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月夜の出会い〆/60


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自分のトピックを作る
6: 匿名さん [×]
ID:4d7b09425 2023-05-23 22:55:30

私も江戸時代のつもりで考えてました!
攻め様のプロフとても完璧ですっ
ありがとうございます!

一応こちらもできたものを載せますね!
変更や修正希望があったら教えていただきたいですっ

==================

【名前】結(ゆい)

【年齢】17

【性別】女

【好き】 甘いもの お花
【嫌い】 雷 暴力

【性格】控えめで優しくお淑やか。毎日休みもろくに無く与えられた仕事をしながらも生活をさせてもらっている為文句も言わずに過ごしている。何も楽しみがなく、同じ日々の繰り返しの中で庭に咲いた花を見つけた時が穏やかな気持ちになれる。
本来の性格は明るくてよく笑うのだが今の生活ではそれを表に出す事は殆どない

【容姿】身長156cm 体重42kg
肌は白く華奢で痩せ気味。胸を隠すほどの長さがある艶のある黒髪にくりっと大きな瞳、桃色の薄い唇。過去の体験や環境のせいもあり笑うことが滅多になくなったせいか表情が乏しい。
背中に少し大きな火傷の痕があり本人もそれをコンプレックスに思っている。

【備考】小さな村で生まれ育ったが野盗が村を襲い火事で焼かれてしまう。
両親もその時に失い自身も背中に火傷を失ってしまい、売人に保護された結果ある地主の屋敷に売られる。そこの若旦那が最初は優しくしてくれたがだんだん距離感が近くなり更に身体に触られるなどの行為がエスカレートしてくると必死に耐えていたがある夜限界を迎えて山奥に逃げ出してしまう

7: 匿名さん [×]
ID:6b7747f34 2023-05-23 23:35:37


(/承知しました、お褒めに預かり光栄です…!こちらこそ、主様の作っていただいたプロフィールに申すことなど何もございません、イメージとして完璧です!結さんを預かる身として、寂照が結さんの本来の性格を引き出せるように頑張りたいと思います…!)



8: 匿名さん [×]
ID:4d7b09425 2023-05-24 12:39:31

ありがとうございます!
楽しみですっ

ではそろそろ始めますか??


9: 匿名さん [×]
ID:6b7747f34 2023-05-24 14:12:35


(/はい、始めていただいても大丈夫です!初回ロルの方は主様にお任せしてもよろしいでしょうか…?)



10: 匿名さん [×]
ID:4d7b09425 2023-05-24 15:05:44

働く屋敷を抜けて山奥の森に迷い込む場面からでよさそうですか?

11: 匿名さん [×]
ID:6b7747f34 2023-05-24 15:22:24


(/はい、その場面からでいいと思います!見回り中の寂照が森で迷っている結さんを見つける、と言うふうにしようかと思っておりまして…!)



12:  [×]
ID:4d7b09425 2023-05-24 20:41:29

はぁっ…はぁっ…、きゃっ…!

(月明かりしかなく殆ど真っ暗な森の中を、裸足で大きく乱れた息をし涙を流しながら走っていて。
もうどれほど走ったかわからず、足がもつれてきてしまうとついに木の根に足が引っかかってはそのまま思い切り転んでしまい。

長く仕えていたお屋敷の若旦那、最近はやけに距離が近く何かと自分を見ていてはさり気なく身体に触れられることも増えていて。そしてついに、離れの使用人の部屋で眠っている時に違和感を感じ目を開ければ自分の上にその若旦那がいて、続いて自分の寝巻きの前を開かれている状況に危険を感じれば次の瞬間に若旦那を強く突き飛ばしてしまっていて。
その際にぶつけたのか、鼻血を出す若旦那が怒りに任せて襲いかかってくれば死に物狂いで逃げ出すと草履も儚いまま屋敷を飛び出せば行くあてもなくただ1人になりたいと山の中に迷い込んでしまい。

落ち葉や枝の上に倒れてしまえばもう起き上がる気力が無くなってしまい、ズキズキと足や身体が痛むのを感じながらこのまま自分は…と生きていくことを諦めると何のために今日まで頑張ったのだろうかと涙を流しながら重くなった瞼を閉じると意識を失っていき)

________
遅くなってすみませんっ
一応先レスさせていただきました

長さの方はお相手様に合わせるようにしているので、何か気になることとかがあれば遠慮なく仰ってくださいね!

13: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-05-24 22:12:44


…とんだ不届き者かと思っていたが…違ったか。

(夜の暗澹とした山を少しの迷いもなく歩く影が一つ、それは、この山に何十、何百年と前から住み続けている烏天狗であり。時に恐ろしき存在、時に神聖な存在として扱われる天狗に生まれ、わざわざ人の姿を模ってまで、頼まれたわけでもない見回りを続けてどれくらいの時が経っただろうか。

今日も今日とて森の平穏を守るために見回りをしていたのだが、神通力によって普段森に住む動物達とは違う気配を感じとる。それが人間であることはすぐに分かったが、暫く走り回ってから突如として動きを止めたことを不審に思い、足早にその気配のもとへと向かっていく。

草木を分けてたどり着いたその場所には、明らかに無事とは言えない風貌の女子が倒れていた。着崩れ、汚れた足、身体についた傷、そのどれもが今に至るまでを想起させる。まともな人間ならば彼女を救おうとするのだろうが、生憎自分は妖の身、必要以上に人と関わる理由などありはしない。何れ自然の一部となるだろうと踵を返して庵に戻ろうとしたが、そこで女子の目元にふと視線が向く。涙によって赤く腫れているのだろうか、その顔を見ていると、なぜだか放ってはおけないという気になって。

弱ってはいるが、まだ死んではいない。適切な処置さえすれば数刻で意識を取り戻すだろうと考えているうちに、無意識にその女子を自身の腕に抱えていて。そのまま背中の黒い翼を羽ばたかせ、月が照らす中、暫くすれば自身の庵まで連れて帰っており。

女子を庵の一室に連れていけば、傷のある箇所に薬草をすり潰して塗ったりと、出来る限りの治療をする。そのまま藁布団をかけてやれば、自身は縁側に座り込み、女子が目を覚ますまでは見張りをすることに。自分は何をしているのだと思うこともあったが、一度手を出してしまった以上最早関係がないとは言えない。せめてもの義理は通してやろうと、少なくとも朝になるまでは女子を守ってやることにして)

(/いえいえ、お気になさらず…!

こちらとしましては気になること等ございません!寧ろ、私の方こそ不安でいっぱいです…!長くなってしまった上、庵に連れて行くところまで描写してしまいましたが、もう少し段階を踏んだほうが良かったでしょうか…?)



14:  [×]
ID:4d7b09425 2023-05-24 22:50:19

……ん…、ここは…?…っ…

(ただ両親と貧しいながらに幸せに生活をしていただけ。
それがある夜火事となり、両親を失い、1人怯えて泣く自分の行き着いたところは地主の屋敷で。それからの毎日はただひたすらに働かされる日々で。…そしてそんな自分の最後は森の中で命を失うのかと思っていたが…。

突如浮上してきた意識の中で、温かくて柔らかい…という感覚を感じながら目を開ければ森の中のはずが天井が目に入り。
小さな声で戸惑いの言葉を口にして、ゆっくりと身体を起こせば途中ズキンと身体が痛み眉を寄せるも、布団がかけられていることに気が付いては困惑して)


________
全然庵に連れて行ってくれて大丈夫です!
ロルも問題ないですっ

因みにロルの長さの理想は今くらいですか?
もう少し長めがいいとか短めがいいとかはありますか?

15: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-05-25 05:48:20


目が覚めたか。まだ起き上がらない方がいい、傷が痛むだろうからな。

(普段ならば木々を見て詩でも読んでいるところだが、今日は詩興も湧かず、なぜわざわざこの様な行動をしたのかが理解できず、ただ自分に疑心が向くだけで。自分の考えはしっかりと持っているつもりだったが、こんなにも軽い気持ちで行動してしまったのかと、自分はまだまだだと自戒しており。

目を覚ませば元の場所に返してやればいいだけ、そう思って呼吸の音以外は聞こえぬほど静かに女子の目覚めを待っていたが、後ろから藁布団が畳に擦れる音と小さな声を聞けば、振り返ることはせず、平坦な調子のままでそう声をかけて。わざわざ隠すこともないため、背中の黒い翼などはそのままに、仮面だけは懐に忍ばせておき、振り返らぬまま「水は必要か?」と女子に言葉を投げて)

(/ありがとうございます、安心しました…!

私としましてはこのままで大丈夫です!展開上、どうしても長くなるときなどはまた別に対応していけたらと思っておりますので…!)



16:  [×]
ID:4d7b09425 2023-05-25 08:19:30

!……、貴方は…?

(自分に何が起きてるのか、屋敷に連れ戻されたのだろうかと一瞬考えるも見覚えがない部屋なのは一目瞭然で。
戸惑っていれば不意に声をかけられて、ビクッと身体を強張らせながらすぐに視線を向ければ人影が目に入り、どうして気付かなかったのだろうかと不思議に思いつつふとその人物の背中に違和感を感じじっと見つめると普通の人間ならあるはずがないものを見つけてしまい。

一気に恐怖を感じては不安そうにじっと見つめて、水はと聞かれても答えないままに怯えたように問いかけて)

________

了解しましたっ
改めてよろしくお願いしますね^^

17: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-05-25 19:27:28


…鞍馬寂照、妖だ。お前たち人間には天狗と言われている。何も取って食おうというわけではない、そう怯えるな。

(相手の姿を見なくとも、声を聞けば自分の姿に怯えているとすぐに分かる。変に錯乱されても面倒なだけなので、相手の方に振り返って目を合わせてから出来るだけ丁寧に名乗り、自分の正体を明かす。面と向かって見てみれば、体も少し細い。心労が絶えぬのか、そうなったのには様々な理由があるのだろうかと想像してみる。

どちらにせよ、相手が自分に恐怖の感情を抱いているのは間違いない。変に言葉を交わしたところで拗れるだけであろうし、何よりその場に留まっているだけでは何も始まらないので、立ち上がって「薬湯でもだしてやる。少し待っていろ」とその場を離れようとして)

(/はい、こちらこそ、よろしくお願いいたします…!展開についての相談がありましたら是非とも呼び出してくださいませ…!特に連絡等なければ此方は蹴っていただいても構いませんので!)



18:  [×]
ID:4d7b09425 2023-05-25 20:29:34

…天狗っ……

(なるべく痛みがないように手で体重を支えながら身体を起こしていて。
背中の羽、そして振り向いた目と視線が合えば暗くてもわかる翠色の綺麗な瞳に目が離せなくなり。
妖、天狗だというその人物にゾクッと恐怖に身体が強張り、本当にいるんだ…と感じながら同時に自分は喰われてしまうのかと怯えて。
立ち上がるのを見ただけで身体を震わせて、こちらに来るのかと思って警戒をしていたが薬湯を持ってくるという言葉に驚いてはどこかへ行こうとする彼の後ろ姿に少し慌てながら)

私をっ…、助けてくださったんですか……?

________

ありがとうございます??
何か相談したい時は声をかけさせていただきますねっ
よろしくお願いします!

19: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-05-25 21:50:09


助けた…単なる気まぐれだ。そう重く考えることはない。

(物の言い方から考えてみても、女子はまだ事態への理解が追いついていない様子。とは言え、これで正直に答えて彼女から恩義でも感じられようものならば厄介なことになる。自分は飽くまで天狗、妖である。俗世から解脱した存在であるが故に、必要以上に人と関わるのも憚られる。助けたとは言わず、出来る限り彼女の気持ちを軽くするような言葉で答えて。

長く置いておくと面倒なことになると想像し、そのまま離れの小屋まで歩いて行こうとすれば、女子に再び視線を向けて、小屋に向かう前に前に一つだけ言葉を投げかけ)

質問はそれだけか?なら、薬湯を飲んだ後に元の場所に帰るといい。



20:  [×]
ID:4d7b09425 2023-05-25 22:12:05

っ…、すみません…ありがとうございます…

(妖が気まぐれで人間を助けてくれるものなのだろうか?と疑問が頭に浮かぶものの、元の場所にと言われると言葉を失ってしまい。
再び視線が合ったものの、彼の言葉に突き放されているような気がしてしまうとそれ以上は何も言えず、わずかに視線を落とせば少し小さくなった声でお礼を言うとすでに自分はどこに帰ればいいのだろうかという感情で頭が一杯になってしまいながらもうそれ以上は何も言わず)

21: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-05-25 22:56:45


…ああ。

(妙に歯切れの悪い女子の言葉が気になって思わず足を止めるが、今は自分に出来ることをするだけだと思い返せばそのまま小屋に入っていき。
棚から保存しておいた生薬を使用して煮たり潰したりという工程を経て簡単に薬湯を作れば、それをすぐに飲めるくらいの温かさにしてから湯呑みに入れて盆に置き、それを持って小屋から出てきて)

これならば、すぐにとはいかずとも何れ良くなる。溢さないように注意しろ。

(女子に盆を差し出せば、自分は山の見回りを始めようと面を懐から取り出し。元よりこのお節介は女子が目を覚ますまでと決めていたわけで、最早自分の管轄ではない。そう思っていたのだが、彼女の様子を見ていれば初めて相手を見た頃のように、何故か放っておけないという気持ちが湧いてきて、無意識に話しかけており)

お前は…何故、あそこで倒れていたんだ。



22:  [×]
ID:4d7b09425 2023-05-25 23:20:56

……薬…?

(部屋に1人残されると小さく下唇を噛み込み上げてきそうな涙をグッと耐えて。帰る場所なんてないのに…と思っていたがふと痛む足に違和感を感じて視線を向ければ裸足で走ったせいでできたであろう傷に塗られているものに気が付いて。思わず呟いてしまいながら、それを塗ってくれたのが誰なのかはすぐに想像ができて。)

ありがとうございます…、いただきます。

(そして戻ってきた彼がお盆を差し出してくると不安げに近くに来た彼を見てしまい、烏のような黒い髪や翼と綺麗な瞳に美しさすら感じてしまいつつ恐る恐る受け取って。
温かい湯呑みを両手で持てば薬湯と言っていたが良い香りが花を通り、普通なら妖の出すものなんて口にする人間はいないだろうが、傷に薬を塗ってくれたり助けてくれたりと優しさのようなものを感じるとお礼を言ってからそっと湯呑みに口をつけて)

……それは…、働いていたお屋敷から…逃げてきたんです…
夢中になってて…気が付いたら森の中で…

(問い掛けが耳に入るとゆっくり湯呑みから口を離して、話していいものか悩み視線を落とすも、湯呑みの中をじっと見つめながらゆっくり口を開くと話し始めて。
しかし逃げ出した理由、若旦那にされた事は思い出すのも嫌で口にできず)

23: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-05-26 18:22:51


…つまり、行くあてがないんだな。

(その同じから少し離れたところに座り、少しずつ事のあらましを話していく様を見れば、余程苦悩していたのだろうとすぐに想像する。わざわざ森に逃げてくるということは住み込みで働いていたのだろうが、なぜ逃げてきたのかは話さないあたり、身の毛もよだつ思いをしたのだろうと察せば、そこから分かることをたった一言でつぶやき。

逃げるにしても、友人などに匿ってもらうこともできたはず。彼女は恐らく孤独な身であったのだろう。一人では生きていけないのは人間の厭なところだと独りごちるのもほどほどに、彼女に対してある提案をすることにして)

お前が落ち着くまで、この場にいても構わないぞ。俺はこれから森の見回りに行くが、帰ってきた時にお前が居ようが居まいが、どちらでもいいのでな。



24:  [×]
ID:4d7b09425 2023-05-26 20:50:28

え……、どうして…?

(相手は妖なのに、どうして正直に話してしまったのか…なぜかわからないが前の屋敷にいた時より心が落ち着くような気がしてしまい。
そして彼が居ても構わないと言ってくれれば驚いて目を丸くし、自分を助けてくれただけでも信じがたいのに、落ち着くまで居ていいなんて優しい言葉をかけられると戸惑わずには居られなくて。
じっと彼を見つめながら妖は人間を襲うものだと思っていたのに寧ろここまでしてくれるなんてと思うと問いかけてしまい

25: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-05-27 19:36:21


…気まぐれだと言っただろう、他に言うことは何もない。

(相手の問いを聞いて静かに立ち上がれば、縁側で一本歯下駄を履き外に出て、相手の方は見ずにそう背中で語り。そのまま木々の奥へと進んで行こうとしたが、まだ相手は動揺している。下手に置いて行けば面倒なことになるかもしれないと考えれば、もう少しだけ話し相手になってやろうと再び縁側に座り、そのまま背中を向けた状態で更に話し始めて)

人に害を与える天狗がいないとは言わない。妖は傍迷惑な奴の集まりだからな。だが、俺は違う。信じろとは言わないが、少なくともお前に害を与えるつもりはない。



26:  [×]
ID:4d7b09425 2023-05-28 01:05:10

………優しい天狗様なんですね。
傷薬も、薬湯も、助けてくれたのもありがとうございます。

(彼の一つ一つの動作をじっと見つめてしまい、見回りとやらに行ってしまうのだろうかと思ったが縁側に腰を下ろしたのを見ると少し驚いて。
しかし彼の言葉に少しの間黙れば誰かにこんなに優しくしてもらったのはいつぶりだろうかと思えるもので、彼の背中を見ていると怖い人には見えないと思えばもう行くあてもなくどうなってもおかしくない身なのを考えると彼への警戒心は無くなっていき
何より自分にしてくれたことを思うと優しいと感じればお礼の気持ちを伝えて)

28: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-05-28 13:55:57


ふん…他人への感謝より、まずは自分の事を第一に考えるべきだと思うがな。

(人に感謝の気持ちなどを伝えられたのはかなり昔に数回だけ経験したが、それも片手で数えられるくらいのこと。それからは前提として人と関わった事がなく、これからもそうだと思っていた。一瞬の気まぐれでこの数百年の間に意識していた立場が崩れそうになっているということを考えても、何故かこの女子にはそう言った事で危機感を煽るといった気配がない。妖よりも不思議な人間もいるものだと感心するが、それより先に、相手は自分の立場を自覚する必要がある。

これから女子が天寿を全うするまで置いておくのも自分にとっては一つの手だ。一度関わった以上はそれに真剣に向き合う必要がある、その覚悟はできている。しかし、相手は人間社会に戻るか、これから妖と過ごしていくかの選択が与えられているのだ。これは一朝一夕の時間で簡単に決められることではないはず。その意味も含めて、彼女に未だ背を向けたまま問いかけて)

お前はこれからどうする。このまま此処で過ごすのか?それとも、再び俗世に戻るのか。俺が決めることではない。自分で選べ。



29:  [×]
ID:4d7b09425 2023-05-28 16:36:16

……どうしたらいいか…私もわかりません。
もうお屋敷には戻れないし…、他に行くあてもないし。
ここに居ていいものなのかも…

(自分の事を考えるべきという指摘に本当にそうだ…と思うと視線を落として。
彼の問いかけにまだ逃げ出してきたばかり、信じ難いが妖に助けられたばかりの状況では何もわからず心の整理もつかないため困惑したようにゆっくりと、素直に浮かんでいる気持ちを口にして。)

……私がもしここに居たら…、迷惑ではないですか?

(視線を上げて彼の背中を見つけて、妖と暮らすなんて普通の人間ならあり得ないと言われてしまいそうだが自分にはもう頼るものがなく、ただ彼の迷惑にはならないのだろうかと心配になり問いかけて)

30: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-05-28 21:09:03


…手当てをして、薬湯を出して、ここまでしておいて今更何を拒むことがある?…俺は構わん、好きにしろ。

(変に気を遣っている様子の女子に対し、多少言葉に棘はあるものの彼女を拒絶することはせず、それでいて過剰に彼女の選択には干渉しないように自分の立場からの意見を述べる。最後の言葉を話す時は一度だけ振り返って相手の目を見つめながら言っており、それもまた「自分で決めろ」とでも言うかのような力強さを持っていて。

それだけ話せば再び背を向けて立ち上がり、先ほど取り出した仮面を慣れた手つきで着けて今度はそのまま歩き始める。森の向こう側に消えていく前に、相手に選択のきっかけを与えてやろうと話しかけてから森の奥に歩いて行き)

もし此処に残るのならば俺に着いてこい。俗世で生きるのであれば此処を去れ。そこに草履がある、好きに使え。



31:  [×]
ID:4d7b09425 2023-05-28 21:26:49

…………

(振り返り自分がいる事を構わないと言ってくれる彼と目が合うと心が温かくなるような気がして。
こんなことが現実にあるのだろうか、夢でも見ているのだろうかと困惑しながら、自分はどうしたらいいのかを考えてはまた視線を落として暫く黙ってしまい。)

……!

しかし最後の言葉に顔を上げると暗い森の中に消えていきそうな彼の姿が目に入り、"行かないでっ…"という気持ちが無意識に込み上げてくれば慌てて布団を出て立ち上がるとまだ少し動かしにくい足で急ぎ足で縁側に出れば言われた草履を見つけると焦りながら履けば彼の背中を追うようにまだ身体が少し痛むのを感じつつ追いかけながら必死に)

待ってっ…待ってください…!!

32: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-05-29 01:00:21


……一度妖に関われば、簡単には俗世に戻れないぞ。それで良いんだな。

(背後から聞こえる急ぎ早な足音、そして自分に向けて掛けられる必死そうな声。例え女子が焦っているだけの可能性もあれど、ついてきたのは紛れもない事実であり、それを感じ取れば歩みを止めて相手が追いついてくるのを待ち。最後の警告と言わんばかりに声を低くして問いかける。

ここまで来てしまえば自分も退くことの出来ないところまで来てしまっている。こうして世話を焼いてしまった以上、中途半端なところで見捨てるというのは道理に反すると言うものだ。となれば、今の自分にできることは彼女にできる限り道を示してやることだと考えて)

今はまだ身体が痛むだろうが、それが治ればしっかりと働いてもらう。自分にできることを考えてやってみるといい。それが自分だけではできないのなら俺に伝えろ、ある程度は手を貸そう。



33:  [×]
ID:4d7b09425 2023-05-29 11:53:49

………もう私には…、何もないので……

(立ち止まってくれて追いつけば仮面をした彼の顔を見上げて。
人間の世界に戻れなくなるという言葉に視線を落とせば、もはや生きている意味があるのかもわからないという気持ちになりながら小さな声で答えて。

そして体調がよくなったら働けという言葉に"ここでも同じか…"とまた日々働かされる、今度は妖に仕えるのかとやはり自分なんて…と心が重くなるも、最後にできないことは手を貸すという言葉に目を丸くさせて。
そんな事初めて言われたと思いながら視線をあげて再び彼を見ると)

お掃除とか…お料理とか裁縫なら…
…寂照様に…必要なものかはわかりませんが……
精一杯、この恩をお返しします。

(彼は今まで会ってきた人と違う、もちろん人間ではないのだが。と感じたのは彼の優しさで。
自分のできる事を伝え、彼の名前を恐る恐る口にしながら妖には不要なものだろうかと少し不安になりつつゆっくりと深く頭を下げれば助けてくれた恩を返していくと話し)

34: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-05-29 20:36:47


良かれ悪かれ、生きていればいずれ何かが起こる。お前がどのような人生を送ってきたのか知らない故、勝手なことは言えないが…そう悲観するな。

(無責任な台詞とは分かっているが、このまま悲嘆に暮れている様子を見せられると此方まで憂鬱になる。俗世は苦界、気疲れなどは既に足りている、悩み相談でも無しにこれ以上暗い言葉を聞くのは御免だ。なるべく無責任なことは言わぬよう、出来るだけ冷たくならないように励ましの言葉をかけて。

女子が丁寧に頭を下げている様子を見れば、その言葉にも多少なりの重みを感じる。何方にせよ、見回りは行わねばならない。今は隣に彼女がいるので一人の時よりはゆっくりと歩き始めるが、彼女はどうにも自分に対して変に恩義を感じているらしい。気まぐれに感謝などしなくても良いというのに、何とも真面目な人間だ。そう思いながら、彼女に向けてまた提案をすることにして)

そう畏まらなくて良い…俺は今から見回りを行うが、お前はどうする?足が痛むなら無理に来いとは言わん。あそこにいれば普通の人間と会うことは滅多にないし、休むには適しているからな。


35:  [×]
ID:4d7b09425 2023-05-29 20:47:46

……見回りは、毎晩されているのですか?

(励ましのような言葉をかけてくれる彼を見れば不思議な方だと感じて、それでもまた新しい生活が始まる、その気配はなそうだがもし万が一喰われそうになったならそれを受け入れるか逃げるかはその時に考えようと心に決めて。

見回りに付いてくるかという問いかけに眉尻を下げれば少し悩み、どんな事をするのかどんな場所を回るのか気にはなるが…と思いながら問いかけてみて)

36: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-05-29 21:39:42


ああ、毎晩行っている。人目に付かぬように、麓のあたりまでだがな…とは言え、殆どの部分は神通力で見通せるが、それに頼り切りなのも良いとは言えない…詰まるところ、散歩がてら行っているだけだ。

(女子からの問いかけにすらすらと答えていけば、神通力などの単語で無意識に自分が妖であるということを示すかのようになっており。ここまで説明はしたが、歩く距離は中々だ。自分は体力のある方だと自負しているし、何より慣れているが、今の相手には見回りのお供は少し苦しいかもしれない。彼女の警戒心を少しでも解くために、散歩などの身近な単語を使ってそこまで重要なものではないと暗に示して)



37:  [×]
ID:4d7b09425 2023-05-29 22:26:30

では…、明日の夜ご一緒してもいいですか…?
今夜は、…少し休みます。

(見回りと言っていて毎晩と聞くと、他に妖がいたりするのだろうかと少し不安になったが、すぐに散歩だと聞くと少しだけ気が軽くなって安心し。
今1人になるのも心細いが、わがままは言えない。今夜は色々あり過ぎたと思うと途中で疲れて迷惑をかけても嫌だしと思えば明日一緒にと見上げながら問いかけて)

38: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-05-29 23:36:52


お前が望むならそうすればいい。俺も今日は早く帰るとしよう。何かあれば大声を出せ、すぐに駆けつける。

(此方に許可を求めてくる相手に「何もかも許可を求めなければいけないのか、息苦しい奴だ」と思うが、それは言葉にせず、相手の意思を尊重するような言葉を掛ければ、そのまま相手が庵に戻るまでその場で立ち止まって見届けることにして。

それにしても、夜が明けた後、これからの生活をどうするかなどの考え事が増えることになりそうだ。食生活も人間に合わせる必要があるし、今日は見回りついでに山菜などを採取しておくのも良いかもしれないと、微かに漏れる月明かりを眺めて物思いに耽っており)



39:  [×]
ID:4d7b09425 2023-05-29 23:46:21

ありがとうございます…。
…結と申します、よろしくお願いします。

(大声を出したら駆けつけてくれるという言葉が胸に残ると、口調や雰囲気は冷たく感じるのに言葉や行動には優しさがある人だと感じて。
お礼を言い、お屋敷に戻ろうと振り返ろうとするがふと自分が名乗っていなかった事を思い出すと再び彼の方を向いて名前を伝えれば頭を下げて。
そして"失礼します"と最後に一言言えば背中を向けて、彼を追ってきた道を戻るように歩き出して)


40: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-05-30 00:35:44


…ああ、よろしく頼む。

(名乗り上げられれば、ここまで話しておいて名前を聞かなかった自分も中々に抜けていると思いつつも彼女に礼を返し、相手が庵に向けて歩き出したのを見れば、こちらも振り返って森の奥へと歩いていき。

山菜を摘んだりしながら暫く歩いてからというもの、短い間に様々なことがあったと気を揉んでしまう。最後に人と関わって数百年、自分が今のように烏天狗として意識を持ち、人を遠ざけて生きるようになってからこんなことになるのは初めてだ。所詮は人の命、数百数千として生きれよう自分にとっては瞬きする間に過ぎるような一瞬のことだろうが、これもまた一つの転機なのかもしれないと思う自分がいて)



41:  [×]
ID:4d7b09425 2023-05-30 07:41:14

……。

(もといた部屋に戻ると布団の中に入り、まだ重怠い身体を横にすればゆっくり大きく息を吐いて。
妖と生活するなんて、自分はどうなってしまうのだろう。一体自分が何をしたんだとなかなか報われない人生に悲しくなれば静かに涙を流しながらもやはり疲れていてすぐに眠りについていき)

42: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-05-31 19:31:59


…このくらいで良いだろう。早く帰ると伝えたしな。

(天狗の縄張りである以上、そんじょそこらの並の妖は住み着くことがない。後は極稀に来る族等の動向を見張るくらいなのだが、今日はこれと言って注意すべきこともなさそうだ。山菜も片手で抱えられる量くらいには取れたので、来た道を引き返して足早に庵まで帰ってきて。

明日の朝の仕込みをする前に様子を見ておこうと女子を寝かせていた部屋まで来てみれば、中からは微かに寝息が聞こえてきて。しっかりと寝ているのだと確認すれば、明日の朝食の仕込みをしようと小屋の方へ歩いて行く。取ってきた山菜の土を落としたりすれば、こう言ったものはどう調理するのだったかと記憶を掘り出して、まずは醤油などを出さなければと小屋の中で朝になるまで動き回っており)



43: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-05-31 19:32:46


(/少し返信に時間がかかってしまいました、申し訳ありません…!)



44:  [×]
ID:4d7b09425 2023-05-31 20:51:19

…ん……
夢じゃ、なかったんだ…

(疲れ切っていたのかぐっすりと眠ってしまい、まだ外が明るくなり始めた頃だったがもう何年も朝早くから起きて働いていたため寧ろいつもより起きるのは遅く。
ゆっくりと身体を起こせば見慣れない部屋、薬湯が入っていた湯呑みを布団の横に見つけると小さな声で呟いて。
そしてゆっくりと身体を動かせばまだ少し重くて痛みがあるものの立ち上がると襖を開けて、縁側に出ればそこから見える樹々などの景色に視線を向けて)

__________

全然大丈夫ですよ!
ありがとうございますっ

45: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-06-01 21:48:10


…起きていたのか。飯は食えるか?もしかすれば買うかと思ってな、一応は用意しておいた…とはいえ、粥と山菜しかないが。

(料理などを行ったのはいつぶりか、かなり梃子摺りはしたが、人間が食べるようなものに合わせることができた気はしており。米は稀に自分のことを山神か何かと勘違いした僧などが勝手に置いていくものを使ったが、今の彼女にはできるだけ楽に食べられるもののほうがいいだろうと粥にし、山菜も灰汁を取って多少醤油などで味付けはしたが、いかんせん上手くできたかは分からない。そもそも彼女が食事を取る気分かも分かっていない今、わざわざここまでする必要はなかったかと思案しており。

小屋から出てみれば既に世は明けており、相手も起きているだろうかと庵に戻れば、縁側で景色を眺める相手を見つけて。まだ現状を飲み込めていないかもしれないと思いつつ、これまでと変わらぬ平坦な調子で背後から相手に声をかけて)



46:  [×]
ID:4d7b09425 2023-06-01 23:38:31

っ…、おはようございます。
……お粥…、ぜひいただきたいです。

(山奥にこんなお屋敷があるなんてと思いながら景色を見ていたが、不意に声をかけられると驚いて小さくビクッと肩を震わせてしまい。
振り返れば、明るい場所で姿を見たのは初めてなため少し怪しさもありつつ何より綺麗なお顔の人だなと思うと同時に彼の背中の翼が目に入ると妖なのも夢じゃないんだ、と思いつつ挨拶をして。
まさか彼が寝ていないとは予想もしないまま食事はという質問にあまり食欲がないのが本音だが断るのは失礼だと思い)

寂照様が、作ってくれたんですか…?

47: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-06-03 21:11:54


そうか、なら持ってこよう。少し待っていろ……ああ、そうだ。とは言え、こう言ったものを作るのはかなり久しぶりだからな。期待はしない方がいい。

(女子が振り向いた際の態度を見ていると、やはりまだ怯えのようなものが残っている様子。とはいえ、逃げ出そうとしないあたり、本当にこの場で過ごしていくと決めたようにも見えて。

飯を食う気分ではないかもしれないと思いながら声をかけたが、相手は乗り気ではなさそうでも食べると言った。折角の材料を無駄にせずに済みそうなのは良いことだが、それにしても上手くできているかについては自信がない。その事もあり、女子の問いかけには正直に自分の思っていることを答え、そのまま振り返って小屋に粥と山菜の和物などを取りに行こうとして)



48:  [×]
ID:4d7b09425 2023-06-03 22:46:19

……ご一緒しても?
調理場を教えていただきたいです。

(妖が料理を…?と少し信じられない気持ちだが自分のために作ってくれたのかと思うと胸の奥が少し温かくなるようで。
持ってくるという彼が向こうを向いてしまえば少しでも早くこのお屋敷の事を知って働かなくてはと思っているため彼の後ろに行くとついていっても良いかと問い掛けて)

49: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-06-04 21:30:26


そうか、なら着いてくるといい。

(女子の問いにそっけなく答えると、そのまま一瞥する事もせずに屋敷の中を歩き始める。態度こそ冷たさがあるが、まだ体に痛みが残っているであろう相手を気遣ってか普段よりはゆっくりと歩いていて。

暫く歩けば米を煮詰めた匂いが近くまで漂ってきて、調理場のすぐそこまで来ていると感じ取れるようになってくる。実際に調理場に入ってみると、かまどやまな板がおけるスペースなど、一通り料理はできるようになっており)

まだ俺が人と関わっていた頃、俺を仙人と言って敬った変わり者が何人か居てな。余計な世話を焼くなと言ったが、奴らは聞かなかった……とは言え、もう何十、何百と前の話だがな。



50:  [×]
ID:4d7b09425 2023-06-04 21:37:56

……今は、人と関わらないのですか?

(彼の後ろを静かに歩きながら通り様に屋敷の様子を見回して。
そして"いい匂い…"と鼻に入る香りに思った直後厨房につけば人間の屋敷の変わらない作りに少し驚きつつ彼の話に仙人なんて言われていたなら本当に優しい人なのではと思い、しかしそれがかなり前のことだと聞けば彼は何年生きているのだろうかと気になりつつ今はこのお屋敷に1人のように見えた為問いかけてみて)

51: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-06-04 23:13:17


ああ……あの頃はまだ分かっていなかった。俺は本来は人間だったとされる天狗ではない、ただの妖だ。もとより人間と関わるべきではなかった。

(石釜に近づいて蓋を開け、粥を器に入れて盆におき、山菜の漬け物等も同じ盆におけば、箸なども置いてから盆を女子に手渡そうと持って腕を伸ばし。自身の過去について詳しく話すことはせず、ただ後悔の念が残っているかのようにそう話を切り上げようとすれば、相手に盆を差し出して受け取られるのを待ち)



52:  [×]
ID:4d7b09425 2023-06-05 18:41:20

………。

(彼の言葉に胸がきゅっと苦しくなるような気がして。
差し出されたお盆とお粥やお漬物を見てから今の話をした彼の表情を伺うようにチラッと視線を向けて。
ここに居てもいいと言ってくれたが、やはり迷惑をかけるだろうか、嫌な思いをしているだろうかと不安になってしまい。
でも今は目の前の優しさを受け取ろうと思うと再び視線を下げれば)

…とても美味しそう、ありがとうございます。

(と言ってから両手でお盆を受け取ると彼を見ては恐る恐る小さく微笑んで)

53: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-06-05 22:52:19


味は分からんがな……好きなところで食え、気に入った部屋があればそこをお前の部屋にすればいい。どうせ空間を持て余しているのでな。

(選ぶ言葉や内容こそ過去に対する仄暗さを思い起こさせるが、それを話す声は平坦な調子で、表情も殆ど動かさずにいて。意識してそうしているわけではないが、長年孤独に過ごしてきたことで表情筋のようなものが凝り固まってしまったのだろう。

女子が盆を受け取れば、来た道を指さして相手に好きなようにすればいいと促して。一応は風呂などの手入れもしているが、何せ距離感が掴めていないこともあり、基本的な行動は彼女の自由にさせてやろうと考えており)



54:  [×]
ID:4d7b09425 2023-06-05 23:28:16

…では、最初の部屋で食べさせていただきますね。
寂照様は、人の食事はお口に合いませんか?

(彼の表情では何もわからない、悲しんでいるのか、恨んでいるの、自分を助けた事を後悔しているのかも…。
ただ目の前の温かそうなお粥やお漬物は彼が作ったもので、さっきまで食欲がなかったのにいい匂いで少し空腹感も感じてきて。

部屋は最初に自分を寝かせてもらった場所を使うと話し、歩き出そうと少し足を動かしかけたがそれを止めるとこれから働く上で彼は人間と同じものを食べるのだろうか、先程から作ったものに自信がなさそうに話す様子が普段から食べているとは感じられず確認のために聞いてみて)

55: 鞍馬 寂照 [×]
ID:6b7747f34 2023-06-07 22:38:28


ああ。好きにしろ……口に合わない、と言うことはないだろう。食う必要がなかったからな、自分の好み何もわかっていない。

(彼女が自分の部屋を決めたことにそう短く答えると、作った物が無駄にならないよう自分にも盆などを用意し、彼女と同じくらいの量を用意すれば、自分も適当なところで食べようかと少し思考を巡らせる。

そうこうしているうちに相手から話しかけられたが、それは長い間あまり考えてこなかったこと。妖である以上、特に何もせずとも生きていくことはできる。なのにわざわざ食事を取ろうとするのは時間の無駄だと考えていたため、人の食事が自分にも合うのかすらも今では把握していないことに気がついてしまう。考えてみれば、はるか昔に他の天狗から「酒すら飲まないのか」と怪訝な目で見られたこともあった。そのこともあり、彼女の話には出来る限り正直に答えて)



56:  [×]
ID:4d7b09425 2023-06-07 23:02:26

……ではお作りするのは迷惑にはならないですか?

(彼も料理を取るのを見れば食べないわけではないことがわかり、しかし食に対する欲がなさそうな言葉に少し悩めばこのお屋敷での仕事の一つに食事の用意を想定していた為作るのは必要なのか不要なのかわからず。でも何か好きなものが見つかれば楽しめるのではなんて思うと問いかけて。
そして同時に、彼はどこで食べるのだろうか…と疑問に思うと少し緊張しながら)

あと…、やっぱりご一緒しても…いいですか…?

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