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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
62:
夏油傑/如月颯鈴奈 [×]
2023-12-27 12:51:16
あぁ、分かったよ。おやすみ。
(余程眠たかったのか断られることも無く起こすように言われ机に伏せた。そして数秒も経たないうちに小さな寝息が聞こえてくる。眠る姿など今まで見せた事はなかったし気を許してくれているということだろうか。そんなことを考え鶴原の寝顔を眺めていれば、家入からの言葉に改めて鶴原の寝顔を見る。確かに綺麗で絵になる。そう考えては“そうだな、玲司も悟に負けず劣らず綺麗な顔をしているからね。”と述べて。己の隣に座っていた五条も話を聞いていたようで“あ?俺の方がイケメンだろ。”と文句を述べており。)
ありがとう、嬉しい。
(ネックレスを付け終わり位置を整え虎杖の方を向き声を掛けると明るい表情を浮かべ似合っていると言ってくれた。何処と無く顔が赤い気がするのは気の所為だろうか、そんなことを考えながらも褒められたのは嬉しくて笑みを浮かべお礼を伝えて。そうこうしていればもう帰らないといけない時刻になっており、スマホを確認しては呟いて。)
あ…そろそろ帰らないといけないね。
63:
通りすがりさん [×]
2023-12-27 13:37:10
………
(当の本人は周囲で言われていることなど露知らず、相変わらず微かな寝息を立てて眠り続けている。反論を受けた家入は皮肉っぽく笑ったまま"五条は殿堂入りだろ。顔だけなら"飄々とした声で返し、"鶴原は性格マシだからな、まだ"と声を上げて笑った。その声で少々起こされたのか一瞬だけ寝息が止まり、鶴原は小さく呻きながら眉を顰める。─が、すぐにまた眉間の皺は緩み、穏やかな表情で寝息を立て始めた。)
──
え、マジ?もうそんな時間?
(虎杖は赤くなっている顔を如月に見られるのが気恥ずかしいのか、少し背けていたものの─如月の声ではっとしたように元の方へ向き直る。釣られるように自分のスマホでも時間を確認すれば、確かにそろそろ門限の時間が迫ってきていた。虎杖は精一杯の勇気を振り絞って─こう提案してみる。)
あのさ…嫌なら良いんだけど、手ぇ繋いで帰らね?
64:
夏油傑/如月颯鈴奈 [×]
2023-12-27 19:45:55
あぁ、悟は文句なしの1番だよ。顔だけなら。
(本人は起きることなく相変わらず寝息を立てて眠り続けている。相当眠れていないのだなと考えつつ寝顔を眺めていて。そうしている間にも会話は繰り広げられており、文句を言っている五条に家入は言い返しており。家入の笑い声に眉を顰めた鶴原に起きただろうかと様子を見ているがまた寝始めた様子に子供のようだなと思わず笑みを零して。そして己も家入に続いて顔だけならと五条に言い返して。五条は“はぁ?顔だけじゃねーよ!中身もイケてんだろ!”とべーっと舌を出し言い返しており。)
え…手を?……良いよ。
(もう帰らないといけない時間だと伝えれば虎杖もスマホを確認しており。あっという間だったなと思いつつ、ゲームセンターの出入口に向かい歩いて。出入口に着いたところで虎杖から手を繋いで帰らないかと提案された。突然の提案に驚き目を瞬かせるのと同時に、手を繋ぐなんてまるで恋人同士のようだなと考えては頬に熱が集まるのを感じながらもこくりと頷き了承をすればおずおずと手を差し出して。)
65:
通りすがりさん [×]
2023-12-27 22:09:31
……ん……
(三人が何やら言い合っている内に、教室の扉がガラリと開いて夜蛾が姿を見せる。その音が引き金になったのか、鶴原は小さく声を上げながら机に伏せていた上体をゆっくりと持ち上げた。まだ少し寝惚けているらしい瞳にはいつもの冷たさや鋭さは無く、ただぼんやりと夜蛾を見つめているだけ。が、それも一瞬だけで─直ぐにいつもの表情に戻り、素早く用意を始めた。)
──
あんがと。
(了承してくれた如月に礼を言いつつ、虎杖は差し出された手をおずおずと握った。小さくて柔らかくて、力を入れれば潰れてしまいそうなその手を、おっかなびっくり遠慮がちに握り返し、お互いに何とも言えない空気のまま高専へと帰っていく。道中も繋いでいる手ばかりに意識が向かい、ろくに今日のことを喋ることもできなかった。)
66:
夏油傑/如月颯鈴奈 [×]
2023-12-27 22:56:22
さっきはよく眠れたかい?
(言い合っているうちに扉が開き夜蛾が現れた。起こすように言われていたことを思い出し鶴原の方を見れば扉が開いた音で目を覚ましたようだった。少し寝ぼけ眼の表情だったがすぐにいつも通りに戻ってしまった。新たな鶴原の表情を見られたなと考えつつも、夜蛾の話に耳を傾けて。それから休憩時間になり夜蛾が去って行ったのを見送れば、鶴原に声を掛けて。短い時間ではあったが仮眠にはなっただろうかと気になっていたため訊ねる。)
今日はありがとう、楽しかった。
(手を差し出すとお礼を言った虎杖は手を握った。映画館に行く時も手は握っていたが、その時とは比べ物にならないくらいお互い緊張しており。虎杖の握ってくれている手も優しく行きの時とは違いあの時よりもドキドキしてしまう。手の方に意識がいってしまいろくに話もせずいつの間にか高専に到着していた。もうお分かれかと名残惜しく思いながらも今日のお礼を伝えて。)
67:
通りすがりさん [×]
2023-12-28 09:23:04
……少し寝過ぎました。
(伏せていたからか、癖の付いた髪を手櫛で整えつつ小さく頭を下げる。鶴原は鞄から本を取り出し、他人との壁にするように頁を開いて─黙り込んで読み始めた。家入はその様子を横目で眺め、"ま、五条よりマシってだけで…鶴原も絡みづらいけどな"と笑った後携帯を触り始める。鶴原はさして気にした様子もなく本を読み続け、窓から差し込む光が眩しいのか、時折目を細めていた。)
──
俺もめっちゃ楽しかった!
(黙ったまま歩いて高専に到着すると、虎杖はようやくいつもの調子を取り戻し、屈託の無い笑顔を浮かべながら如月の言葉に返答する。じゃあな、と笑いつつ手を離し、自室に戻ると─いつも以上に顰めっ面の伏黒が隣の部屋から顔を出していた。伏黒は"…騒ぐなよ"とだけ言い残して部屋へ引っ込んでしまい、虎杖も曖昧な返事を返しながら自室の扉を閉める。)
68:
夏油傑/如月颯鈴奈 [×]
2023-12-28 10:40:38
よく眠れたのならそれで良い。玲司の眠っている所なんて見たこと無かったから新鮮だったよ。
(よく眠れた様子の鶴原に周りに人がいる中で眠れていたのなら気を許してくれているのだなと考えながらも上記のように返事をする。しかし鶴原はまたいつものように他人と壁を作るように本を読み始めてしまった。家入の絡みづらいという言葉に五条も“はぁ?何考えてるか分かんねー玲司より俺のがまだマシだろ?”と言い返しており。また五条は本人がいる前でオブラートに包まずものを言う。その様子に溜め息をつき“…悟。”と名前を呼ぶと五条は“だって本当の事だろ?”と述べており。)
それなら良かった!うん、また明日ね。
(お礼を伝え楽しかったことを伝えると虎杖も笑みを浮かべ楽しかったと言ってくれた。その様子に安堵して此方も笑みを返せば手を振り挨拶をして此方も自室に戻り。すると足音で気付いたのか隣の扉が開き釘崎が顔を覗かせては“明日、報告してよね。いいわね?”と告げられ、目を瞬かせながらもこくりと頷くと満足気な笑みを浮かべ部屋へ引っ込んで。一瞬の出来事に呆気に取られながらも自室の扉を開き部屋に入って。)
69:
通りすがりさん [×]
2023-12-28 18:56:39
……
(五条の言葉を否定も肯定もせず、鶴原は無言、そちらに目線を投げもしないまま─飽くまでもぱらりと本の頁を捲る。家入は乾いた声で笑いながら"はは、凄い自信だな。五条の方が性格終わってるよ"と言った後、ちょっとヤニ吸ってくる、と言い残してその場を離れた。それから少し時間が経った後─鶴原は短編小説らしい本を閉じ、五条を諭す夏油に冷えた目線を投げる。)
…別に構いませんよ、事実ですから。
──
…んえ…何、伏黒…
(翌日。朝早くから私服に着替えた伏黒に叩き起こされ、"出掛けるぞ虎杖"と部屋の外へ連れ出される。いつにも増して強引な伏黒に引きずられ、あれよあれよと言う内に虎杖は男二人でオープンカフェのテラスに座っていた。"アイスコーヒー一つ、こいつにはココアで"と注文まで伏黒に済まされ、虎杖が困惑していると─伏黒は"…で?昨日は結局どうだったんだ"と話題を振る。それで漸く察したらしく、少し居心地悪そうに話し始めた。)
……どう、って…別に。
70:
夏油傑/如月颯鈴奈 [×]
2023-12-28 20:56:54
そんな事ないと思うよ。少なくとも私はね。昨日一緒に過ごして玲司のことが分かってきた気がするよ。
(家入は五条の方が性格が終わっていると告げれば煙草を吸いに教室を出た。五条の相変わらずの物言いに諭していれば、鶴原は事実だから構わないと言った。しかし己としては昨日交流をして鶴原の今まで知らなかった一面を知れたため少しではあるが鶴原の事が分かってきた気がしたためその事を伝える。そして五条に“玲司は悟より何倍も性格良いと思うけどね。”と述べて。五条は“あんなのの何処が性格良いんだよ。”と文句を垂れ。)
え…野薔薇?
(翌日。寝惚けながら身支度を整えていればドアをノックする音にドアを開ければ私服姿の釘崎が立っており。“行くわよ。”と引っ張り出され雑誌でも話題のお洒落なカフェに連れてこられた。飲み物は釘崎が勝手に頼み、飲み物が到着したところで“それで?昨日は虎杖とどうだったの?”と訊ねられた。2人で出掛けること伝えていたっけと考えながらも釘崎の早く聞きたいといった表情にその事は聞けず、届いた飲み物を飲みつつおずおずと述べて。)
どうって…普通に映画見て、お互いの服買いに行って、ゲームセンター行って…それだけだよ?
71:
通りすがりさん [×]
2023-12-29 20:53:50
……買い被りすぎですよ、夏油くん。
(文句を垂れる五条を横目に、鶴原はそう言いながら本の角を机に当てて─軽く音を立てた。─と、煙草を吸いに行った筈の家入が戻ってきては"鶴原ー、夏油と任務だってよ。五条は留守番な"と煙の出ている煙草片手に鶴原を呼びつけた後、五条の方を見て嘲るように笑う。鶴原は小さく頷いて立ち上がり、律儀に五条に向けて一礼をしてから夏油の方へ歩いていった。)
…とのことですが、夏油くん。
──
…んなこと言われたってさ~…
(ところどころで口籠る虎杖に伏黒は眉間に皺を寄せて眉を顰め、"…それだけか?"と何となく呆れたような口調で腕を組む。当の虎杖は運ばれてきたココアを啜りながらどさり、と机に崩れ落ち、そこから伏黒を上目遣いに眺めた。"…お前、変な所で慎重だよな"と吐かれた毒にいよいよ落ち込んだ犬のような表情を浮かべる。)
72:
夏油傑/如月颯鈴奈 [×]
2023-12-29 21:59:35
あぁ、それじゃあ行こうか。
( 家入からの言葉を聞き五条は“つまんな、”と吐いて。鶴原に一礼されればちらと横目で見れば早く行けよ。お前らが居ない方が静かで良いわ”と手をヒラヒラとさせて。五条からの言葉に“悟にだけは言われたくないな。そっくりそのまま返すよ。”と返事しながらも此方に来た鶴原に上記のように告げれば立ち上がり教室を出て。)
…それくらいかな。
(釘崎から根掘り葉掘り質問されて結局、宿儺の一件や手を繋いだことなどあらましを伝えて。釘崎は溜め息をつき“結局は2人でただ出掛けただけってことね。”と述べて。映画のチケット態々あげたのに、虎杖は何してるんだか。しかし宿儺にまで両想いである事を気付かれているのか。あーもう、じれったい!と思えば段々と腹が立ってきて虎杖に物申したいと思えばスマホを取り出し伏黒に“来い。虎杖連れて。”というメッセージと共に現在地のカフェのリンクも貼り送り付けて。 )
73:
通りすがりさん [×]
2023-12-30 11:12:18
…何故僕なんでしょう。夏油くんとの任務なら、五条くんの方が適任では…?
(荷物をまとめて教室を出た後、鶴原は隣の夏油に言うでもなくぼそりとそう呟く。左手で瞳を丸々覆い隠すと、瞳の奥で術式─の媒介が蠢くのを感じたのだろうか、鶴原の無愛想な唇の端が─不快感を訴えるようにぴくりと少し引き攣った。少しの間を置いて手を離し、任務の現場である廃校の前で足を止める。外からでも分かる禍々しい気配に眉を顰め、鶴原には珍しく愚痴を零した。)
……僕には荷が重いですね。
──
え、何?なんで!?
(ピロン、と伏黒のスマホが着信を告げる。スマホを開いた伏黒は一瞬眉を顰め、それから机に伏せている虎杖の腕をがしりと掴んで─"…移動するぞ"と声を掛けた。何も事情の分かっていないらしい虎杖は困惑したような声を上げ、会計を支払った伏黒に半ば引きずられるようにして釘崎と如月の居るカフェへと向かわされる。)
74:
夏油傑/如月颯鈴奈 [×]
2023-12-30 12:04:40
そうだな、確かに…珍しい事もあるものだね。
(教室を出て歩きながら、鶴原は何故己なのだと呟いている。確かに、いつもセット扱いのように己と五条2人の任務が多く偶に鶴原もという事はあったが2人という事は無かったなと思い出し呟いて。任務場所の廃校前に到着すれば禍々しい気配を感じ呪霊がいるのは一目瞭然であり。これは等級も高そうな呪霊だろうと考えていれば、珍しく鶴原が愚痴を零した。気になれば鶴原に目を向け声を掛けて。)
珍しいね、玲司が愚痴を零すなんて。
2人を呼んだの?
(飲み物を飲み外の景色を眺めているとスマホをポケットにしまった釘崎から“今から虎杖と伏黒来るから。”と言われて。何やらスマホを操作していたのは2人を呼んでいたからなのかと納得をして。昨日の今日で虎杖に会うのは何故か少し照れくさい気もした。上手く話せるかな、気持ちを落ち着かせておこうと思えば釘崎に一言声を掛けお手洗いに向かって。)
私、お手洗い行ってくるね。
75:
通りすがりさん [×]
2023-12-30 13:10:56
……僕だって愚痴くらい言いますよ。
(冷えた眼差しを向けながら長く深い溜息を吐き出し、帳を下ろした鶴原は「…分かっていると思いますが…触ると廃人になりますよ」と注意をしながら左手で瞳を─眼球だけが露出する形で覆った。途端、それが合図だったかのようにぐるりと鶴原の眼球が一回転し─白目の部分が墨汁でも垂らしたように黒く染まる。間髪入れずに黒く染まった部分から同じ色をした黒い蝶が無数に湧き出し、吸い込まれるようにして廃校の中へと羽ばたいていった。)
──
ちょ、痛えって伏黒!
(カフェに到着すると虎杖はどん、と伏黒に背中を押され、"…テラスの一番端。行って来い"とだけ言われる。何が、と聞き返そうとしても当の伏黒はさっさとお手洗いへ消えてしまい、仕方無しに言われた席へと向かうと─そこに如月の姿は無く、釘崎の姿だけがあった。不思議そうに首を傾げながら釘崎の隣、如月の正面の席に腰を下ろす。)
76:
夏油傑/如月颯鈴奈 [×]
2023-12-30 14:06:50
それもそうか。私達の前で愚痴を零すことは滅多にないだろう?だからついね。
(愚痴を零すことを珍しいと告げると溜め息をつき愚痴くらい言うと言われた。確かにその通りではあるが玲司がそのような軽口など言うことは聞いた事がなかった。気を許してきているという事だろうか。そんなことを考えていれば、帳を下ろし術式を発動するようで注意をされて。“あぁ、分かっているよ。”と返事をしては少し距離を取り術式を発動する様子を見ており。)
そろそろ戻ろうかな…。
(虎杖が隣に座ったのに気付いた釘崎はキッと虎杖を睨み、掴みかからんばかりの勢いで“アンタ何してんのよ!折角チャンスあげたのに!映画のチケット代返しなさいよ!”と一気に捲し立てて。その頃如月はお手洗いにて気持ちが落ち着いてきたようでそろそろ戻ろうと考え呟くとお手洗いを出て。釘崎はそろそろ如月が戻ってくると直感で感じては“もう1回チャンスあげる。今度は上手くやんなさいよね。”と一方的に告げれば姿を消して。)
77:
通りすがりさん [×]
2023-12-30 14:57:03
………来ましたね。
(蝶が吸い込まれた後、程無くして呪霊らしき呻き声が聞こえ─全身に凄まじい量の蝶が止まり、一つの黒い塊のようになった呪霊が廃校舎から四つん這いで這い出てくる。ふとズキリ、と蟀谷に走る割れるような痛みに鶴原は眉を顰めつつ、冷えた声で告げた。─通常ならば鶴原の「蝶」がこれ程まで集った状態で、生命としての形を保てる筈も無いのだが─中々しぶといらしく、不明瞭な呻き声を発している。)
──
は、何!?どーいうことだよ釘崎!
(隣に座ったかと思えば急に怒鳴り声で捲し立てられ、一方的に釘崎に立ち去られてしまう。やはり当の虎杖は全く状況が理解できていないのか、伏黒に助けを求めようとするが─いつの間にかお手洗いから戻って来ていた伏黒も素知らぬ顔をして、釘崎と同じテーブルでコーヒーを啜っていた。)
78:
夏油傑/如月颯鈴奈 [×]
2023-12-30 19:03:31
どうやら私の出番のようだね。
(鶴原に任せ術式を発動させた様子を眺めていたが、程なくして呪霊の呻き声らしき声が聞こえた。鶴原の言葉に視線の先を見れば呪霊が廃校舎から四つん這いで出てきた。鶴原の術式で仕留められなかったとなれば、階級は高くしぶといようだ。此処からは己の番だなと考え述べては呪霊を召喚させては此方に這い出てきた呪霊に向かい、攻撃を浴びせて。)
あ…虎杖くん来てたんだ。野薔薇と伏黒くんは…?
(釘崎は伏黒と共に飲み物を飲みながら何も言わず表情はちゃんとやれよというような表情で虎杖を見て。お手洗いから出てテラスの自分の席に向かい。到着すればいるのは虎杖のみで。釘崎もいないし、虎杖は伏黒と来るのではなかったのだろうか。疑問が浮かんできては自分が座っていた席に座りながらも虎杖に訊ねて。)
79:
通りすがりさん [×]
2023-12-31 06:47:19
…頼みます。
(鶴原は絶えず響く痛みに耐え、蟀谷をコツコツと爪先で叩いて─呪霊に見せる幻覚の強度を更に強める。人間ならば廃人どころか生命そのものを失っても不思議でない強さのそれは、術者である鶴原の脳にも負担を掛けるらしく─「…ぐっ、」と口から苦しげな呻き声が漏れた。ふらつく足元を精神力だけで抑え付け、身体を支える為か─片方の手が廃校舎の開け放たれた門扉に掛かる。)
──
あ、如月…それがさ、何かどっか行っちゃって…
(今になって漸く、この席が如月の真正面だということに気が付いたらしい。一気に気恥ずかしくなりながらも─虎杖は釘崎と伏黒を恨めしげに睨んだ後頭をポリポリと掻き、困ったように笑ってみせる。何だか居た堪れなくなって、仕返しとばかりに眼の前に置かれていた─恐らくは釘崎の─甘ったるそうなフラペチーノをずずっ、と一気に啜った。喉に飛び込んできたそれの、あまりの甘さに若干噎せる。)
80:
夏油傑/如月颯鈴奈 [×]
2023-12-31 11:03:37
すぐ終わらせるよ。それまでの辛抱だ。
(鶴原の呪霊に見せる幻覚はどうやら鶴原の脳にも負担を掛けるらしく苦しげな呻き声を漏らし門扉に寄り掛かり身体を支えている。呪霊に攻撃をしながらもちらと鶴原の方に目を向ける。鶴原の幻覚が効いているようで此方には攻撃を仕掛けてこないしダメージを負っているため時間も掛からず祓えるだろう。鶴原に声を掛けては最後のトドメに呪霊に強烈な一撃を食らわせて。)
そうなんだ。2人ともどこ行ったんだろう。
(虎杖の真正面に座り、疑問を口にするが虎杖もあまり状況を把握していないらしくどこか行ったと言った。不思議に思いながらも2人を待つしかないかなと考えて。そうしていれば虎杖がフラペチーノを飲み軽く噎せている。その様子に心配の声を掛ける。ふと己の飲み物があった付近に目を向けるも無くなっており。虎杖が飲んでいるものだと分かればおずおずとしながらも告げて。釘崎は全て飲み干し移動していたようで空になったコップが端の方に置かれていて。)
大丈夫?……あ…それ、私の…。
81:
通りすがりさん [×]
2023-12-31 12:51:53
……そうして頂けると、有り難いですね…
(鶴原は弱々しく答え、生きながらに頭を割られているような痛みに歯を食いしばった。門扉に掛けた片手には無意識の内に力が込められ、形の良い爪が赤茶けた錆を引っ掻いて甲高い音を立てる。─と、急激に鶴原の頭を苛んでいた痛みがすう、と嘘だったかのように引いた。術式を行使していた対象が消滅したことにより、"止まり木"が無くなったのだろう。空中に解き放たれた「蝶」達は行き場を無くしたようにふらふらと彷徨った後─吸い込まれるように鶴原の眼球の中へと消えていく。それに蓋をするように左手で眼球を覆うと、「蝶」は微かに蠢いて─その動きを止めた。)
──
え?…あ、ゴメン!釘崎のかと思って…!
(フラペチーノを飲み干して噎せた後、如月から掛けられた言葉に─虎杖は一瞬きょとんとした表情を浮かべた後、すぐに焦った様子で慌てて謝罪する。)
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