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天からの祝福の鐘は永遠に【NL】/474


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自分のトピックを作る
455: ロズウェル [×]
2024-09-03 21:38:02

おわっ、へへ、さっすが!
(相方の声と同時に身体を落とすようにしゃがみ込むと、ぶん回された大鎌の破壊力を唖然として見つめて。親玉を含む残党を木っ端微塵に吹き飛ばしたようで、ゆっくりと起き上がり周囲を見渡して)

全部片付けたみてーだな…。しかし、トラップや敵、この迷宮を作ったヤツはなかなかの曲者だなぁ。よし、気合入れていくぜ。
(立ちはだかる門番のような甲虫達を撃破し、奥へと続く道をゆっくりと進んでいき)

456: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-03 22:04:46

そうだね、絶対二人でここから生きて脱出しよう!
(過剰にも思える防衛線、明らかにこの場所の中枢に近づいていっている証だろうと確信を抱き、この先更なる危険が待っているであろうことが予測されるが二人で無事にここを脱出しようと改めて決意表明し、意気揚々と相方の横を歩き)

…!行き止まり…?…じゃない!ロゼ、これって…
(しばらく進むと通路が途切れ、そこは切り立った崖のようになっており。下は底が見えず落ちればまず助からないことは火を見るより明らかで、ここまで来て行き止まりだなんて他の道があったのを見落としただろうかと、考えながら視線巡らすと下に何もない空中にヒラヒラ揺れる布が浮遊しているのを見つけ、それはまさに相方が話していた空飛ぶ絨毯のようで。罠や仕掛けが大量に張り巡らされていたここまでの道中を考えると不安しかないが、これに乗るより他ないだろうかと相方に意思を確認するべく目配せして)

457: ロズウェル [×]
2024-09-04 00:17:38

あったり前だぜっ、パズルの中から出られずお陀仏なんてたまるかよ!

(たどり着いた先は無情にもこれ以上進むことができないような絶壁の崖、しかし行く手を妨害する魔物の配置からしても、決して今来たルートが間違いだったとは思えず)

…とうとうこの目で拝むことができたって訳だな。空飛ぶ絨毯ってヤツだぜきっと!…そしてアスティ、どうやらもうコイツに賭けるしかなさそうよ。
(二人が歩いた通路の奥から小さく、しかし確実にその音を大きくして迫り来るなにか。その息遣いを感じるまでソレが近づけば、数多の大蛇の胴体を腰から下に生やし、憎悪と殺意が滲む表情を浮かべる鬼女のようなおぞましい姿の魔物が地を這いずりながら迫り。崖を背後に戦うのはあまりにも不利。一か八かの選択を、相方に告げて)

458: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-04 01:04:24

…オッケー、こうなれば一蓮托生…!3、2、1、行くよ…!
(果たして本当にこの布一枚に大人二人を運んで飛行するだけの力があるのかについては疑問を呈したいところだが、背後から迫る見るからに只者でないとわかる魔物を迎え打つのにこの場、条件はあまりにも不利と言わざるを得ず、先程の戦闘で若干無茶をしたことからまだ体力が戻っておらず万全の体制での迎撃とはいかないだろう。諸々の事情を込みで考えた末に相方の選択が最善であると判断し、こうなれば死ぬも生きるも共にとタイミングを計るようにカウントダウンし、魔物に追いつかれる寸前、合図を出すと同時に跳躍し空飛ぶ絨毯へと飛び乗り)

ほ、本当に飛んでる…!?凄い、どんどん上に上がってくよ!
(飛び乗った瞬間、足元の深く沈み込むような感覚に一瞬そのまま落ちるイメージが頭をよぎるがそれは現実のものとはならず、絨毯はヒラヒラした頼りない見た目とは裏腹に安定した挙動で、下から恨めしそうに見上げる蛇女置き去りにして、吹き抜けのように上に伸びる通路を一気に上昇していき、まるで夢のような光景と展開に声を弾ませて)


459: ロズウェル [×]
2024-09-04 21:44:59

へへ、やったなっ
(同じタイミングで飛び乗った絨毯から、おぞましい魔物の姿がどんどん小さくなっていく様を眺めて。どちらかがバランスを崩しても良いように自然とアスティに手を握りれば、触れた掌から自然と相方の体温を感じて)

…やっぱり伝説級の魔法具は出来が違うねぇ。
しかし、いったいどんだけ広いんだろうな。
(どんどん高度を上げる絨毯の行く先、頭上を見上げて感想を零して。魔力で閉じ込められた迷宮、物理的な広さを持っているわけではないハズだが、五感で感じる空間の巨大さに驚き)

460: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-05 01:05:54

一流の魔法使いはごく普通の民家すらも思うがままに迷宮に変えてしまうって聞いたことがあるよ、条件さえ揃えれば空間を歪めて広げて見せる事も容易いって…古い魔道具みたいだったしそういう高度な魔法が使われてる可能性はあるんじゃないかな?
(かつて優秀な宮廷魔術師であった自らの師より聞いたことのある話の受け売りだが、高度な魔法を用いて条件さえ満たせれば実際よりも広く複雑に見える空間を閉じられた空間の内部に作り出すことは可能であり、この場所についてもそういった類の力を用いて作られていると考えれば十分にここの異常な広さに対する説明がつくと相方の疑問へと答えて)

…っそうだよね、このまま何もなく目的地に到着なんて美味しい話しがあるわけないよね…ロゼ、正念場だよ…!
(際限なく登っていく絨毯、しかし何事にも無限ということはありえないし必ず終着点があるもので、改めて上を見てギョッと目を見開き。高く上に見える天井、そこには何かの発射口のような穴が開いており、そこから大量の矢の先端が顔を出しているのがわかって。このまま上に登っていく自分たちの身体を絨毯ごと蜂の巣にせんとする仕掛け、逃げ道はないのかと探せば絨毯が登っていく先に一箇所横穴が開いているのを見つけあそこに飛び移ればあるいはと考えたが、一つの問題があって)
……あそこの穴に飛び込もう。でも…この絨毯があの横穴付近に到達する前に矢が発射されたらお終い、だから私が壁を作るから矢を防いでいるうちにロゼは先に飛び移って。…大丈夫、私だってむざむざこんな場所で死ぬつもりはないから、ロゼが飛び移ったのを確認したらすぐに追いかけるよ!
(光明は見えたが律儀に自分たちが横穴に飛び込む猶予を与えてくれるとは考えにくい、そうなれば一時的にでも矢の雨を防ぐ手立てを考える必要があり、それを実現するため自身の聖蝕を用いるのがこの場では最善という考えを示し。相方の手を握る手に力を込めると、この作戦は自分が相方の為に犠牲になるというものではないと自分を信じるよう強調して、考えている時間はないよと言わんばかりに微笑みを浮かべて)

461: ロズウェル [×]
2024-09-05 22:23:50

(やはりと言うべきか、そう容易くゴールに辿りつかせてくれる気はなさそうで、鈍い光を放つ数多の鏃に貫かれればあっと言う間に全身の血を失うだろうことが容易に想像できて。もはや考える時間すら残されていない。繋いだ手を素早く握り返すと、それを離して)

あったり前だぜ。上手く遣って退けろよっ!
(彼女と歩んだ旅路は短いもの、それでもアスティが口にした言葉を信じ身体を動かすことに一片の迷いもなく、岸壁の暗い穴に身体を投げ出し、その勢いで転がり身体をあちこちぶつけながら叫んで)

アスティっ!急げっ!!

462: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-05 23:02:03

『聖蝕・壁』…!
(天より放たれる無数の矢、その全てを防ぐため得物を両手で真っ直ぐ上に掲げ、そこから発生させた触腕をより広範囲にと意識して、まるでドーム状の傘のような形状で展開。ぶつかる矢の勢いにバリバリ砕けるような物音を立てて。薄く広がった触腕の盾は広範囲を守るため薄く防御性能を犠牲にしているが、それがたった一枚でなく何層にも重なっており、例え一枚が砕けようと次、それが砕ければそのまた次と、多段の備えが施されており相方が飛び移る時間を稼いで)

っ……あ……!?
(どうやらあの仕掛けは矢を放ち切った後はしばらく次弾を装填するのに時間がかかるらしい、攻撃が完全に止んだのを確認した後防壁を解いて相方を追いかけようとしたその時、足の設置面の感覚がなくなったのを感じる。その時、先程まで足場として機能していた絨毯が突然浮力を完全に失ったのだと気づくが、既に身体は重力に従って落下をはじめていて。しかし、ここで冒険を終わらせる訳にはいかない、相方との約束もある…そんな想いが身体を突き動かし咄嗟の判断で手にした大鎌空中で振り回すと、壁面に突き刺して、かなり下の方まで落ちてしまったが落下をなんとか止めて。しかし、相方の目には下方の自分の姿を確認するまでは自分が完全に落下してしまったように見えたであろうことは想像に難くないだろう)

463: ロズウェル [×]
2024-09-06 20:55:08

(岸壁から身を乗り出して重力の加速を伴い落下する相方の姿をなすすべなく眺めて。縋るように伸ばした腕が虚しく空を切り)

アスティっ!!
(彼女の姿が見えなくなり焦燥感が後悔の波に変わり。自分が残るべきじゃなかったのか、同じタイミングで飛び移るべきだったのだ、次々と沸き起こるああしていればという考え。自身の性格に似つかわしくない思考に支配されかけて、悪態をつき岸壁を強く叩いて)

アスティっ!、返事をしろったらっ!!
(震えそうになる情けない自身の声に鞭打つよう、大声を上げて)

464: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-06 21:52:19

ロゼっ…下、下!下を見て…!ごめん、少し手を貸してもらえないかな…?
(悲痛にも聞こえる叫び、これは相方にとんでもなく心配をかけてしまったなと罪悪感でいっぱいになり、ひとまず一刻も早く自身の無事を伝えようと壁に深く突き刺さった大鎌の持ち手の部分を両手で持ち、身体支えながら下方から声をあげて自身の所在を伝え。ここまでの大事になり心配をかけさせた後ろめたさを感じつつも、この状況下で自力で上に這い上がるのは困難であるため相方に助けを求めて)

…あんまり気乗りしないかもしれないけど、これを掴んで引っ張り上げてくれる?見た目はこんなだけど害はないから
(自身の持つ闇の性質を具現化させた赤黒くひんやりした触腕、ロープのように束ねたものを下から相方のいる崖の方へと伸ばし、それを掴んで引っ張り上げてくれるようにお願いをすると相方が了承して掴んでくれたタイミングでこちらも腕にしっかり絡める準備をして)

465: ロズウェル [×]
2024-09-06 23:13:03

(虚無感に打ちひしがれた思考に響く相方の声。はっとして下を覗き込むと、確かにアスティの存在を感じて。湧き上がる嬉しさが通り過ぎると、取り乱した自身の行動を酷く恥ずかしく感じ)

バカっ、無事なら早く返事しろってんだっ。…大丈夫、今引っ張り上げるから。

…しかし、よくあのトラップを防いだな。…どこか怪我してないか?
(理不尽に怒りながらこの際その見てくれや手触りなどは全く気にせずに、急いで相方を引っ張り上げると、同じ空間に座り込んで。なぜか気恥ずかしさからアスティの顔を直視できず、そっぽを向きながら話しかけて)

466: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-06 23:55:36

あ、うん、平気!身体はなんともないよ。…ごめんね、沢山心配かけたよね、ロゼ…怒ってる?
(ひとまず身体の方は壁に鎌を突き刺した勢いで壁に身体がぶつかった際に出来た本当に軽い擦り傷程度のもので、行動に支障の出るようなものは全くなく大丈夫と両手広げて笑顔でアピールし。何故か先程から顔を合わせようとしてくれない相方、口調も少しばかり荒かったことから自分が無茶をしたことに対してまだ怒っているのだと思い、眉尻下げて上目で見ながら改めて自らのしでかした失態について詫びて)

467: ロズウェル [×]
2024-09-07 10:05:27

…いや、アスティが怒られる謂れは全くないんだ。ほんとに落ちちまったのかと思って、随分と取り乱してたな、悪かった。
それにしても、ほんとに大したもんだよ。
(自身の態度から相方にいらぬ心配をかけさせてしまっていることに気づき謝り。命懸けで活路を見出し、こちらのフォローまでしてくれたアスティになんたる仕打ちかと反省しながら、向き直って穏やかに微笑み掛け、立ち上がり)

よし、それじゃ脱出の続きと行こうかね!ここから通路に繋がってるのかな?

468: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-07 12:19:15

うん、そうだね!随分上の方に来たし流石にいくら広いと言っても限度はありそうだけど…あっ、あれ見て…!
(相方の見立て通り、横穴はそのまま奥へと続く通路となっていて、ここまででかなりの距離を移動していることからどんなに魔法で空間を広げて見せたとしてもそろそろ限界が来るはずで。そのまま通路を道なりに進んでいくと大きな部屋のような空間に辿り着き、その隅に大量の白骨死体が積み重なり山のようになっているのが見えてそちらを指さし)

これは…私たちと同じ、ここに閉じ込められた人たちなのかな…?ロゼ、ここには何かあるよ……!!
(一見何もないように見えるただの広い空間、しかしこの大量の死体の数は明らかに普通ではない、つまりここまで辿り着きながら無念のまま命を落とした者たちが数えきれないほどいるということに他ならず、相方に注意を促したその時、自分たちが先程通り抜けたこの部屋の入り口が地面からせり上がってきた分厚い石壁によって封じられ、上から成人の男性よりも一回り大きな肢体を持つ何者かが降り立ってきて)

『知恵と勇気を持つ者よ、よくぞここまで辿り着いた…その手腕、実に見事なり。しかし力はいかがなものか?我が試してやろう、汝らの力、我に示せ。我は冥府の王アヌビス。いざ参る!』
(天より降り立ったその者はまるでジャッカルの頭部を模した黒いマスクを被っていて、全体的に成人男性を一回り大きくしたような筋骨隆々のゴツい人型をしており、両手には地面に届くほどの長さの白銀の鉤爪がついていて。まさに王の名に相応しく堂々たる立ち振る舞いと風格を見せつける、自らを冥府の王と名乗ったその存在は鉤爪を振り翳しこちらへと襲いかかってきて)

469: ロズウェル [×]
2024-09-07 21:57:07

…ッ!
(一見してそこいらの魔物とは格が違いそうな雰囲気、名乗るや否や鋭利な鉤爪による一撃を繰り出してくる相手の軌道に立ちはだかり、その初手を刀で受け流して。速度、重さ、共にかなりのもの。間髪居れずに薙ぎ払われる反対の腕の一撃、辛うじて後ろに飛ぶが後一息遅けれ骨ごと切断されていたであろう見事な切れ味)

アスティ…、わかってると思うが、ハンパじゃねぇぜ。
(自身の思考を整理し戦術を組み立てながら、そんなことは百も承知であろうアスティに短く呟いて。今のところ両手の鉤爪による前衛的な戦闘スタイル、しかし魔法や術などの攻撃がある可能性を考えながら、薄っすらと刀身に青白い炎を纏わせて)

470: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-07 22:39:29

『良き技の冴え、実に見事なり。ならばこれは如何か』
(挨拶がわりの両の腕による連撃、それを受け流すことすら叶わず散っていった者はあの白骨の山の中に数多いるのだろう、アヌビスは感心したように声を発すると、鉤爪を真っ直ぐこちらへ向けるよう両腕を前に突き出しその間から灼熱の火炎を吐き出して)

くっ…『聖蝕・壁』…!ごめん、ロゼ…長くは持たない…なんとか隙を突いて切り込んで…!
(襲いかかる高温の炎、それを防ぐべく触腕の壁を展開するが硬度と柔軟さ、双方の性質を併せ持ち様々な攻撃に対応可能なそれも純粋なエネルギーを用いての攻撃には弱く炎攻撃を前に何層にも展開したそれはあっという間に外壁からボロボロと炭化して崩れていき、なんとか食い止められている間に相方に切り込んでもらい、吐き出され続ける炎を止めてもらうしかない。体格が明らかに違うあの敵に再度の接近戦を強いる作戦を強行せざるを得ない自分の不甲斐なさに申し訳なさそうに瞳伏せながらもそう嘆願して)

471: ロズウェル [×]
2024-09-08 00:19:45

ッ!
(アスティの防御壁に遮られた灼熱の火炎が無慈悲に触腕を焼き尽くすのも時間の問題。返事をする代わりに低い姿勢で前方へ疾走し、火炎を放つために突き出した冥王の両腕に向けて鋭く刃を叩きいれる。想定どおり鉤詰めで簡単に防がれるが、それにより一瞬、炎の勢いが揺らぎ。防御壁を維持する必要がなければ、相方がその瞬間に何かしらの攻撃を叩き込んでくれると信じて、高く跳躍し真上から垂直に構えた刃をアヌビスの首筋に突き入れて。さぁ、その鉤爪で防ぐなり攻撃するなりして、その土手っ腹を晒しやがれと心の中で叫び。体勢の自由が効かない空中でその攻撃を防ぐことは難しいだろうが、一瞬でも無防備な胴体をアスティに晒させることさえできればいい。今度はこっちが身体を張る番なのだから)

472: アスティ [×]
2024-09-08 01:29:16

『良い…実に良い…血湧き肉躍る立ち合いのこの久しき感覚…我を愉しませる武人がよもや矮小なる人の子であろうとは恐れ入った…だが、それもここまで…さらばだ強者よ』
(激しくぶつかる刃同士が激しく火花を散らす、この空間の絶対の王として君臨してきたアヌビスにとってここまで自身に食い下がってきた存在は初めてであったのかもしれない、しかもそれが生身の人間であることに最大級の賛辞を送り、惜しむように口にしながら相方の思惑通り必殺の一撃を叩き込もうと右の腕を振りかぶり)

そう、ロゼは強くて頼りになるんだよ…だって私の相棒だもん
(相方がその身を挺して稼いだ時間、それはこちらが反撃の準備を整えるには十分過ぎるほどで、大鎌を構え地面を蹴って加速して真っ向からアヌビスへと突撃して。よもや近接戦闘を同時に仕掛けてくるとは予期していなかったのだろう判断が遅れ防御体制を取ろうとするアヌビスの左腕の肘から先を大鎌の刃で斬り飛ばし、返す刃で胴体を狙うが、それは相方への反撃を諦めたアヌビスが後方へ飛び退いたことで浅く斬りつける程度になってしまい)

『ぬう…二対一とはいえ我が戦場でここまで遅れをとろうとは……むっ?これは…』
(敵対する存在の人数など物の数ではない、そんな矜持があるのだろう不覚をとった己の未熟さを恥じながら失った左腕を右手で押さえるアヌビスは身体の異変に気づき、自らの首から下を見るとその身体には、こちらの大鎌から伸びた触腕がロープのように絡みついていて)

『聖蝕・縛』…気をつけて、それはよく燃えるよ
(見るからに戦慣れしているアヌビス、隙を突いた程度で簡単にトドメを刺せるとは思っておらず、第二の布石として鎌での斬りつけに意識を向けさせた上で大鎌から伸ばした触腕でその身体を拘束させていて、当然あれだけの膂力をもつアヌビスを完全に封じることなど不可能だが、狙いは拘束ではなくエネルギーによる攻撃をよく通す性質を利用することであり、相方にも聞こえるようにそう説明口調で告げると彼の手の穿ち焔を一瞥して)

473: ロズウェル [×]
2024-09-08 10:30:20

アスティ、十分だぜっ。人間と堕天使を舐めんなよっ!!
(こちらの意図通りの急襲、さらにその一歩先を行く炎の媒介を意図した拘束。見事な援護射撃にニヤリと小さく笑みを浮かべると着地のタイミングで地面を蹴り穿ち焔で弧を描くように切り裂く。その刀身に纏わせた浄化の炎が青白く燃え、彼女の触腕を伝いアヌビスの?にその勢炎を叩き込んで)

474: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-08 11:27:56

『くく……ふはははは……!冥府の王たる我がよもや浄化の炎に焼かれ朽ちようとは……!汝らほどの強者と相見えるは至上の喜び……冥土への良き土産となったわ……』
(激しく燃え広がる浄化の炎に巻かれアヌビスの身体は崩壊を始めて、最期の瞬間まで潔くこの戦いの勝者を称えながら真っ白な灰のみを残して消滅して)

なんとかなったね……後は、この仕掛けを解いて……出来た!
(ここまで怒涛のごとく押し寄せた仕掛けの数々を潜り抜け、流石にもうヘトヘトだったが、ここを脱出するという目的はまだ達せられておらず、よく見ればこの部屋の壁に先程の床にあったようなパズルの仕掛けがある事に気づけば、もう一踏ん張りと疲れ切った身体に鞭打ってパズルを再び記憶を頼りに完成させると壁だった場所に小さな石室が現れて、その中から手のひらサイズの真っ黒な小さな蛇が飛び出してきて、その場から逃げ出そうとして)
ロゼ…!あれがきっと魔導核……と、蛇は苦手なんだったね
(小型ながら異様な気配、恐らくあれがこの空間を作り出している根源たる存在だと察すれば相方に逃さず仕留めるよう言いかけて、相方が無類の蛇嫌いであったことを思い出し、鋭利に尖らせた触腕伸ばし突き刺し仕留めると、激しい地鳴りと共に視界いっぱいに真っ白な光が満ちて、気がつけば宿屋のベッドの上におり、枕元にあったパズルは真っ二つに割れていて)

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