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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
261:
アスティ [×]
2024-07-27 22:46:44
わかってる…でも、見つけた!ようやく…!あの奥に純血のオーブがある!
(山の内より現れた巨体、その見た目の邪悪さとは裏腹にあれこそがこの土地を、そして宝を守護する存在であろうこと、それが山の内側より現れたことから、山そのものが巨大な神殿や祭壇の類であったこと、自身の中の確信を相方へと伝える。さしずめ、外敵の到来を察して防衛機構が働いたといったところだろう…そして、奴にとっての排除すべき外敵とは恐らく…そこまで考えたところでフッと口元に小さく笑みを浮かべると指輪が鈍く輝き、そして次の瞬間空から猛禽類のような上半身と獅子のような身体を持った見覚えのある魔物が飛来し、金色のモヤに包まれたその巨体の体当たりで龍を思いっきり吹き飛ばし、更には組み伏せて)
ロゼ、今のうちに中へ
(その光景を見ても全く動揺した様子を見せずに、このチャンスに龍が現れた山の中の空洞、その奥へと進むことを淡々と促して)
262:
ロズウェル [×]
2024-07-27 23:50:49
(理解し難い現象を目の当たりにし混乱しながらも、生き延びるために空洞の奥を目指して走り。あれは、間違いなく湖畔の夜に対峙したキメラの類の魔物だった。そして、そのとどめを刺したのはアスティであり、艶かしい輝きを放つ指輪が…)
…アスティ、お前…さっきのは…
(ひとしきり走り、少しずつペースを落としながら自身の混乱を口にして。ここまでの旅路で断片的に心に引っかかっていたあの指輪に関する違和感が思い起こされ、心臓を掴まれたかのように呼吸に重苦しさを感じて)
263:
アスティ [×]
2024-07-28 01:19:42
…そうだよ、アレは私が呼び出した。ロゼだって本当はもう気づいてるんでしょ?…誰だって身近な誰かの裏切りは認めたくないものだよね、そんな筈はない、何かの間違いだ…って。…だからその先に絶望しかないと知りながら全てが思い違いであって欲しいと願い、答えを求めずにはいられない…
(困惑や動揺が綯交ぜになった彼の言葉に足をピタリと止めると、口元に手を当ててクスッと小さく笑うような動作をしては後ろを振り返って。疑問を投げかけている風でいて、実際にはまだ不明な点はありこそすれ大体の答え合わせは頭の中で既に済んでいるのだろう、そんな彼の思考を見透かし揶揄すれば剣を鞘からゆっくりと抜く。それとほぼ同時に自分たちが侵入した入り口の方から全くの無傷のまま先程の龍がこちらを追撃してきて)
いくら魔力を注いでも根本的に格が違いすぎると足止めにしかならないかぁ……。でも、今はロゼと大事な話をしているんだから…邪魔しないでほしいな
(手駒として呼び出した魔物はほんの少しの時間稼ぎにしかならなかった、その事実を受け止めると。指輪に紫色の刻印を浮かび上がらせ、同時に金色の風が吹き荒れると漆黒の翼と緋色の瞳を持った姿へと変わって。すぐ近くにいる彼には目もくれず龍が一直線にこちらへ吐き出す熱線を、彼にとっても既視感があるであろう護りの力を右手に纏わせて軽々振り払って無力化すると、手にしていた剣が変化した漆黒の刀を構え直し、こちらへと向かってくる龍へ向けて地面を蹴って突撃し、上段の構えから一気に振り下ろす。『壊せ・禍つ風』その声に呼応して刀を纏う金色のモヤが一際輝くと刀が触れた箇所がまるで瞬時に消滅するように龍の堅固な鱗の守りなど存在していないかのように、破壊し両断して絶命させ)
ロゼ、これが私の…堕天使アスティナーデ・アルスリア・セレスティアルの本当の姿だよ
(龍を鎧袖一触で葬り、口元に歪んだ笑みを湛えながら彼の方へ真っ直ぐ向き直って、自身の本性と名前を口にするとゆっくり歩み寄って距離を詰めていき)
264:
アスティ [×]
2024-07-28 06:48:15
***
そうそう、もうすぐにわかることだから先に開示しておくとセレスティアル家は天界全体を統べる王家なんだってことをロゼが知ってても知らなくてもおかしくない情報として伝えておくね、後出しだとそれぐらい聞いたことがあったり知っていることにしたかったってなった時に変な感じになりそうだからってことで。
もちろん、天界の王族のことなんて知らんって感じでも何もおかしくないしこの後のリアクションについてはあなたにお任せするね
265:
ロズウェル [×]
2024-07-28 07:03:41
※※※
補足了解!
いよいよ動き出してきたね。
日中、所用で書き込めないため夜にお返事するよ。
266:
ロズウェル [×]
2024-07-28 21:17:02
(アスティの口から告げられる残酷な言葉。不穏な何かがあるのだろうということは、それとなく思っていた。それでも、今まで過ごした短くも充実した旅路の延長であるなら、たとえ二人で歩く地獄でも悪くない、そんな風に思っていた夢物語が一瞬にして打ち砕かれてしまうような、無慈悲な言葉。圧倒的な破壊力を目の当たりしながらも、まだ信じたくない現実を受け入れられずにいた矢先、自身を何度も苦しめた、あの緋色の瞳と漆黒の翼を見せ付けられて、まるで思考が停止したかのようにその目を見開いて。自身の心臓の鼓動の音が聞こえる気がする)
…アスティ、てめぇ・・。
これが…、これがお前の思い描いていた真実だっていうのかよ。
(セレスティアル ―神話や御伽噺のように、子供時代に聞いたことのあるその名を呪文のように脳内で反芻しながら、こちらへ歩み寄るそれに剣の切先を向けるも、そこにはまだ迷いが生じていて)
267:
アスティ [×]
2024-07-28 21:56:39
そう、全部が私の筋書き通り。山賊を利用して手がかりを手に入れたり、正体を隠すために力をセーブして…色々と手間はかかったけどおかげでこの場所に辿り着くことが出来た…ロゼ、あなたのおかげだよ
(ここまでの自分の歩みを振り返るように、噛み締めるように口にしながら、この場所に辿り着くまでの自分の悪行を彼に明かし、何よりも自分の助けになってくれたのが皮肉にも彼だったのだと悪辣でありながらも、どこかいつものような無邪気さも内包した笑みを浮かべながら刀を真っ直ぐ向けて)
そして…最後にこの純血のオーブが完全なものになった時私の悲願は達成されるの。その条件は…自身にとって親しく大事に思う人の血を捧げる事…だから、最後に私のためにここで生贄になってくれないかな?痛くしないように一瞬で終わらせてあげるから!
(迷いの見える彼に対し、純血のオーブが今はまだ未完全な姿であること、そして真価を発揮するための条件が身近で親しい者を殺めるという呪いじみたものであることを話すと、刀を軽々片手で振りかぶり躊躇いもなく振り下ろして)
268:
ロズウェル [×]
2024-07-28 23:13:06
(肉親と故郷を一夜にして奪ったケダモノと、眼前で愉快そうに信じたくない言葉を投げかけるアスティに一致する特徴。その瞳と翼が葛藤する思考にもう認めろと言っているかのようで。それでも、一縷の望みを託して言葉を投げる)
ふん、大事に思う人だって?
笑わせんな、あの化け物がそんな感情持ってたまるかよっ!だからアスティ、くだらねぇことは止め…ッ!!
(容赦なく振り下ろされる刃に剣身が僅かに触れた刹那、その桁違いの重さに腕の骨が砕かれそうになり本能的にわずかに後方に退いて。その威力からして、こちらを仕留めようとする意思に疑いようもなく)
269:
アスティ [×]
2024-07-29 02:38:21
くだらない…っ…!?あなたに何がわかるのっ…私が…どんな想いで今日まで……!
(裏切ったのは自分、だというのにいざ彼から自らの行いに対して否定的な言葉が向けられればこれまでの彼との旅の思い出が去来し、初めは自らの計画の為に連れ添ったはずだった…そんな彼との思い出の中、二人はいつだって笑顔だったのを思い返して表情を歪ませ、苦しげに吐き出すように言い放つと、精彩さを欠き素人のようにただ力任せに激しく刀を何度も打ち付けて)
オーブの力があれば私は間違いを犯す前のあの日に帰れるの…!だから…その為ならどんなものだって切り捨てる…!そう決めたんだからっ…
(オーブの覚醒のためには彼の血液が必要、そのため全てを破壊し消滅させてしまう破壊の力は使えず、純粋な剣術のみで追い詰めようとするが感情に任せ、ただ力任せに剣を振るうだけでは剣の扱いに長けた彼の技量によって均衡状態に持ち込まれてしまうだろう。彼に対する情とその彼を殺さなければ目的を達せられない自己矛盾に更にその動きを鈍らせていき、恐らくその様子は彼の記憶の中にある冷酷な化け物とは激しく乖離した姿に見えることだろう)
──
(かつて、セレスティアルの王女として生まれた自分には剣や魔法の扱いを教えてくれた第二の母とも呼ぶべき存在がいた。彼女はかつては凄腕の冒険者として各地を旅して周り、その後王宮の宮廷魔術師兼教育係として召し抱えられたという。彼女が時々話してくれる冒険譚は王宮での暮らししか知らない身からすれば全てが新鮮で、聞けば聞くほど夢中になり、漠然と冒険者という生き方に憧れを持つようになった。…しかし、自分には王家に名を連ねる者としての役目がある、かつての彼女のように自由に世界を旅して回る事は出来ないと頭では理解していた。だからこそ、話しを聞く事で自らの冒険心を満たしていた)
『アスティナーデ様、冒険に興味がおありなのでしたら一つ、私から秘密の依頼を引き受けてみませんか?』
依頼って冒険者の…うん!やってみたい!私に出来るかな?
『ふふ、何も難しいことはありません、簡単な事ですよ。書庫には王族のみが閲覧できる本棚があるとのこと…そこからこの本を見つけて持ってきていただきたいのです』
……うん、わかった!お父様とお母様に見つからないようになんとかやってみるね
(そんなある日、彼女は自身の冒険心を刺激するような提案をしてきた。ずっと聞かされてきた冒険譚の中に何度も登場した依頼というワードに胸を躍らせ、良くない事と知りながらも彼女への信頼もあって引き受けてしまった。それが災厄の引き金を引く行為と知らず…)
『ふふふ…素晴らしいわ。この力があれば…感謝いたしますアスティナーデ様、愚かで世間知らずな可愛い子…無知というのは罪深いですね』
いたい……いたいよ……ソフィアール……なんで……
(自分から目的の本を受け取った彼女は内容を確認した後、聞いたことのない呪文を詠唱する。その瞬間身体の内側が焼けるような苦痛に苛まれ、これまでに感じたことのない怒り、憎悪、破壊衝動といった負の感情が目覚めるのを感じた。視界が真っ赤に染まり、そしてそこで意識が途絶える。次に目が覚めた時、全身…特に翼が存在していた箇所の激しい痛みに襲われる。ずっと信頼していた彼女がこれまでに見た事のないような悪意に満ちた笑みをこちらへと向けていた)
(後に知ったのは、彼女が執り行ったのは強い魔力と素質を持った天使の翼を媒体として神をこの世に顕現させる儀式であった。そこで彼女はわざと間違った手順を踏み、史上最悪の神と名高い破壊の神である『禍つ風』を呼び出し、その力の大部分を翼ごとその身に取り込んだとのことであった。その後、彼女はなぜか王宮や王都などには目もくれずそのまま何処かに行方をくらませた。そこまでが知り得た情報であった…そして、この身体には未だ『禍つ風』の力の残滓が残っており、事情はどうあれ破壊の神をこの世に放った罪は決して許されることではなく、天界から追放され堕とされることになった。大好きだった両親や王宮に住う人々が失望と化け物を見るような目で自分を見ていた…この日、セレスティアル家の王女アスティナーデ・アルスリア・セレスティアルの存在は歴史から抹消されたのだった)
──
(大切な居場所、自由はなかったけれどあの場所での暮らしは自分にとっての全てだった。帰りたい…そんな想いだけが今は身体を突き動かしていた)
***
例のごとく過去パートが長くなってごめんね、もう少し短めにまとめたかったんだけど、私の力不足ってことで…大目にみてね!
とりあえず、この場面での戦闘は技量方面で勝ち筋を見出せるようにしてみたよ。
270:
ロズウェル [×]
2024-07-29 16:59:47
(圧倒的な力を有しながらも、雑念に囚われ闇雲に叩きつけられる剣を受け流すも、僅かにでも受け方を誤れば致命傷は免れないだろう。しかしながら、記憶にあるあの魔族の残忍な性質、獲物の身体を部分的に欠損させ、激痛と恐怖にのたうちまわりながら死を迎えるその様を楽しむような、歪んだ性嗜好にも似た加虐的なドス黒さを、眼前の彼女から感じるだろうか。そんな懐疑の念を抱きながらも、それでも、こちらへの殺意は確かに感じて)
もういい、それ以上喋るんじゃねえ。
(消耗戦では勝ち目がないのは明白、剣技以外に悍ましい魔力を有する相手の懐に飛び込むことの無謀さは明らかだが、これ以外に策はなく、また自身の思考も限界を迎えると一か八か勝負に出て。最速で踏み出し剣を握るアスティの手首に向けて剣を払うも、そこに叩き込まれたのは刃の背であり、この後に及んでまだ非常になれない弱い心を露呈して)
※※※
長いのは全然大丈夫。
どこかでソフィアールの外観や特徴などをちらほら入れてくれると嬉しい(いかんせん、設定蘊蓄などが好きなので…)
271:
アスティ [×]
2024-07-29 18:25:12
…っ…この期に及んで…!ふふ…ロゼ…、その甘さ故にあなたはここで死ぬ!あなたの大事な仲間から奪ったこの力で引導を…っ
(何故剣が届かない、そんなもどかしさに歯噛みしつつ剣を振い続け斬り結ぶ。次第に冷静さを取り戻し彼の剣の動きに慣れつつあったその瞬間、一瞬自身の反応を上回る動きを見せたことに驚き半歩後ろに引く。勝負をかけた一撃、それが自身への情けをかけるものに気づいた瞬間、こちらは本気で殺しにかかっていたというのにこの期に及んで何故、と理不尽な怒りが込み上げてくれば明確な敵意が再び込み上げ今度こそは本気で仕留めると指輪を輝かせ彼にとって大事な存在から奪った護りの力でその一撃を弾き返し、返す刀でトドメを刺そうとするが…)
なっ……そんなことが……!
(その護りの力は彼の一撃に対して機能することなく、防御のために構えた指輪を嵌めた右手を彼の剣が打ち抜き、その衝撃で指輪が砕け散って。予想だにしなかった展開によろよろ後ろに後退し、右手を押さえながらガクッと膝をついて)
……そっか……全部、受け入れていたんだ……羨ましいな……私にはもう何も……
(彼の一撃に対する守護の力が機能しなかった理由、それはその力の持ち主が無条件で彼を信じ受け入れていた、それ故に彼を阻む護りの力は必要なかったのだと理解して。そんな風に信じ合える者がいる、そんな彼を羨んで。自分は目的を達することも叶わず自分を相棒と呼んでくれた彼との絆も自身の裏切りによって失ってしまった、もはや自分に残されたものは何もないと声を震わせて)
***
ソフィアールは私たち共通の因縁の相手として一応この先また登場させる予定なんだけど、その前に容姿とかを知っておきたいってことでいいのかな?勝手にロゼの故郷を滅ぼしたのもソフィアールってことにしちゃうつもりなんだけど、問題ないかどうかも聞かせてね
272:
ロズウェル [×]
2024-07-29 22:32:44
(自身でも想像すらしなかった出来事に目を見開くも、蹲る彼女に向けた切先は逸らさずに)
…二つ答えろ。
リリィは…妹は美味かったか?
ルーシエンを…殺ったのか?
(そこだけは有耶無耶にできず白黒付けなければならない問いを、胸を締め付けられるような思いで問う。その答えを聞いたら自分はどうなってしまうのだろうか。理性は今すぐとどめの一撃を叩き込めと警笛を鳴らすが、問わずにはいられず)
※※※
あ、書き方が悪かったね。
追々登場する際に、少しずつどんな人物なのか深堀していく感じで構わないよ!
こちらの過去に関与しているで大丈夫だけど、シリアス展開のノリでだいぶ血生臭い描写を多くしちゃったから、その辺りはイメージと違ったら修正していってくれて構わない(さすがに臓物までは食わんだろ、的な
273:
アスティ [×]
2024-07-29 23:31:08
私はロゼの故郷でのことは知らない…今更信じてもらえないかもしれないけど…ルーシエンも力を奪ったから衰弱はしていると思うけど怪我はさせてないし生きてる…
(もはや完全に戦意はなく、地面にへたり込んだまま彼を真っ直ぐ見上げれば、彼の故郷でのことは前に彼自身から聞いた内容でしか知らないこと、ルーシエンは負傷はさせずただ力のみを奪っただけで済ませたことを正直に話して。だからと言って到底許される裏切り行為でないのはわかっており、顔を伏せて)
私は…目的のためならどんな悪辣なことでもしてやろうって思ってた…だけど…心のどこかでその決意にも翳りがあったんだね…本当に虫のいい話だけどロゼに恨まれるのが、嫌われるのが怖かった…こんな半端な覚悟じゃ全てを失ってもしょうがないよね…自業自得だ…
(彼にぽつぽつと自分の過去について話し始める、そして純潔のオーブのあらゆる性質を無に返す力を以って自らの罪を洗い流し、再び故郷に帰ることを画策していたのだとこの旅の果てに何を成そうとしていたのか包み隠さずに話して。しかし、彼と出会い共に旅をするようになって、本当にそれが自分の願いなのかわからなくなり、自分を相棒と呼んでくれた相手に失望されたくないという自らの目的とは相反する自己矛盾を孕んだ考えを持つようになってしまったのだと涙ながらに言葉を紡いで)
***
なるほど了解だよ!それなりに長い因縁になるだろうから少しずつ開示していくね
ちなみにソフィアールは倒すべき敵として、同情の余地なし、倒しても全く心が痛まないぐらいの大悪党として作ったキャラだから、それぐらいのことは躊躇いもなく平気でするイメージだったりするよ
274:
ロズウェル [×]
2024-07-30 17:17:49
(重苦しい雰囲気のなかアスティが話した過去。彼女が言うようにこれまでの悪行が正当化されることはないだろうが、抗いようがなく一夜にして人生の全てを奪われるという自身を苦しめたものと同じ境遇を思い、暗い影を落とし剣を納めて)
自業自得かどうかは俺は何も言えない。
だがな、いくらでも言うタイミングはあっただろうに。何が相棒だ、馬鹿野郎。
…まぁそれは俺も同じか。
お前の苦悩に何にも気づかず、相棒面していた馬鹿野郎だよ。
それにな、仮に目論み通りオーブの力で無かったことにすることができたとして、お前さんにとって本当に幸せなのか、俺にはわからん。…謂れのない罪じゃねぇのかよ。
275:
アスティ [×]
2024-07-30 18:55:06
ごめん…ごめんなさい…!
本当はね…もう天界に帰れなくてもいいかもしれないって、思った事もあったんだ…あなたともっと世界中を旅したい、冒険者として生きていくのもいいかもしれないって…でも、自分がこれまで積み重ねてきたものを今更全て手放す勇気はなかったんだよ…
(こんな自分を突き放すのではなく叱ってくれている、かつての仲間に酷いことをした自分を恨んだとしてもおかしくないというのに厳しくも優しく諭してくれている、そこでようやく初めて自らの過ちを認めると彼に対する謝罪の言葉を口にして。自分にとっての本当の幸せとはなにか、いつしかそれについて自分で考える事を放棄して天界に帰ることこそが自分の全てだと信じ込ませていたと自らの中の弱さを吐露して)
276:
ロズウェル [×]
2024-07-30 21:28:10
別に説教垂れたいわけじゃねーって。
俺だってそんなこと言えたもんじゃないからな。だけどよ、お前さんがどう思ってるが知らねーが、俺はこの旅の相棒はお前さんだと思ってるんだよ。
それに、何も天界の暮らしを諦めろって言ってるんじゃねぇ。他にもやり方があるかもしれねーだろって思っただけさ。
(少しだけトーンを柔らかくして、自分の思うところを遠慮なく好き勝手に呟いて。一呼吸置いて一歩前に出ると、無造作に手を差し伸べて。こんなもんで諦めたわけじゃないんだろと無言で問いかけながら)
277:
アスティ [×]
2024-07-30 22:01:52
ロゼ…いいの…?私、まだあなたの相棒で居ても…
(差し伸べられた手と彼の顔とを見比べて、彼の表情が今までの旅で苦楽を共にしてきた相方としての優しさや温かさを内包したものであることに気づくと真っ黒に染まった翼と緋色の瞳は元通りの色へと戻り、涙を目いっぱいに貯めてふるふると身体を震わせたかと思うと、勢いよく飛びつくように抱きついて)
ロゼ…!私も…私もあなたの相棒で居たい…!まだまだ一緒に旅をしたいよ…!
(相方の背中へと手を回し、身体を密着させたまま子供のように泣きじゃくりながら、今度は自らの意思で心のままに今の本当の願いを口にして)
278:
ロズウェル [×]
2024-07-30 23:33:39
(密着するアスティの身体の重みを確かに感じながら、自然とその髪を撫で落ち着くのを待って。いつかこの決断を後悔するような残酷な出来事があるのだろうかとふと考えるも、なぜだかこうする以外の自分の姿は想像できず、考えるのをやめて)
…さてと、泣いてる暇はねぇぜ。
考えなくっちゃならないことはいくらでもあるんだ。
アスティ、次はどうする?
(少し急すぎるような問いかけだろうかと思いながらも、いや、この相棒ならきっと考えを聞かせてくれると確信しながら、いつものようにこのパーティのブレインである彼女に意見を求めて)
279:
アスティ [×]
2024-07-31 02:19:21
そうだよね、冒険を続けるなら次の目的がなくちゃだよね!…それなら…この中央大陸を端から端…反対側まで横断したいかな、もっと色んなものをこの目で見てみたいんだ、広いこの大陸でならきっと沢山の未知に出会えるかなって
(相方から離れ、まだ少し赤い目をしながらも普段の調子に戻り、明確な目的はないがこの大陸を縦断したいと冒険心に満ちた自分の願望を口にして。探究心を満たすための冒険の中でまた新しい目的も見つかるかもしれない、無計画ではあるがそれがいいと真っ直ぐ相方へと笑いかけて)
…と、旅立ちの前にこれ…ロゼが持っててくれないかな?私の翼の欠片から作り出した『禍つ風』の威力を顕現させるための神器…『禍つ風』の残滓はもう力を使い果たして空っぽだけど、私が堕天する前に切り離したものだからかつての私の力はしっかり残っているしそれなりに役に立つと思うんだ
(この旅の次の方針を伝え終えたところで思い出したように、先程まで自身が振るっていた真っ黒な刀身の刀を拾い上げると相方へと差し出す。それがどういった経緯で作られ、害を成す悪神の力は既に中には残っていないと説明を添えると、その言葉通り真っ黒な刀身が少しずつ白銀になりはじめていて)
聖なる性質を持ったそれは堕天使の私には扱えないから、ロゼが使って。…これでも私は治癒と浄化の炎の魔法の使い手だったんだ。永劫回帰の尽きざる炎…不死鳥の伝説を体現した魔法の力、その力がこれには宿ってる。名前は、そうだなぁ…『穿ち焔』にしよう。ロゼ…どうかな?私の力、受け取ってくれる?
(純然たる聖の力を持ったそれを今の自分には扱えない、本来の自分の力を自分自身が扱えないというのは皮肉な話ではあるが、今の自分にはその力を託すに足る相方がいる、そのことのなんと幸せなことか、そんなことを考えながら自分がかつて扱っていた力の性質を相方へと説明し、刀へと独特のセンスで名付けては、改めて自分の一部を他でもない相方に託したいのだと微笑みながら小首を傾げて)
***
突然の強引なパワーアップイベントを挟んじゃったけど大丈夫かなー?
とりあえず所有者になってもらう前提で本編の説明だけではわかりにくい『穿ち焔』についての詳細を↓に書いておくね。
名前の読みは『うがちほむら』能力の治癒については翼の欠片から生成されたものであるため不完全で欠損も含め、致命傷以外の傷なら大体一瞬で治せるが力を行使すると、後述する浄化の炎の力も含め全ての攻撃能力を10分間失う(刀身部の切れ味も完全に失われる)。もう一つの浄化の炎は文字通り炎としての性質と不浄なものを祓う性質を併せ持つ青白い炎(実質大体の魔物への特効)。刀を振るって炎を放ったり刀身に纏わせて切り掛かったり応用は効く。尽きざる炎の説明通りほぼ無制限に放てるが使用時に持ち主の体力を少し借りて放つため、あまり連射すると後々酷い脱力感に襲われることになる。能力抜きにしても切れ味は最高峰で技量さえあれば鉄すら斬ることが出来、刃こぼれもまずしない。
補足説明はこんなところかな?他に不明な点があればなんでも聞いてね!
制約はつけてもこれでもまだ強すぎるかなってぐらいのチート武器だけど私たちの絆の証ってことでここは一つ。
それに、これぐらいしても問題ないぐらいには『禍つ風』本体を持ったソフィアールは強大な敵なんだって解釈してもらえればいいかな
280:
ロズウェル [×]
2024-07-31 22:46:32
中央大陸横断…りょーかいだ。
標なき大地を進むとするかね…!
(出会った頃のような彼女の明るい声に、自然と笑みを浮かべて。結果的に大暴れしてしまったので、モルドールに戻るのは少し考えた方が良いかも知れないと、やや苦笑いしながら話して)
穿ち焔…、俺が使いこなせるかどうかわからんが、ありがたく受け取っておくぜ。
堕天使が扱えない聖なる力…か。
…俺も聖人君子ってのには程遠いんだが、どうやらぎりぎり及第点はもらえたようだぜ。
(手渡された刀を受け取り、その刀身を眺めるように水平に構える。僅かに浮かぶ青白い炎を眺めると、自身の心身に刀が呼応するような不思議な感覚を覚えて。
今までの人生における少しばかりいかがわしい行い、若気の至りのあんなことやらこんなことを刀に見透かされるんじゃないかと少し焦り相方から顔を背けるも、どうやらその点は大丈夫そうだと安堵して)
※※※
今回のイベントについても了解!
シリアス~バトル展開(相対するものの性質上、どのくらいチート感が出るのか、とかも)の割合が難しいなぁと思ってたんだけど、のんびりしたイベントも挟みつつ進めていけるといいなと。
シリアス、ダークな展開も好きなので、プラトニックな想定だった元同僚をすっかり元カノ(しかもドロドロ)に仕立ててしまったこちらが言うのも、あまり説得力ないかもだが・・・笑
シリアス展開も好きだし、明るい冒険展開も好きなんだよね。
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