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--゜。-- 御先傾危へ献杯〆 -- 。゜--/27


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自分のトピックを作る
■: 烏有 [×]
2024-06-13 20:01:53 






瑞獣に擬態する等朝飯前だろう?是非善悪とて所詮、我ら溢者の持つ天秤の軽重。








1: 再掲 [×]
2024-06-13 20:04:50




※※ 再募集 ※※

「……オイタは頂けんなァお坊ちゃん。商売道具に手ェ出されちゃ見逃すことも出来んわ」

「お前はこれから神になるんじゃ。なァに心配無用、オレがぜーんぶお膳立てしたる」

――――――――――

 ▼ 簡略
 少し治安の悪くなった現代風のどこか。少年or少女は、国家転覆を企む悪党の仲間にされてしまった。 
 ※すべてキャラ口調でのやり取り
 ※他詳細はお相手様決定後相談にて


 ▼ 提供簡易PF

烏有(ウユウ) / かなりの長身 / 二十代後半の男 / 全体的に真っ黒い出で立ち / ハイライトのない真っ黒の目 / 切れ長の瞳 / 胡散臭い笑み / あまり生気のない白い肌 /喫煙者 / 酒飲み / テロリスト /入れ墨やピアスなどの装身具が至る場所に / 手先が器用 / 色々入り混じった西の方言を話す / 倫理観が欠如している / 攫った子供をテロリストの旗印として掲げる一方、歪んだ方法で可愛がっている


 ▼ サンプルロル

① 初対面
( 雨音に紛れて草木も眠る丑三つ時。葉擦れの音が響く周囲はすっかり暗闇に覆われ、血臭すらも風に流れている。治安の悪さで言えば随一の近辺に満ちる不穏の中、不意に耳許へ届くは子どもの足音。喉元で笑みを淀ませ向かう先はその背の後ろで。やがて視界に収めた後ろ頭にすいと目を細めては差した傘を傾けて大股で歩み寄る。崩れたコンクリートを行儀悪く足元で退かしながら、声音だけはにこやかに話しかけ )……お嬢ちゃん/お坊ちゃん、夜更けにこがいな場所歩いとったら危ないで。わぁるい大人にかどわかされたらどうするん?

 ▼ 募集
 平和に生きてきた少年or少女。騙され攫われゆくゆくはテロリストの旗印として祀り上げられる。12~19歳。

 萎→悲愴/過度に反抗的/話が通じない/漢文調/万能/受け身






2: 烏有 [×]
2024-06-13 20:18:04




晩上好、狐魅。多少練習した挨拶じゃ、前よりゃサマになっとるじゃろ?
こんな薄暗い場所までご足労ドーモ。折角の魅力を悪党なんかに使われてしもうて可哀想に。けどもう攫われたからには後がないって事で腹ァ括れな。
さて、君はもうオレのことある程度知っとろうし、こっからは相談に入るで。


まずは君の好き嫌いを教えてもらおか。こっちの詳細PFはだいたい定まっとるけど、要素を取り入れたり省いたりすること自体は可能じゃけえ遠慮はいらん。

オレの好みとしてはまァ広いけえお好きに~ってところじゃな。ちぃと遠慮したいんは募集要項に書いてたモンに加えて他者への強制か。誰もが見惚れるだとかそういうのが無けりゃあ君のことありのまま教えてや。

それから恋愛要素の有無じゃのう。君はどうしたい?オレはどっちにしろ一切恋愛感情無いキスくらいはするかもしれんけえ、是非を聞いときたいわ。まぁ、かもしれん止まりではあるが。


……ふむ、こんなもんか。一気に捲し立てとる気ィするけど堪忍な。後はちょっと募集板で触れた名前の読みについて、考えてもらえたら嬉しいわ。君の方からもなんかありゃあ言うて。
ちなみに今は君のこと君って言いよるけど、こりゃあくまで相談での話。描写の中ではお前呼びになるけ、ご承知いただきたい。






3: 狐魅 [×]
2024-06-13 22:01:27




晩上好、……… ”こんばんは”っち、おいも使ゆっよう勉強しもした。合うちょいますやろか、間違ぉてたら教えてくやせ。
名前んこつも愚蠢。恥晒してしもて我恨不得找個地縫躱進去、穴が合ったやそんなか入りたかっ。哥哥様の言う通り、おいの名前はフーメイやったです。

哥哥様の好き好かん把握出来もした。謝謝!
おいは今見えちょっ哥哥様に好かんが無か。今んままん哥哥様でいてくやさい。

恋愛じゃっどん、おいは哥哥様に尊敬やら崇拝やらと好きがごっちゃ混ぜになった感情を持つち思うんす。思春期に至っ惚れた腫れたん病はお医者様やろうが薬師じゃろと治せもはん。哥哥様が白いっち言うなら烏も白け。おいにとって哥哥様はそげん存在やろと考えちょいます。ある意味ではアイドルんごとく崇拝しちょっとが、恋愛偏差値が低いおいはそれが片想いなんかもわかっちょらんす。
哥哥様からすりゃ寵物之愛か家人的愛か、最期の最期に恋愛やったんかもしれんて思って貰えるそがいな存在でもええち思うとります。
色々言いもしたが恋愛に重きを置かんで話ん進みに合わせて発展すっ時はそん時で、せんにゃそん時。そげんして進められればなって思うんが、そいでも大丈夫やろか。

呼び方の件も承知しまんた。おいも描写の中では烏有さんち呼ばせたもんせ。

そいでは詳細的な自己紹介を考ゆっ前に先にお返事だけ失礼します。
名前の件から隠しきれんのじゃが、おいは体力には自信あっどん頭はあんまり強うなか。……また間違うちょったり気になっこと合うたや教えてくやせ!哥哥様の恥にならんよに気張ります。




4: 烏有 [×]
2024-06-13 23:00:06




んっふふ、挨拶なんか君が顔見せりゃあそれでパスじゃ。ほんで確認どーも、オレがちぃと気になっただけの事じゃけえ、そんな気にせんといて。

全部まとめるけども、好み恋愛呼び方承知っちゅーことでよろしく。要するにその場次第言うことじゃな。認識に相違ありゃ言うて。

ああ、そない気張らんでええ。オレもまともな教育は受けとらんしのう。オレがやらかすこともあるじゃろうけえ、緩く考えてもらえりゃええと思うわ。

下はオレのことな。それから君の言葉についてじゃな、プロフにある通り矯正する流れになる可能性あるけど受け容れられるじゃろか。オレもオレで標準語を話す場面は出てくると思うし、そこ含めて確認ちゅーことで。






5: 烏有 [×]
2024-06-13 23:02:23




▼ 詳細

名前:烏有(ウユウ)

年齢:27

容姿:少し底の高い靴を履けば190cmに届く程の長身。癖が無い代わりに艶もない黒髪はやや前髪が長く、片目がちらちらと見え隠れする程度。耳元の少し下までの短髪は首元だけ多少刈り上げている。集まりに顔を出す際は垂らしている儘の前髪をオールバックの形に撫でつけるのが常。
 眉毛は切れ長の眼に平行で感情の儘に動くことはあまり無い。瞳の漆黒は大抵光を取り込まず、笑みを浮かべたとしても瞳の下部が持ち上がるだけで威圧感を齎すような胡散臭い仕上がり。大した印象の残らない鼻筋はやや高め、血色の良くない唇は比較的大きく男性的な印象を与え、必要以上に尖った犬歯が覗く。一つ一つのパーツははっきりとした派手なつくりなのだが、全体で見るとどこか人形めいた冷淡さが目立つ。
 外出時は黒地のチェスターコートに覆われている為痩躯に見える。所謂着痩せをするタイプでコートの下は必要量の筋肉を兼ね備える引き締まった身体つき。筋肉質と言うよりは柔軟性と敏捷性に重きを置いている。圧力を掛けたい場面では身体を大きく見せる意図で唐獅子牡丹の羽織袴を着用することもある。
 左肩甲骨から右脇腹に掛けて翼を広げた三本脚の烏の入れ墨、右腕の肩口から手首の手前までは積み重なった鳥の死骸の入れ墨が彫られている。左耳には真っ黒なサファイアのピアスを一つと粉々に砕いたホープダイヤのピアスを三つ、菱形の頂点に配置する形で開けている。同じく左手に嵌める装飾具は累計六つでうち一つは手首に沿う線の細いシルバーバングル。残り五つのシルバーリングはそれぞれ親指、人差し指、薬指に散らばり砕かれた宝石の欠片があしらわれている代物。

性格 :破壊と愉悦を第一信条に掲げる倫理観の欠如した輩。目に映る全てのモノを利用可能かどうかで判断している。顔色ひとつ変えずノータイムで目の前の人物を殺傷出来る程度には暴力に慣れきっており、冷血を通り越して人間味が感じられない場面も多々。己の齎しがちなそういった印象は自覚しており逆手に取った行動を取ることが屡々ある。目的達成の為ならば自分の感情すら利用して情に訴えかける、とことん利己的な結果主義。
 攫ってきた子供に対しては目玉商品の質を確かめると言った感覚に近く、自分なりに可愛がっている。最初から破壊行為の象徴として祀り上げる腹積もりの為仕上げ作業は怠らない。但しこれはあくまで此方側から見た場合の所見。煙草も酒も薬の味も覚えさせ、道理から外れた悦楽さえも教え込む行いは十二分に非道。倫理の側面から見れば幼気な子供を悪道へ誑し込む犯罪者であることは間違いない。

備考:いずれこの世界を大混乱に叩き落とす大悪党。思想全てが破壊に支配されている為自身の行いをテロではなく正常な状態、所謂自然状態と呼ばれる状態への転化活動と捉えている。幼少よりそのような破壊思想の元活動を行っている宗教組織の下で育ち、国に摘発され解散となった後も水面下で再興を企んでいた。資金源となっている取引先の組織は当然反社会勢力ばかりである。また自身の活動も凡そ社会に属するものではなく、既存システムの破壊のみを目的とした生産性のないもの。元より歪んだ大義の元自身の愉悦を追求する行為を正当化しているに過ぎず、結局根本にあるのは本能と衝動。
 話す方言は西の地方の方言がベースとなっているものの雑多に混じっている。ただし計略に必要な場面では標準語での話口調となり、象徴として担ぎ上げている相手にもそれを強いる事がある。
愛煙家で大酒飲み、滅多に酔うことのないザル。一方で抹茶や珈琲と言ったような苦さは不得手らしくわかりやすく渋面を作る。
 名前は当然本名ではない。本来の名は戸籍に載っておらず今後知ることもない。「烏有」は幼少に属していた宗教組織の元洗礼の形を模して命じられた字。






6: 狐魅 [×]
2024-06-14 00:58:44



烏有さんこつようわかりもした!謝謝!
話し方もおいん紹介ん中にあっ通り、今までは田舎ばっかい行っちょったもんで。都心ん綺麗な話し方を知りもはん。
学べば出来っ思うで、教えてくやせ。

哥哥様にいっこ質問あっと。
おいが連れられてきた悪党組織の規模はどんくれで、おいの他にも哥哥様が目ぇかける攫ってきた子はおっか?いんならおいと面識はあるんやろか。それとも哥哥様が攫ったんはおいだけと?
もし同じ組織に他にもいんなら……我嫉妬、おいは嫉妬すっで他の子ぉと仲良うやれもはん。
組織的じゃのて、哥哥様とおいだけの認識やったらそいも教えてくやせ。

先ずはおいの紹介を次に並べるけ見るお願いしもす。拝託!



7: 狐魅 [×]
2024-06-14 01:06:03



▼ 詳細

名前:狐魅( フーメイ )

年齢:十四

容姿:170cmになったくらいでまだ成長途中。骨が太いタイプで線が細いと言うにはもう少し厚みがある方、背筋が真っ直ぐに伸びて姿勢が良い。握力・体力はかなりあるほうで均等についた筋肉の動かし方を理解している。身のこなしが軽やかで軸の安定した動き方を得手とする。地黒の肌は健康的な日焼けが重なり浅黒く見方によってはきつね色、手入れを怠らない努力の賜物としてハリツヤが良い。曲線の多い面作りで輪郭も丸顔に近く、丸みを帯びた膨れる涙袋など成熟仕切らない幼さが残る中で熟した桃の色をした黒目部分が小さい切れ長な目とそれを縁取る長い睫毛がアンバランスな大人っぽさを演出している。下唇がぽってりと厚い肉感的な唇の内には可愛げのない牙のような八重歯が。自信満々な釣り眉は整えられた形で少し太め。黒のジャガード生地に九尾狐の刺繍が施された長袍を着ており、艶のあるレザーで出来たカンフーシューズを履く。手入れがされた傷みのない艶ある黒髪で、自慢の面が隠れないように立ち上げられた前髪と丸みを帯びた頭蓋骨の形に倣った清潔感のある短髪。

性格 :良くも悪くも世間知らずの癖に自分の物差しで良いようにものを見てしまう。本当の意味での人の汚さも世界の狡さも学んでいない綺麗事がまかり通ってきたお坊っちゃん。ポールクライミングの才能があり花形として持て囃された結果、自己評価が馬鹿ほど高い自惚れ屋になってしまった。自分が選ぶ道に間違いは無いと根拠なく盲信し、気に食わないと跳ねっ返りで感情的になってしまう。生粋の犬気質なので一度でも敵わないと身をもって知ると相手を称えて尊敬しこれまでの態度がくるっと変わる。褒めて貰いたい、誇って貰いたい、自慢の存在になりたい、様々な欲のままに行動する事が出来る。ただ、従うのは尊敬する人ただ一人だけ。感受性が強くて絆されやすい。困っている子供やお年寄りを前にすると最後まで助けないと気が済まない人情派。品行方正でストイックな印象があるが実際は大分ぽんこつ。土壇場に強くのびのびとした立ち振る舞いを見せるキモの座った男。好奇心旺盛で猜疑心に欠ける。危険に対して鈍感で目の前の楽しさの前では踏み込む躊躇いもブレーキも持っていない。喜怒哀楽をそのまま表情にしてしまい、感情を隠すことが出来ない。猪突猛進的で盲目になりやすい。従えば素直だが一度下に見たものへの愛想や当たり障りの無い対応が出来無いので、世界が狭い。全員に好かれる必要は無いと割り切った考えを正当化する当たり、今で言うコミュ障に近いのかもしれない。

備考:生まれは某国、物心が着いた頃には雑技団の一員として存在している。名もそこで貰った物であり、実の親については知る術もない。幸運だったのは靱やかな身のこなしが出来る事と長けた運動能力があったこと。物心着く頃には雑技団のエリートとして自尊心をメキメキと伸ばしてきた。雑技団の中では所謂鼻につく奴。自分よりも実力が無い時点で年齢も経歴も関係ないと下に見ており、空気の読めなさと上から目線、自己愛によって浮いていたが微塵も応えていなかった。数多の地へ渡り歩く根無し草のような生き方をして来たがどの場所も巡るのは地方ばかり。都心は儲けよりも危険が高いと外して巡ってきたようで各地を巡り学んだ語学は訛りが混ざるもの。聞くことは出来るが話すことと書くことは未だ難しい。耳が良いようで聞いた事を覚える事は得意。言葉と意味が結び付くと自分のものとして落とし込むことが出来る。話さなければ見た目のおかげで品があるが口を開けば田舎くさく訛りが強いので一転して安っぽさが出てしまう。今までは花形として給与を多く貰っていた事もあり、その給与の殆どを美容品に費やす美容馬鹿。肌にも髪にも爪の先にも拘っているナルシスト。装飾品等は何も無いが、代わりに小さな折り畳みの鏡を肌身離さずに持っている。自分の進む道が人ならざるものだと現状では気づいていない。人を堕ちる道に乗っている事も、神になるべく棄てる物にも、盲信の目は無意識に目を伏せて向き合おうとしていない。静かに少しづつ道を踏み外していく事に恐れはなく、あるのは好奇心だけ。




8: 烏有 [×]
2024-06-14 16:54:10




なるほどの、コレが君の姿か。こりゃええ偶像になれそうじゃな。いやァ詳しゅうありがとう。君に倣って謝謝のほうがええ?

それから組織規模じゃけど、一概には言えんのう。それっちゅーのも実質傘下にあるが対外的には独立した組織と取引をするように見せる形が多いもんで。オレのことを知っとるんも昔から馴染みあるモンか、オレが直接声掛けたやつくらいじゃろ。各組織の背後にオレの存在があって、深部に食い込んどる印象じゃな。

まァ君から見た感じ、組織言うほどのモンは感じられんかもしれんし、あるいは関わる全体が組織に見えるかもしれん。一応各地に散らばる拠点はあって、君が元々おった興行団に若干食込む構成員もおったろうな。

それから攫ってきた子供に関して、君が初犯じゃないことは確かじゃ。君にたまたま素質あるからってことで目ェ掛けとるけど、途中で見切りつけた子らに例えば身辺の世話させとるゆうことも少なくはなかろう思うわ。そんで君のこと利用する為にわざと誰か他の子ぉ引き入れて君に会わせる……ゆう手段も取るじゃろうな、オレなら。こんなモンで回答になっとるか。他に追加で気になるトコあったら何でも言うて。

さてほんじゃ始め方について、初対面からと途中からどっちがええ?初対面なら前貰った君のロルの続きから。途中からなら攫った直後か連れ回しとる場面、もしくは君の指定する場面から始まらして貰う。







9: 狐魅 [×]
2024-06-14 20:50:43



確認してくれてあいがと!。もし話しちょっ中でちごっなじゃとか、こんおいは好きじゃなかじゃとか。出てきたやそん時に教えてくやせ。

あい、明白了!全部理解しもした。
おいは哥哥様が接すっ人らが組織じゃとは知らんじゃっどん、ないかがあっとじゃろうなって推測すっ程度。そいよりも目ん前ん哥哥様について行っ事で手一杯じゃと思うんす。

今んこつ他に気になるんは───謝謝!無問題!けんど、話しちょっうちに又わからん事が出てきたや、そん時にまた聞かせたもんせ。

折角じゃっで、初めから話したかっち。けんど、最初ばっかいは哥哥様に舐めた態度があっち思うで勘弁したってください。
樂趣!哥哥様に会ゆっこと楽しみでなりませんけ、改めてよろしゅうたのみあげもす。




10: 烏有 [×]
2024-06-14 21:42:15




>狐魅

────不要愚弄人。( どうにも寝付きの悪い夜だった。演目は上々、最高の仕上がりを披露する事が出来た上に麗らかな女子から黄色い悲鳴も飽き飽きするほど沢山浴びた常ならば上機嫌に同演目の子らをからかい見下して好い夢の中に居たはず。ジメジメとした重たい空気がそうさせるのか、布団の中に居られずに夜の散歩に出たのは出会うよりも一時間ほど前のこと。ポツポツとした雨粒を前に無力、防ぐものは何も無く強まる雨粒を身で受け止め。突如と掛かる声に驚きでパッと両方の肩が跳ね上がり、見て取れる子供扱いにバカにするなと言い返すそれこそ子供のそれ。悪い大人よりも身軽な己の方が強いのだ、だから何も心配がないと根拠の無い身の丈以上の自信を見せて )不好的大人よりおいの方が強い。心配ない



>烏有

……ほう、ずいぶんな自信じゃ。( 差し向けた傘を益々彼の方へと傾けると挑戦的な物言いに不穏な笑みを深め。夜帳に溶ける中左手に隠し持った懐中電灯の電源を親指で探り当てれば、眼前に薄っすらと浮かび上がる顔形へいきなり差し向ける。すっかり暗闇に慣れきった瞳には強い光が応える筈──その思惑が功を奏したならば未だ発達途中と見える脚の内へすかさず自身の踵を捩じ込み、砂利道の中彼の四肢を投げ出させようと企んで。雨粒を凌ぐ筈の傘は同時に道端の襤褸と化し、僅かな風に吹かれて端へと転がっていく。用済みの玩具を尻目に獲物の体勢はどのようなものかと眇める瞳は紛れもなく捕食者の色。殺傷を厭わぬそれに相手が呆気なく地面へ転がったか未だ地に根を張るかはさておき、重苦しいコートの直ぐ裏側にあるのは慣れ親しんだ鉄の塊。息をつく暇なく仕込んだ銃を眼前の黒髪へと押し付けて、ニィと口角を上げ )けど坊っちゃんには変わりないのう。……なァ世間知らずのお坊ちゃん、こーいう大人を前にしたときの作法は知っとるか?


ぜーんぶ承知ってことでオレもよろしゅう。上ははじめの文じゃけど、わかりやすいか思うて前貰ったんも再掲示さしてもらったわ。気になるとこありゃ言うて、なけりゃこっちは蹴ってええよ。






11: 狐魅 [×]
2024-06-14 22:54:34




!?挨呀ッ ──── 危なかじゃろ!ないしやがっ( 銀のような雨が視界を狭まる中、暗闇の中で邂逅した姿を捉えようと目を凝らして声の主の面を求めて。凝視していた暗闇に慣れていた無防備な目が突如の明かりの眩しさに眩んでしまう。網膜が必要以上に明るさを感知してしまえば求めていた姿は焼ける影となっており捉えることが出来ず、反射的にアイヤと驚きの声があがり。目を慣らそうと幾度もパチパチと瞬きを繰り返し漸く光が焼き付いた目が突如の明るさに慣れたと思えば、一瞬の内に身体の重心が振れていた。一呼吸の内に畳み掛けてくる不意打ちの連続を前に、体幹の強さが活きたらしく転げる前に反射的に伸ばした腕が地面に触れて側転の要領で身軽にも体勢を整え、噛み付かんばかりの喧騒で無謀にも文句をつけて。立ち上がる前髪は水分を含み顔に落ち、大きな動きが加わり顔に張り付いて邪魔くさい。それを払う事が出来なかったのは手の内に収められる小ささの、呼吸さえ止まる威圧感を持つ大きな鉄が向いていたからで。茫然たる顔、静止したままの身体の中で唯一動かすことが出来た二つの眼が掬い上げるように初めて彼の姿を追い掛け。圧倒的な武力を前に両腕を顔の高さへ掲げ降参を動きで示し )………… そいは本物か




12: 烏有 [×]
2024-06-14 23:32:03




偽物じゃあ思うなら、博打打ってみるか?お前の頭に花が咲きゃホンモノ、銃口から花が咲きゃニセモンじゃ。( 想定以上の身の熟しに僅かに目を瞠るも一瞬、利口にも即座に降参の意を送る彼の姿にくつくつと笑みを漏らす。銃口が真っ直ぐに狙った頭部からほんの僅かずれたかと思えば直後、銀色の弾丸が彼の髪を掠めコンクリートへと着弾して。無理やり空気を切り裂いた轟音に鼓膜が唸り、明かりを引っ提げていた腕から懐中電灯が滑り落つ。用済みとなった光源は僅かな明滅を繰り返してその生涯を終え、再びの夜闇が辺りを隠した。時を同じくして低いタイヤの駆動音が泥道を滑る。巡回の者でさえ躊躇う深夜、雨粒を弾きながら静かに走る黒塗りの四輪駆動の黒い車が自身の直ぐ傍へと停まり。音も無く扉がスライドされた中に見えるのは空っぽの薄暗い車内。辛うじて運転手の姿が垣間見えるものの布仕切りのせいで運転席の全貌は見えず、三人程度が並んで座れる後部座席が広がるのみ。ドアを避けた車のボディに凭れ掛かるようにしながらこつこつと側面を銃で叩いて )さァて、お前の目にはコイツが花に見えたかのう?もしそうじゃねえんなら、大人しくオニーサンと一緒に行くことをオススメするで。





13: 狐魅 [×]
2024-06-15 08:23:15




──────、…………。( 一か八かと言うには余りにも分の悪い博打の申し出に言葉が詰まる。刺激してはいけないと頭では理解しているのに見上げる双眸を怯えた犬のように逸らすことは出来ず、背けることも伏せることもなくただ真直ぐに命の手綱を握る拳銃ではなく感情の読めない彼の面を注視して。鼓膜が痛い程に震え、ビリビリと突刺す痛みが肌の上を走り身体が強張った。雨の匂いに混じる焼けた火薬や硝煙の臭いが現実を突き付けるには十分の効果を齎して。誂えたように車が停車、絶対に踏み込んでは駄目なのに僅かな時間で好奇心を擽られて仕方がない。この状況下に置いて相応しくない楽しさを隠せない興奮を抱えた顔でごくんと唾を飲み。綱渡りのように不安定しか無い現状に怯えではなく感情の昂りを抱けば腹を括った様子で上げていた両腕をそっと下ろし、顔に張り付いていた前髪を正すようにかきあげて「 知らんし人について行ったぁいかんのじゃ。……おいは狐魅ってゆ。哥哥様がだいなんか教えてくれんな、おいは車に乗りもはん 」出す手を間違えれば命を落とすと体感として肌身に染みていながらも向けた顔を逸らさずにハキハキとした声量で伝え。雨のせいで空気が湿り重たい影響からか自動車が吐き出す排気ガスの濃い臭いを長く鼻から吸い込んで覚悟を決めて。大胆にも口角を持ち上げて堂々と笑みを作ると勇気と度胸を履き違えた発言を、それは間違いなく本物だが今現在この場において命の実害よりも脅しとして使用されていると踏んでのこと。 )そいから出たんな────綺麗な花やった。





14: 烏有 [×]
2024-06-15 16:14:02




ん?んん~?……肝が座っとるとはちぃと違うな、どちらか言や酔狂が近いか。( 相対する子供から伝わってくるのは恐怖か怒声か等と間違えていたその何れも裏切られ、一瞬遅れて理解したのは紛れもなく好奇の性。雨に張り付く前髪の下現れたのは予想よりも利用価値を見込める英俊さで、放たれる言葉すら並の度胸が所以ではない。ともすれば逃してしまいそうな名を確りと聞き届けては少々の後相手の感情へ酔狂と名を付ける。吊り上がる口角は先とは違いしんからのもので、煙を雨に溶かしたばかりの鉄塊をくるりと回し。「 フーメイなァ。お前が勝手に明かした名に付き合う道理は無かろうが──まァ、ヒント位は教えたる。なあんも無い名前、これ以上は取引に乗ってもらうで 」果たしてヒントと呼べるかも怪しいそんな戯言を口にしては車の入口を顎で示す。鉄の花が綺麗だなどと抜かす感性の行方を未だ真意の読めぬ笑みで聞き届けながら、相手の返事を待たずして車内へと姿を消し。彼がこの脅しに乗るのならば当初の資金繰りに過ぎない予定を翻し、陰気な車内で拍手と共に出迎えよう )──いやァ気に入った。御稚児趣味の金持ちに売るんは勿体無い!それよりもうちょい悪趣味なことに付き合ってもらおうか。






15: 狐魅 [×]
2024-06-15 18:56:26



………そいじゃあわかりもはん。( 個人を特定する名が呼ばれると犬猫が見せる動作のように頭を上げて、面に滴る雨粒を落とすようにブンと大きな動作で揺らし。与えられたのは海原の中でびゐだまでも探すような無理難題の解答、わかりやすく不貞腐れて瞳を半目に眉間に皺を寄せて下顎を突き出すように唇を尖らせて不満を訴えて。まるで着いていく好奇心に抗えないのを見透かされているかのように、端から姿なんぞ存在しなかったとでも語るかの如く開かれたままの扉を覗く事で僅かに残る彼の余韻を心で整理して。整理し、分析を終える頃、眼の前には果しない泥濘が見えていた。しかし、もはや、先の見えない泥濘に飛び込む以外の選択肢が愚かな世間知らずには無くなっている。静かに息を吸い込み、静かに息を吐くと濡れ鼠のような姿である事を遠慮せずに車内へと。道を踏み外しているにも関わらず何処と無く浮き足立つ様子なのは心の奥では太陽が上る頃、一座の花形が存在しない事に慌てふためき捜索が為されるだろうと過大な自己評価を置いているからかもしれない。背もたれは使わず背中を直立させて座れば腿の上に親指を隠す握り拳を置いて、気持ちはまるで一夜の冒険、思い出作りとでも言うべきか。恐れを見せずに送られる華やかな拍手を遮り、前髪に隠されて交わすことが難しい彼の目元へ焦点を合わせてから声を発して。 )───こん車ん乗っち、進ん先はないがあっと




16: 烏有 [×]
2024-06-15 23:56:18




ほうじゃのう、……まずは格好を整えたるか。濡鼠のまんまじゃあ商品価値も落ちるけえ。( 薄暗がりの中でも浮かぶ不満気な表情から一転、そのかんばせに年齢に似つかわしい冒険心が浮かんでいるのを認めれば思惑通りと僅かに眉を上げて。続く質問には微かに睫毛を上下させて逡巡を見せるも一瞬で、雨露に濡れる座席へと視線が落ちる。先決なのは体裁を整えることと結論付けては冷えているだろう相手の膝へぞんざいに毛布を渡し、風邪を引かれてはたまらないとばかり身体に纏うよう無言の指示を。窓から覗くのは黒ばかりでそれが途切れる間もなく、これまた陰気な地下酒場の入口階段傍へ。漏れる不穏な喧騒の中運転手は最後まで姿を見せず、代わりに行きと同じくドアが滑る。エスコートの手すら差し伸べないまま勝手に車から降り、生命の尽きかけたネオンの光の下真っ直ぐに伸びた灰色の階段を下っていき。まるで着いてくる事を確信しているかのような傲慢な足取りは軽やかで振り返るのはドアに着いた丁度その場のみ。重苦しい濃色のドアがギィと音を立てて開いた刹那、先程とよく似た轟音が耳を穿つ。硝煙の匂いが広がる雨中、ドアの向こうに倒れ伏しているのは紛れもなく人間、正確には先程まで人間だったもの。呆気なく命を奪った自身の掌に収まる鉄塊を再びコートの内へと仕舞うと、何事もなかったかのように死体を踏み付けて内部の酒場へ。ポツポツと明かりの灯る店内はお世辞にも広いとは言えず、人相以上の異様さが空気を支配している。自身はと言えばすたすたと呑気にカウンターの横へ位置取り、店員らしき青年に親指で入口を指し示し )……おーい、始末しとけ言うた鼠が一個紛れ込んどったで。






17: 狐魅 [×]
2024-06-16 11:55:07




…………!。謝謝、( 感情の昂りが収まらない身体は寒さを感じさせずに熱を持ち、雨に濡れていることすら気付かせていなかった。膝に落ちたのは毛布、渡された物に見せる警戒心は無く素直に肩にかけて感謝の声をあげ。硝子越しの景色はただの闇、先なんて端から用意されていないとでも言うようなただの真っ暗闇でぼんやりと反射する己の姿を見ることくらいしか出来なかった。裏社会に縁のないただの少年にとって治安の悪い場景の移り変わりが止まり、死にかけのネオンがチカチカと光るのを横目に見たのがやけに記憶に刻まれた。先に降りてしまった彼の姿にハッと目元を大きくし、置いていかれた犬のようにその背を追い掛けて。毛布を肩に掛けたままちょろちょろと着いて回る姿は第三者から見れば滑稽な様でもあり、タンタンタンと軽やかな足取りで脆い階段を踏み降りて。錆びたような軋む音を立てて重たげな扉が開くのと同時に記憶に新しい轟音と少し遅れて煙たいの匂い、そして何よりも新しく加わったのは濃い生臭さだった。その臭いは僅かな時間の内にも存在感を濃くして、金属のように鉄臭く、臭いの元を躊躇いなく踏み付ける背中に抱いたのは恐れよりも圧倒的な強さを前にした降伏と敬意。そして愉しいものを見られるのではと言う幻想か夢想か、根拠の無い期待が膨れた。冷えたコンクリートの上、傷口から滾々として流れる血液は馴染みのある再度の高いサラッとした物ではなくて、どろりとした粘土を持った黒くさえ見えるものだった。広がるそれさえも踏んでしまわないように避けながら漸く足を進めると何やら話を進める大人二人を遮り、ただ一言。" 俺のことも殺すつもりか ”そう投じて )イ尓要殺了我罵?




18: 烏有 [×]
2024-06-16 20:52:43




……。会生什ノ公取決イ尓如何工作、 イ尓要譲自己対我有用。わかったかなァ、坊っちゃん?( 陽の下には晒せぬ算段を交わす最中、伸びやかな声が密談を遮る。連れてきたのは自身の癖まるで今存在に気づいたかのように視線を下げては投げ掛けられた問の内容を咀嚼して。馴染みが無いとは言えその面持ちと幾らかの伝手から容易に導き出された答えはどちらとも言えず、遠慮無く伝えた言葉は北方の訛りが混じる中文で。" お前次第だ、役に立て "等と身の安全も保障しない言葉は全て表。心得たように傍らで息を殺す店員の一人に何やら視線で合図を送ると、幾らもしない内に奥の部屋から風が漏れる。「 ……まあそいでも猶予与えんほど鬼じゃないけえ。まずは風邪ひかんよう着替えておいで~。 」呑気に声を掛ける傍ら、静かに移動する人々の内片腕に布地を携えた青年が相手の手を取りカウンターの後ろを指さして。黒布が隠すその背後にあるのは従業員の使用する休憩室で、アルミテーブルにパイプ椅子が並んでいる以外は何も無い殺風景な空間の筈。従うのならば机上に広げられるのは彼が元々着ていた長袍──一切の違いも見受けられない真新しいそれ。何を聞かれようとも従業員が口を割ることはないだろうが、毛羽立ちの一つもない手触りはお誂えであることが察せられるだろう。自身はと言えば案内は店員に任せ、酒場の隅にあるソファに腰掛けてマイペースにグラスへ注がれた酒を飲み始める。既に死体が退かされている入口へちらりと目を遣るとそれきり興味を失ったらしくロックグラスの中身を一気に煽り )






19: 狐魅 [×]
2024-06-17 22:57:42



……… 董了。じゃっどん!坊ちゃんと呼ぶたぁ止めたもんせ。おいん名は狐魅じゃ( 母国語を使用された事で少しの齟齬も無く言葉をそのままの意味で落とし込む事が出来た。役に立てとは、何を求めての事なのか。現状では理解の仕様が無い事だらけだが、少なくとも体調管理をする為の補助はして貰えるらしいとお気楽な声が教えてくれた。それから流れるように誘導を受け、もう一度驚くこととなったのは着用しているずぶ濡れのそれと寸分違わぬ同じものが目の前に並んだからで。汚れもほつれも皺ひとつないそれは新品であることが伺えるそれに恐る恐ると言った様子で触れれば指先に伝わる生地の質感から、形もデザインも全てにおいて僅かな違いもなく同じ物だと言う事がわかる。着替えとはこれの事を示しているのだと伝われば躊躇いなく濡れたせいで肌にくっつく長袍から新品のそれへ着替えを始めて。初めて着るそれは少しの違和感もなく肌に馴染み、サイズまでもが誂えたかのように丁度よくいつどのタイミングで用意をしたのかと言う疑問を誘導してくれた従業員に問うてみたものの回答は無かった。肌身離さず持つ鏡を開けば綺麗な服に見合うように乱れた髪を手櫛で整えて、自信を持てる見た目になった事を確認してから再度彼の元へと姿を戻して。戻るや否や開口一番に伝えるのは望んだ答えを得られなかった事に対する不満で、それから少し遅れてハッとした面を見せて"そうじゃない!"と一人言を漏らし、上半身を九十度に傾けたお辞儀と共に嬉しさが滲む声で感謝を伝えて )あにさぁ、さっきん店員さぁは意地悪じゃ。聞いたことにないも答えてくれん……────不是這個!!兄さぁ、綺麗なんお洋服をあいがと。




20: 烏有 [×]
2024-06-18 20:18:05




( 少年の叫びに名を呼ばれたければ結果を出せ、とばかりひらひらと手を振って。連れられてゆく背面は一瞥を境に再度視界に入ることはなく、次に認識したのは真新しくも新鮮味の無い衣服へと着替えた姿。何かと思えば開口一番子供らしい不満が漏れた直後、仕込まれたのか生来のものか整った作法の礼が現されて。脳の奥で算段するのは眼の前の子供の利用価値、臆すること無く立つ姿に偽物の光を背負った傀儡の幻を視る。果たして見世物の主演級を張るだけはある、等今更の値踏みを終えれば酒を掴んでいた手を下ろし、再び空になったグラスを机に置いて。ソファに沈めていた腰を浮かし礼のため下げられていた頭の下、年少らしさを残す顎へ指を添えてはくい、とその面持ちを光の元へ晒そうと。観察したその面は紛れもなく一級品、其処に立っているだけで用途などいくらでもありそうだが、それでは物足りない。久々の上玉商品に浮足立つ心持ちで柔々と彼の頬を揉みながら、脳裏に浮かぶ計画は道理に外れた数々で。片腕でグラス側にある酒のボトルを掴むと栓だけが抜かれたそれを相手の口へと近付け、瓶の中で波打つ度数を半ば強制的に飲ませようとして )綺麗なお洋服だけじゃ此処の奴らはなぁんも言う事聞いてくれんよ。聞かせるにゃお前の覚悟示さんと。……ま、其奴を示すためにも景気付けがいるかのう。一杯やっとこか。






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