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天からの祝福の鐘は永遠に【NL】/522


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424: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-08-28 22:54:27

二人がかりでも解けないなんて、本当に解けたら願い叶っちゃうのかもしれないね!…とりあえず焦らず気長に頑張ろうかな
(相方と自分、それぞれ知恵を尽くしてはみたものの思考が煮詰まったのを感じ。逆にこれだけの困難を強いてくるのなら誇張抜きにして本当に願いが叶ってしまうぐらいの見返りがあるのかもしれないと、ポジティブに語ればまた時間を置いて挑戦しようと一旦荷物の中にしまい込んで)

さてと、これからどうしようか?さっきは私に付き合ってもらったし次はロゼに付き合うよ。やっぱり酒場?
(そろそろ宿屋に戻ってもいい時間ではあるが、もう少し散策を楽しむのも一興、この後はどうしようかと相方に判断を委ねるよう声をかけつつ相方といえばやはりこれかと一つの選択肢を口にして)

425: ロズウェル [×]
2024-08-29 00:18:23

そうだなぁ… 酒場も捨てがたいが、初日に全部詰め込んじまうのも勿体無い気もするな。それにアスティ、あんまり寝てないだろ?

この近辺について、もう少し情報を得られるようなところがあればいいんだけど…酒場だと、間違いなく飲む方を優先しちまうからさ、はは
(既に一杯飲んでいるからか、何が何でも酒!という猛烈な勢いはなく。酒場ほどではなくても冒険者向けの情報収集ができて、軽食でも取れれば言うことなしと、周囲の建物に目をやって)

とりあえず、あの辺の料理屋によってから、ぼちぼち宿に戻るとするかね。
(いくつか並ぶ小料理屋を指差し、砂漠の国のまだ見ぬ食事を思い浮かべて)

426: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-08-29 02:27:28

ふふ、いかにもロゼらしい理由だね!言われてみればお腹もちょっと空いてきたところだし…ここではどんなお料理が出てくるか楽しみだね!
(お酒が入れば情報収集どころではなくなるから、というのは大袈裟でもなんでもなく実に相方らしい理由で、可笑しそうに鈴を転がしたように笑い。その代わりにと提示された案に、ちょうど自身のお腹も空腹を訴えてきて、これまでの地域では食べたことの無かったような珍しい料理を楽しむことも出来るだろうかと期待に胸を膨らませながら、相方が指差す方向にある小料理屋を目指して)

大玉サボテンステーキ……?…なるほど、大玉サボテンって砂漠の入り口とかにポツポツ生えてたあの丸いトゲトゲした変な植物のことなんだ……あれ食べられるの…?
(適当に選んで入った小料理屋のメニューを開き、中を確認すると一際目を惹く奇妙な料理。メニュー名の横に大玉サボテンのイラストが傍に添えられていることに気づけば、それは砂漠に点々と生えていた変わった形状をした植物であると知ることが出来、あんなものをステーキにして本当に食べられるのか、そして果たして美味しいのか尽きない疑問を抱きつつ興味を示していて)

427: ロズウェル [×]
2024-08-29 21:20:30

サボテンって…食べられてもサラダとかじゃねーか…?
アスティ、わりとこういうときに冒険するタイプかい?
(具体的な想像はできなくとも、とてもそれが美味しそうなものには思えず、小声で意見を述べて。自分は無難な物を選ぶタイプで、ここでも肉料理を即決し。そういえば、タタキとかいう始めて聞く食べ物も普通に食べていたことを思い出し。変わったメニューに興味を惹かれる相方の様子に、なんだか可愛らしさを感じると、グラスの水を飲みながら焦らず決めなと呟いて。店内を見やると、混みすぎず寂れすぎずのちょうど良い塩梅。冒険者と思しき者もちらほら見えて)

428: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-08-29 21:53:48

この地方だけ…って言われると弱いんだよね、まあ…それでそこそこ失敗もしてるんだけど
(旅先で、その土地特有のもの…所謂限定モノを見つけると気になってしまう性分で、よくよく考えもせず好奇心に負けて手を出してしまうことも往々にしてあり、その結果が悲惨なものとなったのも一度や二度ではないことを言外に滲ませながら、同じ失敗を繰り返しているということは懲りていないということに他ならず、今回もまたそれに挑戦する意思を見せて躊躇いなく注文して)

すごい見た目…緑で目に優しそ~……
(程なくして注文した品が運ばれてきて、相方の方の見た目から食欲をそそる草食の獣肉の香草の包み焼きとは対照的に、皿の上にドンと置かれた分厚くスライスして焼き、その上からソースをかけただけという名称からして当然といえば当然といえる想像を上回りも下回りもしない一品に瞳のハイライトが消失して、乾いた笑い浮かべて現実逃避をして)

429: ロズウェル [×]
2024-08-29 22:53:14

…わかる。俺がちょっと特別なものを選びたくなるってんじゃなくて、アスティがそういうのに心惹かれそうってことが、わかるっ!
…しかし、これはまた…。半分ずつ食べようぜ、はは。
(目に優しいって感想を食べ物に対して持つ特殊な状況に、チーン…という効果音が聞こえてきそうで思わず笑って。自分が頼んだ肉料理の半分をシェアしながら、せっかくなので珍妙なサボテン料理を一緒に食べては笑い)

ふぅ…一時はどうなるかとかと思ったが、肉と交互に食べると意外となんとかなったな。満腹だぜ~。
さてと、そろそろ宿に戻ってグダグダしようかね。
(窓から射す西日を見やり、宿の個室で飲むお土産の酒でもあるとメニューや店員の居る辺りを物色して)

430: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-08-29 23:23:39

意外とイケたね!あれ単品は勘弁だけど…
(半分ずつシェアしようという相方の温情のおかげもあって意外にも満ち足りた食事の時間となって、満足げに微笑んでいて。喉元過ぎれば熱さ忘れるとも言うべきか、そんな調子の良いことを言っている様子から、この先もまた同じ事を繰り返すのだろうことは容易に想像が出来て)

あ、そうだ、少し寄るところがあるからロゼは先に宿に戻ってて!…大丈夫、危ない事には首突っ込まないから
(宿に戻ってから飲む酒を物色しているのであろう相方の肩をトントンと叩いてほんの少しだけ別行動をすることを願い出ると、これまでにも裏で一人抱え込んでなんて前科もそれなりにある身、そういう類の用件ではないことを先回りして強調して伝えておき)

431: ロズウェル [×]
2024-08-30 17:55:24

(真剣な眼差しでお持ち帰り用の酒を物色していると、何やら相方はこの後寄り道して帰るとのこと。前回まるで保護者のような振る舞いでお小言を言ってしまったことを少し気恥ずかしく思いながら)

ん、了解。あぁ、その辺はもう大丈夫だって思ってるから、気にすんなって。
それじゃ、また宿屋でなっ
(支払いを済ませてお土産の酒を受けとり、ぼちぼち宿へと向かいながらも、下見がてら酒場や雑貨屋をチラ見して少しばかり情報を収集して。ガリオスとの話に関係しそうなものはなかったが、ぼんやりと頭に残ったのは二つ。少し前にこの砂漠の国を訪れ去っていったという二人組に関するもの。背の高い身なりの良い男とそれに連れられた少女、その組み合わせに似た二人の思い出を取り留めもなく反芻して。そしてもう一つは、期待の新人踊り子のかわい子ちゃん、可愛らしい幼さと妖艶さが同居する別嬪さんで、ここいらの男性のハートを鷲掴みにしているという噂が(以下略)。いずれも、敢えてアスティに報告するまでもなさそうだ。そうこうしているうちに宿に戻ると、のんびり湯を浴びたりして個室でくつろぎ相方の帰りを待って)



432: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-08-30 18:25:07

ロゼ、ただいま!……舞をお一つ披露いたしましょうか?…なんてね、ロゼの期待してた踊り子の衣装、どうかな?
(足音を殺して自分たちのとった個室へと戻ってくるとドアをそっと開けば中で寛ぐ相方へ向けて、普段通りの調子で声をかけるその姿は黒を基調とした、布面積少なめで背中の大きく開いたオフショルダー、腰にはヒラヒラした布が少々心許なくも映る服装に身を包んでおり、長い髪を一つに結った正に踊り子といった格好をしていて。相方の真正面、その場で優雅に一回転したかと思うと両手を広げて芝居掛かった口調で口にしてから、すぐに普段と変わらぬ笑顔でおどけて、反応伺うように上目で期待に満ちた眼差し向けて。どうやら用件というのはただこの衣装を用意して相方をビックリさせることだったようで)

433: ロズウェル [×]
2024-08-30 19:53:26

ん、おぉ、おかえり……なッ!?
(ベッドにごろりくつろぎながら、相方の到着に気づき何気なく顔を向けると目に飛び込んできた衝撃的な光景。煽情的な薄布と小さな黒い衣装により際立つ白い肌、くるりと回って見せた動きに靡く白金の長い髪、そしてこちらに向けられた綺麗な青の瞳が浮かべる期待の色。言葉を失いその姿に釘付けとなってしまい)

ほ、ほんとに着てくれたんだな…!俺はてっきり情報収集かと……ありがとう、よく似合ってるよ。
(少しばかり目のやり場に困り、何もない床に視線を落としながら小さな声で、礼と素直な感想を述べてながら、ちょうど踊り子の話を聞いた矢先、どんな別嬪さんでもこれには敵わないなと考えて。宿の個室飲みを誘おうとしていたが、この状態でそれをするのは本当にあぶない、旅の相方をそういう目で見るのは自身のポリシーに反するのだが…などと色々なことが思い浮かんでは消えて)

434: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-08-30 21:03:23

ふふ…良かった。ね、ロゼ、酒場とかにいる踊り子はお客さんにお酌をしてあげたりそういうサービスもするんでしょ?…ロゼも一杯どう?
(一瞬呆気に取られたようにこちらを見つめる目、どんな反応が返ってくるかという期待が、不安へと変わりかけたその時、相方の口から発せられた感想は小声かつ内容はシンプルでありながらも気取ったところのない素直な賛辞で、つらつらとそれっぽい言葉を並べ立てられるよりもずっと彼らしく真心が伝わってきて、頬がほんの少し熱を帯びるのを感じながら、丁度似たような事を相方が考えていて、思考の外に追い出したなどとはつゆ知らず、本格的な踊りは流石に無理だがこれぐらいのことならと提案をしてみて)

435: ロズウェル [×]
2024-08-30 22:01:24

お、おう、なんだか悪いな…。
(まるで自身の頭の中を読まれたような誘いに狼狽するも、少しずつこのやりとりに慣れてきて、言葉に甘えて。若干いかがわしい類の酒場のイメージに、この子はいったいどこで覚えてきたのだろうと考えながらも、気付けば楽しい会話に酒が進み)

まぁせっかくこういう人の行き来が多そうなところに来たわけだしなぁ。明日は酒はほどほどにして、情報を集めてみるのもいいかもなぁ。アスティは何か気になる話なんかは無いかい?
(飲み食いしながらの散策も良いが、少しばかり物足りなさが出てくるのは、やっぱり冒険者の性だろうか。何か面白そうな話を聞いていないか、お酌をしてくれる踊り子アスティに尋ね)

436: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-08-30 22:31:58

…そういえば、近いうちにこの国をあげての大きなお祭りをやるって聞いたよ。なんでも、何年かに一度周期的に砂漠に現れる大きな甲殻類の魔物を腕の立つ戦士たちを集めて撃退するんだって
(相方のすぐ横に座りお酌をしながら、自身がこの踊り子の服を調達する過程で服屋の店員より聞いた、相方の好奇心もくすぐりそうな面白そうな話しを思い出したように話して)

山のように大きな甲殻類って話だけど…想像もつかないよね。ギルドを通して国の外部の人も参加出来るって話だよ
(店員の話ぶりから決してこちらを揶揄ったり嘘を言っている感じではなかったものの、甲殻類なんて海や川で獲れた食料としての姿しか知らずそれが山のように大きくしかも砂漠に現れるなんて全くイメージが沸かないが、一層この目で見てみたくなったのも事実で。加えてギルドに登録した冒険者であれば誰でも参加が出来るという情報を添えると、参加する?と相方の意思を確認するように自らの手元のグラスにもお酒を少量注ぎ軽く掲げて不敵に笑って)

437: ロズウェル [×]
2024-08-30 23:39:18

甲殻類っつーと、エビとかカニとかだろ?その魔物…やっぱり硬いのかねぇ。しかし、中々面白そうだな。
(ギルド経由で外部の戦力も集めるとなると、それなりに骨が折れる戦いなのかもしれない。それでも、相方と同じように興味を引かれ自然と笑みがこぼれて)

ちょっくら人間と堕天使のコンビネーションを見せてやるとしようかね。アスティ、やってみようぜ。
(頭の中では、既にどうやって硬そうな魔物を叩きのめしてやろうかを考えながら、相方の天使(今は踊り子だけれど)が手にしたグラスに軽く自身のグラスをぶつけ、小さな音を立てて)

438: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-08-31 00:16:04

そうこなくっちゃ!……じゃあもうしばらくここでの滞在は続きそうだね
(グラス同士がぶつかり小気味よい音をたてると、中のお酒をグイッと一息に飲み干して。元々ここでの滞在期間については何も考えていなかったが少なくともその大規模な祭りまで、と決まりそこまで急いで見て回る必要も無さそうだと考えれば気長に楽しむ事にしようという方向に考えを切り替えて)

ということはちょっとぐらい夜更かししても大丈夫だよね。…これ、解けなかったのがどうしても悔しくて、もうちょっと色々試してみたかったんだ
(時間を無駄にしないため早く起きて行動する、というサイクルを無理に続ける必要がないならと、テーブルの上を軽く片付け、そのままベッドへと向かうと荷物から昼間購入した箱を再び取り出し、うつ伏せで足をゆっくりパタパタさせながら再び仕掛けを解こうと思考巡らせてパーツを動かしていき、やがて…)
……出来た!……けど、何も起こらないね、やっぱ眉唾かぁ。でもこれでスッキリ眠れそう
(カチャンという音を立てて箱の形状は綺麗な正三角形となるが、大方の予想通り何か起こりそうな気配はなく、やはり玩具は玩具かとほんの少し気の抜けたような声を漏らしつつも、かなりの難題を解けた達成感はひとしおで満足げに口にしながら枕元に放ると布団をかぶり、程なくして寝息を立て始め)

(二人が寝静まった室内、アスティの枕元で怪しく輝く『フールフの解放』やがて室内全体にドス黒い煙が立ち込めはじめたかと思うと周辺の風景は宿屋の個室のそれではなく、石造りの壁に囲まれた薄暗い建造物の中に様変わりして……)

439: ロズウェル [×]
2024-08-31 11:15:06

お、本当に解けたのか!根気あるなぁ。
まぁ、やっぱり爺さんが言ってたとおり、玩具みたいなもんなのかもな。…ん、んんっ。
(件の衣装でベッドに身体を投げ出し俯せに寝転ぶアスティの姿は、流石に凝視するわけにはいかず心を無にして話しかけて。願いが叶うというロマンチックな出来事は、予想通りというべきか起こらず)

…。
(酒も入り柔らかいベッドでぐっすり眠っていると、なんだか少しずつ身体に当たるものが硬くなってきたような。寝心地の悪さに寝返りを打つと、ゴツっと頭をぶつけて目を覚まして異変に気づいて相方に声を掛けて)
ん~、なんだコリャ!?おい、アスティ起きろっなんか変だぜこれ…

440: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-08-31 12:07:17

ん~…何?まだ朝には早いよ…
(ゆっくりお酒を楽しみ、パズルを解くまでなんだかんだで日を跨ぐぐらいまでかかってしまい。明日は昼前ぐらいに起きればいいかと目算を立てて眠ったこともあり、薄暗い中まだ日の光すら出ていないじゃないかと珍しく相方に対して不満をこぼすと小さく愚図り身じろぎして寝直そうとして、そこでようやく身体に触れる感触の無機質な硬さと寝心地の悪さに気づき、弾かれたように身体を起こして)
何…ここ…?けほっ…すごく埃っぽい…
(夜は確かに宿屋のベッドで寝たはず、しかし周りの風景は寝る前にみた宿屋の個室とは似ても似つかない光景が広がっていて、辺りに立ちこめる砂埃に軽く咳き込みながら辺りを見回すと、そこは薄暗く古びた石壁に囲まれたまるで遺跡か何かのような建造物の内部のようで、外からの光が全く届いていないようだが、それでも視野が確保されているのは壁に点々と灯された篝火のお陰のようで)

441: ロズウェル [×]
2024-08-31 22:15:16

(二人は間違いなく宿で寝ていた、そして二人同時にこの異質な空間をそれぞれの五感で認知していることから、物理的に二人が今この空間に居るのだということを理解して。何者かの攻撃や罠を想定して臨戦態勢を取ると、幸い相方の絶妙なお酌のペースもあり、身体が使い物にならなくなるような深酒はしていないのに気付き、安堵して)

…アスティ、確か寝る直前まで例のパズルをしていただろう?そしてそれをお前さんが解いたってところまでは俺も記憶しているよ。…願いが叶うという玩具をな・・。
(要因として考えられる普段と異なる要素の当たりをつけてみるも、自分でも信じがたい憶測に、その感覚をアスティにそれとなく伺って)

442: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-01 00:59:01

あの箱…そっか。なるほど…完全に謀られたみたいだね…
(寝静まったところを狙って二人揃って何者かにこの場所に連れられて来られたという線も考えられなくもないが、寝る寸前までの記憶はお互いに明瞭であり酒などに薬が盛られていたというのは考えにくい、逆に薬の力でも用いなければこんな場所まで大の大人二人を起こさず運び込むなんて芸当は出来るはずがないと考えるのが自然で。そうなると他に考えられるとすれば……そこまで思考を巡らせたところで相方がふと思い出したように言及したのは例の小箱の事で、内側より魔力が漏れ出しているのは感知できていたがまさかあの箱が…しかしそうであればこの状況も不思議と腑に落ちて、つまりあの店主に自分たちはまんまと嵌められたということかと、相方の助言もあってその結論に辿り着いて)

それよりも、認めたくはないけど…今一番、考えうる中で最悪の事態に私たちはあるのかも…この壁、私見覚えあるんだ…この積み上がった形、あのパズルのピースと全く同じ形だよ
(元凶は憶測混じりでありながらも大体わかったが、果たしてこの場所はどこなのかという肝心な部分が不明なままで、再び思考の海に沈み込もうとしたその時、何気なく目に入った石壁の模様を注視すればそれは、先程までずっと自身が悪戦苦闘していたパズルのピースの形そのままで。常識で考えればあり得ない話しであり何かの間違いであって欲しいところだが、自分たちは何らかの魔法の力によってあの箱の中に閉じ込められてしまった、という可能性を匂わせつつ語ると、自分の中でその事実を否定するための材料を探すが、考えれば考えるほどにその仮説がしっくりきてしまって)

443: ロズウェル [×]
2024-09-01 16:31:52

あのジジイ… 次に会ったらタダじゃおかねぇ

パズルのピースか…あまり考えたくはねぇが、あのパズルの中に俺たちが居るってことだとすると、例えば魔力を司る中枢みたいなものを破壊するとか、何かしらの脱出手段がある気がするが…どう思う?
(魔力による迷宮の類に飲み込まれたのだろうか、眼前の状況とアスティの呟きに、状況を少しずつ理解していき、不意打ちに備えて周囲の警戒を怠らないようにしながら、彼女の見解を尋ねて)

444: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-01 18:06:16

流石考えるところは同じだね!魔道具は基本的に魔導核というコアの役目を果たすものを中心に生成されるから、多分これにもそれに準ずるモノがどこかにあるはずだよ
(方針は話し合うまでもなく、認識の共有は既に済んでいた様子。流石と嬉しそうに声を弾ませ指をパチンと鳴らすと、基本的な魔道具の仕組みを話し、内部のどこかにある魔導核の破壊が成れば自ずとこの空間に自分たちを閉じ込め押し留める力が失われ自由になれるだろうと、現段階での見解を語り)

でも気をつけて…こんな大掛かりな仕掛けを施された魔道具だから、きっと厳重に防衛機構が張り巡らされて……何の音……?
(罠や襲撃への備えを既にしている相方に今更語るまでもないかもしれないが、恐らく魔導核へまっすぐ辿り着いて破壊してそれで終わりとはならないだろうと念を押し話しをしていると奥に続く通路の向こうからゴロゴロという物音が何かが転がるような音が聞こえてきて、何事かとそちらへ目を向け、凝視すれば奥の方からこちらへ向けて大きな棘付きの鉄球が転がってくるのが見えて)

445: ロズウェル [×]
2024-09-01 21:11:13

なるほどねぇ… そんじゃその魔導核とやらを見つけてさくっと破壊…って、なんじゃこりゃぁっ!!?
(アスティの説明を頭の中でイメージしながら聞いている最中、それを邪魔するように少しずつ大きくなる物音。その音の主が見える頃には、ぞっとする大きさの棘を有した鉄球が迫りくるのが視界を塞いで。質量と速度が生み出す破壊の運動エネルギー、そして鉄球自体の硬さも未知数。食い止めるのも切断するのも、共にイメージが湧かず)

っ!!
(自身の左斜め上に弧を描き、穿ち焔を薙ぎ払えばワンテンポ遅れて石壁が切断され崩れ落ちる。咄嗟にアスティの身体を抱き、横っ飛びで崩れた壁の先へ飛び込むように身を伏せ、鉄球をなんとかやり過ごして)

…なかなか痺れる展開じゃねぇか…アスティ、さっさと核をぶっ壊さないと、こいつはヤバそうだぜ。
(相方に目配せし、同じく臨戦態勢で望んだ方が良さそうだと促して)

446: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-01 22:03:13

わっ………!?うん…そうだね…ありがとう、ロゼ…もう大丈夫だよ?
(こちらが打つ手を考えるよりも早く動いた相方、咄嗟の判断で機転を効かせて逃げ場のない通路で自身ごと退避した手腕は見事の一言だが、その後の状況が相方の腕の中に収まり抱きしめられているというなんとも気まずいシチュエーションで。高鳴る胸と赤らんだ顔を悟られないよう軽く身じろぎしつつ顔を背けて急ぎ抜け出さなければというその意見には賛同して努めて冷静な口調で相槌を打ちつつ、お礼を述べて)

447: ロズウェル [×]
2024-09-01 23:01:50

…お、すまんな、間一髪避けられたんでボーっとしてたぜ。
(なんとか危険を回避して一息ついていると、自身の胸の中から抜け出したそうなアスティとなんだか微妙な空気感に気付き、回した腕を離して。依然として油断はできない状況に、寝起きの身体のコンディションを整えるように首を左右に傾けながら)

さてと、一旦あのトゲトゲはやり過ごしたし、奥に進んでみようぜ。…もう一発来たら、同じ要領でかわしゃいい。
(ほんの少しだけ顔を赤くしたアスティの様子にん?っと気を引かれるも、鉄球が転がり落ちてきた先の様子が気になり相方を促して)


448: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-02 00:12:21

ううん気にしないで、それじゃあ十分に用心して先に進もう
(自分を助けるため合理的な判断のもとの行動であったことを十分に理解していながら、むしろ変に意識してしまったのは自分の方であったため気にしないように相方に非がないことを伝え、平静を取り戻すと頬を両手で軽く叩いて気合い入れ直すと鉄球が転がってきた方向へ歩き始めて)

なんだか進む程に砂煙が濃くなってる気がする…あんまり吸い込むと不味いかも…
(先へ進めば進む程に辺りに立ち込めている砂煙はより濃くなっていき、視界が悪いのはもちろんだが何よりあまり吸い込み過ぎると呼吸器がやられてしまいそうだと腕で口元を覆い隠しながら進んでいき、やがて進行方向に地面から大量の砂が激しく巻き上がり壁のようになっている地点に突き当たり)
うっ……これじゃあ流石に奥に進めないよ……何か仕掛けか、他に進めそうな道はないかな?
(砂がまるで間欠泉のように巻き上がる地点、見るからに大量の砂が質量を伴っているのがわかるそこを生身で進むのは自殺行為で、煙る視界の中で目を瞬かせながら周囲の様子を探り)

449: ロズウェル [×]
2024-09-02 19:41:19

(鉄球をやり過ごしたと思ったら今度は大量の砂によるトラップが行く手を阻む。いずれも物理的に攻略するのは現実的でないような出鱈目な質量を伴った罠)

アスティ、さっきのといいこれといい、真っ向勝負でどうにかなるような類じゃねえ…何かこう、魔力とか知恵みたいな、何かしらの取っ掛かりがあるんじゃねえか?
(我々が囚われているのは"パズル"であり、何か解法のパターンやロジカルなアルゴリズムのようなものがあるのではないか。…といっても、いきなり壁をぶち抜いた自分が行ってもあまり説得力がないのも事実であり)

450: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-02 21:04:28

うん、そうだよね。そっちの方面からのアプローチを試してみよう!
(力ではなく知恵が問われている、この場所の性質からして言われてみればそれもそうだと納得がいき。それは普段ならもう少し落ち着いて考えれば自力でも辿り着けそうな結論だったが、やはりあまりにも想定外の事態に巻き込まれたことによって少なからず動揺し、思考の柔軟さが失われていたことを痛感すると同時に、相方の一言に思考が一気にクリアになったのを感じ大きく一つ深呼吸。これまでは一人でなんでもどうにかしてきた自分、無意識下で相方の存在に甘えてしまっているのを自覚するが、それこそがきっと仲間というものであり、頼ってしまうことに負い目を感じるのでなく自分には自分の出来ること、得意分野で力になればいいと自らに言い聞かせ改めて冷静に周囲を見回して)

………やっぱり、私の記憶が確かならこの壁の模様は全部あのパズルが箱の状態の時のパーツの並びと同じ…だと思う。…つまり、なにかしらの手段で動かしてパズルを完成させる仕掛けがどこかにあるんじゃないかな?……あっ、ロゼ見て!ここの床だけ色が違うよ、動かせたりしないかな……っ、重い~……!
(構造をしっかり把握してから寝る前に集中して取り組んだパズルのパーツの構成を思い出す。その記憶と壁の模様とが少しずつ噛み合っていき、ここから抜け出す道筋は大きなパズルそのものであるこの空間を完成させることで見出せると大胆な仮説を立て、自分たちの立っている石畳の床、その中に一箇所だけ明らかに色味が違い若干浮き上がった場所を見つけ、そちらへ移動すれば手をかけ持ち上げようとするも思った以上に重く、手をプルプル震わせて)

451: ロズウェル [×]
2024-09-02 22:15:10

へへ、さすがだぜ。
しかし俺たちが居るここ自体がパズルってことかよ。…一箇所切っちまったけど、まぁなんとかなるか。

ん、確かに色が…。よし、まかせろっ
(さっそく頭をフル回転させてこの迷宮を攻略する糸口らしきものを掴んだ相方を賞賛しながら、促された先の床を周りと見比べてみて。確かに不自然に色が周りと異なる部分を見つけて)

っん~!腰がグキってなったら後は頼んだぜっ~
(想像以上の重さに若干たじろぐも、二人で強力し何とかその石畳を動かし)

452: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-02 23:01:12

ふう~…なんとかどかせたね。…ふふ、やっぱり仕掛けがあった!この部分をこう動かすと…わっ、本当に動いた!?
(重たい石畳の床を端にどけると、息つく間もなくすぐにその下にあるものを確認すると、そこにはパズルのピースの並びの一部が描かれたパネルがあり、考えが正しければそれを動かせば連動してこの空間も動くのではないかと推測し、完成系をイメージして記憶を頼りにパネルを操作すると、ゴゴゴと音を立てて砂の巻き上がっていた床のある空間が縦に回転して地面の中に消えていき、かわりに奥へと続く道が現れて。まさかとは思ったが本当にパズルの要領で道が開けるとは…と驚き目を丸くして)

っ…!ロゼ、あれ…!…‥マズいっ……ロゼ、私の後ろへ…!『聖蝕・壁』!
(奥へと続く道は横に広がった空間になっており、その先、奥の方になにやら金色の輝きを放つ何者かが激しい羽音を立てて飛んでいるのが見えて。それはまるで巨大な甲虫のような見た目をしており『ピギィーッ』と甲高い声を発したかと思うとまるでそれを合図としたようにその金色の甲虫を守るように色以外は同じ見た目をした真っ黒に黒光りする巨大な甲虫が複数現れ、ズラッと横に隊列を組んで並び、一斉に地面から巨大な棘付き鉄球を掘り出したかと思うと後ろの脚で転がすように高速でこちらへ突進攻撃を仕掛けてきて。それを見てすぐに堕天使化し、触腕を前方に一極集中させ横に広がる壁のように展開すれば持ち前の柔軟さによって複数の鉄球攻撃は一旦触腕の壁に沈み込み、四方に弾き返され威力を殺すことに成功して)

453: ロズウェル [×]
2024-09-03 00:02:59

(まるで思考を並列化されプログラムされたような一斉攻撃に目を見張り、一瞬行動が遅れるもアスティが放った防御壁がそれらを無力化して。出遅れたことをやや恥じながら、仕返しに前方へ躍り出ると黒光りする甲虫の群に斬撃を叩き込む)

アスティ、あの色が違う虫野郎、怪しいぜ!
くそっ、さすがに届かんっ
(手前の何匹かを瞬間的に切り捨てるも、やや奥に居る金色のソレには届かず。僅かにアスティに視線を投げ、追撃の意を無言で伝えて)

454: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-03 00:36:09

ナイスだよ、ロゼ。後は私に任せて…頭下げて!返すよ、これ…!はああぁ!
(敵側の攻撃の第一陣をやり過ごし、そのタイミングを見計らって前線に我先にと切り込み、鉄球を操る甲虫を素早く複数斬り捨てた相方の動きを称賛し。活路は開かれた、それならばそのチャンスを活かし、恐らくは甲虫の群れを指揮していると思われる敵の親玉を潰すのは自分の役目だと相方の意向を汲み取ると大鎌から発生させた触腕で持ち主のなくなった鉄球を複数纏めて絡め取り、縦一列に繋ぎ。相方へとそう注意を促してから先端部分に鉄球が数珠繋ぎになって取り付けられ、まるで長い金棒のようになった大鎌を手にする腕へと身体強化を集中させそのままそれをハンマー投げの要領で横に大回転して振り回すと、ピンボールのように壁で反射し、その勢いで再びこちらへ突っ込んでくる甲虫の残党ごとリーダー格の金色の甲虫を粉砕して)

455: ロズウェル [×]
2024-09-03 21:38:02

おわっ、へへ、さっすが!
(相方の声と同時に身体を落とすようにしゃがみ込むと、ぶん回された大鎌の破壊力を唖然として見つめて。親玉を含む残党を木っ端微塵に吹き飛ばしたようで、ゆっくりと起き上がり周囲を見渡して)

全部片付けたみてーだな…。しかし、トラップや敵、この迷宮を作ったヤツはなかなかの曲者だなぁ。よし、気合入れていくぜ。
(立ちはだかる門番のような甲虫達を撃破し、奥へと続く道をゆっくりと進んでいき)

456: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-03 22:04:46

そうだね、絶対二人でここから生きて脱出しよう!
(過剰にも思える防衛線、明らかにこの場所の中枢に近づいていっている証だろうと確信を抱き、この先更なる危険が待っているであろうことが予測されるが二人で無事にここを脱出しようと改めて決意表明し、意気揚々と相方の横を歩き)

…!行き止まり…?…じゃない!ロゼ、これって…
(しばらく進むと通路が途切れ、そこは切り立った崖のようになっており。下は底が見えず落ちればまず助からないことは火を見るより明らかで、ここまで来て行き止まりだなんて他の道があったのを見落としただろうかと、考えながら視線巡らすと下に何もない空中にヒラヒラ揺れる布が浮遊しているのを見つけ、それはまさに相方が話していた空飛ぶ絨毯のようで。罠や仕掛けが大量に張り巡らされていたここまでの道中を考えると不安しかないが、これに乗るより他ないだろうかと相方に意思を確認するべく目配せして)

457: ロズウェル [×]
2024-09-04 00:17:38

あったり前だぜっ、パズルの中から出られずお陀仏なんてたまるかよ!

(たどり着いた先は無情にもこれ以上進むことができないような絶壁の崖、しかし行く手を妨害する魔物の配置からしても、決して今来たルートが間違いだったとは思えず)

…とうとうこの目で拝むことができたって訳だな。空飛ぶ絨毯ってヤツだぜきっと!…そしてアスティ、どうやらもうコイツに賭けるしかなさそうよ。
(二人が歩いた通路の奥から小さく、しかし確実にその音を大きくして迫り来るなにか。その息遣いを感じるまでソレが近づけば、数多の大蛇の胴体を腰から下に生やし、憎悪と殺意が滲む表情を浮かべる鬼女のようなおぞましい姿の魔物が地を這いずりながら迫り。崖を背後に戦うのはあまりにも不利。一か八かの選択を、相方に告げて)

458: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-04 01:04:24

…オッケー、こうなれば一蓮托生…!3、2、1、行くよ…!
(果たして本当にこの布一枚に大人二人を運んで飛行するだけの力があるのかについては疑問を呈したいところだが、背後から迫る見るからに只者でないとわかる魔物を迎え打つのにこの場、条件はあまりにも不利と言わざるを得ず、先程の戦闘で若干無茶をしたことからまだ体力が戻っておらず万全の体制での迎撃とはいかないだろう。諸々の事情を込みで考えた末に相方の選択が最善であると判断し、こうなれば死ぬも生きるも共にとタイミングを計るようにカウントダウンし、魔物に追いつかれる寸前、合図を出すと同時に跳躍し空飛ぶ絨毯へと飛び乗り)

ほ、本当に飛んでる…!?凄い、どんどん上に上がってくよ!
(飛び乗った瞬間、足元の深く沈み込むような感覚に一瞬そのまま落ちるイメージが頭をよぎるがそれは現実のものとはならず、絨毯はヒラヒラした頼りない見た目とは裏腹に安定した挙動で、下から恨めしそうに見上げる蛇女置き去りにして、吹き抜けのように上に伸びる通路を一気に上昇していき、まるで夢のような光景と展開に声を弾ませて)


459: ロズウェル [×]
2024-09-04 21:44:59

へへ、やったなっ
(同じタイミングで飛び乗った絨毯から、おぞましい魔物の姿がどんどん小さくなっていく様を眺めて。どちらかがバランスを崩しても良いように自然とアスティに手を握りれば、触れた掌から自然と相方の体温を感じて)

…やっぱり伝説級の魔法具は出来が違うねぇ。
しかし、いったいどんだけ広いんだろうな。
(どんどん高度を上げる絨毯の行く先、頭上を見上げて感想を零して。魔力で閉じ込められた迷宮、物理的な広さを持っているわけではないハズだが、五感で感じる空間の巨大さに驚き)

460: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-05 01:05:54

一流の魔法使いはごく普通の民家すらも思うがままに迷宮に変えてしまうって聞いたことがあるよ、条件さえ揃えれば空間を歪めて広げて見せる事も容易いって…古い魔道具みたいだったしそういう高度な魔法が使われてる可能性はあるんじゃないかな?
(かつて優秀な宮廷魔術師であった自らの師より聞いたことのある話の受け売りだが、高度な魔法を用いて条件さえ満たせれば実際よりも広く複雑に見える空間を閉じられた空間の内部に作り出すことは可能であり、この場所についてもそういった類の力を用いて作られていると考えれば十分にここの異常な広さに対する説明がつくと相方の疑問へと答えて)

…っそうだよね、このまま何もなく目的地に到着なんて美味しい話しがあるわけないよね…ロゼ、正念場だよ…!
(際限なく登っていく絨毯、しかし何事にも無限ということはありえないし必ず終着点があるもので、改めて上を見てギョッと目を見開き。高く上に見える天井、そこには何かの発射口のような穴が開いており、そこから大量の矢の先端が顔を出しているのがわかって。このまま上に登っていく自分たちの身体を絨毯ごと蜂の巣にせんとする仕掛け、逃げ道はないのかと探せば絨毯が登っていく先に一箇所横穴が開いているのを見つけあそこに飛び移ればあるいはと考えたが、一つの問題があって)
……あそこの穴に飛び込もう。でも…この絨毯があの横穴付近に到達する前に矢が発射されたらお終い、だから私が壁を作るから矢を防いでいるうちにロゼは先に飛び移って。…大丈夫、私だってむざむざこんな場所で死ぬつもりはないから、ロゼが飛び移ったのを確認したらすぐに追いかけるよ!
(光明は見えたが律儀に自分たちが横穴に飛び込む猶予を与えてくれるとは考えにくい、そうなれば一時的にでも矢の雨を防ぐ手立てを考える必要があり、それを実現するため自身の聖蝕を用いるのがこの場では最善という考えを示し。相方の手を握る手に力を込めると、この作戦は自分が相方の為に犠牲になるというものではないと自分を信じるよう強調して、考えている時間はないよと言わんばかりに微笑みを浮かべて)

461: ロズウェル [×]
2024-09-05 22:23:50

(やはりと言うべきか、そう容易くゴールに辿りつかせてくれる気はなさそうで、鈍い光を放つ数多の鏃に貫かれればあっと言う間に全身の血を失うだろうことが容易に想像できて。もはや考える時間すら残されていない。繋いだ手を素早く握り返すと、それを離して)

あったり前だぜ。上手く遣って退けろよっ!
(彼女と歩んだ旅路は短いもの、それでもアスティが口にした言葉を信じ身体を動かすことに一片の迷いもなく、岸壁の暗い穴に身体を投げ出し、その勢いで転がり身体をあちこちぶつけながら叫んで)

アスティっ!急げっ!!

462: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-05 23:02:03

『聖蝕・壁』…!
(天より放たれる無数の矢、その全てを防ぐため得物を両手で真っ直ぐ上に掲げ、そこから発生させた触腕をより広範囲にと意識して、まるでドーム状の傘のような形状で展開。ぶつかる矢の勢いにバリバリ砕けるような物音を立てて。薄く広がった触腕の盾は広範囲を守るため薄く防御性能を犠牲にしているが、それがたった一枚でなく何層にも重なっており、例え一枚が砕けようと次、それが砕ければそのまた次と、多段の備えが施されており相方が飛び移る時間を稼いで)

っ……あ……!?
(どうやらあの仕掛けは矢を放ち切った後はしばらく次弾を装填するのに時間がかかるらしい、攻撃が完全に止んだのを確認した後防壁を解いて相方を追いかけようとしたその時、足の設置面の感覚がなくなったのを感じる。その時、先程まで足場として機能していた絨毯が突然浮力を完全に失ったのだと気づくが、既に身体は重力に従って落下をはじめていて。しかし、ここで冒険を終わらせる訳にはいかない、相方との約束もある…そんな想いが身体を突き動かし咄嗟の判断で手にした大鎌空中で振り回すと、壁面に突き刺して、かなり下の方まで落ちてしまったが落下をなんとか止めて。しかし、相方の目には下方の自分の姿を確認するまでは自分が完全に落下してしまったように見えたであろうことは想像に難くないだろう)

463: ロズウェル [×]
2024-09-06 20:55:08

(岸壁から身を乗り出して重力の加速を伴い落下する相方の姿をなすすべなく眺めて。縋るように伸ばした腕が虚しく空を切り)

アスティっ!!
(彼女の姿が見えなくなり焦燥感が後悔の波に変わり。自分が残るべきじゃなかったのか、同じタイミングで飛び移るべきだったのだ、次々と沸き起こるああしていればという考え。自身の性格に似つかわしくない思考に支配されかけて、悪態をつき岸壁を強く叩いて)

アスティっ!、返事をしろったらっ!!
(震えそうになる情けない自身の声に鞭打つよう、大声を上げて)

464: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-06 21:52:19

ロゼっ…下、下!下を見て…!ごめん、少し手を貸してもらえないかな…?
(悲痛にも聞こえる叫び、これは相方にとんでもなく心配をかけてしまったなと罪悪感でいっぱいになり、ひとまず一刻も早く自身の無事を伝えようと壁に深く突き刺さった大鎌の持ち手の部分を両手で持ち、身体支えながら下方から声をあげて自身の所在を伝え。ここまでの大事になり心配をかけさせた後ろめたさを感じつつも、この状況下で自力で上に這い上がるのは困難であるため相方に助けを求めて)

…あんまり気乗りしないかもしれないけど、これを掴んで引っ張り上げてくれる?見た目はこんなだけど害はないから
(自身の持つ闇の性質を具現化させた赤黒くひんやりした触腕、ロープのように束ねたものを下から相方のいる崖の方へと伸ばし、それを掴んで引っ張り上げてくれるようにお願いをすると相方が了承して掴んでくれたタイミングでこちらも腕にしっかり絡める準備をして)

465: ロズウェル [×]
2024-09-06 23:13:03

(虚無感に打ちひしがれた思考に響く相方の声。はっとして下を覗き込むと、確かにアスティの存在を感じて。湧き上がる嬉しさが通り過ぎると、取り乱した自身の行動を酷く恥ずかしく感じ)

バカっ、無事なら早く返事しろってんだっ。…大丈夫、今引っ張り上げるから。

…しかし、よくあのトラップを防いだな。…どこか怪我してないか?
(理不尽に怒りながらこの際その見てくれや手触りなどは全く気にせずに、急いで相方を引っ張り上げると、同じ空間に座り込んで。なぜか気恥ずかしさからアスティの顔を直視できず、そっぽを向きながら話しかけて)

466: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-06 23:55:36

あ、うん、平気!身体はなんともないよ。…ごめんね、沢山心配かけたよね、ロゼ…怒ってる?
(ひとまず身体の方は壁に鎌を突き刺した勢いで壁に身体がぶつかった際に出来た本当に軽い擦り傷程度のもので、行動に支障の出るようなものは全くなく大丈夫と両手広げて笑顔でアピールし。何故か先程から顔を合わせようとしてくれない相方、口調も少しばかり荒かったことから自分が無茶をしたことに対してまだ怒っているのだと思い、眉尻下げて上目で見ながら改めて自らのしでかした失態について詫びて)

467: ロズウェル [×]
2024-09-07 10:05:27

…いや、アスティが怒られる謂れは全くないんだ。ほんとに落ちちまったのかと思って、随分と取り乱してたな、悪かった。
それにしても、ほんとに大したもんだよ。
(自身の態度から相方にいらぬ心配をかけさせてしまっていることに気づき謝り。命懸けで活路を見出し、こちらのフォローまでしてくれたアスティになんたる仕打ちかと反省しながら、向き直って穏やかに微笑み掛け、立ち上がり)

よし、それじゃ脱出の続きと行こうかね!ここから通路に繋がってるのかな?

468: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-07 12:19:15

うん、そうだね!随分上の方に来たし流石にいくら広いと言っても限度はありそうだけど…あっ、あれ見て…!
(相方の見立て通り、横穴はそのまま奥へと続く通路となっていて、ここまででかなりの距離を移動していることからどんなに魔法で空間を広げて見せたとしてもそろそろ限界が来るはずで。そのまま通路を道なりに進んでいくと大きな部屋のような空間に辿り着き、その隅に大量の白骨死体が積み重なり山のようになっているのが見えてそちらを指さし)

これは…私たちと同じ、ここに閉じ込められた人たちなのかな…?ロゼ、ここには何かあるよ……!!
(一見何もないように見えるただの広い空間、しかしこの大量の死体の数は明らかに普通ではない、つまりここまで辿り着きながら無念のまま命を落とした者たちが数えきれないほどいるということに他ならず、相方に注意を促したその時、自分たちが先程通り抜けたこの部屋の入り口が地面からせり上がってきた分厚い石壁によって封じられ、上から成人の男性よりも一回り大きな肢体を持つ何者かが降り立ってきて)

『知恵と勇気を持つ者よ、よくぞここまで辿り着いた…その手腕、実に見事なり。しかし力はいかがなものか?我が試してやろう、汝らの力、我に示せ。我は冥府の王アヌビス。いざ参る!』
(天より降り立ったその者はまるでジャッカルの頭部を模した黒いマスクを被っていて、全体的に成人男性を一回り大きくしたような筋骨隆々のゴツい人型をしており、両手には地面に届くほどの長さの白銀の鉤爪がついていて。まさに王の名に相応しく堂々たる立ち振る舞いと風格を見せつける、自らを冥府の王と名乗ったその存在は鉤爪を振り翳しこちらへと襲いかかってきて)

469: ロズウェル [×]
2024-09-07 21:57:07

…ッ!
(一見してそこいらの魔物とは格が違いそうな雰囲気、名乗るや否や鋭利な鉤爪による一撃を繰り出してくる相手の軌道に立ちはだかり、その初手を刀で受け流して。速度、重さ、共にかなりのもの。間髪居れずに薙ぎ払われる反対の腕の一撃、辛うじて後ろに飛ぶが後一息遅けれ骨ごと切断されていたであろう見事な切れ味)

アスティ…、わかってると思うが、ハンパじゃねぇぜ。
(自身の思考を整理し戦術を組み立てながら、そんなことは百も承知であろうアスティに短く呟いて。今のところ両手の鉤爪による前衛的な戦闘スタイル、しかし魔法や術などの攻撃がある可能性を考えながら、薄っすらと刀身に青白い炎を纏わせて)

470: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-07 22:39:29

『良き技の冴え、実に見事なり。ならばこれは如何か』
(挨拶がわりの両の腕による連撃、それを受け流すことすら叶わず散っていった者はあの白骨の山の中に数多いるのだろう、アヌビスは感心したように声を発すると、鉤爪を真っ直ぐこちらへ向けるよう両腕を前に突き出しその間から灼熱の火炎を吐き出して)

くっ…『聖蝕・壁』…!ごめん、ロゼ…長くは持たない…なんとか隙を突いて切り込んで…!
(襲いかかる高温の炎、それを防ぐべく触腕の壁を展開するが硬度と柔軟さ、双方の性質を併せ持ち様々な攻撃に対応可能なそれも純粋なエネルギーを用いての攻撃には弱く炎攻撃を前に何層にも展開したそれはあっという間に外壁からボロボロと炭化して崩れていき、なんとか食い止められている間に相方に切り込んでもらい、吐き出され続ける炎を止めてもらうしかない。体格が明らかに違うあの敵に再度の接近戦を強いる作戦を強行せざるを得ない自分の不甲斐なさに申し訳なさそうに瞳伏せながらもそう嘆願して)

471: ロズウェル [×]
2024-09-08 00:19:45

ッ!
(アスティの防御壁に遮られた灼熱の火炎が無慈悲に触腕を焼き尽くすのも時間の問題。返事をする代わりに低い姿勢で前方へ疾走し、火炎を放つために突き出した冥王の両腕に向けて鋭く刃を叩きいれる。想定どおり鉤詰めで簡単に防がれるが、それにより一瞬、炎の勢いが揺らぎ。防御壁を維持する必要がなければ、相方がその瞬間に何かしらの攻撃を叩き込んでくれると信じて、高く跳躍し真上から垂直に構えた刃をアヌビスの首筋に突き入れて。さぁ、その鉤爪で防ぐなり攻撃するなりして、その土手っ腹を晒しやがれと心の中で叫び。体勢の自由が効かない空中でその攻撃を防ぐことは難しいだろうが、一瞬でも無防備な胴体をアスティに晒させることさえできればいい。今度はこっちが身体を張る番なのだから)

472: アスティ [×]
2024-09-08 01:29:16

『良い…実に良い…血湧き肉躍る立ち合いのこの久しき感覚…我を愉しませる武人がよもや矮小なる人の子であろうとは恐れ入った…だが、それもここまで…さらばだ強者よ』
(激しくぶつかる刃同士が激しく火花を散らす、この空間の絶対の王として君臨してきたアヌビスにとってここまで自身に食い下がってきた存在は初めてであったのかもしれない、しかもそれが生身の人間であることに最大級の賛辞を送り、惜しむように口にしながら相方の思惑通り必殺の一撃を叩き込もうと右の腕を振りかぶり)

そう、ロゼは強くて頼りになるんだよ…だって私の相棒だもん
(相方がその身を挺して稼いだ時間、それはこちらが反撃の準備を整えるには十分過ぎるほどで、大鎌を構え地面を蹴って加速して真っ向からアヌビスへと突撃して。よもや近接戦闘を同時に仕掛けてくるとは予期していなかったのだろう判断が遅れ防御体制を取ろうとするアヌビスの左腕の肘から先を大鎌の刃で斬り飛ばし、返す刃で胴体を狙うが、それは相方への反撃を諦めたアヌビスが後方へ飛び退いたことで浅く斬りつける程度になってしまい)

『ぬう…二対一とはいえ我が戦場でここまで遅れをとろうとは……むっ?これは…』
(敵対する存在の人数など物の数ではない、そんな矜持があるのだろう不覚をとった己の未熟さを恥じながら失った左腕を右手で押さえるアヌビスは身体の異変に気づき、自らの首から下を見るとその身体には、こちらの大鎌から伸びた触腕がロープのように絡みついていて)

『聖蝕・縛』…気をつけて、それはよく燃えるよ
(見るからに戦慣れしているアヌビス、隙を突いた程度で簡単にトドメを刺せるとは思っておらず、第二の布石として鎌での斬りつけに意識を向けさせた上で大鎌から伸ばした触腕でその身体を拘束させていて、当然あれだけの膂力をもつアヌビスを完全に封じることなど不可能だが、狙いは拘束ではなくエネルギーによる攻撃をよく通す性質を利用することであり、相方にも聞こえるようにそう説明口調で告げると彼の手の穿ち焔を一瞥して)

473: ロズウェル [×]
2024-09-08 10:30:20

アスティ、十分だぜっ。人間と堕天使を舐めんなよっ!!
(こちらの意図通りの急襲、さらにその一歩先を行く炎の媒介を意図した拘束。見事な援護射撃にニヤリと小さく笑みを浮かべると着地のタイミングで地面を蹴り穿ち焔で弧を描くように切り裂く。その刀身に纏わせた浄化の炎が青白く燃え、彼女の触腕を伝いアヌビスの?にその勢炎を叩き込んで)

474: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-08 11:27:56

『くく……ふはははは……!冥府の王たる我がよもや浄化の炎に焼かれ朽ちようとは……!汝らほどの強者と相見えるは至上の喜び……冥土への良き土産となったわ……』
(激しく燃え広がる浄化の炎に巻かれアヌビスの身体は崩壊を始めて、最期の瞬間まで潔くこの戦いの勝者を称えながら真っ白な灰のみを残して消滅して)

なんとかなったね……後は、この仕掛けを解いて……出来た!
(ここまで怒涛のごとく押し寄せた仕掛けの数々を潜り抜け、流石にもうヘトヘトだったが、ここを脱出するという目的はまだ達せられておらず、よく見ればこの部屋の壁に先程の床にあったようなパズルの仕掛けがある事に気づけば、もう一踏ん張りと疲れ切った身体に鞭打ってパズルを再び記憶を頼りに完成させると壁だった場所に小さな石室が現れて、その中から手のひらサイズの真っ黒な小さな蛇が飛び出してきて、その場から逃げ出そうとして)
ロゼ…!あれがきっと魔導核……と、蛇は苦手なんだったね
(小型ながら異様な気配、恐らくあれがこの空間を作り出している根源たる存在だと察すれば相方に逃さず仕留めるよう言いかけて、相方が無類の蛇嫌いであったことを思い出し、鋭利に尖らせた触腕伸ばし突き刺し仕留めると、激しい地鳴りと共に視界いっぱいに真っ白な光が満ちて、気がつけば宿屋のベッドの上におり、枕元にあったパズルは真っ二つに割れていて)

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