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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
1165:
鳴海 司 [×]
2024-10-26 18:16:33
……っ、はは!
たった1票で大袈裟だなお前。
( てっきり嫌じゃない、だけで終わるかと思えばその後に続いた言葉にきょとんと目を丸くして一拍。思わず吹き出してしまえば、彼女が喜んでいる本当の理由を分かってはいながらも可笑しそうに笑って。本音を言えば今だってミスコンに対して興味を持っているわけではないのだが、とろりとした甘い夕陽色の瞳を向けた彼女が喜んでくれるのであれば何票だって彼女に入れるだろう(残念ながら1人1票なのだが)。視界の外で衣擦れの音が聞こえたかと思えば膝に触れる感覚にぴくりと反射的にそちらを見て。彼女の瞳は口にしていない思いも大変雄弁に語ってくれるので、なおのこと気まずそうに再び視線を逸らせば「…あっそ。可愛い生徒が変なのに引っかからなくて済むなら先生は安心だよ。」とあくまで"監督責任"としての意味だと言葉を紡ぎながら、手を伸ばして頭に着いたままの猫耳を避けるように軽く撫でて。そもそも彼女がアルバイト中に絡まれているのを実際目撃したからこそ誰よりもそういったところを心配しているのは事実なので。 )
1166:
御影 みき [×]
2024-10-26 19:18:30
なっ…!
す、好きな人の一票は一票じゃないもん……!
( 此方としては実に真剣に答えたのになぜか笑われてしまったことに心外!と言わんばかりに瞳を丸くしては、彼が持つ1票の価値は他の人よりもずっとずっと尊いものであると抗議して。もっと言ってしまえば、その尊い価値のある一票が何人か候補者がいる中で自分に入るということがみきにとっては大事件なのだ。残念ながらミスコンで優勝したいとは思わないし出来るとも思っていないのでそちらには無関心になってしまうけれど、彼が自分に投票してくれようとしていたというその事実だけでみきのミスコンは終わりでもいいなぁなんて思ってしまうほどで。1度だけ絡んだ視線はすぐに逸らされてしまい、けれどそれがマイナスな意味のものでは無いと知っているからこそみきの表情は変わらずににこにこと微笑んでおり。大好きな彼の手が頭を撫でてくれる感触にごろごろと喉を鳴らす猫のように心地良さそうに頬を弛めては「 みきが好きなのはせんせーだけですから。 」なんてみきにとっては1+1=2くらい当たり前で不変的な常識をさらりと返してはもう少し可愛い彼を見つめていたいと夕陽色の瞳は彼から逸らされることなく。 )
1167:
鳴海 司 [×]
2024-10-26 23:43:08
いや重い重い。
まあそこまで喜んでくれるなら入れる側としても嬉しいけどさ。
( 思いの外責任重大な自分の1票に、そしてそれを真剣に語る彼女が面白くて可愛くて。未だくすくすと笑いを抑えきれない笑いを溢れさせながらも、そこまで自分ひとりの票に重きを置いてくれることは(もちろんその理由も分かったうえで)こちらとしても嬉しくないはずもなく。残念ながら、結果的に投票の匿名性はお互いにとって消え去ってしまったわけではあるが。何だかいいように彼女に転がされてしまっているような気がすれば少し悔しい気もしなくもないのだが、先生以外を見ていないというその言葉通りに今向けられている夕陽色を直視することが何となく出来なくて。こうも真っ直ぐ恥ずかしげもなく想いを伝えられ続ければこちらだってやはり思うところはあるのだが、どうにもできない壁に最近はもどかしい思いを抱き始めているのはまだ内緒。そうしてしばらく撫でていれば、「……いつまでも此処にいたって文化祭楽しめねーだろ、そろそろ行くか。」と、扉の外から聞こえる楽しげな声の方へ顔を向けながら休憩の終わりを提案して。 )
1168:
御影 みき [×]
2024-10-27 00:26:47
ぅ、…。
だって、知らない人達に可愛いって思われるより好きな人に可愛いって思われてる方が嬉しいもん……。
( 未だくすくすと可笑しそうに笑っている彼とは対照的につん、と納得しない様子で唇を尖らせてはもそもそと嬉しい理由を語っていき。確かに自分は一方的に彼に想いを寄せているから重いだ何だとは思わないけれど、自分のことをただの一生徒としか思っていない彼にとってはただ軽い気持ちで票を入れようとしていたところにそんなことを言われてしまえば重いのかも…とちょっぴり自分のノーブレーキをしょんぼり反省したりもして。外のがやがやとした賑やかさとは真逆の静かなこの空間で好きな人に頭を撫でられている、なんてとんでもない贅沢な状況をここぞとばかりに堪能をしていたところに休憩の提案がされれば「 あ!先輩のクラス行くねって約束してたんだった! 」 と漸く立ち上がり。もちろんこの後も彼と共に文化祭を楽しむ─── もとい見回りをする予定だったので、自分の椅子を片付けつつ「 3-Cなの!せんせーも行こ? 」と断られるとは思っていないへにゃへにゃの笑顔で首を傾げてお強請りを。……ただその3-Cの出し物がお化け屋敷だとは全く知らずに、教室の目の前まで行って尻込みをするのはあと数分後のお話。 )
1169:
鳴海 司 [×]
2024-10-27 00:55:54
まあお前の言わんとしてることは分からんでもないけどさ。
……そもそも入れるなら御影かなって思ってたしな。
( 納得のいかない様子で語られるその理由は好きな人=つまりは自分ありきだという予想通りのもので。実際可愛いとは思っているし、女の子であればきっと誰だってそう思うものなのだろう。しかしどこかしょげたような雰囲気の彼女に気付けば、やれやれと小さく溜息をひとつ。軽い気持ちでというのであれば誰でもいいので適当に票を入れるところだったのだろうが、彼女が参加すると分かった時点で元より彼女以外の選択肢は無くなっていたのだとぽつりと告げて。こちらの提案に突如声を上げて立ち上がった彼女に少し驚きはしたものの、てきぱきと椅子を片す様子に釣られて自分もゆっくりと立ち上がり。「お前いつの間にそんな仲良く……、まあいいけど。んじゃこの後も宣伝ついでに俺の見回りに付き合ってもらうからよろしくな。」部活に入っていない彼女がこうも3年生と仲良くなっていることに目を丸くするも、スポ大の時の可愛がられようを思い出しては納得だと頷く他なく。あくまで見回りと宣伝というお互いの予定が合致したうえで一緒にまわるんだと、どこか悪戯な笑みを浮かべながら教室を出るべく扉へと向かい。──もちろんこれから向かう3-Cが何の出し物なのか把握できていないため、彼女がホラーが苦手だと知ってはいるものの何の助言も出来ないのだが。 )
1170:
御影 みき [×]
2024-10-27 11:51:00
!……えへへ。
嬉しい。せんせーだいすき。
( 彼の言葉でこんなにも一喜一憂してしまうのは、きっと元々のみきのわかりやすさもあるだろうけれどそれ以上にやはり彼のことが大好きという気持ちが大きいからこそだろう。彼の言葉にみきはぱち!と大きく瞳を開いた後に心底嬉しそうに表情を弛めてはさきほどのしょんぼりとした顔はあっという間にふわふわ幸せそうな笑顔に早変わり。きっと他の生徒よりも一緒にいる時間が長いからこそで他意はないのだろうと分かってはいるけれど、それでもやはり嬉しいものは嬉しいのでみきにとってはそれで良いらしく。がらり、と扉を開ければもうそこはいつもの学校ではなく賑やかで華やかな文化祭の渦中。彼の言葉にくすくすといたずらっぽく笑えば「 “文化祭デート”、続行だね! 」とあくまでこれは見回りなのだと改めて釘を刺すような彼の言葉に反した言葉を返しては3-Cに向かってチリン。と歩き出して。 )
1171:
鳴海 司 [×]
2024-10-27 13:09:33
知ってる。
( 何気ない一言でこうも笑顔を見せてくれる彼女からお決まりの台詞が飛び出せば、こちらも目を細めてどこか自信のあるような笑みを浮かべて。投票にしてもそうだが無意識に彼女を贔屓目に見てしまうその特別な意味の真意はきっと彼女に伝わってはいないだろうし、今はまだ自分も含めてそれには気付かなくていいのだ。廊下に出れば先程までの静かな日常からあっという間に文化祭の非日常な喧騒に包まれて。わざわざ"デート"と言い直された言葉には(悪い意味では無く)呆れたように溜息を吐きながら「はいはいそうだね。」と、訂正せずいつもの調子で流し。やはり隣にケモ耳付きのメイドが歩いているのは大変に人目を引くもので、一般客からも『可愛いー!』『どこの子だろ…後で声かけてみようかな…』など様々な声が寄せられる中、到着した3-Cの出し物は外見から何とも気合いの入ったおどろおどろしいお化け屋敷で。「……………お前知ってた?」確か苦手だったはず…と、隣の彼女に小さく問いかけて。 )
1172:
御影 みき [×]
2024-10-27 16:14:46
─── … シラナイ…。
( 先輩たちの“ちょー気合い入れたから絶対来てね!”の言葉が頭の中を駆け巡り、そうして教室の中から聞こえてくる絹を裂くような悲鳴にビクリと肩を跳ねさせて思わず隣の彼の服をきゅ…と握り。おどろおどろしい文字で書いてある“3-C お化け屋敷”の文字から目を離せないまま今にも消えてしまいそうな蚊の鳴くような声で彼の言葉に小さく答えては無意識に足が1歩後ずさり。『 あ!みきたち来たー! 』『 絶対一緒に来ると思ったんだよねー(笑 』「 ひゃあああ!!! 」恐らくちょうど受付だったのだろう、血塗れのセーラー服の女子─── よく見れば先輩なのだけれどみきはそれどころじゃない─── がにこにこきゃっきゃと現れてはみきも悲鳴をあげて彼の背中に慌てて隠れて。 )
1173:
鳴海 司 [×]
2024-10-27 17:31:55
……はあ…、
めちゃくちゃに気合い入ってるとこ悪いんだけどこいつ怖いのダメなんだわ。
( 3年生たちからすれば、お誘いしていた可愛い後輩が予想通りの相手と共に来てくれた!と(先生を揶揄う意味でも)喜ぶところなのだろうが、中に入ったわけではなく人の行き交う廊下であっても綺麗な悲鳴をあげて隠れる彼女にきょとんとしている様子。そんな怖がりと血塗れ女子の間に壁となる形で立っている自分はやれやれと頭を抱えながら、後ろに隠れる彼女をそのままにそうなっている理由を説明して。『え、みきこっち系ダメだったの!?』『言ってくれればいいのに…って、そもそもアタシらが言ってなかったんだっけ。』と、怖がる彼女をどこか可愛がるような素振りで話すものの『でもそっかー。一般のお客さんだけじゃなくて身内の意見も聞きたかったんだけどなー。』とぽつりと零す3年生の顔は少しだけ残念そうにも見えて。 )
1174:
御影 みき [×]
2024-10-27 18:38:44
っ、…。
…………み、みき、平気!入れる!
( なんの変哲のもないただの教室も一から飾り付けてコンセプト通りに改造する苦労や、そもそもこういった企画を考える大変さ。それらの素直な反応を聞くために身内からの意見を聞きたいという先輩たちの気持ちは痛いほどよくわかるし、彼の背中の後ろからこっそりと伺った先輩たちの表情が残念がっているのを見れば怖い!でいっぱいだった心には小さな罪悪感の針がちくりと刺さり。少しだけ覚悟を決めようと迷う時間の沈黙の後に、明らかに大丈夫そうではない震えた声のままではあるが彼の背中から出てきては言葉の信ぴょう性を増すためにみきは無理やりにっこりと笑って見せて。威勢よく入ることを宣言したは言いものの、「 ─── …て、でも、せんせーも…来てくれる? 」 と流石に1人では耐えきれないのは目に見えているのできゅ、と眉を下げては隣の殻をちらりと不安でいっぱいの夕陽で見上げて助けを求めるように同行を強請って、 )
1175:
鳴海 司 [×]
2024-10-27 21:00:21
『え、でも……、』『うん、無理しなくていいんだよ?』
( 震え声ながらに勇気を振り絞った彼女の頼もしい…とはお世辞にも言えない心優しい決意には、3年生たちもさすがに心配そうに声を掛けて。とはいえ誘ったのも事実だから入ってくれるというのなら断るわけにも、と少し悩んでいるようにも見える中、彼女のお願いが耳に届いて。「…ま、そうなるよな。別に俺だけでも……って言いたいとこだけど、たぶん引かないだろお前。」良くも悪くもお人好しで変なところは頑固な彼女のこと、きっとこうして一度行くと決めたならば貫こうとするのだろう。となるとそのお願いは案の定というように頷き、受付役の3年生に入る旨を伝えて。『う~ん……みきがいいならアタシらとしてはありがたいけど…』『まあ……先生いるなら大丈夫かもね。』との3年生同士でのやり取りの末、3-C渾身のお化け屋敷を2人でまわることが決定となって。 )
1176:
御影 みき [×]
2024-10-27 21:48:44
っ、……ちゃ、ちゃんと感想言うからね!
頑張ってきます!
( 大好きな先輩たちのため、とはいえ怖いものは怖い。こうして話している間にも教室の中からはひっきりなしに悲鳴が聞こえてくるし、先輩たちがセーラー服を着ているということはこのお化け屋敷の舞台は学校なのだろう。だって呪いの学級とか書いてあるし。自分がこういう時に引かない性格だということを充分に理解してくれている彼には本当に頭が上がらないし、彼が隣に居てくれるのであればきっとある程度は耐えられるであろうと自分に言い聞かせてはお化け屋敷の概要の説明を受けようと改めて気合いを入れ直しては受付役の彼女らから説明を受けて。─── つまり、お化け屋敷の設定はこう。昔学校で失恋した生徒が首を吊った呪いの教室があって、以後その教室に入った生徒たちは幸せそうに学校生活を送っている生徒を妬んでいるその女子生徒にみな殺されてしまうのだとかなんとか。自分たちが入るのはその教室。今回のミッションはその教室の奥に建てられた慰霊碑に花を供えて帰ってくるというもの。途中でその女子生徒に殺された生徒たちやその女子生徒が襲ってくるかも、とのこと。おどろおどろしい口調で語られたなんとも在り来りな話ではあるけれどみきにとっては恐ろしいので「 こ、殺さなくても良いと思うの…。 」といやいやと首を振り。だがしかし残念ながら順番は平等に訪れるものであっという間に自分たちが入る順番がやってきてしまい。供える花を受け取り、心を決めて教室に踏み入ったものの中はなんとも凄惨に血(当然絵の具か血糊)の撒き散った状態で薄暗い迷路場になっており、どこからか女の啜り泣く声が聞こえてきて。「 ひ、…。 」みきは小さく悲鳴をあげて無意識に彼の腕にきゅ、と抱きついては思わず足を止めてしまい。 )
1177:
鳴海 司 [×]
2024-10-27 22:32:01
────へえ、なかなか凝ってんなぁ。
( 入口にて受けた説明は文化祭の出し物というには勿体無いほど細部まで丁寧に練られた設定で。確かにテーマとしてはありきたりと言ってしまえばそれまでだが、それにしたって生徒たちの手だけで構想から完成までを考えれば充分にすごいだろう。呪いの学級の所以を説明されている最中、何度か彼女から弱々しいツッコミが聞こえはしたが時間は残酷なもの。待っていればいるほど中から聞こえる悲鳴で恐怖が増長されていき、そのまま自分たちの番になればもはや腹を括る他無く。…といってもさすがに怖いのが苦手という程ではない自分は隣で怯える彼女ほど意を決して!というわけではないのだが。──中に入れば一層凝った内装につい教師目線で感心を零してしまうも、隣の彼女は最初から限界に近い状態。薄暗い中ゆっくりと歩みを進めていくも、何とも寒気を誘う音や声に彼女の足はストップしてしまったようで。「、大丈夫か?あんまりやばいなら無理しなくてもいいんだぞ?」と、腕に抱きつく彼女の頭を空いている方の手で優しくひと撫でして。 )
1178:
御影 みき [×]
2024-10-27 23:00:07
だ、だいじょばない、けど…うで、ぎゅってしてていい、?
そしたら頑張れる、……と、思う…。
( こんなにも恐怖でいっぱいの状況なのに、彼に頭を撫でられれば不思議と恐怖心が薄れるような気がする。本当に怖いし足が竦むし本当はリタイアしたいけれど、今年が最後の文化祭である先輩たちにしっかり感想を伝えるために頑張るのだと今にも泣き出しそうなほど涙をいっぱい貯めた夕陽色で彼を見上げてはふるふると首を振って改めて頑張る決意を。本当ならば他の人たちの視線のあるところ─── とはいえ暗いし脅かし役の生徒も脅かす相手までは見ていないだろうし恐らく☆先生もファンの子とこんな感じで入っているのだろうけど ─── ではこうして不用意に彼に触れることは我慢しているのだけれど、残念ながら今はそんなことを言っている余裕はないようで。それから意を決して恐る恐るゆっくりと教室内を歩き、脅かされる度にきゃあきゃあとお手本のような悲鳴を上げては彼の腕に顔を埋めるを繰り返してなんとかお化け屋敷を進んでいき。 )
1179:
鳴海 司 [×]
2024-10-28 00:15:26
いくらでもどーぞ。
何だったらそのまま目瞑ってもいいぞ、掴まったままでもゆっくりなら歩けるだろ。
( きっと彼女は限界に近いどころかすでに限界を超えているのだろう。しかし人の為に苦手なことすらも耐えながら頑張る姿は純粋に尊敬するし、彼女のそんな所が──。ふ、と薄く笑ってはそのまま2、3回猫耳のついたままの頭をポンポンと撫でると、出来るだけ彼女が耐えられるよう進み方を模索して。そうしてゆっくり、時折彼女の悲鳴が混ざりながらも着実に歩みを進めていけば、物語としてはクライマックスの慰霊碑が奥の方にぼんやりとした明かりに照らされてこれ見よがしに建っているのが見えて。「お、花供えるのってアレじゃないか?…ほら御影、もうちょいだから頑張れ。」もうすでにいっぱいいっぱいで頑張っている彼女にあと少しだからと檄を飛ばせば更にゆっくりとした足取りで慰霊碑に近付いていき。……セオリー的には目的を達成した帰り道こそ気合いを入れて驚かせてきそうなものだがさてどうなるか。と足を進めながらも頭の隅ではそんな事を考えつつ、もはや自分の腕と一体化しているのではと言わんばかりの彼女をちらりと見やり。 )
1180:
御影 みき [×]
2024-10-28 04:30:46
ぅ…だいすき……。
( 何とも此方に寄り添った優しい回答をしてくれる彼に何度だって恋に落ちてしまえば、それからはもうお言葉に甘えまくり最早彼の腕の一部と言っても過言ではないほどになった頃に漸く彼の言葉で恐る恐る顔を上げればそこにはぼんやりとした明かりで照らされた慰霊碑が。ほっと安堵のため息を吐いて、もう終わりなんだと安心したようにふらふら慰霊碑に近寄ればそのまま花を供えて頼まれてもいないのだけれど両手を合わせて「 あ、あのね。きっとすぐ素敵な人見つかるよ。失恋はとっても悲しいけど、来世で絶対幸せになれるからね。早く成仏してね。 」と怯えきったような震えた声ではあるけれど大本である失恋をした女子生徒へと声をかけて。そうしてまたすぐにピャッ!と彼の腕に戻ってくれば、「 も、もう終わりだよね、?早く出よ! 」と今度は自分から歩き出したものの、残念ながらお化け屋敷というのは安心した最後にいちばん怖いものが待っているのがセオリー。どうやら女子生徒役の生徒が彼よりもみきの方が反応が良いだろうと判断したのか、するりと後ろからみきの首に手が回れば『 ─── ねェ。ずぅっと、此ノ教室二居てよ。 』と背後からみきに抱き着くようにして血塗れのお下げのセーラー服の女子生徒がぽそりと囁いて。ヒュ、と小さく息を飲む音がした後に今まででいちばんの悲鳴を上げては、今度は立ち止まることなく(立ち止まったらもっと怖い目に合いそうだし)そのまま彼の腕を引いてパタパタと出口へと一直線に駆け出して。そうして出口から出て漸く賑やかな文化祭の中へと戻ってくれば、安心したのかそのままぼろぼろと大きな瞳から大粒の涙を零しながら「 こ、怖かったあ…… 」といやいやと首を横に振りながら彼の腕にまたぎゅ、と抱きついて。 )
1181:
鳴海 司 [×]
2024-10-28 09:56:46
───ぅわ、っ!
( 失恋をした女子高生がその妬み恨みから人を殺す。そういう"設定"で作られたのにも関わらず、あまりにも没入しすぎているのか花を供えた後に手を合わせる彼女を見ていると何だか可愛らしくて静かに微笑み。少しして再び腕の一部に戻った彼女に先導される形で戻る方へと足を踏み出せば、いつの間に近付いてきてたのか大トリのお化けの登場。突如聞こえた声にその存在を認識した直後、耳をつんざくような悲鳴を上げた彼女に腕を引っ張ららればお化けよりもそちらに驚き、そのまま出口まで一目散に駆ける彼女に引かれるがまま共に廊下へと飛び出して終了。安堵の涙を零す彼女をよしよしと慰めながら、『お疲れ様でしたー!』『ちょ、みきガチ泣きじゃん!ごめんね~!』と話しかけてくる受付役のお化け…もとい3年の生徒たちに「クオリティ高いし中も凝ってるしお前らすげーな。怖さは…見ての通りだな。なかなか怖かったよ。」と、腕に抱きつく彼女の様子を怖さの指標として挙げながらも身内から見ても素晴らしかったという感想を伝えて。 )
1182:
御影 みき [×]
2024-10-28 15:45:44
ゆ、遊園地のお化け屋敷みたいだった…。
( 恐怖でいっぱいの心の中でもこんなに公衆の面前で彼の腕に抱きついたままなのはマズイと理解しているからこその無意識なのか、するりと彼の腕から離れては近付いてきた3年生のお姉様方(本当はお姉様たちの格好も怖いけど背に腹はかえられないので)にぎゅ……と抱き着いたものの胸に顔を埋めたままえぐえぐと涙は止まらないようで。まだ心臓に嫌なドキドキが残っているし、後ろから抱きしめられた感覚は未だに体が鮮明に覚えているようで鳥肌が一向に引かない。「 最後のずるい…今日ひとりで寝れない…。 」と先程まで教師の腕に抱き着いて泣き、今は血糊がべったりのセーラー服の女子高生に抱きつく猫耳のメイドというなんとも摩訶不思議な光景であるのだけれどみきとしては真剣なので致し方がなく。本当に今日眠れないかもしれない、弟を抱きしめるしかない、と何の関係もないところで弟を巻き添えにすることを心に決めてはちりん。と首元の鈴を鳴らして漸く顔を上げて。 )
1183:
鳴海 司 [×]
2024-10-28 19:29:17
『あははっ!みきには悪いけどそう言ってもらえるとやったー!って感じだわ!』
( 意外にもあっさりと離れていった彼女に目を丸くしつつほんの少しの寂しさを覚えるも、その感想を聞いた3年生は自信に溢れた様子で嬉しそうに笑っており。「それにしても最後のは俺も気付かなかったなぁ。…つーか的確に狙われたな、御影。」ぽろぽろと涙は止まらないまま身に起こった恐怖を語る彼女にはさすがに同情するしかなく、あんな暗がりでも脅かし役はちゃんとどちらを狙えばより効果的か見定めていたのかと感心の意を述べて。ひとりで寝れないと嘆く彼女の慰め役(被害)にあうのは弟くんなんだろうなとそちらにも少しばかりの同情の気持ちをこっそりと向けて。『みきごめーん!寝れないならうちに泊まりにくるー?』『つーか先生、盾として使えなさすぎじゃん!』小さい子をあやすように抱き付く後輩を笑顔で撫でる女子と、笑いながら盾役の不甲斐なさを揶揄う女子、そして言い返す隙を与えてもらえない男性教師の図は中々にカオスで、お化け屋敷の感想を言うどころか宣伝としても非常に効果を発揮している様子。なんだなんだと興味を持った人たちが少しずつ集まってきだして。 )
1184:
御影 みき [×]
2024-10-28 21:17:20
う゛ー…。
……でも、せんせーにぎゅってされる方がみきは嫌だから、ぎゅってされたのがみきで良かった…。
( 彼の言葉に嫌そうに眉をムギュ…と寄せ顔をしわくちゃにしては本当に嫌そうに特に意味の無い呻き声を漏らし。けれど直ぐにまたぽす、と先輩の胸に顔を埋めては彼に恋する乙女としては想い人が誰かに抱きつかているという状況の方が嫌だとぽそりと呟いて。恐怖と恋心はどうやら恋心の方みきの心の割合は大きいようで、たかがお化け屋敷の脅かし役とはいえ嫉妬の芽はすぐに顔を出してしまうようで。いつの間にやら自分たちの周りに集まってきたお客さんにぱち…と瞳をまんまるにしては清廉なメイド姿に似合わない子供っぽい仕草でごしごしと涙を拭っては「 あの、えと、3-Cお化け屋敷すっごく怖くておすすめです! 」としっかり集客に協力しては色んな人に泣き顔を見られてしまった恥ずかしさで頬を染めてはきっとこれから客裁きで忙しくなるだろう先輩の胸の中から離れて今度は彼の背中にピャッ!と急いで隠れてしまい。 )
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