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天からの祝福の鐘は永遠に【NL】/530


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自分のトピックを作る
241: アスティ [×]
2024-07-25 01:34:33

私も流石に疲れちゃった、あんまり息つく暇もなかったもんね
(相方と同じく今回の旅はなんだかんだ移動に次ぐ移動で疲れたと、旅疲れだという相方へと理解を示し同意して。ひとまず城下町の大通りにある優良そうな宿の部屋を適当に見繕えば、早々に荷物を下ろしてベッドへダイブして)

明日はいよいよあの場所について何かわかるかもしれないんだよね?…まあ、もし私の推理が正しければ他の問題がまた生じてきそうだけど
(あの場所について心当たりがあるかもしれない人物へ会うための紹介状は今、手元にある。そして明日にでもその人物から有力な手がかりが得られるかもしれないと期待を胸に、ベッドにてうつ伏せに寝そべったまま口にして。とはいえ、情報を得られたところで、純血のオーブがこの国の管理下にある場合二の足を踏む可能性もありそうだと小さくため息吐いて)

242: ロズウェル [×]
2024-07-25 02:24:14

ここまで来たんだ、何かしらの手がかりは掴めるさ、きっと。
さて、明日も色々とありそうだな。今日は早めに休むとするかね。

(荷物の整理や食事、身支度などをしたのち、アスティの声を聞きながら同じくベッドに寝転んで、のんびりと目を瞑れば比較的すぐに眠りに落ちていき。
暗闇に落下していくような錯覚。何度目かの同じ夢を見ている自分自身に気付くと、抗いようもなくあの忌まわしい光景が広がって。

――およそ10年前
(三つ歳の離れた妹の誕生日を翌日に控えた日の夕方、ささやかなパーティの食材を買い込み隣町から戻ったときには、村は既に火の海と化していた。黒煙と灼熱の空気を吸い、咳き込みながら放心したように変わり果てた村内を歩く。井戸端の地面を流れた血が赤黒く染め、見知った顔の無数の屍が折り重なるなかに、妹リリアーナの亡骸を見つけて。長い黒髪と透き通るような白い肌は生前のままに、噛みちぎられた下腹部から喰いかけの臓腑が引き摺り出され、恐怖と絶望がその死に顔に刻まれている)

…リリィ……ッ!!!
(小さくその名を呟いた後、言葉にならない悲鳴のような絶叫とともに落ちていた剣を手に取り村の奥に駆け出すと、燃え盛る業火の中にそれを見た。緋色の瞳と漆黒の翼を持ち、気だるそうに人語を操りながら立ち去ろうとする魔族の姿を。剣を握りなおし距離を詰めようとした次の瞬間、大柄な男に掴み掛かられ)

バカ野郎、死にてぇのか!
…こっちに気付いてないんだ…わざわざ殺されに…いく奴があるか
(大きな拳で容赦なく顔を殴られると、地面に崩れ落ち口の中に砂と鉄の味が広がり。幼くして両親を亡くした兄妹に何かと世話を焼いてくれた家具屋の主人に手を引かれ、少しでも遠くへ逃げるべく夜の森を彷徨う)

…いいか、隣町まで…、このまま森を進め。
大丈夫、あいつ等はもう…、いいか、逃げるんだ、ぞ
(呼吸を荒くして倒れこむ男。そのときようやく、彼の片腕の肘から下が捩じ切るように引き千切られ、右の眼球が丁寧に刳り抜かれていることに気付いて。息絶えた男の真っ黒な眼窩に底なしの闇を感じ、麻痺していた意識がようやく動き出すと、一夜にしてすべてを奪われたことを理解し、絶望に泣き叫んで)
――

ッ!!!
(真夜中、絶叫しながら目を覚ますと、脂汗で濡れた上半身を起こし、乱れた呼吸をゆっくりと整えて)

※※※
書き出したらやたら長くなってしまいすまん。
第二幕が大きく動く前に、過去話を入れておきたくて。
無闇に残酷だったりインモラルな方向に進めたいわけではないのだが、少しずつシリアスな展開も出てきたこのお話、サイト規約に抵触しないようにバランス取りながら、少しこちらの過去などの設定を入れたり弄ったり(今までの話に大きな矛盾は出ない範囲で)があるかも

243: アスティ [×]
2024-07-25 03:48:51

……ロゼ、大丈夫?嫌な夢でも見たの?…ふふ、ビックリした?私も、今日はなんだか眠れなくて
(窓から差し込む月光、窓際に佇み、光へと翳すよう伸ばしたその手には妖しく指輪が輝いている。耳に届く相方の悲痛な叫びを聞き手を下ろすと、身体は窓の外を向いたまま横顔で振り向いて彼を案ずる言葉を投げかける。その声は仲間への気遣いという内容に反して、アスティという少女と長く慣れ親しんだ者にはどことなく予め用意しておいた言葉を読み上げているかのような違和感を感じられるかもしれない。月の光の下、その横顔は彼の位置からだとちょうど顔の部分に影がかかって見えているはずで、表情を窺い知ることは恐らくもっと近寄らなければ困難であろう。そして、彼からはきっとこんな夜中に起きて何をしているのか、自分に対して当然の疑問を投げかけてくることは想像に難くなく、それを見越して用意しておいた言葉を吐き、ここにきてようやく声にいつものような、らしい感情を滲ませて)

***
すごいバックグラウンドだね、長いなんて少しも感じずに興味深く読んじゃったよ!
私としてはダークでシリアスな展開とか過去の話を読んだりするのも大好きだから、これからもあなた自身が必要だと思ったら、長さの心配とかはせずどんどん好きなように書いてくれたら嬉しいよ

244: ロズウェル [×]
2024-07-25 08:31:47

(普段なら彼女の行動の不自然さに気がつくのかもしれないが、その余裕はなく辛うじてアスティが起きている、ということを認知したくらいで)

あ、あぁ、夜中にすまねぇ。

たまたま久しぶりだったから、ちょっとみっともねえ声出しちまったよ。
少しだけ、夜風を浴びてから寝ることにするよ。
(思えば今まで自身のことをあまり話したことがなかったなと、過去の出来事の要約を伝えて、一人宿の外に出歩き。
忘れたい過去がこの地で再び鎌首をもたげたのは、決して偶然ではないのだと諦めたように悟りながら、見知った路地をゆっくりと歩いて。――― ルーシエン)

…変わらねぇな。
(たかだか数年程度では、その景色は大きな変化はなく、まるで昨日のことのように情景が思い起こされる。
長い黒髪と華奢な白い手足に亡くした面影を重ね、自然と目で追った。気づけばその愛らしいグレーの瞳に焦がれ、すぐにお互い惹かれあうと、倒錯した情欲に駆られ身体を重ねるのに時間はかからず。だがその関係に深く溺れるほど、悪夢に苛まれる日々は続いた。いよいよ気が触れる一歩手前、その歪んだ関係を断ち逃げるようにして中央大陸を去った)

…。
(記憶に蓋をするだけでは、全くもって意味はないのだと自嘲すると、この旅路であれらの出来事を、納得はできずともせめて理解はすべきだと、月影が白く照らす夜の風を浴びながら静かに思って)

~う~ん、もう朝かぁ。
アスティ、起きてるかい?昨日はバタバタとごめんな。
さて、今日はお件の宝に近づくぜ!
(宿に戻ったその後は幸い静かな眠りを取り戻し、差し込む朝日で目を覚ますといつもの様子で相方に声を掛けて)


※※※
ありがとう!
一旦、過去話はひと段落で現在に戻ってきたよ。
引き続き、よろしくな!(こちらも蹴り可)

245: アスティ [×]
2024-07-25 14:56:37

(彼の過去に暗い影を落とす黒い翼に緋色の瞳を持ち人の言葉を話す魔族、自身はその特徴を持つ者に一つ心当たりがあった。天界で生まれながら黒い欲望と野心に染まり自らその身を闇に委ねた大天使。風貌だけであれば他にも同じ特徴を持つ者もいるだろう、しかし彼が語ったその存在は人語を話すのだという。そして彼の故郷が破壊されたのがおよそ10年前…彼女が自分の前から姿を消した時期ともちょうど一致する、それら全部が単なる偶然の一致とは思えなかった。途中口を挟むことなく彼の語る全てを聞き終えると、夜風を浴びてくるというその背中を見送りベッドへと倒れ込む。自身にとって忌々しくもあり、温かくもあり、そして決して忘れ得ない痛み…)
違う……!違う……!私はただ……!お父さん、お母さん……みんなっ……
(自分の愛した場所、愛した人それら全てがたった一晩にして失われた、何も知らなかった…誰よりも敬愛していた彼女を信じ、言われるがまましたことがこのような結果を招くなんて考えもしなかった。無知である事は何よりも愚かな罪である…あの日突きつけられた言葉が、罪が今もこの身を焼き焦がし続ける…)
……でも、ようやく……帰れそうだよ……ふふっ……あはははっ……
(しかし、そんな苦しみからもやっと解放される、この旅の果てに自分はようやく救われるのだ…。だというのに、心は晴れない…頭にちらつくのはここまでの旅路を共にした相方の顔。わかっている、自分は彼に絆されてしまっているのだ、これまで自分が信念を持ってやってきたことの根幹が揺らいでいるのだと…。枕へと顔を押し当て、一人静かに泣き声とも笑い声ともつかない声をあげるのであった)


ううん、気にしないで。ロゼがいつもの調子に戻ってよかった、それじゃあお宝目指してしゅっぱーつ!
(自身もまた、昨晩の出来事を引きずることなく普段通りの調子で相方へと微笑みかけると、元気よく拳突き上げ出発の号令をかけて)

***
私からも核心に触れる部分はぼかしつつ過去を挟み込んでみたよ。黒翼の魔族設定を残して欲しかったのは私の過去にも絡ませたかったからなんだ。ちなみに、最初から私ともう一人堕天使を登場させたいと思っていたから、黒翼の魔族に関する設定を聞いた瞬間、これだ!って思うと同時に少し驚いちゃったのは秘密。

…と、また語り出したら長くなっちゃった。
とにかく、今後ともよろしくね!

246: ロズウェル [×]
2024-07-25 19:25:01

(見知った城下町を練り歩くも、数年前の一傭兵を覚えている者はおらず、旅人の部類と変わらないようで。時計塔を護る翼竜がデザインされた噴水で一息ついて)

参ったな。意外とよそ者には厳しいらしい。
ぐぬぬ…
(持参した紹介状を片手に城内の関係者に面会を願い出るも、門前払いされ今に至って。苦々しい表情で次なる作戦を考えていると、同じく噴水で一休みしている穏やかそうな老人に気づき)

…よぉ、じーさん、久しぶりだな。未だに現役とは、恐れ入ったね。
(懐かしいその顔は、かつてここを訪れた際に宮廷庭師をしていた老人であり、その仕事道具から今なお現役であることが見えて。老人はこちらに目をやると、アスティの姿に驚いた顔をした後、懐かしそうに笑って)

『あんたは確か、この間の魔族を討伐した騎士団に居た青年だね。剣の腕前もなかなかだったが、楽器が上手かったなぁ。それで覚えているよ。お連れさんは天使様かい?』

※※※
ほんとに偶然だけど、お話への親和性が高い設定でよかった!

247: アスティ [×]
2024-07-25 20:17:03

おじいさん、初めまして!私は天使のアスティ、よろしくね!
ねえねえロゼ、このおじいさんは誰?
(彼の知人なのだろう、親しげに声をかけた老人の視線がこちらへと向けばにこやかに人当たりのいい笑顔を浮かべて名乗り。二人はどういう関係なのだろうと疑問を抱きつつ相方の方を見やり、興味深そうに尋ねて)

248: ロズウェル [×]
2024-07-25 21:30:52

おぉ、わりい、話しこんじまったな。

このお方こそ、この王国一の刃の遣い手、宮廷庭師のエルロイ様であ~る。
(自身の名前を告げたアスティに穏やかな微笑を向ける老人を、謎のテンションで紹介して。その姿はまるで孫達に囲まれる祖父のよう)

『ほう、やっぱり天使様なんだね。この歳で初めてお目にかかったよ。こんな辺境の国になんの御用だい?』
(老人は静かに、しかししっかりとアスティの青い眼を見つめて問いかけて)

249: アスティ [×]
2024-07-25 22:27:41

わっ、凄い人なんだね!
私、純血のオーブを探しにこの国へ来たの。純血のオーブの手がかりがこの国でならもしかしたら見つかるかもしれないってロゼが教えてくれたから、それを頼りにここまで来たんだ
(この歳で未だに現役で庭師を任せられているというのはよほど腕が良く信頼もされているんだろうと理解し、相方による芝居がかった紹介も熟練の職人という意味で考えればあながち大袈裟ではないなと納得すれば、キラキラした目でエルロイを見やって。真っ直ぐこちらを見透かすような目、下手なフェイクは通用しないと直感的に理解し、どのみち目的の物についても隠し通したまま話しを前に進めることは出来ないと判断し、一切の嘘偽りなくここへ来た目的を話して)

250: ロズウェル [×]
2024-07-25 23:29:54

(アスティの素直な反応に少しだけ驚いたような表情を浮かべた老人は、すぐに破顔し声を上げて笑った)

『別に何も凄いことはないさね。純潔のオーブ…生憎その名前には覚えがないがね、儂が子供の頃、爺様から聞いた竜の神様と宝珠の話に似ているなぁ』

(アスティの補足説明などを聞き、遠い昔を思い出すように老人は語り。モルドールの北側に位置する山脈、滅びの山。その地に伝わる竜の神と宝珠の伝承を、親子以上に歳の離れた二人に伝えて)

…アスティ、どうする?
正直信憑性はなんとも言えないと思うが…。
(少し離れて相方と小声で相談して)

251: アスティ [×]
2024-07-25 23:52:52

北側…滅びの山かぁ…位置関係はドンピシャ、かな?手がかりがあるならとりあえず動いてみない?もし、アテが外れてもその時はその時、また探せばいいもんね
(真偽の程は不明ながらも、ひとまず手がかりらしきものは意外な方面から得られて、地図上の位置関係ともひとまずは重なることを確認して。伝承という不確かなものを信じても無駄足になる可能性は全然あるものの、少しでも可能性があるなら行動したいという意思を示せば、仮にアテが外れてもそれならそれでまた旅を続ければいいと前向きな考えで)
ねえ、その滅びの山には誰でも足を踏み入れたり出来るのかな?
(とりあえずその場所を目指したい、そんな意思を示した上でエルロイへとその滅びの山が国有の禁足地などであったり、そういうことはないかを尋ねて)

252: ロズウェル [×]
2024-07-26 20:09:50

『今はもう、あそこで何かする物好きもいないだろうねぇ。昔は神様の伝承に準えて、色々な事が行われたいたようだがね。さて、それじゃ、そろそろ仕事に戻るとするよ。時間ができたら、お城の庭園を見においで』

(それがどれくらい昔なのかは想像もつかないが、今はもう名前の通り人の寄り付かない状態となっているらしい。午後の仕事の準備に向かうという老人を見送り、相方との相談を続けて)

まぁ他に当てもねぇからなぁ…しかしこうなるとアスティ、お前さんの勘と方向感覚が頼りだぜ。

253: アスティ [×]
2024-07-26 20:44:24

なるほど…ありがとう!お仕事頑張ってね
(好意で惜しみなく知る限りの情報を与えてくれた心優しき老人へと感謝の言葉を述べ、これからまた城での勤めだというその背中に大きく手を振り、後ろ姿を見送ってから相方へと得意げな笑みを向けて)

任せておいて!もう大体の位置関係は掴んでるから。後は、この迷路のような地形だね…きっと例の山の奥地にこういう遺跡…?のようなものがあると思うんだよね
(ここまでの手がかりから自分たちが目指す場所は既にある程度理解しており、どちらかといえばその山の中にあると思われるオーブの在処として記された特殊な地形を踏破することの方が大変そうだと、魔本のページを開いて顎先に手を当てつつ真剣に考え込んでいて)

254: ロズウェル [×]
2024-07-26 23:16:28

(この旅で何度も見た相方の得意げな笑み、そして一見直感的なようで、幾つかの要素から理詰めで結論を導き出すクレバーな思考を、今ではすっかり頼もしく感じて)

なるほどな。
な~に、ちょいと馬車の移動ばかりで足腰が鈍ってたところよ。少しくらい足場が悪い程度なら、お前さんを担いで進むくらい、わけないね。
(この地に近づくにつれて鳴りを顰めていた軽口も自然と飛び出し、出発はいつでも大丈夫だと示して)

255: アスティ [×]
2024-07-27 01:49:09

ふふっ、ロゼったら…それならお言葉に甘えて本当に担いでいってもらっちゃおうかなー…なんてね!
(過去の話しをしてくれた時のような、翳りのある表情をしていた彼の姿はすでにそこにはなく、いつものように調子の良い軽口を叩く姿を見て安心すると同時にクスクス笑いが漏れて。そんな安請け合いをするなら本気で甘えてしまおうか…と冗談めかし、肩を竦めて)

…ロゼ、ここまで本当にありがとう。あともうちょっと、頼りにさせてね!
(純血のオーブを追い求めてきた旅路の終わりの予感に、楽しげに笑っていた表情から一転し、いつになく真面目な表情でここまでの旅路をサポートしてくれた相方へのお礼をストレートな言葉で述べ。それから再び表情を緩めると、拳をグッと握って相方に向けて突き出し、目的地へ向けて出発する前にグータッチを求めて)

256: ロズウェル [×]
2024-07-27 10:25:04

(件の品を求める理由は、敢えて今まで尋ねなかった。それにいよいよ近づいた今、相方の表情の変化を冷静に見てとると、これまでの旅路とその結末に、何かしらの思いがあるのだろうと無言で察して。だがそれを聞くのは野暮ってもんだ)

任せとけ、お前さん一人を支えるくらい、朝飯前だよ。
(少し照れ臭さを感じながらも、こつんと互いの拳を小さくぶつけて、ゆっくりと歩き出して。いつの日かこのとき拳が触れ合った感触を思い出すときが来るなかなと、なんとなく思いながら)

257: アスティ [×]
2024-07-27 13:54:52

すごい荒れ放題だね、本当にここにはもう誰も足を踏み入れてないんだ。…滅びの山かぁ…昔はここで祭事を行っていたって話だけど、そんな風にはとても見えないね。…あっ、ロゼ、あれ見て!
(山を目指す道中、段々と辺りからは植物や生き物の気配が無くなっていき、すっかり荒廃しきった土地が広がり。山の麓付近へと辿り着くと何やら沢山の建物のような残骸などが散乱しているのに気づいて指を差し、駆け出し)
…これは、昔はここに集落があったってことなのかな
(人の生活の痕跡らしきもの、何があって廃れてしまったのかは不明だがここにはかつて人の暮らす集落があったであろうことが読み取れて、興味深そうに周辺を見て歩き)

258: ロズウェル [×]
2024-07-27 19:34:33

(荒れ果てた土地。陽光が差し込まないような深い森とは異なり、生きようとする生命力の気配自体が希薄な死を感じさせる退廃的な空間を、ぽつりぽつりと言葉を交わしながら進んでいって。ふと相方が見つけた朽ち果てた残骸を見て)

…そういうことかね。
しかし、この状態だと宝珠を奉っているような施設がそのまま残っている可能性は低いんじゃないか…?少なくともこの辺りには。
(しゃがみ込み、建物の残骸と思しき欠片を手に取り、観察して。そして集落があったとしても、それがなぜこのような状態になってしまったのかと、不穏な雰囲気を感じて)

259: アスティ [×]
2024-07-27 20:55:26

そうなると、空振りかなぁ?私の勘がここは怪し……っ!な、何の音!?
(確かにこの有様では、とても目的のものをこの場所で見つけることは困難かもしれない、アテが外れた事を残念がるが、どうにも諦めきれないともう少し何か手がかりがないか探し始めようとしたその時、山の方から激しい地響きが聞こえてきて)
ロゼ!危ない!
(何度も何度も激しく空気を震わすような轟音、そして次の瞬間山の麓辺りの岩壁が熱膨張を起こして破裂し、内側よりまるで大地を両断するような激しい熱線が放たれれば、相方へと体当たりして真横に突き飛ばし、共に地面を転がって)

(崩れた岩壁の奥、滅びの山の内側が大きな空洞になっていたようで、その中よりこちらをギョロリと一つの眼光がこちらを覗き。のしのしと日の下へと進み出てくれば次第にその姿があらわとなって。背中には一対の青黒い蝙蝠のような大きな翼、全身が鱗に覆われていて鋭い鉤爪のついた腕、巨体をたった2本で支える太い脚、長く太い尻尾という翼竜の類ではない伝承の中の龍のような姿をしており、何より特徴的なのは長い首の先の顔にあたる部分、無数の鋭い牙の生えた口の上にある大きな単眼で、その瞳はギョロギョロ動き、なんとも不気味な雰囲気を醸し出していて)

260: ロズウェル [×]
2024-07-27 22:06:01

(大地を揺るがすような地響きを訝しんだ直後、アスティの捨て身の体当たりに身体のバランスを崩して地面を転がりながら、自身のすぐそばを突き抜ける灼熱の波動に息を呑む。立ち上がり剣を抜くも、その巨大な竜の禍々しくすらある圧倒的な破壊力に、まるで瞬時に暗雲が周囲を包み込んだかのような不安と寒さを覚えて)

…アスティ、あれはやばい。
火力もそうだが、あの硬い鱗に剣で挑むのは自殺行為だぜ。
(手練れの魔法使いと組んだとしても、小型の翼竜を相手にするのが手一杯、先ほどの吐き出された高圧縮の火炎や、その膂力による打撃をまともに食らえば即死は免れないだろうと、戦術を考えながらも明らかに分が悪いことを伝えて)

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