりあえずコレ一択やなぁ」とそのまま相手の体に優しく抱きついた。背中に腕を回してぎゅうと抱き締めると、相手の首元に顔を埋めて擦り寄る。深呼吸を1つすると、久しぶりに感じられる相手の匂いに緊張や恥ずかしさよりも安心感が勝り思わずため息が零れた。なんやこれ、俺、めっちゃコイツ好きやん、と心の中で冷静に呟くと、埋めていた顔を上げニカッと満足そうに笑顔を向けた。)

…ただいま!


99: 住岡 美風 [×]
2024-08-03 21:54:34



っふふ、おかえりなさい!……いや、やっぱり照れますね、これ。同棲してるみたいで……。


( 大きく笑い声を上げる彼に、スベらなくてよかったー!と安堵するのも束の間、広げた腕の中にすっぽりと埋まり背中に手を回され、一瞬、思考回路がストップする。や、やばい、久しぶりの陽斗さん、破壊力すごいな。相手は僕を拠り所としているのに対し、ガッチガチに緊張しながらも震える手で抱きしめ返す。僕を見上げ笑う顔が眩しくて目が潰れそう。いくら時間が経っても、憧れのユキさんが自分とお付き合いしているなんて夢なのかと疑ってしまう。いい加減照れくさくなってきて、「お、お腹空いてません?ご飯にしましょうよ」と彼を部屋の中に招き入れた )

好きなところに座ってくださいね。あ、お風呂も沸いてるので先に入りたかったら言ってください。あっ、なにか飲みますか?あと室温とか大丈夫ですかね!?


( 彼をリビングに通すと、お節介を焼くように早口で捲し立てる。至れり尽くせりのお泊まりで日々の疲れを癒してほしくて、つい召使いのような気持ちで質問を繰り返した。冷蔵庫を開けようとしたかと思えば、空調のリモコンを手にとり調整しようとしたりと忙しなく動き回って )



100: ユキ(雪田 陽斗) [×]
2024-08-03 22:20:37


……言うなや。俺まで恥ずかしくなってくるやろ。


( 安堵していたのも束の間で、ガチガチに緊張している彼からその緊張がだんだんと伝わってくると隠れていた羞恥心が蘇ってきて小さく上記を述べた。そのまま室内へと促してくれる言葉に頷くと、一度下ろした鞄を再度拾い上げ案内されるがままリビングへ。シンプルで綺麗に整えられた室内を見渡し「綺麗やなぁ」と呟くとソファーへ腰を下ろしたのだが。)


…、だ、大丈夫やから落ち着けて。


(リビングに入るや否や、此方を気にかけてあっちへこっちへと忙しなく動き回る様子に少しばかり呆れたように息を吐きつつ、それでいて可笑しそうに笑いながら相手が一息つけるようにと声を掛けた。「とりあえず夕飯食べるんやろ?俺も手伝うから、変に気ぃ使わんでええよ。」と続けると、鞄と帽子やマスクを近くにまとめて置きながら、何から手伝ったら良いかと相手の近くへ寄っていって)


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