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異能学園 打ち合わせ用/568


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112: 名無しさん [×]
2024-02-25 08:23:53

名前:門廻 稔(セド ミノリ)

性別:女性

年齢:26

容姿:蜂蜜を溶かしたような濃いめのベースと白金に近いブロンドのバレイヤージュ。緩く巻かれた髪が肩甲骨付近まで伸びており、長さの割に軽そうなふわっとした印象を受ける。普段は降ろしているが、戦闘の際には後ろでひとつ結びに。瞼は固く閉じられている。開眼することがあったとすれば、くすんだ紅玉のような白みがかった瞳がみれるだろう。骨盤と胸部が広めの砂時計体型。平たく言うと『ぼんきゅっぼん』な身体つき。しかしながら、バランスよく筋肉がついており引き締まっている。アスリート体型とは言い難いも、マシュマロボディのような柔らかい印象はない。肩幅が広く、上半身だけみれば男性寄りの骨格。170cm後半という身長の高さも相まってか、全体的に『デカい』という印象を持たれがち。

服装:紺色をベースとして、白色の生地が左肩から金留めまで同地点から左腰にかけてクロスしている。右前身ごろのデザインで、右寄りに留め金が施されている。スラックスも白い生地。白地に金色のラインが入ったマントは足元に及ぶ長さ。白基調に底部のみ黒色の底が低いブーツ。海軍の軍服に近いデザインの服装。常に白杖をついている。

役職:教師(降霊術専攻)

能力:魂賭契約(表向きは降霊術)
降霊術の一つで、身体の一部もしくはその魂を持って強力な『何か』の能力を借りることができる。降霊した側で担保を選ぶことはできず、呼び出した存在の気分でそのまま命を落とすこともざら。命を落とさなくても魂を賭けさせられるので、結果的に命はあってないようなもの。また、ヒトの身でありながらヒトならざる『何か』の力を行使する時点で寿命は確実に縮む。どう頑張っても生きながらえることは無理ゲー。存在を知る者自体少ない程の術で、稀少すぎるが故に禁術として取締りされていないのが難点。とある事件をきっかけにこの術にたどり着いたものの、両眼の視力を失った上に死後の魂を契約相手へ渡すこととなった。能力を借りることはできず、契約相手の力を使いたい際に身体ごと譲り渡さなければならない。身体を預けている間の記憶は共有されないため、目覚めたら身体がボロボロになっていることも多々。契約相手本位にみえる内容だが、実際はこちらにも旨みはある。詳しい取り決めは以下の通り。
①能力施行の際は、身体を譲り渡すこと。
②身体を預けている間は、契約者の精神を保護するために一切の記憶を共有しないこと。
③入れ替わり中は、契約者の心身の保護を第一優先とし最大のパフォーマンスを発揮すること。
④契約内容が守られない際には、担保を即刻返上し、自身の持てる能力全てを契約者へ譲ること。
⑤④で得た能力は3日以上継続して使用しないこと。守られない場合は、契約者の身体が耐えきれずに契約終了を迎えることとなる。
⑥あえて⑤を誘発する行動を禁ずる。
また、この術で呼び出せる存在は既知の物語等に限らず、存在を忘れかけられている『何か』まで該当する。今回呼び出した『何か』もその類。形容し難い容姿を有しており、一目見ただけでも生理的嫌悪を感じる。呼び出した時点でいの一番に視力を奪われたため、本人は契約相手の容姿を知らず、周囲から伝え聞いた範囲で想像している。契約相手曰く、今はなき地域の地主神として祀られていたらしい。しかし、時代が流れるにつれて信仰心は薄くなり、最終的には鎮守神に抑えつけられて何もできなくなった挙句、その存在を忘れ去られたんだとか。当時、祀られていた真っ白な自然石が御神体として残っているため、消えることもできずに存在しているらしい。有する能力は身体強化。例えば守護の力であれば、ヒトならざる…それこそ、神話時代のようなおとぎ話に出てくる出鱈目な身体強化から火傷をしにくくなる程度のおまじない強化まで効果の程は幅広い。契約者の身体を気遣って、余程のことがない限り『おまじない程度』を超える力は行使しないらしい。

性格: 誰にでも分け隔てなく優しい温厚な性格…と思われがちだが、実態は等しく他人に興味がないだけの冷めた感性の持ち主。だからこそ、一度愛すると決めた存在は慈しみ、真綿で包むように大切にする愛情深さがある。また、嫌悪や憎しみなどのネガティブな感情とも縁遠いタイプだが、愛する者を壊された際の負の激情は計り知れない。無論、生徒たちは可愛いと思っているが、その他大勢に対する好意と変わりはない。ただ、生徒が傷つけられた際に、お礼参りに行くくらいの教師らしさはある。

備考:元々は、降霊しても身体に障りが殆どない程度の低級あたりの存在を降霊していた。戦闘用として降霊することも多かったが、その他にも話し相手として呼び出していた。勝手に好かれて期待されては、勝手に失望し離れていくという受動的な人間関係を送る毎日。ある日、ある男性との出会いをきっかけに情熱的で刺激的な日々へ変化する。しかし、そんな幸せな日々は続かず、最愛となったその人は、自分が離れている間に亡き者にされてしまう。そして、あろうことか彼の人であったであろう一部を送りつけてきたのだ。怒りに燃えながら手を伸ばしたのは、祖母からおとぎ話程度に聞かされていた禁術。好きなものをなんでもくれてやるから復讐をさせろという強い怨念を気に入ったのか、姿の見えない『何か』は快諾。依頼、誰よりも傍で支え続けてくれている。細かい契約内容は決めたものの、それを『何か』が破ろうとしたことは不思議と一度もない。かといって、条件をこちら優位にしてくれることもないが。そんないじらしい存在に彼の人の思い出を乗せて『ヤヒコ』と呼んでいる。現在は、復讐後の余生ということで真っ当に人生を消化しようと教師として働いている。未来ある生徒たちが、自分のように自らの手で未来を潰さないように。もし、その選択を止められなくても力になれるように。


(/キャラクターシート完成しましたので、投下させていただきます…!)

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