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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
521:
ロズウェル [×]
2024-09-16 20:51:46
おお、任せとけっ!だが、アレの一撃をもらっちまうとタダじゃ済まなそうだな。
(桁違いの破壊力がありそうな鋏を警戒しながらアスティに促された対象の脚を見やると、その直後アルバスの急襲とそれを後方から支援するソリスの連携攻撃を目にし。他人の手柄に乗っかるような形となり少し癪だが、その銃撃が浴びせた火力に対象が僅かによろめいた好機を逃すわけはなく、ダメージが見える脚に青白い炎を纏った刃を叩き入れながら、相方の攻撃に備え即時に反応できるよう神経を集中させて)
522:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-17 00:40:51
ロゼ!私が気を引くから、一発大きいのお見舞いしちゃって!よろしくね!
(アルバスとソリスの連携攻撃によって害され、怒りを燃やすガイアシザーは足元付近の自分たちに敵意を向け鋏を振り翳してきて。そんな鋏による攻撃を引きつけるよう身体強化で高めた走力を以ってわざと真正面を横切るように移動して、かくしてこちらに意識を向けたガイアシザーは鋏を振り上げ攻撃を仕掛けてきて)
っ…ふ、『聖蝕・跳』!
(地面ごと抉るように横薙ぎで振り回される巨大な鋏。伸ばしたしなやかな触腕で地面叩きその弾みで上空へ飛び上がり回避を試みると下を通り過ぎる鋏の上に降り立ち、再び同じ方法を用いて触腕で鋏を叩き跳躍、ガイアシザーの顔がこちらを向いた瞬間に大きく広く広げた触腕で視界を覆って)
523:
ロズウェル [×]
2024-09-17 21:38:35
りょーかい。ちょいと連携が足りなかったな、頼んだぜ!
(アルバス、ソリスペアに対してスタンドプレーが目立つ自身の行動をやや詫びつつ、アスティの動きに注意を引かれたガイアシザーの目線を確認し。必要最小限の動作で音なく飛び上がり穿ち焔を構えると、火力を上げた青白い炎が力強く燃える。一瞬、敵の懐を一気に切りつけたい衝動に駆られるがその硬さは未知数である為、やはりダメージを与えている脚を完全に破壊し機動力を殺すのが先だと、狙いを定め刃を振り下ろし)
へへっ、焼いて食ったら何人分だろうな、これ
(叩き切った長い脚を見ながら、本体へのダメージと意図した機動力の低下の度合いを探るように眺め)
524:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-17 22:06:32
ナイス連携!祝勝会はカニパーティで決まりだね
(穿ち焔の炎を纏った斬撃を受けて燃え上がる脚、なんとも香ばしい香りが辺りに立ちこめると集中攻撃を受けた箇所がガイアシザーの体重を支え切れずにポッキリ折れて、支えの一部を失ったことで身体が右側に大きく傾いで。確実に大きなダメージを与え、機動力を奪ったのが視覚的にわかれば相方に向けてウインクしてそう軽口を叩いて)
(脚を一本奪った自分たちの戦果を見て、他の前線部隊も手柄を上げろとばかりに我先にとガイアシザーへ向けて突撃を開始して。しかし、その時折れたガイアシザーの脚の断面からこぼれ落ちた、身体の表面を覆う赤い鉱石と同じ色の体液が地面に着弾した瞬間大爆発を起こし、突撃を仕掛けた前線部隊の大半が一瞬で消し飛んで)
なっ……何が起こったの……!?
『迂闊だったな…手負いの獣ほど注意して当たらなければならん…狩りの鉄則だ』
(激しい爆炎と砂煙りの後に残ったのは爆風の外側にいて辛うじて息のある怪我人と、様子見のため下がった自分と相方、そしてアルバスとソリスのコンビのみで。爆発により大きく窪んだ砂地、一気に形勢逆転といった様相に驚愕する自身の傍らでアルバスは眼前の地獄のような光景を特になんの感慨もなさそうに見やりながら冷静にそう呟き)
525:
ロズウェル [×]
2024-09-18 22:12:51
なんだっ!?
(相方とほぼ同時に叫び、爆発の衝撃に不意を付かれしゃがみ込んで顔を伏せてながら衝撃の正体を探ると、どうやら自身が切断したガイアシザーの脚が爆発したよう。鼓膜はなんとか大丈夫、隣を見るとアスティも驚きはしているが無事なようで安堵し)
…あいつ、屁でもねぇって顔してやがる。大したもんだぜ。しかしどう攻める?迂闊な攻撃は爆発を誘発するな。本体を一気に叩いて息の根止めるしかねぇか。
(平然と状況を見定めるアルバスに気付いて。攻め方を独り言のように呟きながら、相方の見解を尋ね)
526:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-19 02:59:56
ちょっと待って、もしかしたらあの体液を使った攻撃手段を持っている可能性もあるから接近戦は無謀だよ。でも、確かに困ったことになったね…直接攻撃ならなんとかダメージを与えられそうってところでこの展開は……そういえばそろそろ後続の支援部隊が到着する頃のはずだけど…
(遠距離からの攻撃で傷を負わせ、接近戦にて強烈な一撃を加えることでようやく脚を一本奪えた。しかし、あの爆発する体液を見た後ではまた同じ手を使って攻めるのも、不用意に接近するのすら多大なリスクがあり、逸る気持ちに理解を示しつつも相方を制止して。かと言って遠距離攻撃のみでも決定打にはならなそうなのは先程のソリスによる重火器による一斉砲撃に対するリアクションが証明しており、なるほど確かにこれでは討伐は困難な訳だと納得し。せめて援護をしてくれる後詰めの部隊が来てくれないことには勝ち筋を見出すのは中々に困難を極めそうで、思い出したように言及して)
「…先程からずっと見ていますが、それらしい姿は一切見えないですね」
(遠眼鏡型の魔道具手にして覗き込み自分たちが先程やってきた方向を見つつソリスは、本来ならこちらへとっくに向かっているはずの後続部隊らしき船影は見えないと、あるいは自分たち前線部隊は孤立無援の窮地に陥っている可能性を示唆して。そうしている間にガイアシザーはこちらをターゲットとみなし、脚を一本失ったことで緩慢な動作ながらこちらへと迫ってきていて)
……腹を括るしかないみたいだね、このまま船を破壊されたらどの道、砂漠のど真ん中に取り残された私たちに生きる道はない……討伐は無理でもせめて追い払う。ロゼ…生きるも死ぬも一緒だよ…!
(船はかなり長い距離を航行してきたため、既に砂漠の国からは大きく離れていることが容易に想像できて、もしガイアシザーにこれ以上暴れさせて帰りの足を無くすことになれば、食料や水分も必要最低限しか用意していない以上、どの道砂漠の真ん中で野垂れ死にするのは必定で。それならば危険を承知で戦う他ないと、相方へ向けて決死の覚悟でそう口にして)
527:
ロズウェル [×]
2024-09-19 21:58:51
あぁ、確かに爆死も野垂れ死にもゴメンだぜ。生憎まだ俺たちを葬り去るつもりのようだが、戦意を喪失させるくらいのダメージを与えてやる他なさそうだな。
(脚一本失ったくらいではどうということはなさそう、痛みに鈍感な生物なのかもしれない。しかしながら、むやみに接近戦を挑むのは飛んで火にいるなんとやらになりかねないのも事実。残った戦力である自身と相方、そしてアルバスとソリスのペアでなんとかする他ない)
おっさん、状況は見ての通りだ。お互いここでくたばるつもりはないだろ?…少しばかり協業といこうぜ。
(先ほどの短い戦闘できっとこちらの特性は十分把握しているだろうと、自身の得物である刀に再び青白い炎を浮かべて。即席の安っぽいチームプレーを狙うのではなく、互いのスタンドプレーが作り出す効果を最大限に利用しようと持ちかけて)
528:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-19 22:51:07
『是非も無い、か…ソリス、お前は残る魔力を次の一発に全て注ぎ込め』
「承知しました、マスター。後のことはお任せします」
(選択肢は無いのだろうとロゼの言葉に一つため息をついたアルバスはソリスにそう言い含めてから二丁拳銃構え、砂地をものともせずまるで接地面が砂の影響を受けずまるで浮いているかのような足取りでガイアシザーへと距離を詰めていき。するとガイアシザーは外敵を追い払おうと身体を震わせ、自らを覆う赤い鉱石を振り払うように周囲にばら撒き始めて。それらは地面に着弾すると赤みをより増していき時間差で爆発を起こして。その爆発の間を縫うようにアルバスは駆け抜けていき)
ロゼ、私たちも続くよ!さっきから見ていて気がついたんだけど、あの蟹は凶暴だけど一度敵視した存在がいるとそれ以外は目に入らなくなる質みたい、そこを突こう!
(戦いながら観察していて気付いたあの蟹の欠点、頭に血がのぼりやすい質なのか一度ターゲットを決めると執拗にその相手だけを狙い続け、状況判断能力も高くなさそうなのを感じ取り。そういった欠点を補うため周辺を無差別に爆破する能力を持っているのだろうと分析し、その見立て通り既にこちらには目もくれず砂の上を駆けるアルバスへ執拗に鋏を突き立てようとしていて狙うは死角だと相方へと伝えて)
私たちも一発大きいのかましちゃうよ『聖蝕・筒』!ロゼっ……!
(アルバスが稼いだ時間、そこに叩き込むのは二人の合わせ技だと相方へと合図を送り、自身は触腕を操り細く長い内側にうねりのある筒を作り出して。すると遮る物のない砂漠を吹く強い風はその筒の内側を渦巻くように吹き抜けていき、その風下にいるはガイアシザー。即席の巨大なガスバーナー、空洞を吹き抜ける風は炎の勢いをより強め対象を焼き尽くすことだろう)
529:
ロズウェル [×]
2024-09-20 08:14:57
(細かい段取りを相談することもなくこちらの意図を理解し行動に移すアルバスとソリス、囮となり砂の上を駆ける彼を串刺しにしようと巨大な鋏が幾度となく振り下ろされるもその速さを捉えきれないそれは虚しく砂に埋まり。アスティに促されこちらも臨戦体制に入りと刀を構え直して)
あぁ、こっちも負けてられねぇな。行くぜっ!
(火薬のような爆撃を操るガイアシザーに火力にものを言わせた攻撃がどの程度有効かわからないが、やるっきゃないと腹を括り。穿ち焔を受け継いでから初めて全力を注ぎ込んだ浄化の炎が燃え盛り、それはアスティが起こした風の酸素を得てさらに勢いを増す。アルバスを突き殺そうと躍起になるガイアシザーの斜めから一気に距離を詰め、硬質な殻をバターのように切り裂くことだけをイメージし刃を薙ぎ払って)
530:
アスティ [×]
2024-09-20 11:45:04
『ここまでの火力とはな…俺まで焼く気か…』
(渦巻く風に煽られ燃え上がる炎は火炎の渦のようになりその威力をそのまま乗せた斬撃がガイアシザーを襲い、得物の大きさからは考えもつかない程のその驚くべき火炎の勢いと熱気にアルバスは僅かに目を見開くと距離をとって)
「錬成完了…ありったけ打ち込みます…!」
(炎に包まれ悲鳴あげるガイアシザー、それに対して照準向けるは一撃に心血を注ぐべしと機を窺っていたソリスで。15メートルほどの長さはあろうかという、先端に返しのついた矢の装填された弩砲に自ら乗り込み狙いを澄ませて放ち、それはガイアシザーの本体上部に突き刺さり、その上矢には火薬が内蔵されていたらしく発破するという徹底ぶりで)
やった…!流石にここまですれば……!?嘘……っ……
「マスター…こんな時ですがすみません…休眠モードに入ります……」
『…どうやら年貢の納め時のようだな…』
(爆炎に呑まれ姿が見えなくなったガイアシザー、出し惜しみ無しのこのパーティにおける最大火力を叩き込み、確かな手応えもあった。討伐は厳しくともこれ以上こちらを追撃する余力はもうないはず、そんな考えを嘲笑うかのように晴れていく煙の中に煌々と黄色い光が輝き、それが怒りに燃えるガイアシザーの眼光であるのがわかり、動きは鈍るどころか速度が上がっているようにも見えて、どうやら向こうはこれからが本領発揮といったところ、加えてアルバスとソリスペアもソリスの機能停止により戦力は激減しており、相方も穿ち焔の最大火力を放ったばかりとあって、いよいよもって打つ手なしの状況に追い込まれて)
531:
ロズウェル [×]
2024-09-21 11:30:46
おいおい、マジかよ。なんつーカニだ。
(軽口を叩きながらも状況は最悪、このまま真っ向からやりあっても叩き潰されるのが関の山。そもそも相手の硬い殻に致命傷を与えられる術がなくなっている以上、正攻法での戦いは成り立たない)
アスティ、一旦退く他ないと思うが何か策はあるか?
(砂上船にちらりと目をやるも、少なくとも自身は操縦の仕方などまったくわからず。壊滅的な打撃を受けた前線部隊に果たしてそれを動かせるのだろうかという懸念はあり、退くにしてもそのフィジビリティには懐疑的で)
532:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-21 13:24:02
っ……悔しいけどここは引こう……
(何もかもがうまく行くわけじゃない、当然わかっているつもりでいたが、それでもここまでの長い旅路の中で相方と共にどんな困難も乗り越えてきて、きっと今回も…という思いもあって。それ故に味方が到着しないという想定外の事態にあり本来なら大規模作戦で追い払うのがやっとの敵であったとはいえ、万策尽きて退却する他ない状況にまで追い詰められた現実に悔しそうに歯噛みして撤退の判断をして)
『……!これは……っ、伏せろ!死にたくなければな』
な、何を…!
(船をこの人員で動かせるかはわからない、しかしなんとかするしかないと船に乗り込もうとするこちらに向けて何やら切羽詰まった様子で警告を送るアルバスに何事かと思い動揺しつつ、言う通りにして身体を砂地に伏せて)
あれは…歪み…!?
(身体を伏せたまま上を見れば空がヴンッと音を立てて丸くその空間だけが切り取られたように真っ黒な空間が広がる。まるで空にもう一つ真っ黒な太陽が現れたような光景。所持する歪みを検知する水晶が激しく輝き、あれが巨大な歪みであると理解すると同時に、真っ黒な歪みから大規模な魔術を思わせる紫色の魔法陣が展開されその中心から金色をした表面に見慣れぬ淡く輝く紫色の文字が刻まれた先端の尖った杭のようなものが暴れるガイアシザーへと発射され。そしてそれがガイアシザーのすぐ真上に到達した瞬間、それは金色の閃光を放ってガイアシザーの全身を丸ごと飲み込むほどの大規模な爆発を起こし、離れた場所にいるこちらまで激しい熱風が襲ってくれば身体を伏せたまま耐え忍んで。やがて晴れる砂埃、刮目して爆心地見やればそこに居たはずのガイアシザーの姿は跡形もなく砂地がその地点のみ深穴のように大きく深く抉れてしまっていて)
533:
ロズウェル [×]
2024-09-21 18:52:48
な、なんだよアレ!?
(珍しく少しだけ声を荒げたアルバスの様子に気づかないくらい眼前に現れた真っ黒い歪みに驚愕すると、その歪みから放たれる閃光と爆炎に息を呑み。底が見えないほど深く大地を抉った破壊力に背筋が冷え)
アルバス、あんた今のが何なのか知ってるのか…?
(爆音で膜が張ったみたいにおかしくなった聴覚がようやく元に戻ってきて。アスティもどうやら無事な様子を確認すると、少しだけ冷静になった思考が先ほどアルバスが発した言葉を思い出し浮かんだ疑問を素直に口にして)
534:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-21 21:13:21
『災禍の楔…俺はアレをそう呼んでいる…7年前、あの異常な量の魔力を内包した光によって俺の故郷は…』
(投げかけられた問いに正式な名称は知らないながらも、便宜上の呼称を口にして。それが純然たる膨大な魔力の集合体であり、人の居住地を一つ丸々破壊するほどの規模の破壊力を内包したものであるということを示唆するように7年前にアルバス自身の故郷を襲った悲劇を憎々しげに語り、拳を強く握って)
『同様にアレの被害を受けた地域は非公式ながら何例か確認されている…ギルドの連中も嗅ぎ回っているが尻尾を掴めずにいるようだな。だが、ロズウェル…貴様には面白いことを教えてやる…アレに刻まれた文字は…"聖呪語"堕天使共が禁術を行使する時に用いる言語だ』
(話しながらロゼへ向けて一歩、また一歩と歩み寄るアルバス、すれ違いざまにまるで彼が何者であるか全て知っているかのような口ぶりで一つの事実を口にして、同時に彼の相方でもある少し離れた場所で身体の砂を払うアスティの方を一瞥してから感情の見通せない暗く濁った目を向けて)
ロゼ……?
(なにやら少し離れた場所でアルバスと話し込む相方、少し近寄り難い雰囲気をアルバスから感じてすぐには声をかけず身体の砂を払ったりするフリをしながら様子を窺っていたが、次第に雰囲気が重苦しいものになっていけば耐えかねて相方の袖を引いて声をかけて)
535:
ロズウェル [×]
2024-09-22 00:36:17
災禍の…楔…
(アルバスが語った彼の故郷を奪った出来事に共鳴するかのように自身の過去が脳裏をよぎり心臓が早鐘を打って。そして呟かれた"堕天使"という単語に驚愕しながら彼の底の知れない瞳を呆然と眺めて)
…アルバス、お前…。
(相方との旅路で知った二人の堕天使に纏わる出来事、それを知るのは当人たちと自分だけだと錯覚していたのだと、眼前の男の意味深な口ぶりからそう気付かされて。深みに嵌りかけた思考を引っ張ってくれたのは、アスティに袖を引かれる弱弱しい感触。はっとして彼女の不安げな表情を見やり)
アスティ、どうやらカニの餌になるのだけは避けられたらしいぜ。…色々と話したいこともあるが、まずは生還が先だな。俺たちで船を動かすか救助を待つか、二つの線で考えながら何とかしようぜ
536:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-22 01:07:01
そうだよね、砂の上じゃ流石に漕いで……っていうのは無理だしどうすればいいかなー?
(こちらを振り返った相方の表情は若干のぎこちなさはあったものの概ねいつも通りで、安心感からこちらも表情を綻ばせて。相方と神妙な表情で言葉を交わしていたアルバスのことは気がかりだったが、当の彼はといえば既にこちらには関心を無くした様子で先程の爆発でまきあがった砂に埋もれた機能停止状態のソリスの首根っこを掴み引っ張り上げているのが見えて。再び相方の方へと目線戻すと帰る手段について話し合い、船とはいえ水上ではないため以前のように漕いで進むのは無理か、なんてことを口にしながら意見を交わし)
うーん…このまま待つ他なさそうだね……あっ、見て!あれってもしかして、あの騎士団長の乗ってた船じゃない!?
(ああでもない、こうでもないと言葉を交わししばらく時が経つもこれといった名案が浮かばず、一応アルバスにも投げかけてみるも『コイツが目を覚ますまで待て』の一言のみで。どうやらソリスならなんとかなる見立てはあるようだがそれ以外の打つ手はないようで、いつ目覚めるかなど具体的な言及はなかったがこのまま待つしかないかと思い、何気なく周辺に何もない砂漠の風景眺めていると遠目に何かが砂煙りを上げながらこちらへと向かってくるのが見えて、それが大船団の中央にあった一番立派な作りの砂上船、旗艦であることに気づき)
537:
ロズウェル [×]
2024-09-22 22:33:05
中央大陸目指して二人してオールを漕いだのがなんだか随分昔に感じられるなぁ。…ん、あの偉そうなヤツの船かい。
(アスティと話していると少しばかり毛羽立った心が幾分マシになっていくのを感じて。それに輪をかけて子猫のように主人に引っ掴まれるソリスの様子を見て笑っていると、アスティに促されこちらに向かってくる遠くの砂煙を認識して)
おぉーいッ、ここだ~!…すっかり忘れてたが、援軍が全然来なかったな。クソ、あの偉そうな隊長にたっぷり高い酒を振舞ってもらうように文句言ってやるぜ。
(自身が大きく見えるように目一杯身体を伸ばして手を大きく振って。ほぼ壊滅状態となってしまった前線部隊だが、それ相応の報酬の類を受け取らねばと企み)
538:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-23 00:01:43
『おお…よくぞ無事であったな、それでガイアシザーはどこへ行ったのだ?』
(一直線にこちらへとやってきた船が停泊し、スロープより降りてきたダグラスは相変わらず胸を張り偉そうにしながらも、無事に生き残りがいた事を喜び。ガイアシザーの姿形も見えない事に疑問を感じたようで遠くを見渡すように視界を巡らせていて)
討伐されたよ、やったのは私たちじゃないけどね…そんな事より、どうして援軍が滞ったのかの説明が欲しいかな。おかげで生き残りは私たちだけ…事と次第によっては…
『す、すまなかったと思っている…!仕方が無かったのだ、出発前にガイアシザーが異常に活性化しているという報告が入ってやむを得ずだな…』
(不本意な決着ではあったがガイアシザーの討伐は成ったという事実に変わりはなく、それをありのまま伝えると瞳をスッと細めてここに生き残った全員の気持ちを代弁するように毅然とした態度でダグラスを問い詰めて。するとダグラスは思い切り狼狽えながら後続部隊の出撃が遅れた理由を答え、バツが悪そうに目を逸らして)
「なるほどな…恐らくガイアシザーはアレが自身に向けられていることを既に察知し、それ故に凶暴化した…あれは怯えからくる防衛行動だ」
(ダグラスの話しの内容と目の前で起きた出来事、アルバスはそこから総合的に判断して一つの推論を口にすると、得心がいったようでそのままひと足先に船へと乗り込んでいって)
539:
ロズウェル [×]
2024-09-24 00:52:17
よくぞ無事でって…こっちはほんと死ぬかと思ったぜまったく。
(アスティに問い詰められ漏らした言葉尻から、ガイアシザーの不穏な動きを認識しながらも前線部隊をぶつけたのだと理解して。思うところはあるがその辺りも含めて自己責任なイベントだと思うことにして。アルバスが話した閃光と堕天使の下りについては気になるところだが、今は相方共々無事にこのトラブルを乗り越えられたことに安堵して)
アスティ、俺たちもとりあえず船乗ろうぜ。…戻ったらたっぷり報酬の話をふっかけても良いかもしれねぇなぁ。
(やや下卑た笑みを浮かべながら、相方を促しアルバスに続いてスロープへと進み)
540:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-24 05:13:10
うんうん、なんと言っても王国の騎士団長様だしね、沢山せしめちゃおう。結果はどうあれ今回は私たちの手柄だもん、正当な報酬の支払いが無かったとあっては国の沽券に関わる大問題だよ
(今回ばかりは擁護のしようもなく、そもそも人格者とはとても呼べないダグラスの小物っぽさすら覚える言い訳の数々は流石に腹に据えかねているようで相方の言う通りしっかり貰うものはもらってやろうと、こちらもイタズラっぽく笑い小さく肩竦めると皮肉たっぷりな言葉を並べ立てて)
まあ…ロゼも私も、現物よりは大宴会とかの方が、結局楽しいし嬉しいっていうのはあるけどね
(しっかり責任はとらせてやろうという私怨混じりの思考はありつつも、なんだかんだ自分たちは期せずして支援を受けながらの旅となっており、資金源にそこまで困っていないのも事実で、基本的にお祭り騒ぎが好き…と、くれば国を挙げての大宴会を期待しようかなんてノリ良く上機嫌にそう話して片目閉じて)
…そういえば…例の歪みについてはちゃんと報告をあげておいた方がよさそうだよね
(半分本気、半分冗談で相方と共にまたも大きな困難を潜り抜けた喜びを分かち合うその一方、頭の片隅にはちゃんと先程見た真っ暗な空間の広がる歪みに関連する情報はその情報を欲している人物へと抜かりなく届けようと相方にだけ聞こえるよう小声でそうヒソヒソ話しかけ)
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