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BLなりきりチャット
自分のトピックを作る
■:
匿名さん [×]
2023-08-22 20:24:32
…僕は不出来な奴だから、“主様”の役にさえ立てばそれでいい。
しかし、冷酷無慈悲、おまけに剣の腕前もピカイチだと言われている主様のお役になんて、本当に立てるのだろうか。
失敗してこの命が絶たれようと、それもまた、僕の運命だ ━━
僕はずっと、主様を待っております。
※pf不要、絡み文からはじめて頂けると嬉しいです。
1:
??? [×]
2023-08-22 20:49:34
━━━お初にお目にかかります、主様。
( まだ、じりじりとした暑さが続く夏季の日。真っ黒なスーツに身を包み、窓から差す鋭い日差しにじわりと汗をかきながらも、手袋をはめた右手を胸に当て、お辞儀をする姿勢は1ミリたりとも崩さない。
少し古くて趣のある屋敷だがその広さは十分で、目の前の相手に届くほどの声量しか出していないはずなのに、自分の声がよく響くのが分かる。
おまけに、自分の他に使用人はいないらしく、巷で流れる噂によれば皆逃げ出すように辞めてしまったとか…、まぁ、それが本当かどうかは分からないが。)
ミヤビ家からやって参りました、名を、ハルと申します。
今日から主様に仕えることと相成りました。
どうぞ、よろしくお願い致します。
( 更にもう一段階頭を下げながらそう言うと、自身の黒い髪が瞳にかかるのが分かる。
ミヤビ家は、アジアの異国生まれの名家だったが、その名は年々薄れていき、今は優秀な兄が名誉の再構築を行っている。
それに比べ、容量も器量も劣る自分は、せいぜい高層社会に君臨する名家に売られ、働くしかない。
異国譲りの黒髪、幼い顔立ち、168程しかない小さな背丈。こんな自分で如何ほどの役に立てるかのかは分からないが、なにせ、我慢だけは得意だ。どんな事があっても乗り切ることは出来るだろう。
そんな事を心の中で思いながら、主様からの言葉を待った。)
2:
??? [×]
2023-08-22 21:21:37
( / こちら、現在お相手様募集中です。
参加希望の方は絡み文からお願い致します* )
3:
匿名 [×]
ID:35b6f8410 2023-08-22 21:30:21
…………
( 夏特有の暑さに少し苛立ちを感じながら足を組み、声は聞こえているはずなのに黙ったまま視線を向けることなく読書を嗜む。
相手が胸に手を当て、お辞儀をする動作をほんの僅かも崩さないのを視界の端で確認すると読んでいた本を閉じて机に置き、窓から差し込む日差しを遮断するうにカーテンを締め切る。
再び椅子に座ると机に肘を置き、手に顔を乗せると貴方の姿をじっと見つめる。)
顔を上げろ。
( もう一段階頭を下げる姿を見て、お世辞にも柔らかいとは言えない口調と声でそう言葉を発する。
ミヤビ家。どこかで聞いたことのある家柄だと記憶を探るように思考をめぐらせる。名の認知度が段々と薄れていった所かと大雑把に思い出し、そんなミヤビ家の一員が自身の家に来たのかは謎だが強い興味がある訳でもないので聞かないでおく。
また使用人が来たか、どうせ逃げ出してコイツも辞めるだろうと内心つまらないそうに感じながら、何の情もない、冷たい視線を向け、相手が頭を上げるのを待つ。)
4:
??? [×]
2023-08-22 21:49:06
………はい。
( 顔をあげろ、との言葉に返事を返せば、ゆっくりと顔を上げて此方を見つめる瞳と目が合った。
部屋に入る時から目を伏せていた為、主の顔を見るのは初めてだが、冷たく向けられたその視線に、小さく口角を上げはするものの特に顔色を変えることも無く、視線を逸らすこともない。
似たような視線には多少慣れているし、身内から向けられるものに比べれば何ともない。見返りさえ求めなければ、案外人間というのは生きやすい、と思う。)
早速ですが主様、ご入用のものや雑務などありましたら、何なりと、このハルへお申し付け下さい。
( 胸に当てていた手を下ろし背の後ろで両手を揃えると、尚も視線を逸らすことはなく、微笑みながらも淡々とした口調で何か仕事は無いだろうかと尋ねてみる。
この屋敷での仕事に慣れるまでは、せめて言われた事を完璧にこなして行く必要があるだろう。なるべく余計なことはせず、大人しくして様子を探ろうという考えのようだ。)
5:
匿名 [×]
ID:35b6f8410 2023-08-22 22:03:17
……昼食を作ってくれ。掃除をするのは俺の部屋と大広間だけでいい。
( 起床して朝から何も食べておらず、読書に没頭していた為腹が空いていて。わざわざ作るのも面倒くさく普段なら夜しか食事をとらないが作ってくれる人がいるなら話は別だ。
淡々とした口調で何か仕事はないかと尋ねる相手にそう告げ、自身が使う部屋は自室と食事をとる時に使う大広間だけなのか、その部屋だけ掃除をするように頼む。そして立ち上がると本棚に先程読んでいた本を戻し、また違う本を手に取る。)
6:
ハル ミヤビ [×]
2023-08-22 22:18:47
かしこまりました。
昼食のご用意が整いしだい、お声かけ致します。
( どんなことを言われるのかと少しだけ身構えてはいたのだが、昼食の準備を告げられると少し拍子抜けして。おまけに掃除する範囲も限られているとなると、思いのほか仕事内容は安易なようだ。
告げられた事にはすぐさま応答し、再度胸に手を当てお辞儀をすると、足音を立てることなく主の自室を後にする。
廊下を歩いていきながら周囲を見渡すと、どうやら主の生活範囲内は掃除が行き届いているようで、キッチンに着き冷蔵庫の中を見てみても、最近まで使われていたことが分かる。恐らく、つい先日まで他の使用人が働いていたのだろう。
父上が使用人の話を持ってきたのも随分急なことではあったが、なんとなくその理由が分かったような気がする。
手袋を外しスーツの上着を脱ぐと、考え事はさておき、早く昼食を届けるべく料理の準備を始めたのだった。)
7:
ルキノ・エヴァンス [×]
ID:35b6f8410 2023-08-22 23:04:45
…あぁ。
( 足音を立てることなく自室を後にする貴方を見て、良く言えば礼儀正しい、悪く言えば堅苦しい奴だなと感じる。先程から胸に手を当て、その動作をやめたかと思えば背の後ろで手を揃える。これまでの使用人も堅苦しい奴ばかりだったが、これまでの人は初めてだ。チャラチャラとした軽々しい雰囲気は苦手だが、どうも自身にまで肩に力が入ってしまう。
相手が料理を作り終わるまで暇つぶしとして自室を出て大広間に行き出来るだけ相手の無駄を省く。)
8:
ハル ミヤビ [×]
2023-08-23 08:28:47
( シャツの袖を捲り料理を始めると、慣れた手つきで手際よく作業を進めていく。名家出身で使用人をしているなど、他所に言わせれば笑い話この上ないのだが、自分が家でも他所でも価値を見出すためには仕方の無いことだ。
テキパキと肉や野菜を切り分け、効率よく作っていくこと1時間ちょっと、料理をお出しできる状態になった為、もう一度スーツのジャケットと手袋で身なりを整えると、主の部屋へと向かうために大広間を通って廊下へ。
いつもはぴしりと背筋を伸ばしているが…初日とはいえ気を張りすぎたせいだろうか、気を抜いて小さくため息をこぼしていると、ふと大広間にある人影に気が付いて、それが主本人である事に気付いた途端に背筋がしゃんと伸びた。)
主様、ただいまお部屋へ向かおうかと思っておりました。
………何を、なさっているのですか?
9:
ルキノ・エヴァンス [×]
ID:35b6f8410 2023-08-23 10:44:17
( 自室に行くには大広間を通らなければ行けない為、自分がここに居ても気付くだろうと思い椅子に座り大きなテーブルに肘をつき、手に顔を乗せて窓から差し込む日をボーッと眺め、時には窓を覗いて中庭の植物を見るたりする。何も無い屋敷でずっと暮らして来たからか、暇つぶしは得意で慣れっこだ。苦だと感じない。
貴方に声を掛けられるとそちらに視線を送らせ、料理ができたのかと思いながら質問に答える。)
…何って、昼食が出来上がるのを待っていただけだ。わざわざ俺の部屋に行くのは面倒だろう?
10:
ハル ミヤビ [×]
2023-08-23 13:38:11
…左様でございましたか。
気遣って頂いてありがとうございます。
では、すぐに食事の準備をいたしますね。お口に合うと良いのですが…。
( いつから此処で待っていたのか定かでは無いが、どうやら自分が部屋まで向かう労力を考慮してくれたようで、小さく笑いながら礼を述べておく。
食事の準備などで少しでも粗相があれば怒鳴られでもするかと思っていたが、案外、そうでは無いのかもしれない。
そんな事を考えながら食事の準備も手際よく行い、サラダやスープ、メインの肉料理など、彩り良い品々を並べれば「 召し上がりくださいませ 」と、自分は主の後ろの方に下がっておく。
自分の分もついでに作ってはいるが、後で休憩の時にでも食べようと思っているらしい。)
11:
ルキノ・エヴァンス [×]
ID:35b6f8410 2023-08-23 13:54:56
…あぁ。
いただきます。…美味いな
( 手際よく行われる準備を見て、慣れた手つきだなと思いながら彩りの良い食品が並べられると、手を合わせてそう言う。まずはスープをスプーンで掬って飲んでみて、自分の好みの味だったのか感想を呟き、他の食品も口に運び黙々と食べ進めていく。
相手が自身の後ろに下がったのが視界の端に映り、こんな無駄に広いテーブルに一人で食事をとるのは何だか居心地が悪いと感じたのか、下記の言葉を述べる。)
…共には食べないのか?
12:
ハル ミヤビ [×]
2023-08-23 19:25:12
( 相手が美味しいと言ってくれたことに対して、良かった、と安心し肩の力を抜いていると、思いがけず一緒に食事を取らないのか、と聞かれ思わず「え」と間抜けな声を出してしまう。
すぐさま咳払いをすると、再度食事をする主の背中を見つめた。確かに、こんなに広い空間の中、1人で食事をとるというのは心地よいものでは無いのかもしれない。
実家には両親も兄も使用人達もいたが、自分も食事をする際は毎回1人だった為、相手も同じ気持ちかどうかは分からないが、少なからず寂しさを感じるものだった。)
……申し訳ありません。
誰かと食事を共にする、という習慣が無かったものですから。
主様が許可していただけるなら、ご一緒してもよろしいでしょうか?
( 一緒に食べていいものかどうか少し考えてから、その答えを求めるようにそう返答を。主に許可を貰えたなら、それはきっと無礼にはならないはずだ、と思ったようで。)
13:
ルキノ・エヴァンス [×]
ID:35b6f8410 2023-08-23 20:17:19
ん。何処でも好きな席に座れ
( 相手の質問に短く頷いそう答え、その質問の前の言葉が少し引っかかる。相手のことについてはまだ深くは知らないが、兄弟や両親などと一緒に食事をとることがないとはどういうことなのだろうと思いながらメインの肉料理に手を出し始める。
何しろ無駄に広いテーブルなので空いている席は沢山あり、選択肢は多いが自身が相手の座る席を決めることはないので相手の好きなように決めさせることにした。
肉料理を口に頬張るとどこの席に座るのか気になった為、相手に視線を移す。)
14:
ハル ミヤビ [×]
2023-08-23 20:54:41
( はい、と返事をし、早速自分の食事を用意するのだが…さてどの席へ座ろうか、といざ着席しようとして足を止める。
好きな席へ、と言われてはいるものの、すぐ近くに座るのは不躾に思えるし、かといってわざわざ離れた席へ座るのも失礼だろうか、なんて考えがグルグルと頭を回ってしまう。
もし、相手が噂通りのお人ならば近くへ座って怒りを買うかもしれないが、やはりそんな方には見えず、一か八かではあるが、やっとのこと着席したのは、相手の目の前の席。
向かい合う事で相手の姿がよく見えるし、見えることで相手をよく知り、安心出来る。
だが、あくまでこれは持論であって、主が嫌がるようならば速やかに移動しようと考える。)
…つかぬ事をお聞きしますが。
先役の使用人はいつお辞めになったのでしょうか。
掃除やキッチンの管理も成されていたので、つい先日までいらっしゃったのかと、少し気になりまして。
( 静かに手を合わせると、料理を口に運ぶ前に少し話を振ってみよう、と先程考えていた事を尋ねてみる。)
15:
ルキノ・エヴァンス [×]
ID:35b6f8410 2023-08-23 21:23:00
( 相手が自身の目の前の席に座るのを見ると何事も無かったかのように手元にある食品に視線を移す。どうやら目の前に座られるのは嫌では無いらしい。ナイフで肉を一口サイズに切り分け、フォークで刺して口に運ぶ。自身はあまり口数が多い方ではない為、話を持ち出すことが出来ず、ただ咀嚼を続けるだけになってしまう。そして貴方から“いつ前回の使用人が辞めたのか”と聞かれると、口の中に入っている食べ物を飲み込み記憶を探る。)
…一週間前だ。アイツは1ヶ月程で辞めたな
( 来た使用人がすぐに辞めることは日常茶飯事だ。自身でも辞めてしまうのは理由が分かっている。)
16:
ハル ミヤビ [×]
2023-08-24 17:00:30
( 目の前に座ったことには特に触れられず、無言の肯定といったた所だろうか。此方からの問いかけに対しても、暫しの沈黙の後に返答をくれるところを見るに、少し身構えていた肩の荷が降りたような気持ちになる。
とはいえ、返答を聞いた際も特に表情を変えることはなく、自分もやっとのこと料理を口へ運んで咀嚼し、嚥下する。)
…そうでしたか。
主様の噂は耳にしておりますが、勿論、全てを鵜呑みにしているわけではございません。
主様が「出て行け」と仰らないかぎり、ハルは、お傍に付いております。
( 噂を耳にしていることは正直に伝えた上で、目の前に座る相手の顔を真っ直ぐ見つめて言葉を綴る。
噂による印象というのはあるが、実際がどういう人物なのかはまだ分からないし、それは恐らくお互い様だろう。
例え、やはり噂通りの方だったとはいえ、主からの言葉がない限り、自分からは辞めないらしい。)
17:
ルキノ・エヴァンス [×]
ID:35b6f8410 2023-08-24 19:59:41
……あぁ。だが使用人が居なくなるのは困る。俺からは「出て行け」とは言わない。お前が出て行けと言われない限り出て行かないのであれば、一生この屋敷で俺と一緒に暮らす羽目になるぞ
(使用人がいなくなると自分で掃除をし、食事を作らなけれらばならない。自身にとってはそれが面倒で仕方が無い為、此方からはこの屋敷を追い払うことはしないらしい。
だが相手は自身からの命令がない限り出て行かないのであれば、ずっとここに居ることになる。それでもいいのかと、問いただすように脅し気味に言ってみる。)
……その俺の噂とやらを聞かせてくれないか。
(貴方の口から“噂”という言葉が聞こえると、興味を示したのか上記の質問を述べてみる。どうやらなんとなくは噂の内容が耳に入っているが詳細の方は知らず、ここ最近気になっていた。)
18:
ハル ミヤビ [×]
2023-08-24 20:57:12
…では、末永く、よろしくお願い致します。ルキノ様。
( 自ら“出て行け”とは言わないと、少し脅しにも聞こえるような言葉を発言する相手に対し、少しばかり呆気に取られたように目を開くものの、一間おいて静かに笑うと、柔らかく口角をあげたまま上記を述べた。
もし、この屋敷を追い出されれば、自分は行くあてを失うようなもので、“一生”1人にはならないのだとしたら、これほど嬉しいことはない。
しかし、続けて噂について言及されると、こほん、と口元に手を当てて、気持ちを切り替えるように水を一口流し込む。そして、少しばかり気まずそうに苦笑いしながら、主の望むように続けた。)
ご本人へ告げるのは、些か複雑な気持ちになりますが…。
━━財力とその知名度も然ることながら、名家の孤高に君臨するエヴァンス家の現当主。先代をも上回る剣術の腕前と知識をお持ちで、飛び抜けた軍事の才をお持ちのお方だと、存じております。
…しかし、その反面、非常に厳しく冷酷無慈悲で、些細な無礼をも働いてはいけない。縁談は疎か、使用人も逃げるように辞めていく、と。
……エヴァンス家は名家の間で特に有名でしたが、実際のものに関しましてはさほど流出しておらず…、此方にも噂だけはよく流れてきておりました。
19:
ルキノ・エヴァンス [×]
ID:35b6f8410 2023-08-24 21:32:39
……俺はよろしくするつもりはないがな
(口先ではそう言いつつも、貴方から言われた言葉に少し嬉しかったりもする。何故なら、どんなに自身があなたのことを見つめたとしても決して怖気付かず、静かに笑っているのだから。そんな姿を見て変なやつだなと心の中で呟き、声には出さず少し口元を緩めて微笑をする。)
…だが、今その噂は二つ間違っていると証明されたな。
(冷酷無慈悲、そんな言葉を言われると心外だと言うように言葉を零す。人よりは口数が多いわけではないし冷たい人間なのかもしれないが。
自分は些細な無礼を許さないほど心の狭いやつではないと思っている。縁談の件についてはそこまで興味がなく、自身の後を継ぐ人が欲しいのは重々承知だが、愛していない女性と一緒に暮らすほど暇な人間ではない。
20:
ハル ミヤビ [×]
2023-08-24 21:53:40
───はい、このハルも、そう思っております。
( 噂の虚偽を証明されれば、その通りだと、此方も頷いてはもう一度小さく笑ってみせる。こうやって誰かと会話出来るのがなんだか嬉しくて、本当に噂通りの人ならば、こんなに浮かれきって饒舌になる使用人など、すぐ追い出されるに決まっている。
口では冷たいように振る舞うけれど、ほんの僅かに微笑している相手の表情を見ると、更なる安心感を感じてしまいそうだ。
しかし、今はお務めの最中であるし、あまり気を緩めすぎてはいけない、と背筋を伸ばし直すと、もくもくと料理を口に運ぶ。だが、その途中にも、ふと思い立ったように言葉を添えた。)
…こんな事を言うのも、実に身分不相応ではございますが。
主様は……“僕”に対して、気になる事はおありですか?
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